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− | {{#card:The Everflowing Well}} | + | <!-- {{#card:The Everflowing Well}}--> |
| + | {{カードテキスト |
| + | |カード名=The Everflowing Well / 永遠溢れの井戸 |
| + | |コスト=(2)(青) |
| + | |タイプ=伝説のアーティファクト |
| + | |カードテキスト=永遠溢れの井⼾が戦場に出たとき、カード2枚を切削する。その後、カード2枚を引く。<br>落魄8 ― あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地に8枚以上のパーマネント・カードがある場合、永遠溢れの井⼾を変⾝させる。 |
| + | |カード名2=The Myriad Pools / 無限の池 |
| + | |タイプ2=伝説の土地 |
| + | |カードテキスト2=(T):(青)を加える。<br>あなたが無限の池によって⽣み出されたマナを使ってパーマネント・呪⽂1つを唱えるたび、あなたがコントロールしていてこれでないパーマネント最⼤1つを対象とする。ターン終了時まで、それはその呪⽂のコピーになる。 |
| + | |背景=legal |
| + | }} |
| + | ''カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。'' |
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− | [[落魄]]8で[[変身する両面カード]]。[[第1面]]は[[戦場に出た]]時2枚の切削と[[切削]]と2枚の[[ドロー]]を行う[[伝説のアーティファクト]]。[[第2面]]は、[[パーマネント呪文]]にこの[[土地]]からの[[マナ]]を使うと[[戦場]]の[[パーマネント]]をその[[呪文]]の[[コピー]]にする[[伝説の]][[アーティファクト・土地]]。 | + | [[落魄]]8で[[変身する両面カード]]。[[第1面]]は[[戦場に出た]]時[[切削]]2と[[ドロー]]2を行う[[伝説のアーティファクト]]。[[第2面]]は、[[パーマネント]][[呪文]]にこの[[土地]]からの[[マナ]]を使うと[[戦場]]のパーマネントをその呪文の[[コピー]]にする[[伝説の土地]]。 |
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− | [[第1面]]の[[ETB]]能力だけでもとりあえず[[墓地]][[肥やす|肥やし]]付き[[予言/Divination]]といったところで悪くない性能。単純にこの能力を目当てに[[バウンス]]や[[明滅]]で使い回すのも一考に値する。また自力で[[落魄]]の条件達成に貢献してくれるのも嬉しく、他の墓地肥やし手段と併用できれば最速変身も不可能ではない。
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− | [[第2面]]は変則的なコピー能力であり、「既に戦場にあるパーマネント」を、これから生み出されたマナを使って唱えた「パーマネント呪文のコピー」にする。単純な使い方としては元のクリーチャー呪文に疑似[[速攻]]を付与したり、[[ロード (俗称)|ロード]]など複数体並ぶことに意味があるパーマネントを増やすなどが挙げられる。[[ETB]]能力は1回分しか[[誘発]]しないためやや相性が悪いが、[[スタンダード]]で共演する[[団結]]持ちや、これより後のセットにはなるが[[身代わり合成機/Simulacrum Synthesizer]]や[[峰の恐怖/Terror of the Peaks]]など「自分自身では本命のETB能力が誘発しないが、別の同カードがETB能力の誘発条件を満たす」タイプならコピー先として有用。また[[レジェンド・ルール]]を逆用して、[[伝説のクリーチャー]]の強力な[[死亡誘発]]を活用することもでき、後述するように変身の[[踏み倒し]]すら可能。
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− | 特筆すべきはコピー先となる呪文およびコピー元のどちらも、パーマネントであること以外に一切の制約がない点。これにより[[地図]][[トークン]]等をいきなり[[フィニッシャー]]に化けさせるなどの芸当も可能。[[カウンター (目印)|カウンター]]が据え置きであることを活かして[[忠誠カウンター]]の溜まった[[プレインズウォーカー]]を別のプレインズウォーカー呪文のコピーにして(元の呪文は使い捨てて)いきなり[[奥義]]を放ったり、[[培養器]]や[[活力の温泉/Invigorating Hot Spring]]をクリーチャーに化けさせて[[ファッティ]]を製造したり、あるいは[[瞬速]]持ちパーマネント呪文と組み合わせて「特定のカード・タイプに対する[[除去]]」を[[立ち消え]]させるなど、活用方法は多岐にわたり、工夫のし甲斐がある能力である。
