Golgothian Sylex

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[[フェルドン/Feldon]]によると、Golgoth(ゴーゴス)という地名には聞き覚えはないということ。
 
[[フェルドン/Feldon]]によると、Golgoth(ゴーゴス)という地名には聞き覚えはないということ。
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ウルザがゴーゴスの酒杯の力を解き放ち、大荒廃をもたらす場面を描いた呪文である[[ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast]]の{{Gatherer|id=442927}}にも描かれている。
  
 
===訳語===
 
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2018年11月15日 (木) 08:34時点における版


Golgothian Sylex (4)
アーティファクト

(1),(T):Antiquitiesエキスパンションにて印刷された名前を持つトークンでない各パーマネントは、それのコントローラーによって生け贄に捧げられる。


対エキスパンションカードの1つ。アンティキティー初出のパーマネントカード生け贄により戦場から根絶する。ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskを彷彿とさせ、影響範囲が制限された代わりにアンタップ状態で戦場に出せる。

アンティキティーにはMishra's Workshopミシュラの工廠/Mishra's Factoryウルザランドといった強力な土地が多く、それらを一掃できるのはありがたい。しかし、準備と起動で計5マナも要するのがネックか。

  • 「Antiquitiesエキスパンションに収録されており、かつトークンでない」各パーマネントに効果を及ぼす。「Antiquitiesエキスパンションのトークン」でない各パーマネント、ではない。WHISPERの日本語訳はやや紛らわしいので注意。
  • これ自体もアンティキティー初出のカードなので、自身の能力生け贄に捧げられる
    • 基本的に使い捨てであるが、生け贄に捧げることはコストでなく効果であるため、能力をスタックに乗せた状態でバウンスするなどの手段で使いまわすことも可能。それほど重くなく戦場に出した直後に起動できるため、アンティキティーを用いた対戦の場合、禁止カードリストの最上位に上がるであろう。
  • "Golgothian"はゴルゴダ(Golgotha)の捩り。
  • "Sylex"は古代に使われていた鉢のこと。"Cylix"と同じ意味だが、古い言葉であるためこの他にも様々な綴りがある。R&Dエキスパンションごとに別の綴りのカードを作成しようと目論んだらしいが、結局"Cylix"に統一されている。

関連カード

対エキスパンションカード。ルールなどの詳細は対エキスパンションカードを参照のこと。

ストーリー

Golgothian Sylexゴーゴスの酒杯は、兄弟戦争の最終決戦でウルザ/Urzaがその力を解放したアーティファクト(イラスト)。カードの効果は、島1つを完全に消し去り、大陸を揺るがし、世界を傾けたその威力を表現したもの(参考The Devastation(大荒廃))。

フェルドン/Feldonによると、Golgoth(ゴーゴス)という地名には聞き覚えはないということ。

ウルザがゴーゴスの酒杯の力を解き放ち、大荒廃をもたらす場面を描いた呪文であるウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blastイラストにも描かれている。

訳語

「Golgothian Sylex」はカード上で和訳されたことはない。ウルザズ・サーガ公式ハンドブックでは《サイリクス》と、マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラスでは「ゴーゴスの酒杯」とされている。タカラトミー公式サイト掲載の翻訳コラム「時(のらせん)の過ぎ行くままに」(サイト消失のためInternet Archive)でも「ゴーゴスの酒杯」を踏襲。

  • 綴りが「Go"r"goth」ではなく「Go"l"goth」であることから「ゴルゴス」とも読むことができ、ゴルゴダ(Golgotha)の捩りであることも考慮すると、「ゴーゴス」と伸ばすよりはそちらが妥当とする意見もある。
  • マジック史上、最も有名な歴史あるアイテムの1つであるため「受難の杯」などの同人訳も複数存在している。

参考

引用:総合ルール 20231117.0


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