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トップレア
2022-08-24T13:08:42Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>'''トップレア'''(''Top Rare'')とは、その[[カード・セット]]の中で最も[[シングルカード]]価格が高いとされる[[レア]]および[[神話レア]]のことを指す俗語。多くの場合、[[スタンダード]]で使われる用語である。<br />
<br />
ほかに[[トップアンコモン]]、[[トップコモン]]という用語もある。<br />
<br />
==概要==<br />
[[カード]]の[[シングルカード]]価格(金銭的価値)は需要と供給で決まるが、カード・セット毎の評価の場合、その中のカードに([[稀少度]]以外の)供給の格差は生じないので、単にそのカード・セットの中で使用頻度が非常に高く多くの人が欲しがるレア[[カード]]と言い換えて良い。<br />
<br />
対義語として用いられるのは[[カスレア]]。しかし、カスレアがどうしようもなく[[カードパワー]]が低く弱いカード(シングルカード価格が低いのはその結果)とされているのに対して、トップレアは純粋にシングルカード価格で決まるので、厳密な意味での対義語ではない。後述のように、[[カードパワー]]が非常に高いカードであってもトップレアになれないケースは多々ある。<br />
<br />
*基本的なことではあるが、[[挿す|1枚挿し]]で使われることの多いカードより、4枚投入されるカードの方が需要は高くなりやすい。また、[[稀少度]]による供給の格差は生じるので、同じ需要ならレアより神話レアの方がシングルカード価格は高くなる。<br />
*[[ローテーション]]の変化等で[[環境]]が変わればトップレアも変わる。そして[[禁止カード]]に指定されたり[[スタンダード]][[落ちる|落ち]]するや否や一気に価値が下がる。<br />
**ただし、[[エターナル]]・[[モダン]]など別の[[フォーマット]]でも使用に値するもの、[[絵|イラスト]]などで人気が高いものは、値下がりが緩やかになる。<br />
***あまり価値のなかった[[ヴェズーヴァ/Vesuva]]がモダンの導入によりトップレアとなり急騰した事例もある。<br />
*前述のように基本的にはカード・セット毎の相対的な評価であるが、それに加えある一定以上の価値が必要という絶対的評価も含まれる。たとえばそのカード・セット全体のレアがあまりに弱い(とされる)場合、その中では比較的マシというだけでトップレアと呼ばれることはあまりない。<br />
<br />
==トップレアになりやすいカード==<br />
あくまで一般的な傾向であり、下記のトップレア群を見ても分かるように、ここでの基準に当てはまらないカードでもトップレアとなるケースは珍しくはない点に注意。<br />
<br />
===カードパワーの高いカード===<br />
{{#card:Jace, the Mind Sculptor}}<br />
<br />
単純に強力なカードは使われやすい傾向にある。特にトップレアと言われるほど使われるカードとなるには、カードパワーが高いことは必要条件と言って差し支えない。<br />
<br />
とはいえ、どんなにカードパワーが高くとも、最終的に使われるかは環境次第なので、カードパワーが高いだけではトップレアの十分条件とはならない。しかしながら、登場前や登場直後は[[メタゲーム]]との関係での評価が難しいだけに、単にカードパワーが高いだけでトップレアとして扱われることも多々ある。そして実際に使ってみるとメタゲームと合わずに凋落することも多い。もっとも、凋落後もメタゲームの変化で再びトップレアに復権したりする場合もある。<br />
<br />
*メタゲームが合わないままスタンダード落ちした場合、「時代に恵まれなかった」などという評価がなされたりもする。<br />
*実際のカードパワーは高くないが、登場前ないし登場直後に「カードパワーが非常に高い」と評価されてトップレアとして扱われるケースもよくある。この場合、実際に使ってみると思ったより使いづらい(カードパワーが低い)ことが判明して凋落することがほとんどである。<br />
**メタゲームへの適合にしてもカードパワーの評価にしても、当然逆のパターンも存在する。詳しくは[[カスレア]]の項を参照。<br />
<br />
===無色のカード===<br />
{{#card:Rishadan Port}}<br />
<br />
[[アーティファクト]]や[[土地]]などの[[無色]]のカードは[[色]]に関係なく投入できる、つまり、多くの[[デッキ]]で使用されやすいということで、トップレアとなりやすい。<br />
<br />
*逆に、[[色拘束]]の強いカードはカードパワーが高くともトップレアにはなりにくい。色拘束が強い時点で、採用できるデッキが限られるからである。<br />
<br />
===マナ・コストの低いカード===<br />
{{#card:Dark Confidant}}<br />
<br />
[[マナ・コスト]]の高いカードはトップレアになりにくい、という方が正確かもしれない。マナコストが高い時点で、それを使用できるデッキがある程度限られる上、4枚投入もされにくいからである。<br />
<br />
===パイオニア以下のフォーマットでも強いカード===<br />
{{#card:Uro, Titan of Nature's Wrath}}<br />
<br />
スタンダードだけでなく、[[パイオニア]]やモダンやエターナルでも強いカードだと、当然需要の範囲が広くなるのでトップレアとなりやすい。<br />
<br />
*前述のように、この手のカードはスタンダード落ちしてもそれほど値下がりはしない。<br />
*なお、パイオニア以下のフォーマットで「のみ」強いカードは、供給が安定しているスタンダードで使用可能な時期にはそこまで高額とならず、スタンダードから落ちて供給が途絶えた後、じわじわと値上がりしていき最終的には往年のトップレアを超えるということが多い。<br />
<br />
==有名なトップレア==<br />
<!--全てスタンダード基準、なおかつ現在でも価値が高いもののみにしています。他にも匹敵しそうなものがあるレア、また強いアンコモンは除外--><br />
*[[Black Lotus]] - [[リミテッド・エディション]]・[[アンリミテッド・エディション]]<br />
*[[デュアルランド]](全10種) - [[リバイズド・エディション]]<br />
*[[ネクロポーテンス/Necropotence]] - [[アイスエイジ]]<br />
*[[呪われた巻物/Cursed Scroll]] - [[テンペスト]]<br />
*[[リシャーダの港/Rishadan Port]] - [[メルカディアン・マスクス]]<br />
*[[ウルザの激怒/Urza's Rage]] - [[インベイジョン]]<br />
*[[破滅的な行為/Pernicious Deed]] - [[アポカリプス]]<br />
*[[獣群の呼び声/Call of the Herd]] - [[オデッセイ]]<br />
*[[フェッチランド]]([[友好色]]5種) - [[オンスロート]]<br />
*[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]] - [[ダークスティール]]<br />
*[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]] - [[神河謀叛]]<br />
*[[真髄の針/Pithing Needle]] - [[神河救済]]<br />
*[[ショックランド]](全10種) - [[ラヴニカ・ブロック]]<br />
*[[闇の腹心/Dark Confidant]] - [[ラヴニカ:ギルドの都]]<br />
*[[ヴェズーヴァ/Vesuva]] - [[時のらせん]]<br />
*[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]] - [[未来予知]]<br />
*フェッチランド([[対抗色]]5種) - [[ゼンディカー]]<br />
*[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]] - [[ワールドウェイク]]<br />
*[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]] - [[エルドラージ覚醒]]<br />
*[[原始のタイタン/Primeval Titan]] - [[基本セット2011]]<br />
*[[忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned]] - [[アヴァシンの帰還]]<br />
*[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]] - [[ギルド門侵犯]]<br />
*[[復活の声/Voice of Resurgence]] - [[ドラゴンの迷路]]<br />
*[[変わり谷/Mutavault]] - [[基本セット2014]]<br />
*[[大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel]] - [[ニクスへの旅]]<br />
*[[ダク・フェイデン/Dack Fayden]] - [[コンスピラシー]]<br />
*[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]] - [[運命再編]]<br />
*[[ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy]] - [[マジック・オリジン]]<br />
*[[ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar]] - [[戦乱のゼンディカー]]<br />
*[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]] - [[カラデシュ]]<br />
*[[歩行バリスタ/Walking Ballista]] - [[霊気紛争]]<br />
*[[熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent]] - [[アモンケット]]<br />
*[[スカラベの神/The Scarab God]] - [[破滅の刻]]<br />
*[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]] - [[ドミナリア]]<br />
*[[ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis]] - [[ラヴニカの献身]]<br />
*[[戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General]](日本オリジナルアート) - [[灯争大戦]]<br />
*[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]] - [[エルドレインの王権]]<br />
*[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]] - [[テーロス還魂記]]<br />
*[[サメ台風/Shark Typhoon]] - [[イコリア:巨獣の棲処]]<br />
*[[宝石の睡蓮/Jeweled Lotus]] - [[統率者レジェンズ]]<br />
*[[敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer]] - [[モダンホライゾン2]]<br />
*[[レンジャー・クラス/Ranger Class]] - [[フォーゴトン・レルム探訪]]<br />
*[[食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre]] - [[イニストラード:真夜中の狩り]]<br />
<!-- <br />
*[[世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker]] - [[基本セット2015]]<br />
**[[ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster]]と価値が拮抗しているので保留<br />
*[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]] - [[イニストラード]]<br />
**[[ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]]のほうが現在モダン・エターナルで目立っていてシングルカード価格も高いので保留。<br />
*[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy]] - [[ラヴニカのギルド]]<br />
**[[弧光のフェニックス/Arclight Phoenix]]と拮抗しているので保留<br />
--><br />
==その他==<br />
*あるカード・セットにおいてレア全体のカードパワーが著しく低く、他方で[[アンコモン]]に強力なカードがある場合、レアに対する皮肉で、そのアンコモンが「トップレア」ないし「[[トップアンコモン]]」などと呼ばれる場合もある。<br />
**例として、[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]([[ホームランド]])や[[キマイラ像/Chimeric Idol]]([[プロフェシー]])、[[陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers]]([[トーメント]])、[[永遠の証人/Eternal Witness]]([[フィフス・ドーン]])、[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]([[アラーラ再誕]])、[[表現の反復/Expressive Iteration]]([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])など。<br />
**まれに、強力なカード・セットであっても、[[露天鉱床/Strip Mine]]([[アンティキティー]])や[[意志の力/Force of Will]]([[アライアンス]])、[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]([[ダークスティール]])のように強すぎたアンコモンが他のレアより知られる例もある(アライアンスには[[Thawing Glaciers]]、[[Kjeldoran Outpost]]、[[Lake of the Dead]]、ダークスティールには[[ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus]]、[[火と氷の剣/Sword of Fire and Ice]]といった、[[トーナメント]]級のレアが多数あった。アンティキティーにも[[Candelabra of Tawnos]]や[[Mishra's Workshop]]などの強力なレア相当のアンコモンが存在する)。<br />
**[[トップアンコモン]]や[[トップコモン]]は[[ブースター・ドラフト]]の[[ピック]]優先度を指すこともあるため注意。<br />
*かつては[[取りきり]]の[[ドラフト]]において、トップレアの[[ピック]]に走る人が現れ[[ゲーム]]自体がつまらなくなる恐れがあった。<br />
**近年のトップレアは[[リミテッド]]でも圧倒的な強さを持つカード([[ボムレア]])が多く、[[カット]]せずに見逃すリスクも相応に上がっているため、あまり問題視されていない。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[トップアンコモン]]<br />
*[[トップコモン]]<br />
*[[シングルカード]]<br />
*[[カスレア]]<br />
*[[用語集]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/Bombardment_(playtest)
Bombardment (playtest)
2022-08-24T04:54:47Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Bombardment<br />
|コスト=(赤)<br />
|タイプ=ソーサリー<br />
|カードテキスト=ターン終了時まで、戦場以外にあるあなたがオーナーであるカードはすべてのカード・タイプとコストとカード名と能力を失い、「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とし、これはそれに2点のダメージを与える。」を持つ《Missile》という名前の、コストが(赤)である赤のソーサリーになる。<br>[テストカード - 構築では使用できない。]<br />
|Gathererid=476183<br />
|背景=legal<br />
}}<br />
<br />
ターン終了まで、[[戦場]]以外にある[[あなた]]の[[カード]]を[[ショック/Shock]]相当の[[ソーサリー]]に変えてしまうソーサリー。<br />
<br />
十分な[[手札]]と[[マナ]]を確保できるなら一気に[[対戦相手]]の[[ライフ]]を削りきって勝利できるだろう。[[Mystery Booster]]には[[どぶ潜み/Guttersnipe]]といった連続バーンと相性のよいカードもある。[[ライブラリー]]のカードもすべてMissileになるので、[[ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher]]と一緒に引いたときはコンボを狙ってみるのもいいだろう。<br />
<br />
*発想としては[[炎の一斉攻撃/Flame Fusillade]]と似たようなものと言える。<br />
*[[赤]]1マナで手札のカードを捨てられるようになるため、大型クリーチャーをMissileとして唱えて墓地へ送り、[[リアニメイト]]することも考えられる。ただし、このカードを唱えたターン中は手札の[[動く死体/Animate Dead]]もMissileとなっているため、リアニメイトするにはターンが終わるまで待つか、更なる工夫がいる。<br />
**そのターン中にリアニメイトしたいなら、[[宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer]]などの[[パーマネント]]を経由する必要がある。<br />
*[[墓地]]のカードもソーサリーになるので、[[柱落としの番人/Pillardrop Warden]]や[[機械医学的召喚/Metallurgic Summonings]]などが万能回収となる。<br />
*元々は[[The Great Designer Search 3]]の[[The Great Designer Search 3/Challenge4#Ryan Siegel-Stechler|本選4回目]]で[[Ryan Siegel-Stechler]]が提出したカード。<br />
*[[イーブンタイド]]の開発初期にもこれと近い発想のカードが存在していた。そちらは2マナのショックであり、後続の赤の[[呪文]]のみを自身のコピーに変換する。そのカードは最終的に[[炎の突き/Flame Jab]]になった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eventide-pool-2008-07-07 Eventide Pool]/[http://web.archive.org/web/20090209195449/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20080710/index.html イーブンタイド池(Internet Archive)]([[Making Magic]] [[2008年]]7月7日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<br />
<br />
==ルール==<br />
*Missileになっているカードは、領域を移動した時点で元のカードに戻る(唱えるためにスタックに移動する場合を除く)。<br />
**これを唱えた後に手札に加わったカードはもうMissileではないので、元々手札にあったカードとは分けて持つこと。<br />
*ライブラリーにあるカードを切り直した場合、切り直されたカードはMissileではなくなる({{CR|701.16c}})。<br />
*[[氷雪]]や[[伝説]]などの[[特殊タイプ]]は残る。<br />
*Missileであることは[[コピー可能な値]]である。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mystery-booster-release-notes-2019-11-11 Mystery Booster Release Notes]([[Daily MTG]] [[2019年]]11月11日)<br />
*[[カード個別評価:R&D Playtest card]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
ハンテッド・ブランド
2022-08-23T16:22:12Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>'''ハンテッド・ブランド''' (''Hunted Brand'')は、[[レガシー]]に存在した[[コンボ]]系[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。<br />
<br />
{{#card:Hunted Horror}}<br />
{{#card:Hunted Phantasm}}<br />
{{#card:Brand}}<br />
<br />
[[ラヴニカ:ギルドの都]]で「狩り立てられた」[[サイクル]]の[[クリーチャー]]を得たことで成立した[[デッキ]]。[[狩り立てられた恐怖/Hunted Horror]]や[[狩り立てられた幻/Hunted Phantasm]]の[[ペナルティ能力]]で[[対戦相手]]が得た[[トークン]]を、[[刻印/Brand]]で逆に利用して[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]することを狙ったデッキである。<br />
<br />
しかし「狩り立てられた」サイクルのペナルティ能力への対策が刻印だけでは心もとないとして、他の対策[[カード]]も用いられることが多かった。例としては[[もみ消し/Stifle]]を用いて[[ハンテッド・スタイフル]]と[[ハイブリッドデッキ|ハイブリッド]]したり、[[火薬樽/Powder Keg]]や[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]などのトークンを一掃できるカードを用いたりしていた。<br />
<br />
また、刻印と相性の良い、[[禁忌の果樹園/Forbidden Orchard]]や[[金粉のドレイク/Gilded Drake]]等も一緒に用いられる事が多かった。<br />
<br />
一種の[[地雷]]デッキであるが、攻撃力の高さから注目されていたデッキでもあった。しかし、[[基本セット2010]]での[[トークン]]のルール変更により、刻印を利用した戦術が成り立たなくなってしまったため、現在は構築不可能である。詳しくは[[刻印/Brand|刻印のページ]]を参照。<br />
<br />
==サンプルレシピ==<br />
*備考<br />
**[[レガシー選手権07]] 第22位 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bd295a 参考])<br />
**使用者:[[Andres Gomez]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[レガシー]](~[[未来予知]])<br />
<br />
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (14)<br />
|-<br />
|4||[[闇の腹心/Dark Confidant]]<br />
|-<br />
|3||[[金粉のドレイク/Gilded Drake]]<br />
|-<br />
|4||[[狩り立てられた恐怖/Hunted Horror]]<br />
|-<br />
|3||[[狩り立てられた幻/Hunted Phantasm]]<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (25)<br />
|-<br />
|4||[[渦まく知識/Brainstorm]]<br />
|-<br />
|4||[[刻印/Brand]]<br />
|-<br />
|4||[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]<br />
|-<br />
|2||[[根絶/Extirpate]]<br />
|-<br />
|4||[[神秘の教示者/Mystical Tutor]]<br />
|-<br />
|1||[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]<br />
|-<br />
|4||[[もみ消し/Stifle]]<br />
|-<br />
|1||[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]<br />
|-<br />
|1||[[火薬樽/Powder Keg]]<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (21)<br />
|-<br />
|1||[[Badlands]]<br />
|-<br />
|2||[[血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire]]<br />
|-<br />
|4||[[禁忌の果樹園/Forbidden Orchard]]<br />
|-<br />
|2||[[汚染された三角州/Polluted Delta]]<br />
|-<br />
|4||[[Underground Sea]]<br />
|-<br />
|4||[[Volcanic Island]]<br />
|-<br />
|4||[[不毛の大地/Wasteland]]<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード<br />
|-<br />
|4||[[方向転換/Divert]]<br />
|-<br />
|1||[[非業の死/Perish]]<br />
|-<br />
|2||[[ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace]]<br />
|-<br />
|2||[[紅蓮破/Pyroblast]]<br />
|-<br />
|2||[[赤霊破/Red Elemental Blast]]<br />
|-<br />
|1||[[破壊放題/Shattering Spree]]<br />
|-<br />
|1||[[Stench of Evil]]<br />
|-<br />
|2||[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]<br />
|}<br />
<br />
==参考==<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0036199/ 今週のCool Deck:The Huntedと断れない提案(レガシー、ヒストリック)] 岩SHOWの「デイリー・デッキ」 [[2022年]]7月29日 [[岩SHOW]]著<br />
*[[デッキ集]]<br />
<br />
[[Category:青黒赤デッキ|はんてつとふらんと]]<br />
[[Category:コンボデッキ|はんてつとふらんと]]<br />
[[Category:ビートダウンデッキ|はんてつとふらんと]]<br />
[[Category:青黒赤コンボデッキ|はんてつとふらんと]]<br />
[[Category:青黒赤ビートダウンデッキ|はんてつとふらんと]]<br />
[[Category:レガシーデッキ|はんてつとふらんと]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/Bombardment_(playtest)
Bombardment (playtest)
2022-08-23T15:57:58Z
<p>60.36.122.53: 60.36.122.53(トーク)による第310380版を取り消し</p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Bombardment<br />
|コスト=(赤)<br />
|タイプ=ソーサリー<br />
|カードテキスト=ターン終了時まで、戦場以外にあるあなたがオーナーであるカードはすべてのカード・タイプとコストとカード名と能力を失い、「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とし、これはそれに2点のダメージを与える。」を持つ《Missile》という名前の、コストが(赤)である赤のソーサリーになる。<br>[テストカード - 構築では使用できない。]<br />
|Gathererid=476183<br />
|背景=legal<br />
}}<br />
<br />
ターン終了まで、[[戦場]]以外にある[[あなた]]の[[カード]]を[[ショック/Shock]]相当の[[ソーサリー]]に変えてしまうソーサリー。<br />
<br />
十分な[[手札]]と[[マナ]]を確保できるなら一気に[[対戦相手]]の[[ライフ]]を削りきって勝利できるだろう。[[Mystery Booster]]には[[どぶ潜み/Guttersnipe]]といった連続バーンと相性のよいカードもある。[[ライブラリー]]のカードもすべてMissileになるので、[[ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher]]と一緒に引いたときはコンボを狙ってみるのもいいだろう。<br />
<br />
*発想としては[[炎の一斉攻撃/Flame Fusillade]]と似たようなものと言える。<br />
*[[赤]]1マナで手札のカードを捨てられるようになるため、大型クリーチャーをMissileとして唱えて墓地へ送り、[[リアニメイト]]することも考えられる。ただし、このカードを唱えたターン中は手札の[[動く死体/Animate Dead]]もMissileとなっているため、リアニメイトできるのは次のターン以降となる。<br />
**そのターン中にリアニメイトしたいなら、[[宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer]]などの[[パーマネント]]を経由する必要がある。<br />
*元々は[[The Great Designer Search 3]]の[[The Great Designer Search 3/Challenge4#Ryan Siegel-Stechler|本選4回目]]で[[Ryan Siegel-Stechler]]が提出したカード。<br />
*[[イーブンタイド]]の開発初期にもこれと近い発想のカードが存在していた。そちらは2マナのショックであり、後続の赤の[[呪文]]のみを自身のコピーに変換する<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eventide-pool-2008-07-07 Eventide Pool]/[http://web.archive.org/web/20090209195449/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20080710/index.html イーブンタイド池(Internet Archive)]([[Making Magic]] [[2008年]]7月7日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<br />
<br />
==ルール==<br />
*Missileになっているカードは、領域を移動した時点で元のカードに戻る(唱えるためにスタックに移動する場合を除く)。<br />
**これを唱えた後に手札に加わったカードはもうMissileではないので、元々手札にあったカードとは分けて持つこと。<br />
*ライブラリーにあるカードを切り直した場合、切り直されたカードはMissileではなくなる({{CR|701.16c}})。<br />
*[[氷雪]]や[[伝説]]などの[[特殊タイプ]]は残る。<br />
*Missileであることは[[コピー可能な値]]である。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mystery-booster-release-notes-2019-11-11 Mystery Booster Release Notes]([[Daily MTG]] [[2019年]]11月11日)<br />
*[[カード個別評価:R&D Playtest card]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/Bombardment_(playtest)
Bombardment (playtest)
2022-08-23T15:55:57Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Bombardment<br />
|コスト=(赤)<br />
|タイプ=ソーサリー<br />
|カードテキスト=ターン終了時まで、戦場以外にあるあなたがオーナーであるカードはすべてのカード・タイプとコストとカード名と能力を失い、「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とし、これはそれに2点のダメージを与える。」を持つ《Missile》という名前の、コストが(赤)である赤のソーサリーになる。<br>[テストカード - 構築では使用できない。]<br />
|Gathererid=476183<br />
|背景=legal<br />
}}<br />
<br />
ターン終了まで、[[戦場]]以外にある[[あなた]]の[[カード]]を[[ショック/Shock]]相当の[[ソーサリー]]に変えてしまうソーサリー。<br />
<br />
十分な[[手札]]と[[マナ]]を確保できるなら一気に[[対戦相手]]の[[ライフ]]を削りきって勝利できるだろう。[[Mystery Booster]]には[[どぶ潜み/Guttersnipe]]といった連続バーンと相性のよいカードもある。[[ライブラリー]]のカードもすべてMissileになるので、[[ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher]]と一緒に引いたときはコンボを狙ってみるのもいいだろう。<br />
<br />
*発想としては[[炎の一斉攻撃/Flame Fusillade]]と似たようなものと言える。<br />
*[[赤]]1マナで手札のカードを捨てられるようになるため、大型クリーチャーをMissileとして唱えて墓地へ送り、[[リアニメイト]]することも考えられる。ただし、このカードを唱えたターン中は墓地のカードもMissileとなっているため、リアニメイトできるのは次のターン以降となる。<br />
*元々は[[The Great Designer Search 3]]の[[The Great Designer Search 3/Challenge4#Ryan Siegel-Stechler|本選4回目]]で[[Ryan Siegel-Stechler]]が提出したカード。<br />
*[[イーブンタイド]]の開発初期にもこれと近い発想のカードが存在していた。そちらは2マナのショックであり、後続の赤の[[呪文]]のみを自身のコピーに変換する<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eventide-pool-2008-07-07 Eventide Pool]/[http://web.archive.org/web/20090209195449/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20080710/index.html イーブンタイド池(Internet Archive)]([[Making Magic]] [[2008年]]7月7日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<br />
<br />
==ルール==<br />
*Missileになっているカードは、領域を移動した時点で元のカードに戻る(唱えるためにスタックに移動する場合を除く)。<br />
**これを唱えた後に手札に加わったカードはもうMissileではないので、元々手札にあったカードとは分けて持つこと。<br />
*ライブラリーにあるカードを切り直した場合、切り直されたカードはMissileではなくなる({{CR|701.16c}})。<br />
*[[氷雪]]や[[伝説]]などの[[特殊タイプ]]は残る。<br />
*Missileであることは[[コピー可能な値]]である。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mystery-booster-release-notes-2019-11-11 Mystery Booster Release Notes]([[Daily MTG]] [[2019年]]11月11日)<br />
*[[カード個別評価:R&D Playtest card]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%A8%B2%E5%A6%BB%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%9B%E3%82%93/Lightning_Helix
稲妻のらせん/Lightning Helix
2022-08-22T19:55:13Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Lightning Helix}}<br />
<br />
[[赤]]の得意な[[火力]]と、[[白]]の得意な[[ライフ]][[回復]]を合わせた、非常にシンプルな[[呪文]]。結果として[[黒]]に多い[[ドレイン]]呪文のような[[カード]]になった。<br />
<br />
[[効果]]としては[[稲妻/Lightning Bolt]]+[[治癒の軟膏/Healing Salve]]の回復[[モード]]の抱き合わせであり、[[マナ・コスト]]もそれらの合計と等しい。2[[マナ]]3点の[[インスタント]]というだけでも火力としては十分に有用であり、オマケがつくのだから[[多色カード]]ゆえの[[色拘束]]を加味しても優秀。同一効果の5[[マナ]][[ソーサリー]]である[[本質の吸収/Essence Drain]]と比較するとその[[コスト・パフォーマンス]]が驚異的であることが見て取れる。<br />
<br />
特に[[対戦相手]]のクリーチャーを[[焼く|焼き]]つつライフを回復できる(=より長く時間を稼げる)ため、守りの場面で強力であることから、[[カウンターバーン]]や[[トリコロール]]などと相性がいい。もちろん[[ブロッカー]]や対戦相手[[本体]]を狙う攻めの火力としても有用。要は状況問わず便利な万能カードであって、実際に[[Boros Deck Wins]]・[[Zoo]]などの[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]から[[トリコロール]]・[[セプターチャント]]などの[[コントロール (デッキ)|コントロール]]まで、また[[スタンダード]]から[[ヒストリック]]、[[エクステンデッド]]、[[モダン]]、[[エターナル]]まで、[[アーキタイプ]]も[[環境]]も問わずにあらゆる[[赤白|ボロスカラー]]を含むデッキで満遍なく活躍を見せている。<br />
