「タワーデッキ」を編集中
提供:MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行: | 1行: | ||
− | '''タワーデッキ''' | + | '''タワーデッキ'''とは、何らかの目的で[[ライブラリー]]の枚数が多い[[デッキ]]の総称。[[カード]]の枚数が多く、タワー(塔)のように積み上げられるためそう呼ばれる。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
タワーデッキ出現当初は主に[[ターボステイシス]]などの[[ライブラリー破壊]]デッキに対抗するデッキとして使われた。ライブラリーが多いので、それだけでライブラリー破壊対策になるのである。[[ミラージュ・ブロック]]に[[教示者]]が収録され、ライブラリーの枚数が多くても[[キーカード]]を引き易くなったことも、タワーデッキには追い風となった。 | タワーデッキ出現当初は主に[[ターボステイシス]]などの[[ライブラリー破壊]]デッキに対抗するデッキとして使われた。ライブラリーが多いので、それだけでライブラリー破壊対策になるのである。[[ミラージュ・ブロック]]に[[教示者]]が収録され、ライブラリーの枚数が多くても[[キーカード]]を引き易くなったことも、タワーデッキには追い風となった。 | ||
− | [[オデッセイ]] | + | その後、[[オデッセイ]]に[[機知の戦い/Battle of Wits]]が収録されたことで、再び注目されるようになった。機知の戦いで勝つことを目的としたデッキは特に[[バベル]]と呼ばれる。 |
− | + | ||
− | + | ||
他にも、後述の「名古屋でっく」などのようにライブラリーを[[リソース]]として活用するデッキがタワーデッキになる場合もある。 | 他にも、後述の「名古屋でっく」などのようにライブラリーを[[リソース]]として活用するデッキがタワーデッキになる場合もある。 | ||
− | * | + | *1996/07/20に淀川区民センターで開かれた[[全日本MTG最強杯]]の[[サイドイベント]]である「ドミニアの大地」に出場した「名古屋でっく」が元祖であろう。 |
− | + | *:デッキ名の通り、758枚のカードで構成されたデッキであった。(ソース:ログイン誌(アスキー(当時))1996 9/20号 P223)1枚の[[Thought Lash]]で20ターン以上耐えることを目的としたデッキであった、らしい。同誌によれば、「[[ファンデッキ|ファンデック]]もここまでくると壮観。でも弱かった。」とある。 | |
− | + | *何気にカードを多く用意する必要がある為、デッキ自体作るのが高価になるし、なにしろ面倒くさい。[[笹沼希予志]]がバベルを作ったときも、調整中は大量の[[プロクシ]]が混ざっており、相手に嫌がられたらしい。 | |
− | *何気にカードを多く用意する必要がある為、デッキ自体作るのが高価になるし、なにしろ面倒くさい。[[笹沼希予志]]がバベルを作ったときも、調整中は大量の[[ | + | *[[トーナメント]]で対戦中に[[ライブラリー]]が倒れるなどすると[[警告]]の可能性が高いので注意。ひとつの山に立てるのは難しいので、ふたつ以上に分けるのがベターだが、当然どの山が一番上にあたる山かはっきりさせておき、必ず守る必要がある。 |
− | *[[トーナメント]]で対戦中に[[ライブラリー]]が倒れるなどすると[[警告]] | + | |
− | + | ||
**使用する[[スリーブ]]にも注意が必要。ほかのデッキで使い古したスリーブを流用する場合、たいてい60枚一組で使うだろうから、2組以上を集めると傷や汚れの具合に差が生じて[[マークド]]と判断されることがありえる。そのため大会に持ち込むなら新品を用いるのがベターなのだが、そうすると滑りやすくライブラリー倒壊もしやすくなる。 | **使用する[[スリーブ]]にも注意が必要。ほかのデッキで使い古したスリーブを流用する場合、たいてい60枚一組で使うだろうから、2組以上を集めると傷や汚れの具合に差が生じて[[マークド]]と判断されることがありえる。そのため大会に持ち込むなら新品を用いるのがベターなのだが、そうすると滑りやすくライブラリー倒壊もしやすくなる。 | ||
− | *[[サーチカード]]を多用するため、[[ | + | *[[サーチカード]]を多用するため、[[シャッフル]]にやたらと時間がかかるのも問題となる。[[マナバーン|マナバーン2014]]で[[浅原晃]]がバベルを持ち込んだ際、使わされることとなった[[八十岡翔太]]が「めんどくせーんだけど!」と悲鳴を上げた。スリーブやカードが編集部持ちだったのもあわせ、「デッキテロ」とも呼ばれた。 |
*[[Magic Online]]でも使用可能。多少データ処理は重くなるが、気にとめるほどではない。ただしライブラリーすべてのカードを画像として表示する処理(例えば[[サーチカード]]使用時など)はメモリを大量に食い、最悪の場合フリーズを起こすこともあるので、マシンスペックが低い場合は使用を避けたほうが無難である。 | *[[Magic Online]]でも使用可能。多少データ処理は重くなるが、気にとめるほどではない。ただしライブラリーすべてのカードを画像として表示する処理(例えば[[サーチカード]]使用時など)はメモリを大量に食い、最悪の場合フリーズを起こすこともあるので、マシンスペックが低い場合は使用を避けたほうが無難である。 | ||
**[[Magic Workstation]]でも、最初のデッキの読み込みやシャッフルに時間がかかる。使用前に対戦相手に確認を取った方がいいかもしれない。実際にタワーデッキを拒否してゲームを立てる人もいる。 | **[[Magic Workstation]]でも、最初のデッキの読み込みやシャッフルに時間がかかる。使用前に対戦相手に確認を取った方がいいかもしれない。実際にタワーデッキを拒否してゲームを立てる人もいる。 | ||
**[[Apprentice]]ではそもそも多すぎるライブラリーに対応していないためバベルは組めない(ただし、[[ソリティア]]モードならデッキを回すことはできる)。 | **[[Apprentice]]ではそもそも多すぎるライブラリーに対応していないためバベルは組めない(ただし、[[ソリティア]]モードならデッキを回すことはできる)。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | *[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の初心者が、使いたいカードをすべてデッキに組み込むことでデッキ枚数を60枚をゆうに超える枚数にしてしまうことは往々にしてあるが、タワーデッキと言った場合にそれらを含める合理性は薄い。ちゃんと意図があってデッキの枚数が多いもののみをタワーと呼ぶべきであろう。 | |
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[バベル]] | ||
+ | *[[ミカミッション]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |