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| {{#card:The Deck of Many Things}} | | {{#card:The Deck of Many Things}} |
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− | [[サイコロ]]の出目によって様々な[[アドバンテージ]]をもたらしてくれる[[伝説のアーティファクト]]。出目が高いほど劇的な[[効果]]を得られるが、[[手札]]に[[カード]]があるとその分だけ出目を減らされ、0以下では[[ペナルティ能力]]に転じてしまう。 | + | [[サイコロ]]の出目によって様々な[[アドバンテージ]]をもたらしてくれる[[伝説のアーティファクト]]。出目が高いほど劇的な[[効果]]を得られるが、[[手札]]枚数が出目を上回ると[[空虚自身/One with Nothing]]相当のきつい[[ペナルティ能力|ペナルティ]]を受けてしまう。 |
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− | ;出目0以下
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− | :[[空虚自身/One with Nothing]]。出目のテーブル表にはないが、手札の枚数が出目より大きい場合この結果になり得る。手札がたっぷりあったら大惨事だし、そうでなくても純粋に2[[マナ]]の[[テンポ]]損なので当然ながら避けたい結果。手札1枚につき5%ずつ確率が高まるので、[[予顕]]なども活用してなるべく少なめを保ちたい。
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| ;出目1-9 | | ;出目1-9 |
− | :[[あなた|自分]]の[[墓地]]から[[カード]]1枚を[[無作為に]][[回収]]する、[[化石の発見/Fossil Find]]相当の[[効果]]。墓地が空でない限りは[[カード・アドバンテージ]]を得られ、墓地の不要なカードを[[脱出]]などで掃除しておけばさらに有効活用できる。 | + | :[[あなた|自分]]の[[墓地]]から[[カード]]1枚を[[無作為に]][[回収]]。墓地が空でない限りは[[カード・アドバンテージ]]を得られ、墓地の不要なカードを[[脱出]]などで掃除しておけばさらに有効活用できる。 |
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| ;出目10-19 | | ;出目10-19 |
− | :カードを2枚[[引く]]。手札が極端に多くない限りは50%の確率でこの結果となる。設置5[[マナ]]・[[起動]]2マナで[[予言/Divination]]相当の[[効果]]が得られるのはランダムならではの高効率。 | + | :2[[引く|ドロー]]。設置5[[マナ]]・[[起動]]2マナで[[予言/Divination]]相当の[[効果]]が得られるのはランダムならではの高効率。 |
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| ;出目20 | | ;出目20 |
− | :[[対戦相手]]の墓地も選べる[[リアニメイト]]。ただし、この能力で蘇った[[クリーチャー]]は[[死亡]]するとき自身の[[オーナー]]を道連れにする。[[対象]]が自分のものか対戦相手のものかで性質が180度変わる効果で、対戦相手のクリーチャーを蘇らせた場合は[[勝利]]できるが、自分のクリーチャーを蘇らせる前提だと非常に危険。どちらにしても死亡以外の形で[[戦場]]から取り除ければ無害なため、オーナーは[[追放]][[除去]]や[[バウンス]]を活用すべきだろう。 | + | :クリティカルしたら[[対戦相手]]の[[墓地]]も選べる[[リアニメイト]]。ただし、この能力で蘇った[[クリーチャー]]は[[死亡]]するとき自身の[[オーナー]]を道連れにする。[[対象]]が自分のものか対戦相手のものかで性質が180度変わる効果で、基本的には対戦相手のクリーチャーを蘇らせる方がリスクが少ない。どちらにしても死亡以外の形で[[戦場]]から取り除ければ無害なため、オーナーは追放[[除去]]や[[バウンス]]を活用すべきだろう。 |
− | :*効果の一部として手札の枚数でサイコロの出目が補正されるので、出目にプラスの補正をかける効果などがない限り、20は手札が空でないと出せない。
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− | 手札を使い切りやすい[[アグロ]]系の[[デッキ]]では[[重い|重く]]、重さを克服しやすい[[コントロールデッキ|コントロール]]系のデッキでは出目0以下が怖いという、なかなか扱いの難しいカード。[[構築]]での出番は少ないかもしれないが、ゆっくりした展開になりやすい[[リミテッド]]では継続して[[アドバンテージ]]を得られるなかなかの強カードである。 | + | 手札を使い切りやすい[[アグロ]]系の[[デッキ]]では[[重い|重く]]、重さを克服しやすい[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系のデッキではペナルティが怖いという、なかなか扱いの難しいカード。[[予顕]]なども活用してなるべく少ない手札枚数を保ちたい。[[構築]]での出番は未知数だが、ゆっくりした展開になりやすい[[リミテッド]]では継続してアドバンテージを得られるなかなかの強カードである。 |
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− | *黒枠での数少ないデメリット効果のあるサイコロカード。[[アングルード]]で不評となり[[Unstable]]で排除された要素だが、フレイバーを優先しての採用かもしれない。
| + | ==[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]において== |
