「幻影の像/Phantasmal Image」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
1行: 1行:
 
{{#card:Phantasmal Image}}
 
{{#card:Phantasmal Image}}
  
[[クローン/Clone]]の亜種。2[[マナ]]と[[軽い]]が、[[コピー]]する際に[[イリュージョン]]の[[クリーチャー・タイプ]]だけでなく、[[呪文]]や[[能力]]の[[対象]]になったときに[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られる[[ペナルティ能力]]が追加されてしまう。
+
[[クローン/Clone]]の亜種。2[[マナ]]と[[軽い]]が、[[コピー]]する際に[[イリュージョン]]の[[クリーチャー・タイプ]]が追加され、[[呪文]]や[[能力]]の[[対象]]になったときに[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られてしまう。
  
戦力となるクリーチャーをコピーする場合、ペナルティ能力による脆さが痛いところ。軽さを活かし、[[187クリーチャー]]や生け贄に捧げる[[能力]]を持つクリーチャーなどをコピーして、使い捨てのつもりで使ってしまってもよいだろう。どうせ2マナと割り切って考えれば、そこそこの[[中堅クリーチャー]]に化けただけでもそれほど[[コスト・パフォーマンス]]的に損はしていない。
+
[[フィニッシャー]]級のクリーチャーをコピーする場合には[[ペナルティ能力]]による脆さが痛いところ。軽さを活かし、[[187クリーチャー]]や生け贄に捧げる[[能力]]を持つクリーチャーなどをコピーして、使い捨てのつもりで使ってしまってもよいだろう。どうせ2マナと割り切って考えれば、そこそこの[[中堅クリーチャー]]に化けただけでもそれほど[[コスト・パフォーマンス]]的に損はしていない。
  
最軽量クラスのクローンとして、[[スタンダード]]で頻繁に見かけるカード。[[基本セット2012]]で共に登場した幻影[[サイクル]]の仲間たちと共に[[イリュージョン (デッキ)|イリュージョン・デッキ]]を成立させたほか、[[青白コントロール]]では[[太陽のタイタン/Sun Titan]][[回収]]する[[ギミック]]と共に用いられる。また[[青]]を用いるタイプの[[出産の殻]]でも[[マナ・クリーチャー]]から[[サーチ]]できる2マナ枠としてよく採用される。より高い[[マナ総量]]を持つクリーチャーをコピーすれば、[[出産の殻/Birthing Pod]]から一気に[[ファッティ]]に繋げられるため相性が良い。ただしいずれの場合も、単体では役に立ちづらいことに加え、[[メタゲーム]]の有力位置に[[単体火力]]を擁する[[スライ/スタンダード/ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期|スライ]]が存在することから、枚数は1~2枚に抑えられることがほとんど。
+
[[スタンダード]]では、[[]]を用いるタイプの[[出産の殻]]においてよく採用されている。[[出産の殻/Birthing Pod]]で中盤以降に余った1[[マナ]][[マナ・クリーチャー]]を有効活用できる。また[[Caw-Blade]]でも、[[太陽のタイタン/Sun Titan]]とともにしばしば採用される。ただし、単体では役に立ちづらいことに加え、[[メタゲーム]]の有力位置に[[単体火力]]を擁する[[スライ#ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期|スライ]]が存在することから、枚数は1~2枚に抑えられることがほとんど。
 
+
[[ヴィンテージ]]や[[クラシック]]では[[サバイバル]]系のデッキで使用される。環境に強力な[[単体除去]]が多いことからデメリットが相対的に気にならず、[[追放]]除去に対してはメリットにもなりうる。汎用性の高い重要なオプションである。また、[[モダン]]や[[レガシー]]では[[ロード (俗称)|ロード]]を水増しできる利点を買われて[[マーフォーク (デッキ)|マーフォークデッキ]]や[[人間 (デッキ)|人間デッキ]]でもしばしば採用される。
+
  
 
==利用==
 
==利用==
この能力は[[対象]]を取らないので、[[被覆]][[呪禁]][[プロテクション]]などを持つクリーチャーをコピーできる。それをコピーした場合、デメリットを帳消しにできるため、[[フィニッシャー]]として活用する際にはそれを狙いたい。また[[死亡]]しやすくなる点と、天敵である[[追放]]系除去や[[バウンス]]などの[[擬似除去]]を食らっても(それらの[[効果]]より、[[ペナルティ能力]]の[[生け贄に捧げる|生け贄]]が先に[[解決]]されるため)[[墓地]]に行けるようになる点から、[[PIG]]能力持ちとも相性がよい。
+
[[伝説のクリーチャー]]をコピーすることで、[[対消滅]]させて除去することもできる。強力な伝説のクリーチャーが多い[[環境]]ならば、2[[マナ]]の[[除去]]として機能してくれる。[[大祖始/Progenitus]][[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]など、高い[[除去耐性]]を持つ伝説のクリーチャーを倒せるのは強みである。
  
