神聖な協力/Blessed Alliance

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Blessed Alliance / 神聖な協力 (1)(白)
インスタント

増呪(2)(2つ目以降に選ぶモード1つにつき、このコストを1回支払う。)
以下から1つ以上を選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは4点のライフを得る。
・クリーチャー最大2体を対象とし、それらをアンタップする。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは攻撃クリーチャー1体を生け贄に捧げる。


粗暴な協力/Savage Allianceと対をなす、アンコモン増呪持ち呪文モードは、ライフゲインクリーチャーの複数アンタップ攻撃クリーチャーへの布告除去

ライフゲインのモード
上陸のない疲弊の休息/Rest for the Weary
鎮痛剤/Soothing Balm以上に効率が悪く、カード一枚の回復量としては正直物足りないが、ダメージレースを競う状況や火力呪文からの安全圏脱出など、有ると無いとでは安心感が異なる。特にこれは他のモードと同時選択できることで、より延命に繋げやすくなっている。
アンタップのモード
P/T修整の無い希望と栄光/Hope and Glory
奇襲的にブロッカーを増やして計算を狂わせるほか、タップ能力起動の水増しにも使える。3番目のモードとうまく組み合わせれば、相手戦場を大きく掻き乱すことも可能となる。
布告除去のモード
対象の狭まった天界のほとばしり/Celestial Flare
タイミングは縛られるが、盤面の脅威に対し直接的に干渉できるのはありがたい。カード・アドバンテージおよび他モードとの連携において、このカードの中核となる効果

白らしい防御的な効果の詰まった、地味ながら様々な局面で役立つ腐りにくい1枚である。なかでもこちらの盤面を問わないライフゲインと布告除去のモードが扱いやすく、対アグロに適した性能。

スタンダードでは性能の似たオジュタイの命令/Ojutai's Commandと競合するが、素撃ち軽さ色拘束の薄さから、ビートダウンコントロールを問わず、白を含む幅広いデッキサイドボードに搭載されている。続くカラデシュで2番目のモードと噛み合う搭乗能力が登場したことにより、機体デッキへのメインデッキ投入といった使用法も考えられる。

モダンでもバーン親和といった高速アグロがメタゲームの一角を占める環境であるため、サイドボードへの採用例が増えた時期があった。1番目のモードは、相手対象にとることもでき、死の影/Death's Shadowを弱体化もしくは除去できるということは覚えておきたい。モダンホライゾン2の参入後は虹色の終焉/Prismatic Ending孤独/Solitudeといった汎用性の高いカードにスロットを奪われた。

レガシーでは白単イニシアチブサイドボードに採用される場合があった。主に真の名の宿敵/True-Name Nemesisとして用いられていた。

リミテッドでは軽量除去というだけで合格点。クリーチャーが横に並びやすい環境柄、2番目のモードも絡めて性能を十全に活かせる。白絡みのデッキなら入れておいて損はないだろう。

参考

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