色の役割

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色の役割とは、マジックに存在する5つのそれぞれ割り当てられた特徴のこと。カラーパイ(Color Pie/Color Wheel)とも呼ばれる(厳密には異なる。後述)。

目次

解説

各色には設定された特徴を基にして得意とする機能と不得意とする機能が割り当てられている。これに沿ってカードはデザインされ、色ごとの違いが生まれている。

一方で、フレイバーなどを理由にして意図的にこの割り当てから外れたカードを作ることもある。カード単位やサイクル単位で作成することもあるが、次元の混乱ではエキスパンション全体で色の役割を崩している。

機能の割り当ては不変ではなく、特に第8版オンスロート以降とそれより前とでは大きく変更されている。それ以外の時期にも少しずつ役割の移動や変更は行われており、試行錯誤が繰り返されている。

色の役割はカードデザインの基礎を成す重要なものであり、開発部でもその取り扱いには注意を払う必要があると認識している。例えばMark RosewaterThe Bleed Story(混交の話)やState of Design 2011(デザイン演説2011)などさまざまなコラムでそのことについて述べている。

また、各色の特徴を表すのは機能の分担だけではない。その背景にはフレイバー的な思想・哲学の違いがある。公式記事などにおいて「カラーパイ」と呼ぶのは、これらフレイバー面も含めたその色らしさを指している。

色の役割・特徴のまとめ

  • このまとめはあくまで現在の色の役割であって、過去の役割とは異なることが多い。また、例外も存在する。
  • ブロック固有のテーマやサイクルの一環において、本来そのが得意でない機能を持つことがあるが、それらは基本的に無視する。(白や赤の占術時のらせんブロック全般など)

各色の機能比較

  • 下記の表は、クリーチャー能力なども含めた強さについては言及していない。
  • 順位に入っていない色はその機能をもつカードがほとんどない。
機能 1位 2位 3位 4位 5位 補足
クリーチャー除去 赤は火力。白は追放。青はバウンス、奪取。緑は格闘飛行限定
アーティファクト除去 - 青はバウンス、奪取。赤が一位と明言されているが緑白はエンチャント除去兼用が多く汎用性が高い
エンチャント除去 - - 青はバウンス、奪取
土地破壊 緑&黒 - 青はバウンス、奪取
墓地からの回収 青&赤 生物限定なら黒がトップ。青はインスタントソーサリーを戻す
ライフ回復 - - 黒はドレインによる回復
リセット 青&黒 白・赤は破壊または追放、青はバウンス。
プレイヤーダメージ - - - 赤は火力、黒はドレインライフロス
クリーチャーへダメージ - 白はレンジストライク、緑は対飛行限定、もしくは格闘
ドローライブラリー操作 黒は追加コスト(ライフや生け贄)を要求し、
緑はある行動に誘発することが多い
赤は捨てる枚数も多い、白は装備品絡み
コントロール奪取 - - 赤はほぼクリーチャー限定かつ一時的
マナ加速 - 赤は一時的、黒は過去の役割
タップ - - - 白はほぼクリーチャー限定だが、カード数で青に勝る
アンタップ - 赤はコントロール奪取時
クリーチャー コストP/Tによる単純比較
大型クリーチャー デメリットも考慮した順位
小型クリーチャー
P/T 強化(パンプアップ) 白&赤 - 赤はパワー偏重、白はタフネス全体強化
飛行 緑は飛行を嫌う、赤はドラゴン
土地渡り 黒&赤 -
再生 - - 白は少数だがある
トランプル
速攻 - -
先制攻撃 - -

色の特徴(その色が得意とする機能)

参考

単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
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