「青単トロン」を編集中

'''青単トロン''' (''Mono-Blue Urzatron'')は、日本発祥の[[ウルザランド]]による大量[[マナ]]を利用した[[青単コントロール]][[デッキ]]。

{{#card:Urza's Tower}}
{{#card:Condescend}}
{{#card:Mindslaver}}

[[緑]]系の[[ウルザトロン]]が[[土地]][[サーチ]]によって3種類のウルザランドを揃えるのに対し、こちらは[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]性を高めることで[[ゲーム]]を長引かせ、[[引く|ドロー]]や[[占術]][[呪文]]によって自然に揃うのを待つ。

基本的に[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]として動くため、緑系ウルザトロンとは違って[[歯と爪/Tooth and Nail]]のような大味な必殺技に頼らず、そのため動きにスキができにくい。[[青単色デッキ|青単]]なので、[[打ち消す|カウンター]]を最大限に活用できるのもポイント。

大量のマナは、[[忘却石/Oblivion Stone]]や[[威圧の杖/Staff of Domination]]などの[[重い]][[アーティファクト]]のために用いる。また、[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]や[[トリスケリオン/Triskelion]]を[[骸骨の破片/Skeleton Shard]]で回すものも見られる。

[[色マナ]]を出せる土地をあまり多く入れられないため、カウンターには[[色拘束]]の少ない[[マナ漏出/Mana Leak]]や[[卑下/Condescend]]が使われる。特に卑下は占術を持つため、前述のとおりウルザランドを集めるのにも貢献する。また、[[巻き直し/Rewind]]はウルザランドを[[アンタップ]]することにより、さらに使えるマナを増やすことが出来る。

[[フィニッシャー]]は他のデッキでも人気が高い[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]の他、これまた大量マナを活かせる[[メムナーク/Memnarch]]が使われる。

[[ミラディン・ブロック]]退場後は、大量マナを生かせる重アーティファクトを失い、消滅するかに見えたが、[[赤]]を[[タッチ]]し[[服部半蔵トロン]]として復活。その後もさらに発展した[[イゼットロン]]、[[時のらせん]]参入後には[[青白トロン]]など、歯と爪を失った後のウルザトロン系デッキはむしろ青系が主流となったが、それらの隆盛の先駆けとなったデッキと言えよう。

==サンプルレシピ==
*備考
**[[日本選手権05]] ベスト4 （[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome 参考]）
**使用者:[[大礒正嗣]]
**デザイン:[[森勝洋]]
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]（[[第９版]]、[[ミラディン・ブロック]]＋[[神河ブロック]]）

{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
|-
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
|-
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (8)
|3||[[消し去りの水神/Kaijin of the Vanishing Touch]]
|-
|3||[[トリスケリオン/Triskelion]]||2||[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]
|-
|2||[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]||3||[[選別の秤/Culling Scales]]
|-
|2||[[メムナーク/Memnarch]]||2||[[巻き直し/Rewind]]
|-
|1||[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]||2||[[すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All]]
|-
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (29)
|1||[[無効/Annul]]
|-
|3||[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]||1||[[接収/Acquire]]
|-
|4||[[血清の幻視/Serum Visions]]||1||[[双つ術/Twincast]]
|-
|4||[[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]||||
|-
|4||[[卑下/Condescend]]||||
|-
|3||[[マナ漏出/Mana Leak]]||||
|-
|2||[[無効/Annul]]||||
|-
|1||[[巻き直し/Rewind]]||||
|-
|2||[[残響する真実/Echoing Truth]]||||
|-
|2||[[忘却石/Oblivion Stone]]||||
|-
|2||[[精神隷属器/Mindslaver]]||||
|-
|1||[[接収/Acquire]]||||
|-
|1||[[ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles]]||||
|-
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23)
|||
|-
|11||[[島/Island]]||||
|-
|4||[[ウルザの塔/Urza's Tower]]||||
|-
|4||[[ウルザの鉱山/Urza's Mine]]||||
|-
|4||[[ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant]]||||
|}

==参考==
*[[パーミッション]]
*[[ウルザトロン]]
**[[服部半蔵トロン]]
**[[イゼットロン]]
**[[青白トロン]]
*[[デッキ集]]

