「第５版」を編集中
提供：MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
| 最新版 | 編集中の文章 | ||
| 1行： | 1行： | ||
| − | '''第５版'''（英：''Fifth Edition''、略号：'''5E'''、'''5ED'''）は、5番目の[[基本セット]]。収録[[カード]]数は全449種類（[[基本土地]] | + | '''第５版'''（英：''Fifth Edition''、略号：'''5E'''、'''5ED'''）は、5番目の[[基本セット]]。収録[[カード]]数は全449種類（[[基本土地]]の絵違い含む）で、1997年3月に発売が開始された。 |
==概要== | ==概要== | ||
| − | [[第４版]]まで収録されていた[[アンティ]]に関する[[カード]] | + | 史上5番目の[[基本セット]]。 |
| + | |||
| + | [[第４版]]まで収録されていた[[アンティ]]に関する[[カード]]や[[セラの天使/Serra Angel]]などの（当時としては）強力なカードが多数除外されたが、[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]、[[ネクロポーテンス/Necropotence]]、[[悪疫/Pox]]などの人気カードが収録されており、今なお根強い人気を誇っている。[[ペインランド]]が初めて収録された基本セットでもある。 | ||
前基本セットの[[第４版]]と[[クロニクル]]の統合を意識したため、単一のカードセットとしては収録カード数が最も多い（全449種類）が、第４版とクロニクルの合計（全503種類）に比べれば少なくなっているため、[[スタンダード]]で使うことのできる基本セットのカードの総数は前[[環境]]よりも減少した。 | 前基本セットの[[第４版]]と[[クロニクル]]の統合を意識したため、単一のカードセットとしては収録カード数が最も多い（全449種類）が、第４版とクロニクルの合計（全503種類）に比べれば少なくなっているため、[[スタンダード]]で使うことのできる基本セットのカードの総数は前[[環境]]よりも減少した。 | ||
| − | その収録枚数の多さから、[[レア]]や[[アンコモン]]はおろか[[コモン]] | + | その収録枚数の多さから、[[レア]]や[[アンコモン]]はおろか[[コモン]]でさえ4枚揃えるのが難しかったといわれる。そのため、各種ペインランドや[[道化の帽子/Jester's Cap]]を集めるには、入れ替わるようにスタンダード[[落ちる|落ち]]して値下がりしていた[[アイスエイジ]]を箱買いする方が効率が良かった。 |
==ルールの変更== | ==ルールの変更== | ||
| − | 『第５版』の導入時（実際には直前の『[[ミラージュ]] | + | 『第５版』の導入時（実際には直前の『[[ミラージュ]]』導入時）に大規模なルール改正が行われ、現在まで使われているルールの基礎が完成した。「旧ルール」、「古いルール」といった場合、この時点のルールを指す場合が多い。具体的には以下のような変更が行われた。 |
| − | + | ||
| − | + | ||
*「[[マナ]]を出す[[能力]]」が[[マナ・ソース]]となり、他の能力や[[呪文]]に割り込まれなくなった。この能力は以前は[[インタラプト]]として扱われていた。 | *「[[マナ]]を出す[[能力]]」が[[マナ・ソース]]となり、他の能力や[[呪文]]に割り込まれなくなった。この能力は以前は[[インタラプト]]として扱われていた。 | ||
| 20行： | 20行： | ||
*[[起動型能力]]の表記が現在まで使われている「：（コロン）」を用いたものに統一された（ただし、この時点では[[追加コスト]]の表記にも「：」が用いられた）。 | *[[起動型能力]]の表記が現在まで使われている「：（コロン）」を用いたものに統一された（ただし、この時点では[[追加コスト]]の表記にも「：」が用いられた）。 | ||
| − | == | + | ==ゲームに無関係な部分の変更== |
| − | 第５版では、以前から存在した[[カード]] | + | 第５版では、以前から存在した[[カード]]のいくつかについて、[[絵|イラスト]]が根本的に描き直された。例えば[[ラッキーチャーム]]など、[[基本セット]]にしか存在しないカードのイラストが変更されたのは初めてのことである。 |
| − | 上記の事から数多くのカードに新規イラストが用意されたことと、新しい言語である中国語簡体字版の追加があるものの、いずれも[[黒枠]]ではなく[[白枠]] | + | 上記の事から数多くのカードに新規イラストが用意されたことと、新しい言語である中国語簡体字版の追加があるものの、いずれも[[黒枠]]ではなく[[白枠]]に統一されている。過去のポリシーを気にせず、「第５版は全て白枠」という決定がなされた。これは以後の基本セット全体に影響を及ばすかのように見えたが、基本セット内での[[プレミアム・カード]]の登場とロシア語での[[第９版]]黒枠化、そして[[第１０版]]以後の基本セットの黒枠化と、徐々に崩されていった。 |
また、[[フレイバー・テキスト]]の多くが差し替えられた。[[マジック：ザ・ギャザリング|マジック]]の小説やアメコミに由来するキャラクターが登場し、現実の古典文学からの引用も積極的に行われているのが特徴である。 | また、[[フレイバー・テキスト]]の多くが差し替えられた。[[マジック：ザ・ギャザリング|マジック]]の小説やアメコミに由来するキャラクターが登場し、現実の古典文学からの引用も積極的に行われているのが特徴である。 | ||
| 29行： | 29行： | ||
==エキスパンション・シンボル== | ==エキスパンション・シンボル== | ||
中国語簡体字版（北京語版）には[[エキスパンション・シンボル]]としてローマ数字の5（「Ⅴ」）が記されているが、他言語版には何も記されていない。これは中国語簡体字版の発売開始が他言語版に比べて遅かったため、試験的にエキスパンション・シンボルを採用したのだと考えられる。 | 中国語簡体字版（北京語版）には[[エキスパンション・シンボル]]としてローマ数字の5（「Ⅴ」）が記されているが、他言語版には何も記されていない。これは中国語簡体字版の発売開始が他言語版に比べて遅かったため、試験的にエキスパンション・シンボルを採用したのだと考えられる。 | ||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
==パッケージ== | ==パッケージ== | ||
| 44行： | 38行： | ||
*[[ワイルーリーの狼/Wyluli Wolf]] | *[[ワイルーリーの狼/Wyluli Wolf]] | ||
| − | == | + | ==参考== |
| + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/af159 Bordering on Lunacy]- [[WotC]] 白枠であることについて | ||
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/FifthEdition/ 第５版 カードリスト] - Wisdom Guild | *[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/FifthEdition/ 第５版 カードリスト] - Wisdom Guild | ||
| − | + | *[[カード個別評価：5版(5th)]] | |
| − | + | ||
| − | + | ||
| − | + | ||
| − | + | ||
| − | *[[カード個別評価：5版(5th)]] | + | |
*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] | ||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
| − | |||