<br />
*時間稼ぎが不要な[[アグロ]]などのデッキタイプであっても、[[ライフ]]を補填して[[ダメージレース]]の不利を補う手段として有用。<br />
**[[ラヴニカ:ギルドの都]]で共に登場した[[ショックランド]]などを多用する[[多色デッキ]]では、[[スーサイド]]的にライフが目減りするため、そのフォロー役としても非常にありがたかった。<br />
**またこちらも共に登場した強力火力[[黒焦げ/Char]]との相性もよい。[[プロツアーホノルル06]]準決勝では、この2枚が[[Craig Jones]]に劇的な勝利をもたらしている<ref>[http://youtube.com/watch?v=4t0pzLnSWw0 Topdeck of the Century](Youtube マジック・ザ・ギャザリング公式チャンネル)</ref>。続く決勝では敗退したものの、JonesはRuel兄弟をともに打ち破っての準優勝を果たした。<br />
*[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]バージョンが存在する。<br />
*[[アジャニvsニコル・ボーラス]]に{{Gatherer|id=249386|新規イラスト}}で収録された。イラストに描かれている人物は[[アジャニ/Ajani]]([[復讐のアジャニ/Ajani Vengeant]])。[[Modern Masters]]で[[再録]]された際にもこちらの[[絵|イラスト]]が使用されている。<br />
*[[ラヴニカ/Ravnica]]を再訪するたびに調整された亜種が作られており、[[ボロス軍/Boros Legion]]の呪文の定番になっている。また通常の[[エキスパンション]]でそのまま再録されることがないあたり、稲妻のらせんがいかに高効率であったかを物語っている。<br />
<br />
==開発秘話==<br />
このカードの開発に際して時間がかかった部分は、デザインそのものではなく、これを印刷すべきかどうかについての議論であった。それぞれの効果は[[赤白]]らしいものであったが、それらを合わせた結果[[ドレイン]][[呪文]]のようになったことで、「[[赤]]と[[白]]を組み合わせて、[[黒]][[単色]]で通常していることをするのは許されるのだろうか」という疑問が生まれたのである。<br />
<br />
「ラヴニカ」の[[デザイン・チーム]]は許されると考えたが、これは奈落全体での議論になり、熱のこもった議論が全体会議で1時間にも渡って繰り広げられた。最終的にこのデザインについて説得力のある反論を誰もできず、一番の反論も、おかしい「気がする」というものだった。[[Mark Rosewater]]は、それぞれの要素が[[色の役割]]にふさわしいものであり、ユーザーも受け入れるだろうとこの反論を却下し、このカードは世に出ることになった。そして実際、このカードは広く受け入れられたのである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/good-gold-2018-09-04 As Good as Gold]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031023/ 金のように]([[Making Magic -マジック開発秘話-]] 2018年9月4日)</ref>。<br />
<br />
==関連カード==<br />
ダメージを与えると同時に同じ点数のライフを得る赤白の亜種。特筆なければ対象の制限なし。黒のカードについては[[ドレイン]]を参照。<br />
*[[インスタント]]・[[ソーサリー]]<br />
**[[光り輝く炎/Brightflame]] - XRRWWのソーサリー。[[クリーチャー]]限定。X点。[[光輝]]で与えたダメージの合計に等しいライフを得る。([[ラヴニカ:ギルドの都]])<br />
**[[戦導者のらせん/Warleader's Helix]] - 2RWのインスタント。4点。([[ドラゴンの迷路]])<br />
**[[完全+間隙/Integrity+Intervention|間隙/Intervention]] - 2RWのインスタント。[[分割カード]]の半分。3点。([[ラヴニカのギルド]])<br />
**[[強打のらせん/Smiting Helix]] - ソーサリー。[[マナ・コスト]]は3Bだが[[フラッシュバック]]・コストがRW。3点。([[モダンホライゾン]])<br />
**[[天頂の閃光/Zenith Flare]] - 2RWのインスタント。X点。[[墓地]]の[[サイクリング]]カードの枚数に等しい。([[イコリア:巨獣の棲処]])<br />
**[[見事な根本原理/Inspired Ultimatum]] - UURRRWWのソーサリー。5点。さらに5[[ドロー]]。(イコリア:巨獣の棲処)<br />
**[[ロアホールドの命令/Lorehold Command]] - 3RWの[[命令]]インスタントの[[モード]]の1つ。3点。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])<br />
**[[鋳造所のらせん/Foundry Helix]] - 1RWのインスタントで[[追加コスト]]に[[パーマネント]]の[[生け贄]]。4点。生け贄が[[アーティファクト]]でなければ回復しない。([[モダンホライゾン2]])<br />
**[[聖なる火/Sacred Fire]] - RWのインスタント。2点。フラッシュバック4RW。([[イニストラード:真夜中の狩り]])<br />
**[[ランタンのきらめき/Lantern Flare]] - [[切除]]コストXRWのインスタント。[[プレイヤー]]を対象にできない。X点。1Wで唱えれば、Xはあなたのクリーチャー数に等しい点数になる。([[イニストラード:真紅の契り]])<br />
*[[パーマネント]]<br />
**[[復讐のアジャニ/Ajani Vengeant]] - 2RWのプレインズウォーカーの[-2][[忠誠度能力]]。3点。([[アラーラの断片]])<br />
**[[炎まといの報復者/Firemane Avenger]] - 2RWのクリーチャーの[[大隊]]誘発型能力。3点。([[ギルド門侵犯]])<br />
**[[毅然たる生き残り/Resolute Survivors]] - 1RWのクリーチャーの[[督励]][[誘発型能力]]。[[対戦相手]]限定。1点。([[破滅の刻]])<br />
**[[溶岩腹スリヴァー/Lavabelly Sliver]] - 1RW[[ETB]][[能力]]。[[プレイヤー]]か[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]限定。1点。(モダンホライゾン)<br />
**[[サヴァイの雷たてがみ/Savai Thundermane]] - RWのクリーチャー。[[サイクリング]]するたび追加で(2)を支払えば誘発。クリーチャー限定。2点。(イコリア:巨獣の棲処)<br />
**[[猟の頂点、スナップダックス/Snapdax, Apex of the Hunt]] - [[変容]]コスト2B/RWWの変容誘発型能力。プレイヤーは対象にできない。4点。(イコリア:巨獣の棲処)<br />
[[タマノーア/Tamanoa]]・[[迎え火のしもべ/Balefire Liege]]・[[魂火の大導師/Soulfire Grand Master]]・[[ファイアソングとサンスピーカー/Firesong and Sunspeaker]]・[[光輝の巻物使い/Radiant Scrollwielder]]などは、インスタント・ソーサリー呪文を稲妻のらせん化するカードと言えるだろう。<br />
<br />
==参考==<br />
<references /><br />
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:ミスティカルアーカイブ]] - [[レア]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%80%B8%E5%A4%B1%E5%8F%A1%E6%99%BA%E3%81%AE%E5%BE%A1%E7%A5%9E%E4%BD%93/Go-Shintai_of_Lost_Wisdom
逸失叡智の御神体/Go-Shintai of Lost Wisdom
2022-08-22T16:00:27Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Go-Shintai of Lost Wisdom}}<br />
<br />
[[神河:輝ける世界]]の[[祭殿]][[サイクル]]の[[青]]。[[プレイヤー]]1人に祭殿の数と同数[[切削]]させる。<br />
<br />
[[ライブラリーアウト]]を狙うには枚数が少なく、毎[[ターン]][[マナ]]がかかってしまうのが難点。[[リミテッド]]であっても、1、2枚ずつと非常にのんびりしているのでこれだけでの勝利は難しい。一方で[[墓地]]利用が[[イニストラード:真夜中の狩り]]、[[イニストラード:真紅の契り]]と比較するとかなり減少しており、運良く[[レア]]を墓地に落したり、[[占術]]を使った直後に切削で欲しかった[[カード]]を落してしまえればリターンは大きい。一方で[[デモコン理論]]よろしく、無駄なカードを切削してしまい[[ボムレア]]などを引き入れさせてしまうリスクもある点は忘れずに。0/4[[飛行]]は2マナとしては悪くない防御性能であり、序盤の攻勢を凌ぐことができる。切削も任意なので、とりあえず[[ブロッカー]]として[[ピック]]してしまうのも悪くはない。[[防衛]]を持たない回避能力持ちのため、[[忍術]]のタネにしたり、[[無尽活力の御神体/Go-Shintai of Boundless Vigor]]などで強化してアタッカーにすることもできる。<br />
<br />
[[構築]]だと祭殿を並べやすくなるのは利点だが、やはり[[ライブラリー破壊]]としては枚数の少なさが辛い。登場時の[[スタンダード]]には[[ターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughter]]や[[荒れ狂う騒音/Maddening Cacophony]]といった枚数の多いライブラリー破壊が存在しており、[[クリーチャー]]としてブロッカーを展開しながら削れる点でも、飛行こそ無く[[タフネス]]が1低いが1マナ[[軽い|軽く]]、切削にマナもかからない[[遺跡ガニ/Ruin Crab]]が存在する。<br />
<br />
他の[[色]]の祭殿とライブラリーアウトは戦術が噛み合わない点も考慮すると、墓地利用を前提として自分を対象に撃つ方が妥当。前述の通り、イニストラード前後編は墓地利用手段が豊富で[[コンボ]]の候補も多数。自身を対象にでき、かつ繰り返し切削できるカードはスタンダード[[環境]]全体を見渡してもそう多くなく、ブロッカーとしての性能も優れている。<br />
<br />
*[[祭殿]]は[[エンチャント・タイプ]]であり、[[クリーチャー・タイプ]]ではないことに注意。このカードはクリーチャー・タイプのないクリーチャーである。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/神河:輝ける世界の御神体}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''逸失叡智の御神体'''(いっしつえいちのごしんたい)/''Go-Shintai of Lost Wisdom''は[[神河/Kamigawa]]の[[神/Kami]]が宿る[[祭殿]]({{Gatherer|id=549876}})。<br />
<br />
遥か昔、[[水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge#ストーリー|水面院/Minamo Academy]]のとある野心的な師範は、適切な神と繋がることができれば、それだけで宇宙の秘密すべてを知ることができると信じていた。彼女が建てた小さな祭殿は、'''逸失叡智の神'''/''Kami of Lost Wisdom''の興味を惹いた。好奇心旺盛なその神は、持てる知識を師範に分け与えた――彼女がいつ、どのように死ぬかも含めて。教えられたことに腹を立てた師範は、新たに得たその啓示を忘れさせるよう求めた。神は願いを聞き入れたが、今日に至るまでその祭殿に住み続け、解けない謎かけで通りがかる者たちをからかっている。<br />
<br />
===登場作品・登場記事===<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kamigawa-neon-dynasty-2022-02-11 The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035793/ 『神河:輝ける世界』の伝説たち](Feature [[2022年]]2月11日 [[Ari Zirulnik]], [[Grace Fong]], [[Emily Teng]], and [[Gerritt Turner]]著)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[ライブラリー破壊カード]]<br />
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[アンコモン]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9A%A0%E9%81%BF%E6%AE%8B%E8%99%90%E3%81%AE%E5%BE%A1%E7%A5%9E%E4%BD%93/Go-Shintai_of_Hidden_Cruelty
隠避残虐の御神体/Go-Shintai of Hidden Cruelty
2022-08-22T15:55:50Z
<p>60.36.122.53: 「2/2の祭殿」は残るので腐るとまでは言い切れない</p>
<hr />
<div>{{#card:Go-Shintai of Hidden Cruelty}}<br />
<br />
[[神河:輝ける世界]]の[[祭殿]][[サイクル]]の[[黒]]。[[タフネス]]が祭殿の数以下である[[クリーチャー]]を[[破壊]]できる。<br />
<br />
自身が祭殿であるため、とりあえずタフネス1のクリーチャーは、[[マナ]]こそかかるが毎[[ターン]]排除できる。[[システムクリーチャー]]や[[トークン]]相手を想定するなら、十分活躍の場はあるだろう。[[クリーチャー・エンチャント]]のため、同セットでフィーチャーされている[[エンチャント]][[シナジー]]も狙いやすく、[[接死]]があることから1:1以上の交換も狙いやすい。<br />
<br />
[[構築]]では祭殿を2つ以上並べるのも比較的狙いやすくなる。[[破壊]]できる範囲が大きく広がり、[[鏡の箱/Mirror Box]]という相性のよい[[アーティファクト]]も存在する。[[ノンクリーチャー]]相手には接死や[[誘発型能力]]は無いも同然、期待値を考慮するなら最低でも3色以上は欲しく[[事故]]りやすいといった欠点もあるが、登場時の環境はクリーチャーを多用する[[ビートダウン]][[デッキ]]が中心、[[多色土地]]が多数登場するのでデッキの[[多色]]化がしやすいといった追い風が吹いている。<br />
<br />
==ルール==<br />
*[[祭殿]]は[[エンチャント・タイプ]]であり、[[クリーチャー・タイプ]]ではないことに注意。このカードはクリーチャー・タイプのないクリーチャーである。<br />
*[[誘発型能力]]は[[再帰誘発型能力]]を含む。[[マナ]]を[[支払う|支払った]]ときに新たに能力が[[誘発]]し、最初の能力の[[解決]]後に破壊する能力を[[スタック]]に置き[[対象]]を選ぶ。対戦相手はどのクリーチャーが破壊されるかを知ってから[[対応]]することができる。<br />
*祭殿の数は破壊する能力で[[対象]]を選ぶ際と、解決時の両方で参照する。解決時に祭殿の数がクリーチャーのタフネスを下回っていたなら[[不正な対象]]となり能力は[[立ち消え]]る。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/神河:輝ける世界の御神体}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''隠避残虐の御神体'''(いんぴざんぎゃくのごしんたい)/''Go-Shintai of Hidden Cruelty''は[[神河/Kamigawa]]の[[神/Kami]]が宿る[[祭殿]]({{Gatherer|id=549920}})。<br />
<br />
とある若き[[オーガ|大峨/Ogre]]が、暴力的な将軍によって洞窟から追い出された。その大峨は同族の者たちが小さな祭殿を使って[[デーモン/Demon#神河|鬼/Oni]]を召喚するのを見てきたので、住む場所のない現状を何とかしてくれる神を自分も召喚できるのではないかと考えた。彼女は奮闘し、意図せずして'''隠避残虐の神'''/''Kami of Hidden Cruelty''を召喚してしまった。その神は大峨の耳に怒りと復讐の考えを囁き、彼女は武器を取って将軍を殺害した。自分のやったことにショックを受け、大峨は逃げ出したが、神は祭殿に残り、心に闇を持つ者たちに復讐を与え続けている。<br />
<br />
===登場作品・登場記事===<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kamigawa-neon-dynasty-2022-02-11 The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035793/ 『神河:輝ける世界』の伝説たち](Feature [[2022年]]2月11日 [[Ari Zirulnik]], [[Grace Fong]], [[Emily Teng]], and [[Gerritt Turner]]著)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[アンコモン]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%84%A1%E5%B0%BD%E6%B4%BB%E5%8A%9B%E3%81%AE%E5%BE%A1%E7%A5%9E%E4%BD%93/Go-Shintai_of_Boundless_Vigor
無尽活力の御神体/Go-Shintai of Boundless Vigor
2022-08-22T15:47:14Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Go-Shintai of Boundless Vigor}}<br />
<br />
[[神河:輝ける世界]]の[[祭殿]][[サイクル]]の[[緑]]。祭殿の数に応じて祭殿1つを[[+1/+1カウンター]]で恒久的に[[強化]]できる。<br />
<br />
これ自身が祭殿であり、[[マナ]]はかかるがとりあえず毎[[ターン]]+1/+1までは保障されている。[[トランプル]]を持つため、[[クリーチャー]]同士の睨み合いになりやすい[[リミテッド]]ならじわじわと育っていき、最終的に恐ろしいほどの[[ファッティ]]まで育つ可能性もある。[[除去]]手段が少なく、これも他の祭殿も排除されづらい点も魅力。複数並ぶと強化効率も上がるし、[[回避能力]]を持つ[[逸失叡智の御神体/Go-Shintai of Lost Wisdom]]とも相性は良好。<br />
<br />
[[構築]]だと立ち上がりの遅さと[[テンポ・アドバンテージ]]の逸失が痛い。これ自体は2マナだが[[能力]]の使用に1マナかかる以上、通常は2/2になるのも3ターン目の[[終了ステップ]]。祭殿の数に応じて効率も上がるとはいっても、流石に初動が遅すぎる。登場時点の[[スタンダード]]における[[火力]]の基準点は3であり、仮に1ターン生き延びさせたとしても[[軽い]][[呪文]]で落されてしまう可能性が高い。<br />
<br />
とはいえ、祭殿が並んでしまった場合の強化効率は圧倒的。[[スタンダード]]では最大で1ターンに+6/+6([[巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider]]込みで+12/+12)、[[鏡の箱/Mirror Box]]を組み合わせて複数並んだ場合は強化効率が更に上がる。[[除去耐性]]はどこまでいっても[[タフネス]]しかないのが気がかりながら、他の祭殿の[[能力]]も併用可能になり、見た目よりも爆発力は高い。<br />
<br />
==ルール==<br />
*[[祭殿]]は[[エンチャント・タイプ]]であり、[[クリーチャー・タイプ]]ではないことに注意。このカードはクリーチャー・タイプのないクリーチャーである。<br />
*[[誘発型能力]]は[[再帰誘発型能力]]を含む。[[マナ]]を[[支払う|支払った]]ときに新たに能力が[[誘発]]し、最初の能力の[[解決]]後にカウンターを置く能力を[[スタック]]に置き[[対象]]を選ぶ。対戦相手はどの祭殿にカウンターが置かれるかを知ってから[[対応]]することができる。<br />
*祭殿の数はカウンターを置く能力の解決時に参照される。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/神河:輝ける世界の御神体}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''無尽活力の御神体'''(むじんかつりょくのごしんたい)/''Go-Shintai of Boundless Vigor''は[[神河/Kamigawa]]の[[神/Kami]]が宿る[[祭殿]]({{Gatherer|id=550020}})。<br />
<br />
とある若き[[モンク|僧]]が、[[都和市/Towashi]]の都市拡大によって[[樹海/The Jukai Forest]]から追い出された。彼は故郷の記憶を残すべく、破壊された庭園から持ち出した一粒の種を囲うように、小さな祭殿を建てた。不思議なことに、その種は土もなしに成長し、'''無尽活力の神'''/''Kami of Boundless Vigor''となった。その神と僧は一緒になって、僧のものだった樹海の一区画を取り戻した。翌日には、伐り倒された木すべてが魔法で蘇っていた。僧は死ぬ前に、神の祭殿を再生された森に移した。神は今日に至るまでそこに住み続けており、都市に飼い馴らされることのない野生的な性分を持つ者たちに力を授けている。<br />
<br />
===登場作品・登場記事===<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kamigawa-neon-dynasty-2022-02-11 The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035793/ 『神河:輝ける世界』の伝説たち](Feature [[2022年]]2月11日 [[Ari Zirulnik]], [[Grace Fong]], [[Emily Teng]], and [[Gerritt Turner]]著)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[アンコモン]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9
リソース
2022-08-19T08:19:42Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>'''リソース'''(''Resource'')とは、直訳すれば「資源」であり、[[あなた]]と[[対戦相手]]の双方に等しく与えられており任意に使用したり振り分けたりできるもの全てを指す。<br />
<br />
具体的には、[[ライフ]]、[[ライブラリー]]、自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[戦場]]の[[パーマネント]]など。他にも、交互に行われる[[ターン]]や、ターン中のアクションの権利(原則1回の[[引く|ドロー]]や[[土地]]を[[プレイ]]する権利など)といったものも含む。[[墓地]]のカードもしばしばリソースとなる。言い換えれば、ゲーム中でアクションを起こすために必要なもの全般ということ。<br />
<br />
これらリソースはある程度相互に交換することができる。たとえば、[[ネクロポーテンス/Necropotence]]は毎ターンの[[引く|ドロー]]の機会とライフを引き替えに手札を増やすことができる。<br />
<br />
それぞれの[[プレイヤー]]は、自分のリソースと相手のリソースを効率よく交換しあうことで先に相手の[[敗北条件]]を満たそうと競う。これが[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における一般的な[[ゲーム]]である。この交換の途中で、ライフ、手札などが相手よりも有利になることを[[アドバンテージ]](を得る)という。このようなリソース交換でアドバンテージを積み上げていくことでの勝利を目指すデッキのことは[[フェアデッキ]]、真っ当なリソース交換によるアドバンテージにとらわれない勝利を目指すものは[[アンフェアデッキ]]と呼ばれる。<br />
<br />
*プレイヤーは、今現在持っている以上のリソースを[[コスト]]の[[支払う|支払い]]に充てることはできない。ただし、0点のマナや0点のライフはいつでも支払うことができる。<br />
*このリソースの交換において、自分のリソースをも大きく失うようなカード([[ハルマゲドン/Armageddon]]や[[スーサイド]]カードなど)は(そういう効果が好きだというこだわりがなければ)初心者に好かれない傾向にある。しかし、それらのカードを使っても機能する、もしくはそれをキーとするような[[デッキ]]を組めるようになる、または失うリソースから大きなアドバンテージを得られることを見出すことができれば、初心者脱出の大きな一歩となるだろう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[アドバンテージ]]<br />
*[[用語集]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8A/Liliana_of_the_Veil
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
2022-08-19T07:43:27Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Liliana of the Veil}}<br />
<br />
[[イニストラード]]で再び登場した[[リリアナ]]。[[忠誠度能力]]は[[手札破壊]]、[[クリーチャー]]の[[生け贄に捧げる|生け贄]]強制、[[パーマネント]]の生け贄強制。<br />
<br />
==解説==<br />
;+1能力<br />
:各[[プレイヤー]]への[[手札]]破壊。<br />
:継続的に手札破壊ができるため、[[対戦相手]]の選択肢を減らし続けることができる。<br />
:自分もカードを捨てなければならないが、[[未練ある魂/Lingering Souls]]や、余った[[思考囲い/Thoughtseize]]を捨てればリスクを緩和できる。<br />
:時には手札を[[コスト]]に[[忠誠度]]を上げる能力になってしまうときもあるが、大抵は相手と痛み分けの効果になるだろう。<br />
<br />
;-2能力<br />
:[[悪魔の布告/Diabolic Edict]]。<br />
:初期忠誠度からは連続して使えないものの、確実に頭数を減らせるのでリリアナ自身を守ることにつながる。<br />
:[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]のような少数精鋭の強力なクリーチャーが活躍する[[レガシー]]では頼りになる。<br />
<br />
;-6能力<br />
:[[行動か死か/Do or Die]]に類似した[[山分けカード|山分け]]能力。これは山分けの範囲が広いので、対戦相手を問わず相当な[[アドバンテージ]]を得ることができる。ただし対戦相手に選択権のある山分け能力であることから最も始末したいカードを取りこぼしてしまう恐れがあり、また出してから[[起動]]までに最短でも4[[ターン]]かかるので、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]相手には少々悠長だろう。<br />
<br />
+1能力にやや癖があるものの、[[軽い|軽く]]手札と戦場のどちらも攻められる[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]であり、[[ゲーム]]の序盤から攻防に渡って活躍できる。[[コントロールデッキ|コントロール]]相手に早いターンから出せば完封することもでき、対ビートダウンにおいても対処必須なプレインズウォーカーなので壁役になってくれる。[[スタンダード]]のみならず様々な[[環境]]で活躍する[[パワーカード]]。<br />
<br />
*プレインズウォーカー全般に言えることだが、通常通り[[唱える|唱えて]][[戦場に出る|戦場に出た]]場合は対戦相手に[[優先権]]を渡すことなく即座に忠誠度能力を使うことができるが、[[続唱]]で唱えた場合は忠誠度能力を使う機会を得る前に[[稲妻/Lightning Bolt]]などで[[除去]]されうる点に注意。モダンの[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]同士の[[ミラーマッチ]]でよく見られたやり取りである。<br />
*[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]以来となる2枚目の3[[マナ]]のプレインズウォーカー。能力もプラス能力が全体に影響、小マイナス能力が[[アドバンテージ]]獲得など、類似点が多い。<br />
*+1能力は、[[ソーサリー・タイミング]]に限られているがマナなしで手札を捨てられるものであり、一種の[[共鳴者]]とも言える。[[スタンダード]]では共存していないものの、[[マッドネス]]や[[暴勇]]などとも相性が良い。<br />
*[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]の変更により、-2能力起動後すぐに2枚目のリリアナを出して-2能力を起動といった動きも取れるようになり強化された。<br />
<br />
==利用==<br />
===スタンダード===<br />
====ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期====<br />
[[青黒コントロール/スタンダード/ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|青黒コントロール]]から[[ゾンビ (デッキ)#イニストラード・ブロック期|ゾンビデッキ]]まで、[[黒]]を含む様々な[[デッキ]]で使われる。[[熟慮/Think Twice]]や[[墓所這い/Gravecrawler]]を捨てることで[[アドバンテージ]]が取れる上、[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]や[[最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll]]への貴重な除去手段にもなる。ただし同[[環境]]には他にも優秀な墓地[[肥やす|肥やし]]手段・[[布告]]系除去が多数存在するため、採用が見送られることも少なくない。<br />
<br />
====イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期====<br />
[[ラヴニカへの回帰ブロック]]参入後も、[[黒赤緑コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ジャンド]]などを中心に黒の入ったデッキでよく見受けられる。<br />
<br />
===モダン===<br />
[[モダン]]では、[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]や[[黒緑白ビートダウン#モダン|アブザン]]など、[[コンボデッキ]]以外の黒系のデッキにおいてはほぼ確実に採用されている。[[単体除去]]に頼りがちな同デッキにとっては、[[メインデッキ]]からでも聖トラフトの霊や[[ぬめるボーグル/Slippery Bogle]]などの[[呪禁]]持ちを自然に対策できる手段という点でも重宝する。このカードの存在により、[[萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege]]や[[強情なベイロス/Obstinate Baloth]]などの、いわゆる[[十二足獣/Dodecapod]]能力を持ったクリーチャーが対策カードとして使われる程である。<br />
<br />
[[レンと六番/Wrenn and Six]]は一緒に並べると+1能力によるデメリットを緩和してくれる相方として機能する。<br />
<br />
[[モダンホライゾン2]]以降では、環境の高速化により3マナですら重く感じられるようになったため、レンと六番の単採用でこのカードを不採用としたレシピも目立っていった。<br />
<br />
===エターナル===<br />
[[エターナル]]では[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]が健在な頃は、しばしば2ターン目に戦場に現れてそのまま相手を封殺する場面も見られた。[[Team America#BUG Delver|BUG Delver]]や[[ジャンドコントロール#レガシー|ジャンド]]など、モダン同様にコンボデッキ以外の様々なデッキで採用されている。<br />
死儀礼のシャーマン禁止後もその勢いは衰えておらず、黒を含むデッキの多くで採用されている。<br />
<br />
==関連カード==<br />
{{キャラクターを表すカード/リリアナ・ヴェス}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
強大な[[アーティファクト]]である[[鎖のヴェール/The Chain Veil#ストーリー|鎖のヴェール/The Chain Veil]]の力を手にした'''リリアナ'''/''Liliana''。魂の契約を結んだ[[デーモン/Demon|悪魔]]の1体、[[グリセルブランド/Griselbrand (ストーリー)|グリセルブランド/Griselbrand]]を滅ぼすべく、[[イニストラード/Innistrad]]の地を訪れた。<br />
<br />
詳細は[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)]]を参照。<br />
<br />
*-6能力は、[[サリア/Thalia]]に[[獄庫/Helvault#ストーリー|獄庫/The Helvault]]か仲間たちのどちらかを選択させるシーンを再現できる。おそらくは意図的な[[トップダウン・デザイン]]だろう。<br />
<br />
==その他==<br />
*[[2015年]]の[[プロツアー地域予選]]参加者に[[新枠#基本セット2015以降のカード枠|基本セット2015以降の新枠]]版の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[http://magic.wizards.com/ja/protour/rptq1st16 2016年最初のプロツアーへの地域予選]/[http://mtg-jp.com/reading/special/0015152/ 2016年最初のプロツアーをめざせ!プロツアー予備予選(PPTQ)に参加しよう!](マジック公式サイト 2016年6月5日)</ref>。<br />
*呪われた[[ガラク/Garruk]]がテーマの[[基本セット2015]]に彼と係わりが深いこのカードの[[再録]]が検討されたが、このカードが支配的にならない環境への調整が困難と考えられ見送られた<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0011224/ Mファイル『タルキール覇王譚』編・パート2](Latest Development 2014年9月26日)</ref><ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0014924/ 一問一答!](Latest Developments 2015年5月15日)</ref>。<br />
<br />
==参考==<br />
<references /><br />
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/lilianas-mission-2011-08-31 Liliana's Mission]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/stf/0004332/ リリアナの任務]([[Daily MTG]]、Savor the Flavor、文:[[Doug Beyer]]、訳:[[若月繭子]])<br />
*[[手札破壊カード]]<br />
*[[布告]]<br />
*[[土地破壊カード]]<br />
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[神話レア]]<br />
*[[カード個別評価:団結のドミナリア]] - [[神話レア]]<br />
*[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[神話レア]]<br />
*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[神話レア]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC
バニラクリーチャー
2022-08-19T07:36:16Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>色別の[[バニラ]]の[[クリーチャー]]の一覧。[[特性定義能力]]をもつもの([[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]など)は含まない。現在[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]まで対応。<br />
<br />
これらのクリーチャーは[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]と[[忍耐強い教授、ラクサ/Ruxa, Patient Professor]]の効果が適用される。<br />
<br />
*[[上位互換]]項目は、同色(色の組み合わせまで考慮)のクリーチャーに上位互換が存在するものに「○」。クリーチャー・タイプなどは考慮せず。<br />
*'''太字'''は[[当事者カード]]であり、[[戦場]]以外ではバニラとして扱われない。<br />
<!-- 色順→コスト順→色拘束の弱い順→P/T合計の低い順→パワーの低い順→登場順 --><br />
<br />
==白==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||クリーチャー・タイプ||上位互換<br />
|-<br />
|[[Little Girl]]||W/2||([[1/2]])/([[1/2]])||[[人間]]・[[子供]]||<br />
|-<br />
|[[雄々しい守備兵/Valiant Guard]]||W||0/3||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[鋤引きの雄牛/Yoked Ox]]||W||0/4||[[雄牛]]||○<br />
|-<br />
