「穢れた療法/Tainted Remedy」を編集中

{{#card:Tainted Remedy}}

[[血糊の雨/Rain of Gore]]の[[リメイク]]。3[[マナ]]なので血糊の雨より遅いが、[[黒]][[単色]]になっている。

[[アグロ]][[デッキ]]にとっては致命的な、[[回復]]の多用を防ぐことができる。単に回復を禁止するだけでなく逆に[[ライフ]]を[[失う|失わせる]]ことができるため、強制的に回復する[[カード]]の使用自体を躊躇わせることにもつながる。ただし回復を得意とする[[白]]や[[緑]]は、[[エンチャント]]の[[除去]]が得意である点には注意。

==ルール==
*複数の[[置換効果]]が存在する場合、その影響を受ける[[プレイヤー]]（ライフを[[得る|得よう]]としていたプレイヤー）が置換効果の適用順を決める（{{CR|616.1}}）。
**[[あなた]]が穢れた療法、[[対戦相手]]が[[アルハマレットの書庫/Alhammarret's Archive]]を[[コントロール]]している状況で、対戦相手が3点のライフを得ようとしているとする。先にアルハマレットの書庫を適用した場合は、6点のライフを得ることに置換された後で穢れた療法が適用されるため、6点のライフを失うことになる。先に穢れた療法を適用した場合は、3点のライフを失うことになり、アルハマレットの書庫は適用されない。
**穢れた療法を複数コントロールしていても意味はない。いずれかの穢れた療法を適用すると、それ以外の穢れた療法の置換効果は適用できなくなるため。
*血糊の雨とは異なり、どのような要因によってライフを得るかは問わない。
**[[激励/Invigorate]]など、そのプレイヤー自身がコントロールしていない[[呪文]]や[[能力]]によってライフを得る際も置換効果が適用される。
**[[絆魂]]を持つ[[クリーチャー]]が[[戦闘ダメージ]]を[[与える]]ことでライフを得る際も置換効果が適用される。

==ストーリー==
このカードは、[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]が熱病に苦しむ兄の[[ジョス・ヴェス/Josu Vess]]に対して行った「治療」を描いている（{{Gatherer|id=400274}}）。

癒し手であったリリアナは薬や傷病の知識だけでなく、もっと直接的に生と死に関わる魔術に手を出していた。ジョスの唯一の治療薬となるイーシスの根/Esis rootを[[カリゴの皮魔女/Caligo Skin-Witch#ストーリー|皮魔女/Skin-witch]]に燃やし尽くされてしまった彼女は、[[鴉の男/Raven Man|謎の男]]に唆され、皮魔女から奪った生命を吹き込んでイーシスの根を蘇らせた――しかしその[[屍術師/Necromancer|屍術/Necromany]]に穢れた薬は、兄を癒すどころか[[ゾンビ#ストーリー|ゾンビ]]へと変えてしまった。

{{フレイバーテキスト|「これをお飲みください、お兄様。これで体が楽になるはずです。」|リリアナ・ヴェス}}

==参考==
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/my-favorite-flavor/tainted-remedy-2015-06-23 Tainted Remedy]（My Favorite Flavor [[2015年]]6月23日 [[Chas Andres]]著）
*[[カード個別評価：マジック・オリジン]] - [[レア]]
*[[カード個別評価：エクスプローラー・アンソロジー1]] - [[レア]]