if節ルール

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
13行: 13行:
 
*誘発型能力とともに使われている「if」について、基本的にif節ルールに対応するものは「[[場合]]」、そうでないものは「なら」と、日本語[[テンプレート]]では訳語が区別されているが、一定はしていない。([[アヴァシンの帰還]]時点)。
 
*誘発型能力とともに使われている「if」について、基本的にif節ルールに対応するものは「[[場合]]」、そうでないものは「なら」と、日本語[[テンプレート]]では訳語が区別されているが、一定はしていない。([[アヴァシンの帰還]]時点)。
 
*「unless」は否定の意味での「if」であるので、unlessの場合もこのルールは適用される。
 
*「unless」は否定の意味での「if」であるので、unlessの場合もこのルールは適用される。
*誘発型能力以外で登場する「if」は、字面どおりの意味しかない。
+
*誘発イベントの直後以外で登場する「if(unless)」は、ルール上特別な意味を持たない。字面どおりに解釈する。
  
 
==参考==
 
==参考==

2013年1月31日 (木) 11:36時点における版

if節ルール/Intervening "If" Clause Ruleとは、誘発型能力のうち、誘発イベントの直後に条件文(if節)があるものに関するルール。一般的に「when 〜, if 〜, do 〜」の構文で記述されたルール文章に対し適用される。


Howling Mine / 吠えたける鉱山 (2)
アーティファクト

各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、吠えたける鉱山がアンタップ状態である場合、そのプレイヤーは追加のカードを1枚引く。


このような誘発型能力では、if節は誘発条件の一部とみなす。吠えたける鉱山/Howling Mineならば、「吠えたける鉱山がアンタップ状態である場合、」の部分が条件文(if節)にあたる。

  1. if節の条件が満たされていない場合には、能力誘発しない。
  2. 能力が誘発した場合、その解決時にも条件をチェックする。この時点で条件が満たされていない場合には、その能力は何も起こさない。ただし、打ち消されるわけではないので注意(すべての対象が不適正である場合とはこの点が若干異なる)。
    • (例)アンタップ状態の吠えたける鉱山の能力が誘発しても、解決時までにタップされてしまったならば、追加のカードは引けない。

このルールは、誘発イベントの直後以外に条件文がある場合は適用されない。具体的には「when 〜, if 〜, do 〜」ならif節ルールに従い、「when 〜, do 〜 if 〜」なら従わない。

  • 誘発型能力とともに使われている「if」について、基本的にif節ルールに対応するものは「場合」、そうでないものは「なら」と、日本語テンプレートでは訳語が区別されているが、一定はしていない。(アヴァシンの帰還時点)。
  • 「unless」は否定の意味での「if」であるので、unlessの場合もこのルールは適用される。
  • 誘発イベントの直後以外で登場する「if(unless)」は、ルール上特別な意味を持たない。字面どおりに解釈する。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

  • 6 呪文能力効果
    • 603 誘発型能力の扱い
      • 603.4 誘発イベントのすぐ後に条件が記されている(最新の日本語版では、このルールに当てはまらない「if」は「なら」と翻訳されている)誘発型能力(例えば、「[[[誘発イベント]]]とき/たび/時に、[条件]場合、[[[効果]]]する/When/Whenever/At [trigger event], if [condition], [effect]」)は、誘発条件の一部として条件が真かどうかをチェックする。条件が真でないなら、能力誘発しない。また、解決時にも再び条件をチェックし、条件が真でなくなっていた場合能力は何もしない。これは、対象が適正かどうかのチェックと同じことである。このルールは「"場合"のルール/"intervening 'if' clause" rule」と呼ばれる。(このルールは、テキスト内の他のところに「if」条件がある(日本語版の場合、「なら」と書かれている)誘発型能力には適用しないことに注意。)
QR Code.gif