「アトラクション」を編集中
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− | '''アトラクション'''/''Attraction''は、[[アーティファクト・タイプ]] | + | '''アトラクション'''/''Attraction''は、[[アーティファクト・タイプ]]の1つ。関連する用語である「開く」、「観覧」、「賞品」、「アトラクション・デッキ」、「廃材置き場」についても当項で解説する。 |
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
− | |カード名= | + | |カード名=Pick-a-Beeble / ビーブルすくい |
|タイプ=アーティファクト — アトラクション(Attraction) | |タイプ=アーティファクト — アトラクション(Attraction) | ||
− | |カードテキスト=観覧 ― 1個の6面体サイコロを振る。これの上にその出目に等しい個数の幸運(luck)カウンターを置き、宝物(Treasure)・トークン1個を生成する。その後、これの上に6個以上の幸運カウンターがあるなら、賞品獲得!<br | + | |カードテキスト=観覧 ― 1個の6面体サイコロを振る。これの上にその出目に等しい個数の幸運(luck)カウンターを置き、宝物(Treasure)・トークン1個を生成する。その後、これの上に6個以上の幸運カウンターがあるなら、賞品獲得!<br>賞品 ― 宝物・トークン2つを生成し、これを生け贄に捧げ、アトラクション1つを開く。 |
|PT=(2・3・6) / (2・4・6) / (2・5・6) / (3・4・6) / (3・5・6) / (4・5・6) | |PT=(2・3・6) / (2・4・6) / (2・5・6) / (3・4・6) / (3・5・6) / (4・5・6) | ||
|背景=legal | |背景=legal | ||
}} | }} | ||
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
− | |カード名= | + | |カード名=Deadbeat Attendant / 死拍の従者 |
|コスト= (1)(黒) | |コスト= (1)(黒) | ||
|タイプ=クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 従業員(Employee) | |タイプ=クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 従業員(Employee) | ||
|カードテキスト=死拍の従者が戦場に出たとき、アトラクション(Attraction)1つを開く。(あなたのアトラクション・デッキの一番上にあるカード1枚を戦場に出す。) | |カードテキスト=死拍の従者が戦場に出たとき、アトラクション(Attraction)1つを開く。(あなたのアトラクション・デッキの一番上にあるカード1枚を戦場に出す。) | ||
|PT=1/1 | |PT=1/1 | ||
+ | |Gathererid=580649 | ||
|背景=legal | |背景=legal | ||
}} | }} | ||
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==解説== | ==解説== | ||
[[Unfinity]]で初登場した[[アーティファクト・タイプ]]。テーマパークの乗り物やゲームなどを表現している。 | [[Unfinity]]で初登場した[[アーティファクト・タイプ]]。テーマパークの乗り物やゲームなどを表現している。 | ||
− | + | [[裏面]]が通常の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のものではなくアストロリウムになっており、[[デッキ]]に入れることができない。[[キーワード処理]]でアトラクションを「開く」ことで専用のアトラクション・デッキから戦場に出せる。また、戦場から追放領域以外への領域へ移動する場合、代わりに「廃材置き場」へ送られる。 | |
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+ | アトラクションを[[コントロール]]している場合、[[戦闘前メイン・フェイズ]]の開始時に[[6面ダイス]]を1個振り、出目と同じ数字が点灯しているアトラクションすべての「観覧」能力が[[誘発]]する。 | ||
アトラクションの中には観覧時にミニゲームを行うものもあり、クリアすることで「賞品」を得られる。[[Unfinity]]現在、賞品にはいずれも自身を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]新たなアトラクションを開く効果が備わっている。 | アトラクションの中には観覧時にミニゲームを行うものもあり、クリアすることで「賞品」を得られる。[[Unfinity]]現在、賞品にはいずれも自身を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]新たなアトラクションを開く効果が備わっている。 | ||
