コーマ/Koma
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星界の怪物の中でも最初に生まれた、最も古い存在である。その真の大きさは知られていない――コーマは自身をいくつもの小さな断片に分割でき、それぞれが[[カルドハイム/Kaldheim#世界観|世界樹/The World Tree]]の周囲を独立して動き回っているからだ。 | 星界の怪物の中でも最初に生まれた、最も古い存在である。その真の大きさは知られていない――コーマは自身をいくつもの小さな断片に分割でき、それぞれが[[カルドハイム/Kaldheim#世界観|世界樹/The World Tree]]の周囲を独立して動き回っているからだ。 |
2021年1月28日 (木) 07:05時点における版
コーマ/Komaはカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイムの星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpentが初出。
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解説
カルドハイム/Kaldheimの星界の怪物/Cosmos monstersの一体で、巨大な蛇。雄(イラスト)。二つ名は星界の大蛇/The Cosmos Serpent。
星界の怪物の中でも最初に生まれた、最も古い存在である。その真の大きさは知られていない――コーマは自身をいくつもの小さな断片に分割でき、それぞれが世界樹/The World Treeの周囲を独立して動き回っているからだ。
コーマは古き神々アイニール/The Einir、およびその子孫であるエルフ/Elfの崇拝対象である。エルフはその崇敬を外見に反映させている――蛇の鱗のように編んだ髪から、織物のデザイン、本物の蛇の皮の使用に至るまで。タイヴァー・ケル/Tyvar Kellの刺青も、コーマを模したものである。
星界の怪物のほとんどは、どの領界/Realmへも自由に侵入することができる。だが新たな神々スコーティ/The Skotiがアイニールを打ち倒した際、彼らはアイニールが崇拝していたコーマがどの領界へ入ることも禁じた。もしかしたらスコーティは、コーマがスケムファー/Skemfarに入り、投獄されたアイニールを解放することを危惧したのかもしれない。あるいはこの大蛇がいつか、どの領界にも収容できないほどの大きさに成長することを恐れたのかもしれない。いずれにせよ、コーマへの崇拝を続けるエルフは、その追放が世界樹に危害を加えると信じている。コーマは領界の外では落ち着くことができず、その興奮が世界樹を不安定にし、ドゥームスカール/Doomskarの増加という危険な事態の原因になっていると。この大蛇が領界を自由にうろつけるようにならないかぎり、世界樹は確実に枯れるだろう――そしてそれとともにすべての領界が滅びるだろう――エルフはそう信じている。
登場
登場カード
カード名に登場
フレイバー・テキストに登場
- カルドハイム
- 古牙の信奉者/Elderfang Disciple(偉大なる大蛇として)、大蛇の餌/Feed the Serpent(大蛇として)、コーマの信者/Koma's Faithful(偉大なる大蛇として)、牙持ち、フィン/Fynn, the Fangbearer、ヤスペラの歩哨/Jaspera Sentinel(星界の大蛇として)、森林の地割れ/Woodland Chasm(星界の大蛇として)、蛇孔の小道/Slitherbore Pathway(星界の大蛇として)
- カルドハイム統率者デッキ
- 古牙の毒/Elderfang Venom(星界の大蛇として)
イラストに登場
登場作品・登場記事
- Creating Tyvar Kell/タイヴァー・ケルの創造(Feature 2020年12月14日 Gerritt Turner著)
- Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 1/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その1(Feature 2021年1月8日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
- Know Which Way the Wind Is Blowing/サイドストーリー第1話:風は何処へ吹いている(Magic Story 2021年1月8日 Setsu Uzumé著、名前のみ)
- Planeswalker's Guide to Kaldheim, Part 2/プレインズウォーカーのためのカルドハイム案内 その2(Feature 2021年1月14日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
- Aim Through the Target/サイドストーリー第2話:狙いは外さず(Magic Story 2021年1月15日 Setsu Uzumé著)
- Episode 3: The Saga of Tibalt/メインストーリー第3話:ティボルトの英雄譚(Magic Story 2021年1月20日 Roy Graham著)
- The Legends of Kaldheim/カルドハイムの伝説たち(Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
その他
- モチーフは北欧神話に登場する大蛇、ヨルムンガンドだろう。ロキの子の一体で、人間の世界ミズガルズを取り巻いて一周するほど巨大であるという。ただし世界樹に危害を加えるという点では、ユグドラシルの根をかじる蛇あるいは竜、ニーズヘッグが近い。