アタルカ/Atarka

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===古の、新たなタルキール/A New Tarkir of Old===
 
===古の、新たなタルキール/A New Tarkir of Old===
[[ウギンのきずな/Ugin's Nexus#ストーリー|きずな/The Nexus]]に現れた扉をくぐり、1280年前のタルキールの地に降り立った[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]は、龍の嵐/Dragon tempestsから生まれ出た龍たちに心を奪われていた。しかし、そのとき空に舞い上がった強大な龍、アタルカと比べれば、生まれたばかりの彼らは矮小な存在に過ぎなかった。群れの支配を巡って争っていた龍たちはぴたりと戦いをやめ、アタルカに付き従った。
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[[ウギンのきずな/Ugin's Nexus#ストーリー|きずな/The Nexus]]に現れた扉をくぐり、1280年前のタルキールの地に降り立った[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]は、[[龍の大嵐/Dragon Tempest#ストーリー|龍の大嵐/Dragon tempests]]から生まれ出た龍たちに心を奪われていた。しかし、そのとき空に舞い上がった強大な龍、アタルカと比べれば、生まれたばかりの彼らは矮小な存在に過ぎなかった。群れの支配を巡って争っていた龍たちはぴたりと戦いをやめ、アタルカに付き従った。
  
 
アタルカたちはティムールの宿営地を襲撃した。彼女たちの力は圧倒的であったが、ティムールの[[カン/Khan]]、[[ヤソヴァ/Yasova]]が2体の龍を殺すと、アタルカは龍火のブレスを吐いてヤソヴァを撤退させ、その隙に残りの龍を率いて夜の闇へと消えた。
 
アタルカたちはティムールの宿営地を襲撃した。彼女たちの力は圧倒的であったが、ティムールの[[カン/Khan]]、[[ヤソヴァ/Yasova]]が2体の龍を殺すと、アタルカは龍火のブレスを吐いてヤソヴァを撤退させ、その隙に残りの龍を率いて夜の闇へと消えた。
  
 
===カンの落日/Khanfall===
 
===カンの落日/Khanfall===
サルカンが[[ウギン/Ugin]]の命を助けてから数年後、龍の嵐は激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれていた。[[氏族/Clan]]と龍のパワーバランスは崩れた。
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サルカンが[[ウギン/Ugin]]の命を助けてから数年後、龍の大嵐は激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれていた。[[氏族/Clan]]と龍のパワーバランスは崩れた。
  
 
この事態を受け開催された5氏族のカンによる頂上会談から帰還したヤソヴァは、ある決断をした。彼女は倒したばかりの1頭の[[カード名百科事典#マンモス|マンモス]]をそりに乗せ、アヤゴル/Ayagorと呼ばれる峡谷――アタルカの巣へと向かった。巣に降り立ったアタルカは眼前の奇妙な光景をしばし眺めた後、龍火を吐いてそりを牽いていた[[クルショク/Krushok]]ごとマンモスの肉を焼き、それらを貪り食った。ヤソヴァは杖を置き、アタルカの前に進み出て言った。私たちはもう龍と戦うつもりはない、私たちを生かせば更なる貢物を捧げようと。アタルカは首を傾げ、咆哮を上げると食事を再開した。
 
この事態を受け開催された5氏族のカンによる頂上会談から帰還したヤソヴァは、ある決断をした。彼女は倒したばかりの1頭の[[カード名百科事典#マンモス|マンモス]]をそりに乗せ、アヤゴル/Ayagorと呼ばれる峡谷――アタルカの巣へと向かった。巣に降り立ったアタルカは眼前の奇妙な光景をしばし眺めた後、龍火を吐いてそりを牽いていた[[クルショク/Krushok]]ごとマンモスの肉を焼き、それらを貪り食った。ヤソヴァは杖を置き、アタルカの前に進み出て言った。私たちはもう龍と戦うつもりはない、私たちを生かせば更なる貢物を捧げようと。アタルカは首を傾げ、咆哮を上げると食事を再開した。

2015年3月5日 (木) 10:52時点における版

アタルカ/Atarkaタルキール覇王譚ブロックのキャラクター。カードとしては運命再編世界を溶かすもの、アタルカ/Atarka, World Renderが初出。

目次

解説

タルキール/Tarkirの5つの龍種のうちの1つを統べるティムール境/The Temur Frontierが称える龍の「獰猛/Savagery」の相を体現する存在であり、彼らが唯一崇める龍である。雌(イラスト)。

雪に覆われたカル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountainsでの狩りを好むアタルカと彼女の種は、同じ地に居住するティムールと対立している。彼女たちは空に咆哮を轟かせ、巨大な龍火/Dragonfireの柱で破壊をもたらす。彼女たちは飢えを満たすべくタルキール中を飛び回っており、その猛攻撃に抗える者はほとんど存在しない。

彼女の種は枝分かれした角を持つ(イラスト)。特にアタルカの角は大きく発達し、ヘラジカのような形になっている。

経歴

古の、新たなタルキール/A New Tarkir of Old

きずな/The Nexusに現れた扉をくぐり、1280年前のタルキールの地に降り立ったサルカン・ヴォル/Sarkhan Volは、龍の大嵐/Dragon tempestsから生まれ出た龍たちに心を奪われていた。しかし、そのとき空に舞い上がった強大な龍、アタルカと比べれば、生まれたばかりの彼らは矮小な存在に過ぎなかった。群れの支配を巡って争っていた龍たちはぴたりと戦いをやめ、アタルカに付き従った。

アタルカたちはティムールの宿営地を襲撃した。彼女たちの力は圧倒的であったが、ティムールのカン/Khanヤソヴァ/Yasovaが2体の龍を殺すと、アタルカは龍火のブレスを吐いてヤソヴァを撤退させ、その隙に残りの龍を率いて夜の闇へと消えた。

カンの落日/Khanfall

サルカンがウギン/Uginの命を助けてから数年後、龍の大嵐は激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれていた。氏族/Clanと龍のパワーバランスは崩れた。

この事態を受け開催された5氏族のカンによる頂上会談から帰還したヤソヴァは、ある決断をした。彼女は倒したばかりの1頭のマンモスをそりに乗せ、アヤゴル/Ayagorと呼ばれる峡谷――アタルカの巣へと向かった。巣に降り立ったアタルカは眼前の奇妙な光景をしばし眺めた後、龍火を吐いてそりを牽いていたクルショク/Krushokごとマンモスの肉を焼き、それらを貪り食った。ヤソヴァは杖を置き、アタルカの前に進み出て言った。私たちはもう龍と戦うつもりはない、私たちを生かせば更なる貢物を捧げようと。アタルカは首を傾げ、咆哮を上げると食事を再開した。

これを繰り返せば彼らがもはや敵ではないということをアタルカが理解してくれるようになるのか、そして群れの龍に彼らを襲わないよう言ってくれるのか、いずれも定かではなかった。確かなのは、今までのやり方では氏族は生き残れないということだけだった。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

運命再編
破壊するドラゴン/Destructor Dragon

イラストに登場

運命再編
龍火浴びせ/Bathe in Dragonfire開拓地の包囲/Frontier Siege弱者狩り/Hunt the Weak

登場作品・登場記事

参考

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