Ancestral Recall

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== その他 ==
 
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*製品化される前の[[カード名]]は「Ancestral Memories」であった。その名称はのちの[[ミラージュ]]で[[祖先の記憶/Ancestral Memories]]に使われている。([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/cotd/1203 Card of the Day 2003/12/17][http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200312.shtml 邦訳])より)
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*製品化される前の[[カード名]]は「Ancestral Memories」であった。その名称はのちの[[ミラージュ]]で[[祖先の記憶/Ancestral Memories]]に使われている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-december-2003-2003-12-01 Card of the Day - December, 2003](Feature [[2003年]]12月1日 [[Wizards of the Coast]] 12月17日分)<br/>[http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200312.shtml Abominable Empireによる上記の非公式邦訳]</ref>
*[[ヴィンテージ選手権05]]では優勝者[[Roland Chang]]に、[[Mark Poole]]による新規描き下ろし<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/ancestral-recall-wallpaper-2013-12-18 Ancestral Recall Wallpaper] (Arcana 2013年12月18日)</ref>のAncestral Recallの額が贈られた(→[http://www.wizards.com/magic/images/tournamentcenter/2005/05vintage_prize.jpg 参考])。このイラストは[[Magic Online]]の[[キューブ・ドラフト]]で採用されている。
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*[[ヴィンテージ選手権05]]では優勝者[[Roland Chang]]に、[[Mark Poole]]による新規描き下ろし<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/ancestral-recall-wallpaper-2013-12-18 Ancestral Recall Wallpaper] (Arcana 2013年12月18日)</ref>のAncestral Recallの額が贈られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/vintage05 2005 Vintage Championship](ヴィンテージ選手権05公式カバレージ [[2005年]]8月20日)</ref>。このイラストは[[Magic Online]]の[[キューブ・ドラフト]]で採用されている。
*[[ヴィンテージ選手権13]]では優勝者[[Joel Lim]]に、[[Ryan Pancoast]]による新規描き下ろしイラストのAncestral Recallの額が贈られた(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/eternal13/welcome 参考])。 このイラストは[[Vintage Masters]]で採用されている({{Gatherer|id=382841|カード画像}})。
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*[[ヴィンテージ選手権13]]では優勝者[[Joel Lim]]に、[[Ryan Pancoast]]による新規描き下ろしイラストのAncestral Recallの額が贈られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/content/2013-vintage-championship 2013 Vintage Championship](ヴィンテージ選手権13公式カバレージ [[2013年]]11月3日)</ref>。 このイラストは[[Vintage Masters]]で採用されている({{Gatherer|id=382841|カード画像}})。
 
*このカードは[[Time Walk]]と[[Timetwister]]とあわせて[[ビッグ・ブルー]]という通称で呼ばれた。しかし、この通称は同名のデッキができてからはあまり使われていない。
 
*このカードは[[Time Walk]]と[[Timetwister]]とあわせて[[ビッグ・ブルー]]という通称で呼ばれた。しかし、この通称は同名のデッキができてからはあまり使われていない。
  
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==脚注==
 
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*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]]

2022年8月8日 (月) 21:56時点における版


Ancestral Recall (青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。


ブーンズサイクルで、パワー9に数えられる一枚。

1マナインスタントで、使用制限やデメリットも無しに3枚ものカードを引くことができる効果は非常に強力であり、これを超えるコスト・パフォーマンスを持つドローカードは存在しない。そのため、ヴィンテージにおいては、資産的な理由でない限りを含むデッキにこのカードが入っていないことはまず有り得ない。

このカードはサイクルの中で唯一レアである(他のカードはすべてコモン)。現在の基準で考えると奇異に思えるが、初期のマジックにはレアリティで入手率に差を設けることで強力なカードの出現率を減らし、バランスを取ろうとするデザインの意図があったのである。マジック初期のR&Dがカードを引くことの強さを認識していなかったことを示す実例としてこのカードが引き合いに出されることもあるが、実際はトレーディングカードゲームに熱中してレアカードを4枚も集めるプレイヤーの熱意を予測できなかったという方が正しいだろう。

レアゆえにこのカードはサイクル中唯一の再録禁止カードでもあり、プレミアがついて極めて高額なカードとなっている。

1994年1月25日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。タイプ1.5では制定当初から禁止カードで、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。統率者戦においても当然ながら禁止カードに指定されている。

関連カード

サイクル

ブーンズマジック黎明期の基本セットに収録されたサイクルであり、すべて1マナで3つ分の何かを発生させる。

それぞれ各の特徴をよく表しているが、そのカードパワーには大きなばらつきがある。

亜種

Ancestral Recallはマジックで最初のドローカードであるため、極言すれば、X枚引くBraingeyserの系統や手札を交換するTimetwisterの系統を除くすべての青のドローカードがその亜種といえる。直接的なリメイクとしては、以下のカードが存在する。

その他

脚注

  1. Card of the Day - December, 2003(Feature 2003年12月1日 Wizards of the Coast 12月17日分)
    Abominable Empireによる上記の非公式邦訳
  2. Ancestral Recall Wallpaper (Arcana 2013年12月18日)
  3. 2005 Vintage Championship(ヴィンテージ選手権05公式カバレージ 2005年8月20日)
  4. 2013 Vintage Championship(ヴィンテージ選手権13公式カバレージ 2013年11月3日)

参考

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