|[[着飾ったラクダ/Tasseled Dromedary]]||W||0/4||[[ラクダ]]||○<br />
|-<br />
|[[熱心な士官候補生/Eager Cadet]]||W||1/1||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[献身の勇士/Devoted Hero]]||W||1/2||[[エルフ]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[志願民兵団/Volunteer Militia]]||W||1/2||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[聖所の猫/Sanctuary Cat]]||W||1/2||[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]||W||2/1||[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[先兵の精鋭/Elite Vanguard]]||W||2/1||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[探検隊の特使/Expedition Envoy]]||W||2/1||[[人間]]・[[スカウト]]・[[同盟者]]||○<br />
|-<br />
|[[堅牢な盾仲間/Staunch Shieldmate]]||W||1/3||[[ドワーフ]]・[[兵士]]||<br />
|-<br />
|[[今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda]]||W||2/2||([[伝説の]])[[犬]]||<br />
|-<br />
|[[従者/Squire]]||1W||1/2||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[老いざる守護者/Ageless Guardian]]||1W||1/4||[[スピリット]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|'''[[銀炎の従者/Silverflame Squire]]'''||1W||2/1||[[人間]]・[[兵士]]||<br />
|-<br />
|[[遍歴の騎士/Knight Errant]]||1W||2/2||[[人間]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[志願新兵/Fresh Volunteers]]||1W||2/2||[[人間]]・[[レベル]]||○<br />
|-<br />
|[[栄光の探求者/Glory Seeker]]||1W||2/2||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[銀毛のライオン/Silvercoat Lion]]||1W||2/2||[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[旅する哲人/Traveling Philosopher]]||1W||2/2||[[人間]]・[[アドバイザー]]||○<br />
|-<br />
|[[第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride]]||1W||3/1||[[猫]]・[[レベル]]||○<br />
|-<br />
|[[オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw]]||1W||3/1||[[猫]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ドロモカの戦士/Dromoka Warrior]]||1W||3/1||[[人間]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[悪魔の棲家の狐/Devilthorn Fox]]||1W||3/1||[[狐]]||○<br />
|-<br />
|[[猛竜の相棒/Raptor Companion]]||1W||3/1||[[恐竜]]||○<br />
|-<br />
|[[新ベナリアの騎士/Knight of New Benalia]]||1W||3/1||[[人間]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[うろつくカラカル/Prowling Caracal]]||1W||3/1||[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[サヴァイの剣歯虎/Savai Sabertooth]]||1W||3/1||[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[岸壁安息所の売剣/Cliffhaven Sell-Sword]]||1W||3/1||[[コー]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|'''[[群れの番人/Shepherd of the Flock]]'''||1W||3/1||[[人間]]・[[農民]]||<br />
|-<br />
|[[鎧の軍馬/Armored Warhorse]]||WW||2/3||[[馬]]||○<br />
|-<br />
|[[真珠色の一角獣/Pearled Unicorn]]||2W||2/2||[[ユニコーン]]||○<br />
|-<br />
|[[フェメレフの斥候/Femeref Scouts]]||2W||1/4||[[人間]]・[[スカウト]]||○<br />
|-<br />
|[[国境警備隊/Border Guard]]||2W||1/4||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[皇帝一角獣/Regal Unicorn]]||2W||2/3||[[ユニコーン]]||○<br />
|-<br />
|[[アラボーンの強兵/Alaborn Trooper]]||2W||2/3||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[蜀の歩兵/Shu Foot Soldiers]]||2W||2/3||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[砦の執行官/Bastion Enforcer]]||2W||3/2||[[ドワーフ]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[ロクソドンの戦線砕き/Loxodon Line Breaker]]||2W||3/2||[[象]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[砦の騎士/Knight of the Keep]]||2W||3/2||[[人間]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[ロクソドンの旅人/Loxodon Wayfarer]]||2W||1/5||[[象]]・[[モンク]]||<br />
|-<br />
|[[仕える者たち/Those Who Serve]]||2W||2/4||[[ゾンビ]]||○<br />
|-<br />
|[[信仰の守り手/Keepers of the Faith]]||1WW||2/3||[[人間]]・[[クレリック]]||○<br />
|-<br />
|[[ニクス生まれの狩猟者/Nyxborn Courser]]||1WW||2/4||([[エンチャント]])[[ケンタウルス]]・[[スカウト]]||<br />
|-<br />
|[[帝国の先導/Imperial Outrider]]||3W||1/5||[[人間]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[歩兵部隊/Foot Soldiers]]||3W||2/4||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[柱平原の雄牛/Pillarfield Ox]]||3W||2/4||[[雄牛]]||○<br />
|-<br />
|[[大アカシカ/Great Hart]]||3W||2/4||[[大鹿]]||○<br />
|-<br />
|[[従順な召使い/Dutiful Servants]]||3W||2/5||[[ゾンビ]]||○<br />
|-<br />
|[[鉄覆いのクロヴァド/Ironclad Krovod]]||3W||2/5||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[トローキンの上級近衛兵/Trokin High Guard]]||3W||3/3||[[人間]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[蜀の精鋭歩兵部隊/Shu Elite Infantry]]||3W||3/3||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[ロクソドンの改宗者/Loxodon Convert]]||3W||4/2||[[象]]・[[兵士]]||<br />
|-<br />
|[[古石の神/Kami of Old Stone]]||3W||1/7||[[スピリット]]||<br />
|-<br />
|[[聳えるアルティサウルス/Looming Altisaur]]||3W||1/7||[[恐竜]]||<br />
|-<br />
|[[不屈の古樹/Indomitable Ancients]]||2WW||2/10||[[ツリーフォーク]]・[[戦士]]||<br />
|-<br />
|[[包囲マストドン/Siege Mastodon]]||4W||3/5||[[象]]||○<br />
|-<br />
|[[スレイベンの純血種/Thraben Purebloods]]||4W||3/5||[[犬]]||○<br />
|-<br />
|[[大角クルショク/Great-Horn Krushok]]||4W||3/5||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[沈黙の職工/Silent Artisan]]||3WW||3/5||[[巨人]]||○<br />
|}<br />
<br />
==青==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||クリーチャー・タイプ||上位互換<br />
|-<br />
|[[真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Trident]]||U||1/1||[[マーフォーク]]||○<br />
|-<br />
|[[脱走魔術師/Fugitive Wizard]]||U||1/1||[[人間]]・[[ウィザード]]||○<br />
|-<br />
|[[さまようもの/Wandering Ones]]||U||1/1||[[スピリット]]||○<br />
|-<br />
|[[トリトンの岸盗人/Triton Shorethief]]||U||1/2||[[マーフォーク]]・[[ならず者]]||○<br />
|-<br />
|[[クラーケンの幼子/Kraken Hatchling]]||U||0/4||[[クラーケン]]||○<br />
|-<br />
|'''[[マーフォークの秘守り/Merfolk Secretkeeper]]'''||U||0/4||[[マーフォーク]]・[[ウィザード]]||<br />
|-<br />
|[[神盾の海亀/Aegis Turtle]]||U||0/5||[[海亀]]||<br />
|-<br />
|[[ヴォーデイリアの兵士/Vodalian Soldiers]]||1U||1/2||[[マーフォーク]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[珊瑚ウツボ/Coral Eel]]||1U||2/1||[[魚]]||○<br />
|-<br />
|[[珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk]]||1U||2/1||[[マーフォーク]]||○<br />
|-<br />
|[[呉の歩兵部隊/Wu Infantry]]||1U||2/1||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[ジェスの監視人/Jhessian Lookout]]||1U||2/1||[[人間]]・[[スカウト]]||○<br />
|-<br />
|[[湿地帯の水鹿/Wetland Sambar]]||1U||2/1||[[大鹿]]||○<br />
|-<br />
|[[珍品売り/Curio Vendor]]||1U||2/1||[[ヴィダルケン]]||○<br />
|-<br />
|[[タラスの商人/Talas Merchant]]||1U||1/3||[[人間]]・[[海賊]]||○<br />
|-<br />
|[[わら人形の兵士/Straw Soldiers]]||1U||1/3||[[カカシ]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[ルーメングリッドの管理人/Lumengrid Warden]]||1U||1/3||[[人間]]・[[ウィザード]]||○<br />
|-<br />
|[[臨海の護衛/Maritime Guard]]||1U||1/3||[[マーフォーク]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[海墓のスカーブ/Seagraf Skaab]]||1U||1/3||[[ゾンビ]]||○<br />
|-<br />
|[[誓いの守護者/Sworn Guardian]]||1U||1/3||[[マーフォーク]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider]]||UU||1/4||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[Armored Whirl Turtle]]||2U||0/5||[[海亀]]||○<br />
|-<br />
|[[角海亀/Horned Turtle]]||2U||1/4||[[海亀]]||○<br />
|-<br />
|[[川の水神/River Kaijin]]||2U||1/4||[[スピリット]]||○<br />
|-<br />
|[[盲目の幻/Blind Phantasm]]||2U||2/3||[[イリュージョン]]||○<br />
|-<br />
|[[ジュワー島の小走り/Jwari Scuttler]]||2U||2/3||[[カニ]]||○<br />
|-<br />
|[[トレイリアの学者/Tolarian Scholar]]||2U||2/3||[[人間]]・[[ウィザード]]||○<br />
|-<br />
|[[珊瑚の猛士/Coral Commando]]||2U||3/2||[[マーフォーク]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ナーガの永遠衆/Naga Eternal]]||2U||3/2||[[ゾンビ]]・[[ナーガ]]||○<br />
|-<br />
|[[古代ガニ/Ancient Crab]]||1UU||1/5||[[カニ]]||<br />
|-<br />
|[[アンフィンの殺し屋/Amphin Cutthroat]]||3U||2/4||[[サラマンダー]]・[[ならず者]]||○<br />
|-<br />
|[[大ダコ/Giant Octopus]]||3U||3/3||[[タコ]]||○<br />
|-<br />
|[[要塞ガニ/Fortress Crab]]||3U||1/6||[[カニ]]||○<br />
|-<br />
|[[源流の歩哨/Headwater Sentries]]||3U||2/5||[[マーフォーク]]・[[戦士]]||<br />
|-<br />
|[[賽銭ガニ/Wishcoin Crab]]||3U||2/5||[[カニ]]||<br />
|-<br />
|[[ニクス生まれの海護/Nyxborn Seaguard]]||2UU||2/5||([[エンチャント]])[[マーフォーク]]・[[兵士]]||<br />
|-<br />
|[[装甲のカンクリックス/Armored Cancrix]]||4U||2/5||[[カニ]]||○<br />
|-<br />
|[[古えの鯉/Ancient Carp]]||4U||2/5||[[魚]]||○<br />
|-<br />
|[[水の精霊/Water Elemental]]||3UU||5/4||[[エレメンタル]]||○<br />
|-<br />
|[[ヴィザードリックス/Vizzerdrix]]||6U||6/6||[[兎]]・[[ビースト]]||○<br />
|}<br />
<br />
==黒==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||クリーチャー・タイプ||上位互換<br />
|-<br />
|[[泥ネズミ/Muck Rats]]||B||1/1||[[ネズミ]]||○<br />
|-<br />
|[[骸骨蛇/Skeletal Snake]]||1B||2/1||[[蛇]]・[[スケルトン]]||○<br />
|-<br />
|[[ダクムーアの蠍/Dakmor Scorpion]]||1B||2/1||[[蠍]]||○<br />
|-<br />
|[[魏の歩兵部隊/Wei Infantry]]||1B||2/1||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrel]]||1B||2/1||[[人間]]・[[ならず者]]||○<br />
|-<br />
|[[破滅小径の悪党/Bane Alley Blackguard]]||1B||1/3||[[人間]]・[[ならず者]]||○<br />
|-<br />
|[[歩く死骸/Walking Corpse]]||1B||2/2||[[ゾンビ]]||○<br />
|-<br />
|[[排水路潜み/Gutter Skulk]]||1B||2/2||[[ゾンビ]]・[[ネズミ]]||○<br />
|-<br />
|[[陰謀団の福音者/Cabal Evangel]]||1B||2/2||[[人間]]・[[クレリック]]||○<br />
|-<br />
|[[女王湾の兵士/Queen's Bay Soldier]]||1B||2/2||[[吸血鬼]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[砂丘甲虫/Dune Beetle]]||1B||1/4||[[昆虫]]||<br />
|-<br />
|[[スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies]]||2B||2/2||[[ゾンビ]]||○<br />
|-<br />
|[[Headless Horseman]]||2B||2/2||[[ゾンビ]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[出征路のグール/Warpath Ghoul]]||2B||3/2||[[ゾンビ]]||○<br />
|-<br />
|[[男爵領の吸血鬼/Barony Vampire]]||2B||3/2||[[吸血鬼]]||○<br />
|-<br />
|[[モリオックの肉裂き/Moriok Reaver]]||2B||3/2||[[人間]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[吸血貴族/Vampire Noble]]||2B||3/2||[[吸血鬼]]||○<br />
|-<br />
|[[アンデッドのミノタウルス/Undead Minotaur]]||2B||2/3||[[ゾンビ]]・[[ミノタウルス]]||○<br />
|-<br />
|[[悪魔の皮のミノタウルス/Felhide Minotaur]]||2B||2/3||[[ミノタウルス]]||○<br />
|-<br />
|[[魔女の使い魔/Witch's Familiar]]||2B||2/3||[[カエル]]||○<br />
|-<br />
|[[薄暗がりのセンザンコウ/Gloom Pangolin]]||2B||1/5||[[ナイトメア]]・[[センザンコウ]]||<br />
|-<br />
|[[ニシキヘビ/Python]]||1BB||3/2||[[蛇]]||○<br />
|-<br />
|[[巨大ゴキブリ/Giant Cockroach]]||3B||4/2||[[昆虫]]||○<br />
|-<br />
|[[冥界の恐怖/Nether Horror]]||3B||4/2||[[ホラー]]||○<br />
|-<br />
|[[名門の吸血鬼/Highborn Vampire]]||3B||4/3||[[吸血鬼]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[骸骨クロコダイル/Skeletal Crocodile]]||3B||5/1||[[クロコダイル]]・[[スケルトン]]||<br />
|-<br />
|[[ドロスのクロコダイル/Dross Crocodile]]||3B||5/1||[[ゾンビ]]・[[クロコダイル]]||<br />
|-<br />
|[[腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake]]||3B||5/1||[[ゾンビ]]・[[蛇]]||<br />
|-<br />
|[[放浪する墓甲羅/Wandering Tombshell]]||3B||1/6||[[ゾンビ]]・[[海亀]]||<br />
|-<br />
|[[腐敗した大男/Rotted Hulk]]||3B||2/5||[[エレメンタル]]||○<br />
|-<br />
|[[プラカタクラブの用心棒/Prakhata Club Security]]||3B||3/4||[[霊基体]]||○<br />
|-<br />
|[[ニクス生まれの匪賊/Nyxborn Marauder]]||2BB||4/3||([[エンチャント]])[[ミノタウルス]]||<br />
|-<br />
|[[屑肉を引き裂くもの/Dreg Reaver]]||4B||4/3||[[ゾンビ]]・[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[ゾンビの大巨人/Zombie Goliath]]||4B||4/3||[[ゾンビ]]・[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[運河のオオトカゲ/Canal Monitor]]||4B||5/3||[[トカゲ]]||◯<br />
|-<br />
|[[地下墓地のナメクジ/Catacomb Slug]]||4B||2/6||[[ナメクジ]]||○<br />
|-<br />
|[[光を遮るもの/Douser of Lights]]||4B||4/5||[[ホラー]]||○<br />
|-<br />
|[[ラゾテプのビヒモス/Lazotep Behemoth]]||4B||5/4||[[ゾンビ]]・[[カバ]]||○<br />
|-<br />
|[[朽ちゆくマストドン/Rotting Mastodon]]||4B||2/8||[[ゾンビ]]・[[象]]||<br />
|-<br />
|[[地下墓地のクロコダイル/Catacomb Crocodile]]||4B||3/7||[[クロコダイル]]||<br />
|-<br />
|[[アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg]]||4B||9/3||([[伝説の]])[[カエル]]・[[スピリット]]||<br />
|-<br />
|[[グールの大群/Mass of Ghouls]]||3BB||5/3||[[ゾンビ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[反逆の悪魔/Renegade Demon]]||3BB||5/3||[[デーモン]]||○<br />
|-<br />
|[[ミノタウルスの嫌悪者/Minotaur Abomination]]||4BB||4/6||[[ゾンビ]]・[[ミノタウルス]]||○<br />
|-<br />
|[[沼踏み/Bogstomper]]||4BB||6/5||[[ビースト]]||○<br />
|}<br />
<br />
==赤==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||クリーチャー・タイプ||上位互換<br />
|-<br />
|[[Crimson Kobolds]]||0||0/1||[[コボルド]]||<br />
|-<br />
|[[Crookshank Kobolds]]||0||0/1||[[コボルド]]||<br />
|-<br />
|[[Kobolds of Kher Keep]]||0||0/1||[[コボルド]]||<br />
|-<br />
|[[モンスのゴブリン略奪隊/Mons's Goblin Raiders]]||R||1/1||[[ゴブリン]]||○<br />
|-<br />
|[[Dwarven Trader]]||R||1/1||[[ドワーフ]]||○<br />
|-<br />
|[[ごろつきゴブリン/Goblin Bully]]||1R||2/1||[[ゴブリン]]||○<br />
|-<br />
|[[ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker]]||1R||2/1||[[ゴブリン]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[独立部隊/Independent Troops]]||1R||2/1||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|'''[[エンバレスの盾割り/Embereth Shieldbreaker]]'''||1R||2/1||[[人間]]・[[騎士]]||<br />
|-<br />
|[[ファルケンラスの肉裂き/Falkenrath Reaver]]||1R||2/2||[[吸血鬼]]||○<br />
|-<br />
|[[果敢なケンラ/Defiant Khenra]]||1R||2/2||[[ジャッカル]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[船方ゴブリン/Swab Goblin]]||1R||2/2||[[ゴブリン]]・[[海賊]]||○<br />
|-<br />
|[[野生のマーカ/Feral Maaka]]||1R||2/2||[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[ゴブリンの通り魔/Goblin Assailant]]||1R||2/2|||[[ゴブリン]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[Leopard-Spotted Jiao]]||1R||3/1||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[灰色オーガ/Gray Ogre]]||2R||2/2||[[オーガ]]||○<br />
|-<br />
|[[Raging Bull]]||2R||2/2||[[雄牛]]||○<br />
|-<br />
|[[ゴブリンの勇士/Goblin Hero]]||2R||2/2||[[ゴブリン]]||○<br />
|-<br />
|[[レガーサの火猫/Regathan Firecat]]||2R||4/1||[[エレメンタル]]・[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[突き刺し豚/Gore Swine]]||2R||4/1||[[猪]]||○<br />
|-<br />
|[[ミノタウルスの戦士/Minotaur Warrior]]||2R||2/3||[[ミノタウルス]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[暴動の小悪魔/Riot Devils]]||2R||2/3||[[デビル]]||○<br />
|-<br />
|[[悲しげなミノタウルス/Pensive Minotaur]]||2R||2/3||[[ミノタウルス]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ゴブリンの騎兵隊/Goblin Cavaliers]]||2R||3/2||[[ゴブリン]]||○<br />
|-<br />
|[[ゴブリンの荒くれ乗り/Goblin Roughrider]]||2R||3/2||[[ゴブリン]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[恐れなき矛槍兵/Fearless Halberdier]]||2R||3/2||[[人間]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[激情の猛竜/Frenzied Raptor]]||2R||4/2||[[恐竜]]||○<br />
|-<br />
|[[オナッケのオーガ/Onakke Ogre]]||2R||4/2||[[オーガ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur]]||1RR||2/3||[[ミノタウルス]]||○<br />
|-<br />
|[[バルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians]]||1RR||3/2||[[人間]]・[[バーバリアン]]||○<br />
|-<br />
|[[丘巨人/Hill Giant]]||3R||3/3||[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[Tor Giant]]||3R||3/3||[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[オーガの戦士/Ogre Warrior]]||3R||3/3||[[オーガ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[蛮族の大軍/Barbarian Horde]]||3R||3/3||[[人間]]・[[バーバリアン]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[野生のジョーヴァル/Wild Jhovall]]||3R||3/3||[[猫]]||○<br />
|-<br />
|[[峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur]]||3R||3/3||[[ミノタウルス]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ラガークトカゲ/Lagac Lizard]]||3R||3/3||[[トカゲ]]||○<br />
|-<br />
|[[茜の狼/Russet Wolves]]||3R||3/3||[[狼]]||○<br />
|-<br />
|[[ヴィーアシーノの戦士/Viashino Warrior]]||3R||4/2||[[ヴィーアシーノ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[トカゲ人間の戦士/Lizard Warrior]]||3R||4/2||[[トカゲ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[不治のオーガ/Incurable Ogre]]||3R||5/1||[[オーガ]]・[[ミュータント]]||○<br />
|-<br />
|[[暴れ玉石/Cobblebrute]]||3R||5/2||[[エレメンタル]]||○<br />
|-<br />
|[[巨体の悪魔/Hulking Devil]]||3R||5/2||[[デビル]]||○<br />
|-<br />
|[[博覧会場の恐怖/Terror of the Fairgrounds]]||3R||5/2||[[グレムリン]]||○<br />
|-<br />
|[[ハイランドの巨人/Highland Giant]]||2RR||3/4||[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[ハイエナの群れ/Hyena Pack]]||2RR||3/4||[[ハイエナ]]||○<br />
|-<br />
|[[オラーズカの猛竜/Orazca Raptor]]||2RR||3/4||[[恐竜]]||〇<br />
|-<br />
|[[低地の巨人/Lowland Giant]]||2RR||4/3||[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[髑髏砕きの巨人/Shatterskull Giant]]||2RR||4/3||[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[オーガの抵抗者/Ogre Resister]]||2RR||4/3||[[オーガ]]||○<br />
|-<br />
|[[国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur]]||2RR||4/3||[[ミノタウルス]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[山頂をうろつくもの/Summit Prowler]]||2RR||4/3||[[イエティ]]||○<br />
|-<br />
|[[一つ目峠のサイクロプス/Cyclops of One-Eyed Pass]]||2RR||5/2||[[サイクロプス]]||○<br />
|-<br />
|[[岩滓の精霊/Scoria Elemental]]||4R||6/1||[[エレメンタル]]||<br />
|-<br />
|[[怒れるポルターガイスト/Raging Poltergeist]]||4R||6/1||[[スピリット]]||<br />
|-<br />
|[[黒曜石の巨人/Obsidian Giant]]||4R||4/4||[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[フォモーリの遊牧の民/Fomori Nomad]]||4R||4/4||[[ノーマッド]]・[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[骨砕きの巨人/Bonebreaker Giant]]||4R||4/4||[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[ラスヌーの帆背びれ/Lathnu Sailback]]||4R||5/4||[[トカゲ]]||○<br />
|-<br />
|[[大地の精霊/Earth Elemental]]||3RR||4/5||[[エレメンタル]]||○<br />
|-<br />
|[[霜の大峨/Frost Ogre]]||3RR||5/3||[[オーガ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[炎の精霊/Fire Elemental]]||3RR||5/4||[[エレメンタル]]||○<br />
|-<br />
|[[ニクス生まれの粗暴者/Nyxborn Brute]]||3RR||7/3||([[エンチャント]])[[サイクロプス]]||<br />
|-<br />
|[[斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant]]||4RR||6/4||[[巨人]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[炎生まれのバイロン/Flameborn Viron]]||4RR||6/4||[[昆虫]]||○<br />
|-<br />
|[[訓練されたオーグ/Trained Orgg]]||6R||6/6||[[オーグ]]||○<br />
|-<br />
|[[無限の精霊/Infinity Elemental]]||4RRR||[[無限|∞]]/5||[[エレメンタル]]||<br />
|}<br />
<br />
==緑==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||クリーチャー・タイプ||上位互換<br />
|-<br />
|[[柳のエルフ/Willow Elf]]||G||1/1||[[エルフ]]||○<br />
|-<br />
|[[ノーウッドのレインジャー/Norwood Ranger]]||G||1/2||[[エルフ]]・[[スカウト]]||○<br />
|-<br />
|[[訓練された野犬/Trained Jackal]]||G||1/2||[[ジャッカル]]||○<br />
|-<br />
|[[森林地帯のドルイド/Woodland Druid]]||G||1/2||[[人間]]・[[ドルイド]]||○<br />
|-<br />
|'''[[知りたがりの二人/Curious Pair]]'''||1G||1/3||[[人間]]・[[農民]]||<br />
|-<br />
|[[灰色熊/Grizzly Bears]]||1G||2/2||[[熊]]||○<br />
|-<br />
|[[Barbary Apes]]||1G||2/2||[[類人猿]]||○<br />
|-<br />
|[[Balduvian Bears]]||1G||2/2||[[熊]]||○<br />
|-<br />
|[[仔熊/Bear Cub]]||1G||2/2||[[熊]]||○<br />
|-<br />
|[[森の熊/Forest Bear]]||1G||2/2||[[熊]]||○<br />
|-<br />
|[[シーリアのエルフ/Cylian Elf]]||1G||2/2||[[エルフ]]・[[スカウト]]||○<br />
|-<br />
|[[ルーン爪の熊/Runeclaw Bear]]||1G||2/2||[[熊]]||○<br />
|-<br />
|[[地形の精霊/Terrain Elemental]]||1G||3/2||[[エレメンタル]]||○<br />
|-<br />
|[[エルフの戦士/Elvish Warrior]]||GG||2/3||[[エルフ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur]]||GG||3/2||[[ケンタウルス]]・[[戦士]]|||○<br />
|-<br />
|[[カロニアの大牙獣/Kalonian Tusker]]||GG||3/3||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[コロッソドンの一年仔/Colossodon Yearling]]||2G||2/4||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[有刺カローク/Spined Karok]]||2G||2/4||[[クロコダイル]]||○<br />
|-<br />
|[[ゴリラの戦士/Gorilla Warrior]]||2G||3/2||[[類人猿]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ネシアンの狩猟者/Nessian Courser]]||2G||3/3||[[ケンタウルス]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser]]||2G||3/3||[[ケンタウルス]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[侵略ナーガ/Harrier Naga]]||2G||3/3||[[ナーガ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ムラーサの粗暴者/Murasa Brute]]||2G||3/3||[[トロール]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[エルフのレインジャー/Elvish Ranger]]||2G||4/1||[[エルフ]]||○<br />
