緑青黒コントロール

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緑の[[マナ加速]]と[[青]]の[[引く|ドロー]]を使用できるので、3色の不安定な[[マナ基盤]]を安定させることも可能である。
 
緑の[[マナ加速]]と[[青]]の[[引く|ドロー]]を使用できるので、3色の不安定な[[マナ基盤]]を安定させることも可能である。
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==ラヴニカのギルド~基本セット2021期==
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[[エルドレインの王権]]で登場した[[食物]]関連の[[カード]]を採用した[[デッキ]]が組まれている。
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[[ローテーション]]直後からフード系デッキが考案されていたが、主流となっていたのは[[死者の原野/Field of the Dead]]を[[キーカード]]とする'''スゥルタイ・ゴロス''' (''Sultai Golos'') であった。詳細は[[ゴロス・ランプ]]を参照。
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死者の原野が[[禁止カード]]に指定された後は、[[食物 (デッキ)|シミック・フード]]の派生デッキとして[[黒]]を取り入れた'''スゥルタイ・フード''' (''Sultai Food'') が隆盛した。詳細は[[食物 (デッキ)]]を参照。
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==タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期==
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[[破滅の道/Ruinous Path]]や[[衰滅/Languish]]などの[[黒]]の[[除去]][[呪文]]で盤面を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]しつつ、[[森の代言者/Sylvan Advocate]]、[[不屈の追跡者/Tireless Tracker]]、[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]]といった中[[マナ]]域の[[クリーチャー]]を攻防に回して戦う。青の[[カード]]としては主に[[龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar]]や[[シルムガルの命令/Silumgar's Command]]が採用される。
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*[[過ぎ去った季節/Seasons Past]]を採用したコントロールデッキについては[[季節コントロール]]を参照。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[グランプリピッツバーグ16]] ベスト8 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppit16 参考])
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**使用者:[[Aleksa Telarov]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[タルキール龍紀伝]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]+[[イニストラードを覆う影]])
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'''スゥルタイコントロール'''(''Sultai Control'')と呼ばれる[[緑青黒|黒緑青]]の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が存在する。
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基本的な構成は同[[環境]]の[[青黒コントロール/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|青黒コントロール]]と同じ。大きく異なる点は[[墓地]][[肥やす|肥やし]]要員兼[[チャンプブロック|チャンプブロッカー]]の[[サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder]]の存在で、[[時を越えた探索/Dig Through Time]]や[[残忍な切断/Murderous Cut]]といった[[探査]][[呪文]]があちら以上に使いやすくなっている。また、[[スゥルタイの魔除け/Sultai Charm]]や[[荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave]]などの強力な[[多色カード]]を採用できるのも[[緑]]を足すメリットと言える。
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[[タルキール覇王譚]]参入直後は目立った成果を上げることはできなかったが、[[運命再編]]から[[命運の核心/Crux of Fate]]や[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]]を獲得したことで、[[メタゲーム|メタ]]の一角に浮上した。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[グランプリメンフィス15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpmem15 参考])
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**使用者:[[Jack Fogle]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2015]]+[[テーロス・ブロック]]+[[タルキール覇王譚]]+[[運命再編]])
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==テーロス・ブロック構築==
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同[[環境]]に多数存在する、[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]と[[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]を用いた[[緑]]系ミッドレンジの1つ。これは2・3[[色]]目を[[青]]と[[黒]]にしたことで、黒の優良[[除去]]、[[予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx]]や[[荒野の収穫者/Reaper of the Wilds]]といった対処の難しい[[クリーチャー]]、[[悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver]]や[[荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave]]といった優秀な[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を採用できるようになっている。
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[[プロツアー「ニクスへの旅」]]では[[Channel Fireball]]のメンバーらが使用したことで使用率4位となり([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/day-2-theros-block-constructed-metagame-breakdown-2014-05-17 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/article/010679/# 翻訳])、Top8に3人を送り込んだ。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[プロツアー「ニクスへの旅」]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptjou14 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/# 参考])
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**使用者:[[Josh Utter-Leyton]]
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*[[フォーマット]]
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**[[テーロス・ブロック構築]]([[テーロス]]+[[神々の軍勢]]+[[ニクスへの旅]])
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==ラヴニカ・ブロック構築==
 
==ラヴニカ・ブロック構築==
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*備考
 
*備考
 
**[[プロツアーチャールストン06]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptcha06ja/welcome 参考])
 
**[[プロツアーチャールストン06]] 優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptcha06ja/welcome 参考])
**使用者:[[鍛冶友浩]]  チーム:Kajiharu80
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**使用者:[[鍛冶友浩]]  チーム:Kajiharu80
 
*[[フォーマット]]
 
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**[[チーム戦|チーム]]・[[ラヴニカ・ブロック構築]]([[ラヴニカ:ギルドの都]]+[[ギルドパクト]]+[[ディセンション]])
 
**[[チーム戦|チーム]]・[[ラヴニカ・ブロック構築]]([[ラヴニカ:ギルドの都]]+[[ギルドパクト]]+[[ディセンション]])
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[[ラヴニカへの回帰]]で相殺の天敵[[突然の衰微/Abrupt Decay]]が登場してからは、逆にこれを採用して[[グッドスタッフ]]的に纏めた対応力の高いコントロールデッキに変化した。
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その中でもカウンターを極限まで減らし、[[続唱]]ギミックで[[カード・アドバンテージ]]を狙う[[続唱 (デッキ)#レガシー|'''BUG Cascade''']]が結果を残している。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**[[グランプリシアトル18レガシー]] 準優勝([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea18-legacy 参考])
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**使用者:[[Jérémy Dezani]]
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*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[イクサランの相克]])
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*[[青黒赤緑コントロール#レガシー|4色レオヴォルド]]から[[赤]]を抜いたような構成。[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[赤霊破/Red Elemental Blast]]などが使えなくなった代わりに、マナベースが安定し[[不毛の大地/Wasteland]]を採用する余裕が生まれている。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
  
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2019年11月4日 (月) 03:52時点における版

緑青黒コントロール(Green-Blue-Black Control)は、緑青黒の3で組まれるコントロールデッキ

目次

概要

主に、青黒コントロールに、攻撃手段であるを足す形で組まれることが多い。他に緑を使う利点としては、アーティファクトエンチャントなど青黒では対処できないパーマネントに対応できるという利点も挙げられる。また、インベイジョン・ブロックラヴニカ・ブロック対抗色の強力な多色カードが多数登場したため、それらを活用する目的でも組まれる。

緑のマナ加速ドローを使用できるので、3色の不安定なマナ基盤を安定させることも可能である。

ラヴニカのギルド~基本セット2021期

エルドレインの王権で登場した食物関連のカードを採用したデッキが組まれている。



ローテーション直後からフード系デッキが考案されていたが、主流となっていたのは死者の原野/Field of the Deadキーカードとするスゥルタイ・ゴロス (Sultai Golos) であった。詳細はゴロス・ランプを参照。

死者の原野が禁止カードに指定された後は、シミック・フードの派生デッキとしてを取り入れたスゥルタイ・フード (Sultai Food) が隆盛した。詳細は食物 (デッキ)を参照。

タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期

黒緑タッチミッドレンジないしコントロール系のデッキが存在する。



破滅の道/Ruinous Path衰滅/Languishなどの除去呪文で盤面をコントロールしつつ、森の代言者/Sylvan Advocate不屈の追跡者/Tireless Trackerゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghetといった中マナ域のクリーチャーを攻防に回して戦う。青のカードとしては主に龍王シルムガル/Dragonlord Silumgarシルムガルの命令/Silumgar's Commandが採用される。

サンプルレシピ

Sultai Midrange [1]
土地 (26)
5 沼/Swamp
1 島/Island
4 風切る泥沼/Hissing Quagmire
5 森/Forest
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
1 伐採地の滝/Lumbering Falls
4 進化する未開地/Evolving Wilds
2 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
クリーチャー (19)
2 龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar
2 ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
3 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer
4 森の代言者/Sylvan Advocate
2 ギトラグの怪物/The Gitrog Monster
4 不屈の追跡者/Tireless Tracker
2 棲み家の防御者/Den Protector
呪文 (15)
3 衰滅/Languish
3 破滅の道/Ruinous Path
2 闇の掌握/Grasp of Darkness
4 究極の価格/Ultimate Price
3 ニッサの誓い/Oath of Nissa
サイドボード (15)
1 衰滅/Languish
1 破滅の道/Ruinous Path
2 棲み家の防御者/Den Protector
3 強迫/Duress
4 死霧の猛禽/Deathmist Raptor
2 悪性の疫病/Virulent Plague
2 死の重み/Dead Weight


テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期

スゥルタイコントロール(Sultai Control)と呼ばれる黒緑青コントロールデッキが存在する。



基本的な構成は同環境青黒コントロールと同じ。大きく異なる点は墓地肥やし要員兼チャンプブロッカーサテュロスの道探し/Satyr Wayfinderの存在で、時を越えた探索/Dig Through Time残忍な切断/Murderous Cutといった探査呪文があちら以上に使いやすくなっている。また、スゥルタイの魔除け/Sultai Charm荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveなどの強力な多色カードを採用できるのもを足すメリットと言える。

タルキール覇王譚参入直後は目立った成果を上げることはできなかったが、運命再編から命運の核心/Crux of Fate精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonを獲得したことで、メタの一角に浮上した。

サンプルレシピ

Sultai Control [2]
土地 (25)
2 島/Island
3 沼/Swamp
2 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
4 華やかな宮殿/Opulent Palace
4 汚染された三角州/Polluted Delta
2 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
4 疾病の神殿/Temple of Malady
1 神秘の神殿/Temple of Mystery
2 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
クリーチャー (4)
4 サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder
呪文 (31)
2 精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon
1 頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator
2 悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver
2 荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave
3 思考囲い/Thoughtseize
2 命運の核心/Crux of Fate
1 宝船の巡航/Treasure Cruise
4 胆汁病/Bile Blight
4 時を越えた探索/Dig Through Time
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
1 残忍な切断/Murderous Cut
3 スゥルタイの魔除け/Sultai Charm
サイドボード (15)
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang
3 ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer
1 信者の沈黙/Silence the Believers
2 否認/Negate
2 ファリカの療法/Pharika's Cure
2 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
1 リリアナ・ヴェス/Liliana Vess


テーロス・ブロック構築

ニクスへの旅疾病の神殿/Temple of Maladyマナの合流点/Mana Confluenceが登場したことで、緑青黒ミッドレンジないしコントロール系のデッキが組まれるようになった。



環境に多数存在する、森の女人像/Sylvan Caryatidクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixを用いた系ミッドレンジの1つ。これは2・3目をにしたことで、黒の優良除去予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx荒野の収穫者/Reaper of the Wildsといった対処の難しいクリーチャー悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveといった優秀なプレインズウォーカーを採用できるようになっている。

プロツアー「ニクスへの旅」ではChannel Fireballのメンバーらが使用したことで使用率4位となり(参考/翻訳)、Top8に3人を送り込んだ。

サンプルレシピ

BUG Control [3]
土地 (24)
5 森/Forest
1 島/Island
1 マナの合流点/Mana Confluence
5 沼/Swamp
4 欺瞞の神殿/Temple of Deceit
4 疾病の神殿/Temple of Malady
4 神秘の神殿/Temple of Mystery
クリーチャー (12)
4 クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
4 予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
呪文 (24)
2 胆汁病/Bile Blight
1 解消/Dissolve
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
3 信者の沈黙/Silence the Believers
4 思考囲い/Thoughtseize
2 霊気のほころび/Unravel the AEther
4 悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver
4 荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave
サイドボード (15)
1 胆汁病/Bile Blight
1 闇の裏切り/Dark Betrayal
1 解消/Dissolve
3 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
2 夢の饗宴/Feast of Dreams
3 反論/Gainsay
1 精神的な介入/Psychic Intrusion
1 骨読み/Read the Bones
1 信者の沈黙/Silence the Believers


ラヴニカ・ブロック構築

ラヴニカ・ブロック構築での緑青黒コントロールは、シミックの空呑み/Simic Sky Swallower骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampireなどの強力なフライヤーを主体にしたデッキ



