紅蓮地獄/Pyroclasm

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[[第10版]]現在における赤の基本的な[[全体除去]]の1つ。
 
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2[[マナ]]という軽い[[マナ・コスト]]で複数の小型[[クリーチャー]]を[[除去]]できるので、[[テンポ]]及び[[カード・アドバンテージ]]の両面で優れている。
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2[[マナ]]という軽い[[マナ・コスト]]で複数の小型[[クリーチャー]]を[[除去]]できるので、[[テンポ]]及び[[カード・アドバンテージ]]の両面で優れている。[[アイスエイジ]]で登場して以来、主に[[ウィニー]]対策として多くのデッキで使用されている。
[[アイスエイジ]]で登場して以来、主に[[ウィニー]]対策として多くのデッキで使用されている。
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[[第7版]]まで赤の全体除去の基本だった[[地震/Earthquake]]と比べると
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1点目は地震に劣る部分だが、こちらはその分ダメージ効率で勝っている。
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2点目は地震に勝る部分であり、飛行クリーチャーを多用するタイプのウィニーには特に効果的である。
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3点目は利点にも欠点にもなるが、[[ライフ]]の損失をできる限り抑えたい低速の[[コントロール]][[デッキ]]ではこちらが好まれることが多い。
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*[[第7版]]まで赤の全体除去の基本だった[[地震/Earthquake]]と比べると「ダメージの値が固定である」「飛行クリーチャーにもダメージが入る」「プレイヤーにはダメージが入らない」という違いがある。1点目は地震に劣る部分だが、こちらはその分ダメージ効率で勝っている。2点目は地震に勝る部分であり、飛行クリーチャーを多用するタイプのウィニーには特に効果的である。3点目は利点にも欠点にもなるが、[[ライフ]]の損失をできる限り抑えたい低速の[[コントロール]][[デッキ]]ではこちらが好まれることが多い。
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/welcome 公式ページ]の[[Mark Rosewater]]のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr135 Ice Guys Finish First]」ではアイスエイジのベストデザインカード第9位に選ばれ、「シンプルかつ完璧なデザイン」という高い評価を受けている。
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/welcome 公式ページ]の[[Mark Rosewater]]のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr135 Ice Guys Finish First]」ではアイスエイジのベストデザインカード第9位に選ばれ、「シンプルかつ完璧なデザイン」という高い評価を受けている。
 
*ちなみに“pyr(o)-”は「炎」や「熱」を、“clasm”は「破壊」を意味する。
 
*ちなみに“pyr(o)-”は「炎」や「熱」を、“clasm”は「破壊」を意味する。
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==参考==
 
==参考==
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr135 Ice Guys Finish First]
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr135 Ice Guys Finish First]
*[http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/04/1218.html アイスべきやつら]  上の記事の翻訳(非公式訳;「[http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/index.html Braingeyser]」より)
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*[http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/04/1218.html アイスべきやつら]  上の記事の翻訳(非公式訳:「[http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/index.html Braingeyser]」より)
  
*[[カード個別評価:アイスエイジブロック]]
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*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:10版(10th)]]:[[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:9版(9th)]]
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*[[カード個別評価:第9版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
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*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:7版(7th)]]
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*[[カード個別評価:第7版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:ポータル系、スターター]]
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*[[カード個別評価:ポータル]] - [[レア]]

2008年3月15日 (土) 15:41時点における版


Pyroclasm / 紅蓮地獄 (1)(赤)
ソーサリー

紅蓮地獄は、各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。


第10版現在における赤の基本的な全体除去の1つ。

2マナという軽いマナ・コストで複数の小型クリーチャー除去できるので、テンポ及びカード・アドバンテージの両面で優れている。アイスエイジで登場して以来、主にウィニー対策として多くのデッキで使用されている。

  • 第7版まで赤の全体除去の基本だった地震/Earthquakeと比べると「ダメージの値が固定である」「飛行クリーチャーにもダメージが入る」「プレイヤーにはダメージが入らない」という違いがある。1点目は地震に劣る部分だが、こちらはその分ダメージ効率で勝っている。2点目は地震に勝る部分であり、飛行クリーチャーを多用するタイプのウィニーには特に効果的である。3点目は利点にも欠点にもなるが、ライフの損失をできる限り抑えたい低速のコントロールデッキではこちらが好まれることが多い。
  • 公式ページMark Rosewaterのコラム「Ice Guys Finish First」ではアイスエイジのベストデザインカード第9位に選ばれ、「シンプルかつ完璧なデザイン」という高い評価を受けている。
  • ちなみに“pyr(o)-”は「炎」や「熱」を、“clasm”は「破壊」を意味する。
  • 広辞苑によると、紅蓮地獄とは八寒地獄のひとつで、ここに堕ちた者は極寒のために皮膚が裂けて血が流れ、紅色の蓮花に似るという。しかしイラストなどを見るに、このカードは仏教用語ではなく単なる「紅蓮」+「地獄」の意と思われる。

参考

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