|-<br />
|[[高山の灰色熊/Alpine Grizzly]]||2G||4/2||[[熊]]||○<br />
|-<br />
|[[オラーズカの襞背/Orazca Frillback]]||2G||4/2||[[恐竜]]||○<br />
|-<br />
|[[訓練されたアーモドン/Trained Armodon]]||1GG||3/3||[[象]]||○<br />
|-<br />
|[[節くれ塊/Gnarled Mass]]||1GG||3/3||[[スピリット]]||○<br />
|-<br />
|[[皮背のベイロス/Leatherback Baloth]]||GGG||4/5||[[ビースト]]||<br />
|-<br />
|[[ナナカマドのツリーフォーク/Rowan Treefolk]]||3G||3/4||[[ツリーフォーク]]||○<br />
|-<br />
|[[南蛮の象/Southern Elephant]]||3G||3/4||[[象]]||○<br />
|-<br />
|'''[[ギャレンブリグの木工師/Garenbrig Carver]]'''||3G||3/2||[[人間]]・[[戦士]]||<br />
|-<br />
|[[斧折りの獣/Axebane Beast]]||3G||3/4||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[金色熊/Golden Bear]]||3G||4/3||[[熊]]||○<br />
|-<br />
|[[聖鐘の僧団/Order of the Sacred Bell]]||3G||4/3||[[人間]]・[[モンク]]||○<br />
|-<br />
|[[イラクサ豚/Nettle Swine]]||3G||4/3||[[猪]]||○<br />
|-<br />
|[[血統絶やしのワーム/Broodhunter Wurm]]||3G||4/3||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[野生の角獣/Wild Ceratok]]||3G||4/3||[[サイ]]||○<br />
|-<br />
|[[轟くベイロス/Rumbling Baloth]]||2GG||4/4||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[Ferocious Zheng]]||2GG||4/4||[[猫]]・[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolk]]||4G||3/5||[[ツリーフォーク]]||○<br />
|-<br />
|[[ネーマの沈泥潜み/Nema Siltlurker]]||4G||3/5||[[トカゲ]]||○<br />
|-<br />
|[[ダークウッドの猪/Durkwood Boars]]||4G||4/4||[[猪]]||○<br />
|-<br />
|[[レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk]]||4G||3/6||[[ツリーフォーク]]||○<br />
|-<br />
|[[腐敗したヒストリクス/Rotted Hystrix]]||4G||3/6||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[板金鎧のワーム/Plated Wurm]]||4G||4/5||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[ブランチウッド・ツリーフォーク/Blanchwood Treefolk]]||4G||4/5||[[ツリーフォーク]]||○<br />
|-<br />
|[[孟獲の大軍/Meng Huo's Horde]]||4G||4/5||[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[茨隠れの狼/Thornhide Wolves]]||4G||4/5||[[狼]]||○<br />
|-<br />
|[[針刺ワーム/Spined Wurm]]||4G||5/4||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[残忍なクルショク/Feral Krushok]]||4G||5/4||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[豹の戦士/Panther Warriors]]||4G||6/3||[[猫]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[フィーリーズ団のケンタウルス/Pheres-Band Centaurs]]||4G||3/7||[[ケンタウルス]]・[[戦士]]||<br />
|-<br />
|[[巨大百足/Colossapede]]||4G||5/5||[[昆虫]]||○<br />
|-<br />
|[[灰毛の先導/Grizzled Outrider]]||4G||5/5||エルフ・戦士||○<br />
|-<br />
|[[ガラクの血まみれ角/Garruk's Gorehorn]]||4G||7/3||[[ビースト]]||<br />
|-<br />
|[[苔の怪物/Moss Monster]]||3GG||3/6||[[エレメンタル]]||○<br />
|-<br />
|[[シルバーバック/Silverback Ape]]||3GG||5/5||[[類人猿]]||○<br />
|-<br />
|[[ホロウヘンジの獣/Hollowhenge Beast]]||3GG||5/5||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[ギガントサウルス/Gigantosaurus]]||GGGGG||10/10||[[恐竜]]||<br />
|-<br />
|[[棘状歯のワーム/Barbtooth Wurm]]||5G||6/4||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|'''[[チューインベイルのツリーフォーク/Tuinvale Treefolk]]'''||5G||6/5||[[ツリーフォーク]]・[[ドルイド]]||<br />
|-<br />
|[[巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger]]||5G||5/6||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[大喰らいのワーム/Craw Wurm]]||4GG||6/4||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax]]||4GG||6/5||[[恐竜]]・[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[大牙コロッソドン/Tusked Colossodon]]||4GG||6/5||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[梢喰らい/Canopy Gorger]]||4GG||6/5||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[僧帽地帯をうろつくもの/Cowl Prowler]]||4GG||6/6||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[始源のワーム/Primordial Wurm]]||4GG||7/6||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[貪爪/Vorstclaw]]||4GG||7/7||[[エレメンタル]]・[[ホラー]]||○<br />
|-<br />
|[[赤子捕らえ/Kindercatch]]||3GGG||6/6||[[スピリット]]||○<br />
|-<br />
|[[ニクス生まれの巨人/Nyxborn Colossus]]||3GGG||6/7||([[エンチャント]])[[巨人]]||<br />
|-<br />
|[[斧折りの雄鹿/Axebane Stag]]||6G||6/7||[[大鹿]]||○<br />
|-<br />
|[[鞭尾のワーム/Whiptail Wurm]]||6G||8/5||[[ワーム]]||<br />
|-<br />
|[[超大なベイロス/Enormous Baloth]]||6G||7/7||[[ビースト]]||○<br />
|-<br />
|[[襞金屑ワーム/Quilled Slagwurm]]||4GGG||8/8||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]||7G||7/6||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[古代ブロントドン/Ancient Brontodon]]||6GG||9/9||[[恐竜]]||<br />
|}<br />
<br />
<br />
==多色==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||クリーチャー・タイプ||上位互換<br />
|-<br />
|[[トバイアス・アンドリオン/Tobias Andrion]]||3WU||4/4||([[伝説の]])[[人間]]・[[アドバイザー]]||○<br />
|-<br />
|[[Kasimir the Lone Wolf]]||4WU||5/3||([[伝説の]])[[人間]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen]]||4WWU||5/5||([[伝説の]])[[猫]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[シヴィトリ・スカーザム/Sivitri Scarzam]]||5UB||6/4||([[伝説の]])[[人間]]||○<br />
|-<br />
|[[Lady Orca]]||5BR||7/4||([[伝説の]])[[デーモン]]||<br />
|-<br />
|[[Barktooth Warbeard]]||4BRR||6/5||([[伝説の]])[[人間]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[Scarwood Goblins]]||RG||2/2||[[ゴブリン]]||○<br />
|-<br />
|[[ロウクスの粗暴者/Rhox Brute]]||2RG||4/4||[[サイ]]・[[戦士]]||○<br />
|-<br />
|[[通り砕きのワーム/Streetbreaker Wurm]]||3RG||6/4||[[ワーム]]||○<br />
|-<br />
|[[The Lady of the Mountain]]||4RG||5/5||([[伝説の]])[[巨人]]||○<br />
|-<br />
|[[破滅のワーム/Ruination Wurm]]||4RG||7/6||[[ワーム]]||<br />
|-<br />
|[[Jerrard of the Closed Fist]]||3RGG||6/5||([[伝説の]])[[人間]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[土引きずりの巨人/Loamdragger Giant]]||4(R/G)(R/G)(R/G)||7/6||[[巨人]]・[[戦士]]||<br />
|-<br />
|[[灰色のレオトー/Grizzled Leotau]]||GW||1/5||[[猫]]||<br />
|-<br />
|[[番狼/Watchwolf]]||GW||3/3||[[狼]]||○<br />
|-<br />
|[[年老いた恐樹皮/Old Ghastbark]]||3(G/W)(G/W)||3/6||[[ツリーフォーク]]・[[戦士]]||<br />
|-<br />
|[[ジャスミン・ボリアル/Jasmine Boreal]]||3GW||4/5||([[伝説の]])[[人間]]||○<br />
|-<br />
|[[鎧の狼乗り/Armored Wolf-Rider]]||3GW||4/6||[[エルフ]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[Sir Shandlar of Eberyn]]||4GW||4/7||([[伝説の]])[[人間]]・[[騎士]]||○<br />
|-<br />
|[[Torsten Von Ursus]]||3GGW||5/5||([[伝説の]])[[人間]]・[[兵士]]||○<br />
|-<br />
|[[ゴルガリの長脚/Golgari Longlegs]]||3(B/G)(B/G)||5/4||[[昆虫]]||<br />
|-<br />
|[[長毛のソクター/Woolly Thoctar]]||RGW||5/4||[[ビースト]]||<br />
|-<br />
|[[融合の精霊/Fusion Elemental]]||WUBRG||8/8||[[エレメンタル]]||<br />
|}<br />
<br />
==無色==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||クリーチャー・タイプ||上位互換<br />
|-<br />
|-<br />
|[[メムナイト/Memnite]]||0||1/1||[[構築物]]||<br />
|-<br />
|[[ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker]]||0||0/3||[[構築物]]||<br />
|-<br />
|[[メタリック・スリヴァー/Metallic Sliver]]||1||1/1||[[スリヴァー]]||○<br />
|-<br />
|[[氷皮ゴーレム/Icehide Golem]]||[[氷雪マナ|氷]]||2/2||[[ゴーレム]]||<br />
|-<br />
|[[後陣のマイア/Omega Myr]]||2||1/2||[[マイア]]||○<br />
|-<br />
|[[先陣のマイア/Alpha Myr]]||2||2/1||[[マイア]]||○<br />
|-<br />
|[[青銅の黒貂/Bronze Sable]]||2||2/1||[[黒貂]]||○<br />
|-<br />
|[[耕地這い/Field Creeper ]]||2||2/1||[[カカシ]]||○<br />
|-<br />
|[[枝細工の魔女/Wicker Witch]]||3||3/1||[[カカシ]]||○<br />
|-<br />
|[[石造りのピューマ/Stonework Puma]]||3||2/2||[[猫]]・[[同盟者]]||○<br />
|-<br />
|[[スリヴァー構築物/Sliver Construct]]||3||2/2||[[スリヴァー]]・[[構築物]]||○<br />
|-<br />
|[[金色の歩哨/Gilded Sentinel]]||4||3/3||[[ゴーレム]]||○<br />
|-<br />
|[[ヴェンセールのスリヴァー/Venser's Sliver]]||5||3/3||[[スリヴァー]]||○<br />
|-<br />
|[[石のゴーレム/Stone Golem]]||5||4/4||[[ゴーレム]]||○<br />
|-<br />
|[[ガラスのゴーレム/Glass Golem]]||5||6/2||[[ゴーレム]]||<br />
|-<br />
|[[拳闘構築物/Prizefighter Construct]]||5||6/2||[[構築物]]||<br />
|-<br />
|[[ファイレクシアの大男/Phyrexian Hulk]]||6||5/4||[[ゴーレム]]||○<br />
|-<br />
|[[黒曜石のゴーレム/Obsianus Golem]]||6||4/6||[[ゴーレム]]||○<br />
|-<br />
|[[剃刀ヶ原の打つもの/Razorfield Thresher]]||7||6/4||[[構築物]]||○<br />
|-<br />
|[[六角板のゴーレム/Hexplate Golem]]||7||5/7||[[ゴーレム]]||○<br />
|}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[バニラ]]<br />
*[[機能別カードリスト]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89/Jade_Orb_of_Dragonkind
ジェイド・オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Jade Orb of Dragonkind
2022-08-18T06:49:41Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Jade Orb of Dragonkind}}<br />
<br />
[[緑]]のオーブ・オヴ・ドラゴンカインドは[[強化]]と一時的な[[呪禁]]の付与を行う。[[蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil]]を纏った状態で出ると言えば分かりやすい。<br />
<br />
[[重い]][[ドラゴン]]がすぐさま[[除去]]されて[[テンポ]]を損失するのを防ぐことができる。[[カーネリアン・オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Carnelian Orb of Dragonkind]]などの[[速攻]]付与手段と併用すると呪禁が残っている間に[[攻撃]]できるため、攻撃[[誘発]]や[[サボタージュ能力]]持ちのドラゴンの信頼性が大きく上がる。<br />
<br />
*呪禁が消えるのは「次のあなたのターン」なので、[[インスタント]]だけではなく[[ソーサリー・タイミング]]の対象除去も防げる。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートのオーブ・オヴ・ドラゴンカインド}}<br />
==参考==<br />
*[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]]<br />
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89/Jade_Orb_of_Dragonkind
ジェイド・オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Jade Orb of Dragonkind
2022-08-18T06:45:19Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Jade Orb of Dragonkind}}<br />
<br />
[[緑]]のオーブ・オヴ・ドラゴンカインドは[[強化]]と一時的な[[呪禁]]の付与を行う。[[蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil]]を纏った状態で出ると言えば分かりやすい。<br />
<br />
[[重い]][[ドラゴン]]がすぐさま[[除去]]されて[[テンポ]]を損失するのを防ぐことができる。[[カーネリアン・オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Carnelian Orb of Dragonkind]]などの[[速攻]]付与手段と併用すると呪禁が残っている間に[[攻撃]]できるため、攻撃[[誘発]]や[[サボタージュ能力]]持ちのドラゴンの信頼性が大きく上がる。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートのオーブ・オヴ・ドラゴンカインド}}<br />
==参考==<br />
*[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]]<br />
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%88%A6%E6%85%84%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0/Dread_Linnorm
戦慄のリノーム/Dread Linnorm
2022-08-18T06:38:09Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Dread Linnorm}}<br />
<br />
[[威圧]]の上位版のような[[回避能力]]を持った[[当事者カード]]の[[蛇]]・[[ドラゴン]]。[[出来事]]は[[力の噴出/Burst of Strength]]+[[蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil]]。<br />
<br />
[[リミテッド]]では出来事が[[コンバット・トリック]]として優秀で、[[クリーチャー]]も[[フィニッシャー]]級の性能を持つため、[[コモン]]としては総合力の高い一枚。しかし本体・出来事ともに相応に[[重い]]ため、[[マナ]]の伸びる[[デッキ]]に採用したいところ。[[ジェイド・オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Jade Orb of Dragonkind]]の[[サイクル]]は[[マナ加速]]に加えドラゴンであるため追加効果も発生させられるので好相性と言えよう。<br />
<br />
*同[[セット]]には同様の回避能力を与える[[騎兵の鞍/Saddle of the Cavalier]]も収録されている。<br />
*類似カードに[[チューインベイルのツリーフォーク/Tuinvale Treefolk]]がある。そちらは本体のコストが1[[軽い]]反面、他の性能が(6/5[[バニラ]]&出来事も[[呪禁]]抜きの[[ソーサリー]]と)軒並み劣っている。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[コモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%83%A8%E5%8A%87%E3%81%AE%E8%A8%98%E6%86%B6/Haunting_Misery
惨劇の記憶/Haunting Misery
2022-08-16T15:35:41Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Haunting Misery}}<br />
[[ウェザーライト]]に多数収録された、[[墓地]]の[[クリーチャー]]・[[カード]]を[[リソース]]として活用する1枚。[[ウィニー]][[デッキ]]では終盤墓地に5枚以上のクリーチャー・カードが落ちていることも珍しくないので、[[エンドカード]]として充分な性能を有する。(→[[ハーミットミザリー]])<br />
<br />
とはいえ、[[ミラージュ・ブロック]](特に[[ウェザーライト]])には[[墓石の階段/Tombstone Stairwell]]や[[ネクロエイトグ/Necratog]]などの、墓地を活用する優良なカードが他にもいくつかあったため、あまり採用されることはなかった(ネクロエイトグと同じ[[マナ・コスト]]であったが、ネクロエイトグの方が採用されることが多かった。「いつ[[引く|引いて]]も使える」「墓地を消費する枚数を状況にあわせて調整できる」「自身が墓地の[[肥やす|肥やし]]になる」などのメリットがあったためであろう)。<br />
<br />
[[エクステンデッド]]の[[波動機リアニメイト]]で[[生ける屍/Living Death]]の代わりに用いられることもある。3マナと[[軽い]]上に、生ける屍の「[[召喚酔い]]のため決着は次の[[ターン]]になる」というタイムラグの弱点がなくなるため、相性が良い。そのかわり、[[対戦相手]]を倒すためには最低20枚のクリーチャー・カードを墓地に置く必要がある。<br />
<br />
==関連カード==<br />
*同セットの[[花の冠/Blossoming Wreath]]とは対になっている。<br />
*墓地でなく[[戦場]]のクリーチャー数を数えると[[暴徒の正義/Mob Justice]]になる。<br />
*墓地のクリーチャー枚数によって[[P/T]]が強化されるクリーチャーは[[ルアゴイフ]]の項を参照。<br />
<br />
===類似カード===<br />
あなたの墓地のカードの枚数や種類などを参照する[[バーン]]系カード。特記しない限り、[[追加コスト]]による墓地からの追放は不要で、対戦相手の墓地は参照しない。<br />
*[[魂の悲鳴/Soulshriek]] - (黒)[[インスタント]]。あなたのクリーチャー1体を対象に+X/+0[[修整]]。Xはクリーチャー枚数。[[終了ステップ]]に対象を[[生け贄に捧げる]]。([[ミラージュ]])<br />
**[[食屍鬼の饗宴/Ghoul's Feast]] - (1)(黒)になり生け贄が不要になった魂の悲鳴。([[メルカディアン・マスクス]])<br />
**[[情け知らずのガラク/Garruk Relentless]] - (3)(緑)[[変身]]する[[プレインズウォーカー]]の[[第2面]]。-3[[忠誠度能力]]が+X/+X修整と[[トランプル]]も付く全体版食屍鬼の饗宴。([[イニストラード]])<br />
**[[倒れた者からの力/Strength from the Fallen]] - (1)(緑)[[エンチャント]]。[[星座]]能力で+X/+X修整の食屍鬼の饗宴が[[誘発]]。([[ニクスへの旅]])<br />
**[[感情化粧師/Moodmark Painter]] - (2)(黒)(黒)クリーチャーの[[ETB]]能力。[[威迫]]も付与する食屍鬼の饗宴。([[ラヴニカのギルド]])<br />
**[[活胞子ワーム/Vigorspore Wurm]] - (5)(緑)クリーチャーのETB能力。+X/+X修整で[[警戒]]も付与する食屍鬼の饗宴。(ラヴニカのギルド)<br />
*[[恐ろしい死/Ghastly Demise]] - (黒)インスタント。[[タフネス]]がX以下で[[黒]]でない対象クリーチャーを[[破壊]]。Xはカード・タイプ問わず墓地の全枚数。([[オデッセイ]])<br />
**[[収穫の火/Harvest Pyre]] - (1)(赤)インスタント。対象クリーチャーにX点[[ダメージ]]。Xはカード・タイプ問わず追加コストで追放した墓地の枚数。(イニストラード)<br />
**[[華やかな葬送/Festive Funeral]] - (4)(黒)インスタント。対象に-X/-X修整。Xはカード・タイプ問わず墓地の全枚数。([[エルドレインの王権]])<br />
**[[死者を目覚めさせる者、リリアナ/Liliana, Waker of the Dead]] - (2)(黒)(黒)プレインズウォーカーの-3忠誠度能力が華やかな葬送。([[基本セット2021]])<br />
*[[一時的狂気/Temporary Insanity]] - (3)(赤)インスタント。[[パワー]]がX未満のクリーチャー1体に[[速攻]]を付与しをターン終了時まで[[コントロール]]奪う。Xはカード・タイプ問わず墓地の全枚数。([[トーメント]])<br />
*[[つきまとう寒け/Chill Haunting]] - (1)(黒)インスタント。対象に-X/-X修整。Xは追加コストで追放したクリーチャー枚数。([[スカージ]])<br />
**[[壊死性の傷/Necrotic Wound]] - (黒)インスタント。追加コストによる追放が不要かつ、対象が[[死亡]]するなら追放する、つきまとう寒けの[[上位互換]]。(ラヴニカのギルド)<br />
*[[死の報い/Dead Reckoning]] - (1)(黒)(黒)。対象クリーチャーにX点ダメージ。Xはこれによってあなたが[[ライブラリーの一番上]]に戻したクリーチャー1枚のパワー数。([[ワールドウェイク]])<br />
**[[死体の突進/Corpse Lunge]] - (2)(黒)インスタント。対象クリーチャーにX点ダメージ。Xは追加コストで追放したクリーチャー1枚のパワー数。(イニストラード)<br />
**[[モルグの噴出/Morgue Burst]] - (4)(黒)(赤)[[ソーサリー]]。[[任意の対象]]にX点ダメージ。Xはこれによって[[手札]]に戻した墓地のクリーチャー1枚のパワー数。([[ドラゴンの迷路]])<br />
**[[死体の爆発/Corpse Explosion]] - (1)(黒)(赤)ソーサリー。X点の[[全体火力]]。Xは追加コストで追放したクリーチャー1枚のパワー数。([[ニューカペナの街角]])<br />
*[[屑鉄場の斉射/Scrapyard Salvo]] - (1)(赤)(赤)ソーサリー。プレイヤーかプレインズウォーカーにX点ダメージ。Xは[[アーティファクト]]枚数。([[新たなるファイレクシア]])<br />
**[[金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher]] - (2)(黒)[[共闘]]クリーチャー。攻撃時に手札を1枚[[捨てる]]と対象に-X/-X修整。Xは戦場と墓地のアーティファクト数合計。([[統率者レジェンズ]])<br />
*[[復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth]] - (4)(赤)(緑)ソーサリー。任意の対象にX点ダメージ。Xはこれによって手札に戻した墓地のカード1枚の[[マナ総量]]。([[アラーラ再誕]])<br />
**[[火山の幻視/Volcanic Vision]] - (5)(赤)(赤)ソーサリー。対戦相手の各クリーチャーにX点ダメージ。Xはこれによって手札に戻したインスタントかソーサリーのマナ総量。([[タルキール龍紀伝]])<br />
**[[ドラゴンの介入/Draconic Intervention]] - (2)(赤)(赤)。[[ドラゴン]]を除く各クリーチャーにX点ダメージ。Xは追加コストで追放したインスタントかソーサリーのマナ総量。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])<br />
*[[汚濁まみれ/Drown in Filth]] - (黒)(緑)ソーサリー。対象に-X/-X修整。Xは[[土地]]の枚数。先に[[切削]]4を行う。(ドラゴンの迷路)<br />
**[[破滅の暴徒/Ruination Rioter]] - (赤)(緑)クリーチャーの[[PIG]]能力。任意の対象にX点ダメージ。Xは土地の枚数。([[モダンホライゾン]])<br />
*[[モーギスの悪意/Spite of Mogis]] - (赤)ソーサリー。クリーチャー1体にX点ダメージ。Xは[[インスタント]]か[[ソーサリー]]の枚数。[[占術]]1付き。(ニクスへの旅)<br />
**[[戦炎の投槍手/Warfire Javelineer]] - (3)(赤)クリーチャーのETB能力。占術のないモーギスの悪意。([[アモンケット]])<br />
**[[標の稲妻/Beacon Bolt]] - (1)(青)(赤)[[再活]]ソーサリー。占術のないモーギスの悪意。追放領域も数える。(ラヴニカのギルド)<br />
**[[雷猛竜の襲撃/Blitz of the Thunder-Raptor]] - (1)(赤)インスタント。プレインズウォーカーも対象にできる、占術のないモーギスの悪意。対象が死亡するなら追放される。([[イコリア:巨獣の棲処]])<br />
*[[墓刃の匪賊/Graveblade Marauder]] - (2)(黒)クリーチャーの[[サボタージュ能力]]。[[防御プレイヤー]]へX点のライフロス。Xはクリーチャー枚数。([[マジック・オリジン]])<br />
*[[ロッテスの巨人/Lotleth Giant]] - (6)(黒)クリーチャーのETB能力。対戦相手1人にX点ダメージ。Xはクリーチャー枚数。(ラヴニカのギルド)<br />
*[[クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner]] - (1)(緑)クリーチャーのETB能力。自身に+X/+0修整しつつ[[飛行]]クリーチャーと[[格闘]]する。Xはクリーチャー枚数。(ラヴニカのギルド)<br />
*[[飢餓の潮流、グリスト/Grist, the Hunger Tide]] - (1)(黒)(緑)プレインズウォーカーの-5忠誠度能力。各対戦相手がX点ライフロス。Xはクリーチャー枚数。([[モダンホライゾン2]])<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[コモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF/Vadrik
ヴァドリック/Vadrik
2022-08-16T14:26:36Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>'''ヴァドリック'''/''Vadrik''は[[イニストラード:真夜中の狩り]]のキャラクター。[[カード]]としてはイニストラード:真夜中の狩りの[[星の大魔導師、ヴァドリック/Vadrik, Astral Archmage]]が初出。<br />
<br />
==解説==<br />
[[イニストラード/Innistrad]]に住む[[人間/Human#イニストラード|人間/Human]]の星術師/Astronomancer。男性。浅黒い肌にスキンヘッドの頭部を持つ({{Gatherer|id=536625|イラスト1}}、{{Gatherer|id=538592|イラスト2}})。<br />
<br />
[[ネファリア/Nephalia]]のヴァドリックは広く尊敬を集める星術師だ。月の動きに関する彼の研究は、イニストラードの人々に大きな恩恵をもたらすと証明されてきた。月についての知識が増加することは、[[狼男/Werewolf|人狼/Werewolf]]に対しての防護が強化されることを意味するからだ。ヴァドリックの専門分野は天体だが、その一方で彼はアマチュアの芸術家でもある。彼の手描きの星図は、この[[次元/Plane]]全土の旅人たちの間でよく見られる。彼は同性の配偶者、[[ヘイリン/Hailin]]のいる快適な自宅で星図を描くことを好むが、古き友[[ジェンリク/Jenrik]]を偲んで野外にも出向く。<br />
<br />
*日英ともに名前が[[ヴァドロック/Vadrok]]に似ている。混同に注意。<br />
*永遠の夜バージョン(モノクロ)では、星の配置とあいまってスキンヘッドではなくアフロに誤認される。<br />
<br />
==経歴==<br />
===目が、全ての目が/His Eyes, All of Them===<br />
殺人事件の調査のため、ヴァドリックはネファリアの自宅を遠く離れ、[[ケッシグ/Kessig]]州の農村[[ケッシグ/Kessig#地理|ラムホルト/Lambholt]]にやってきた。村の集会所にて、ヴァドリックは怪物殺しとして名高い[[レム・カロラス/Rem Karolus]]と出会った。その尊大で傲慢な態度は気に入らなかったが、目的が同じである以上は協力せざるを得なかった。<br />
<br />
集会所の老女たちは事件のあらましを説明した。最初にいなくなったのは[[アリノス/Arinos]]という農夫だ。次にアリノスと口論していたこの村で一番の金持ち、[[ダイン・サルヴァシー/Dein Salvasi]]も死んだ。その後も失踪と死体発見が相次いでいると。そして年長の老女たちは言った。これは[[狼男/Werewolf|人狼/Werewolf]]などではなく、[[年経た枝指/Old Stickfingers (ストーリー)|年経た枝指/Old Stickfingers]]の仕業だと。その直後、集会所に報せが入った。更なる犠牲者が出たのだ。<br />
<br />
犠牲者の死体を前に、ヴァドリックは星々から力を引き出して編み上げ、追跡呪文へと変えた(ついでに、自分に不遜な命令をするレムの口を魔法で閉じるのも忘れなかった)。彼はレムとともに、浮かび上がった犯人の足跡を追った。だが二人は背後から襲われた。それはまさに年経た枝指、枝のような指と多数の目を持つ怪物だった。レムは剣で、ヴァドリックは魔法で攻撃し、攻防の末に枝指は姿を消した。倒していないのは明白だった。ヴァドリックはレムに礼を言った。<br />
<br />
集会所に戻ると、そこにはアリノスの娘、[[アリオーサ/Ariosa]]がいた。彼女にいくつか質問をし、ヴァドリックは仮説を組み立てた。サルヴァシーがアリノスを脅し、借金のかたに土地と娘を奪おうとした。追い詰められたアリノスは古の怪物を召喚したが、結局はサルヴァシーともどもその怪物に殺されてしまったのだろう。そしてヴァドリックはレムとともに、こっそりとアリオーサの家へ向かった。その中には枝指にそっくりな木製のモビールがあった。ヴァドリックはモビールに昨夜の戦闘で採取した枝指の白い血を振りかけ、それを踏み潰した。枝指の悲鳴が上がり、これで万事解決したと思われた。だがその夜、すっかり打ち解けて乾杯する二人を尻目に、無情にも村の鐘が鳴った。<br />
<br />
村人たちは口々に言った、壁の中にまで侵入してきた枝指を見たと。ヴァドリックは悟った、自分は枝指を始末したのではなく、解放してしまったのだ。彼は老女から、枝指は「暖炉の霊」――つまり殺すのではなく護る存在であると聞き、仮説を修正した。アリノスは枝指への生け贄としてヤギを捧げたが、サルヴァシーがそのヤギを盗んだ。召喚されながらも護るべき対象を知らない枝指は、アリノス自身を侵入者として殺した。アリノスは昔もっと広い土地を持っていたため、離れた場所でも次々と殺人が起きたのだ。<br />
<br />
ヴァドリックはアリオーサとともに、彼女の家で儀式に臨んだ。アリオーサはモビールを修復し、その場に現れた枝指にヤギを捧げ、自分が願わないかぎり誰も傷つけないよう頼んだ。彼女が予想以上に召喚魔法に詳しいことに、ヴァドリックは驚いた。枝指はヤギを連れて去った。今度こそ、事態は解決した。<br />
<br />
レムと別れの言葉を交わし、ヴァドリックは帰途に就いた。だが彼は考え続けていた。アリオーサには不審な点がいくつもあった――何より、なぜアリオーサは枝指に殺されなかったのだろう?<br />
<br />
==登場==<br />
===登場カード===<br />
*[[星の大魔導師、ヴァドリック/Vadrik, Astral Archmage]]<br />
<br />
===登場作品・登場記事===<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/planeswalkers-guide-innistrad-midnight-hunt-2021-09-09 Planeswalker's Guide to Innistrad: Midnight Hunt]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035418/ プレインズウォーカーのための『イニストラード:真夜中の狩り』案内](Feature [[2021年]]9月9日 [[Doug Beyer]] and [[Ari Zirulnik]]著、名前のみ)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/new-legends-innistrad-midnight-hunt-2021-09-16 The New Legends of Innistrad: Midnight Hunt]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035455/ 『イニストラード:真夜中の狩り』の伝説たち 新規編](Feature 2021年9月16日 Ari Zirulnik and [[Grace Fong]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/his-eyes-all-them-2021-09-17 His Eyes, All of Them]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035435/ サイドストーリー第3話:目が、全ての目が](Magic Story 2021年9月17日 [[Margaret Killjoy]]著)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[背景世界/ストーリー用語]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%96%80/Gate_to_Seatower