イリュージョンのクリーチャー・タイプが残ることを活かし、[[非実在の王/Lord of the Unreal]]とセットで使うのも効果的。その際、非実在の王に化けてしまうのも有効。コピー元と違い自身も強化されるため、たった2マナで4/4の呪禁持ちになるうえ、他のイリュージョンであるクリーチャーも[[強化]]できる。あるいは、同じペナルティ能力を持つ[[幻影のドラゴン/Phantasmal Dragon]]に化けてしまえば、ペナルティ能力追加の意味がないので少しお得である。
+
[[被覆]][[呪禁]]を持つクリーチャーをコピーするとデメリットを無視できるので、フィニッシャーとするならばそこを狙いたい(幻影の像のコピー能力は対象を取らないので、被覆や呪禁を持つクリーチャーに化けることができる)。また[[PIG]]能力持ちとも相性がよく、[[死亡]]しやすくなって能力[[誘発]]の機会が増やせるうえ、天敵である[[追放]]系除去を食らっても(追放されるより先に、対象になったことで生け贄に捧げられるため)[[墓地]]に行けるようになる。
  
*[[基本セット2014]]の[[レジェンド・ルール]]改定より前は、[[伝説のクリーチャー]]を[[対消滅]]させる目的で使うこともできた。特に[[大祖始/Progenitus]]や[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]や[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]など、高い[[除去耐性]]を持つ強力な伝説のクリーチャーを倒せるのは強みであった。これらは[[クローン/Clone]]系統全般に共通の特徴/用途であるが、幻影の像は2マナと軽く、その場で対消滅するならデメリットも無意味となるため、特に有用性が高かった。
+
イリュージョンのクリーチャー・タイプが残ることを活かし、[[非実在の王/Lord of the Unreal]]とセットで使うと効果的。その際、非実在の王に化けてしまうのも有効。コピー元と違い自身も強化されるため、たった2マナで4/4の呪禁持ちになるうえ、他のイリュージョンであるクリーチャーも[[強化]]できる。あるいは、同じペナルティ能力を持つ[[幻影のドラゴン/Phantasmal Dragon]]に化けてしまえば、ペナルティ能力追加の意味がないので少しお得である。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
21行: 19行:
 
*コピーした場合、イリュージョンのクリーチャー・タイプと生け贄に捧げる能力は、[[コピー可能な値]]に追加される。したがってこれを他のカードがコピーした場合、その影響もコピーされる。
 
*コピーした場合、イリュージョンのクリーチャー・タイプと生け贄に捧げる能力は、[[コピー可能な値]]に追加される。したがってこれを他のカードがコピーした場合、その影響もコピーされる。
 
*[[クリーチャー化]]している非クリーチャー・[[パーマネント]]をコピーした場合、生け贄に捧げる能力は追加されるがイリュージョンの[[サブタイプ]]は追加されない。その後クリーチャー化してもイリュージョンではない。({{CR|205.3d}})
 
*[[クリーチャー化]]している非クリーチャー・[[パーマネント]]をコピーした場合、生け贄に捧げる能力は追加されるがイリュージョンの[[サブタイプ]]は追加されない。その後クリーチャー化してもイリュージョンではない。({{CR|205.3d}})
**この際、クリーチャーの[[パーマネント・タイプ]]を持っていなくても、呪文や能力の対象になったときに自身を生け贄に捧げる能力が誘発する。誘発の条件である「このクリーチャー」はクリーチャーではなくオブジェクト自身を指す。({{CR|700.7}})
+
 
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
===サイクル===
 
===サイクル===
27行: 25行:
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/limited-information/illusions-grandeur-2011-06-27 Illusions of Grandeur] (Limited Infomation 2011年6月27日 文:[[Steve Sadin]]
+
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/li/149 Illusions of Grandeur]([[WotC]]、文:[[Steve Sadin]])
 
*[[コピーカード]]
 
*[[コピーカード]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[レア]]
 
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)
QR Code.gif