スピラの希望、ユウナ/Yuna, Hope of Spira
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
あなたのターンの間、これとあなたがコントロールしているすべてのクリーチャー・エンチャントはトランプルと絆魂と護法(２)を持つ。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの墓地にあるエンチャント・カード最大１枚を対象とする。それを最終(finality)カウンター１個が置かれた状態で戦場に戻す。（最終カウンターが置かれているパーマネントが戦場から墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。）
自分のターンの間、自身とクリーチャー・エンチャントにトランプルと絆魂と護法を付与し、終了ステップにエンチャントを最終カウンターつきでリアニメイトする伝説の人間・クレリック。
能力付与を活かすことを考えるとクリーチャー・エンチャントのリアニメイトを狙うのが基本となる。同カード・セットの召喚獣はもちろん、登場時のスタンダードの範囲だとダスクモーン：戦慄の館の大主サイクルとの相性が非常に良い。十分に大型なうえ、ETBのため召喚獣と同じく即座にアドバンテージに繋がり、その中でも色も合うホーントウッドの大主/Overlord of the Hauntwoodsはマナ加速で、ベイルマークの大主/Overlord of the Balemurkも墓地肥やし＋クリーチャー回収で下準備を兼任でき、ボイラービルジの大主/Overlord of the Boilerbilgesは火力に絆魂が乗る……と個々とのシナジーも強い。
永劫サイクルとの相性も悪くはないが、こちらでリアニメイトすると死亡した際に置物として戻らずに追放される点には注意。能力付与を抜きにしてリアニメイトだけでも十分優秀であるため、通常のエンチャントを意識的に採用して選択肢を広く取るに越したことはなく、あるいはより重いエンチャントを踏み倒す目的での採用も考えられる。
盤面が整えばトランプル＋絆魂によってダメージレースを大きく優位に持っていけるため、重さによる出遅れを自力でカバーできる。自身に付与する能力としてはパワーが低いためトランプルや絆魂の恩恵は少ないが、護法によって着地直後に除去を受けて無駄になってしまう場面を減らせるのは有益。
登場時の団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期のスタンダードではズアーオーバーロードに1枚挿しされる程度であったが、直後にアブエロの覚醒/Abuelo's Awakeningが禁止カードとなったことでエンチャントのリアニメイト手段としての需要が増し、ミッドレンジ戦術におけるキーカードとしての地位を確立した（ユウナ (デッキ)）。
- 日本語版初版の「キャラクター」ボーダーレス版カードは、エキスパンション・シンボルが神話レアの橙色ではなく金色になっており、カード下の稀少度表記もRになっている誤りがある[1]。
[編集] 関連カード
- スピラの希望、ユウナ/Yuna, Hope of Spira
- 大召喚士、ユウナ/Yuna, Grand Summoner
[編集] ストーリー
ユウナ/Yunaは『FFX』の登場人物（イラスト）。パーティメンバーの1人であり、ヒロイン。
1000年に渡りスピラの人々を苦しめる怪物『シン』/Sinを討伐すべく、召喚士になる修行を積んでいた少女。ティーダ/Tidusがスピラに漂流したのと同時期に正式に召喚士として認められ、『シン』を倒す力を得るための旅を始めることになる。基本的に穏やかで優しい性格だが、自分で決めたことは簡単には曲げず、どんな状況でも挫けない強い精神力も兼ね備える。
戦闘面では召喚士としての能力に加え、過去作で言うところの白魔道士の役割が割り振られている。パーティメンバーには（ごく短期間だけ参加するNPCを除いて）彼女以外に召喚士はいないため、召喚獣を戦力にする場合は必然的にユウナも主力として育てることになる。
- 名前の由来は沖縄の方言で夜を示す「ゆうな」。服や装飾品のデザインに用いられている花はオオハマボウ（ハイビスカスの一種）であり、そちらも同じく「ゆうな」と呼ばれる。当時の攻略本には沖縄の方言で月を意味する名前と記載されていたが、こちらは誤り。
