「永遠の大釜/The Cauldron of Eternity」を編集中
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− | [[ロークスワイン/Locthwain]]の[[伝説のアーティファクト]]。[[墓地]]の[[クリーチャー]]の数だけ[[コスト]]が減る、[[リアニメイト]]・エンジン。 | + | [[エルドレイン/Eldraine#ロークスワイン/Locthwain|ロークスワイン/Locthwain]]の[[伝説のアーティファクト]]。[[墓地]]の[[クリーチャー]]の数だけ[[コスト]]が減る、[[リアニメイト]]・エンジン。 |
− | 最低2[[マナ]]で[[唱える]]ことができ、3マナ+[[ライフ]]2点+[[タップ]]で繰り返しリアニメイトできるという効率はかなりのもの。唱えた[[ターン]] | + | 最低2[[マナ]]で[[唱える]]ことができ、3マナ+[[ライフ]]2点+[[タップ]]で繰り返しリアニメイトできるという効率はかなりのもの。唱えた[[ターン]]から実質5マナのリアニメイトとなるため、コスト軽減が万全なら[[テンポ]]も悪くない。 |
− | 繰り返しリアニメイトをしたい[[デッキ]] | + | 繰り返しリアニメイトをしたい[[デッキ]]ならクリーチャーの数自体もそれなりに多くなりがちであり、5枚落とすだけでコスト軽減が完了するのであればそれほど厳しい手順ではないだろう。 |
− | ただし、[[戦場]]にある限り[[死亡]]した自軍クリーチャーが墓地ではなく[[ライブラリー]]に返されてしまうというデメリットがある。墓地[[リソース]] | + | ただし、[[戦場]]にある限り[[死亡]]した自軍クリーチャーが墓地ではなく[[ライブラリー]]に返されてしまうというデメリットがある。墓地[[リソース]]が徐々に失われてしまうため、早めに出した結果、リアニメイトしたクリーチャーに即時対応されるのを繰り返しているうちに打ち止めになってしまった、という展開が考えられる。もっとも、あくまで死亡限定なので、戦場を経由しない墓地肥やし手段によって補充することはできる。 |
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[[リミテッド]]で上手く出せた場合の強力さは疑いようもない。とはいえコストが減らないと間違いなく[[腐る]]ので、できれば墓地肥やしのできる[[青黒]]で組みたいところ。 | [[リミテッド]]で上手く出せた場合の強力さは疑いようもない。とはいえコストが減らないと間違いなく[[腐る]]ので、できれば墓地肥やしのできる[[青黒]]で組みたいところ。 | ||
− | [[ | + | *[[銀枠]]でもクリーチャーでもないアーティファクトとしては最大の[[点数で見たマナ・コスト]]を持つ。登場時の[[スタンダード]]でも同居する[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]で[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]をも超える[[ファッティ]]に変えることも可能。 |
− | + | *モチーフは、中世西ヨーロッパの[[Wikipedia:ja:聖杯伝説|聖杯伝説]]に登場する「[[Wikipedia:ja:聖杯|聖杯]]」<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187767376213/i-understand-that-not-everything-could-be-mono I understand that not everything could be mono...]([[Blogatog]] [[2019年]]9月16日)</ref>、及び[[Wikipedia:ja:マビノギオン|マビノギオン]]『[[Wikipedia:ja:スィールの娘ブランウェン|スィールの娘ブランウェン]]』『[[Wikipedia:en:Peredur son of Efrawg|エヴラウグの息子ペレドゥルの物語]]』に登場した「[[Wikipedia:en:Pair_Dadeni|再生の大釜(''The Cauldron of Rebirth'')]]」だろう。「聖杯」は傷病を癒すなどの奇跡を起こし、「再生の大釜」は[[リアニメイト|死者を蘇らせる]]力を持つ。 | |
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− | *モチーフは、中世西ヨーロッパの[[Wikipedia:ja:聖杯伝説|聖杯伝説]]に登場する「[[Wikipedia:ja:聖杯|聖杯]]」<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187767376213/i-understand-that-not-everything-could-be-mono I understand that not everything could be mono...]([[Blogatog]] [[2019年]]9月16日)</ref> | + | |
**マビノギオンに代表される[[Wikipedia:ja:ケルト神話|ケルトの伝承]]には「死者を蘇らせる」「[[Wikipedia:ja:ダグザ|無限の粥を生み出す]]」といった力を持つ大釜が登場し、それらが聖杯の原型となり後の聖杯伝説に繋がったと考えられている。 | **マビノギオンに代表される[[Wikipedia:ja:ケルト神話|ケルトの伝承]]には「死者を蘇らせる」「[[Wikipedia:ja:ダグザ|無限の粥を生み出す]]」といった力を持つ大釜が登場し、それらが聖杯の原型となり後の聖杯伝説に繋がったと考えられている。 | ||
**聖杯伝説と[[Wikipedia:ja:アーサー王物語|アーサー王伝説]]は複雑に結びついており、一説には聖杯探索の末に[[Wikipedia:ja:ガラハッド|ガラハッド]]らが発見に成功したとされる。 | **聖杯伝説と[[Wikipedia:ja:アーサー王物語|アーサー王伝説]]は複雑に結びついており、一説には聖杯探索の末に[[Wikipedia:ja:ガラハッド|ガラハッド]]らが発見に成功したとされる。 | ||
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===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/エルドレインの王権の伝説のアーティファクト}} | {{サイクル/エルドレインの王権の伝説のアーティファクト}} | ||
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==脚注== | ==脚注== | ||
<references /> | <references /> | ||
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+ | '''永遠の大釜'''/''The Cauldron of Eternity''は、[[エルドレイン/Eldraine#ロークスワイン/Locthwain|ロークスワイン/Locthwain]]がかつて所有していた秘宝。生者に[[永遠の若さ/Forever Young|永遠の若さ]]を与え、死者をも蘇らせるという。大釜を失って以来、[[ロークスワイン城/Castle Locthwain]]は宙に浮いたままとなっている。この秘宝を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。 | ||
==参考== | ==参考== |