[[Category:青単色デッキ|あおたんとろん]]
[[Category:コントロールデッキ|あおたんとろん]]
[[Category:青単コントロールデッキ|あおたんとろん]]
[[Category:ミラディン・ブロックを含むスタンダードデッキ|あおたんとろん]]
[[Category:神河ブロックを含むスタンダードデッキ|あおたんとろん]]
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-'''青単トロン''' (''Mono-Blue Urzatron'')は、[[ウルザランド]]による大量[[マナ]]を利用した[[青単コントロール]][[デッキ]]。
+'''青単トロン''' (''Mono-Blue Urzatron'')は、日本発祥の[[ウルザランド]]による大量[[マナ]]を利用した[[青単コントロール]][[デッキ]]。
-元は[[ミラディン・ブロック]]期の[[スタンダード]]において登場した、日本発祥のデッキ。後に[[モダン]]でも登場した。
-==概要==
 {{#card:Urza's Tower}}
 {{#card:Condescend}}
+{{#card:Mindslaver}}
 [[緑]]系の[[ウルザトロン]]が[[土地]][[サーチ]]によって3種類のウルザランドを揃えるのに対し、こちらは[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]性を高めることで[[ゲーム]]を長引かせ、[[引く|ドロー]]や[[占術]][[呪文]]によって自然に揃うのを待つ。
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 基本的に[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]として動くため、緑系ウルザトロンとは違って[[歯と爪/Tooth and Nail]]のような大味な必殺技に頼らず、そのため動きにスキができにくい。[[青単色デッキ|青単]]なので、[[打ち消す|カウンター]]を最大限に活用できるのもポイント。
-[[色マナ]]を出せる土地をあまり多く入れられないため、カウンターには[[色拘束]]の少ない[[マナ漏出/Mana Leak]]や[[卑下/Condescend]]が使われる。特に卑下は占術を持つため、前述のとおりウルザランドを集めるのにも貢献する。また、[[巻き直し/Rewind]]はウルザランドを[[アンタップ]]することにより、さらに使えるマナを増やすことができる。
+大量のマナは、[[忘却石/Oblivion Stone]]や[[威圧の杖/Staff of Domination]]などの[[重い]][[アーティファクト]]のために用いる。また、[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]や[[トリスケリオン/Triskelion]]を[[骸骨の破片/Skeleton Shard]]で回すものも見られる。
-==ミラディン・ブロック＋神河ブロック期==
+[[色マナ]]を出せる土地をあまり多く入れられないため、カウンターには[[色拘束]]の少ない[[マナ漏出/Mana Leak]]や[[卑下/Condescend]]が使われる。特に卑下は占術を持つため、前述のとおりウルザランドを集めるのにも貢献する。また、[[巻き直し/Rewind]]はウルザランドを[[アンタップ]]することにより、さらに使えるマナを増やすことが出来る。
-{{#card:Sensei's Divining Top}}
+[[フィニッシャー]]は他のデッキでも人気が高い[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]の他、これまた大量マナを活かせる[[メムナーク/Memnarch]]が使われる。
-{{#card:Memnarch}}
-大量の[[マナ]]は、[[忘却石/Oblivion Stone]]や[[威圧の杖/Staff of Domination]]などの[[重い]][[アーティファクト]]のために用いる。また、[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]や[[トリスケリオン/Triskelion]]を[[骸骨の破片/Skeleton Shard]]で回すものも見られる。
+[[ミラディン・ブロック]]退場後は、大量マナを生かせる重アーティファクトを失い、消滅するかに見えたが、[[赤]]を[[タッチ]]し[[服部半蔵トロン]]として復活。その後もさらに発展した[[イゼットロン]]、[[時のらせん]]参入後には[[青白トロン]]など、歯と爪を失った後のウルザトロン系デッキはむしろ青系が主流となったが、それらの隆盛の先駆けとなったデッキと言えよう。
-[[フィニッシャー]]は当時の人気が高かった[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]の他、これまた大量マナを活かせる[[メムナーク/Memnarch]]が使われる。
+==サンプルレシピ==
-[[ミラディン・ブロック]]退場後は、大量マナを生かせる重アーティファクトを失い、消滅するかに見えたが、[[赤]]を[[タッチ]]し[[服部半蔵トロン]]として復活。その後もさらに発展した[[イゼットロン]]、[[時のらせん]]参入後には[[青白トロン]]など、[[歯と爪/Tooth and Nail]]を失った後のウルザトロン系デッキはむしろ[[青]]系が主流となったが、それらの隆盛の先駆けとなったデッキと言えよう。
-===サンプルレシピ===
 *備考
 **[[日本選手権05]] ベスト4 （[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome 参考]）
-**使用者：[[大礒正嗣]]
+**使用者:[[大礒正嗣]]
-**デザイン：[[森勝洋]]
+**デザイン:[[森勝洋]]
 *[[フォーマット]]
 **[[スタンダード]]（[[第９版]]、[[ミラディン・ブロック]]＋[[神河ブロック]]）
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 |4||[[ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant]]||||
 |}
-==モダン==
-{{#card:Expedition Map}}
-{{#card:Wurmcoil Engine}}
-[[緑]]系トロンが[[森の占術/Sylvan Scrying]]や[[古きものの活性/Ancient Stirrings]]、[[探検の地図/Expedition Map]]によって高速で[[ウルザランド]]を揃えることを狙うのに対して、青トロンは[[スタンダード]]時代のものと同様に[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]として動いてじっくりとウルザランドを揃える。ただし、探検の地図はこちらでも採用される。
-===サンプルレシピ===
-*備考
-**[[グランプリボストン-ウースター14]] 第43位、初日全勝 （[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome 参考]）
-**使用者：[[Samuele Estratti]]
-*[[フォーマット]]
-**[[モダン]]（～[[基本セット2015]]）
-{{#MagicFactory:df311975}}
 ==参考==
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 [[Category:ミラディン・ブロックを含むスタンダードデッキ|あおたんとろん]]
 [[Category:神河ブロックを含むスタンダードデッキ|あおたんとろん]]
-[[Category:モダンデッキ|あおたんとろん]]