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*[[Unfinity]]で登場したアトラクションには、[[名前]]や[[コレクター番号]]が同じでも点灯した数字や[[ルール・テキスト]]の異なる変種が存在している。いずれの変種も1の目が消灯しており、6の目が点灯している。 | *[[Unfinity]]で登場したアトラクションには、[[名前]]や[[コレクター番号]]が同じでも点灯した数字や[[ルール・テキスト]]の異なる変種が存在している。いずれの変種も1の目が消灯しており、6の目が点灯している。 | ||
**[[フレイバー・テキスト]]も変種ごとに異なる内容となっている。 | **[[フレイバー・テキスト]]も変種ごとに異なる内容となっている。 | ||
− | **[[ | + | **同[[セット]]のアトラクションのうち、[[観覧車/Ferris Wheel]]のみ変種が存在しない。 |
− | + | **総合ルールでは[[Gatherer]]で変種一覧が確認できるとされているが、[[2022年]]10月12日現在、[[Gatherer]]ではアトラクションの情報が一切記載されていない。 | |
− | * | + | *「アン」セット出身・専用の裏面を持ちデッキ外から呼び出されるアーティファクトという点など、[[Unstable]]の[[からくり]]との類似点が多い。 |
− | **からくりはいずれも[[ | + | **からくりはいずれも[[銀枠]]であったが、アトラクションはどんぐりシンボルがないもの([[トーナメント]]で使用可能なもの)も多く存在する。 |
*[[コモン]]かつどんぐりシンボルの無いアトラクションは8種類しか存在しないため、結果的に[[パウパー]]では使用できない。 | *[[コモン]]かつどんぐりシンボルの無いアトラクションは8種類しか存在しないため、結果的に[[パウパー]]では使用できない。 | ||
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==[[ルール]]== | ==[[ルール]]== | ||
+ | '''2022年10月12日現在、Unfinity対応の[[総合ルール]]・リリースノートが和訳されていないため、[https://magic.wizards.com/en/rules 英語版総合ルール]および[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-release-notes-2022-10-07 リリースノート]を基にして記述しております。''' | ||
===アトラクション・デッキ/Attraction deck=== | ===アトラクション・デッキ/Attraction deck=== | ||
*アトラクションの[[サブタイプ]]を持つ[[カード]]は[[デッキ]]に入れることができず、専用のアトラクション・デッキに入れることができる。 | *アトラクションの[[サブタイプ]]を持つ[[カード]]は[[デッキ]]に入れることができず、専用のアトラクション・デッキに入れることができる。 | ||
− | *アトラクション・デッキを使用する[[プレイヤー]]は[[ | + | *アトラクション・デッキを使用する[[プレイヤー]]は[[統率領域]]にアトラクション・デッキを置いて[[ゲーム]]を開始できる。ゲーム開始前にアトラクションデッキを[[切り直す]]。 |
*アトラクション・デッキを用いる場合、[[リミテッド]]ではその中に最低3枚以上のカードが含まれている必要があり、同じ[[名前]]のカードを何枚でも入れることができる。[[構築]][[フォーマット]]([[エターナル]]等を含む)では最低10枚以上のカードがアトラクション・デッキ内に含まれている必要があり、同じ名前のカードは1枚しか入れることができない。 | *アトラクション・デッキを用いる場合、[[リミテッド]]ではその中に最低3枚以上のカードが含まれている必要があり、同じ[[名前]]のカードを何枚でも入れることができる。[[構築]][[フォーマット]]([[エターナル]]等を含む)では最低10枚以上のカードがアトラクション・デッキ内に含まれている必要があり、同じ名前のカードは1枚しか入れることができない。 | ||
**[[ブースター・ドラフト]]では通常のカードと同様、アトラクション・カードも[[ドラフト]]する。 | **[[ブースター・ドラフト]]では通常のカードと同様、アトラクション・カードも[[ドラフト]]する。 | ||
**構築ではルール・テキストや点灯が異なっていても、同じ名前のアトラクションはいずれか1枚しか入れることができない。 | **構築ではルール・テキストや点灯が異なっていても、同じ名前のアトラクションはいずれか1枚しか入れることができない。 | ||
− | *アトラクション・デッキは[[デッキ]] | + | *アトラクション・デッキは[[デッキ]]ではない。通常のデッキの最大・最小枚数には含まれない。 |
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===アトラクションを開く/Open an Attraction=== | ===アトラクションを開く/Open an Attraction=== | ||
*カードが[[あなた]]に「アトラクションNつを開く」ことを指示しているならば、それは「アトラクション・デッキの一番上にあるカードN枚を表向きにして戦場に出す」ことを意味する。 | *カードが[[あなた]]に「アトラクションNつを開く」ことを指示しているならば、それは「アトラクション・デッキの一番上にあるカードN枚を表向きにして戦場に出す」ことを意味する。 | ||
