終末/Terminus

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2019年4月15日 (月) 10:32時点におけるつらら (トーク | 投稿記録)による版
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Terminus / 終末 (4)(白)(白)
ソーサリー

すべてのクリーチャーをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
奇跡(白)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)


レア奇跡リセットボタン。1マナ重くなったことで奇跡を持った神聖なる埋葬/Hallowed Burialと言える。

全体除去はなるべくタイミングを選んで使いたいが、奇跡で使用する場合は選べず、生撃ちするにはやや重い、と奇跡呪文全般の持つ弱点を大きく受けている。しかし、その分奇跡コストは破格の1マナ。しかも墓地利用を許さないリセットとあって、登場とともに各環境で使用される。特にイニストラード・ブロック構築ではメタに存在するほとんどのデッキに対して劇的に刺さることから利用価値が非常に高く、プロツアー「アヴァシンの帰還」青白奇跡コントロールを優勝に導く原動力となった。

スタンダードでも有効に機能する相手は多く、白系コントロールでの採用率は高い。生撃ちでの重さを考慮して審判の日/Day of Judgmentと併用されることも。

レガシーでは渦まく知識/Brainstorm師範の占い独楽/Sensei's Divining Topといった優秀なライブラリー操作と共に採用される。特に師範の占い独楽/Sensei's Divining Topでライブラリー操作して白マナを1点残すプレイングブラフとしても機能するので、環境に存在すること自体が大きな強みとなっていた。後にレガシーにおいても師範の占い独楽/Sensei's Divining Top禁止カードに指定され、このような戦術を軸とする青白奇跡は弱体化を余儀なくされた。しかし師範の占い独楽/Sensei's Divining Top禁止後も青白奇跡メタ上位のデッキとして生き残り、トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest真の名の宿敵/True-Name Nemesis若き紅蓮術士/Young Pyromancerとそのトークンなどをアドバンテージ損なくインスタントタイミングで処理できることからこのカードの採用率も高い。死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanギタクシア派の調査/Gitaxian Probeの禁止カード化によりそれらのデッキが弱体化した後は、トップメタに舞い戻った青白奇跡を支えるカードの1枚となっている。

モダンでは渦まく知識/Brainstormが使用できず、思案/Ponder定業/Preordainなどのライブラリー操作カードも禁止になっていたので当初はほぼ見ないカードであった。しかし精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorの禁止解除によって手札に来てしまったこのカードを積み込むことができるようになった。さらにドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominariaの登場によって相手ターンにマナを残すことができるようになったため、このカードを採用する青白コントロールが登場した。5色人間ホロウ・ワンホロウ・ヴァインと言った高速アグロや墓地に送ってもあまり意味のないクリーチャーを多数採用したデッキが増えているのもこのカードの採用の後押しとなっている。また翻弄する魔道士/Meddling Mageの存在により全体除去を散らすという意味もある。相手ターンに奇跡を起こしたいときは選択/Optヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illuminationが使われる。

関連カード

サイクル

アヴァシンの帰還の、奇跡を持つレア呪文サイクルを除く4に1枚ずつ存在する。

参考

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