フィン/Fynn
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フィン/Fynnはカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイムの牙持ち、フィン/Fynn, the Fangbearerが初出。
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解説
カルドハイム/Kaldheimのブレタガルド/Bretagardの人間氏族の一つ、カナー/The Kannahの指導者。男性。白く長い髭を持ち、斧と盾を手にしている(イラスト)。
フィンは星界の大蛇コーマ/Komaに傷を負わせることに成功した史上唯一の人間として名高く、そのことから蛇狩りのフィン/Fynn the Snakehunterと呼ばれる。フィンがコーマを刺した際、大蛇の有毒な血が彼にかかり、肉体に吸収された――だがそれは彼の命を奪う代わりに、彼の血を同じ有毒なものへと変えた。今や、フィンに一撃を与えることに成功した敵がいたとしても、その肉体自身が腐食性の報復を行う。フィンの物語は到底あり得ないように思えるかもしれないが、彼はその大蛇の一枚の鱗から作られた盾を誇らしげに持ち歩いている。
経歴
風は何処へ吹いている/Know Which Way the Wind Is Blowing
フィンは幻視を見た。蛇の悪臭の中、三重星が瞬いて消える――つまり、どの領界/Realmにも入ることのできないはずのコーマが、シュタルンハイム/Starnheimを襲うというものだ。彼は、普段は対立している領界路探し/The Omenseekersと話し合うため、中立地帯ジャットモー/Jutmawを訪れた。だが石背のオラフト/Orhaft Stonebackとの協議中、カナーに同行していたニコ・アリス/Niko Arisが船へと駆け込んできた。長広間で宴の席を囲んでいたカナーと領界路探しがビルギ/Birgiという名の女性に煽動され、乱闘騒ぎに陥ってしまったというのだ。ニコは知らなかったが、ビルギは神だった。
騒ぎが収まった後、ニコは領界路探しの船に乗った。自らシュタルンハイムへと向かい、コーマの危険を警告するためだ。フィンは何も言わなかったが、船を押すのを手伝い、ニコの決断を尊重することを示した。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 1/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その1(Feature 2021年1月8日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
- Know Which Way the Wind Is Blowing/サイドストーリー第1話:風は何処へ吹いている(Magic Story 2021年1月8日 Setsu Uzumé著)
- The Legends of Kaldheim/カルドハイムの伝説たち(Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)