「血流の学部長、ヴァレンティン/Valentin, Dean of the Vein」を編集中

[[ウィザーブルーム大学/Witherbloom College]]の学部長2人の[[モードを持つ両面カード]]。[[第1面]]は[[対戦相手]]の[[クリーチャー]]の[[死亡]]を[[追放]]に置換し、[[邪魔者]][[トークン]]に変える[[伝説の]][[吸血鬼]]・[[邪術師]]。[[第2面]]は[[ライフ]]を得るたび[[あなた]]のクリーチャー全体を[[強化]]し[[トランプル]]を与える[[伝説の]][[人間]]・[[ドルイド]]。

両者間の[[シナジー]]もさることながら、ヴァレンティンは序盤の[[ウィニー]]クリーチャー兼[[脱出]]や死亡時[[ETB]][[能力]]持ちクリーチャーを無力化する[[システムクリーチャー]]としても機能する。リセッテは単体でこそ4/4の実質バニラにしかならないものの、[[漁る軟泥/Scavenging Ooze]]や[[グレートヘンジ/The Great Henge]]といった[[緑]]の定番カードと組み合わせるだけで驚異的な打撃力を生み出すダイナモとなる。それぞれのみを使用する[[デッキ]]であっても十分なカードパワーを発揮してくれることだろう。

*対戦相手のクリーチャーが「死亡した際の[[誘発型能力]]」を持っていた場合、置換効果によりそれは発生しなくなる。

*クリーチャーが死亡することを[[置換]]する[[効果]]が複数ある場合、その適用順を決めるのは影響を受ける[[オブジェクト]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているプレイヤーである。対戦相手のコントロールするクリーチャーが[[精霊表現者/Elemental Expressionist]]の効果を受けておりそれが死亡する場合、対戦相手が適用順を決めることができ、精霊表現者の効果を先に適用したらヴァレンティンの効果は適用されず邪魔者トークンは生成されない。

*「そうしたとき」以降は[[再帰誘発型能力]]である。[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]]のように置換効果が適用されたらすぐにトークンが生成されるわけではなく、クリーチャーを追放して次に[[優先権]]を得る際に[[誘発型能力]]が(２)を[[支払う|支払い]]トークンを生成する[[誘発型能力]]が[[スタック]]に置かれる。