提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
12行: 12行:
 
*徴税をイメージさせる、[[追加コスト]]による[[攻撃制限]]([[亡霊の牢獄/Ghostly Prison]]、[[安全の領域/Sphere of Safety]]など)
 
*徴税をイメージさせる、[[追加コスト]]による[[攻撃制限]]([[亡霊の牢獄/Ghostly Prison]]、[[安全の領域/Sphere of Safety]]など)
 
*税収としての限定的な[[土地]]サーチ([[土地の寄進/Gift of Estates]]、[[税収/Tithe]]など)
 
*税収としての限定的な[[土地]]サーチ([[土地の寄進/Gift of Estates]]、[[税収/Tithe]]など)
 
基本的なプレイスタイルとして、強固な防御体制を敷くものや、大量の[[クリーチャー]]を素早く並べて相手を殴り倒すものがある。まれに、[[ライフ]]を過剰に得たり、[[崇拝/Worship]]や[[最下層民/Pariah]]などで防御を固めすぎて相手が[[投了]]する場合もある。
 
  
 
[[小型クリーチャー]]に優秀なものが多いのが特徴で、[[白ウィニー]]は古来より[[ウィニー]][[デッキ]]の代表格である。[[先制攻撃]]、[[二段攻撃]]、[[レンジストライク]]などといった[[戦闘]]を有利にする[[能力]]が多くあり、[[攻撃]][[クリーチャー]]の[[除去]]や[[プロテクション]]、[[警戒]]など攻防一体の能力も多く存在する。[[飛行]]に関しては[[青]]についで2番目の色とされているが、小型クリーチャーの質が高いため小型なら青に勝る。[[大型クリーチャー]]([[ファッティ]])においても、[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]、[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]、[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]など、非常に制圧力が高いものが控えている。[[パワー]]よりも[[タフネス]]が高いクリーチャーが圧倒的に多く、クリーチャー1体あたりの生存率は比較的高い。
 
[[小型クリーチャー]]に優秀なものが多いのが特徴で、[[白ウィニー]]は古来より[[ウィニー]][[デッキ]]の代表格である。[[先制攻撃]]、[[二段攻撃]]、[[レンジストライク]]などといった[[戦闘]]を有利にする[[能力]]が多くあり、[[攻撃]][[クリーチャー]]の[[除去]]や[[プロテクション]]、[[警戒]]など攻防一体の能力も多く存在する。[[飛行]]に関しては[[青]]についで2番目の色とされているが、小型クリーチャーの質が高いため小型なら青に勝る。[[大型クリーチャー]]([[ファッティ]])においても、[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]、[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]、[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]など、非常に制圧力が高いものが控えている。[[パワー]]よりも[[タフネス]]が高いクリーチャーが圧倒的に多く、クリーチャー1体あたりの生存率は比較的高い。
25行: 23行:
 
[[土地]]は[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している土地の数が相手より少ない場合といった条件付きのサーチができる。また、土地のアンタップ制限も持っており、これにより[[マナ拘束]]が可能。
 
[[土地]]は[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している土地の数が相手より少ない場合といった条件付きのサーチができる。また、土地のアンタップ制限も持っており、これにより[[マナ拘束]]が可能。
  
除去に関しては大量破壊が可能。反面、エンチャントとアーティファクト以外の[[パーマネント]]を狙い撃ちにして[[破壊]]することは苦手である。クリーチャーの除去に関しては、自分を攻撃しているクリーチャーに対する受動的なもの([[懲罰/Chastise]]や[[糾弾/Condemn]]など)、何らかのリソースと引き換えにするもの([[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]や[[流刑への道/Path to Exile]]など)など、制限付きのものに限られる。また、土地以外のパーマネントの一時的な[[追放]]や抑制には長け、この手段でクリーチャーを殺さずに対処することもできる([[忘却の輪/Oblivion Ring]]や[[平和な心/Pacifism]]など)。[[タッパー]]を使った抑制も得意。
+
除去に関してはほぼ全てのパーマネントに対応することが可能で、かつ[[単体除去]]、大量破壊の双方が可能。一時は「白に壊せないものはない」とまで謳われるていた。ただし、[[土地]]に関しては当初から狙い撃ちにしての破壊は苦手であり、かつ、近年では大量破壊できるカードも少なくなってきている。また、クリーチャーの単体除去に関しては、自分を攻撃しているクリーチャーに対する受動的なもの([[懲罰/Chastise]]や[[糾弾/Condemn]]など)、何らかのリソースと引き換えにするもの([[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]や[[流刑への道/Path to Exile]]など)など、制限付きのものに限られる。土地以外のパーマネントの一時的な[[追放]]や抑制にも長け、この手段でクリーチャーを殺さずに対処することもできる([[忘却の輪/Oblivion Ring]]や[[平和な心/Pacifism]]など)。[[タッパー]]を使った抑制も得意。
 +
*ただし土地破壊については、白に限らず、全体として[[土地破壊]]カードが少なくなっている傾向にある。
 +
 