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− | ただやはりネックとなるのは落魄8というその条件の重さ。早期に達成しようとすると落魄のために墓地肥やし手段を多く採用することとなり、上記のような様々な活用のためのパーツに割けるスロットが圧迫されるし、活用手段を多く採用して墓地肥やしを減らすとこれが変身できずに本末転倒となりかねない。3[[マナ]]のこれを[[戦場に出す|戦場に出し]]て最速でも次の[[アップキープ]]を待たねばならないなどテンポも早いとは言えず、本領を発揮するためにはかなりのお膳立てが必要となる。
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− | 長期戦となりがちな[[リミテッド]]では比較的変身まで持って行きやすく、序盤に出した[[小型クリーチャー]]や地図トークン、或いは余った土地が強力なカードに化けうるという点ではかなりの脅威。ただし十全に活用できるカードを採用できるとも限らないので、どんなデッキでも手放しで採用できるほどの[[ボム]][[レア]]とまでは言いがたいか。とはいえETB能力だけを見ても悪くない性能であるため、[[色]]が合うなら採用して損はない。一方[[構築]]では前述の条件の厳しさから活躍はやや厳しいか。落魄の達成のしやすさや活用方法の多さなど、スタンダードよりむしろ[[パイオニア]]以下の[[フォーマット]]の方が活躍の機会はあるかもしれない。
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− | *[[最深の紀元、オヘル・パクパテク/Ojer Pakpatiq, Deepest Epoch]]などの[[死亡]]時に[[第2面]]として[[戦場]]に戻る[[伝説のクリーチャー]]と組み合わせることで、任意の[[変身する両面カード]]を第2面にして戦場に出し直すことができる。手順例は以下の通り。
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− | #変身させたいカード(ここでは[[ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias]]とする)を[[コントロール]]している状態で、無限の池のマナからパクパテクを唱える。
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− | #無限の池の能力でジン=ギタクシアスをパクパテクのコピーにする。
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− | #パクパテクが[[解決]]して戦場に出る。[[レジェンド・ルール]]で元はジン=ギタクシアスであった方のパクパテクを墓地に置く。
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− | #コピーとして得ていた能力により、ジン=ギタクシアスが第2面で戦場に戻る。[[領域]]を移動したことで[[コピー]]効果は切れているので、それは[[大いなる合成/The Great Synthesis]]として出る。
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| ==[[ルール]]== | | ==[[ルール]]== |
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| *無限の池の能力は必ず唱えたパーマネント呪文より先に[[解決]]される。 | | *無限の池の能力は必ず唱えたパーマネント呪文より先に[[解決]]される。 |
| *コピー[[効果]]に関しては[[コピー#3|既に戦場にあるオブジェクトを、別のオブジェクトのコピーにする効果]]、[[コピー可能な値]]を参照。 | | *コピー[[効果]]に関しては[[コピー#3|既に戦場にあるオブジェクトを、別のオブジェクトのコピーにする効果]]、[[コピー可能な値]]を参照。 |
− | *[[変身する両面カード]]の[[第2面]]の[[マナ総量]]は、[[第1面]]の値に基づく({{CR|{{その他のルールのCR番号|両面カード}}.8e}})。無限の池のマナ総量は3である(0ではない)。
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− | ==関連カード==
| + | {{未評価|イクサラン:失われし洞窟}} |
− | ===[[サイクル]]===
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− | {{サイクル/イクサラン:失われし洞窟の伝説の両面カード}} | + | |
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| ==参考== | | ==参考== |
| *[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] - [[レア]] | | *[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] - [[レア]] |
− | __NOTOC__
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