「軍団の戦略/Legion's Initiative」を編集中

{{#card:Legion's Initiative}}

[[ボロス軍/Boros Legion]]の[[神話レア]]は[[全体強化]][[エンチャント]]。[[霊の通り路/Ghostway]]に似た[[除去]]回避の[[起動型能力]]も備えている。

[[赤]]の[[クリーチャー]]には[[パワー]][[強化]]を、[[白]]のクリーチャーには[[タフネス]]強化を与える。[[構築]]で全体強化が必要になるのは攻撃的な数を並べるデッキなので、打点が上がる赤系の[[ウィニー]]と相性がいいだろう。もちろん[[赤白]]を含む[[多色]]や[[混成カード]]は両方の恩恵を受けられる。

後半の起動型能力は2[[マナ]]で[[全体除去]]も回避できる便利なもの。[[ウィニー]]は全体強化を生かすために大々的に[[展開]]していると、全体除去で総崩れになることも珍しくないが、この[[能力]]で守ることができる。ただし展開の早いデッキの多い白赤において常に2マナを構えることは大きな負担となりやすく、自軍を守るために展開が遅くなって相手のコントロールを許してしまっても本末転倒である。展開次第では全体除去のリスクを覚悟しつつも押し切るなど適性な選択をする必要がある。またこの色で全体除去への対策としては[[ボロスの魔除け/Boros Charm]]なども存在するので、求める役割に応じてうまく使い分けるといいだろう。

他にも[[アンタップ]]状態で戻ってくることを生かして擬似的な[[警戒]]持ちとして使う、[[CIP]]を使い回す、[[速攻]]を付与するといった能動的な手段として使い捨てることもできる。どれも計4マナ相当の効果とは言い難いが、場面によっては勝負を決める一手となりうるので、覚えておいて損はないだろう。

*[[常在型能力]]は赤か白のクリーチャーにしか影響しないが、後半の能力は全ての[[色]]のクリーチャーを追放できる。
*クリーチャーが帰ってくるタイミングが「[[戦闘開始ステップ|戦闘の開始時]]」と少々特殊。[[終了ステップ]]の開始時に戻ってくる類似カードに比べて、[[対戦相手]]の[[戦闘前メイン・フェイズ]]に[[起動]]しても[[ブロッカー]]不在の隙を晒すことがないが、戦闘前メイン・フェイズと[[戦闘後メイン・フェイズ]]の両方で除去を使われると回避しきれないというデメリットにもなり得る。

==参考==
*[[一時的に追放するカード]]
*[[カード個別評価：ドラゴンの迷路]] - [[神話レア]]