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| *一見すると黒が自分のエンチャントを生け贄に捧げられるのは[[色の役割]]に反しているように見えるが、[[団結のドミナリア]]時点で色の役割が拡張されたことが明かされている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/692955177263808512/with-the-new-braids-letting-you-sacrifice-your-own With the new Braids letting you sacrifice your own...]([[Blogatog]] [[2022年]]8月18日)</ref>。 | | *一見すると黒が自分のエンチャントを生け贄に捧げられるのは[[色の役割]]に反しているように見えるが、[[団結のドミナリア]]時点で色の役割が拡張されたことが明かされている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/692955177263808512/with-the-new-braids-letting-you-sacrifice-your-own With the new Braids letting you sacrifice your own...]([[Blogatog]] [[2022年]]8月18日)</ref>。 |
− | *エルドレインの森には、協約ではないが同じ種類の生け贄を要求するカードも収録されている。[[貪る甘味大口/Devouring Sugarmaw]]、[[リッチの騎士の征服/Lich-Knights' Conquest]]、[[邪悪なウィッチカイト/Malevolent Witchkite]]がこれにあたる。 | + | *エルドレインの森には、協約ではないが同じ種類の生け贄を要求するカードも収録されている。[[貪る甘味大口/Devouring Sugarmaw]]と[[リッチの騎士の征服/Lich-Knights' Conquest]]がこれにあたる。 |
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− | ==利用==
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− | 主に[[リミテッド]]での利用について。[[白黒]]の[[アーキタイプ]]が協約とされているが、全色で狙うことができる。
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− | ;トークン
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− | :エルドレインの森にはよく出てくるクリーチャー・トークンとして主に[[ネズミ]]([[黒赤]]の[[アーキタイプ]])がある。[[大食の害獣/Voracious Vermin]]のようにクリーチャーが[[死亡]]することを参照するカードとも相性が良い。
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− | :アーティファクト・トークンとしては[[食物]]([[黒緑]]のアーキタイプ)および[[宝物]]、エンチャント・トークンとして[[役割]]が収録されており、特に「ひねくれ者」の役割は[[墓地]]に[[置く|置かれる]]ことで[[対戦相手]]への1点[[ライフロス]]が[[誘発]]するため狙っても良いだろう。「若き英雄」の役割は[[ついている]]クリーチャーの[[タフネス]]が4以上になれば用済みだし、そうでなくとも役割は1体のクリーチャーに1つまでしか[[つける]]ことができないという性質上あぶれてしまうことも多く、そういった状況での役割は生け贄にしてしまっても苦ではない。1/1クリーチャーに「呪われし者」をつけるのも、協約のことを考えれば無意味ではない。
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− | :[[害獣被害/Pest Problem]]や[[僻境からの帰還/Return from the Wilds]]や[[甘歯村へようこそ/Welcome to Sweettooth]]のように複数のトークンを供給してくれるカードもあり、生け贄とするタネは豊富。
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− | ;トークン以外
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− | :アーティファクトは[[予言のプリズム/Prophetic Prism]]や[[エリエットの誘う林檎/Eriette's Tempting Apple]]や[[三杯のおかゆ/Three Bowls of Porridge]]のようにある程度の仕事をした後も[[戦場]]に残り続けるものが多いため生け贄に向いている。[[生ける書見台/Living Lectern]]のような[[有色アーティファクト]]・クリーチャーも選択肢として見落とさずにおきたい。
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− | :エンチャントは[[希望ある祈祷/Hopeful Vigil]]と[[望み無き悪夢/Hopeless Nightmare]]は[[ETB]]のあとも[[置物]]として戦場に残り、墓地に置かれることで[[占術]]が誘発するためまさに協約のためのデザインと言える。さらには[[ボーナスシート]]である[[おとぎ話]]に収録された[[孵化計画/Hatching Plans]]は、墓地に送ってこそ意味のあるカードなので狙っていきたい。これらは仮に協約できなくとも[[魔法破り/Break the Spell]]の[[対象]]にして[[ドロー]]に変換してしまうのも良い。
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− | :他にも[[厳寒/Bitter Chill]]や[[獣の血筋/Bestial Bloodline]]といったカードのほか、章能力を途中まで使った[[英雄譚]]を生け贄にしても良いだろう。[[白黒]]には「あなたのエンチャントが墓地に置かれるたび」のサブテーマもある([[悪夢に追われる者、ネヴァ/Neva, Stalked by Nightmares#関連カード]])。
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− | また協約を持つ[[インスタント]]も、緑以外の4色にそれぞれ存在している。タネになれるパーマネントが除去されそうなタイミングで[[対応して]]協約の生け贄にすることができれば[[アドバンテージ]]の獲得に繋がる。そうやって特に対戦相手の[[出来事]]を[[立ち消え]]させることができれば[[当事者カード]]としての[[本体]]の[[召喚]]を防ぐことができ、なかなかのアドバンテージ差となる。最終章能力がスタックに置かれた英雄譚、能力を起動した[[取り籠め/Cooped Up]]など、自壊が確定したパーマネントを使えるのも利点。
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− | 総じて、特に意識せずとも自然と豊富な[[シナジー]]に助けられ、また意識して[[ピック]]することでより能動的に使っていくこともできるという、[[新世界秩序]]における「レンズ状」のデザインの好例と言える。
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| ==ルール== | | ==ルール== |
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| *協約された呪文として[[解決]]され[[戦場に出る|戦場に出た]]パーマネントをコピーしても、コピーは協約された状態にならない。 | | *協約された呪文として[[解決]]され[[戦場に出る|戦場に出た]]パーマネントをコピーしても、コピーは協約された状態にならない。 |
| *[[インスタント]]や[[ソーサリー]]の中には、協約された場合に追加の[[対象]]を要求するものがある。これらは協約されていない場合は対象の要求を無視する。また、適正な追加の対象を取れなければ協約できない。 | | *[[インスタント]]や[[ソーサリー]]の中には、協約された場合に追加の[[対象]]を要求するものがある。これらは協約されていない場合は対象の要求を無視する。また、適正な追加の対象を取れなければ協約できない。 |
− | *[[パーマネント呪文]]の中には、協約して戦場に出た場合に対象を取る[[能力]]が[[誘発]]するものがある。これらは上記のインスタント・ソーサリーと異なり、[[唱える]]時点で誘発型能力の適正な[[対象]]が存在しなかったとしても協約できる。 | + | *パーマネント呪文の中には、協約して戦場に出た場合に対象を取る[[能力]]が[[誘発]]するものがある。これらは上記のインスタント・ソーサリーと異なり、[[唱える]]時点で誘発型能力の適正な[[対象]]が存在しなかったとしても協約できる。 |
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| ==開発秘話== | | ==開発秘話== |