Magic: The Gathering Arena

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*動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。
 
*動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。
 
*正常に動作しない場合、最新のVisualC++のランタイムをインストールすることで解消される場合がある<ref>[https://twitter.com/MTG_Arena/status/1017527773173354496 公式Twitter]</ref>。Microsoftのホームページから無料ダウンロード可能。
 
*正常に動作しない場合、最新のVisualC++のランタイムをインストールすることで解消される場合がある<ref>[https://twitter.com/MTG_Arena/status/1017527773173354496 公式Twitter]</ref>。Microsoftのホームページから無料ダウンロード可能。
*最初の言語設定で日本語を選択するとうまくインストールできない場合がある。一度アンインストールした後に英語を選択して再インストールし、改めてゲーム内で言語設定を変更するとよい。
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*日本語版はうまくインストールできない場合がある。一度アンインストールした後に英語版を再インストールし、改めてゲーム内で言語設定を変更するとよい。
  
 
==特徴==
 
==特徴==
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:戦闘フェイズに入る前に、戦闘前メイン・フェイズ中に[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]に対して[[ショック/Shock]]を唱えたい。(戦闘前フェイズをクリック)
 
:戦闘フェイズに入る前に、戦闘前メイン・フェイズ中に[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]に対して[[ショック/Shock]]を唱えたい。(戦闘前フェイズをクリック)
  
;フルコントロールモード(Full Control Mode)
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;フル操作モード(Full Control Mode)
対戦相手が使った呪文や能力に対する優先権の行使はその都度求められるが、自分が使った呪文や能力に対しては再び優先権を得ることができず、すぐに解決が開始されてしまう。より細かく手順を進行したい場合、あらかじめCtrlキーを押しておくことでフルコントロールモードとなり、自動で解決が始まらなくなる。またShift+Ctrlキーで常時フルコントロールモードにできる。
+
対戦相手が使った呪文や能力に対する優先権の行使はその都度求められるが、自分が使った呪文や能力に対しては再び優先権を得ることができず、すぐに解決が開始されてしまう。より細かく手順を進行したい場合、あらかじめCtrlキーを押しておくことでフルコントロールモードとなり、自動で解決が始まらなくなる。またShift+Ctrlキーで常時フル操作モードにできる。
  
例えば以下のような操作を行いたい場合は、フルコントロールモードをあらかじめ機能させておく必要がある。
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例えば以下のような操作を行いたい場合は、フル操作モードをあらかじめ機能させておく必要がある。
 
:自分が何か呪文を唱えて、それを[[解決]]し始める前に[[団体のギルド魔道士/League Guildmage]]の2つ目の能力を起動して[[コピー]]したい。(呪文を唱える前にフルコントロールモードにしておく)
 
:自分が何か呪文を唱えて、それを[[解決]]し始める前に[[団体のギルド魔道士/League Guildmage]]の2つ目の能力を起動して[[コピー]]したい。(呪文を唱える前にフルコントロールモードにしておく)
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:相手が何か行動したとき、手順を進行する前に[[対応して|対応]]できる[[インスタント]]を持っているかのように[[ブラフ]]を利かせたい。
  
;[[誘発型能力]]の[[誘発]]順・[[置換効果]]の適用順
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;[[誘発型能力]]の[[解決]]順・[[置換効果]]の適用順
複数の誘発型能力が同時に誘発する場合や、置換効果が適用される場合、初期状態ではそれらは自動決定された順番で誘発し、自動的に適用される。オプションの「Auto Order Triggerd Abilities(誘発型能力の自動順序づけ)」「Auto Choose Replacement Effects(置換効果の自動選択)」 をオフにすることで、それぞれを任意に決定することが可能になる。
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複数の誘発型能力が同時に誘発した場合や、置換効果が適用される場合、初期状態ではそれらは自動決定された順番で解決・適用される。オプションの「誘発型能力の解決順を自動で決める/Auto Order Triggerd Abilities」「置換効果を自動で選択する/Auto Choose Replacement Effects」のチェックを外すことで、それぞれを任意に決定することが可能になる。
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*ゲームに慣れてきたら優先的にチェックを外しておきたい。
  
;レスポンスのパス(Pass Turn)・優先権のパス(Pass Priority)・ターンのパス(Pass Turn)
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;対応があるまで優先権をパス(Pass Until Response)・優先権のパス(Pass Priority)・ターンを渡す(Pass Turn)
 
対戦相手の行動に対するレスポンスを求められた場合はEnterキー、各フェイズで優先権の行使を求められた場合はSpaceキー、そのターンを何もせずにすぐ終えたい場合はShitf+Enterキーで、それぞれパスできる。特にターンのパスは対戦画面右下にレバーが表示されており、必要な時にオンにするだけでフェイズを進めずにすぐターンを終了することができる。
 
対戦相手の行動に対するレスポンスを求められた場合はEnterキー、各フェイズで優先権の行使を求められた場合はSpaceキー、そのターンを何もせずにすぐ終えたい場合はShitf+Enterキーで、それぞれパスできる。特にターンのパスは対戦画面右下にレバーが表示されており、必要な時にオンにするだけでフェイズを進めずにすぐターンを終了することができる。
  
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パックを開けていくとゲージが溜まり入手できる他、パックに直接入っている事もある。
 
パックを開けていくとゲージが溜まり入手できる他、パックに直接入っている事もある。
  
====The Vault====
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====宝箱/The Vault====
コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚以降を入手したとき、それはThe Vaultのポイントとして蓄積される。ポイントが100%になると、神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。
+
コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚以降を入手したとき、それは宝箱/The Vaultのポイントとして蓄積される。ポイントが100%になると、神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。
  
 
5枚目以降のカードを入手したとき、そのレアリティに応じて進行度が変わり、アンコモン0.3%、コモン0.1%という具合。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。
 
5枚目以降のカードを入手したとき、そのレアリティに応じて進行度が変わり、アンコモン0.3%、コモン0.1%という具合。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。
  
The Vaultの進行状況はゲーム内では確認できないが、output_log.txt内に"vaultProgress"としてログが出力されている。
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宝箱の進行状況はゲーム内では確認できないが、output_log.txt内に"vaultProgress"としてログが出力されている。
  
神話レア、レアについても当初は5枚目以降はVaultの進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された
+
神話レア、レアについても当初は5枚目以降は宝箱の進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された
 
*ブースターパック開封時
 
*ブースターパック開封時
 
**すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカードが出現する。
 
**すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカードが出現する。
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;検索欄
 
;検索欄
画面左上の検索欄ではキーワードを入力してカードを絞り込める。検索方式は部分一致で、カード全体のどこかにキーワードが含まれていればそれらすべてを表示する。
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画面左上の検索欄ではキーワードを入力してカードを絞り込める。検索方式は部分一致で、カード全体のどこかにキーワードが含まれていればそれらすべてを表示する。日本語に対応したことで
*例えば「[[エルフ|elf]]」と入力すると、[[クリーチャー・タイプ]]がエルフのカードのほか、エルフ・トークンを出すカード、カード名にS'''elf'''が含まれる[[無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion]]や[[ミシュラの自己複製機械/Mishra's Self-Replicator]]、[[ルール文章]]にits'''elf'''と書かれている[[裁きの一撃/Justice Strike]]などもヒットする。
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*例えば「[[エルフ]]」と入力すると、[[クリーチャー・タイプ]]がエルフのカードのほか、エルフ・トークンを出すカードがヒットする。
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**言語設定が英語の場合、「elf」と入力するとカード名にS'''elf'''が含まれる[[無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion]]や[[ミシュラの自己複製機械/Mishra's Self-Replicator]]、[[ルール文章]]にits'''elf'''と書かれている[[裁きの一撃/Justice Strike]]などもヒットする。
 
*キーワードをダブルクォーテーションマークで囲えば完全一致検索も可能。例えば「クリーチャー1体を対象とする。~はそれに2点のダメージを与える。」というルール文章を含むカードを検索すべく「deals 2 damage to target creature」と入力した場合、20点のダメージを与える[[絶滅の星/Star of Extinction]]や、それ自身がクリーチャーである[[ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer]]などもヒットしてしまう。その場合「'''"'''deals 2 damage to target creature'''"'''」と入力すれば[[シヴの火/Shivan Fire]]などの目的のカードを検索できる。
 
