「エルドラージ/Eldrazi」を編集中
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− | + | '''[[エルドラージ]]'''/''Eldrazi''は[[ゼンディカー・ブロック]]で初登場した[[クリーチャー]]。 | |
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==解説== | ==解説== | ||
− | [[多元宇宙/Multiverse]]の[[次元/Plane]]と次元の狭間である[[久遠の闇/Blind Eternities]]から生まれた存在。[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]ではないが次元と次元の間を渡る事ができ、姿を現した次元のありとあらゆる生命と[[マナ]] | + | [[多元宇宙/Multiverse]]の[[次元/Plane]]と次元の狭間である[[久遠の闇/Blind Eternities]]から生まれた存在。[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]ではないが次元と次元の間を渡る事ができ、姿を現した次元のありとあらゆる生命と[[マナ]]を食い尽くす、恐るべき捕食者である。さまざまな概念を超越した存在であり、一部のエルドラージが[[色]]を持たないという特殊な性質もその設定に由来する。現在、[[エムラクール/Emrakul]]、[[コジレック/Kozilek]]、[[ウラモグ/Ulamog]]の3体のエルドラージが確認されているが、エルドラージがこの3体しか存在しないのかはわかっていない。 |
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− | + | 次元に出現するエルドラージは、その[[霊気/Æther]]の影が三次元空間に投影されたものである。そのため物理的に破壊しても、久遠の闇にいるエルドラージ本体を破壊した事にはならない。また物理的なエルドラージは3体いずれかのエルドラージの肉の延長に過ぎず、本体が不在になれば身体を失った手足のように萎びて死ぬ。これらエルドラージの物理的延長を全て合わせて血族/Blood Lineageと呼ぶ。 | |
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− | + | 三次元におけるエルドラージは常識を冒涜するような似姿をしており、それぞれの血族は全てその奇抜な特徴を受け継いでいる。血族は形容し難い色を組み合わせた奇妙な色彩を身に帯びており、これらは元の霊気的な姿がその次元の光を非自然的な原理で屈折しているのだと考えられている。 | |
− | + | エルドラージ・[[ドローン]]は中型のエルドラージであり、その存在する次元のマナが混じっているため[[色]]を持つ。それぞれの血族は2色の色に集中しているとされている(だが実際はコジレックの血族は3色に存在し、ウラモグの血族のドローンはカード化されていない)。 | |
− | + | エルドラージ・[[落とし子]]は血族の特徴を最小限に押し込めたような小型のエルドラージである。かれらは血族の中で重要な役割を担っており、上位のエルドラージが吸収したマナを受け取って蓄える事ができ、次に落とし子達が吸収される事で新たな上位のエルドラージが孵化するのである。 | |
− | エルドラージ・ | + | |
− | + | エルドラージは周囲の環境を己に都合のいいように歪める事ができる。それは無機物から動植物、はては重力も含まれる。ゼンディカーの[[吸血鬼]]や[[天使]]はその犠牲者であり、彼らを物理的肉体に拘束している[[面晶体/Hedron]]ですら長い年月の中エルドラージによって汚染されている。 | |
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==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
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しかし彼らは、たった数世紀のあいだに自由になる寸前にまで至り、ゼンディカーのマナと生命を吸い上げてほとんど荒野にしてしまった。彼らの醜悪な小型の手下(血族)が現実世界に登場しだしたが、エルドラージとその血族は再び封印される。 | しかし彼らは、たった数世紀のあいだに自由になる寸前にまで至り、ゼンディカーのマナと生命を吸い上げてほとんど荒野にしてしまった。彼らの醜悪な小型の手下(血族)が現実世界に登場しだしたが、エルドラージとその血族は再び封印される。 | ||
− | 3体の伝説のエルドラージの遠い昔の記憶は、三神として信仰の対象となり、ゼンディカーの[[マーフォーク | + | 3体の伝説のエルドラージの遠い昔の記憶は、三神として信仰の対象となり、ゼンディカーの[[マーフォーク]]や[[コー]]の[[種族]]に崇められてきた。[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn|風の女神エム(エメリア)]]、[[真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth|ペテン師の神コーシ]]、[[無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre|海の女神ウーラ]]である。 |
− | そして、かつて次元を食らっていた時代から数千年が経った今。[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の命令を受けた[[狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad|狂乱の]]プレインズウォーカー[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]は、[[ウギン/Ugin#ウギンの目|ウギンの目/Eye of Ugin]] | + | そして、かつて次元を食らっていた時代から数千年が経った今。[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の命令を受けた[[狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad|狂乱の]]プレインズウォーカー[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]は、[[ウギン/Ugin#ウギンの目|ウギンの目/Eye of Ugin]]の部屋で封印を見張っていたが、敵対するプレインズウォーカーの行動がきっかけとなり、エルドラージが解き放たれてしまった。再びエルドラージは目覚め、虐殺が始まるのだった。 |