 +
[[手札]]や[[呪文]]に干渉する手段は、[[唱える]]ことを禁止する手段以外はほとんど持たない。そのためコントロール力については汎用性は高いが、大雑把で小回りが利きづらいと評価されることがよくある。
 +
 
 +
基本的なプレイスタイルとしては、[[コントロール]]ならば強固な防御体制を敷き、[[アグロ]]ならば大量の[[クリーチャー]]を素早く並べて相手を殴り倒すものが多い。まれに、[[ライフ]]を過剰に得たり、[[崇拝/Worship]]や[[最下層民/Pariah]]などで防御を固めすぎて相手が[[投了]]する場合もある。
 +
 
 +
*[[サイクル]]を組まれるとライフの回復になることが多い。当初は他のサイクルに比べ効果が薄く使われにくかったが、近年ではだいぶ他のサイクルと釣り合うように効果が見直されており、使われることも多くなった。
  
[[サイクル]]を組まれるとライフの回復になることが多く、使われにくい。
 
  
どんなことにも対応できる高い汎用性が魅力だが、反面、大雑把で小回りが利きづらいことが欠点である。
 
  
 
===色の役割の変更===
 
===色の役割の変更===

2015年2月1日 (日) 13:11時点における版

/Whiteは、マジック:ザ・ギャザリングにおけるの1つ。平和や秩序、正義を表す。略号はW


Serra Angel / セラの天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行、警戒

4/4


Wrath of God / 神の怒り (2)(白)(白)
ソーサリー

すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。



Pacifism / 平和な心 (1)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーでは攻撃もブロックもできない。


色の特徴

ライフ回復ダメージ軽減に長け、平等化という意味でリセットボタンも多く存在する。行動の制限や抑制なども長けている。

法を信奉する者として「ルールの制定・変更」や組織としての一面を持つ、以下のような力を持つカードが多い。

小型クリーチャーに優秀なものが多いのが特徴で、白ウィニーは古来よりウィニーデッキの代表格である。先制攻撃二段攻撃レンジストライクなどといった戦闘を有利にする能力が多くあり、攻撃クリーチャー除去プロテクション警戒など攻防一体の能力も多く存在する。飛行に関してはについで2番目の色とされているが、小型クリーチャーの質が高いため小型なら青に勝る。大型クリーチャーファッティ)においても、怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath悪斬の天使/Baneslayer Angelエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaなど、非常に制圧力が高いものが控えている。パワーよりもタフネスが高いクリーチャーが圧倒的に多く、クリーチャー1体あたりの生存率は比較的高い。

クリーチャー・タイプは、種族では人間天使エイヴン)、レオニン)、ロクソドン)など、職業では兵士騎士クレリックなどが多い。

エンチャントに関してはエキスパート。単体除去全体除去を初め、サーチ、回収、リアニメイト、参照したりと様々なシナジーがあり、白だけでほとんどのことができる。そのため、白は「エンチャントの色」と呼ばれており、対抗色のがエンチャントの対応を苦手とすることとは対極的である。

アーティファクトの扱いは回収、再生装備品とのシナジーなど、アーティファクトの存在を尊重するようになっている。除去も得意。

土地コントロールしている土地の数が相手より少ない場合といった条件付きのサーチができる。また、土地のアンタップ制限も持っており、これによりマナ拘束が可能。

除去に関してはほぼ全てのパーマネントに対応することが可能で、かつ単体除去、大量破壊の双方が可能。一時は「白に壊せないものはない」とまで謳われるていた。ただし、土地に関しては当初から狙い撃ちにしての破壊は苦手であり、かつ、近年では大量破壊できるカードも少なくなってきている。また、クリーチャーの単体除去に関しては、自分を攻撃しているクリーチャーに対する受動的なもの(懲罰/Chastise糾弾/Condemnなど)、何らかのリソースと引き換えにするもの(剣を鍬に/Swords to Plowshares流刑への道/Path to Exileなど)など、制限付きのものに限られる。土地以外のパーマネントの一時的な追放や抑制にも長け、この手段でクリーチャーを殺さずに対処することもできる(忘却の輪/Oblivion Ring平和な心/Pacifismなど)。タッパーを使った抑制も得意。

  • ただし土地破壊については、白に限らず、全体として土地破壊カードが少なくなっている傾向にある。

手札呪文に干渉する手段は、唱えることを禁止する手段以外はほとんど持たない。そのためコントロール力については汎用性は高いが、大雑把で小回りが利きづらいと評価されることがよくある。

基本的なプレイスタイルとしては、コントロールならば強固な防御体制を敷き、アグロならば大量のクリーチャーを素早く並べて相手を殴り倒すものが多い。まれに、ライフを過剰に得たり、崇拝/Worship最下層民/Pariahなどで防御を固めすぎて相手が投了する場合もある。

  • サイクルを組まれるとライフの回復になることが多い。当初は他のサイクルに比べ効果が薄く使われにくかったが、近年ではだいぶ他のサイクルと釣り合うように効果が見直されており、使われることも多くなった。


色の役割の変更

第8版近辺以降での色の役割調整で、以下のような能力が配分され直されている。

IN
OUT

その他

参考

単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
QR Code.gif