*キーワードをダブルクォーテーションマークで囲えば完全一致検索も可能。例えば「クリーチャー1体を対象とする。~はそれに2点のダメージを与える。」というルール文章を含むカードを検索すべく「deals 2 damage to target creature」と入力した場合、20点のダメージを与える[[絶滅の星/Star of Extinction]]や、それ自身がクリーチャーである[[ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer]]などもヒットしてしまう。その場合「'''"'''deals 2 damage to target creature'''"'''」と入力すれば[[シヴの火/Shivan Fire]]などの目的のカードを検索できる。
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*言語設定が日本語の場合、半角数字の「2」はルール文章のマナ・コスト、全角数字の「2」はルール文章の「2点」「2枚」「2体」などがヒットする。
 
*「e:([[エキスパンション]]の略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」で[[ラヴニカのギルド]]のカードだけが表示される。
 
*「e:([[エキスパンション]]の略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」で[[ラヴニカのギルド]]のカードだけが表示される。
*「basic land」または[[基本土地]]の名前([[平地/Plains|Plains]]等)を入力し、その後フィルタ画面でリセットを押すことで[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。
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*デッキを一端エクスポートし、基本土地のエキスパンションの略号とコレクション番号を正しく変更することで、[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。例えば[[平地/Plains]]の末尾を「(RIX) 192」から「(RNA) 260」に変更すれば{{Gatherer|id=440871|イクサランの相克版の平地}}{{Gatherer|id=460064|ラヴニカの献身版の平地}}に変更できる。
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**2019年2月15日以前は、検索欄で所定の手順を踏むことですべてのイラスト違いの基本土地を選択できた。
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<!-- 使用不可能になった機能*「basic land」または[[基本土地]]の名前([[平地/Plains|Plains]]等)を入力し、その後フィルタ画面でリセットを押すことで[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。-->
  
 
;簡易フィルタ
 
;簡易フィルタ
 
[[マナ・シンボル]]等を押すことで簡易的に各[[色]]、[[無色]]、[[多色]]のカードを簡易的に絞り込むことができる。
 
[[マナ・シンボル]]等を押すことで簡易的に各[[色]]、[[無色]]、[[多色]]のカードを簡易的に絞り込むことができる。
 
ワイルドカードと同じシンボルをクリックすると、また所持しているカードだけを表示するか、未所持も一緒に表示するかを切り替えることができる。1枚も持っていないカードを
 
  
 
土地ボタンをクリックすると、土地だけを表示するモードに切り替えられる。そこで「SUGGEST LANDS」をクリックすることで、土地の自動調整機能(Auto-Suggest)の有効化・無効化を切り替えられる。
 
土地ボタンをクリックすると、土地だけを表示するモードに切り替えられる。そこで「SUGGEST LANDS」をクリックすることで、土地の自動調整機能(Auto-Suggest)の有効化・無効化を切り替えられる。
  
 
;詳細フィルタ
 
;詳細フィルタ
丸のついた「三」のようなボタンから色、[[点数で見たマナ・コスト]]、[[希少度|レアリティ]]、[[カード・タイプ]]、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。
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バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、[[点数で見たマナ・コスト]]、[[希少度|レアリティ]]、[[カード・タイプ]]、エキスパンション、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。
 +
 
 +
;ズームアウト・イン
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虫メガネボタンから、一度に表示するカードを10(12)枚から21(27)枚に変更する。
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;作成モード
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デッキ編集画面で作成(Craft)ボタンをクリックすると作成モードに切り替わり、未所持カードも全て表示される。
  
 
====デッキのエクスポート・インポート====
 
====デッキのエクスポート・インポート====
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インポート(INPORT)を押すと、現在クリップボードにコピーされているデッキリストをデッキとして取り込むことができる。
 
インポート(INPORT)を押すと、現在クリップボードにコピーされているデッキリストをデッキとして取り込むことができる。
  
*[[ドミナリア]]版[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]4枚なら「4 Llanowar Elves (DAR) 168」といった規格になる。エキスパンションの略号や[[コレクター番号]]を含むため、[[Magic Online]]用のリストはそのままでは使用できない。
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*[[ドミナリア]]版[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]4枚なら「4 ラノワールのエルフ (DAR) 168」または「4 Llanowar Elves (DAR) 168」といった規格になる。エキスパンションの略号や[[コレクター番号]]を含むため、[[Magic Online]]用のリストはそのままでは使用できない。
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*英語で出力されたリストは言語設定が英語でなければインポートできない。インポート後に言語設定を戻すのであれば問題ない。
 
*[https://mtgarena.pro/deckbuilder/ MTG Arena Deckbuilder]や[https://www.mtggoldfish.com/ MTG Goldfish]など、アリーナ向けにデッキリストをコピーできるサイトも登場している。
 
*[https://mtgarena.pro/deckbuilder/ MTG Arena Deckbuilder]や[https://www.mtggoldfish.com/ MTG Goldfish]など、アリーナ向けにデッキリストをコピーできるサイトも登場している。
 
*[[バベル]]のような大量にカードを積んだデッキを組む場合、いちいちクリックで1枚ずつカードを入れていくのは非常に時間がかかるため、デッキリストからインポートするのが望ましい。
 
*[[バベル]]のような大量にカードを積んだデッキを組む場合、いちいちクリックで1枚ずつカードを入れていくのは非常に時間がかかるため、デッキリストからインポートするのが望ましい。
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*上限を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。[[ネズミの群棲/Rat Colony‎]]のような[[4枚制限ルール#4枚制限を無視するカード|4枚制限ルールを無視するカード]]も同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。
 
*上限を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。[[ネズミの群棲/Rat Colony‎]]のような[[4枚制限ルール#4枚制限を無視するカード|4枚制限ルールを無視するカード]]も同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。
 
*デッキボックスには好きなカードの[[絵|イラスト]]を設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。
 
*デッキボックスには好きなカードの[[絵|イラスト]]を設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。
*単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「Collection」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。
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*単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。
  
 
==プレイモード==
 
==プレイモード==
 
チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。
 
チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。
  
初期の'''Arena Play Mode'''では短時間で終わる1本勝負のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で'''All Play Mode'''に切り替えることで[[サイドボード]]を扱う2本先取・3本勝負のゲームが遊べる。
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初期の'''アリーナ・モード/Arena Play Mode'''では短時間で終わる[[BO|BO1]](1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作して'''すべてのモード/All Play Mode'''に切り替えることで[[サイドボード]]を扱うBO3(2本先取・3本勝負)のゲームが遊べる。
  
 
フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。
 
フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。
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;現実の[[リミテッド]]との違い
 
;現実の[[リミテッド]]との違い
 
*[[ピック]]したカードがすぐに自身のコレクションに加えられる[[取りきり|ドラフト取りきり]]ルールである。
 
*[[ピック]]したカードがすぐに自身のコレクションに加えられる[[取りきり|ドラフト取りきり]]ルールである。
**ただし、スタンダードの禁止カード(スタンダードがサポートされている前に収録された[[暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon]]、[[ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins]]除く)のみ、リミテッドイベント終了後にコレクションから消滅し、代わりに同じ[[稀少度]]のワイルドカードを入手した。
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**ただし、スタンダードの禁止カード(スタンダードがサポートされている前に収録された[[暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon]]、[[ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins]]除く)のみ、リミテッドイベント終了後にコレクションから消滅し、代わりに同じ[[稀少度]]のワイルドカードが加えられる。
 
*[[ブースター・ドラフト]]はAIと行い、ピックしたカードを用いてデッキを構築し、同様の手順を済ませた別のプレイヤーとゲームを行う。8名のプレイヤーが集まってドラフトを行うわけではない。現実で例えるなら、ドラフトをした卓とは'''全く別の卓のプレイヤーとゲームを行う'''ことになる。
 
*[[ブースター・ドラフト]]はAIと行い、ピックしたカードを用いてデッキを構築し、同様の手順を済ませた別のプレイヤーとゲームを行う。8名のプレイヤーが集まってドラフトを行うわけではない。現実で例えるなら、ドラフトをした卓とは'''全く別の卓のプレイヤーとゲームを行う'''ことになる。
 
**そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々と[[プレイ]]されることもある。また、通常のドラフトならば卓内の[[カードプール]]全体の[[カードパワー]]が著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんど[[シールド]]戦に近い。
 
**そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々と[[プレイ]]されることもある。また、通常のドラフトならば卓内の[[カードプール]]全体の[[カードパワー]]が著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんど[[シールド]]戦に近い。
 
**他の対戦相手が使っている[[色]]を読んで無理に[[デッキカラー]]を変更したり、危険なカードを[[カット]]しにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。
 
**他の対戦相手が使っている[[色]]を読んで無理に[[デッキカラー]]を変更したり、危険なカードを[[カット]]しにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。
 
*デッキ構築時間に特に制限はない。
 
*デッキ構築時間に特に制限はない。
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===練習/Practice===
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ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。
  
 
===プレイ/Free Play===
 
===プレイ/Free Play===
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*利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。
 
*利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。
 
*サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ[[構築]]が求められる。例えば本来サイドボード向けである[[垂直落下/Plummet]]を、最初から[[メインデッキ]]に複数[[積む]]ことも選択肢に入ってくる。
 
*サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ[[構築]]が求められる。例えば本来サイドボード向けである[[垂直落下/Plummet]]を、最初から[[メインデッキ]]に複数[[積む]]ことも選択肢に入ってくる。
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*アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。
  
 
===マッチ・[[ドラフト]]/Traditional Draft===
 
===マッチ・[[ドラフト]]/Traditional Draft===
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[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。
 
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。
  
*2勝まではジェムの払い戻しはないが、3勝から一気に1,500ジェム以上払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。
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*3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。
  
 
===Sealed([[シールド]])===
 
===Sealed([[シールド]])===
237行: 252行:
 
**参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば勝てなくともあまり損はしないだろう。
 
**参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば勝てなくともあまり損はしないだろう。
  
===Quick Singleton([[シングルトン]])===
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===[[シングルトン]]/Quick Singleton===
 
参加費:500ゴールド または 100ジェム
 
参加費:500ゴールド または 100ジェム
  
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*対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。
 
*対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。
 
*最後に入力したユーザーIDは入力欄に残り続けるので、続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。
 
*最後に入力したユーザーIDは入力欄に残り続けるので、続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。
*オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。
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*オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。
  
 
===期間限定イベント===
 
===期間限定イベント===
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<!--期間限定イベントを網羅するのでしたら、クローズドβ時代のものや、当時の景品などを含めた正確な情報が必要です。また、今後増え続けるであろうイベントを逐一更新し、ルールや景品の仕様が変わったならその都度保守する手間もありますので、責任を持って加筆するのでないのなら、「一例」としての記述に留めてください-->
 
上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。
 
上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。
  
一例として、[[モミール・ベーシック]]の[[スタンダード]]版であるMomir Madness、オープンβ版リリース記念のスタンダードハイランダー戦のWelcome Weekend Singleton、[[Pauper|Standard Pauper]]など。
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一例として、[[モミール・ベーシック]]の[[スタンダード]]版であるモミールの狂気、オープンβ版リリース記念のスタンダードハイランダー戦のWelcome Weekend Singleton、スタンダード限定[[Pauper|パウパー]]など。
 
<!-- *Welcome Weekend Singleton - 2018年9月27日~10月1日。オープンβリリースを記念して最初の1週間だけ開催されたイベント。参加無料。「基本土地カード以外のカードを各1枚しか入れることができない」ルールで構築したデッキを登録。4勝または2敗するまで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード1枚(15%でいずれかの上位レアに変化)を獲得できる。-->
 
<!-- *Welcome Weekend Singleton - 2018年9月27日~10月1日。オープンβリリースを記念して最初の1週間だけ開催されたイベント。参加無料。「基本土地カード以外のカードを各1枚しか入れることができない」ルールで構築したデッキを登録。4勝または2敗するまで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード1枚(15%でいずれかの上位レアに変化)を獲得できる。-->
  
 
==収録カード==
 
==収録カード==
現実と同じ[[スタンダード]]で使用可能なカード([[ウェルカム・デッキ]]や[[プレインズウォーカーデッキ]]限定収録のカードや、[[BOX特典カード]]も含む)が収録されているほか、MTGアリーナ限定のオリジナルカード(一部[[再録]])が存在する。
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現実と同じ[[スタンダード]]で使用可能なカード([[ウェルカム・デッキ]]や[[プレインズウォーカーデッキ]]限定収録のカードや、[[BOX特典カード]]も含む)が収録されているほか、アリーナ限定のオリジナルカードやチュートリアル限定で登場するカード(一部[[再録]])が存在する。
  
 
現在使用可能な[[カード・セット]]に関しては[[スタンダード]]の項を参照のこと。
 
現在使用可能な[[カード・セット]]に関しては[[スタンダード]]の項を参照のこと。
  
 
===MTGアリーナ限定カード===
 
===MTGアリーナ限定カード===
カード名の左の★はチュートリアルでのみ登場するカードを意味し、[[構築]]に使用できない。
+
[[エキスパンション・シンボル]]は大文字のA。カード名の左の★はチュートリアルでのみ登場するカードを意味する。括弧内は再録元の[[カード・セット]]であり、括弧無しはアリーナオリジナル。
 +
 
 +
アリーナオリジナルのカードについては[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|カード個別評価:Magic: The Gathering Arenaオリジナルカード]]も参照。
  
 
*[[白]]
 
*[[白]]
**[[Angelic Reward]]
+
**[[天使の報奨/Angelic Reward]]
**★[[Blinding Radiance]]
+
**★[[まばゆい輝き/Blinding Radiance]]
**[[Confront the Assault]]
+
**[[襲撃との対決/Confront the Assault]]
**[[Inspiring Commander]]
+
**[[鼓舞する指揮官/Inspiring Commander]]
**★[[Shrine Keeper]]
+
**★[[騎士の誓約/Knight's Pledge]]([[基本セット2019]])
**[[魂の守護者/Spiritual Guardian]]([[ポータル]]より再録)
+
**★[[ロクソドンの戦線砕き/Loxodon Line Breaker]]([[基本セット2019]])
**[[Tactical Advantage]]
+
**★[[聖所の猫/Sanctuary Cat]]([[闇の隆盛]])
 +
**★[[セラの天使/Serra Angel]]([[アンリミテッド・エディション]])
 +
**★[[神殿の守り手/Shrine Keeper]]
 +
**[[魂の守護者/Spiritual Guardian]]([[ポータル]]
 +
**[[戦術的優位/Tactical Advantage]]
 +
**★[[返報/Take Vengeance]]([[基本セット2019]])
 
*[[青]]
 
*[[青]]
**★[[River's Favor]]
+
**★[[古代ガニ/Ancient Crab]]([[ゲートウォッチの誓い]])
**★[[Shorecomber Crab]]
+
**★[[溢れ出る洞察/Overflowing Insight]]([[イクサラン]])
**★[[Titanic Pelagosaur]]
+
**★[[川の好意/River's Favor]]
**★[[Zephyr Gull]]
+
**★[[岸漁りガニ/Shorecomber Crab]]
 +
**★[[剛力ペラゴサウルス/Titanic Pelagosaur]]
 +
**★[[水結び/Waterknot]]([[イクサランの相克]])
 +
**★[[微風カモメ/Zephyr Gull]]
 
*[[黒]]
 
*[[黒]]
**★[[Cruel Cut]]
+
**★[[祭壇の刈り取り/Altar's Reap]]([[イニストラード]])
**★[[Nimble Pilferer]]
+
**★[[野望の代償/Ambition's Cost]]([[ポータル三国志]])
**★[[Soulhunter Rakshasa]]
+
**★[[残酷な切断/Cruel Cut]]
 +
**★[[瘴気ミイラ/Miasmic Mummy]]([[アモンケット]])
 +
**★[[敏捷なこそ泥/Nimble Pilferer]]
 +
**★[[反逆の悪魔/Renegade Demon]]([[アヴァシンの帰還]])
 +
**★[[墓場からの復活/Rise from the Grave]]([[基本セット2010]])
 +
**★[[魂狩りのラクシャーサ/Soulhunter Rakshasa]]
 
*[[赤]]
 