− | 故郷を守るために戦う者([[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]] | + | 故郷を守るために戦う者([[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]])、エルドラージに対処する方法を探るために次元宇宙へ旅立つ者(ソリン、[[キオーラ/Kiora]]、[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]])など、プレイウンズウォーカー達は次元宇宙の危機に対し各々の方法で動いている。 |
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+ | ==登場記事・作品== | ||
+ | [http://www.wizards.com/Magic/TCG/Products.aspx?x=mtg/tcg/products/riseoftheeldrazi エルドラージ覚醒ミニサイト] | ||
===Savor of Flavor=== | ===Savor of Flavor=== | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/82 Gods and Monsters] |
:Doug Beyer著、2010/3/17 | :Doug Beyer著、2010/3/17 | ||
:[[コー/Kor]]とマーフォークの3神と[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[エルドラージ/Eldrazi|エルドラージ]]3体の関係、それらを封印した[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]3人の解説。 | :[[コー/Kor]]とマーフォークの3神と[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[エルドラージ/Eldrazi|エルドラージ]]3体の関係、それらを封印した[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]3人の解説。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/84 The Battle of Fort Keff] |
:Jenna Helland著、2010/3/31 | :Jenna Helland著、2010/3/31 | ||
:[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]のカード・プレヴューと[[ゼンディカー/Zendikar]]での彼の物語。 | :[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]のカード・プレヴューと[[ゼンディカー/Zendikar]]での彼の物語。 | ||
:日本公式サイトでは翻訳記事として『[http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/004800/ ケフ砦の戦い]』が公開されている。 | :日本公式サイトでは翻訳記事として『[http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/004800/ ケフ砦の戦い]』が公開されている。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/85 The Tale of Tuktuk] |
:Doug Beyer著、2010/4/7 | :Doug Beyer著、2010/4/7 | ||
:[[探検家タクタク/Tuktuk the Explorer]]のカード・プレヴューと彼のバックストーリー。 | :[[探検家タクタク/Tuktuk the Explorer]]のカード・プレヴューと彼のバックストーリー。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/86 The Defiance of Angels] |
:Doug Beyer著、2010/4/14 | :Doug Beyer著、2010/4/14 | ||
:エルドラージとゼンディカーの天使との関係について。 | :エルドラージとゼンディカーの天使との関係について。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/87 Rise of the Inbox] |
:Doug Beyer著、2010/4/21 | :Doug Beyer著、2010/4/21 | ||
:エルドラージ覚醒の設定と収録カードなどについてユーザーから寄せられた質問にDougが回答する。 | :エルドラージ覚醒の設定と収録カードなどについてユーザーから寄せられた質問にDougが回答する。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/88 The Three Brood Lineages] |
:Doug Beyer著、2010/4/28 | :Doug Beyer著、2010/4/28 | ||
:エルドラージ3種([[エムラクール/Emrakul]]、[[ウラモグ/Ulamog]]、[[コジレック/Kozilek]])の血族/Brood Lineageを解説。 | :エルドラージ3種([[エムラクール/Emrakul]]、[[ウラモグ/Ulamog]]、[[コジレック/Kozilek]])の血族/Brood Lineageを解説。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/89 Form of the Writer] |
