蔓延するもの/Permeating Mass

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Permeating Mass / 蔓延するもの (緑)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

蔓延するものがクリーチャー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーは蔓延するもののコピーになる。

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戦闘ダメージ与えたクリーチャーを自身のコピーに変える、一風変わったスピリット。ひとたびブロックするかされる事で相手側に新たなこれが出現し、そのコピーがまた戦闘に参加することで――と、攻防の応酬によって戦場に「蔓延」していく様はまさしくカード名の体現。

実際のところは、対戦相手からすれば手勢の弱体化リスクを背負ってまで最低限の打撃力しかないこれをブロックしたり、これが立っている状況で無闇に攻撃を仕掛けるのは控えたくなるだろう。どちらかと言えば戦闘の抑止力としての側面が大きい能力である。

その性質上、アグロデッキよりも、コントロールデッキコンボデッキがビートダウンの攻勢を弱める役に使うのが主な役処となるだろう。かつて同様の役割を担った鋤引きの雄牛/Yoked Oxのようにパワー3のクリーチャーを止め続ける事はできないものの、こちらはそれ以上の戦闘性能を持ったクリーチャーでも恒久的に弱体化させられるのが独自の利点。タフネスが1の相手にも睨みが利く。メタ次第でメインデッキあるいはサイドボードに居場所を見出せるか。

ルール

  • コピーになったクリーチャーにそれまでに適用されていた継続的効果は、コピー効果は上書きされるが、それ以外の種類別の効果は引き続き、効果が定めた期限まで適用される。

参考

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