「シールド」を編集中

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{{情報ボックス/主な公式フォーマット}}
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{{情報ボックス/主な公式フォーマット}}'''シールド'''/''Sealed Deck''とは、未開封の[[ブースターパック]]をその場で開け、40枚以上の[[デッキ]]を[[構築]]する対戦形式。[[リミテッド]]に分類され、[[認定大会]]でも多く行われている。
'''シールド'''とは、
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*シールドとは「盾/Shield」ではなく「封をされた/Sealed」という意味である。
 
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#''Sealed Deck''。「シールドデッキ戦」。「封をされた」という意味。未開封の[[ブースターパック]]をその場で開け、40枚以上の[[デッキ]]を[[構築]]する対戦形式。[[リミテッド]]に分類され、[[認定大会]]でも多く行われている。本項で解説する。
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#''the "shield"''。「[[盾]]」「シールド({{CR|609.7b}})」。[[置換効果]]や[[軽減]]や[[再生]]のための概念。詳細はそれらのページを参照。
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==解説==
 
==解説==
 
ブースターパックから出てきた[[カード]]をそのままデッキ構築に用いるという性格上、すべての[[フォーマット]]の中でもっとも運の要素が大きい。
 
ブースターパックから出てきた[[カード]]をそのままデッキ構築に用いるという性格上、すべての[[フォーマット]]の中でもっとも運の要素が大きい。
  
各プレイヤーに同数同種の未開封のパック(基本は[[プレイ・ブースター]]、導入前のセットでは[[ドラフト・ブースター]][[トーナメントパック]])が配布され、これと[[基本土地]]を用いてデッキの構築を行う。詳細は[[#ルール]]を参照。
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各プレイヤーに同数同種の未開封のブースターパックが支給され、これを用いてデッキの構築を行う。
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[[平地/Plains]][[島/Island]][[沼/Swamp]][[山/Mountain]][[森/Forest]]は好きなだけ支給される。デッキに使用しないカードはすべて[[サイドボード]]となる。
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*多めに基本土地を確保しておき、苦手な[[色]]に当たった場合に[[デッキカラー]]を変える戦略もある。
  
*[[ルール適用度]]において競技レベル以上の場合、シールド戦では専用のデッキ登録用紙へ開封したカードすべてを記入する(この後、不正防止のために登録用紙とカードをランダムで別の参加者と交換する場合もある)。時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。
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[[ルール適用度]]において競技レベル以上の場合、シールド戦では専用のデッキ登録用紙へ開封したカードすべてを記入する(この後、不正防止のために登録用紙とカードをランダムで別の参加者と交換する場合もある)。時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。
  
==ルール==
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==用いるパックについて==
===用いるパックについて===
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シールドについては[[イベント規定]]によって明記されているが、用いる[[カード・セット]]とパック数についてはイベント主催者に一任されている。但し、推奨されているのは最新カード・セットの6パックを用いたものであり[[公認大会|公認]]・[[プレミアイベント|公式]]大会もそれに倣う事がほとんどである。
シールドデッキの構成については[[イベント規定]]によって明記され、「7.2 リミテッドのイベントでのカードの使用」において2022年時点では'''個人戦は[[プレイ・ブースター]](または[[ドラフト・ブースター]])6パック'''の使用が推奨されている<ref>[https://media.wizards.com/ContentResources/WPN/MTG_MTR_2024_Mar11.pdf MAGIC : THE GATHERING ® TOURNAMENT RULES Effective March 11, 2024(pdf)]</ref>。実際にシールドイベントを行う際の[[カード・セット]]とパック数についてはイベント主催者に一任されているが、最新カードセットのドラフト・ブースター6パック構成で行われることがほとんどであり、[[公認大会]]・[[プレミアイベント]]も同様に開催されてきている。
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====過去のセットに関する備考====
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===過去のセットに関する備考===
*現在の[[ドラフト・ブースター]]と同一の仕様を持った[[エルドレインの王権]]以前のブースターパック製品は「ドラフト・ブースター」という製品名を持たないが、イベント規定ではドラフト・ブースターとして扱う。
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*小型[[エキスパンション]]を使用する場合、「大型エキスパンション×2、小型エキスパンション×4」の構成で行うのが主流である。
 
*小型[[エキスパンション]]を使用する場合、「大型エキスパンション×2、小型エキスパンション×4」の構成で行うのが主流である。
 
*[[タルキール覇王譚ブロック]]以前の1[[ブロック (総称)|ブロック]]3エキスパンションの頃は、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンションA×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンションA×2+小型エキスパンションB×2」で行われるのが主流であった。
 
*[[タルキール覇王譚ブロック]]以前の1[[ブロック (総称)|ブロック]]3エキスパンションの頃は、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンションA×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンションA×2+小型エキスパンションB×2」で行われるのが主流であった。
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**当時のスターターデッキには基本土地が各4~5枚しか封入されていなかった。2色デッキにするには追加支給分の5枚を足しても対応する色の基本土地が足りず、やむなく[[タッチ]]で3色目を入れる事が多かった。
 
**当時のスターターデッキには基本土地が各4~5枚しか封入されていなかった。2色デッキにするには追加支給分の5枚を足しても対応する色の基本土地が足りず、やむなく[[タッチ]]で3色目を入れる事が多かった。
 
**トーナメントパックに変更後は基本土地が各6枚封入されるようになり、追加支給分の5枚を足せば17枚まで満たせるため2色で組みやすくなっている。
 
**トーナメントパックに変更後は基本土地が各6枚封入されるようになり、追加支給分の5枚を足せば17枚まで満たせるため2色で組みやすくなっている。
**[[Magic Online]]でも、開始当初は基本土地の支給は一切なかった。そのため、タッチではない3色が基本だった。
 
