高山の案内人/Alpine Guide

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[[山]]道に詳しいガイド。しかしながら[[赤]]なせいか、自分だけどんどん[[攻撃強制|先に進んで]]しまい、[[戦場を離れる|はぐれる]]と結局道を失ってしまう。
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[[山]]道に詳しい[[スカウト|ガイド]]。しかしながら[[赤]]なせいか、自分だけどんどん[[攻撃強制|先に進んで]]しまい、[[戦場を離れる|はぐれる]]と結局道を失ってしまう。
  
恒久的なものではないが、赤には稀な[[マナ加速]]要員。[[除去]]に弱い点などから、性質は[[ランプ]]呪文より[[マナ・クリーチャー]]に近い。本人がそれなりにいい[[P/T|体格]]をしていることも踏まえると、5マナ域前後を主力に攻めていく[[ミッドレンジ]]で輝けるか。山である[[特殊地形]]も[[サーチ]]でき、かつ[[生け贄]]に捧げる山は自身でサーチしたものに限らないので、[[多色デッキ]]では即座に除去されたとしても色マナの調整の役くらいには立つ。
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[[土地]][[マナ加速|加速]]ではあるものの、[[除去]]されると加速分が帳消しになってしまうため、性質としては[[マナ・クリーチャー]]に近い。本人がそれなりにいい[[P/T|体格]]をしていることも踏まえると、5マナ域前後を主力に攻めていく[[ミッドレンジ]]で輝けるか。
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山であれば[[基本でない土地]]も[[サーチ]]できること、また[[生け贄に捧げる|生け贄]]はサーチしたものでなくてもよいのもポイント。[[ショックランド]]などを絡ませることで、即座に[[除去]]されたとしても「足りない[[色]]を増やして余っている色を生け贄に回す」という[[色マナ]]調整ができる。あるいは、少々極端な例であるが、[[ハルマゲドン/Armageddon]]などで山をすべて処分してしまう戦略と組み合わせて[[ペナルティ能力|ペナルティ]]をないも同然にする、[[サクり台]]などと組み合わせてサーチ能力より先にペナルティ能力を[[解決]]するようにして実質的な土地加速にする、などの運用も考えられる。
  
 
[[モダンホライゾン]]の[[リミテッド]]では[[冠雪の山/Snow-Covered Mountain]]をサーチできるため、自身が[[氷雪]]であることも含めて氷雪カード群と相性が良い。もっとも、氷雪テーマの中心色である[[緑青]]に足してまで使いたい存在でもない。あくまで氷雪シナジー持ちカードを採用しなければならない際に、いくらか安定性に貢献する程度だろう。
 
[[モダンホライゾン]]の[[リミテッド]]では[[冠雪の山/Snow-Covered Mountain]]をサーチできるため、自身が[[氷雪]]であることも含めて氷雪カード群と相性が良い。もっとも、氷雪テーマの中心色である[[緑青]]に足してまで使いたい存在でもない。あくまで氷雪シナジー持ちカードを採用しなければならない際に、いくらか安定性に貢献する程度だろう。
  
*2つの[[誘発型能力]]は独立している。そのため戦場に山が無い状態に限った話にはなるが、山をサーチする能力が[[スタック]]にあるうちに戦場から離れさせられれば、山を生け贄にしなくとも済む。
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*土地を用いる形の[[マナ加速]]であり、[[]]よりも[[緑]]の[[色の役割]]に近く見えるが、[[ペナルティ能力]]によって赤の役割である「一時的なマナ加速」の範疇に収まっている。雪山の案内人というフレイバーも含めて上手くまとまった絶妙なデザインである。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[土地サーチカード]]
 
*[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[アンコモン]]

2019年6月12日 (水) 19:37時点における版


Alpine Guide / 高山の案内人 (2)(赤)
氷雪クリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)

高山の案内人が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから山(Mountain)カード1枚を探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
各戦闘で、高山の案内人は可能なら攻撃する。
高山の案内人が戦場を離れたとき、山1つを生け贄に捧げる。

3/3

道に詳しいガイド。しかしながらなせいか、自分だけどんどん先に進んでしまい、はぐれると結局道を失ってしまう。

土地加速ではあるものの、除去されると加速分が帳消しになってしまうため、性質としてはマナ・クリーチャーに近い。本人がそれなりにいい体格をしていることも踏まえると、5マナ域前後を主力に攻めていくミッドレンジで輝けるか。

山であれば基本でない土地サーチできること、また生け贄はサーチしたものでなくてもよいのもポイント。ショックランドなどを絡ませることで、即座に除去されたとしても「足りないを増やして余っている色を生け贄に回す」という色マナ調整ができる。あるいは、少々極端な例であるが、ハルマゲドン/Armageddonなどで山をすべて処分してしまう戦略と組み合わせてペナルティをないも同然にする、サクり台などと組み合わせてサーチ能力より先にペナルティ能力を解決するようにして実質的な土地加速にする、などの運用も考えられる。

モダンホライゾンリミテッドでは冠雪の山/Snow-Covered Mountainをサーチできるため、自身が氷雪であることも含めて氷雪カード群と相性が良い。もっとも、氷雪テーマの中心色である緑青に足してまで使いたい存在でもない。あくまで氷雪シナジー持ちカードを採用しなければならない際に、いくらか安定性に貢献する程度だろう。

  • 土地を用いる形のマナ加速であり、よりも色の役割に近く見えるが、ペナルティ能力によって赤の役割である「一時的なマナ加速」の範疇に収まっている。雪山の案内人というフレイバーも含めて上手くまとまった絶妙なデザインである。

参考

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