The Finals

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'''The Finals'''は、年末に行われる日本独自の大型[[トーナメント]][http://mtg-jp.com/reading/wpn/003855/ 参考])。
'''The Finals'''は、年末に行われる日本独自の大型[[トーナメント]]。([http://mtg-jp.com/reading/wpn/003855/ 参考])。[[2011年]]を最後に一度廃止されたが、[[2017年]]から復活予定。
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==概要==
 
==概要==
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1995年に創設された。
  
===2011年まで===
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創設当初は「[[スタンダード]]日本最強決定戦」を決める趣旨で行われたイベントだったが、2000年よりスタンダード+[[エクステンデッド]](2008年に[[ブロック構築]]、2011年に[[モダン]])という混合イベントとして「[[構築]]戦日本最強決定戦」と変更された。
 
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1999年までは「[[スタンダード]]日本最強決定戦」と銘打っておりスタンダードのみという[[フォーマット]]だった。しかし、2000年より「[[構築]]戦日本最強決定戦」と変更された。2000年以降はスタンダード+[[エクステンデッド]]形式になり、2008年度はスタンダード+[[ブロック構築]]の形式で争われた。
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2005年よりスタンダード・エクステンデッドを同時に行う[[世界選手権]]が年末に移行したことにより、[[メタゲーム]]に大きく影響することとなった。またこれにより[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]レースが終了した後のイベントとなったため、[[プロプレイヤー]]の間では真剣勝負度が薄れ、お祭り的な意味合いも強くなった。
 
2005年よりスタンダード・エクステンデッドを同時に行う[[世界選手権]]が年末に移行したことにより、[[メタゲーム]]に大きく影響することとなった。またこれにより[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]レースが終了した後のイベントとなったため、[[プロプレイヤー]]の間では真剣勝負度が薄れ、お祭り的な意味合いも強くなった。
 
年度によって大規模な賞金や記念商品があったが、その規模は流動的であった。日本独自の大会のため、主催者の経営状況がその辺りの「羽振りの良さ」に影響を与えてしまうのだろう。
 
  
 
2006年より、併設イベントとして[[The Limits]]が開催される。
 
2006年より、併設イベントとして[[The Limits]]が開催される。
  
2004年まで[[ホビージャパン]]主催、2005年よりWizards of the Coast Inc主催、[[タカラトミー]]協力。
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2004年まで[[ホビージャパン]]主催だったが、2005年から11年までは[[WotC]]([[タカラトミー]]協力)主催の[[プレミアイベント]]となった。プレミアイベント体制再編により2011年を最後に一度廃止されたが、2017年から[[WPNプレミアムトーナメント]]として復活。
  
イベント体制再編により2011年で廃止。
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*年度によって大規模な賞金や記念商品があったが、その規模は流動的であった。日本独自の大会のため、主催者の経営状況がその辺りの「羽振りの良さ」に影響を与えてしまうのだろう。
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*[[2013年]]から、(一度廃止された)The Finalsの実質的な代替大会として、[[晴れる屋]]主催による[[WPNプレミアムトーナメント]]「[[The Last Sun]]」が開始されている。
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*2017年以降の開催回から、[[プレインズウォーカーポイント]]のイベント記録上ではWPNプレミアムトーナメントの1つとして扱うが、かつては日本WotC主催大会であることから日本公式には引き続き独自イベント扱いとなる([https://mtg-jp.com/events/ 参考])、また、[[グランプリ]]などと同じカバレージ体制を用意された。これはプロ・ポイントに絡めないイベントとしては異例。
  
*[[2013年]]からは実質的な代替大会として、[[晴れる屋]]主催による[[WPNプレミアムトーナメント]]「[[The Last Sun]]」が開始されている。
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==招待される条件(2018年)==
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*The Finals エリア代表決定戦 SUMMER/AUTUMN 上位入賞者
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*The Finals チャレンジ優勝者
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*[[プロプレイヤーズ・クラブ]]のレベルを持つ者 (大会開催2日前時点)
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*[[マジック・プロツアー殿堂]]顕彰者
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*歴代The Finals優勝者
  
