トス
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
14行: | 14行: | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] | ||
− | {{#cr: | + | {{#cr:104.3a}} |
2012年5月15日 (火) 09:45時点における版
トス(Toss)とは、一方のプレイヤーが、もう一方のプレイヤーのために意図的に敗北すること。対戦開始前に申し出て、投了扱いでゲームを行なうことなく結果を提出する形になるのが一般的。
たいていの場合、片方がこの試合に勝てば決勝ラウンド進出やマネーフィニッシュが見込める戦績だが、もう片方は勝敗に関わらずまるで目がない状態のとき、目がない側のプレイヤーが勝ちを譲る。例えば「同じ国のプレイヤー同士で潰しあうより、せめて国の代表として一人だけでも上位に送り込みたい」というような事情から行なわれることが多い。
他のスポーツではこの手の「星の譲り合い」を八百長として処罰しているものが多いが、マジックの大会ルール上はまったく問題ない行為である(「プレイヤーはいつでも投了することができる」と明記されていると同時に、投了の理由まで規定した項目はない)。
ただし当然ながら、合法なのはあくまで善意で行なわれたもののみである。強要すれば脅迫だし、また「俺が勝てば賞金が出る、その一部をやるから勝ちを譲れ」などと持ちかけたら買収である。それらは非紳士的行為であり違反行為として処罰の対象となる。
- 語源は、バレーボールにおけるトスボール、すなわちアタックを援護するために高く打ち上げるボールのこと。「他のプレイヤーを高い順位に押し上げるサポート」という意味から転じたもの。援護役のことを「トス役」と表現することは多い。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方