シータワー地区への門/Gate to Seatower
2022-08-16T12:04:19Z
<p>60.36.122.53: コピペミスを修整</p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Gate to Seatower / シータワー地区への門<br />
|タイプ=土地 — 島(Island) 門(Gate)<br />
|カードテキスト=((T):(青)を加える。)<br>シータワー地区への門はタップ状態で戦場に出る。<br>(3)(青),(T):土地でないカード1枚を抽出する。1回しか起動できない。<br />
|Gathererid=574293<br />
|アーティスト=Kamila Szutenberg<br />
|背景=arena}}<br />
<br />
[[アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]]の[[抽出]]能力を持った[[門]]の[[青]]担当。<br />
<br />
基本的な特性・評価については[[砦への門/Gate to the Citadel]]を参照。<br />
<br />
*[[イラスト]]は[[海門/Sea Gate]]の流用。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲートのアンコモンの門}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%8B%A9%E3%82%8A%E3%81%AB%E5%87%BA%E3%82%8B%E3%83%93%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3/Vivien_on_the_Hunt
狩りに出るビビアン/Vivien on the Hunt
2022-08-16T11:29:37Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Vivien on the Hunt}}<br />
<br />
[[ニューカペナの街角]]で収録された[[ビビアン]]。[[忠誠度能力]]は[[出産の殻/Birthing Pod]]、[[クリーチャー・カード]]の[[濾過]]、[[クリーチャー]]・[[トークン]]の[[生成]]。<br />
<br />
;+2能力<br />
:[[出産の殻/Birthing Pod]]とほぼ同様の、クリーチャーを1段階[[重い]]クリーチャーに変化させる[[能力]]。<br />
:この[[プレインズウォーカー]]の中核と言える強力な[[サーチ]]能力であり、オリジナルと同様の高い[[シルバーバレット]]性能を誇る。<br />
:クリーチャーの生け贄が[[コスト]]ではなく[[能力]]の一部になっているのは一長一短であり、[[対応して]]の[[除去]]でサーチを妨害されることがあるのは欠点。<br />
:一方、対応して[[封じ込める僧侶/Containment Priest]]を出されても生け贄を取りやめることで無駄にクリーチャーを減らさずに済む、1体もいなくても山札の消耗なしで忠誠度を増やせるなどの利点もある。<br />
<br />
;+1能力<br />
:大規模な[[獣狩り/Beast Hunt]]、あるいは墓地に送る[[暴走の先導/Lead the Stampede]]とも言えるクリーチャー濾過。<br />
:単純に息切れ防止として役立つほか、+2能力の「タネ」用クリーチャーの調達にもなる。<br />
:ただし、これを使うと+2能力で呼び出すことが前提のクリーチャーを[[素引き]]してしまうことがあるという点は留意しておきたい。<br />
:*類似カードと異なり、[[ライブラリー]]から直接[[手札に加える]]のではなく一度[[墓地]]を経由している。そのため[[柳の霊/Willow Geist]]などの[[誘発条件]]を満たす。<br />
<br />
;-1能力<br />
:4/4の[[サイ]]・[[戦士]]([[ロウクス/Rhox (ストーリー)|ロウクス/Rhox]])トークンを[[生成]]する。<br />
:少ない忠誠度消費でそれなりのサイズの自衛戦力を用意できるため、多少の盤面不利でもビビアンを出しやすくしてくれている。<br />
:他の[[能力]]が有効活用しにくい[[リミテッド]]でも、この能力を連打しているだけで十分活躍できる。<br />
<br />
[[重い]]うえに+2能力が単体では機能しないというピーキーさはあれど、一度動き始めた時の強さは出産の殻が示す通り。[[マナ・クリーチャー]]など、これを早出しする手段と+2能力のタネを兼ねられる[[カード]]を用意しておきたい。<br />
<br />
この手の[[サーチカード]]の定石に漏れず、より[[カードプール]]が広い[[フォーマット]]でこそ真価を発揮する。実際に、[[モダン]]ではこのカードを踏み倒せる[[次元縛りの共謀者/Planebound Accomplice]]を起点とした[[コンボデッキ]]『[[ビビアンポッド]]』を生み出した。<br />
<br />
==ルール==<br />
+2能力については[[出産の殻/Birthing Pod#ルール]]を参照。<br />
;+1能力<br />
*[[安らかなる眠り/Rest in Peace]]などの[[置換効果]]で[[ライブラリー]]から[[墓地]]に移動するカードが代わりに[[追放]][[領域]]など[[公開領域]]に移動しても、それらのカードを問題なく手札に加えることができる({{CR|400.7h}})。<br />
==関連カード==<br />
{{キャラクターを表すカード/ビビアン・リード}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
[[ニューカペナ/New Capenna]]で[[テゼレット/Tezzeret]]と出会った'''ビビアン'''/''Vivien''。彼に[[ウラブラスク/Urabrask]]を紹介され、[[エリシュ・ノーン/Elesh Norn]]への叛逆の計画を知る。<br />
<br />
詳細は[[ビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035991/ 『ニューカペナの街角』の言葉 その3]([[Making Magic]] [[2022年]]5月3日 [[Mark Rosewater]]著)<br />
*[[サーチカード]]<br />
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[神話レア]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%A1%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E7%86%B1%E7%8B%82/Mephit%27s_Enthusiasm
メフィットの熱狂/Mephit's Enthusiasm
2022-08-16T11:21:35Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名= Mephit's Enthusiasm / メフィットの熱狂<br />
|コスト=(1)(赤)<br />
|タイプ=ソーサリー<br />
|カードテキスト=クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。メフィットの熱狂はそれに4点のダメージを与える。これにより余剰のダメージを受けるなら、その余剰のダメージを記録する。その後、あなたは「あなたが次にクリーチャー・呪文を唱えたとき、それは+X/+0の修整を永久に受ける。Xはその記録された数値に等しい。」の恩恵を得る。<br />
|アーティスト=Kim Sokol<br />
|Gathererid=574274<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
<br />
[[プレイヤー]]を焼けない2[[マナ]]4点[[ソーサリー]][[火力]]。[[余剰のダメージ]]を次に[[唱えた]][[クリーチャー]]の[[パワー]]として再利用できる。<br />
<br />
デザインとしては[[溶鉄の衝撃/Molten Impact]]に似ている。こちらの長所はクリーチャーのパワーを上乗せすることで、間接的に余剰のダメージを[[対戦相手]]に叩き込めるようになる点。[[修整]]されたクリーチャーが生き残れば1回分のダメージで終わらない点も嬉しい。短所はクリーチャーのパワーという形で利用するため、[[除去]]や[[打ち消し]]を食らえば余剰のダメージが実質消滅してしまう点。[[戦闘]]で一方的に討ち取られたり、重要度の低いクリーチャーで相打ちをとられても実質的に不発と言える。そういった事情もあり修整を与えるクリーチャーは選びたいものだが、次に唱えたクリーチャーに対して勝手に[[誘発]]してしまう点が痛い。強化は[[永久に]]なので[[黒]]や[[緑]]お得意の墓地回収を絡めるのも悪くない。<br />
<br />
前のめりな[[アグロ]][[デッキ]]であれば、[[打点]]を底上げしつつ[[ブロッカー]]を排除できる点を評価して採用できるライン。[[リミテッド]]では言わずもがな強力な[[除去]]手段。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%8E%9F%E5%88%9D%E3%81%AE%E5%9C%9F/Primal_Clay
原初の土/Primal Clay
2022-08-16T10:46:31Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Primal Clay}}<br />
<br />
「[[中堅クリーチャー|中堅]][[地上クリーチャー|地上]]」「[[小型クリーチャー|小型]][[飛行]]」「頑丈な[[壁]]」の3つの姿から1つを選んで[[戦場に出る]]、柔軟性の高い[[アーティファクト・クリーチャー]]。<br />
<br />
どの形態を選んだ場合も、[[無色]]のアーティファクト・クリーチャーとしては悪くない性能。[[有色]]の[[クリーチャー]]に比べると割高だが、柔軟性の代償と思えば仕方ないところ。とはいえ、ある[[デッキ]]に入れたいクリーチャーにはそのデッキに適した傾向があるので、初めから「その[[色]]の中で適切かつ強い」カードを入れていくのがデッキ[[構築]]においては一般的。それらのカードを押しのけるほどに魅力的と判断されることは少なく、採用されることは稀。<br />
<br />
一方、この柔軟性が有効に働く[[環境]]では評価が上がる。[[マスクス・ブロック]]期には[[ブルースカイ]]や[[ブラストダーム/Blastoderm]]など複数の[[デッキタイプ]]に対抗するべく[[メインデッキ]]から採用するデッキもあった。<br />
*[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[多相の戦士]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。<br />
<br />
==関連カード==<br />
*これの[[下位互換]]として[[千年王国のガーゴイル/Millennial Gargoyle]]や[[金色の歩哨/Gilded Sentinel]]などが登場している。<br />
<br />
===類似カード===<br />
戦場に出た後からも臨機応変に変化できるものは[[ウルザの報復者/Urza's Avenger]]の項を参照。<br />
*[[原初のプラズマ/Primal Plasma]] - (3)(青)。[[青]]にカラーシフトした原初の土。([[次元の混乱]])<br />
*[[不気味舞い/Grimdancer]] - (1)(黒)(黒)3/3。戦場に出る際に[[威迫]]、[[絆魂]]、[[接死]]の3種類の[[キーワード・カウンター]]の内2つが乗る。([[イコリア:巨獣の棲処]])<br />
*[[怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate]] - (3)(緑)(緑)[[プレインズウォーカー]]の+1[[忠誠度能力]]。3/3[[トランプル]]か3/3[[警戒]]か3/3[[到達]]の[[トークン]]を[[生成]]。(イコリア:巨獣の棲処)<br />
*[[自然の化身/Wild Shape]] - (緑)[[インスタント]]。対象クリーチャーをターン終了時まで3/3トランプルか1/5到達か1/3[[呪禁]]に変化させる。([[フォーゴトン・レルム探訪]])<br />
*[[古霊招来/Invoke the Ancients]] - (1)(緑)(緑)(緑)(緑)[[ソーサリー]]。4/5トランプルか4/5警戒か4/5到達の[[トークン]]を2体[[生成]]。([[神河:輝ける世界]])<br />
{{サイクル/イコリア:巨獣の棲処の二択のキーワード能力を持つクリーチャー}}<br />
戦場に出る際に性能を選択できるという意味では[[解鎖]]と[[暴動]]も似た[[メカニズム]]と言える。<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''原初の土'''/''Primal Clay''は[[ウルザ/Urza]]が発明した自動人形の1種({{Gatherer|id=1017|イラスト1}}、{{Gatherer|id=3807|イラスト2}}、{{Gatherer|id=268530|イラスト3}})。[[タウノス/Tawnos]]の[[粘土像/Clay Statue#ストーリー|粘土像/Clay Statue]]に用いられた特殊な粘土「原初の土」を利用して、ウルザは固定の内骨格を持たずに、用途に応じて形態を変形させるこれらの[[多相の戦士/Shapeshifter#ストーリー|shape-shifting automaton(多相の自動人形)]]を生産した。(特殊粘土「原初の土」については[[粘土像/Clay Statue#ストーリー]]参照。)<br />
<br />
===登場作品===<br />
*[[The Brothers' War]](小説)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]3<br />
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:第6版]] - [[レア]]<br />
*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]<br />
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]<br />
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]<br />
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[コモン]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%A8%80%E5%B0%91%E5%BA%A6
稀少度
2022-08-16T05:40:47Z
<p>60.36.122.53: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{ノート参照}}<br />
<br />
{{Otheruses|用語|[[Ponies: The Galloping]]初出の[[クリーチャー]]・[[カード]]|Rarity}}<br />
'''稀少度'''/''Rarity''とは、[[ブースターパック]]からの[[カード]]の出やすさのこと。カタカナ語で'''レアリティ'''とも。<br />
<br />
==概要==<br />
稀少度が高い順(珍しい順)に'''[[神話レア]]'''・'''[[レア]]'''・'''[[アンコモン]]'''・'''[[コモン]]'''という4段階になっており、パックごとにそれぞれ一定枚数ずつ封入されている。稀少度の高いカードほど流通量が少なく、稀少度の低いカードほど流通量が多い。他にも'''[[基本土地]]'''や'''[[トークン・カード]]'''などはそれぞれ稀少度が独立している。さらに特定のセットにおいては、'''[[スペシャル]]'''と呼ばれる特殊な稀少度が設定されている場合がある。<br />
<br />
[[エクソダス]]以降のカードは[[エキスパンション・シンボル]]の色で区別できるようになっている({{CR|206.2}})。[[新枠#基本セット2015以降のカード枠|基本セット2015以降のカード枠]]ではさらに[[コレクター番号]]の横にアルファベットでの略号も記載されるようになった({{CR|212.1b}})。<br />
<br />
{| class="wikitable"<br />
! 稀少度 !! シンボル色 !! 略号 !! 一般的なドラフト・ブースターにおける主な封入枚数<br />
|-<br />
|[[神話レア]]/Mythic Rare||赤橙||[[M]]||rowspan="2"|いずれか1枚<br />
|-<br />
|[[レア]]/Rare||金||[[R]]<br />
|-<br />
|[[アンコモン]]/Uncommon||銀||[[U]]||3枚<br />
|-<br />
|[[コモン]]/Common||rowspan="4"|黒||[[C]]||10枚<br />
|-<br />
|[[基本土地]]/(Basic) Land||[[L]]||1枚<br />
|-<br />
|[[トークン・カード]]/Token<!-- Card-->||[[T]]||rowspan="6"|いずれか0~1枚<br />
|-<br />
|[[紋章]]/Emblem||[[E]]<br />
|-<br />
|[[差し替えカード]]<!--Substitute Card-->||なし、黒||F<br />
|-<br />
|広告カード/Ad Card||rowspan="3"|なし||[[A]]<br />
|-<br />
|[[フォーマット#ミニゲーム|マジックミニゲーム]]||A、[[G]]<br />
|-<br />
|[[パンチアウト・カード]]<!--Punch-out Card-->||X<br />
|-<br />
|[[スペシャル]]/Special||さまざま||[[S]]||なし(一部のセットのみ封入)<br />
|-<br />
|[[プロモーション・カード|プロモーション]]/Promotion||さまざま||[[P]]||なし<br />
|}<br />
<br />
稀少度と[[構築]]における[[カードパワー]]は比例するわけではない。[[カスレア]]も多数存在するし、トーナメントで多用される強力なコモンも多数存在する。また、同一カード・セットの中で[[上位互換]]・[[下位互換]]になるレアとコモンの[[クリーチャー]]が収録されることが珍しくないため、構築の観点や一般的な[[トレーディングカードゲーム]]の基準で見れば稀少度と強さの関係は露骨に思えるが、これはマジックの特徴的な遊び方の一つである[[リミテッド]]の存在に依るところが大きい。稀少度によるカードパワーの調整はリミテッドのゲームバランスを考慮して決定されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/nuts-bolts-higher-rarities-2012-02-27-0 Nuts & Bolts: Higher Rarities]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/基本根本:より高いレアリティ-2012-02-27 「基本根本」:より高いレアリティ](Making Magic [[2012年]]2月27日 Mark Rosewater著)</ref>。<br />
<br />
[[銀枠]]などの[[カジュアルプレイ]]用カード([[Rare-B-Gone]]など)を除き、カードの稀少度が[[ゲーム]]中で参照されることはない。[[再録]]に際して稀少度が変更されるカードもあるが、機能に違いはない。ただし、[[デッキ]][[構築]]に使用できるカードの稀少度を限定しているフォーマットもあり、そちらでは稀少度変更の影響も受ける。[[公式フォーマット]]では[[パウパー]]が、[[デジタルゲーム]]専用フォーマットや[[非公式フォーマット]]では[[職工]]・[[Peasant Magic]]・[[ミドルインカム]]などが該当する。<br />
<br />
*[[BOX特典カード]]や[[構築済みデッキ]]限定カードのように、ブースターパックには封入されていないカードにも原則として通常のカード同様に4段階の稀少度が設定されている(他の[[トレーディングカードゲーム]]では専用の稀少度が設定されている例があるが、マジックでは区別しない)。<br />
<br />
==封入率==<br />
かつては、「[[ブースターパック]]に含まれる稀少度ごとのカードの枚数はあくまで『目安』であり、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ社]]は必ずその枚数が含まれているということを保証しない」というスタンスが取られていた。このため、公式サイトやブースターパックのパッケージには封入枚数(原則として[[ドラフト・ブースター|15枚]])のみしか明記されない時代が長く続いた。しかし近年になり、[[ドミナリア]]以降高度な封入照合技術が用いられるようになった事や、多様な種類のブースターパックの製品展開([[エルドレインの王権#プロジェクト・ブースター・ファン|プロジェクト・ブースター・ファン]])が行われるようになった事に伴って、パックに含まれる各稀少度の枚数が公式サイトやパッケージに明記されるようになった。<br />
<br />
*訴訟社会であるアメリカでは、うかつに明言や保証をしてしまうとエラーがあったときにクレームをつけられて大損害を蒙ることがあるため、あえて「明言しないように」していたようだ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unanswered-questions-innistrad-2011-10-10 Unanswered Questions: Innistrad]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004003/ 未回答問題:イニストラード](Feature [[2011年]]10月10日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<br />
*実際、封入エラーによってこの比率通りにカードが入っていないこともままある。その場合にもショップや[[トーナメント]]主催者に交換を求めることはできない。<br />
<br />
なお、ブースターパック内に含まれているカードの枚数が同じでも、「特定のカードがパックに封入されている確率」は[[カード・セット]]ごとに微妙に変化している。たとえば全350枚のセット(かつて[[ブロック (総称)|ブロック]]制の存在していた頃の大型[[エキスパンション]]の基準)と全260枚のセット(ブロック制廃止後の[[本流のセット]]の基準)を比べたとき、分母が小くなるぶん、特定の[[レア]]の封入確率は後者のほうが高くなっていることになる。<br />
<br />
==封入率の沿革==<br />
一般的な[[ブースターパック]]における、基本的な封入率の沿革を記す。特殊な封入率が採用されているブースターパックも多数存在するが、それらに関しては[[変則的な稀少度]]および[[ブースターパック]]の項を参照。<br />
<br />
===[[基本セット]]===<br />
;[[リバイズド・エディション]]以前<br />
:レア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚の15枚構成。しかし基本土地が各稀少度ごとに一定割合で収録されており、レアやアンコモンの枠に基本土地が入っている開封者泣かせのパックも存在する。[[ブースターパック#基本土地カード]]の項も参照。<br />
<br />
;[[第4版]]~[[第6版]]<br />
:基本土地カードがブースターパックに収録されなくなり、レア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚の15枚構成になった。<br />
<br />
;[[第7版]]~[[第10版]]<br />
:基本土地カード1枚が必ず収録されるようになった。このため、レア1枚・アンコモン3枚・コモン10枚・基本土地1枚の15枚構成になった。[[第10版]]以降は[[トークン・カード]]や[[豆知識カード]]などおまけカード1枚が追加された16枚構成になった。<br />
<br />
;[[基本セット2010]]以降<br />
:基本セット2010より、基本セットにも神話レアが設けられた。<br />
<br />
===[[エキスパンション]]===<br />
;[[アライアンス]]以前<br />
:アライアンス以前の古いエキスパンションではこの4段階ではなく、コモンとアンコモンのみの2段階であったりあるいはレアを含む3段階ではあるが、各レアリティごとにさらに出現率に差異があるという[[変則的な稀少度]]になっている(エラーパックという意味ではなく、意図的に変則的にしてある)。これらのエキスパンションのトレードや新規開封の際にはレアの有無やみなし稀少度(アンコモン1はレア、コモン1はアンコモンとして扱う)といった差異が生まれる点などは理解しておきたい。<br />
:*稀少度ごとにシートと呼ばれる大きな紙にたくさんのカードが刷られており、そこから1枚1枚カード大に切り取ってカードが作られる。コモン11というのは、コモン・シートに11枚の割合で印刷されているという意味。<br />
<br />
;[[ミラージュ]]~[[イーブンタイド]]<br />
:[[ミラージュ]]以降のセットでは、ブースターパックの構成がレア1枚・アンコモン3枚・コモン11枚の15枚構成。[[ローウィン]]以降は[[トークン・カード]]や[[豆知識カード]]などおまけカード1枚が追加された16枚構成。<br />
:*[[時のらせん]]以降の[[エキスパンション]]では、[[プレミアム・カード]]がコモン枠扱いになったことから、1パックにプレミアム・カードと合わせて2枚のレアが出ることがある。<br />
<br />
;[[アラーラの断片]]~[[ダブルマスターズ]]<br />
:[[アラーラの断片]]以降は新たな稀少度として[[神話レア]]が作られ、確率としては8パックに1つ、レアの代わりに封入される。また、基本セット同様ブースターパックにも基本土地が必ず収録されるようになった。それにより、レア(もしくは神話レア)1枚・アンコモン3枚・コモン10枚・基本土地1枚・おまけカード1枚の16枚構成になった。<br />
<br />
;[[ゼンディカーの夜明け]]以降<br />
:[[ゼンディカーの夜明け]]以降は神話レアの封入率が従来の1/8から1/7.4に引き上げられた。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references/><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/nuts-bolts-higher-rarities-2012-02-27-0 Nuts & Bolts: Higher Rarities]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/基本根本:より高いレアリティ-2012-02-27 「基本根本」:より高いレアリティ](Making Magic 2012年2月27日 Mark Rosewater著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/quite-rarity-2018-03-12 Quite the Rarity]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20180312 まったくレアリティ](Making Magic [[2018年]]3月12日 Mark Rosewater著)<br />
*[[コモン]]<br />
*[[アンコモン]]<br />
*[[レア]]<br />
*[[神話レア]]<br />
*[[スペシャル]]<br />
*[[変則的な稀少度]]<br />
*[[コレクター]]<br />
<br />
{{#cr:206.2}}<br />
{{#cr:212.1b}}</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E5%A4%B1%E8%B8%AA/Depopulate
集団失踪/Depopulate
2022-08-14T05:59:48Z
<p>60.36.122.53: 混成カードや市民トークンなど全くないとは言い切れない</p>
<hr />
<div>{{#card:Depopulate}}<br />
<br />
[[審判の日/Day of Judgment]]の亜種の一つ。[[引く|ドロー]]条件が[[多色]]の[[クリーチャー]]になった[[空の粉砕/Shatter the Sky]]。<br />
<br />
条件付きとはいえ[[手札]]を減らさずに[[全体除去]]を撃てるのは嬉しい。[[対戦相手]]にも補填を与えてしまうリスクはあるが、全体除去を撃つような盤面であれば、[[アドバンテージ]]面で総合的に損をするようなことは滅多に無い。[[リミテッド]]ではもちろん、[[構築]]でも同時期の[[スタンダード]]において、[[白]]の全体除去はやや癖が強いものや[[重い]]ものが多く、単に癖の無い全体除去としての運用も視野に入る。[[白ウィニー]]や[[ストンピィ|緑ビートダウン]]といった[[単色デッキ]]相手であれば、引かせてしまう心配もほとんど無い。<br />
<br />
同居時期は短めだが、[[ドゥームスカール/Doomskar]]がライバル。[[予顕]]を使えば分割払いができ、合計ではこちらの方が[[軽い]]ものの1[[ターン]]辺りの支払いではあちらの方が軽くなる。[[ローテーション]]前はいつでも4マナという安定を重視したり、自分が多色クリーチャーを使うことで[[カード・アドバンテージ]]を失いづらくしたりといった採用理由が主。<br />
<br />
基本的にはドローするには自分がクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している必要があるので、盤面を無傷に抑えることはできないが、自分に[[破壊不能]]を与えられる多色のクリーチャーがいれば、[[戦場]]の損耗も手札を失うことも無く全体除去を使えることになる。登場時のスタンダード、かつ[[白]]が絡むものでは[[恐れなき探査者、アキリ/Akiri, Fearless Voyager]]と[[浅利の司令官、理想那/Risona, Asari Commander]]が該当。3[[色]]以上のデッキであれば、更に候補は増える。<br />
<br />
[[リミテッド]]においては、全体除去であるという時点で強力。ただし、相手が[[盾カウンター]]の置かれたクリーチャーをコントロールしている場合は相手だけクリーチャーが生き残る状況に陥るので注意。逆に自分が盾カウンターの置かれたクリーチャーをコントロールしていれば空になった戦場を一方的に蹂躙可能。<br />
<br />
一方、[[構築]][[環境]]における使用率は芳しくない。登場時の[[スタンダード]]および[[アルケミー]]においてはドゥームスカールや[[告別/Farewell]]といったリセットカードが高い使用率を誇る一方でこちらはほとんど採用されていないようだ。スタンダード以外の[[フォーマット]]においても、[[エクスプローラー]]なら空の粉砕、[[ヒストリック]]なら[[神の怒り/Wrath of God]]、[[パイオニア]]なら[[至高の評決/Supreme Verdict]]といったライバルに押され、採用例がほとんどないのが実情である。<br />
<br />
* "depopulate"は「(大量虐殺等によって)人口を激減させる」の意。日本語版カードのような「失踪」の意味はないが、不穏な[[フレイバーテキスト]]を受けての意訳であろう。<br />
{{フレイバーテキスト|悲鳴は上がらなかった。通りを染め上げる血もなかった。騒々しい大都市は忽然と、ただ静まり返ったのだ。||集団失踪/Depopulate}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[リセットカード]]<br />
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[レア]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%8F%B0%E3%83%91%E3%83%B3
台パン
2022-08-14T05:46:48Z
<p>60.36.122.53: 公式から抜粋</p>
<hr />
<div>'''台パン'''とは、机などを激しく叩いたり蹴ったりすること。「台(テープル)にパンチする」もしくは「台をパンパン叩く」の略。'''台バン'''と呼ばれることも多い。<br />
<br />
==解説==<br />
要するに「暴力的な行為」である。広義に見れば、台を叩く以外にも、椅子を蹴る、テーブルを下から蹴り上げたりひっくり返したりする、デッキケースや[[カード]]などを投げつけたり叩きつけたり握りつぶしたりする……などと言った行動も含まれる。<br />
*何らかのボディランゲージとして机を叩く動作をすること(下記参照)とは明確に区別される。<br />
*さらに拡大解釈すれば、暴言を吐いたり、あるいは直接[[対戦相手]]を殴ったりすることも当てはまるが、そこまで行くともはや台パンとは呼ばれない。<br />
<br />
[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のプレイ中に台パンを行うと、対戦相手に対して暴力的な威嚇行為をすることにあたり、極めて非紳士的な行為とみなされる。またその際、衝撃で[[ライブラリー]]が崩れたり、並べたカードが乱れて[[戦場]]その他の状態がわからなくなったりなど、[[ゲーム]]の進行に重大な影響を与える危険性がある。<br />
<br />
大会などの場合、当然処罰の対象であり、ゲームの敗北や[[失格]]処分、[[出場停止|資格停止]](サスペンドリスト入り)などの極めて重い罰則が与えられる可能性もある。[[カジュアルプレイ]]においても、例えばショップのデュエルスペースでは他のプレイヤーや見学者などに不快感を与えるため、店への出入り禁止などの対象になるだろうし、極端な場合、暴行罪・脅迫罪、与えた損害によっては器物損壊罪・傷害罪などに問われる可能性もある。知的ゲームであるマジックにおいて、DCIは暴力的な行為には厳しく対処する傾向にあり、[[プレミアイベント]]で実行するとlifetime(一生涯)の資格停止を受ける可能性もある。<br />
<br />
==台を叩く行為==<br />
上記のようにゲーム進行を妨げたり法令に抵触したりするほどの殴打は論外だが、台を小さな音が立つ程度に軽く叩くことは、何らかのボディランゲージや、単なる手癖として行われることはままある。<br />
*考え事をしているときに「[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/event-coverage/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB-%E8%97%A4%E7%94%B0-%E4%BF%AE-vs-%E6%9D%B1-%E5%A4%A7%E9%99%BD-2003-01-26 テーブルを指でコツコツ叩く]」「[[手札]]などをパシパシと音を立てていじる」、あるいは「[[タップ]]するときにカードの角を軽く弾く」「[[対象]]を指定するときにカードを軽く叩く」などは案外多くのプレイヤーが無意識にやっていたりする。しかし「音が気になって不愉快だ」「カードが傷つく可能性があることはやめろ」と思うプレイヤーも少なくないので、やはりマナーの問題として慎んだほうがいいかもしれない。<br />
**ちなみに、上記の行為を処罰する[[Cardpecker]]や[[Stop That]]というカードがある。<br />
*カジノゲームでは「台を叩く」行為が特定の意味を持つことがある。例えばポーカーでは「指でテーブルを(大抵は2回)軽く叩く」ことで「チェック(パス)」または「スタントパット(ディスカードとドローを行わない)」を示す。これをマジックの「[[優先権]]または[[ターン]]のパス」「キープ([[マリガン]]なし)」の意味に援用している可能性がある。<br />
**無論、これらはマジックの世界で公式に認められたものではないため、意思疎通に齟齬が生じてトラブルになりかねない。対戦相手がどのような意図でボディランゲージを使っているのかは正確に確認すべきだし、不安ならば使用をやめて口頭で確認するように要請したほうがよい。<br />
==参考==<br />
*[[用語集]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF/Shock
ショック/Shock
2022-08-14T05:30:23Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Shock}}<br />
<br />
[[赤]]の「基本的な」[[火力]][[呪文]]。創成期において基本火力として生まれた[[稲妻/Lightning Bolt]]の調整版。他の1[[マナ]]、2点[[ダメージ]]の火力呪文はこれを基準に調整されている。<br />
<br />
1マナの[[インスタント]]であり、[[テンポ]]を崩さず[[クリーチャー]][[除去]]から[[プレイヤー]]の[[ライフ]]詰めまで任せられる万能火力。だがあくまで2点。1マナ増えれば[[火葬/Incinerate]]や[[稲妻の一撃/Lightning Strike]]となり、除去できる範囲や[[ダメージ]]効率が大きく変わる。自分の[[デッキ]]の[[マナカーブ]]や[[環境]]に存在するクリーチャーの[[タフネス]]によって採用する枚数を調整しよう。[[サイドボード]]でも相手のデッキに合わせて入れ替える[[カード]]の候補となる。<br />
<br />
[[リミテッド]]ではもちろんかなり使い勝手の良いカードである。[[除去]]そのものが貴重であるのもそうだが、何かとトリックに使える[[軽い]]インスタントであるということが重要なため。<br />
<br />
==収録状況と構築での活躍==<br />
収録初期の[[スタンダード]]では[[World Championship Decks 1998#Ben Rubinのデッドガイレッド|デッドガイレッド]]、[[World Championship Decks 1999#Mark Le Pineのポンザ|ポンザ]]などで採用された。[[炎の印章/Seal of Fire]]や[[炎の稲妻/Firebolt]]など他に優良な1マナ火力があれば[[スロット]]を取られることもあったが、[[スライ]]などの速攻デッキでは併用された。<br />
<br />
[[第6版]]から[[第10版]]まで[[基本セット]]における火力の基準として収録され続けたが、[[基本セット2010]]では稲妻と入れ替わりで基本セット落ちしたことで多くのプレイヤーを驚かせた。ただし、[[開発部]]は「それでも1マナ火力の基準がショックであることには変わりはない」と公言しており([[稲妻/Lightning Bolt#基本セット収録とカードパワー|稲妻のページ]]を参照)、2つ後の[[基本セット2012]]では稲妻と入れ替わる形で再び収録されている。<br />