 
===デッキ構築のルール===
 
[[デッキ]]構築ルール、および使用カードに関するルールは[[リミテッド#リミテッドでの構築ルール]]、[[リミテッド#リミテッドで使用できるカード]]を参照。
 
  
 
==デッキ構築の定石==
 
==デッキ構築の定石==
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===除去カードは重要===
 
===除去カードは重要===
クリーチャーとの戦闘がメインであるため[[除去]]は必須とされる。ただし、[[垂直落下/Plummet]]といった状況が限定されるカードは[[サイドボード]]にしまっておくのが無難である。
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クリーチャーとの戦闘がメインであるため[[除去]]は必須とされる。ただし、[[垂直落下/Plummet]]といった除去が限定されるカードは[[サイドボード]]にしまっておくのが無難である。
  
 
もし、除去が足りない場合は[[精神腐敗/Mind Rot]]といった[[手札破壊]]や[[本質の散乱/Essence Scatter]]といった[[打ち消す|カウンター]]で代用するとよい。
 
もし、除去が足りない場合は[[精神腐敗/Mind Rot]]といった[[手札破壊]]や[[本質の散乱/Essence Scatter]]といった[[打ち消す|カウンター]]で代用するとよい。
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ただし、カードプールが貧弱だった場合、3色目を[[タッチ]]する程度にとどめ、[[不屈の自然/Rampant Growth]]などといった[[土地]][[サーチ]]や[[マナフィルター]]を活用するとよい。
 
ただし、カードプールが貧弱だった場合、3色目を[[タッチ]]する程度にとどめ、[[不屈の自然/Rampant Growth]]などといった[[土地]][[サーチ]]や[[マナフィルター]]を活用するとよい。
  
また、多色推奨環境([[インベイジョン]]や[[アラーラの断片]]や[[タルキール覇王譚]]など)の場合は3色が基準になり、4色や5色になることも珍しくない。特に、[[運命再編]]や[[ラヴニカのギルド]]など、[[変則的な稀少度]]の採用によって[[2色土地]]が容易に入手できる[[カード・セット]]を用いる場合は顕著。
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また、多色推奨環境([[インベイジョン]]や[[アラーラの断片]]や[[タルキール覇王譚]]など)の場合は3色が基準になり、4色や5色になることも珍しくない。特に、[[運命再編]]や[[ラヴニカのギルド]]など、[[変則的な稀少度]]の採用によって[[2色地形]]が容易に入手できる[[カード・セット]]を用いる場合は顕著。
  
 
===土地の枚数===
 
===土地の枚数===
一般的には土地17枚、呪文23枚が適正とされる。土地サーチや[[マナ・アーティファクト]]を増やす場合はある程度土地を減らしてもよいが、1:1のレートで減らすと[[事故]]が起こりやすくなるので注意。例えば、[[初期手札]]が土地4枚と土地2枚+[[マナリス/Manalith]]2枚なら後者の方が事故に繋がりやすいため起こりにくくしたい。
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一般的には土地17枚、呪文23枚が適正とされる。
  
上記はあくまで一般論であり、デッキの構成次第では[[構築]]同様に土地の枚数を増減してもよいだろう。例えば、5マナ以上を多めに使って[[重い|重く]]なってたり、[[パンプアップ]]など後半に余った分のマナを使えるカードが何枚か入っているなら土地18枚でも構わない。
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ただし、5マナ以上を多めに使って[[重い|重く]]なってたり、[[パンプアップ]]など後半に余った分のマナを使えるカードが何枚か入っているなら土地18枚でも構わない。上記の土地サーチやマナフィルターは土地1枚分として数える。
  
*減らす例としては、[[ラヴニカ・ブロック]]では、[[印鑑]]などの[[マナ基盤]](特に[[バウンスランド]])が豊富だったため、[[カードプール]]によっては土地14~16枚でも充分に機能する場合があった。
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===先手を取るか、後手を取るか===
 
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===[[先攻]]を取るか、[[後攻]]を取るか===
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カード・セットにもよるが、現在の基準では[[構築]]同様、[[先攻]]を取るのが無難である。
 
カード・セットにもよるが、現在の基準では[[構築]]同様、[[先攻]]を取るのが無難である。
  
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===双頭巨人戦シールド===
 
===双頭巨人戦シールド===
 
[[双頭巨人戦]]のシールドは、ブースターパック8つで2人分のデッキを作って行う。ただし[[バトルボンド]]の双頭巨人戦シールドに限り、ブースターパックを8つではなく6つの使用が推奨されている。
 
[[双頭巨人戦]]のシールドは、ブースターパック8つで2人分のデッキを作って行う。ただし[[バトルボンド]]の双頭巨人戦シールドに限り、ブースターパックを8つではなく6つの使用が推奨されている。
 
===Jumpstart===
 
シールド戦に特化して作られた特殊セットの[[Jumpstart]]シリーズ、あるいは[[ジャンプスタート・ブースター]]を2パック使うシールド。1パック内に基本土地も含めちょうど20枚入っており、2パックを合わせてすぐに対戦が可能。
 
 
==脚注==
 
===出典===
 
<references />
 
  
 
==関連リンク==
 
==関連リンク==

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