狩猟場

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

狩猟場 (Hunting Grounds)は、特定条件下でクリーチャーをタダで戦場に出せるエンチャント狩猟場/Hunting Groundsを中核に置き、緑白青で組まれるコントロールデッキ打ち消しが多いと狩猟場パーミッション除去に傾いていると特に狩猟場コントロールと呼ばれる。


Hunting Grounds / 狩猟場 (緑)(白)
エンチャント

スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、狩猟場は「対戦相手1人が呪文を唱えるたび、あなたはあなたの手札にあるクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。」を持つ。



Mystic Snake / 神秘の蛇 (1)(緑)(青)(青)
クリーチャー — 蛇(Snake)

瞬速
神秘の蛇が戦場に出たとき、呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

2/2

制作者は岡本尋。当初は地雷視されていたが、グランプリ台北02で優勝すると一気に注目を集める。世界選手権02でも8人が使用していた。

序盤は対抗呪文/Counterspell記憶の欠落/Memory Lapse神の怒り/Wrath of Godなどで青白コントロールと同じように動き、マナが揃ってスレッショルドしたら狩猟場を張る。狩猟場で戦場に出した神秘の蛇/Mystic Snake排撃/Repulse起源/Genesisで再利用するため、自然にアドバンテージを取れる構成になっている。

採用されるクリーチャーは、神秘の蛇の他はほとんどフィニッシャーで、祖神に選ばれし者/Ancestor's Chosen秘教の処罰者/Mystic Enforcer、果ては幻影のニショーバ/Phantom Nishobaなど様々。また共通してナントゥーコの僧院/Nantuko Monasteryが採用される。

この狩猟場により戦場に出る神秘の蛇が、当時スタンダードに蔓延していたサイカトグに対し非常に高い効果を示した。どちらの能力誘発型能力であるため、もみ消し/Stifleの存在しない当時は致命傷になる激動/Upheavalも確実に打ち消すことができた。さらに、一度狩猟場を出してしまえばギミックマナを必要としないため、枯渇/Mana Shortを打たれても問題がなく、サイカトグとしては、2マナである狩猟場に対応するか、手札の神秘の蛇を全て捨てさせるくらいしか対応策が無かった。

同じデッキカラーでより汎用性に優れるウェイクが生まれ、だんだん使用者は少なくなっていった。ローテーションにより神秘の蛇を失うと、スタンダードからその姿を消した。

サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (5) 1 雲を追うエイヴン/Aven Cloudchaser
3 神秘の蛇/Mystic Snake 1 幻影のニショーバ/Phantom Nishoba
1 起源/Genesis 1 ナントゥーコの追跡者/Nantuko Tracer
1 秘教の処罰者/Mystic Enforcer 1 荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage
呪文 (31) 3 翻弄する魔道士/Meddling Mage
2 狩猟場/Hunting Grounds 1 神秘の蛇/Mystic Snake
4 対抗呪文/Counterspell 3 種蒔き時/Seedtime
4 吸収/Absorb 3 もつれ/Tangle
3 記憶の欠落/Memory Lapse 1 緑の防御円/Circle of Protection: Green
2 除外/Exclude
3 神の怒り/Wrath of God
3 綿密な分析/Deep Analysis
4 嘘か真か/Fact or Fiction
4 排撃/Repulse
2 生ける願い/Living Wish
土地 (24)
5 島/Island
1 森/Forest
1 平地/Plains
2 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
3 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
3 沿岸の塔/Coastal Tower
2 低木林地/Brushland
2 広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse
3 サングラスの大草原/Sungrass Prairie
2 ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery

参考

QR Code.gif