*[[赤]]
**★[[Goblin Bruiser]]
+
**★[[混沌の大口/Chaos Maw]]([[破滅の刻]])
**★[[Goblin Gang Leader]]
+
**★[[二倍詠唱/Doublecast]]([[基本セット2019]])
**★[[Ogre Painbringer]]
+
**★[[ゴブリンの暴れ者/Goblin Bruiser]]
 +
**★[[ゴブリンの班長/Goblin Gang Leader]]
 +
**★[[ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade]]([[フォールン・エンパイア]])
 +
**★[[オーガの苦痛運び/Ogre Painbringer]]
 +
**★[[怒り狂うゴブリン/Raging Goblin]]([[ポータル]])
 +
**★[[大地の断裂/Seismic Rupture]]([[タルキール龍紀伝]])
 +
**★[[火山のドラゴン/Volcanic Dragon]]([[ミラージュ]])
 +
 
 
*[[緑]]
 
*[[緑]]
**★[[Feral Roar]]
+
**★[[野生の咆哮/Feral Roar]]
**★[[Treetop Warden]]
+
**★[[轟くベイロス/Rumbling Baloth]]([[基本セット2014]])
 +
**★[[樹上の番人/Treetop Warden]]
  
 
===[[構築済みデッキ]]===
 
===[[構築済みデッキ]]===
'''Starting Deck'''は、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ[[単色デッキ]]が与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。配信当初は5つまでしか配布されないことになっていたが、ユーザーからのフィードバックを受けて10個全てが配信されるようになった。
+
'''Starting Deck'''は、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ[[単色デッキ]]が与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。これらのクエストはゲームに敗北しても進行するので、何はともあれまずはデッキのアンロックを目指すとよい。
  
2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの[[Chaos and Mayhem]]を手に入れたら、その次は[[Auras of Majesty]]になる。
+
*配信当初は5つまでしか配布されないことになっていたが、ユーザーからのフィードバックを受けて10個全てが配信されるようになった。
 +
*[[2018年]]11月16日より[[白青]]デッキの[[アーティファクト攻勢/Artifacts Attack]]が[[翼と爪/Wing and Clow]]に変更された。
 +
 
 +
2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]]を手に入れたら、その次は[[オーラの威光/Auras of Majesty]]になる。
 
*パターン1:(RB)→(WG)→(WB)→(GU)→(UR)→残りの5種
 
*パターン1:(RB)→(WG)→(WB)→(GU)→(UR)→残りの5種
 
*パターン2:(GU)→(RW)→(RB)→(WG)→(UB)→残りの5種
 
*パターン2:(GU)→(RW)→(RB)→(WG)→(UB)→残りの5種
307行: 349行:
  
 
*単色デッキ
 
*単色デッキ
**[[Tactical Assault]](W)
+
**[[戦略的突撃/Tactical Assault]](W)
**[[Arcane Inventions]](U)
+
**[[秘儀での発明/Arcane Inventions]](U)
**[[Graveyard Bash]](B)
+
**[[墓地の一撃/Graveyard Bash]](B)
**[[Dragon's Fire]](R)
+
**[[ドラゴンの火/Dragon's Fire]](R)
**[[Forest's Might]](G)
+
**[[森の力/Forest's Might]](G)
 
*2色デッキ
 
*2色デッキ
**[[Artifacts Attack]](WU)
+
**[[翼と爪/Wing and Clow]](WU)
**[[Walk the Plank]](UB)
+
**[[板歩きの刑/Walk the Plank (Starting Deck)|板歩きの刑/Walk the Plank]](UB)
**[[Chaos and Mayhem]](BR)
+
**[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]](BR)
**[[Primal Fury]](RG)
+
**[[原初の憤怒/Primal Fury]](RG)
**[[Auras of Majesty]](GW)
+
**[[オーラの威光/Auras of Majesty]](GW)
**[[Eternal Thirst]](WB)
+
**[[永遠の口渇/Eternal Thirst (Starting Deck)|永遠の口渇/Eternal Thirst]](WB)
**[[Saproling Swarm]](BG)
+
**[[群生する苗木/Saproling Swarm]](BG)
**[[Jungle Secrets]](GU)
+
**[[密林の秘密/Jungle Secrets]](GU)
**[[Wrath of Mages]](UR)
+
**[[魔道士の怒り/Wrath of Mages]](UR)
**[[Strength in Numbers]](RW)
+
**[[数の力/Strength in Numbers (Starting Deck)|数の力/Strength in Numbers]](RW)
 +
 
 +
過去に配布されていた構築済みデッキについては[[構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena‎内限定セット]]を参照。
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 +
==アバター==
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プロフィール画面からプレイヤー自身の外見を[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や[[伝説のクリーチャー]]のものに変更できる。サービス開始時点では12種類選択可能で、以後アップデートで追加されていく。
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 +
チュートリアル中や指名対戦で対戦相手を待つ際は、顔を判別できないローブ姿のものが使用される。
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===初期アバター===
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全12種類
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;[[アジャニ/Ajani]]
 +
:アジャニは、[[レオニン/Leonin]]としての獰猛さと正義感との狭間で苦しんでいます。彼は[[ナヤ/Naya]]で生まれましたが、白色変異のレオニンが群れに受け入れられることは決してなく、家族から見捨てられたも同然に育ちました。
 +
 
 +
;[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]
 +
:繊細さは美徳ではありません――少なくとも、チャンドラ・ナラーにとっては。彼女は自信に満ち、熱烈で、反抗的なプレインズウォーカーであり紅蓮術を専門としています――炎と、炎と、更なる炎の呪文を。
 +
 
 +
;[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]
 +
:自身を無敵にする強力な戦闘魔術の使い手にして、忠義に篤く心身ともに不屈でありカリスマ性にあふれるギデオンは、無辜の者を守るべく戦いに身を投じることを躊躇いません。
 +
 
 +
;[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]
 +
:ジェイスは幻影、欺瞞、そして読心の呪文、精神魔術の達人です。その力をもって彼は敵の魔術を打ち消し、もしくは敵の呪文を利用して自滅させます。
 +
 
 +
;[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)|ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]
 +
:ヤヤ・バラードは[[ドミナリア/Dominaria]]に生まれ、その過去と現在の両方において名を知られています。向こう見ずであった[[特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage|若い頃]]、彼女はその傑出した紅蓮術の腕前を高値で売っていました。
 +
 
 +
;[[カーン/Karn]]
 +
:元々は兵器として造られたカーンは、[[白青黒赤緑|5色]]すべてのマナを扱うことができます。この[[銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem|銀のゴーレム]]は、時空を渡る能力を持つプレインズウォーカーであり、強力なアーティファクトにして[[アージェンタム/Argentum|世界の創造者]]でもある頼もしい味方です。
 +
 
 +
;[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]
 +
:美しく、狡猾、そしてあまりにも野心的、リリアナは暗黒の屍術の達人です。その呪文は死者を蘇らせ、生きている者を腐敗させます。
 +
 
 +
;[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]
 +
:活気に溢れ、献身的に、そして大地と深く結びついてニッサ・レヴェインは精霊の魔術を振るいます。彼女は[[次元/Plane]]のマナの力線と繋がり、大地へと命を与えます。
 +
 
 +
;[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]
 +
:[[ドラゴン|龍]]を崇拝するサルカン・ヴォルは[[タルキール/Tarkir]]出身です。龍の憤怒と捕食者としての威厳に取りつかれたサルカンは、この頂点捕食者を崇める[[ラッカ・マー/Rakka Mar (ストーリー)|悪名高いシャーマン]]の一団に入信するほどでした。
 +
 
 +
;[[テフェリー/Teferi]]
 +
:テフェリーは、若くして魔法の神童と知られる存在でした。時間魔法の才能と悪ふざけを好む一面を持ち、テフェリーは[[アカデミー/Academy]]で最も名高く、かつ[[問題児/Disruptive Student|当惑をもたらす生徒]]の一人でした。
 +
 
 +
;[[テゼレット/Tezzeret]]
 +
:テゼレットは青のアーティファクト魔法を専門とし、アーティファクトを作成、操作するだけなく、ときには命を吹き込みます。彼の身体は、魔法の合金である[[エーテリウム/Etherium]]で強化されています。
 +
 
