精神的つまづき/Mental Misstep

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**誤った指図(に限らず対象を変更する効果)で、「対象を精神的つまづき自身にして打ち消す」ことはできない。({{CR|114.4}})
 
**誤った指図(に限らず対象を変更する効果)で、「対象を精神的つまづき自身にして打ち消す」ことはできない。({{CR|114.4}})
  
その高い汎用性と、ビートダウンへの圧力の高さから、[[モダン]]では公式フォーマット化と同時に[[禁止カード]]に指定される。[[2011年]]9月20日告知・2011年10月1日発効の改定により[[エクステンデッド]]と[[レガシー]]でも禁止カードに[http://mtg-jp.com/reading/translated/002175/ 指定される]。青でないデッキでも[[コンボ]]の妨害ができるようにするために作られたこのカードは、実際は青いデッキで[[意志の力/Force of Will]]温存のために使われるという、本末転倒な結果を招いてしまった([http://mtg-jp.com/reading/kuroda/002256/ 参考])。
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その高い汎用性と、ビートダウンへの圧力の高さから、[[モダン]]では公式フォーマット化と同時に[[禁止カード]]に指定される。[[2011年]]9月20日告知・2011年10月1日発効の改定により[[エクステンデッド]]と[[レガシー]]でも禁止カードに[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0004817/ 指定される]。青でないデッキでも[[コンボ]]の妨害ができるようにするために作られたこのカードは、実際は青いデッキで[[意志の力/Force of Will]]温存のために使われるという、本末転倒な結果を招いてしまった([https://mtg-jp.com/reading/kuroda/0003856/ 参考])。
  
 
[[ヴィンテージ]]においては、[[Ancestral Recall]]を始めとする1マナの強力な呪文がひしめいている環境であるためよく利用され、[[メインデッキ]]から投入されることも多い。このカードの存在を意識して「対エンチャント用サイドボードとして1マナの[[摩耗+損耗/Wear+Tear]]ではなく、2マナの[[解呪/Disenchant]]を入れることにより、このカードを腐らせられる」といった構築がされることもある。
 
[[ヴィンテージ]]においては、[[Ancestral Recall]]を始めとする1マナの強力な呪文がひしめいている環境であるためよく利用され、[[メインデッキ]]から投入されることも多い。このカードの存在を意識して「対エンチャント用サイドボードとして1マナの[[摩耗+損耗/Wear+Tear]]ではなく、2マナの[[解呪/Disenchant]]を入れることにより、このカードを腐らせられる」といった構築がされることもある。

2018年7月3日 (火) 09:15時点における版


Mental Misstep / 精神的つまづき (青/Φ)
インスタント

((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)
マナ総量が1の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


1マナ呪文打ち消すカウンター呪文。

ファイレクシア・マナであることが重要であり、ピッチスペルと同様にフルタップ状態や相手の先攻1ターン目などでも対戦相手の妨害が可能となる。2点のライフの出費は小さくないが、放置するとそれ以上のダメージにつながるカードを無効化できれば安い物である。

速攻系ビートダウンデッキはもちろん、コントロール系のデッキでも定業/Preordain稲妻/Lightning Boltなど対象には事欠かない。また精神的つまづきも1マナなので、相手の精神的つまづきを打ち消すために使われることも少なくない。1マナの呪文が多用されるエターナルでは腐ることがほとんどなく非常に強力。いデッキでなくとも採用を検討できる。

  • 呪文嵌め/Spell Snareとの比較は興味深い。
  • 対象にできる条件が厳しいぶん誤った指図/Misdirectionで対処されないのもエターナル環境での強み。
    • 誤った指図(に限らず対象を変更する効果)で、「対象を精神的つまづき自身にして打ち消す」ことはできない。(CR:114.4)

その高い汎用性と、ビートダウンへの圧力の高さから、モダンでは公式フォーマット化と同時に禁止カードに指定される。2011年9月20日告知・2011年10月1日発効の改定によりエクステンデッドレガシーでも禁止カードに指定される。青でないデッキでもコンボの妨害ができるようにするために作られたこのカードは、実際は青いデッキで意志の力/Force of Will温存のために使われるという、本末転倒な結果を招いてしまった(参考)。

ヴィンテージにおいては、Ancestral Recallを始めとする1マナの強力な呪文がひしめいている環境であるためよく利用され、メインデッキから投入されることも多い。このカードの存在を意識して「対エンチャント用サイドボードとして1マナの摩耗+損耗/Wear+Tearではなく、2マナの解呪/Disenchantを入れることにより、このカードを腐らせられる」といった構築がされることもある。

開発秘話

デベロップ段階の初期では、魔力の乱れ/Force Spikeと同じ効果不確定カウンターであった。あまりにひどいこの効果に対して、Mark Rosewaterやデベロッパー達がAaron Forsytheを説得した結果、効果を変更することになった。(Cards Up My Sleeve/私の愛したカードたち参照)

参考

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