ジャボテンダー/Jumbo Cactuar
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クリーチャー — 植物(Plant)
針万本 ― このクリーチャーが攻撃するたび、ターン終了時まで、これは+9999/+0の修整を受ける。
1/7攻撃すると、MTGとは思えない値のパワー修整を得られる植物。
通常のルール/フォーマットであれば初期ライフの500倍という圧倒的なパワーを得るが、回避能力は特にない準バニラ。チャンプブロックで凌がれてしまうので、投げるなりトランプルを付与するなりして直接打点を叩きつけられるようにしておきたい。戦闘になれば破壊不能や戦闘ダメージの軽減が無い限り生き残れるクリーチャーはおらず、対戦相手に通した日には無限ライフでも無ければ一撃必殺ということで、機能的には触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableにも近い。ブロッカーに回った場合は単なる壁に成り下がり、無限ライフには無力という短所がある一方、前述した通りパワーを上げて投げるだけでも勝利に直結、これ自身のリアニメイトなどにも制限が無く、コンボと組み合わせやすいといった点がメリット。
最大の問題はこれ自身が7マナと重いこと。攻撃しなければパワーが上がらない都合、どう打点を通すにせよ召喚酔いが解ける必要もある。普通のビートダウンデッキで7マナも出すならもっと出た直後から影響を及ぼせる戦力を出した方がよくなりがちで、通せてもそれはそれでオーバーキルに繋がるので効率が悪い。どちらかというと丁度20点のライフを削りきるタイプのデッキでサイドボードに採用しておき、前述したパワーを叩きつける手段も併用しつつライフの回復を繰り返すデッキ相手に一撃でゲームを決める地雷として運用するのが妥当か。
素の状態ではパワー1なのもポイント。攻撃前は格闘と絡めづらい反面、低パワー参照効果との相性が良い。特にドワーフ戦士団/Dwarven Warriors系の、低パワーに回避能力を付与するものとは相性抜群。
- 「攻撃が通れば一撃必殺」のクリーチャーとしては触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable、アン・カードの無限の精霊/Infinity Elementalが存在し、このような特性は7マナが相場であるようだ。細かい性質には色の違いや登場した時代の違いが表れている。
- ブースター・ファンの「木版画」ボーダーレス版のアーティスト名には誤りがあり、全言語で正しいアーティストである百瀬寿ではなく夢子と印刷されてしまっている[1]。
[編集] 関連カード
[編集] ストーリー
ジャボテンダー/Jumbo Cactuarは『FFVIII』で初登場したモンスター。名前の通り巨大化したサボテンダー/Cactuar(イラスト)。
サボテンダーが出現する島、サボテンアイランドでシンボルエンカウントする。ストーリーには全く関係無いが、倒すとG・Fとしてスコール/Squallたちに協力してくれるようになる。アイテムを使わずに運にジャンクション(魔法を指定したステータスに装備させるようなシステム。選択した魔法とその所持数に応じて数値が上がる)出来る唯一のG・F。究めればサボテンダーの如く攻撃を軽やかに回避、逆にこちらの攻撃はクリティカルを連発可能になる。ちなみにジャボテンダー本人はサボテンダーと違い回避率が低く、攻撃は普通に当てやすい。
針万本はジャボテンダーの使ってくる技。名前に反して1000本しか飛ばしてこないが、1発辺りのダメージが10なので合計10000ダメージ。VIIIのプレイヤーキャラクターは最大HPが9999止まりなので、食らえば一撃必殺の危険な技。
- フレイバー・テキストには初出・出典の『VIII』で敵の情報を表示する魔法「ライブラ」を使った際に表示されるメッセージがそのまま使われている。
サボテンダーの中には、まれにだが、長生きをしてドンドン大きくなっていってしまうものがいる。それが、このジャボテンダーである。