除去カウンターで序盤をしのぎ、遥か見/Farseek印鑑バウンスランドなどから大型のフライヤーを高速で展開勝利する。

フィニッシャー被覆を持つシミックの空呑みが務める。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (13)
3 骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire
3 モロイ/Moroii
3 シミックの空呑み/Simic Sky Swallower
4 木彫りの女人像/Carven Caryatid
呪文 (24)
2 地底街の手中/Clutch of the Undercity
3 化膿/Putrefy
2 複写作成/Mimeofacture
3 シミックの印鑑/Simic Signet
2 よじれた正義/Twisted Justice
4 虚空粘/Voidslime
4 遥か見/Farseek
4 横揺れの増長/Rolling Spoil
土地 (23)
4 森/Forest
5 島/Island
3 沼/Swamp
4 繁殖池/Breeding Pool
4 草むした墓/Overgrown Tomb
3 ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm
サイドボード
3 最後の喘ぎ/Last Gasp
4 夜の飾り紐/Ribbons of Night
4 拘束+決心/Bound+Determined
1 シミックの成長室/Simic Growth Chamber
2 詩神の器/Muse Vessel
1 不同の力線/Leyline of Singularity

神河ブロック期

神河ブロック期のスタンダードでは、けちな贈り物/Gifts Ungivenを使用したけちコントロールが登場。



桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reachマナ加速し、けちな贈り物で必要なカードサーチする。

もとは神河ブロック構築発祥のデッキだが、他にも様々なバリエーションがある。

インベイジョン・ブロック期

インベイジョン・ブロック期のスタンダードでは、アポカリプスの強力な対抗色多色カードを活用したデッキが登場。



初期には、魂売り/Spiritmongerフィニッシャーにしたパーミッションであるカウンターモンガーが活躍。

オデッセイ・ブロック参入後は、サイカトグ破滅的な行為/Pernicious Deedを足したサイカディードも登場した。

エクステンデッド(未来予知後)

相殺/Counterbalance師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのソフトロックコンボを利用した相殺コントロールフィニッシャーとしてタルモゴイフ/Tarmogoyfを使用したCounterTop-Goyfが登場、未来予知後のプロツアーヴァレンシア07を制した。



のちに師範の占い独楽/Sensei's Divining Topエクステンデッド禁止カードに指定されるまでメタゲームの一角を担い続けた。

エクステンデッド(ラヴニカ:ギルドの都後)

ラヴニカ:ギルドの都参入に伴うローテーション後のエクステンデッドでもこのコントロールデッキが活躍している。

プロツアーロサンゼルス05では、サイカトグ発掘ギミックを組み込んだ発掘サイカトグが活躍。



また、The Rockを足してけちな贈り物/Gifts Ungivenを加えたけちマルカも登場した。



この時期の活躍の要因としては、ラヴニカ・ブロックでのショックランド登場によりマナ基盤の安定性が高まったことも大きい。

エクステンデッド(デュアルランド期)

デュアルランド時代のエクステンデッドには、破滅的な行為/Pernicious Deedによるボードコントロールを核としたパーミッショングッドスタッフデッキカウンターディードが存在した。



詳細はカウンターディードを参照のこと。

レガシー

エクステンデッドと同様、相殺コントロールフィニッシャータルモゴイフ/Tarmogoyfを採用したCounterTop-Goyfが活躍している。



ラヴニカへの回帰で相殺の天敵突然の衰微/Abrupt Decayが登場してからは、逆にこれを採用してグッドスタッフ的に纏めた対応力の高いコントロールデッキに変化した。


その中でもカウンターを極限まで減らし、続唱ギミックでカード・アドバンテージを狙うBUG Cascadeが結果を残している。

サンプルリスト

Sultai Control [4]
土地 (21)
1 Bayou
1 島/Island
3 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 汚染された三角州/Polluted Delta
1 沼/Swamp
2 Tropical Island
3 Underground Sea
3 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
3 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (13)
4 悪意の大梟/Baleful Strix
4 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
2 トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
1 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
2 真の名の宿敵/True-Name Nemesis
呪文 (26)
3 突然の衰微/Abrupt Decay
4 渦まく知識/Brainstorm
1 悪魔の布告/Diabolic Edict
3 致命的な一押し/Fatal Push
1 狼狽の嵐/Flusterstorm
4 意志の力/Force of Will
2 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
2 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
3 思案/Ponder
2 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
1 苦花/Bitterblossom
2 青霊破/Blue Elemental Blast
1 狼狽の嵐/Flusterstorm
1 壌土からの生命/Life from the Loam
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
2 湿地での被災/Marsh Casualties
1 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
3 外科的摘出/Surgical Extraction
1 森の知恵/Sylvan Library
1 思考囲い/Thoughtseize
1 毒の濁流/Toxic Deluge

参考

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