 +
;[[ビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)|ビビアン・リード/Vivien Reid]]
 +
:[[スカラ/Skalla|ビビアンの故郷の次元]]は、森林に住む人々とそれを取り巻く先進的な文明で大きく分かたれていました。彼女は森林に住む生物を保護する「スマラグディ」側に所属していました。
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 +
===追加アバター===
 +
====[[ラヴニカの献身]]期====
 +
2019年3月27日のアップデート追加 全12種類
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 +
;[[アングラス/Angrath]](500ジェム/3000ゴールド)
 +
:アングラスは、まるで[[イクサラン/Ixalan|檻の中]]で解き放たれる時を待つ獣のように、絶え間ない苛立ちに急かされています。これは荒々しい気性を焚きつけられ、彼は[[太陽帝国/The Sun Empire]]の沿岸都市へと終わらない略奪へ向かうのです。その攻撃性を乗組員が誠心誠意支えます。
 +
 
 +
;[[ファートリ/Huatli]](500ジェム/3000ゴールド)
 +
:戦闘能力と弁論の才能に秀でたファートリは、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の高貴な地位に匹敵するまで駆け上りました。彼女は皇帝の命令を受け、[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|黄金の都]]や[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を探す冒険の旅に赴いているとともに、太陽帝国の[[戦場の詩人、ファートリ/Huatli, Warrior Poet|戦場詩人]]という地位を確固たるものとしています。
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 +
;[[ヴァニファール/Vannifar]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:[[シミック連合/The Simic Combine]]の指導者であるヴァニファールは、肉体を[[ウーズ]]に改造した[[エルフ]]です。そのため皮膚から酸素を取り込むことができ、また脳の各部位を交代で休ませられるため、睡眠を必要としません。彼女自身も、自身が優れた生命体であると考えています。
 +
 
 +
;[[ケイヤ/Kaya]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:生命は生者のためのもの、ケイヤはそう強く信じています。生者はその人生に最善を尽くし、生きているうちに臨むものを追い求め、そして死の前には安らぎを見出すべきなのだと。未練を残したまま死んだのなら、それは十中八九その者の過ちなのだと。
 +
 
 +
;[[ヴラスカ/Vraska]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
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:謎に満ちた[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]であるヴラスカは、[[ゴルゴン]]らしい、一連の死の呪文を操り、暗殺や隠密行動、そして[[ヴラスカの石睨/Vraska's Stoneglare|石化]]に関わる魔法を得意としています。そして……[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy|戦利品]]を持ち帰るのが大好きです
 +
 
 +
;[[ドビン・バーン/Dovin Baan (ストーリー)|ドビン・バーン/Dovin Baan]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:ドビンは、あらゆる機構や機械の欠陥を明確に目で見ることができます。わずかな精査だけでドビンは完璧な分析を提供し、特定の機械の弱点を指摘し、短所を浮き彫りにし、そして驚くべき正確さでそれがいつ、どのように壊れるのかを予測します。
 +
 
 +
;[[トロスターニ/Trostani]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]の指導者にして、「世界魂」[[マット・セレズニア/Mat'Selesnya]]の代弁者たるトロスターニは、それぞれがセレズニアの価値観(生命、秩序、調和)を体現した3体の[[ドライアド]]の融合体です。
 +
 
 +
;[[ラザーヴ/Lazav]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:謎に包まれた[[多相の戦士]]であるラザーヴについては、ほとんど知られていません。この[[ディミーア家/House Dimir]]の指導者は、現実を捻じ曲げ、周りの魔法すべてを引き寄せることができると言われています。
 +
 
 +
;[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade (ストーリー)|ドムリ・ラーデ/Domri Rade]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:ドムリの野生の[[クリーチャー]]に対する親近感は、彼が元来持つ規則や階級、権力者に対する不信感に基づくものです。彼は[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]の[[戦士]]たちの多くが得意とする、[[ビースト|獣]]を狩って倒すことに関しての才能はほとんど持ち合わせていませんでしたが、そうした獣を召喚し、命令に従わせ、力を増幅させる呪文を紡ぎ出すことができます。
 +
 
 +
;[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:聡明にして予測不可能、大胆不敵なラル・ザレックは、ラヴニカの若き魔道士として常にその限界(および周囲の我慢の限界)を試していました。明晰で恐れ知らずの彼は、[[正確な稲妻/Precision Bolt|雷]]や[[嵐の行使/Command the Storm|嵐]]の混沌とした力を制御することにかけて天性の才能を持ちます。そんな彼は、[[イゼット団/The Izzet]]独特の狂気にのめり込んでいくのです。
 +
 
 +
;[[オレリア/Aurelia]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]の指導者たるオレリアは、「真の正義」とは既存の法を執行するだけでなく、すべての[[ラヴニカ/Ravnica]]市民が平等かつ温かい関係を築けることにあると主張しています。
  
クローズドβで配布されていた構築済みデッキについては[[構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena‎内限定セット]]を参照。
+
;[[ラクドス/Rakdos]](ギルド・セット収録 3000ジェム)
 +
:ラクドスは[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の指導者である[[デーモン]]です。彼は究極のエンターテイナーであり、その風貌すらも凄惨なパフォーマンス・アートとなります。9メートルを超える威容を誇るラクドスは、常にスポットライトを求めます。彼が舞台に上がるたびに、「[[名演撃/Showstopper|名演撃]]」が繰り広げられるのです。
  
 
==その他==
 
==その他==

2019年4月22日 (月) 13:13時点における版

Magic: The Gathering ArenaMTG ArenaMTG アリーナ)は、マジック:ザ・ギャザリングのデジタルトレーディングカードゲーム。略称はMTGAなど。デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズの後継にあたる。

制作はウィザーズ・オブ・ザ・コースト社のMagic Digital Next(マジック・デジタル・ネクスト)チーム。

目次

概要

公式サイト(英語)または日本公式サイトより無料ダウンロード。基本プレイ無料。ゲーム内課金あり。

対応言語はリリース時点で英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジルポルトガル語の6言語、2019年2月15日のアップデート以降日本語、韓国語に対応。

2017年8月3日に初めて情報が公開され、同年12月4日よりクローズドβテスト開始。翌年2018年9月27日からオープンβ版がリリースされ、誰でも遊べるようになった。

2019年以降、流行のeスポーツに合わせてマジック・プロリーグプロツアーの後継イベント『ミシックチャンピオンシップ』などが展開される予定。

動作環境

対応プラットフォームはWindows PCのみ。推奨動作環境などは公式サイト(英語)または日本公式サイトを参照。

  • 動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。
  • 正常に動作しない場合、最新のVisualC++のランタイムをインストールすることで解消される場合がある[1]。Microsoftのホームページから無料ダウンロード可能。
  • 日本語版はうまくインストールできない場合がある。一度アンインストールした後に英語版を再インストールし、改めてゲーム内で言語設定を変更するとよい。

特徴

ゲーム部分以外のシステムは、流行している主要なデジタルTCGと近い。いわゆる「スタミナ制」ではなく、好きなだけ対戦を行うことができる。

ゲーム勝利・デイリークエスト・ウィークリークエストを達成することでゲーム内通貨(ゴールド)を入手、ブースターパックを購入してコレクションを増やす、というもの。クエストによってはカードブースターパック、あるいはデッキが貰える場合もある。

対戦はランダムでマッチングしたプレイヤーと行う形式。シールド戦や、やや形は異なるが疑似的なドラフト戦も行える。

UIはより洗練され、デッキ名などを入力する以外はほぼマウスだけで操作可能。墓地追放領域からプレイ起動できるカードを手札の横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。

演出面もマジック・デュエルズから強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、プレインズウォーカー忠誠度能力を使用したりダメージを受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。

Magic Onlineと比較するとカードプールは限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違い。

操作関連

ここで記されているキーコンフィグはデフォルト設定のもの。これらはメニュー右上にあるオプション→GamePlayから変更可能。

マナの支払い

マナ支払い方法には、手動・自動で支払う方法が存在する。

手動の場合、あらかじめ土地マナ・アーティファクトマナ・クリーチャーを1つずつタップしてマナを生み出してからカードを唱える。誤ってマナを生み出してしまった場合、Zキーで操作を戻すことができる。

自動の場合、土地をタップせずに手札からそのままプレイした場合、できるだけ複数の色マナ、マナ・クリーチャー、マナ・アーティファクトを残すように自動で支払い方が決定される。

