苗木

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初出は[[フォールン・エンパイア]]で[[サリッド/Thallid]]などから出るクリーチャー・トークン。[[テンペスト]]の[[新緑の魔力/Verdant Force]]が生み出すトークンとして再登場し、[[インベイジョン・ブロック]]まで[[生成]]する[[カード]]がたびたび登場した。[[オデッセイ・ブロック]]以降は[[リス]]や[[昆虫]]に役目を奪われていたが、[[ラヴニカ・ブロック]]で[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]のテーマとして再び登場。その後も緑の小型トークンとして定期的に登場している。[[ドミナリア]]では[[ファンガス]]と共に[[部族カード]]が多数登場した。
 
初出は[[フォールン・エンパイア]]で[[サリッド/Thallid]]などから出るクリーチャー・トークン。[[テンペスト]]の[[新緑の魔力/Verdant Force]]が生み出すトークンとして再登場し、[[インベイジョン・ブロック]]まで[[生成]]する[[カード]]がたびたび登場した。[[オデッセイ・ブロック]]以降は[[リス]]や[[昆虫]]に役目を奪われていたが、[[ラヴニカ・ブロック]]で[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]のテーマとして再び登場。その後も緑の小型トークンとして定期的に登場している。[[ドミナリア]]では[[ファンガス]]と共に[[部族カード]]が多数登場した。
  
[[はじける子嚢/Saproling Burst]]から出るトークン以外は共通して[[緑]]の1/1[[バニラ]]
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[[はじける子嚢/Saproling Burst]]から出るトークン以外は共通して[[緑]]の1/1[[バニラ]]。また、[[荒廃蒔きのサリッド/Blightsower Thallid]]が生成するもの以外は他のクリーチャー・タイプを持たない。
  
 
[[ファンガス]]や[[ツリーフォーク]]などと繋がりが深い。[[ロード (俗称)|ロード]]は[[古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancient]]と[[セロン教の隠遁者/Thelonite Hermit]]、[[胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid]]。[[Elvish Farmer]]や[[木立ちの守護者ネマタ/Nemata, Grove Guardian]]など、苗木を[[生け贄に捧げる]]事を[[コスト]]とする[[起動型能力]]を持つものが多い。苗木と[[森]]を互いに同じ[[土地]]・クリーチャーに変える[[生命と枝/Life and Limb]]という変り種もある。[[執念深い群衆/Vindictive Mob]]は苗木には[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない能力を持つ。
 
[[ファンガス]]や[[ツリーフォーク]]などと繋がりが深い。[[ロード (俗称)|ロード]]は[[古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancient]]と[[セロン教の隠遁者/Thelonite Hermit]]、[[胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid]]。[[Elvish Farmer]]や[[木立ちの守護者ネマタ/Nemata, Grove Guardian]]など、苗木を[[生け贄に捧げる]]事を[[コスト]]とする[[起動型能力]]を持つものが多い。苗木と[[森]]を互いに同じ[[土地]]・クリーチャーに変える[[生命と枝/Life and Limb]]という変り種もある。[[執念深い群衆/Vindictive Mob]]は苗木には[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない能力を持つ。
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"saproling"は"sapr(o)-"(「腐敗した」)、"-ling"(「~に属する人・生き物」)を組にした造語。「苗木」とはかなり悩み抜いた訳であろう。ただし、「苗」を意味する"sapling"と勘違いしたという説もある。イラストから推測するに、勘違い説の可能性は高そうである。
 
"saproling"は"sapr(o)-"(「腐敗した」)、"-ling"(「~に属する人・生き物」)を組にした造語。「苗木」とはかなり悩み抜いた訳であろう。ただし、「苗」を意味する"sapling"と勘違いしたという説もある。イラストから推測するに、勘違い説の可能性は高そうである。
 
*[[Magic Online]]で使われているトークンや[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]のイラストは、どうみても苗木という可愛らしいものではなく、グロテスクな怪物である。一部のカードで使われている「菌獣」という訳語のほうがしっくりくる。
 
*[[Magic Online]]で使われているトークンや[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]のイラストは、どうみても苗木という可愛らしいものではなく、グロテスクな怪物である。一部のカードで使われている「菌獣」という訳語のほうがしっくりくる。
*一方、[[ラヴニカ:ギルドの都]]で[[セレズニア]]が使う苗木は煌く水晶体を包んだ動き回る植物で、こちらは「苗木」という訳がピッタリくる。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ravnica-style-guide-saprolings-2005-09-28 Ravnica Style Guide: Saprolings])
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*一方、[[ラヴニカ:ギルドの都]]でセレズニアが使う苗木は煌く水晶体を包んだ動き回る植物で、こちらは「苗木」という訳がピッタリくる。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ravnica-style-guide-saprolings-2005-09-28 Ravnica Style Guide: Saprolings])
  
 
==参考==
 
==参考==

2023年5月3日 (水) 04:58時点における最新版

苗木/Saprolingとは、クリーチャー・タイプの1つ。クリーチャートークンにのみ使われているクリーチャー・タイプ。


Spontaneous Generation / 自然発生 (3)(緑)
ソーサリー

あなたの手札にあるカード1枚につき、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。



Nemata, Grove Guardian / 木立ちの守護者ネマタ (4)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk)

(2)(緑):緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
苗木を1体生け贄に捧げる:苗木クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

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[編集] 概要

初出はフォールン・エンパイアサリッド/Thallidなどから出るクリーチャー・トークン。テンペスト新緑の魔力/Verdant Forceが生み出すトークンとして再登場し、インベイジョン・ブロックまで生成するカードがたびたび登場した。オデッセイ・ブロック以降はリス昆虫に役目を奪われていたが、ラヴニカ・ブロックセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveのテーマとして再び登場。その後も緑の小型トークンとして定期的に登場している。ドミナリアではファンガスと共に部族カードが多数登場した。

はじける子嚢/Saproling Burstから出るトークン以外は共通しての1/1バニラ。また、荒廃蒔きのサリッド/Blightsower Thallidが生成するもの以外は他のクリーチャー・タイプを持たない。

ファンガスツリーフォークなどと繋がりが深い。ロード古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancientセロン教の隠遁者/Thelonite Hermit胞子冠サリッド/Sporecrown ThallidElvish Farmer木立ちの守護者ネマタ/Nemata, Grove Guardianなど、苗木を生け贄に捧げる事をコストとする起動型能力を持つものが多い。苗木とを互いに同じ土地・クリーチャーに変える生命と枝/Life and Limbという変り種もある。執念深い群衆/Vindictive Mobは苗木にはブロックされない能力を持つ。

  • 苗木に変化させるカードは前述の生命と枝がある。
  • 一度に大量に出現させる事ができるカードが多く、コンボパーツとして利用されることも多い。

[編集] トークン・カード画像

[編集] ストーリー

サリッド/Thallid (ストーリー)のページを参照。

"saproling"は"sapr(o)-"(「腐敗した」)、"-ling"(「~に属する人・生き物」)を組にした造語。「苗木」とはかなり悩み抜いた訳であろう。ただし、「苗」を意味する"sapling"と勘違いしたという説もある。イラストから推測するに、勘違い説の可能性は高そうである。

[編集] 参考

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