素晴らしき復活術師、ギサ/Gisa, Glorious Resurrector

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Gisa, Glorious Resurrector / 素晴らしき復活術師、ギサ (2)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するなら、代わりにそれを追放する。
あなたのアップキープの開始時に、素晴らしき復活術師、ギサによって追放されたすべてのクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは腐乱を得る。(腐乱を持つクリーチャーではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを生け贄に捧げる。)

4/4

とのコンビも含めると、3回目のカード化となる屍術師ギサ/Gisa

今回は死亡した対戦相手クリーチャー腐乱状態で味方にしてしまう。死亡を置換しているので死亡誘発能力誘発させず、腐乱で自壊しやすくした状態で蘇らせ逆にこちらの利益に転換させることが可能。特にサクリファイスにとっては悪夢のようなクリーチャー。本人も4/4とそこそこのP/Tを持っており、除去耐性こそ無いものの火力に対しては一定の耐久力を示す。自身は戦闘に参加せずとも盤面に影響を及ぼせるシステムクリーチャーであるため、この点は大きい。お得意の除去で次々と相手クリーチャーを配下にしてしまえば、勝利はそう遠くないだろう。

腐乱の誘発条件は攻撃への参加であるため、その必要が無いシステムクリーチャーの場合は長期に渡って貢献してくれる。一方でシンプルなファッティの場合は一度殴ったら終わりでブロックにも参加できず、短命になりがち。また戦場を離れた瞬間に消滅してしまうトークンは奪えないため、意外と刺さるデッキは選ぶ。

システムクリーチャーでない場合は、意外と機能しだすのが遅いことには注意。自分のターンに除去したとすると、次のターンに腐乱トークンが生成され、その時点ではまだ召喚酔いで攻撃もブロックもできず、さらに次のターンになってようやく攻撃できる。アドバンテージは得られるが、一刻を争うダメージレースでは間に合わないことも多い。

クリーチャー同士の殴り合いになりやすいリミテッドでは安定して強力な抑止力として働く。

[編集] ルール

  • 置換効果はイベントが発生する前に適用されるかが決定される(CR:614.1)。ギサと対戦相手のクリーチャーが同時に死亡する場合、対戦相手のそのクリーチャーは追放される。
  • 降霊第2面など死亡を置換する置換効果が複数ある場合、影響を受けるオブジェクトコントローラーが適用順を決める(CR:616.1) 。ギサの効果以外で死亡が置換されてしまったなら、そのカードは2つ目の能力で戻ることはない。
  • アップキープに戻すことができるのは、そのギサの能力によって追放されたクリーチャー・カードのみである。ギサが一度戦場を離れて新たなオブジェクトとして戻ってきた場合などは、前のギサの能力によって追放されたカードは2つ目の能力で戻ることはない。
  • 元々がクリーチャー・カードでなくとも、クリーチャー化変異などによりクリーチャーになっている間に死亡するならば追放される。ただしそれらはアップキープを迎えても追放されたまま戦場に戻ることはない。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

詳細はギサ・セカーニ/Gisa Cecaniを参照。

[編集] 参考

  1. 『真夜中』の油を燃やす その1Making Magic 2021年9月13日 Mark Rosewater著)
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