| + | 原作[[TRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」においては、'''デック・オヴ・メニー・シングズ'''/''The Deck of Many Things''は下級アーティファクト(定命の者ではまず作り出せないマジックアイテム)の一つ。外見は象牙や仔牛皮の紙で作られたカードの束で、入れ物からカードを1枚引くと引いた人物にカードの魔力が良かれ悪しかれ影響を及ぼす。カードの効果は奇想天外であり、[[宝物|財宝]]や[[ドロー|知識]]を得たり失ったり、またある時には[[クリーチャー|他者]]の好意を受けたり裏切られたり、はたまた問答無用で[[敗北|死ぬ]]事になったりする。 |
| + | *クラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズの『[[Wheel of Fortune]]』というアイテムから、版上げの際にこのアイテムへと差し替わったという経緯がある。とどのつまり、アメリカのゲームらしいパロディの一環だったわけである。 |
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− | ==[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]において==
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− | 原作[[TRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」においては、'''デック・オヴ・メニー・シングズ'''/''The Deck of Many Things''はマジックアイテムのひとつ。版によっては下級のアーティファクト(定命の者ではまず作り出せないマジックアイテム)として分類されるほど強力なアイテムとされる。外見は象牙や仔牛皮の紙で作られたカードの束({{Gatherer|id=530698}})で、入れ物からカードを1枚引くと引いた人物にカードの魔力が良かれ悪しかれ影響を及ぼす。カードの効果は奇想天外であり、[[宝物|財宝]]や[[ドロー|知識]]を得たり失ったり、またある時には[[クリーチャー|他者]]の好意を受けたり裏切られたり、はたまた問答無用で[[敗北|死ぬ]]事になったりする。
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− | *最初期のクラシック版の『[[Wheel of Fortune]]』というアイテムから、版上げの際にこのアイテムへと差し替わったという経緯がある。とどのつまり、アメリカのゲームらしいパロディの一環だったわけである。
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− | *このカードのプレビュー記事<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/deck-many-things-2021-07-01 The Deck of Many Things](Card Preview [[2021年]]7月1日 [[David McDarby]]著)</ref>では原作の各カードに[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のカードを当てはめて紹介している。原作になりきるデッキを作る際の参考にしてみるとよいだろう。
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− | ===登場===
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− | ====[[イラスト]]に登場(カード単体含む)====
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− | ;[[フォーゴトン・レルム探訪]]
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− | :[[悲運の逆転/Fates' Reversal]]<ref>[https://twitter.com/AlixBranwyn/status/1410328798071955456 @AlixBranwyn](Twitter 2021年7月1日)</ref>、[[予想外の授かり物/Unexpected Windfall]]、[[願い/Wish]]、[[エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum]]
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− | ====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
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− | ;フォーゴトン・レルム探訪
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− | :[[突然の洞察/Sudden Insight]]
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− | ==脚注==
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− | <references />
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[[敗北条件]]
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− | *[[リアニメイトカード]]
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| *[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[神話レア]] | | *[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[神話レア]] |
− | __NOTOC__
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