<br />
[[基本セット2014]]を最後にしばらく[[スタンダード]]落ちしていたが、[[霊気紛争]]で[[再録]]され2年半ぶりに復帰。この時のスタンダードではプレイヤー/クリーチャー両方に対応した火力が少ないこともあって、相対的に評価は高い。1マナで[[サヒーリコンボ]]に対処できることもあり多くの赤入り[[デッキ]]の[[メインデッキ]]、[[サイドボード]]に散らされて採用されたが、[[アモンケット]]期にはサヒーリコンボが消滅したことで1マナ除去としては[[マグマのしぶき/Magma Spray]]の方が優先されることが多い。その後成立した[[ラムナプ・レッド]]では、プレイヤーを対象にできる火力としてこちらが3~4枚入れられている。[[禁止カード]]発効によるラムナプ・レッド消滅後も[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|赤単アグロ]]などで活躍した。<br />
<br />
[[基本セット2019]]で再び再録されて以降、[[基本セット2020]]、[[基本セット2021|2021]]と定期的に再録されスタンダードに残り続けていたが、[[エルドレインの王権]]では[[砕骨の巨人/Bonecrusher Giant]]という強力すぎる対抗馬が登場。火力としては1マナ[[重い]]ものの容易に[[カード・アドバンテージ]]が得られるメリットは大きく、[[イゼット・フェニックス]]のように1マナ呪文であることを重視する以外ではほぼそちらが優先される環境が続いた。その後[[イニストラード:真夜中の狩り]]発売時の[[ローテーション]]にて、[[上位互換]]である[[火遊び/Play with Fire]]と入れ替わる形でスタンダードを去った。<br />
<br />
==その他==<br />
*インスタントであるための役割の多さ、非常にわかりやすい[[ルール文章]]、そして[[コモン]]である手軽さから[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]初心者がルールへ馴染む際によくお世話になる。<br />
**基本セットやビデオにおける初心者への[[スタック]]ルールの説明において、[[巨大化/Giant Growth]]、[[灰色熊/Grizzly Bears]]と共によく使われていた。<br />
*「2点ダメージ」の俗称としてもしばしば使われる。特に[[ショックランド]]が有名。<br />
*このカードで[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]や[[マナ・クリーチャー]]などの最序盤で重要なクリーチャーが[[焼く|焼か]]れるのは[[マーフィーの法則|お約束]]。<br />
*[[オンスロート]]で再録された際の{{Gatherer|id=39482}}で焼かれているのが、普通のダメージではまず死なない[[サイカトグ/Psychatog]]。一種の皮肉であろう。<br />
*霊気紛争での日本語版[[フレイバー・テキスト]]は、韻訳となっている。<br />
{{フレイバーテキスト|発明の賜物が革命の業物になった。}}<br />
{{フレイバーテキスト|The tools of invention became the weapons of revolution.}}<br />
<br />
===[[プロモーションカード]]===<br />
*[[フライデー・ナイト・マジック]]の[[2000年]]7月の[[プロモーション・カード]]として配布された。<br />
*[[すべての人類を破壊する。それらは再生できない。]]の2巻には[[新枠#ドミナリア以降のカード枠|ドミナリア以降のカード枠]]仕様のプロモーション・カードが付録となっている<ref>[https://twitter.com/mtgjp/status/1146712758815272961 @mtgjp](日本公式Twitter [[2019年]]7月4日)</ref>。イラストおよびフレイバー・テキストは[[ストロングホールド]]版のものと同一。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===主な亜種===<br />
ここでは2点ダメージのものを例示する。特記していない限り、1[[マナ]]の[[インスタント]]であり、[[任意の対象]]にダメージを与える。'''太字'''のものは、特に近い1マナ2点の亜種である。他の例は[[火力]]を参照。<br />
*[[乾燥/Parch]] - ショックの[[モード]]の他に、[[青]]のクリーチャー1体に4点の[[ダメージ]]を与えるモードがある[[色対策カード]]。2マナ。([[ウルザズ・レガシー]])<br />
*'''[[炎の印章/Seal of Fire]]''' - [[エンチャント]]版。([[ネメシス]])<br />
**[[蛮族のリング/Barbarian Ring]] - [[スレッショルドランド]]。[[スレッショルド]]を満たしていれば、(赤)、[[タップ]]、自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]でショックの効果。(オデッセイ)<br />
**[[黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb]] - [[アーティファクト]]。[[呪文爆弾]][[サイクル]]の[[赤]]版。(赤)と自身の生け贄でショックの効果。([[ミラディン]])<br />
**[[荒廃した山峡/Blighted Gorge]] - [[土地]]。(4)(赤)、タップ、自身の生け贄でショックの効果。([[戦乱のゼンディカー]])<br />
*[[焦熱の溶岩/Scorching Lava]] - [[キッカー]]([[赤マナ|赤]])すると、ダメージを与えられたクリーチャーはそのターン[[再生]]禁止と、墓地に置かれる場合代わりに[[追放]]するようになる。2マナ。([[インベイジョン]])<br />
**'''[[マグマのしぶき/Magma Spray]]''' - 対クリーチャー限定。そのクリーチャーがそのターン墓地に置かれる場合は代わりに追放する。([[アラーラの断片]])<br />
***'''[[炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Bolt]]''' - [[プレインズウォーカー]]にも撃てるマグマのしぶきの[[上位互換]]。([[イニストラード:真紅の契り]])<br />
**'''[[火柱/Pillar of Flame]]''' - ソーサリー。[[追放]]効果つき。([[アヴァシンの帰還]])<br />
*'''[[暴行+殴打/Assault+Battery]]''' - [[分割カード]]。暴行はショックの[[ソーサリー]]版。(インベイジョン)<br />
*[[火+氷/Fire+Ice]] - [[分割カード]]。火は2マナで[[割り振る|割り振り]]火力。([[アポカリプス]])<br />
**'''[[二股の稲妻/Forked Bolt]]''' - ソーサリー。ダメージを[[割り振る]]ことができる。([[エルドラージ覚醒]])<br />
**[[双雷弾/Twin Bolt]] - ダメージを割り振ることができる。2マナ。([[タルキール龍紀伝]])<br />
***[[チャンドラの螺旋炎/Chandra's Pyrohelix]] - 双雷弾の[[同型再版]]。([[カラデシュ]])<br />
**[[アヴァシンの裁き/Avacyn's Judgment]] - 2マナのソーサリー。ダメージを割り振ることができる。[[マッドネス]]時には[[X]]点を割り振る。([[イニストラードを覆う影]])<br />
*'''[[炎の稲妻/Firebolt]]''' - [[フラッシュバック]](4)(赤)付きのソーサリー。([[オデッセイ]])<br />
**[[不死の火/Fires of Undeath]] - [[フラッシュバック]](5)([[黒マナ|黒]])付き。3マナ。([[闇の隆盛]])<br />
*[[静電気の稲妻/Electrostatic Bolt]] - クリーチャー限定。そのクリーチャーがアーティファクトの場合は4点ダメージになる。([[ミラディン]])<br />
*[[マグマの噴流/Magma Jet]] - [[占術]]2付き。2マナ。([[フィフス・ドーン]])<br />
*[[氷河の光線/Glacial Ray]] - [[連繋]](1)(赤)付きの[[秘儀]]。2マナ。([[神河物語]])<br />
*[[うねる炎/Surging Flame]] - [[波及]]4付き。2マナ。([[コールドスナップ]])<br />
*[[突然のショック/Sudden Shock]] - [[刹那]]付き。2マナ。([[時のらせん]])<br />
*'''[[タール火/Tarfire]]''' - ショックの[[ゴブリン]]([[部族]])版。([[ローウィン]])<br />
*'''[[噴出の稲妻/Burst Lightning]]''' - キッカー(4)すると4点ダメージになる。ショックの[[上位互換]]。([[ゼンディカー]])<br />
**'''[[シヴの火/Shivan Fire]]''' - クリーチャー限定になった噴出の稲妻の[[下位互換]]。([[ドミナリア]])<br />
*[[罰する火/Punishing Fire]] - いずれかの[[対戦相手]]が[[ライフ]]を得たときに(赤)を[[支払う]]と墓地から手札に戻る。2マナ。(ゼンディカー)<br />
*[[よろめきショック/Staggershock]] - [[反復]]付き。3マナ。(エルドラージ覚醒)<br />
*'''[[感電破/Galvanic Blast]]''' - [[金属術]]の条件を達成すると、4点ダメージになる。ショックの[[上位互換]]。([[ミラディンの傷跡]])<br />
*[[イゼットの魔除け/Izzet Charm]] - [[青赤]]の[[多色カード]]。対クリーチャー限定のショックの[[モード]]がある。([[ラヴニカへの回帰]])<br />
*'''[[乱撃斬/Wild Slash]]''' - [[獰猛]]の条件を達成すると、唱えたターンの間はダメージを軽減できなくなる。ショックの[[上位互換]]。([[運命再編]])<br />
*[[コラガンの命令/Kolaghan's Command]] - モードの一つにショックの効果を含む[[命令]]。(1)(黒)(赤)。(タルキール龍紀伝)<br />
**[[プリズマリの命令/Prismari Command]] - 同じくモードの一つ。(1)(青)(赤)。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])<br />
*'''[[焦熱の衝動/Fiery Impulse]]''' - 対クリーチャー限定。[[魔巧]]を達成すると代わりに3点ダメージを与える。([[マジック・オリジン]])<br />
*[[現実の流出/Reality Hemorrhage]] - [[欠色]]を持つ。2マナ。([[ゲートウォッチの誓い]])<br />
*[[霊魂破/Geistblast]] - [[墓地]]から(2)([[青マナ|青]])を支払って[[追放]]することで自分の[[呪文]]を[[コピー]]出来る。3マナ。(イニストラードを覆う影)<br />
*[[Breath of Fire]] - 対クリーチャー限定かつ2マナ。ショックの下位互換。([[Global Series: Jiang Yanggu & Mu Yanling]])<br />
*'''[[火遊び/Play with Fire]]''' - プレイヤーに撃つと[[占術]]1が行える上位互換。([[イニストラード:真夜中の狩り]])<br />
*'''[[電圧のうねり/Voltage Surge]]''' - 対クリーチャー・プレインズウォーカー限定。追加コストとしてアーティファクト1つを生け贄に捧げると4点ダメージに。([[神河:輝ける世界]])<br />
<br />
==脚注==<br />
<references/><br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:霊気紛争]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:ストロングホールド]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:第10版]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:第9版]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:第8版]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:第7版]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:第6版]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[コモン]]<br />
*[[カード個別評価:ミスティカルアーカイブ]] - [[アンコモン]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3
アンコモン
2022-08-14T05:04:04Z
<p>60.36.122.53: /* 稀少度の変更 */</p>
<hr />
<div>'''アンコモン'''(''Uncommon'')とは、[[レア]]と[[コモン]]の間にある[[稀少度]]、またその稀少度に属するカードのことである。<br />
<br />
==概要==<br />
[[エキスパンション・シンボル]]の色は{{Gatherer|id=490762|銀}}。[[新枠#基本セット2015以降のカード枠|基本セット2015以降のカード枠]]における稀少度の略号は「U」。原則として、15枚入りの[[ドラフト・ブースター]]1つにつき3枚封入されている。<br />
<br />
中間的な[[稀少度]]であるため、「やや複雑」な能力を持ったカードや、中途半端なカード、使い所の難しいカードなどが多い。そのため、[[シングルカード]]価格が高騰するカードと凋落するカードの落差が激しい。<br />
<br />
また、[[X火力]]など[[リミテッド]]への影響が大きいものや、[[色対策カード]]の多くはこの稀少度に含まれる。<br />
<br />
近年のほとんどの[[セット]]では各2[[色の組み合わせ]]ごとに、その色の組み合わせの[[ブースター・ドラフト|ドラフト]]・[[アーキタイプ]]を示す([[基柱カード]]となる)[[サイクル]]がこの稀少度に収録されている。これらは[[開発部]]用語で[[指針アンコモン]]と呼ばれている。<br />
<br />
==稀少度の変更==<br />
カードが[[再録]]される際、[[カードプール]]全体のパワーバランスや以前の活躍を考慮した上で稀少度が変更されることがあるが、アンコモンは中間的な稀少度であるため、必然的にその機会が多い。<br />
<br />
*コモンからの格上げには[[ミドルインカム]]が、レアからの格下げにはそれに加えて[[職工]]に影響がある。<br />
<br />
;過去のレアやコモンが、アンコモンへ移行した例<br />
*[[大天使/Archangel]](レア→アンコモン)<br />
*[[キヅタの精霊/Ivy Elemental]](レア→コモン→アンコモン)<br />
*[[火の玉/Fireball]](コモン→アンコモン)<br />
*[[怨恨/Rancor]](コモン→アンコモン)<br />
*[[秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets]](コモン→アンコモン)<br />
*[[ネシアンのアスプ/Nessian Asp]](コモン→アンコモン)<br />
<br />
;過去のアンコモンが、レアやコモンへ移行した例<br />
*[[万物の声/Voice of All]](アンコモン→レア)<br />
*[[ペラッカのワーム/Pelakka Wurm]](アンコモン→レア)<br />
*[[砕土/Harrow]](アンコモン→コモン)<br />
*[[炎の精霊/Fire Elemental]](アンコモン→コモン)<br />
*[[対抗呪文/Counterspell]](アンコモン→コモン→アンコモン)<br />
*[[火+氷/Fire+Ice]](アンコモン→コモン→レア)<br />
<br />
==[[シングルカード]]価格が高騰したアンコモン==<br />
これらの共通点として、[[エターナル]]環境(特に[[レガシー]])で猛威を振るっていること、更に通常のカードセットでは[[再録]]されていないカードであることがあげられる。4枚[[積む|積み]]されることが多いため、出費も相当なものになる。<br />
*[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]<br />
*[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]<br />
*[[陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers]]<br />
*[[キマイラ像/Chimeric Idol]]<br />
*[[Elvish Spirit Guide]]<br />
*[[永遠の証人/Eternal Witness]]<br />
*[[嘘か真か/Fact or Fiction]]<br />
*[[致命的な一押し/Fatal Push]]<br />
*[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]<br />
*[[意志の力/Force of Will]]<br />
*[[ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter]]<br />
*[[帝国の徴募兵/Imperial Recruiter]]<br />
*[[稲妻のらせん/Lightning Helix]]<br />
*[[マナ吸収/Mana Drain]]<br />
*[[流刑への道/Path to Exile]]<br />
*[[サイカトグ/Psychatog]]<br />
*[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]<br />
*[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]<br />
*[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]<br />
*[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]<br />
*[[森の知恵/Sylvan Library]]<br />
*[[修繕/Tinker]]<br />
*[[不毛の大地/Wasteland]]<br />
*[[不可思議/Wonder]]<br />
*[[若き紅蓮術士/Young Pyromancer]]<br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/developing-uncommons-2014-11-14 Developing Uncommons]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0011487/ アンコモンのデベロップ](Latest Development [[2014年]]11月14日 [[Sam Stoddard]]著)<br />
*[[コモン]]<br />
*[[レア]]<br />
*[[神話レア]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E5%86%86%E7%92%B0%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%89/Circle_of_the_Moon_Druid
月の円環のドルイド/Circle of the Moon Druid
2022-08-13T09:10:42Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Circle of the Moon Druid}}<br />
<br />
基本的なP/Tは2/4だが、[[あなた|自分]]の[[ターン]]中は4/2に変身する、[[人間]]・[[エルフ]]の[[ドルイド]]。既存のカードでいえば、普段は[[コロッソドンの一年仔/Colossodon Yearling]]、自分のターン中は[[高山の灰色熊/Alpine Grizzly]]。<br />
<br />
普段は高めの[[タフネス]]によって死にづらく、[[ブロッカー]]として使う場合は[[熊 (俗称)|熊]]のような[[小型クリーチャー]]との相討ちを避けられる。逆に[[アタッカー]]としてはコストのわりに高い[[パワー]]を生かした打撃力を持つという、状況に合わせた性能を得られるのが売りと言えるだろう。<br />
<br />
言い換えると「自分のターンには、相打ちを含めて死にやすい」し「他プレーヤーのターン中は、生き残れてもアタッカーを倒せない」ということになるため、デメリットといえる側面もある。うまく特性を生かしたいところ。<br />
<br />
[[リミテッド]]においては[[赤緑]]の[[アーキタイプ]]が[[集団戦術]]であるため、攻勢時には高い[[パワー]]を活かし[[能力]]の[[誘発]]に貢献できる。<br />
<br />
*熊の姿は[[戦場]]でのみ機能する。他の[[領域]]にあるならあなたの[[ターン]]中でも月の円環のドルイドは2/4の人間・エルフ・ドルイドである。<br />
*自分のターン中は人間でなくなるため[[変容]]が可能。一度変容したら人間になっても合同[[パーマネント]]のままである。<br />
*4/2になるのは強制である。相手の[[大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite]]影響下では[[墓地送り]]になる。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[クリーチャー・タイプを変更するカード]]<br />
*[[ハーフエルフ/Half-Elf]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3
タルモバーン
2022-08-12T13:15:08Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>'''タルモバーン'''(''Tarmo-Burn'')は、その名の通り[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]と[[火力]]を合わせた[[赤緑]][[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。<br />
<br />
==概要==<br />
{{#card:Tarmogoyf}}<br />
{{#card:Rift Bolt}}<br />
<br />
[[赤]]の[[火力]]を連打して[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]、[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]を肥大化させるのが狙い。特に[[炎の印章/Seal of Fire]]([[エンチャント]])や[[タール火/Tarfire]]([[部族]])は単体としての性能に加え、タルモゴイフの強化にも貢献する、最高の相棒である。<br />
<br />
[[赤緑]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]であるが、いわゆる[[ステロイド]]よりも赤の比重が高く、[[赤単色デッキ|赤単]][[スライ]]に[[タッチ]][[緑]]の構成で組まれることのほうが多い。[[時のらせんブロック]]の前後では赤全般の[[カードパワー]]が高かったことも流行の一因であった。<br />
<br />
[[レガシー]]ではタルモゴイフに加えて[[クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad]]を採用、それらを火力の連打で大きくしていく。この場合はある意味「火力型[[グロウ]]」といった認識に近い。<br />
<br />
*タルモゴイフと[[大いなるガルガドン/Greater Gargadon]]の[[シナジー]]を活用したタイプは[[グレーター・ゴイフ]]と呼ばれる。<br />
*[[モダン]]では[[親和 (デッキ)|ハサミ親和]]と[[ハイブリッドデッキ|ハイブリッド]]した'''ハサミタルモ親和バーン'''が、[[グランプリ神戸14]]で準優勝した。<br />
<br />
==サンプルレシピ==<br />
*備考<br />
**[[ドイツ選手権07]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gernat07/welcome 参考])<br />
**使用者:[[Thomas Koch]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[ラヴニカ・ブロック]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]])<br />
<br />
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (20)<br />
|-<br />
|4||[[カープルーザンのクズリ/Karplusan Wolverine]]<br />
|-<br />
|4||[[モグの狂信者/Mogg Fanatic]]<br />
|-<br />
|4||[[瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler]]<br />
|-<br />
|4||[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]<br />
|-<br />
|4||[[トロールの苦行者/Troll Ascetic]]<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (16)<br />
|-<br />
|4||[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]<br />
|-<br />
|4||[[黒焦げ/Char]]<br />
|-<br />
|4||[[火葬/Incinerate]]<br />
|-<br />
|4||[[炎の印章/Seal of Fire]]<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (24)<br />
|-<br />
|4||[[地平線の梢/Horizon Canopy]]<br />
|-<br />
|4||[[カープルーザンの森/Karplusan Forest]]<br />
|-<br />
|8||[[山/Mountain]]<br />
|-<br />
|1||[[ペンデルヘイヴン/Pendelhaven]]<br />
|-<br />
|4||[[踏み鳴らされる地/Stomping Ground]]<br />
|-<br />
|3||[[樹上の村/Treetop Village]]<br />
|-<br />
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード<br />
|-<br />
|3||[[氷結地獄/Cryoclasm]]<br />
|-<br />
|2||[[灰の殉教者/Martyr of Ashes]]<br />
|-<br />
|3||[[真髄の針/Pithing Needle]]<br />
|-<br />
|4||[[ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan]]<br />
|-<br />
|3||[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]<br />
|}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[スライ]]<br />
*[[グレーター・ゴイフ]]<br />
*[[デッキ集]]<br />
<br />
[[Category:赤緑デッキ|たるもはあん]]<br />
[[Category:ビートダウンデッキ|たるもはあん]]<br />
[[Category:バーンデッキ|たるもはあん]]<br />
[[Category:赤緑ビートダウンデッキ|たるもはあん]]<br />
[[Category:時のらせんブロックを含むスタンダードデッキ|たるもはあん]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89
ステロイド
2022-08-12T12:59:08Z
<p>60.36.122.53: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>'''ステロイド'''(''Steroid'')は、[[赤緑]]2[[色]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]の呼称。略して「'''ステロ'''」とも呼ばれる。<br />
*その名の由来は「ステレオ・タイプ(定型)」から来ているとか、[[デッキ]]に投入されていた[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]の{{Gatherer|id=945|筋肉}}がステロイド剤を打ったみたいに見えるからなど、いろいろな説が囁かれるがはっきりとはわかっていない。<br />
<br />
==概要==<br />
[[緑]]の[[マナ・クリーチャー]]から良質の[[クリーチャー]]を素早く[[戦場に出す|戦場に出し]]、高速で殴り勝つ。[[赤]]が入ることによって[[火力]]を投入することができるようになり、[[対戦相手]]のクリーチャーを[[除去]]して[[対戦相手]]に直接[[ダメージ]]を叩き込んだり、対戦相手に火力を打ち込んで最後の一押しができるようになったため、[[緑単色デッキ]]に比べて柔軟性が増している。また、他の[[友好色]]2色デッキは共通する[[対抗色]]に弱いものも多いが、赤緑は共通する対抗色である[[青]]が対処できる以上の[[ダメージソース]]を容易に組み込める強みがある。<br />
<br />
「クリーチャーで殴り、その他の[[呪文]]でそれをサポートする」という単純かつ最も基本的な戦術のデッキを、最もパワークリーチャーを多く擁し、また戦場に出しやすい緑と、最もダメージ系呪文が多い赤で構成していることから、安定した強さを持っている。反面、突出した強さもないため、相性的に絶対有利と言えるデッキは少ない。<br />
<br />
骨子となるデッキ構成が単純なため、中心とするカードや動きによって様々なバリエーションが存在する。緑のマナ・クリーチャーから中型、大型クリーチャーに繋げる動きをメインに、赤を[[タッチ]]した[[ミッドレンジ]]の形を取ることが多い。しかし、後述の[[マッドステロ]]などの、[[赤マナ]]の方が多くなる例外も存在する。また速度についても、マナ・クリーチャーを使わず[[ウィニー]]的な構成をとる場合もある。<br />
<br />
*バリエーションなども多岐にわたる。個別の名称が付けられているものも多いが、分類できる特徴があっても単に「ステロイド」と呼ばれることもしばしば。<br />
**ステロイドのバリエーションデッキは略称から「~ステロ」(あるいはそのまま「~ステロイド」)と命名されることが多い。[[マッドネス]]呪文を使う「[[マッドステロ]]」、その派生系の「[[パッチステロ]]」や「[[アンガーステロ]]」、[[タッチ]][[黒]]の「[[ダークステロイド]]」などが一例。<br />
**同じ赤緑ビートダウンでも、[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]を[[キーカード]]に据えたデッキは特に[[ファイアーズ]]と呼ばれる。<br />
**[[アングリーハーミット]]や[[フレッシュメーカー]]などは、[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]色が強いためステロイドの部類には入らない。[[赤緑コントロール]]のページも参照。<br />
<br />
*動きの単純さと安定した強さにより、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の黎明期から浮き沈みはあれど長らく高い人気を誇ってきた。<br />
**低[[稀少度]]カードで適当に構成してもそこそこ強い、という意味でも初心者に優しいデッキと言える。<br />
**赤と緑が友好色という点や、緑のマナ能力で[[マナスクリュー]]や[[色事故]]といった[[土地事故]]が比較的起こりにくいという点でも、初心者に優しいと言えるだろう。<br />
**ルール初心者にも動きや強さが理解しやすいため、様々な漫画の主人公や漫画を読んで始めた初心者によく使われるデッキでもある。<br />
***とはいえ、入門者用のコラムでは「あと一歩のところで勝利を逃す」という不憫枠が多い。<br />
***具体的には、入門ガイド(4版・5版)のガンちゃん・[[ドミニアへの招待]]のレミィ及び[[田中としひさ]]・入門ガイド6版のアリク・[[デュエルファイター刃]]の刃。<br />
<br />
==スタンダード==<br />
下記の時期の[[スタンダード]]においても、活躍を見せる。<br />
<br />
*[[ステロイド/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期|エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ラヴニカのギルド~基本セット2021期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|イクサラン・ブロック~基本セット2020期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期|タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期]]<br />
*[[グルール・ビート|ラヴニカ・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/ミラディン・ブロック+神河ブロック期|ミラディン・ブロック+神河ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期|オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/オデッセイ・ブロック期|オデッセイ・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期|アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期]]<br />
*[[ステロイド/スタンダード/アイスエイジ・ブロック期|アイスエイジ・ブロック期]]<br />
<br />
==ブロック構築==<br />
下記の時期の[[ブロック構築]]においても、活躍を見せる。<br />
<br />
*[[ステロイド/ブロック構築/イニストラード|イニストラード・ブロック構築]]<br />
*[[ステロイド/ブロック構築/時のらせん|時のらせんブロック構築]]<br />
*[[ステロイド/ブロック構築/インベイジョン|インベイジョン・ブロック構築]]<br />
*[[ステロイド/ブロック構築/マスクス|マスクス・ブロック構築]]<br />
*[[バグバインド|アイスエイジ・ブロック構築]]<br />
<br />
==エクステンデッド==<br />
2003年頃、[[ローテーション]]以前の[[エクステンデッド]]にもステロイドは存在した。特に[[Two Deuce]]と呼ばれることが多い。<br />
<br />
{{#card:River Boa}}<br />
{{#card:Seal of Fire}}<br />
{{#card:Wooded Foothills}}<br />
<br />
[[フェッチランド]]([[樹木茂る山麓/Wooded Foothills]])により[[土地]]を切り詰め、超[[軽い|軽量]]構造に仕上げた[[デッキ]]である。速度と安定性により遅めの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に有利。<br />
<br />
動きは[[Red Deck Wins#エクステンデッド|Red Deck Wins]]に近いが、[[クリーチャー]]の[[サイズ]]などではこちらに分がある。<br />
<br />
==パイオニア==<br />
[[パイオニア]]環境でも成立する。<br />
<br />
{{#card:Llanowar Elves}}<br />
{{#card:Lovestruck Beast}}<br />
{{#card:Bonecrusher Giant}}<br />
<br />
[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]か[[エルフの神秘家/Elvish Mystic]]から[[マナ加速]]し、3[[マナ]]以上の[[アタッカー]]に繋げる。[[マナ・クリーチャー]]はどちらも1/1なので、[[恋煩いの野獣/Lovestruck Beast]]との[[シナジー]]もある。<br />
<br />
[[イコリア:巨獣の棲処]]からは[[獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer]]を獲得。[[土地]]以外の[[カード]]の[[マナ総量]]を奇数で統一し、オボシュを[[相棒]]に据えたタイプが登場した。<br />
<br />
{{#card:Obosh, the Preypiercer}}<br />
<br />
===サンプルリスト===<br />
====初期型====<br />
*備考<br />
**Pioneer PTQ #12028087 on 11/26/2019 ベスト4([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-ptq-2019-11-27 参考])<br />
**使用者:christiano7<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[パイオニア]](~[[エルドレインの王権]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df319544}}<br />
*初期([[むかしむかし/Once Upon a Time]]と[[密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter]]の[[禁止カード|禁止]]前)のリスト。<br />
*[[当事者カード]]や[[探索する獣/Questing Beast]]、[[エンバレスの宝剣/Embercleave]]の採用は[[ステロイド/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ラヴニカのギルド~基本セット2021期]]のグルール・アグロに似ている。<br />
<br />
====イコリア:巨獣の棲処後====<br />
*備考<br />
**Pioneer Super Qualifier #12138020 on 04/17/2020 準優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-super-qualifier-2020-04-18 参考])<br />
**使用者:yamakiller<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[パイオニア]](~[[イコリア:巨獣の棲処]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df319813}}<br />
*[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後の、[[獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer]]を[[相棒]]に据えたタイプ。[[サイドボード]]も含め、[[土地]]以外はすべて[[マナ総量]]が奇数の[[カード]]で構成されている。<br />