:Doug Beyer著、2010/5/5 | :Doug Beyer著、2010/5/5 | ||
:最後にエルドラージについての質問と回答。 | :最後にエルドラージについての質問と回答。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/90 Rising to the Occasion] |
:Doug Beyer著、2010/5/12 | :Doug Beyer著、2010/5/12 | ||
:[[Lv系カード]]に関する設定を絡めた記事。 | :[[Lv系カード]]に関する設定を絡めた記事。 | ||
:冒頭に老師が鍛錬について語るミニストーリー。最後はエルドラージの知性についての質問と回答。 | :冒頭に老師が鍛錬について語るミニストーリー。最後はエルドラージの知性についての質問と回答。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/91 Planeswalker Potpourri] |
:Doug Beyer著、2010/5/19 | :Doug Beyer著、2010/5/19 | ||
:記事最後に質問への回答([[灰色革の狩人/Graypelt Hunter]]はコー族に似ているが人間である。エルドラージに性別はない)。 | :記事最後に質問への回答([[灰色革の狩人/Graypelt Hunter]]はコー族に似ているが人間である。エルドラージに性別はない)。 | ||
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===Feature Article=== | ===Feature Article=== | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/84 The Eldrazi Arisen] |
:Doug Beyer著、2010/3/29 | :Doug Beyer著、2010/3/29 | ||
:[[ゼンディカー/Zendikar]]と[[エルドラージ/Eldrazi]]の関係。 | :[[ゼンディカー/Zendikar]]と[[エルドラージ/Eldrazi]]の関係。 | ||
:[[狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad]]のプレヴュー。 | :[[狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad]]のプレヴュー。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/85 Rise of the Eldrazi Art Preview Gallery] |
:magicthegathering.com Staff著、2010/4/5 | :magicthegathering.com Staff著、2010/4/5 | ||
:エルドラージ覚醒のスタイルガイドからコンセプトアート各種。 | :エルドラージ覚醒のスタイルガイドからコンセプトアート各種。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/89 Writing the Eldrazi] |
:[[Adam Lee]]著、2010/5/3 | :[[Adam Lee]]著、2010/5/3 | ||
:エルドラージ覚醒の[[カード]]を[[カード名]]や[[フレイバー・テキスト]]を絡めて解説。設定的な部分を含む。 | :エルドラージ覚醒の[[カード]]を[[カード名]]や[[フレイバー・テキスト]]を絡めて解説。設定的な部分を含む。 | ||
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===Serious Fun=== | ===Serious Fun=== | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/sf/86 You Are Not Prepared!] |
:Adam Styborski著、2010/4/13 | :Adam Styborski著、2010/4/13 | ||
:[[背くもの/It That Betrays]]のカードプレヴューと冒頭にショートストーリー。 | :[[背くもの/It That Betrays]]のカードプレヴューと冒頭にショートストーリー。 | ||
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===Magic Arcana=== | ===Magic Arcana=== | ||
− | *[http:// | + | *[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/426 Sketches: Consume the Meek] |
:2010/4/12 | :2010/4/12 | ||
:[[弱者の消耗/Consume the Meek]]の設定を反映したイラストの状況指定と解説。 | :[[弱者の消耗/Consume the Meek]]の設定を反映したイラストの状況指定と解説。 | ||
− | *[http:// | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/429 A Cutthroat's Blade] |
:Monty Ashley著、2010/5/18 | :Monty Ashley著、2010/5/18 | ||
:[[エムラクールの手/Hand of Emrakul]]のイラスト全体像。宙を飛ぶ人影。 | :[[エムラクールの手/Hand of Emrakul]]のイラスト全体像。宙を飛ぶ人影。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[エルドラージ]]([[クリーチャー・タイプ解説]]) | *[[エルドラージ]]([[クリーチャー・タイプ解説]]) | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |