「永久監視の敷居/Ever-Watching Threshold」を編集中
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− | [[攻撃]] | + | 自分が利益を得る形で[[攻撃]]を制限する[[エンチャント]]。 |
− | [[色]] | + | [[色]]、[[点数で見たマナ・コスト]]、[[攻撃制限]]、いずれも[[プロパガンダ/Propaganda]]を意識したデザインである。あちらが[[マナ]]の支払いを課して相手にデメリットを負わせるのに対し、こちらは[[ドロー]]で自分が物量的優位に立つ。 |
− | [[ | + | 「不利を負って攻撃する」か「攻撃をあきらめる」のどちらかを相手に選ばせる、という点では従来の攻撃制限[[カード]]と同じコンセプトだが、実際に相手に与える影響は以下のような点で大きく異なる。 |
− | *継続した小さめの[[クロック]] | + | 攻撃に[[コスト]]を要求しないため、相手が「攻撃するという選択肢を取れない」状態にならない。 |
+ | *たとえばプロパガンダは複数枚置くことでコストの要求が重複し、攻撃に必要なマナを捻出できない状態に持ち込めたが、こちらは何枚置いてあっても相手は好きなだけ[[呪文]]を唱えて攻撃することができる。もちろん攻撃された時のドローは重複して増えるものの、この点では相手の自由にさせてしまいがちである。 | ||
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+ | 継続した小さめの[[クロック]]に対しては大きな抑止力を持つ。 | ||
+ | *わずかな時間で[[ゲーム]]が終わるほどの大[[ダメージ]]を受けると、そこまでにカードを何枚引いたかは問題にならなくなってしまうが、逆に[[ライフ]]減少のプロセスが長ければ、引いたカードを活かすタイミングが増えてくる。「毎[[ターン]]2点や3点のダメージを与えるためにカードを1枚ずつ引かせてしまうのは良くない」という考え方は、細部で異なるものの[[闇の腹心/Dark Confidant]]や[[ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena]]を見る限り間違いではない。 | ||
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+ | 総じて、安定した攻撃抑制効果を見込むというよりも、攻撃的な[[デッキ]]への切り札を探す、といった目的の方が採用しやすいだろう。 | ||
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+ | [[統率者戦]]においては、初期ライフが40と多いので影響力が上がる。ただし[[フォーマット]]の関係上、継続的な攻撃でライフを攻められることは多くなく、[[無限コンボ]]などによる一撃必殺には無力なので、デッキに入れる際は注意したい。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:統率者2018]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:統率者2018]] - [[レア]] |