*オボシュと[[火口の爪/Crater's Claws]]で[[ライフ]]を一気に[[削る|削り]]取ることもできる。ただし[[ルール]]がややこしいので注意。<br />
**火口の爪の[[スタック]]におけるマナ総量が奇数でなければ、つまり[[X]]が偶数でなければ、ダメージは2倍にならない。<br />
**[[獰猛]]を達成しているなら、ダメージの点数は(X+2)×2となる。[[自己置換効果]]はそれ以外の[[置換効果]]より先に適用されるからである。<br />
<br />
==モダン==<br />
[[ギルド門侵犯]]で[[赤緑]]の優秀な[[クリーチャー]]が複数登場したことで、[[モダン]]でも[[トーナメント]]シーンに姿を現すようになった。<br />
<br />
{{#card:Burning-Tree Emissary}}<br />
{{#card:Tarmogoyf}}<br />
<br />
[[密林の猿人/Kird Ape]]や[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]などの[[軽い|軽量]]クリーチャーを[[炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary]]も絡めて次々と[[展開]]し、それらを[[火力]]や[[ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager]]の[[湧血]]でサポートして速やかに[[対戦相手]]の[[ライフ]]を[[削る|削り]]切る。<br />
<br />
構成は[[Zoo#モダン|Zoo]]や[[スタンダード]]の[[Naya Blitz#スタンダード|Naya Blitz]]に近く、'''Gruul Zoo'''あるいは'''Gruul Blitz'''と呼ばれることもある。また同時期のスタンダードにおける[[ステロイド/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|赤単タッチ緑]](Saito RG)ともよく似ており、そのモダン版とも言える。<br />
<br />
[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]が[[禁止カード|禁止]]解除された後は赤緑2[[色]]で組む必要が薄くなり、[[赤緑白]]のZoo(Naya Zoo)や[[Naya Blitz#モダン|Naya Blitz]]に取って代わられた。<br />
<br />
===サンプルリスト===<br />
*備考<br />
**[[グランプリカンザスシティ13]] 第14位 ([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpkc13/welcome 参考])<br />
**使用者:[[Tyler Lytle]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[モダン]](~[[ドラゴンの迷路]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df311502}}<br />
*タルモゴイフとの相性がよい[[炎の印章/Seal of Fire]]と[[タール火/Tarfire]]が採用されている。<br />
<br />
==レガシー==<br />
ステロイドは[[レガシー]]でも存在する[[デッキタイプ]]である。<br />
<br />
{{#card:Kird Ape}}<br />
{{#card:Scab-Clan Mauler}}<br />
{{#card:Tarmogoyf}}<br />
<br />
[[密林の猿人/Kird Ape]]や[[瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler]]、[[ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan]]など、[[赤緑]]の優秀なクリーチャーを惜しみなく採用できるのが強み。<br />
<br />
また、[[火力]]を連発して[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]などを一気に大きくする[[タルモバーン]]も存在する。<br />
<br />
もっとも最近は、[[黒]]や[[白]]をタッチし、柔軟性の高い[[Zoo/レガシー|Zoo]]に移行することも多くなっている。<br />
<br />
==パウパー==<br />
[[パウパー]]は2色土地が貧弱なため、2色のアグロデッキは成立しにくいが、強力な[[炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary]]が[[モダンマスターズ2017]]でコモンで再録されてからはしばしば見かけるアーキタイプとなった。<br />
<br />
{{#card: Burning-Tree Emissary}}<br />
{{#card: Violent Outburst}}<br />
<br />
[[暴力的な突発/Violent Outburst]]と2マナ以下の[[速攻]]クリーチャーを主体とした構成となっている。<br />
<br />
===サンプルリスト=== <br />
*備考<br />
** Pauper Constructed League 5-0(2018/07/11)([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-constructed-league-2018-07-11 参考])<br />
**使用者: RyanMielbye<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[パウパー]](~[[ドミナリア]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df318668}}<br />
==参考==<br />
*[http://mtg-jp.com/reading/variety/001246/ 浅原晃の「デッキタイムトラベル!」 Part2-赤緑]<br />
*[[デッキ集]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:すてろいと}}<br />
[[Category:赤緑デッキ|*]]<br />
[[Category:ビートダウンデッキ|*]]<br />
[[Category:赤緑ビートダウンデッキ|*]]<br />
[[Category:ブロック構築デッキ]]<br />
[[Category:スタンダードデッキ]]<br />
[[Category:エクステンデッドデッキ]]<br />
[[Category:パイオニアデッキ]]<br />
[[Category:モダンデッキ]]<br />
[[Category:レガシーデッキ]]<br />
[[Category:パウパーデッキ]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC/Teferi
テフェリー/Teferi
2022-08-12T06:47:34Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|[[プレインズウォーカー・タイプ]]|テフェリー}}<br />
<br />
'''テフェリー'''/''Teferi''は、[[ミラージュ・ブロック]]初出のキャラクター。<br />
<br />
==解説==<br />
[[ドミナリア/Dominaria]]出身の[[人間/Human#ドミナリア|人間/Human]]男性の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]({{Gatherer|id=391397}})。<br />
<br />
1200年以上もの時を生きる[[ウィザード]]であり、時間に関する魔術の達人。他者に対しては極めて友好的であり、常にユーモアを忘れない性格。ドミナリアを守るために尽力したが、結果として消失させてしまった故郷[[ザルファー/Zhalfir]]のことを今でも悔いている。<br />
<br />
*スキンヘッドの描写が大半だが、[[ドミナリア]]では髪を伸ばした描写もされている({{Gatherer|id=444293}})。<br />
<br />
==経歴==<br />
===出自===<br />
[[AR]]33世紀、[[ジャムーラ/Jamuraa]]大陸の[[ザルファー/Zhalfir]]国に生を受ける。<br />
<br />
魔術の才能を見出されたテフェリー少年は[[トレイリア/Tolaria]]の[[アカデミー/Academy]]に入学する。この時から才能の片鱗を見せていたものの、[[バリン/Barrin]]先生も扱いかねる[[問題児/Disruptive Student|トラブルの絶えない生徒]]であったようだ。あるとき、学園の創設者[[ウルザ/Urza]]が行った時間旅行実験の失敗により生成された「異なる時間の流れの泡」の中に取り残されてしまうが、[[ジョイラ/Jhoira]]たちの努力により救助される。彼は泡の中で数十年の時を過ごしたが、泡の外の現実世界ではわずか10年程度しか経っていなかった。<br />
<br />
その後ザルファーの宮廷魔術師としての地位を得る。「時間の泡」での経験から時間を操る魔術に関する研究を続け、魔術師ギルドの設立(後の魔法国家[[フェメレフ/Femeref]])を見届け、彼は[[テフェリーの島/Teferi's Isle|自分の島]]とともに50年以上も[[次元/Plane]]の彼方へ消えてしまう。<br />
<br />
===プレインズウォーカーとして===<br />
いつプレインズウォーカーになったのかは不明だが、[[ミラージュ]]でジャムーラ中を巻き込む戦が起こる頃にはすでに次元を操る術を身につけていたものと思われる([[フェイジング]]現象の原因でもある)。ジャムーラの戦では直接的な関与をせず、フェメレフ、ザルファー、[[スークアタ/Suq'Ata]]の各指導者たちに幻視を送ることで事態の収拾に動いた。<br />
<br />
[[ファイレクシア/Phyrexia]]との大戦においては、犠牲を厭わず徹底抗戦を主張する[[ウルザ/Urza]]とは、考え方が根本的に異なるため協力を拒む。そして彼は独自の手段[[フェイズ・アウト]]を用いて、ザルファーと[[シヴ/Shiv]]を別次元へ転移させ、戦禍から守った。<br />
<br />
[[スカージ]]では小説にゲスト出演し、[[カローナ/Karona]]と会談を行っている。このカローナとの会談の際、カローナが言った第一声は「其方は、神か?」という問いだった。そしてそれに対しテフェリーは意味深な、それでいて眩しそうな笑みを浮かべながら「子供の頃はそうなれると思っていた。でも、今は違うと判っている。」と答えた。<br />
<br />
*この時に彼は[[白]]の門から現れた。[[#登場カード|カード化された彼]]は当初[[青]][[単色]]だったが、[[ドミナリア]]以降は[[白青]]のカードも登場している。<br />
*[[ウルザズ・サーガ]]版の[[押収/Confiscate]]や[[問題児/Disruptive Student]]の[[フレイバー・テキスト]]によると、テフェリーの幼き日の師である大魔導師バリン曰く「(テフェリーは)''せっかくの優れた才能をイタズラやくだらないガラクタ作りに費やし、いつも授業に遅れてくる問題児''」とのこと。だがその当の問題児本人は、その胸中で本当に「神になれる」と思っていたのだろうか?だとすれば、問題児のくせになんと豪傑で世間知らずの微笑ましいうぬぼれやだろうか。<br />
<br />
===[[時のらせんブロック]]===<br />
AR46世紀、ジョイラと共にドミナリアに帰還した彼は、荒廃したドミナリアを目の当たりにすることとなる。<br />
<br />
ドミナリア中を巡る旅の末に、その身をもってシヴに生じた[[時の裂け目/Time Rift]]を[[大修復/The Mending|塞ぐ]]。命までは落とさなかったものの、[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]を失い「[[人間|ただの人]]」となってしまう。とはいえ1300年積み重ねてきた知識は健在であり、その後も仲間達の助けとなった。<br />
<br />
[[ジェスカ/Jeska]]が[[オタリア/Otaria]]の裂け目を塞いでドミナリアの時間の混乱が収まるのを見届けると、長い付き合いであったジョイラに別れを告げ、「自分の足で歩いていく」旅に出た。<br />
<br />
===[[ドミナリア]]===<br />
時のらせんブロックから100年以上の月日が経った[[イクサラン・ブロック]]と同じ時系列となる現在においても存命である。大修復前のプレインズウォーカーであったからか、それとも数々の経歴が影響したためか、一般の魔術師における長命の概念すら遥かに上回り、老化が極めて遅い(百年以上をかけて数十年程度しか老化していない)体質となっており、現在の外見は50代にしか見えない。<br />
<br />
プレインズウォーカーとしての灯こそ失ったものの、彼の時間魔道士としての能力は依然強力なものであり、物体を経年劣化させたり、一時的に人間の時間を止めて拘束したり、巨大な砂嵐を時の泡を用いて逸らしたりと、多彩な魔法を使いこなす。<br />
<br />
[[大修復/The Mending]]後は「ザルファーの破壊者」として疎まれ、多くの恨みを買う身の上であることからジャムーラを中心に各地を遍歴していたが、あるとき陰謀に巻き込まれ、出会ったことすらない人物の殺害犯として、とある隊商から疑われることになる。やがて、言動の矛盾から最初に彼に接触してきた二人の人物のうちの一人、[[クェンデ/Kwende]]が真犯人だと推理したちょうどそのとき、テフェリーはクェンデの凶刃に襲われることになる。実はクェンデは[[マギータ/Mageta]]の子孫であり、[[プロフェシー]]当時における[[キパム/Kipamu]]での戦いによってマギータの遺族には数百年もの間、テフェリーは仇として伝えられていた。そのような歪んだ教育を受けたクェンデは以前よりテフェリーを殺害すべく捜索しており、逆恨み同然の今回の凶行に及んだのだった。だが事前に発生した砂嵐を破壊したことにより衰弱していたテフェリーを救ったのは、同じく最初に彼に接触してきたもうひとりの人物、[[スビラ/Subira]]であった。ジャムーラ消失の真相を知る彼女はクェンデの前に立ち塞がり、その思考の数々の歪みを詰問すると、「何かやりがいのあることをしなさい」と告げてテフェリーとともに荷馬車に乗り込み、その場を堂々と立ち去った。<br />
<br />
数年後、隊商の用心棒としてスビラとともに活動していたテフェリーは、やがて彼女と結婚。一女[[ニアンビ/Niambi]]に恵まれるとともに、隊商で働くスビラの代わりにフェメレフのとある街で「主夫」として娘を育てていった。さらに50年ほど後、イクサラン・ブロックと同時期。テフェリーは娘ニアンビとともに、ウルザの遺した[[アーティファクト]]を求めて[[ティヴァン砂漠/Tivan Desert]]の遺跡探索を行っていた。旧友[[ジョイラ/Jhoira]]を中心とする、再生された[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]号のクルーや[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]、[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]に助けられながら、彼を徹底的に排除対象として構築された迷宮の謎を解き、ついにザルファーを取り戻すための手がかりとなるアーティファクトを手に入れる。ジョイラの願いを聞き届け、[[ベルゼンロック/Belzenlok]]討伐の旅に向け、新たにウェザーライトのクルーとして加わったテフェリー。彼に対し、ジョイラは彼女がマナ・リグを用いて再成した「テフェリーのプレインズウォーカーの灯」をいかにして受け取ってもらうべきなのか、頭を悩ませていた。<br />
<br />
[[陰謀団/The Cabal]]の居城にたどり着くと、テフェリーは持ち前の時間操作術でギデオン、[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]の両名が砦に潜入する手助けをし、また自らも砦を破壊する大規模な魔法を行使してウェザーライト号の行く先を切り拓いた。結果、陰謀団の頭目ベルゼンロックは討ち果たされ、団そのものも壊滅的打撃を受けて散り散りとなる。事態の収束を確認したテフェリーは、ジョイラに差し出された自らのプレインズウォーカーの灯をしかと受け取ると、ギデオンら[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の面々に相対し、その新たな使命に[[テフェリーの誓い/Oath of Teferi|誓いを立てた]]。<br />
<br />
==登場==<br />
===登場カード===<br />
{{キャラクターを表すカード/テフェリー}}<br />
*[[問題児/Disruptive Student]](学生時代)<br />
<br />
====[[カード名]]に登場====<br />
;[[ミラージュ]]<br />
:[[テフェリーの呪い/Teferi's Curse]]、[[テフェリーのドレイク/Teferi's Drake]]、[[テフェリーのインプ/Teferi's Imp]]、[[テフェリーの島/Teferi's Isle]]<br />
;[[ビジョンズ]]<br />
:[[テフェリーの儀杖兵/Teferi's Honor Guard]]、[[テフェリーの世界/Teferi's Realm]]、[[テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Box]]<br />
;[[ウェザーライト]]<br />
:[[テフェリーのヴェール/Teferi's Veil]]<br />
;[[インベイジョン]]<br />
:[[テフェリーの配慮/Teferi's Care]]、[[テフェリーの反応/Teferi's Response]]、[[テフェリーの濠/Teferi's Moat]]<br />
;[[ドミナリア]]<br />
:[[テフェリーの誓い/Oath of Teferi]]<br />
;ドミナリア [[プレインズウォーカーデッキ]]<br />
:[[テフェリーの歩哨/Teferi's Sentinel]]<br />
;[[灯争大戦]]<br />
:[[テフェリーの時間改変/Teferi's Time Twist]]<br />
;[[統率者2017]]<br />
:[[テフェリーの防御/Teferi's Protection]]<br />
;[[基本セット2021]]<br />
:[[テフェリーの永遠の洞察/Teferi's Ageless Insight]]、[[テフェリーの徒弟/Teferi's Protege]]、[[テフェリーの後見/Teferi's Tutelage]]<br />
;基本セット2021 プレインズウォーカーデッキ<br />
:[[テフェリーの波術師/Teferi's Wavecaster]]<br />
;非流通カード<br />
:[[Teferi's Domain]]([[エイプリル・フール]])<br />
<br />
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====<br />
;[[ドミナリア]]<br />
:[[選択/Opt]]、[[中略/Syncopate]]、[[テフェリーの誓い/Oath of Teferi]]、[[パワーストーンの破片/Powerstone Shard]]、[[ザルファーの虚空/Zhalfirin Void]]<br />
;ドミナリア [[プレインズウォーカーデッキ]]<br />
:[[テフェリーの歩哨/Teferi's Sentinel]]、[[曲がりくねる川/Meandering River]]<br />
;[[灯争大戦]]<br />
:[[テフェリーの時間改変/Teferi's Time Twist]]、[[時の一掃/Time Wipe]]<br />
;[[モダンホライゾン]]<br />
:[[除外/Exclude]]<br />
;[[基本セット2021]]<br />
:[[選択/Opt]]、[[テフェリーの永遠の洞察/Teferi's Ageless Insight]]、[[テフェリーの徒弟/Teferi's Protege]]<br />
;[[イニストラード:真夜中の狩り]]<br />
:[[仮初めの時間/Borrowed Time]]、[[スレイベンの除霊/Thraben Exorcism]]、[[鍵の秘密/Secrets of the Key]]<br />
;[[ジャッジ褒賞]]<br />
:[[全知/Omniscience]]<br />
<br />
====[[絵|イラスト]]に登場====<br />
;[[ドミナリア]]<br />
:[[選択/Opt]]、[[中略/Syncopate]]、[[記憶の意義/Weight of Memory]]、[[テフェリーの誓い/Oath of Teferi]]、[[パワーストーンの破片/Powerstone Shard]]、[[ザルファーの虚空/Zhalfirin Void]]<br />
;ドミナリア [[プレインズウォーカーデッキ]]<br />
:[[経時的策謀/Temporal Machinations]]<br />
;[[灯争大戦]]<br />
:[[テフェリーの時間改変/Teferi's Time Twist]]、[[時の一掃/Time Wipe]]<br />
;[[基本セット2021]]<br />
:[[選択/Opt]]、[[テフェリーの永遠の洞察/Teferi's Ageless Insight]]、[[テフェリーの後見/Teferi's Tutelage]]<br />
;[[Secret Lair Drop Series#Extra Life 2020|Secret Lair Drop Series: Extra Life 2020]]<br />
:[[テフェリーの防御/Teferi's Protection]]<br />
;[[Secret Lair Drop Series#Black is Magic|Secret Lair Drop Series: Black is Magic]]<br />
:[[ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria]]<br />
;[[イニストラード:真夜中の狩り]]<br />
:[[仮初めの時間/Borrowed Time]]、[[鍵の秘密/Secrets of the Key]]<br />
;[[イニストラード:真紅の契り]]<br />
:[[壮麗な日の出/Glorious Sunrise]]<br />
;[[ストアチャンピオンシップ]]・[[プロモーション・カード]]<br />
:[[大魔導師の魔除け/Archmage's Charm]]<br />
<br />
===登場作品・登場記事===<br />
*[https://magic.wizards.com/en/story/planeswalkers/teferi TEFERI]/[https://magic.wizards.com/ja/story/planeswalkers/%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC テフェリー](公式サイト)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/glimpses-teferi-2006-11-01 Glimpses of Teferi](Arcana [[2006年]]11月1日)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/checking-planeswalkers-2015-2015-08-19 Checking in on the Planeswalkers (2015)]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0015523/ プレインズウォーカー達の現状2015](Feature [[2015年]]8月19日 [[Mel Li]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/teferi-behind-magic-2020-06-12 Teferi: Behind the Magic]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034061/ テフェリー:ビハインド・ザ・マジック](Card Preview [[2020年]]6月12日 [[クリエイティブ・チーム|Magic Creative Team]]著)<br />
<br />
;[[ドミナリア]]<br />
*[https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10160186832600307.1073741943.201120755306&type=3 Legends of Dominaria]/[https://www.facebook.com/pg/MagicTheGathering.jp/photos/?tab=album&album_id=2127876447230013 ドミナリアの伝説たち]<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-3-2018-03-28 Return to Dominaria: Episode 3]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030462/ ドミナリアへの帰還 第3話](Magic Story [[2018年]]3月28日 [[Martha Wells]]著、名前のみ)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-5-2018-04-11 Return to Dominaria: Episode 5]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030493/ ドミナリアへの帰還 第5話](Magic Story 2018年4月11日 Martha Wells著、「時間の魔道士」として示唆されるのみ)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-6-2018-04-18 Return to Dominaria: Episode 6]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030507/ ドミナリアへの帰還 第6話](Magic Story 2018年4月18日 Martha Wells著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-7-2018-04-25 Return to Dominaria: Episode 7]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030520/ ドミナリアへの帰還 第7話](Magic Story 2018年4月25日 Martha Wells著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-9-2018-05-09 Return to Dominaria: Episode 9]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030563/ ドミナリアへの帰還 第9話](Magic Story 2018年5月9日 Martha Wells著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-10-2018-05-16 Return to Dominaria: Episode 10]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030573/ ドミナリアへの帰還 第10話](Magic Story 2018年5月16日 Martha Wells著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-11-2018-05-23 Return to Dominaria: Episode 11]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030588/ ドミナリアへの帰還 第11話](Magic Story 2018年5月23日 Martha Wells著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-12-2018-05-30 Return to Dominaria: Episode 12]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030601/ ドミナリアへの帰還 第12話](Magic Story 2018年5月30日 Martha Wells著)<br />
<br />
;[[灯争大戦]]<br />
*[[War of the Spark: Ravnica]](小説)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/war-spark-ravnica-old-friends-and-new-2019-05-08 War of the Spark: Ravnica—Old Friends and New]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/WAR/0032511/ ラヴニカ:灯争大戦――古き友、新しき友](Magic Story [[2019年]]5月8日 [[Greg Weisman]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/war-spark-ravnica-operation-desperation-2019-06-05 War of the Spark: Ravnica—Operation Desperation]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/WAR/0032589/ ラヴニカ:灯争大戦――絶体絶命作戦](Magic Story 2019年6月5日 Greg Weisman著、名前のみ)<br />
<br />
;[[Magic: The Gathering (BOOM!)]]<br />
<br />
;[[イニストラード:真夜中の狩り]]<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/tangles-2021-09-03 Tangles]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035386/ サイドストーリー第1話:もつれたもの](Magic Story [[2021年]]9月3日 [[Seanan McGuire]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-2-motives-wolf-2021-09-08 Episode 2: The Motives of the Wolf]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035409/ メインストーリー第2話:狼の真意](Magic Story 2021年9月8日 [[K. Arsenault Rivera]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-3-fall-house-betzold-2021-09-15 Episode 3: The Fall of the House of Betzold]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035426/ メインストーリー第3話:ベツォルド家の凋落](Magic Story 2021年9月15日 K. Arsenault Rivera著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-4-harvesttide-2021-09-22 Episode 4: Harvesttide]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035447/ メインストーリー第4話:収穫祭](Magic Story 2021年9月22日 K. Arsenault Rivera著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-5-night-closes-round-2021-09-29 Episode 5: Night Closes 'Round]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035464/ メインストーリー第5話:夜来たる](Magic Story 2021年9月29日 K. Arsenault Rivera著)<br />
<br />
;[[イニストラード:真紅の契り]]<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-1-tithes-and-invitations-2021-10-28 Episode 1: Tithes and Invitations]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035533/ メインストーリー第1話:徴税と招待状](Magic Story 2021年10月28日 K. Arsenault Rivera著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-2-dolorous-weight-pleasantries-2021-11-03 Episode 2: The Dolorous Weight of Pleasantries]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035558/ メインストーリー第2話:社交儀礼の陰気な重み](Magic Story 2021年11月3日 K. Arsenault Rivera著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-3-forever-hold-your-peace-2021-11-10 Episode 3: Forever Hold Your Peace]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035582/ メインストーリー第3話:その結婚に異議あり](Magic Story 2021年11月10日 K. Arsenault Rivera著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-4-wedding-crashers-2021-11-17 Episode 4: The Wedding Crashers]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035602/ メインストーリー第4話:結婚式をぶち壊せ](Magic Story 2021年11月17日 K. Arsenault Rivera著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-5-till-death-do-us-part-2021-11-24 Episode 5: Till Death Do Us Part]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035619/ メインストーリー第5話:死が我らを分かつまで](Magic Story 2021年11月24日 K. Arsenault Rivera著)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[背景世界/ストーリー用語]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:てふえりい}}<br />
[[Category:プレインズウォーカー]]<br />
[[Category:ウェザーライト・サーガ]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3/Green_Dragon
グリーン・ドラゴン/Green Dragon
2022-08-12T05:42:44Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Green Dragon}}<br />
<br />
毒のブレスを吐き、あらゆる[[ダメージ]]を[[致命傷/Mortal Wound]]に変える[[緑]]の[[ドラゴン]]。<br />
<br />
1ターンのみ、こちら側の与えるダメージが全て[[接死]]持ちになるような効果。近年よく見かけるようになった[[命取り/Fatal Blow]]系の[[ETB]]能力と異なり、ダメージを与える前に先出ししておく必要があるため、奇襲性に欠ける。例えば、これを出した[[ターン]]に小型クリーチャーで[[攻撃]]してもスルーされてしまうだろう。かといって[[ブロック]]せざるを得ないような高パワーのクリーチャーで攻撃するのであれば、そもそもこの能力は必要ないことが多いだろう。接死と違い、[[トランプル]]との[[シナジー]]がない点も残念。<br />
<br />
[[マジック・ミサイル/Magic Missile]]と組み合わせれば確定[[除去]]3発分になるなどポテンシャルは高いのだが、いかんせん6[[マナ]]という重さと緑という色と能力の噛み合わせがよくないといえる。とはいえ、緑にとっては4/4[[飛行]]自体が貴重なので、[[リミテッド]]で大型[[フライヤー]]が欲しければ問題なく採用できる性能ではある。能力の方も、[[格闘]]系呪文と合わせる、小型クリーチャーを通して本体へのダメージを稼ぐ、[[サボタージュ能力]]持ちを通しやすくするなど、限定的ながらハマる場面はある。<br />
<br />
*[[全体火力]]との組み合わせは、さながら[[疫病風/Plague Wind]]である。[[祭典壊し/End the Festivities]]なら計7マナと重さ的にも悪くない。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/フォーゴトン・レルム探訪のクロマティック・ドラゴン}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%9C%A0%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%8D%B0%E5%BD%A2/Sigil_of_Sleep
眠りの印形/Sigil of Sleep
2022-08-12T03:46:46Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Sigil of Sleep}}<br />
<br />
[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]した[[クリーチャー]]が[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]を与えると、[[送還/Unsummon]]相当の[[効果]]が得られる[[オーラ]]。<br />
<br />
