Phil Foglio

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彼が手がけた有名なカードは[[Mirror Universe]]({{Gatherer|id=159307}})、[[謙虚/Humility]]({{Gatherer|id=4881}})、[[リサイクル/Recycle]]({{Gatherer|id=4782}})など強力かつ凶悪なものも含まれており、ユニークな絵柄とあいまって印象は強い。
 
彼が手がけた有名なカードは[[Mirror Universe]]({{Gatherer|id=159307}})、[[謙虚/Humility]]({{Gatherer|id=4881}})、[[リサイクル/Recycle]]({{Gatherer|id=4782}})など強力かつ凶悪なものも含まれており、ユニークな絵柄とあいまって印象は強い。
 
近年ではイラストの雰囲気から彼の作風ははずされ気味で、基本セットの再録以外では通常にプレイできるカードセットでお目にかかることがなくなってきている。
 
  
 
[[Kaja Foglio]]の夫であり、よきパートナー。年の離れた夫婦であるが、お互いにイラストレーターとして忙しさを競い合っている風でもある。
 
[[Kaja Foglio]]の夫であり、よきパートナー。年の離れた夫婦であるが、お互いにイラストレーターとして忙しさを競い合っている風でもある。
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[[1998年]]の[[アングルード]]以降、再録以外でFoglioの手掛けたカードは長らく登場することはなかったが、[[ダブルマスターズ2022]]にて実に24年ぶりにFoglioの新規イラストのカードが収録されることとなった。
  
 
==手がけた有名なカード==
 
==手がけた有名なカード==

2022年6月19日 (日) 12:54時点における版

フィル・フォグリオ(Phil Foglio)は、マジックのイラストレーターの1人。1956年生まれ。アングルードではClaymore J. Flapdoodleの異称を用いている(なお、WHISPERではPhil Foglioと表記している)。

レジェンドから参入しており、アイスエイジアライアンステンペストあたりが最盛期だった。

主にマーカーやカラーインクを使っているのだろうか、色彩も原色に近いものをよく使い、アメリカン・コミックそのままの絵柄で蛙の舌/Frog Tongueなどを描いている。

ニューヨーク生まれのニューヨーク育ち。早口でよくしゃべる人物で、コンピューター業界を目指していたが、数学が苦手なためイラストレーターに転向。シカゴ・アカデミー・オブ・ファイン・アーツ(Chicago Academy of Fine Arts, 現シカゴ美術館の前身)在学中にSFに傾倒し、ヒューゴー賞のベストアマチュアアーティスト部門賞を1977年、78年の2期連続で受賞した。卒業後その大学は潰れてしまったとのことだが、果たして彼がそれに関わっていたかどうかは定かではない。

その後本のカバーワークやイラストの仕事を渡り歩き、コミック業界に身を寄せる。自前の出版社まで立ち上げるほどのバイタリティの持ち主で、そこで作られた『XXXenophile』という本は18歳未満閲覧禁止のものであった(のちにQuinton HooverDrew TuckerMark TedinHarold McNeillなどのマジックのイラストレーターが参加しているTCGにもなった)。さらに紆余曲折を経てウィザーズ社に入社、Duelist誌で「What's New?」というコミックページを担当し、パロディ担当としてさまざまなネタを披露していた。

彼が手がけた有名なカードはMirror Universeイラスト)、謙虚/Humilityイラスト)、リサイクル/Recycleイラスト)など強力かつ凶悪なものも含まれており、ユニークな絵柄とあいまって印象は強い。

Kaja Foglioの夫であり、よきパートナー。年の離れた夫婦であるが、お互いにイラストレーターとして忙しさを競い合っている風でもある。

1998年アングルード以降、再録以外でFoglioの手掛けたカードは長らく登場することはなかったが、ダブルマスターズ2022にて実に24年ぶりにFoglioの新規イラストのカードが収録されることとなった。

手がけた有名なカード

参考

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