===2017年から===
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===エリア代表決定戦===
[[BIG MAGIC]]主催でWPNプレミアムトーナメントとして6年ぶりに開催予定。([https://twitter.com/mtgjp/status/843411497137004544 参考])
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2018年のエリア代表決定戦では、本戦進出者数は参加者数に応じて変動する。また、本戦の参加権獲得者が決定した時点に大会終了。
  
*The Last Sunも継続されることも決定し、年末の大型大会が2週連続で開催されることになる。
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!参加人数||本戦参加権獲得者数||決勝ラウンド形式
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|9~16||1 ||トップ4
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==大会記録と歴代優勝者==
 
==大会記録と歴代優勝者==
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*[[The Finals10]] [[仙波恒太郎]]([[白単アーマー]]、[[青黒赤]][[フェアリー (デッキ)|フェアリー]])
 
*[[The Finals10]] [[仙波恒太郎]]([[白単アーマー]]、[[青黒赤]][[フェアリー (デッキ)|フェアリー]])
 
*[[The Finals11]] [[岡田尚也]]([[青黒]][[感染 (デッキ)#スタンダード|感染]]、[[青赤昇天#モダン|青赤昇天]])
 
*[[The Finals11]] [[岡田尚也]]([[青黒]][[感染 (デッキ)#スタンダード|感染]]、[[青赤昇天#モダン|青赤昇天]])
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*[[The Finals17]] [[津村健志]]([[青赤緑ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|4色エネルギー]])
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[トーナメント用語]]
 
*[[トーナメント用語]]
 
*[[トーナメント記録]]
 
*[[トーナメント記録]]

2018年6月6日 (水) 04:38時点における版

The Finalsは、年末に行われる日本独自の大型トーナメント参考)。


目次

概要

1995年に創設された。

創設当初は「スタンダード日本最強決定戦」を決める趣旨で行われたイベントだったが、2000年よりスタンダード+エクステンデッド(2008年にブロック構築、2011年にモダン)という混合イベントとして「構築戦日本最強決定戦」と変更された。

2005年よりスタンダード・エクステンデッドを同時に行う世界選手権が年末に移行したことにより、メタゲームに大きく影響することとなった。またこれによりプレイヤー・オブ・ザ・イヤーレースが終了した後のイベントとなったため、プロプレイヤーの間では真剣勝負度が薄れ、お祭り的な意味合いも強くなった。

2006年より、併設イベントとしてThe Limitsが開催される。

2004年までホビージャパン主催だったが、2005年から11年まではWotCタカラトミー協力)主催のプレミアイベントとなった。プレミアイベント体制再編により2011年を最後に一度廃止されたが、2017年からWPNプレミアムトーナメントとして復活。

  • 年度によって大規模な賞金や記念商品があったが、その規模は流動的であった。日本独自の大会のため、主催者の経営状況がその辺りの「羽振りの良さ」に影響を与えてしまうのだろう。
  • 2013年から、(一度廃止された)The Finalsの実質的な代替大会として、晴れる屋主催によるWPNプレミアムトーナメントThe Last Sun」が開始されている。
  • 2017年以降の開催回から、プレインズウォーカーポイントのイベント記録上ではWPNプレミアムトーナメントの1つとして扱うが、かつては日本WotC主催大会であることから日本公式には引き続き独自イベント扱いとなる(参考)、また、グランプリなどと同じカバレージ体制を用意された。これはプロ・ポイントに絡めないイベントとしては異例。

招待される条件(2018年)

エリア代表決定戦

2018年のエリア代表決定戦では、本戦進出者数は参加者数に応じて変動する。また、本戦の参加権獲得者が決定した時点に大会終了。

参加人数 本戦参加権獲得者数 決勝ラウンド形式
9~16 1 トップ4
17~32 1 トップ8
33~64 2
65~128 4
129~226 8 なし
スイスドローのみ)
227以上 12

大会記録と歴代優勝者

参考

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