マナ・コストXを含むカードについては、唱える際にXの値を±で決定してから改めて支払い方を決定する。召集を持つカードについても、唱える際に改めて支払い方を手動で決定する。

ゲームの自動進行

MTGアリーナでは、基本的に何もできない状況であればフェイズステップが自動で進行していく。例えば第1ターン目に土地のプレイを終えた後、手札に唱えられる(手札から起動できる)カードが無ければその場でターンが自動で終了する。これにより無用な待ち時間が少なくなり、スムーズにゲームが進行していく。

手札に唱えることのできるインスタントカードを持っていたり、起動型能力起動できる状況であれば、インスタント・タイミングで行動できる各タイミングで許可を求められる。

また特定のタイミングで優先権の放棄をしたくない場合や、呪文や能力がスタック上に乗ってから解決し始める前にレスポンスを行いたい場合は、特定の操作が必要になる。

フェイズごとの進行停止

右下のターン進行ボタンの上部に、各ターンのフェイズがどこまで進んでいるかを示すシンボルが表示されている。(開始フェイズ戦闘前メイン・フェイズ戦闘フェイズ戦闘後メイン・フェイズ最終フェイズの5つ。戦闘フェイズ中はさらに戦闘開始ステップ攻撃クリーチャー指定ステップブロック・クリーチャー指定ステップ戦闘ダメージ・ステップ戦闘終了ステップの5つが展開される。)各フェイズのシンボルをクリックすることで、そこで進行を一時停止して優先権を得ることができる。ただしターンが経過すると一時停止指示は消えてしまうので、毎ターンその都度指示する必要がある。

例えば以下のような操作を行いたい場合は、指定のフェイズをクリックしておく必要がある。

戦闘前メイン・フェイズに入る前に、開始フェイズ中に氷の干渉器/Icy Manipulatorを起動して土地タップさせたい。(開始フェイズをクリック)
戦闘フェイズに入る前に、戦闘前メイン・フェイズ中に軍勢の戦親分/Legion Warbossに対してショック/Shockを唱えたい。(戦闘前フェイズをクリック)
フル操作モード(Full Control Mode)

対戦相手が使った呪文や能力に対する優先権の行使はその都度求められるが、自分が使った呪文や能力に対しては再び優先権を得ることができず、すぐに解決が開始されてしまう。より細かく手順を進行したい場合、あらかじめCtrlキーを押しておくことでフルコントロールモードとなり、自動で解決が始まらなくなる。またShift+Ctrlキーで常時フル操作モードにできる。

例えば以下のような操作を行いたい場合は、フル操作モードをあらかじめ機能させておく必要がある。

自分が何か呪文を唱えて、それを解決し始める前に団体のギルド魔道士/League Guildmageの2つ目の能力を起動してコピーしたい。(呪文を唱える前にフルコントロールモードにしておく)
相手が何か行動したとき、手順を進行する前に対応できるインスタントを持っているかのようにブラフを利かせたい。
誘発型能力解決順・置換効果の適用順

複数の誘発型能力が同時に誘発した場合や、置換効果が適用される場合、初期状態ではそれらは自動決定された順番で解決・適用される。オプションの「誘発型能力の解決順を自動で決める/Auto Order Triggerd Abilities」「置換効果を自動で選択する/Auto Choose Replacement Effects」のチェックを外すことで、それぞれを任意に決定することが可能になる。

  • ゲームに慣れてきたら優先的にチェックを外しておきたい。
対応があるまで優先権をパス(Pass Until Response)・優先権のパス(Pass Priority)・ターンを渡す(Pass Turn)

対戦相手の行動に対するレスポンスを求められた場合はEnterキー、各フェイズで優先権の行使を求められた場合はSpaceキー、そのターンを何もせずにすぐ終えたい場合はShitf+Enterキーで、それぞれパスできる。特にターンのパスは対戦画面右下にレバーが表示されており、必要な時にオンにするだけでフェイズを進めずにすぐターンを終了することができる。

カード収集関連

ゲーム内通貨

ゲーム内通貨は2種類存在する。

  • Gold(ゴールド)
    • 主にデイリークエストやイベント参加で入手。
    • ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。
  • Gem(ジェム)
    • 主に課金することでチャージできる。無課金でも、特定のプレイモードで少量獲得できる場合がある。
    • ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。

ブースターパック

1000ゴールドで1パック、または3パック600ジェム(単価200ジェム)で購入できる。エキスパンションによっては、45パック一括購入でBOX特典カードが付いてくる。

コモン5枚、アンコモン2枚、レアまたは神話レア1枚の8枚入り。

ワイルドカードが出現することがあるほか、ブースターパックを開封することでポイントが蓄積し、一定量に達すると神話レア・レア・アンコモンのワイルドカードを手に入れることができる。

ワイルドカード

レアリティの任意のカードと交換できる特別なカード。一種の交換チケットであり、神話レアレアアンコモンコモンが存在する。

初期状態でも一定量所持しており、最初から好きなカードをある程度デッキに入れて遊ぶことができる。

パックを開けていくとゲージが溜まり入手できる他、パックに直接入っている事もある。

宝箱/The Vault

コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚以降を入手したとき、それは宝箱/The Vaultのポイントとして蓄積される。ポイントが100%になると、神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。

5枚目以降のカードを入手したとき、そのレアリティに応じて進行度が変わり、アンコモン0.3%、コモン0.1%という具合。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。

宝箱の進行状況はゲーム内では確認できないが、output_log.txt内に"vaultProgress"としてログが出力されている。

神話レア、レアについても当初は5枚目以降は宝箱の進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された

  • ブースターパック開封時
    • すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカードが出現する。
    • そのブースターパックから出現する同レアリティのカードを全てコンプリートしていた場合、ジェムに変換される。
    • 再抽選の過程で神話レアからレアに格下げ、レアから神話レアに格上げされることはない。
  • リミテッド
    • すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われない。
    • ドラフトピック終了後、シールド開封後、コレクションで5枚以上持っているカードはジェムに変換される。
    • ジェムに変換後も、そのイベント内におけるカードプールはそのまま維持される。
  • 報酬
    • すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われず、即座にジェムに変換される。
  • ジェムの変換レートはいずれも神話レア40ジェム、レア20ジェム。

デッキ編集関連

デッキ編集画面では、デッキ名の入力と基本的にクリック操作だけでカードをデッキに出し入れできる。ドラッグ&ドロップでも可。マウスホイールで素早くページ送りが可能。

土地の自動調整機能(Auto-Suggest)によって使用しているカードに含まれるマナ・シンボルに合わせて24枚の基本土地がデッキに投入される。土地の枚数を変更しようとすると機能を無効にするか確認され、OKを押せば以後自動調整されなくなる。

所持していないカードや、所持上限を超える枚数をデッキに入れようとした場合、ワイルドカードを使って交換するか確認される。一度交換すると操作を戻すことはできないので注意が必要。

画面右上にはデッキに採用しているカードをマナ・コストごとに並べたグラフが表示されており、常にマナカーブを確認しながらデッキを構築できるようになっている。またグラフをクリックすることでより詳細なデッキ分析も行える。

サイドボードはタブを切り替えて編集する。また右上のボタンからデッキ編集画面のレイアウトを切り替えることができる。

ドラフト時は、カードをピックする段階で使わないカードをドラッグ&ドロップで直接サイドボードに放り込むことができる。

カードの検索

カード一覧では基本的に色順、マナ・コスト順、アルファベット順でカードが並んでいる。同名のカードは基本セットエキスパンション順で並べられている。

カードは一度に8枚ずつしか表示されないので手探りでデッキ構築しようとすると少々時間がかかる。そこで画面上部の検索欄やフィルタボタンを活用することで効率よく目的のカードを探し出すことができる。

検索欄

画面左上の検索欄ではキーワードを入力してカードを絞り込める。検索方式は部分一致で、カード全体のどこかにキーワードが含まれていればそれらすべてを表示する。日本語に対応したことで

簡易フィルタ

マナ・シンボル等を押すことで簡易的に各無色多色のカードを簡易的に絞り込むことができる。

土地ボタンをクリックすると、土地だけを表示するモードに切り替えられる。そこで「SUGGEST LANDS」をクリックすることで、土地の自動調整機能(Auto-Suggest)の有効化・無効化を切り替えられる。

詳細フィルタ

バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、点数で見たマナ・コストレアリティカード・タイプ、エキスパンション、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。

ズームアウト・イン

虫メガネボタンから、一度に表示するカードを10(12)枚から21(27)枚に変更する。

作成モード

デッキ編集画面で作成(Craft)ボタンをクリックすると作成モードに切り替わり、未所持カードも全て表示される。

デッキのエクスポート・インポート

デッキ一覧画面の下部のボタンからデッキの出力(エクスポート)、取り込み(インポート)ができる。

エクスポート(EXPORT)を押すとクリップボードにデッキリストがコピーされる。その状態でメモ帳などのテキストエディタに貼り付けることでデッキリストをパソコンに保存できる。

インポート(INPORT)を押すと、現在クリップボードにコピーされているデッキリストをデッキとして取り込むことができる。

  • ドミナリアラノワールのエルフ/Llanowar Elves4枚なら「4 ラノワールのエルフ (DAR) 168」または「4 Llanowar Elves (DAR) 168」といった規格になる。エキスパンションの略号やコレクター番号を含むため、Magic Online用のリストはそのままでは使用できない。
  • 英語で出力されたリストは言語設定が英語でなければインポートできない。インポート後に言語設定を戻すのであれば問題ない。
  • MTG Arena DeckbuilderMTG Goldfishなど、アリーナ向けにデッキリストをコピーできるサイトも登場している。
  • バベルのような大量にカードを積んだデッキを組む場合、いちいちクリックで1枚ずつカードを入れていくのは非常に時間がかかるため、デッキリストからインポートするのが望ましい。

その他

  • 上限を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。ネズミの群棲/Rat Colony‎のような4枚制限ルールを無視するカードも同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。
  • デッキボックスには好きなカードのイラストを設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。
  • 単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。

プレイモード

チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。

初期のアリーナ・モード/Arena Play Modeでは短時間で終わるBO1(1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作してすべてのモード/All Play Modeに切り替えることでサイドボードを扱うBO3(2本先取・3本勝負)のゲームが遊べる。

フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。

いくつかのモードでは戦績に応じてランクが変動し、各シーズンごとにランクに応じた報酬を獲得できる。各モードの日本語名称は一部仮訳。

現実のリミテッドとの違い
  • ピックしたカードがすぐに自身のコレクションに加えられるドラフト取りきりルールである。
  • ブースター・ドラフトはAIと行い、ピックしたカードを用いてデッキを構築し、同様の手順を済ませた別のプレイヤーとゲームを行う。8名のプレイヤーが集まってドラフトを行うわけではない。現実で例えるなら、ドラフトをした卓とは全く別の卓のプレイヤーとゲームを行うことになる。
    • そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々とプレイされることもある。また、通常のドラフトならば卓内のカードプール全体のカードパワーが著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんどシールド戦に近い。
    • 他の対戦相手が使っているを読んで無理にデッキカラーを変更したり、危険なカードをカットしにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。
  • デッキ構築時間に特に制限はない。

練習/Practice

ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。

プレイ/Free Play

常時参加無料。構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。

マッチ・プレイ/Traditional Play

常時参加無料。構築したデッキで、サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチを行う。

  • このモードに限らず、Traditional(伝統的な)と付くものは「サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチ制」であることを表している。

ランク戦/Ranked

常時参加無料。フリープレイと同じ1本勝負のルールだが、構築戦ランクに影響する。

マッチ・ランク戦/Traditional Ranked

常時参加無料。トラディショナルプレイと同じ2本先取のルールだが、構築戦ランクに影響する。

構築イベント/Constructed Event

参加費:500ゴールド または 95ジェム

7勝または3敗するまで、構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚(アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化)と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。

マッチ構築戦/Traditional Constructed

参加費:1,000ゴールド または 190ジェム

5勝または2敗するまで、構築したデッキで2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚(アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化)と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。

ドラフト/Quick Draft

参加費:5,000ゴールド または 750ジェム

15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、1本勝負のゲームを行う。ブースターパック1~2つ(勝利数に応じて2つ貰える確率上昇。7勝で確定2つ)と、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。

ピックしたカードはすぐにコレクションに加えられる。

  • 利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。
  • サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ構築が求められる。例えば本来サイドボード向けである垂直落下/Plummetを、最初からメインデッキに複数積むことも選択肢に入ってくる。
  • アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。

マッチ・ドラフト/Traditional Draft

参加費:1,500ジェム

15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って5勝または2敗するまで、2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。

ピックしたカードはすぐにコレクションに加えられる。

  • 3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。

Sealed(シールド)

参加費:2,000ジェム

15枚入りパック6つを受け取り、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、1本勝負のゲームを行う。ブースターパック3つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。

受け取ったカードはすぐにコレクションに加えられる。

  • 勝利数0でもパック6つ+パック3つ+200ジェム(パック1つ相当)を獲得でき、それは参加費2,000ジェム(パック10つ相当)と価値が等しく、トータルでは損をしないように見える。
    • 参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば勝てなくともあまり損はしないだろう。

シングルトン/Quick Singleton

参加費:500ゴールド または 100ジェム

「基本土地カード以外のカードを各1枚しか入れることができない」ルール、いわゆるハイランダーで構築したデッキを登録。5勝または2敗するまで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたゴールドと、ランダムなレアカード1枚・アンコモンカード1枚を獲得できる。アンコモンカードは15%の確率でレアまたは神話レアに変化する。

指名対戦/Direct Challenge

ユーザーIDを指定して、特定の友人と対戦ができるモード。

  1. 設定のボタンの並びにある対戦マーク(剣が交差しているマーク)をクリックすると、対戦オプションの設定・対戦相手指定・デッキ選択画面が画面右に展開される。
  2. 互いのユーザーIDを教え合い、入力欄に対戦相手のユーザーID(ユーザー名#12345)を入力。
  3. デッキを選択し、PLAYをクリックすると待機画面に移行。
  4. 双方が待機状態になったら対戦が開始される。
  • オプションでは「1本先取または3本先取」「先手後手の指定」が可能。実装当初は1本先取のみ、先手後手ランダムだった。
  • デッキの最低枚数が60枚以上であること以外フォーマットの制限はない。自分はスタンダード、相手はシングルトンなど好きなようにデッキを選択できる。
  • プレイヤーランクに影響を与えない。
  • デイリークエストやウィークリークエストの報酬条件に影響しない。
  • 対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。
  • 最後に入力したユーザーIDは入力欄に残り続けるので、続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。
  • オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。

期間限定イベント

上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。

一例として、モミール・ベーシックスタンダード版であるモミールの狂気、オープンβ版リリース記念のスタンダードハイランダー戦のWelcome Weekend Singleton、スタンダード限定パウパーなど。

収録カード

現実と同じスタンダードで使用可能なカード(ウェルカム・デッキプレインズウォーカーデッキ限定収録のカードや、BOX特典カードも含む)が収録されているほか、アリーナ限定のオリジナルカードやチュートリアル限定で登場するカード(一部再録)が存在する。

現在使用可能なカード・セットに関してはスタンダードの項を参照のこと。

MTGアリーナ限定カード

エキスパンション・シンボルは大文字のA。カード名の左の★はチュートリアルでのみ登場するカードを意味する。括弧内は再録元のカード・セットであり、括弧無しはアリーナオリジナル。

アリーナオリジナルのカードについてはカード個別評価:Magic: The Gathering Arenaオリジナルカードも参照。

構築済みデッキ

Starting Deckは、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ単色デッキが与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。これらのクエストはゲームに敗北しても進行するので、何はともあれまずはデッキのアンロックを目指すとよい。

2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの混沌と狂騒/Chaos and Mayhemを手に入れたら、その次はオーラの威光/Auras of Majestyになる。

  • パターン1:(RB)→(WG)→(WB)→(GU)→(UR)→残りの5種
  • パターン2:(GU)→(RW)→(RB)→(WG)→(UB)→残りの5種
  • パターン3:(WB)→(UR)→(RG)→(WU)→(BG)→残りの5種
  • パターン4:(RG)→(BG)→(UB)→(WU)→(RW)→残りの5種

過去に配布されていた構築済みデッキについては構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena‎内限定セットを参照。

アバター

プロフィール画面からプレイヤー自身の外見をプレインズウォーカー/Planeswalker伝説のクリーチャーのものに変更できる。サービス開始時点では12種類選択可能で、以後アップデートで追加されていく。

チュートリアル中や指名対戦で対戦相手を待つ際は、顔を判別できないローブ姿のものが使用される。

初期アバター

全12種類

アジャニ/Ajani
アジャニは、レオニン/Leoninとしての獰猛さと正義感との狭間で苦しんでいます。彼はナヤ/Nayaで生まれましたが、白色変異のレオニンが群れに受け入れられることは決してなく、家族から見捨てられたも同然に育ちました。
チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
繊細さは美徳ではありません――少なくとも、チャンドラ・ナラーにとっては。彼女は自信に満ち、熱烈で、反抗的なプレインズウォーカーであり紅蓮術を専門としています――炎と、炎と、更なる炎の呪文を。
ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
自身を無敵にする強力な戦闘魔術の使い手にして、忠義に篤く心身ともに不屈でありカリスマ性にあふれるギデオンは、無辜の者を守るべく戦いに身を投じることを躊躇いません。
ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
ジェイスは幻影、欺瞞、そして読心の呪文、精神魔術の達人です。その力をもって彼は敵の魔術を打ち消し、もしくは敵の呪文を利用して自滅させます。
ヤヤ・バラード/Jaya Ballard
ヤヤ・バラードはドミナリア/Dominariaに生まれ、その過去と現在の両方において名を知られています。向こう見ずであった若い頃、彼女はその傑出した紅蓮術の腕前を高値で売っていました。
カーン/Karn
元々は兵器として造られたカーンは、5色すべてのマナを扱うことができます。この銀のゴーレムは、時空を渡る能力を持つプレインズウォーカーであり、強力なアーティファクトにして世界の創造者でもある頼もしい味方です。
リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
美しく、狡猾、そしてあまりにも野心的、リリアナは暗黒の屍術の達人です。その呪文は死者を蘇らせ、生きている者を腐敗させます。
ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
活気に溢れ、献身的に、そして大地と深く結びついてニッサ・レヴェインは精霊の魔術を振るいます。彼女は次元/Planeのマナの力線と繋がり、大地へと命を与えます。
サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol
を崇拝するサルカン・ヴォルはタルキール/Tarkir出身です。龍の憤怒と捕食者としての威厳に取りつかれたサルカンは、この頂点捕食者を崇める悪名高いシャーマンの一団に入信するほどでした。
テフェリー/Teferi
テフェリーは、若くして魔法の神童と知られる存在でした。時間魔法の才能と悪ふざけを好む一面を持ち、テフェリーはアカデミー/Academyで最も名高く、かつ当惑をもたらす生徒の一人でした。
テゼレット/Tezzeret
テゼレットは青のアーティファクト魔法を専門とし、アーティファクトを作成、操作するだけなく、ときには命を吹き込みます。彼の身体は、魔法の合金であるエーテリウム/Etheriumで強化されています。
ビビアン・リード/Vivien Reid
ビビアンの故郷の次元は、森林に住む人々とそれを取り巻く先進的な文明で大きく分かたれていました。彼女は森林に住む生物を保護する「スマラグディ」側に所属していました。

追加アバター

ラヴニカの献身

2019年3月27日のアップデート追加 全12種類

アングラス/Angrath(500ジェム/3000ゴールド)
アングラスは、まるで檻の中で解き放たれる時を待つ獣のように、絶え間ない苛立ちに急かされています。これは荒々しい気性を焚きつけられ、彼は太陽帝国/The Sun Empireの沿岸都市へと終わらない略奪へ向かうのです。その攻撃性を乗組員が誠心誠意支えます。
ファートリ/Huatli(500ジェム/3000ゴールド)
戦闘能力と弁論の才能に秀でたファートリは、太陽帝国/The Sun Empireの高貴な地位に匹敵するまで駆け上りました。彼女は皇帝の命令を受け、黄金の都不滅の太陽/The Immortal Sunを探す冒険の旅に赴いているとともに、太陽帝国の戦場詩人という地位を確固たるものとしています。
ヴァニファール/Vannifar(ギルド・セット収録 3000ジェム)
シミック連合/The Simic Combineの指導者であるヴァニファールは、肉体をウーズに改造したエルフです。そのため皮膚から酸素を取り込むことができ、また脳の各部位を交代で休ませられるため、睡眠を必要としません。彼女自身も、自身が優れた生命体であると考えています。
ケイヤ/Kaya(ギルド・セット収録 3000ジェム)
生命は生者のためのもの、ケイヤはそう強く信じています。生者はその人生に最善を尽くし、生きているうちに臨むものを追い求め、そして死の前には安らぎを見出すべきなのだと。未練を残したまま死んだのなら、それは十中八九その者の過ちなのだと。
ヴラスカ/Vraska(ギルド・セット収録 3000ジェム)
謎に満ちたプレインズウォーカー/Planeswalkerであるヴラスカは、ゴルゴンらしい、一連の死の呪文を操り、暗殺や隠密行動、そして石化に関わる魔法を得意としています。そして……戦利品を持ち帰るのが大好きです
ドビン・バーン/Dovin Baan(ギルド・セット収録 3000ジェム)
ドビンは、あらゆる機構や機械の欠陥を明確に目で見ることができます。わずかな精査だけでドビンは完璧な分析を提供し、特定の機械の弱点を指摘し、短所を浮き彫りにし、そして驚くべき正確さでそれがいつ、どのように壊れるのかを予測します。
トロスターニ/Trostani(ギルド・セット収録 3000ジェム)
セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの指導者にして、「世界魂」マット・セレズニア/Mat'Selesnyaの代弁者たるトロスターニは、それぞれがセレズニアの価値観(生命、秩序、調和)を体現した3体のドライアドの融合体です。
ラザーヴ/Lazav(ギルド・セット収録 3000ジェム)
謎に包まれた多相の戦士であるラザーヴについては、ほとんど知られていません。このディミーア家/House Dimirの指導者は、現実を捻じ曲げ、周りの魔法すべてを引き寄せることができると言われています。
ドムリ・ラーデ/Domri Rade(ギルド・セット収録 3000ジェム)
ドムリの野生のクリーチャーに対する親近感は、彼が元来持つ規則や階級、権力者に対する不信感に基づくものです。彼はグルール戦士たちの多くが得意とする、を狩って倒すことに関しての才能はほとんど持ち合わせていませんでしたが、そうした獣を召喚し、命令に従わせ、力を増幅させる呪文を紡ぎ出すことができます。
ラル・ザレック/Ral Zarek(ギルド・セット収録 3000ジェム)
聡明にして予測不可能、大胆不敵なラル・ザレックは、ラヴニカの若き魔道士として常にその限界(および周囲の我慢の限界)を試していました。明晰で恐れ知らずの彼は、の混沌とした力を制御することにかけて天性の才能を持ちます。そんな彼は、イゼット団/The Izzet独特の狂気にのめり込んでいくのです。
オレリア/Aurelia(ギルド・セット収録 3000ジェム)
ボロスの指導者たるオレリアは、「真の正義」とは既存の法を執行するだけでなく、すべてのラヴニカ/Ravnica市民が平等かつ温かい関係を築けることにあると主張しています。
ラクドス/Rakdos(ギルド・セット収録 3000ジェム)
ラクドスはラクドス教団/The Cult of Rakdosの指導者であるデーモンです。彼は究極のエンターテイナーであり、その風貌すらも凄惨なパフォーマンス・アートとなります。9メートルを超える威容を誇るラクドスは、常にスポットライトを求めます。彼が舞台に上がるたびに、「名演撃」が繰り広げられるのです。

その他

  • スタンダードで使用可能な新セットは、紙での発売日よりもひと足早く実装され、いち早く遊ぶことができる。
  • いくつかの製品には、Magic: The Gathering Arena‎で使用できるシリアルコードが封入されている。いずれも1アカウントにつき1回まで使用可能。

脚注

  1. 公式Twitter
  2. MTG Arena Open to All Starting September 27Magic Digital 2018年9月19日 Chris Cao著)

参考

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