集団失踪/Depopulate

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2022年5月15日 (日) 16:45時点におけるAtom (トーク | 投稿記録)による版
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Depopulate / 集団失踪 (2)(白)(白)
ソーサリー

多色のクリーチャーをコントロールしている各プレイヤーはそれぞれカード1枚を引く。その後、すべてのクリーチャーを破壊する。


審判の日/Day of Judgmentの亜種の一つ。ドロー条件が多色クリーチャーになった空の粉砕/Shatter the Sky

条件付きとはいえ手札を減らさずに全体除去を撃てるのは嬉しい。対戦相手にも補填を与えてしまうリスクはあるが、全体除去を撃つような盤面であれば、アドバンテージ面で総合的に損をするようなことは滅多に無い。リミテッドではもちろん、構築でも同時期のスタンダードにおいて、の全体除去はやや癖が強いものや重いものが多く、単に癖の無い全体除去としての運用も視野に入る。白ウィニー緑ビートダウンといった単色デッキ相手であれば、引かせてしまう心配も無い。

同居時期は短めだが、ドゥームスカール/Doomskarがライバル。予顕を使えば分割払いができ、合計ではこちらの方が軽いものの1ターン辺りの支払いではあちらの方が軽くなる。ローテーション前はいつでも4マナという安定を重視したり、自分が多色クリーチャーを使うことでカード・アドバンテージを失いづらくしたりといった採用理由が主。

基本的にはドローするには自分がクリーチャーをコントロールしている必要があるので、盤面を無傷に抑えることはできないが、自分に破壊不能を与えられる多色のクリーチャーがいれば、戦場の損耗も手札を失うことも無く全体除去を使えることになる。登場時のスタンダード、かつが絡むものでは恐れなき探査者、アキリ/Akiri, Fearless Voyager浅利の司令官、理想那/Risona, Asari Commanderが該当。3以上のデッキであれば、更に候補は増える。

  • "depopulate"は「(大量虐殺等によって)人口を激減させる」の意。日本語版カードのような「失踪」の意味はないが、不穏なフレイバーテキストを受けての意訳であろう。
悲鳴は上がらなかった。通りを染め上げる血もなかった。騒々しい大都市は忽然と、ただ静まり返ったのだ。
(出典:集団失踪/Depopulate)

参考

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