解呪/Disenchant

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[[白]]の[[デッキ]]でお馴染みの[[サイドボード]]要員という立場が一般的であるが、[[メタゲーム|メタ]]によっては[[メインデッキ]]から採用されたり、別の[[色]]のデッキが(主に[[赤]]や[[黒]]の[[防御円]]対策として)解呪のためだけに白を[[タッチ]]することさえもあった。
 
[[白]]の[[デッキ]]でお馴染みの[[サイドボード]]要員という立場が一般的であるが、[[メタゲーム|メタ]]によっては[[メインデッキ]]から採用されたり、別の[[色]]のデッキが(主に[[赤]]や[[黒]]の[[防御円]]対策として)解呪のためだけに白を[[タッチ]]することさえもあった。
  
[[第7版]]まで[[皆勤賞]]であったが、[[第8版]]への移行の際に[[色の役割]]変更が行われ、[[帰化/Naturalize]]と[[啓蒙/Demystify]]にバトンタッチ。一応の役割は終えた形である。
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[[第7版]]まで[[皆勤賞]]であったが、[[第8版]]への移行の際に[[色の役割]]変更が行われ、[[帰化/Naturalize]]と[[啓蒙/Demystify]]にバトンタッチ。しかしながら、白からこの効果が失われたわけではなく、以降も[[#関連カード|亜種]]が登場しているほか、[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]や[[基本セット2020]]では[[再録]]され[[スタンダード]]に復帰している。
  
[[時のらせん]][[タイムシフト]]で[[スタンダード]]に帰ってくるも、後継者たる帰化の更に亜種である[[クローサの掌握/Krosan Grip]]が特に優秀であるため、シェアは完全に二分されている。現在では[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]においてときどき使用される。昔の白の象徴の1つ、という立ち位置である。
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以降は[[モダン]]以下の[[フォーマット]]における「昔の白の象徴の1つ」という立ち位置に収まっている。前述したとおり最もシンプルで使い勝手が良いため、現在でもサイドボード要員としてしばしば選択されている。
  
*第8版で[[落ちる|落ち]]たため、ちょうど[[新枠]]版で収録され損ねた形。その後[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]、[[キイェルドー計略/Kjeldoran Cunning]]にて、新枠版が収録された。
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*第8版で[[落ちる|落ち]]たため、ちょうど[[新枠]]版で収録され損ねた形。その後[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]、[[キイェルドー計略/Kjeldoran Cunning]]などで、無事新枠版が収録されている。
*[[対抗呪文/Counterspell]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]、[[巨大化/Giant Growth]]と共に初期の大型[[エキスパンション]]での[[再録]]常連だったため、様々な[[アーティスト|イラストレーター]]によって描かれている。
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*[[対抗呪文/Counterspell]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]、[[巨大化/Giant Growth]]と共に初期の大型[[エキスパンション]]での再録常連だったため、様々な[[アーティスト]]によって描かれている。
 
*[[1997年]]の[[アリーナ・リーグプロモ]]として新規[[イラスト]]の[[プロモーション・カード]]が配布された。[[2003年]]7月の[[フライデー・ナイト・マジック]]でもこの[[イラスト]]の[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード|プロモ]]が配布されている。
 
*[[1997年]]の[[アリーナ・リーグプロモ]]として新規[[イラスト]]の[[プロモーション・カード]]が配布された。[[2003年]]7月の[[フライデー・ナイト・マジック]]でもこの[[イラスト]]の[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード|プロモ]]が配布されている。
 
*[[2007年]]の[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]として新規イラストのテキストレスカードが配布された。[[マスターズ25th]]ではこの[[イラスト]]が使われ、通常の枠で収録されている。
 
*[[2007年]]の[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]として新規イラストのテキストレスカードが配布された。[[マスターズ25th]]ではこの[[イラスト]]が使われ、通常の枠で収録されている。
 
 
*戦場に出る前の処理になると[[光明/Illumination]]。
 
*戦場に出る前の処理になると[[光明/Illumination]]。
 
*逆に破壊されたアーティファクトやエンチャントを回収する[[アーギヴィーアの発見/Argivian Find]]もある。
 
*逆に破壊されたアーティファクトやエンチャントを回収する[[アーギヴィーアの発見/Argivian Find]]もある。
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*[[断片化/Fragmentize]] - 点数で見たマナ・コストが4以下限定。1マナのソーサリー。([[カラデシュ]])
 
*[[断片化/Fragmentize]] - 点数で見たマナ・コストが4以下限定。1マナのソーサリー。([[カラデシュ]])
 
*[[日晒し/Expose to Daylight]] - [[占術]]1付き。3マナ。([[ラヴニカの献身]])
 
*[[日晒し/Expose to Daylight]] - [[占術]]1付き。3マナ。([[ラヴニカの献身]])
*[[自然の詠唱/Nature's Chant]] - 解呪の白が緑白の混成マナになったもの。2マナ。([[モダンホライゾン]])
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*[[自然の詠唱/Nature's Chant]] - 緑白の混成マナ。2マナ。([[モダンホライゾン]])
  
 
==参考==
 
==参考==

2019年6月29日 (土) 04:43時点における版


Disenchant / 解呪 (1)(白)
インスタント

アーティファクトやエンチャントのうち1つを対象とする。それを破壊する。


リミテッド・エディションから存在するエンチャントアーティファクト除去カードの基礎。

基礎と言うだけあって多くの亜種が存在するが、このカード自体が既に必要十分な効果を備えた1つの完成形である。余計な効果が付く分、どうしてもマナ・コスト重くなったりソーサリーになったりしてしまいがちな各種亜種に対して、軽くて使いやすいという要素が最大の利点となる。

デッキでお馴染みのサイドボード要員という立場が一般的であるが、メタによってはメインデッキから採用されたり、別ののデッキが(主に防御円対策として)解呪のためだけに白をタッチすることさえもあった。

第7版まで皆勤賞であったが、第8版への移行の際に色の役割変更が行われ、帰化/Naturalize啓蒙/Demystifyにバトンタッチ。しかしながら、白からこの効果が失われたわけではなく、以降も亜種が登場しているほか、時のらせんタイムシフト基本セット2020では再録されスタンダードに復帰している。

以降はモダン以下のフォーマットにおける「昔の白の象徴の1つ」という立ち位置に収まっている。前述したとおり最もシンプルで使い勝手が良いため、現在でもサイドボード要員としてしばしば選択されている。

関連カード

主な亜種

特筆のない限りいずれもシングルシンボルインスタント。ここでは白の亜種を挙げる。 の亜種に関しては帰化/Naturalizeを参照。追放するものは供犠台の光/Altar's Lightを参照。

参考

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