− | *アトラクションを開くことで誘発する能力は、こうしてアトラクションが戦場に出たときに誘発する。何らかの理由によりアトラクションが戦場に出ることが妨げられたり、戦場に出る[[イベント]]が[[ | + | *アトラクションを開くことで誘発する能力は、こうしてアトラクションが戦場に出たときに誘発する。何らかの理由によりアトラクションが戦場に出ることが妨げられたり、戦場に出る[[イベント]]が[[置換]]された場合は誘発しない。 |
− | + | ||
===観覧/Visitと賞品/Prize=== | ===観覧/Visitと賞品/Prize=== | ||
− | *あなたがアトラクション1つ以上を[[コントロール]]しているならば、自身の[[戦闘前メイン・フェイズ]]の開始時に'''アトラクションを観覧するためサイコロを振る'''/''Rolling to visit your Attractions'' | + | *あなたがアトラクション1つ以上を[[コントロール]]しているならば、自身の[[戦闘前メイン・フェイズ]]の開始時に[[サイコロ|6面体サイコロ]]を1個振る。これを'''アトラクションを観覧するためサイコロを振る'''/''Rolling to visit your Attractions''と言う。 |
**戦闘前メイン・フェイズ開始時に行うこの動作は[[ターン起因処理]]であり、[[スタック]]を使用しない。 | **戦闘前メイン・フェイズ開始時に行うこの動作は[[ターン起因処理]]であり、[[スタック]]を使用しない。 | ||
**[[カード]]の[[効果]]により「アトラクションを観覧するためサイコロを振る」こともある。 | **[[カード]]の[[効果]]により「アトラクションを観覧するためサイコロを振る」こともある。 | ||
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*観覧能力には'''賞品獲得!'''/''claim the prize!''と表記されたものがある。その場合、条件を満たすことで次の段落に記された'''賞品'''/''Prize''を得ることができる。 | *観覧能力には'''賞品獲得!'''/''claim the prize!''と表記されたものがある。その場合、条件を満たすことで次の段落に記された'''賞品'''/''Prize''を得ることができる。 | ||
**賞品は分かりやすくするために段落が分けられているが、観覧能力の一部である。 | **賞品は分かりやすくするために段落が分けられているが、観覧能力の一部である。 | ||
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===廃材置き場/Junkyard=== | ===廃材置き場/Junkyard=== | ||
− | *裏面がアストロリウムであるカードが[[統率|統率領域]]・[[戦場]]・[[追放|追放領域]]以外の[[領域]] | + | *裏面がアストロリウムであるカードが[[統率|統率領域]]・[[戦場]]・[[追放|追放領域]]以外の[[領域]]に移動する場合、それは代わりに統率領域に表向きの一つの束として置かれる。この束を'''廃材置き場'''/''Junkyard''と呼ぶ。 |
**廃材置き場に置くことは[[置換効果]]である。この置換効果は1つの[[イベント]]に対し何度でも適用できる({{CR|614.5}}に対する例外)。 | **廃材置き場に置くことは[[置換効果]]である。この置換効果は1つの[[イベント]]に対し何度でも適用できる({{CR|614.5}}に対する例外)。 | ||
**アトラクションの[[コピー]]となった非アトラクションは廃材置き場に置かれることはない。裏面がアストロリウムではないからである。逆に、非アトラクションのコピーとなったアトラクションは規定の領域以外に移動しようとすると廃材置き場に置かれる。 | **アトラクションの[[コピー]]となった非アトラクションは廃材置き場に置かれることはない。裏面がアストロリウムではないからである。逆に、非アトラクションのコピーとなったアトラクションは規定の領域以外に移動しようとすると廃材置き場に置かれる。 | ||
*廃材置き場は'''独自の領域ではない'''。あくまで統率領域の一部である。廃材置き場にカードが移動しても、カードが墓地に置かれることで誘発する能力は誘発しない。墓地のカードを参照する[[効果]]で参照することもできない。 | *廃材置き場は'''独自の領域ではない'''。あくまで統率領域の一部である。廃材置き場にカードが移動しても、カードが墓地に置かれることで誘発する能力は誘発しない。墓地のカードを参照する[[効果]]で参照することもできない。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-release-notes-2022-10-07 Unfinity Release Notes]([[Daily MTG]] [[2022年]]10月7日) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-release-notes-2022-10-07 Unfinity Release Notes]([[Daily MTG]] [[2022年]]10月7日) | ||
*[[サブタイプ]] | *[[サブタイプ]] | ||
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*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
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