[[ブロックされない]][[クリーチャー]]に[[つける|つけて]]やれば毎[[ターン]][[バウンス]]することができ、[[対戦相手]]の展開に大幅にブレーキをかけられる。また、[[誘発条件]]は[[戦闘ダメージ]]に限らないため、[[ティム]]など直接ダメージを与えるクリーチャーとも併用可能。1[[マナ]]と[[軽い]]ため[[唱える]]際の隙も少なく、上手くハマれば完封してしまうことすらある。<br />
<br />
高いポテンシャルは持っているのだが、[[構築]]では当時[[青茶単]]などの[[ノンクリーチャー]][[デッキ]]の割合が高く、これに頼った[[デッキ]]を組むのは難しかった。ノンクリーチャーに当たると[[紙]]くずになってしまうからだ。他方クリーチャー戦に寄った[[ストンピィ]]などに対しては大変有効であり、環境にクリーチャーデッキが多いようなら、[[大型クリーチャー]]への対処が難しい[[フィッシュ]]では採用の余地がある。<br />
<br />
[[クリーチャー]]戦を強いられる[[リミテッド]]では当然強力。[[回避能力]]持ちかティム[[能力]]持ちと併用したい。<br />
<br />
*手札に戻すのは強制である。相手によっては逆利用されかねない。<br />
*[[カブトガニ/Horseshoe Crab]]+[[錬金術の研究/Hermetic Study]]とセットで使えれば毎ターン相手だけ[[脱出/Evacuation]]状態。<br />
**対戦相手に限らないため、ダメージと引き換えに[[ETB]]を使いまわす手段にもできる。<br />
*[[The Top 50 Blue Cards]]の[[リミテッド]]部門では、10位の座を獲得した。<br />
*後の[[神河謀叛]]で戦闘ダメージ限定でこの能力を持っている[[霧刃の忍び/Mistblade Shinobi]]が登場した。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[コモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E6%B4%BE%E3%81%AE%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1/Futurist_Operative
未来派の調査員/Futurist Operative
2022-08-12T03:24:50Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Futurist Operative}}<br />
<br />
[[市民]]に化けて潜入工作する[[忍者]]。[[起動型能力]]で変装を解くこともできる。<br />
<br />
[[マナ]]はかかるものの、これ単体で3/4擬似[[警戒]]・[[ブロックされない]]クリーチャーとして振る舞うことができるので[[リミテッド]]基準であればなかなかの性能。[[タップ状態]]である限りブロックされないため他の忍者の[[忍術]]を通すタネとしても最適だが、[[唱える|唱え]]直すにはやや[[重い]]ため[[テンポ]]への負担が大きいのは難点か。<br />
<br />
*タップ状態の間は忍者の[[クリーチャー・タイプ]]が失われているので[[銀毛の達人/Silver-Fur Master]]などとの併用の際は計算ミスに注意。<br />
*[[攻撃]]してきたこのクリーチャーに対して[[火力]]やマイナス[[修整]]を使うならば、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の段階で使うとよい。[[アンタップ]]してブロックされない[[能力]]を諦めるか、そのまま1/1として死ぬかの二択を押し付けることができる。<br />
*[[鷲掴む苦悩/Clawing Torment]]を付けられると、カウンターや装備などで強化しないと置物になる。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[クリーチャー・タイプを変更するカード]]<br />
*[[サイバ未来派/The Saiba Futurists]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%9A%B4%E8%B5%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%8C%E3%83%BC/Stampeding_Wildebeests
暴走するヌー/Stampeding Wildebeests
2022-08-12T02:57:44Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Stampeding Wildebeests}}<br />
<br />
[[アップキープ・コスト]]として[[緑]]の[[クリーチャー]]1体を[[戻す]]ことを要求する[[トランプル]]持ちの[[大型クリーチャー]]。他に緑のクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していなければ、通常は自身を戻さなければいけない。<br />
<br />
単純に[[マナ・コスト]]対性能を見ても優秀な[[クリーチャー]]である。[[花の壁/Wall of Blossoms]]や[[根の壁/Wall of Roots]]などと組み合わせることで、デメリットのはずのアップキープ・コストもメリットになりうる。<br />
<br />
花の壁との組み合わせによる毎[[ターン]]追加の[[引く|ドロー]]が強力。また、当時のルールでは戻すクリーチャーは[[誘発]]した[[能力]]が[[リンボ]]に置かれる際に選んでいたため、1体の緑クリーチャーで複数体の暴走するヌーを維持することが可能だったのも、この[[カード]]の強さの一端だった(現在は能力の[[解決]]時に戻すクリーチャーを選ぶので不可)。<br />
<br />
*上記の[[シナジー]]を軸にした[[ステューピッドグリーン]]という[[デッキ]]も存在した。[[Magic Online]]上で販売された[[ウェザーライト]]の[[テーマデッキ]]、[[Gate Crusher]]や[[第10版]]の[[モリモの力/Molimo's Might]]でも利用されている。<br />
*この能力は[[対象]]を取らないため、[[被覆]]持ちのクリーチャーを戻すことも可能。<br />
<br />
*[[ビジョンズ]]初出時は'''[[ヌー]]'''/''Wildebeest(s)''という特有の[[クリーチャー・タイプ]]を持っていたが、[[Magic Online]]での[[ビジョンズ]]のリリースに伴う2006年1月の[[オラクル]]変更で[[ビースト]]に変更された。その結果、後述の[[暴走する氈鹿/Stampeding Serow]]は[[サブタイプ]]まで同じ同型再版となった。その後[[2007年9月サブタイプ変更]]により、そろって[[アンテロープ]]のタイプを獲得した。<br />
<br />
==関連カード==<br />
*[[神河救済]]にて、これの[[同型再版]]である[[暴走する氈鹿/Stampeding Serow]]を含む、このカードを基としたアップキープ・コストを持つクリーチャーの[[サイクル]]が登場した。<br />
{{サイクル/神河救済のアップキープに同色クリーチャーを戻すクリーチャー}}<br />
以下、特記しない限りアップキープごとにあなたのクリーチャー1体を戻す事を強制する能力が誘発するクリーチャー。[[インスタント・タイミング]]で戻せる類のものは[[救出カード]]の項を参照。<br />
*[[隠し場所の略奪者/Cache Raiders]] - (3)(青)(青)4/4。[[パーマネント]]全般から1つ戻す。([[イーブンタイド]])<br />
*[[エスパーゾア/Esperzoa]] - (2)(青)4/3[[飛行]][[アーティファクト・クリーチャー]]。クリーチャーでなく[[アーティファクト]]を戻す。([[コンフラックス]])<br />
**[[回収ヤドカリ/Salvage Scuttler]] - (4)(青)4/4。アップキープでなくこれが[[攻撃]]するたびにアーティファクトを戻す。([[霊気紛争]])<br />
*[[ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab]] - (5)(青)4/5。アップキープ誘発でなくこれの攻撃時の[[コスト]]として戻す。自身は戻せない。([[アヴァシンの帰還]])<br />
*[[咆哮するプリマドックス/Roaring Primadox]] - (3)(緑)4/4。([[基本セット2013]])<br />
*[[種喰らい/Species Gorger]] - (3)(青)(緑)6/6。([[ドラゴンの迷路]])<br />
*[[激浪のキマイラ/Riptide Chimera]] - (2)(青)3/4飛行[[クリーチャー・エンチャント]]。クリーチャーでなく[[エンチャント]]を戻す。([[ニクスへの旅]])<br />
**[[氾濫潮の海蛇/Floodtide Serpent]] - (4)(青)4/4。アップキープ誘発でなくこれの攻撃時のコストとしてエンチャントを戻す。([[神々の軍勢]])<br />
**[[瞬き翼のキマイラ/Shimmerwing Chimera]] - (3)(青)3/2飛行クリーチャー・エンチャント。誘発が強制でなく任意になった激浪のキマイラ。([[テーロス還魂記]])<br />
*[[ニコ・アリス/Niko Aris]] - (X)(白)(青)(青)の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]。+1[[忠誠度能力]]で[[対象]]のあなたのクリーチャーがこのターンに[[ダメージ]]を与えるたび戻す。([[カルドハイム]])<br />
**[[陽気な盗人、アローラ/Alora, Merry Thief]] - (2)(青)2/3。戻るタイミングが[[終了ステップ]]になったニコ・アリスの+1能力を内蔵した[[背景選択]]クリーチャー。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])<br />
*[[狡猾な回避/Cunning Evasion]] - (1)(青)の[[エンチャント]]。ブロックされたクリーチャーを任意に戻す。([[モダンホライゾン]])<br />
**[[イリシッドの学者、グラジラックス/Grazilaxx, Illithid Scholar]] - (1)(青)(青)3/3。狡猾な回避内蔵のクリーチャー。([[フォーゴトン・レルム探訪]])<br />
*[[逃走用の車/Getaway Car]] - (3)4/3[[搭乗]]1[[速攻]]の[[機体]]アーティファクト。アップキープでなく[[戦闘]]に参加するたびに、これに搭乗したクリーチャーを戻す。任意。([[ニューカペナの街角]])<br />
*[[緊急対応者/First Responder]] - (3)(緑)3/3[[警戒]]。アップキープでなく終了ステップに誘発。戻したクリーチャーの[[パワー]]数分[[+1/+1カウンター]]を得る。任意。自身は戻せない。([[ニューカペナの街角統率者デッキ]])<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%A7%E9%A3%9F%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9/Voracious_Hydra
大食のハイドラ/Voracious Hydra
2022-08-12T02:38:27Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Voracious Hydra}}<br />
<br />
[[X]]の値だけ[[+1/+1カウンター]]が[[置く|置かれ]]て[[戦場に出る]]オーソドックスな[[ハイドラ]]。それに加えて、+1/+1カウンターを[[倍にする]]か、[[格闘]]するかの[[モード]]を選べる[[ETB]][[能力]]を持つ。<br />
<br />
倍にする能力により、X=2以上なら並の[[クリーチャー]]を上回る[[マナレシオ]]と[[トランプル]]で暴れることができる。格闘を選ぶとマナレシオはかなり下がるが、他のハイドラと違い素の[[タフネス]]が1あるため相打ちになり難いのもあって使途は少なくない。4[[マナ]]前後で危険な[[システムクリーチャー]]に対処できるのは取り回しの良さに大きく貢献しており、マナをつぎ込める終盤では返しでの[[除去]]リスクなどを考慮して超大な[[サイズ]]を捨てて適度なサイズ+[[戦場]]への干渉という選択肢が持てるのはありがたい。<br />
<br />
[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン系のデッキ]]に対してもサイズで上回れるだけの出力に加えて、格闘で適宜[[ボード・アドバンテージ]]を得る柔軟な使い方ができることが魅力。<br />
<br />
[[スタンダード]]では[[緑]]中心の幅広い[[デッキ]]でしばしば採用され、一定の汎用性と対クリーチャーデッキ適性から[[メインデッキ]]・[[サイドボード]]のいずれにも顔を出す。[[ローテーション]]後には、同じく+1/+1カウンターが置かれて格闘を行う[[意地悪な狼/Wicked Wolf]]と使い分けられることもあった。<br />
<br />
[[パイオニア]]でも[[緑単信心#パイオニア|緑単信心]]や[[硬化した鱗#パイオニア|硬化した鱗]]に採用されることがある。<br />
<br />
*倍にする能力にタイムラグがある事に注意。4マナ4/5の予定が対応して3点[[火力]]で除去されるという場面もありえる。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]]<br />
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[レア]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%89%E5%89%87%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%A8%80%E5%B0%91%E5%BA%A6
変則的な稀少度
2022-08-11T08:25:04Z
<p>60.36.122.53: /* ダブルマスターズ */</p>
<hr />
<div>'''変則的な稀少度'''は、いくつかの[[カード・セット]]の[[ブースターパック]]に見られる[[稀少度]]の形態。<br />
<br />
*以下、本項では'''[[ドラフト・ブースター]]'''、および[[マジック・イベント規定]]でドラフト・ブースターと呼ばれているブースターパック(現在のドラフト・ブースターと同じ製品形態を持っていた、[[エルドレインの王権]]以前のブースターパック)について記述しており、'''[[コレクター・ブースター]]などについては考慮しない'''。また、製造ミスによるエラーパックについても考慮しないものとする。<br />
<br />
==古いエキスパンション==<br />
[[アライアンス]]以前の古い[[エキスパンション]]では、同じ稀少度分類なのに存在量が異なるカードがある。これは印刷の都合で意図的にそういう形に作成されている。カードは1枚の大きな紙にたくさんのカード画像を並べて印刷し、後からカードの形に打ち抜いて作成している。この際管理がしやすいように「コモンだけが印刷されているシート」「アンコモンだけ」「レアだけ」というグループ分けをしている。このとき様々な都合で1つのシートに同じカードを複数並べて印刷する場合があり、この時例えば「コモンシート1枚に2枚印刷するカード」の稀少度を「コモン2」と呼ぶ。<br />
<br />
従って、この数字はそのままその稀少度内での比率となる。例えばコモン2は、コモン1の2倍印刷されており、2倍パックに含まれやすい。<br />
<br />
各エキスパンションごとの構成は以下のとおり(いずれも出現頻度が低い順)。<br />
<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! エキスパンション !! colspan="2" | レア !! colspan="2" | アンコモン !! colspan="2" | コモン<br />
|-<br />
![[アラビアンナイト]]<br />
|<br />
|<br />
|2枚<br />
|アンコモン2<br>アンコモン3<br>アンコモン4<br />
|6枚<br />
|コモン1<br>コモン4<br>コモン5<br>コモン11<br />
|-<br />
![[アンティキティー]]<br />
|<br />
|<br />
|2枚<br />
|アンコモン1<br>アンコモン2<br>アンコモン3<br />
|6枚<br />
|コモン1<br>コモン4<br>コモン5<br>コモン6<br />
|-<br />
![[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]<br />
|1枚<br />
|レア <br />
|3枚<br />
|アンコモン1<br>アンコモン2<br />
|11枚<br />
|コモン1<br>コモン2<br />
|-<br />
![[ザ・ダーク]]<br />
|<br />
|<br />
|2枚<br />
|アンコモン1<br>アンコモン2<br />
|6枚<br />
|コモン1<br>コモン3<br />
|-<br />
![[フォールン・エンパイア]]<br />
|<br />
|<br />
|2枚<br />
|アンコモン1<br>アンコモン2<br>アンコモン3 <br />
|6枚<br />
|コモン1<br>コモン3<br>コモン4<br />
|-<br />
![[クロニクル]]<!-- ザ・ダークかホームランドのいずれかに準拠していると思われる。 --><br />
|<br />
|<br />
|3枚<br />
|アンコモン1<br>アンコモン3<br />
|9枚<br />
|コモン2<br>コモン3 <br />
|-<br />
![[ルネッサンス]]<br />
|<br />
|<br />
|2枚<br />
|アンコモン1<br>アンコモン?<br />
|6枚<br />
|コモン?<br>コモン?<br />
|-<br />
![[ホームランド]]<br />
|<br />
|<br />
|2枚<br />
|アンコモン1<br>アンコモン3<br />
|6枚<br />
|コモン1<br>コモン4 <br />
|-<br />
![[アライアンス]]<br />
|1枚<br />
|レア2<br>レア6<br />
|3枚<br />
|アンコモン2<br>アンコモン3<br />
|8枚<br />
|コモン1<br>コモン2 <br />
|}<br />
<br />
パックに入れられる際には、後ろの数字に関係なくコモンならコモン枠、というようになっている。なので例えば[[ザ・ダーク]]のパックを開けても必ずアンコモン1が手に入る保証はない。<br />
<br />
この仕組みによって、エキスパンションによっては「レアの方がアンコモンより少ない」という保証は無い。例えば[[アライアンス]]のレア6とアンコモン2は理論上同じ出現率、[[アラビアンナイト]]のアンコモン3はコモン1と同じ率になる(=アンコモン4の方がコモン1よりも出やすい)。<br />
<br />
*[[絵|イラスト]]違いの場合、それぞれの絵ごとにその枚数が刷られているのではなく、1つのイラストは1シート上1枚。例えば、[[フォールン・エンパイア]]での[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]はコモン4なので1シートに4枚印刷されているが、その内訳は4つのイラスト違い版がそれぞれ1枚ずつになっている。<br />
**さらに、同じカードでも複数のシートに分けられて印刷されることもある。例えば、[[アンティキティー]]での[[ミシュラの工廠/Mishra's Factory]]の稀少度は「コモン1、アンコモン3」となっており、その実体はコモンシートに1枚(春のイラスト)が、アンコモンシートには3枚(夏、秋、冬1枚ずつ)が印刷されている。見方を変えると「冬イラストのミシュラの工廠」は、アンコモン1相当と言える。<br />
*[[銀枠]]の[[Rare-B-Gone]]では、レアが無いエキスパンションはアンコモン1をレアとして扱うよう裁定が出ている。<br />
<br />
==[[時のらせんブロック]]==<br />
:[[時のらせん]]ブースター:レア1枚+アンコモン3枚+コモン10枚+タイムシフトボーナス([[スペシャル]])1枚<br />
:時のらせん[[トーナメントパック]]:レア3枚+アンコモン10枚+コモン29枚+基本土地30枚+タイムシフトボーナス3枚<br />
さらに、[[時のらせん]]からは通常の封入比率は保ったままで、コモン・アンコモン・レアの[[プレミアム・カード]]の封入位置がカード本来の稀少度に関らずコモン枠に変更となった。[[ウルザズ・レガシー]]から[[ディセンション]]までは本来の稀少度の枠に配置されていた。タイムシフトボーナスのプレミアム・カードについてはタイムシフトボーナス枠のまま。<br />
:[[次元の混乱]]:レア1枚+アンコモン2枚+コモン8枚+タイムシフトアンコモンまたはレア1枚+タイムシフトコモン3枚<br />
<!-- :[[未来予知]]|通常またはタイムシフトレア1枚+アンコモン2枚+コモン8枚+タイムシフトアンコモン1枚+タイムシフトコモン3枚 <br />
[[次元の混乱]][[未来予知]]ともにタイムシフトレアはタイムシフトアンコモンに対して1:3の割合で封入されている。 <br />
次元の混乱・未来予知のタイムシフトFoilの配置もわからないので、こちらも補間希望。補間後には当コメント削除OK。 <br />
↑未来予知ですが、タイムシフトのコモンは大抵5枚程度入っていますし、タイムシフトアンコモンが2枚のパックも大量に存在します。次元の混乱はともかく、未来予知は通常のものとタイムシフトを分けて書く必要は無いのではないかと。 <br />
余談ですが、未来予知は各稀少度ごとに、通常のもの33種、タイムシフトのもの27種です。コモンが平均8:3で封入されているということはありえないでしょう。 <br />
未来予知に関しては、レアは未来シフト・通常の区別なくレアのところに1となってます。FOILは入ってるときはFOIL枠(今までどおりどの稀少度でも)コモンとアンコモンも取り立てて枚数の決まりはないように思えます。(封入の並びは「通常コモン」「未来コモン」「通常アンコ」「未来アンコ」・・・になってるけど) --><br />
<br />
時のらせんブロックにおいては過去の変則的な稀少度の再来というわけではなく、あくまでボーナスカードという位置付け。時のらせんではスペシャルと名付けられた稀少度も加わり、ブロック全体にわたって独自の封入比率となった。特殊な稀少度やカード枠、過去や未来のカードの収録といったように、ブロックを表現している。<br />
<br />
==アラーラの断片以降の基本土地枠==<br />
[[アラーラの断片]]以降以降の[[ドラフト・ブースター]]では、[[レア]](もしくは[[神話レア]])1枚・[[アンコモン]]3枚・[[コモン]]10枚(あるいは[[プレミアム・カード]]1枚+コモン9枚)・[[基本土地]]1枚の構成になっている。<br />
<br />
ただし、以下に示す一部カード・セットの基本土地枠には、基本土地以外のカードが封入される場合もある。<br />
<!--発売順--><br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード・セット名!! 基本土地枠の封入カード !! 備考<br />
|-<br />
![[ゼンディカー]]<br />
|[[基本土地]]<br>[[ゼンディカー#ヴィンテージ・カード|ヴィンテージ・カード]]<br />
|[[コンピューターゲーム]]ではヴィンテージ・カードは出現しない。<br>詳しくは該当ページを参照。 <!-- コンパクトブースターでの出現報告があれば訂正願います。--><br />
|-<br />
![[Masters Edition 4]]<br />
|[[ウルザランド]]<br />
|<br />
|-<br />
![[イニストラード]]<br>[[闇の隆盛]]<br>[[マジック・オリジン]]<br>[[イニストラードを覆う影ブロック]]<br>[[イクサラン・ブロック]]<br />
|[[基本土地]]<br>[[チェックリストカード]]<br />
|封入比率はセットにより異なる。<br>[[コンピューターゲーム]]ではチェックリストカードは出現しない。<br />
|-<br />
![[ドラゴンの迷路]]<br />
|[[ギルド門]]<br>[[ショックランド]]<br>[[迷路の終わり/Maze's End]]<br />
|ショックランドは[[ラヴニカへの回帰]]および[[ギルド門侵犯]]のものが封入されている。<br />
|-<br />
![[マスターズ・シリーズ]]<br />
|[[プレミアム・カード]]<br />
|プレミアム・カードは[[コモン]]枠から出現しない。<br />
|-<br />
![[コンスピラシー]]<br>[[コンスピラシー:王位争奪]]<br />
|[[ドラフト]]中に効果を発揮する能力を持ったカード<br>[[策略]]カード<br />
|該当カードは[[基本土地]]枠でのみ出現。<br><br />
|-<br />
![[Vintage Masters]]<br />
|[[プレミアム・カード]]<br>[[パワー9]]<br />
|プレミアム・カードは[[コモン]]枠から出現しない。<br>パワー9は[[スペシャル]]の[[稀少度]]として、[[基本土地]]枠でのみ出現。<br />
|-<br />
![[運命再編]]<br />
|[[基本土地]]<br>[[隠れ家]]<br>[[友好色]][[フェッチランド]]<br />
|英語、日本語など一部言語では基本土地は出現しない。<br>フェッチランドは[[タルキール覇王譚]]のものが封入されている。<br />
|-<br />
![[Unstable]]<br />
|[[基本土地]]<br>[[蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss]]<br />
|<br />
|-<br />
![[基本セット2019]]<br />
|[[基本土地]]<br>[[タップインデュアルランド]]<br>[[チェックリストカード]]<br />
|[[コンピューターゲーム]]ではチェックリストカードは出現しない。<br />
|-<br />
![[ラヴニカのギルド]]<br>[[ラヴニカの献身]]<br />
|[[ギルド門]]<br />
|<br />
|-<br />
![[基本セット2020]]<br>[[イコリア:巨獣の棲処]]<br />
|[[基本土地]]<br>[[隠れ家]]<br>[[進化する未開地/Evolving Wilds]]<br />
|<br />
|-<br />
![[基本セット2021]]<br />
|[[基本土地]]<br>[[隠れ家]]<br />
|<br />
|-<br />
![[カルドハイム]]<br />
|[[基本氷雪土地]]<br>[[氷雪]][[タップインデュアルランド]]<br />
|<br />
|-<br />
![[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]<br />
|[[ミスティカルアーカイブ]]<br />
|<br />
|-<br />
![[モダンホライゾン2]]<br />
|[[モダン]][[リーガル]]になる[[再録]]カード<br />
|<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
==[[イニストラード]]、[[闇の隆盛]]==<br />
:[[イニストラード]]ブースター:レア1枚+アンコモン3枚+コモン9枚+[[両面カード]]1枚+基本土地または[[チェックリストカード]]1枚<br />
:[[闇の隆盛]]ブースター:レア1枚+アンコモン3枚+コモン9枚+両面カード1枚+基本土地またはチェックリストカード1枚<br />
両面カードには神話レア・レア・アンコモン・コモンのいずれかが含まれる。<br />
プレミアム・カードについては時のらせんのタイムシフト枠とは異なり、プレミアム・カードの両面カードも通常のコモン枠から出る。<br />
初登場した両面カードが特徴的な構成。各パックに必ず1枚以上両面カードが含まれている。<br />
<br />
*なお、同じく[[イニストラード・ブロック]]である[[アヴァシンの帰還]]には両面カードが存在しないため、封入比率は通常のパックと同じ。<br />
<br />
==[[ゲートウォッチの誓い]]==<br />
パック内の封入比率や構成等は通常のブースターパックと同じだが、[[荒地/Wastes]]がイラスト違いでコモン枠に2種類存在する。<br />
<br />
==[[イニストラードを覆う影ブロック]]==<br />
:[[イニストラードを覆う影]]ブースター:通常は1だが、1/8の確率で2の内容となる。<br />
:#レアか神話レア1枚+アンコモン3枚+コモン9枚+コモンかアンコモンの両面カード1枚+基本土地またはチェックリストカード1枚<br />
:#レアか神話レア1枚+アンコモン3枚+コモン8枚+レアか神話レアの両面カード1枚+コモンかアンコモンの両面カード1枚+基本土地またはチェックリストカード1枚<br />
プレミアム・カードについては時のらせんのタイムシフト枠とは異なり、プレミアム・カードの両面カードも通常のコモン枠から出る。<br />
<br />
イニストラード・ブロックと異なりプレミアムカードでなくても1パックに両面カードが2枚入る場合があり、両面カードの開封率は1.125となっている。<br />
<br />
==[[ドミナリア]]==<br />
パック内の封入比率や構成等は通常のブースターパックと同じだが、各パックに必ず1枚以上の[[伝説のクリーチャー]]が含まれる。<br />
<br />
==[[バトルボンド]]==<br />
[[共闘]]を持つカードが封入される場合、必ず互いに参照する2枚がペアで封入される。レア以上のペアの場合、片方はアンコモンの枠に封入される。<br />
<br />
==[[灯争大戦]]==<br />
パック内の封入比率や構成等は通常のブースターパックと同じだが、各パックに必ず1枚以上の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が含まれる。<br />
<br />
==[[Mystery Booster]]==<br />
各スロットに異なる121種類のカードが印刷されたシートが設定されており、セット内の特定のカードを引く確率は等しく1/121になっている。<br />
<br />
==[[ダブルマスターズ]]==<br />
レア/神話レア、プレミアム・カードがそれぞれ2枚封入されており、代わりにコモン枠が8枚となっている。<br />
<br />
*[[ダブルマスターズ2022]]では、それに加えて[[謎めいた尖塔群/Cryptic Spires]]が固定枠として1枚封入されている。<br />
<br />
==[[ゼンディカーの夜明け]]==<br />
パック内の封入比率や構成等は通常のブースターパックと同じだが、各パックに必ず1枚以上の[[モードを持つ両面カード]]が含まれる。<br />
<br />
==[[統率者レジェンズ]]==<br />
1パックに20枚のカードが封入されており、特殊な封入比率や構成となっている。詳細は[[統率者レジェンズ#製品ラインナップ]]を参照。<br />
<br />
==[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]==<br />
基本土地の代わりに[[ミスティカルアーカイブ]]が封入されているほか、各パックに必ず1枚以上の[[講義]]・カードが含まれる。<br />
<br />
==[[イニストラード:真夜中の狩り]]、[[イニストラード:真紅の契り]]==<br />
パック内の封入比率は通常のブースターパックと同じだが、各パックに必ず1枚以上のコモンの両面カードと、1枚以上のアンコモン以上の両面カードが含まれる。<br />
<br />
==[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]==<br />
1パックに20枚のカードが封入されており、特殊な封入比率や構成となっている。詳細は[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い#製品ラインナップ]]を参照。<br />
<br />
==その他==<br />
===[[神話レア]]===<br />
[[アラーラの断片]]から採用された[[神話レア]]も、[[レア]]の代わりにパックに封入されるという点では、古いエキスパンションにおける変則的な稀少度に近い。しかし、上記の「シートに印刷される枚数」とは関係が無い。封入確率についての詳細は[[神話レア#出現頻度]]の項を参照のこと。<br />
<br />
===[[プレミアム・カード]]===<br />
通称Foil。[[エキスパンション]]によって封入率や封入枠が異なり、封入に関してもっともランダム性をもつ存在といえる。詳しくは該当ページを参照。<br />
<br />
===[[ブースターパック#コンパクトブースター|コンパクトブースター]]===<br />
:ランダム枠1枚(神話レア・レア・アンコモン・コモン)+アンコモン1枚+コモン3枚+基本土地1枚<br />
ランダムカードの封入比率としてはレア:アンコモン:コモンで2:1:2となり、コンパクトブースター5パックでブースターパック2パック分の設定。さらに神話レアとレアでは通常通りに1:7の比率となり、20パックにつき神話レアが1枚ということになる。ただし、あくまで封入確率であるのでパックごとの偏りは当然に見受けられる。<br />
<br />
日本語版[[エルドラージ覚醒]]ではコモン5枚という内容もあり得、アンコモン枠がアンコモンまたはコモンによる準ランダム枠化をしていると見られる。この影響による封入比率の変化は不明。<br />
<br />
ゲームカードには含まれないが、通常のブースターパック同様に1パックにつき1枚の[[トークン・カード]]または[[豆知識カード]]も封入されている。ゼンディカーおよびワールドウェイクにおいて封入される基本土地カードは通常のブースターパック同様にゼンディカーでの全面イラストのバージョンとなる。<br />
<br />
===[[ニクスへの旅]]===<br />
低確率で通常の構成の代わりに、[[テーロス・ブロック]]の[[神 (テーロス・ブロック)|神]]カード全15種類が各1枚ずつ封入されているブースターパックが存在する。<br />
<br />
===[[Masterpiece Series]]===<br />
各該当ブースターパックに通常のプレミアム・カードの代わりとして低確率で封入されている。詳しくは該当ページを参照。<br />
<br />
===[[Magic: The Gathering Arena]]===<br />
:レアか神話レア1枚+アンコモン2枚+コモン5枚<br />
枚数自体が従来と異なるため、上記セット達の変則的な稀少度が守られていないので注意(例えば灯争大戦パックを開けても、必ずしもプレインズウォーカーが出るとは限らない)。<br />
<br />
これは購入(入手)したアリーナ仕様のブースターパックのもので、[[リミテッド]]用のブースターパックは[[Magic Online]]のものと同様である([[差し替えカード]]を除く変則的な稀少度は適用される)。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[コレクター]]<br />
*[[稀少度]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%B3/Thud
ドスン/Thud
2022-08-10T04:52:17Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Thud}}<br />
<br />
[[軽い|軽く]]なった代わりに[[ソーサリー]]になった[[投げ飛ばし/Fling]]。あるいは、[[ダメージ]]が[[パワー]]依存になった[[命知らず/Reckless Abandon]]。<br />
<br />
投げ飛ばしよりも軽くなったのは良いが、[[インスタント]]ではなくソーサリーになったことで[[除去]]に[[対応]]して[[唱える]]といった柔軟な使い方はできなくなっているため、総合的な使い勝手は劣る。軽さを活かし、[[コンボ]]的な使い方をすることになるか。<br />
<br />
[[灯争大戦]]後は、軽くて[[強化]]と相性が良い[[戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist]]と[[戦慄衆の解体者/Dreadhorde Butcher]]によって一気に[[ゲーム]]エンド級[[ダメージ]]を与える[[地雷デッキ]]が組まれた。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
ショックランド
2022-08-10T04:37:50Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>'''ショックランド'''(''Shockland'')とは、[[基本土地タイプ]]を2種類持つ[[デュアルランド]]のうち、[[ラヴニカ・ブロック]]で初登場したものの総称。いずれも[[ラヴニカへの回帰ブロック]]、[[Zendikar Expeditions]]、[[ラヴニカのギルド]]、[[ラヴニカの献身]]で[[再録]]された。<br />
<br />
{{#card:Hallowed Fountain}}<br />
<br />
==解説==<br />
元祖[[デュアルランド]]の調整版・[[下位互換]]であり、[[戦場に出る]]とき2点の[[ライフ]]を[[支払う|支払わ]]なければ[[タップ]]状態で戦場に出る、という[[ペナルティ能力|ペナルティ]]が追加されている。<br />
<br />
[[多色土地]]は数あれど、ショックランドの登場までは、[[基本土地タイプ]]を持つものはデュアルランド以外に存在しなかった。<br />
<br />
元祖デュアルランドと同じ「[[基本土地]]ではないが基本土地タイプは持つ」という性質により、一部の[[土地]][[サーチ]]カードが利用でき、特定の基本土地タイプを参照するカードと[[シナジー]]がある。一方で、[[基本でない土地]]への対策にも、基本土地タイプを狙い撃ちにする[[色対策カード]]にも引っかかる。ルール上の詳細は[[デュアルランド]]の項目も参照のこと。<br />
<br />
*語源は[[ショック/Shock]]。[[アンタップ]]状態で出すときに支払うライフの点数が、ショックの[[ダメージ]]と同じ2点であるため。<br />
*登場当初、日本では「[[ギルドランド]]」「新デュアルランド」などとも呼ばれていたが、しばらくすると「ショックランド」でほぼ統一された。<br />
**なお人によっては「ギルドランド」で[[本拠地ランド]]を指す場合もあるようだ。<br />
*「ライフを支払わないとタップイン」なのであって、「ライフを支払うとアンタップ状態で出る」のとは違う。他の効果で「タップ状態で戦場に出る」場合、ライフを支払ってもタップ状態で戦場に出る。<br />
*[[ラヴニカ・ブロック]]の[[トップレア]]群であり、総じて高額。のちに[[再録]]された際は[[神話レア]]登場などで相対的に封入率が向上したため多少は緩和されたが、それでも相変わらずの高額レアである。プレミア感を維持するためか、他の2色土地と異なり[[構築済みデッキ]]に収録された回数も少ない(→[[英雄の鼓舞/Inspiring Heroics]]、[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate (Starting Deck)]]など)。<br />
<!--**(特定ではなく)どれか1枚の入手率はラヴニカ:ギルドの都で4/92、ギルドパクトで3/58、ディセンションで3/62に対し、ラヴニカへの回帰・ギルド門侵犯で5/60.57、[[ドラゴンの迷路]]で10/242.28。特定の1枚では、ギルドパクトの方がラヴニカへの回帰ブロックよりも入手率が高い。<br />
再録回数も増えてきたため上記情報コメントアウト--><br />
*[[ペインランド]]が[[カード名]]の問題で再録しづらくなっている反省を踏まえて、カード名に[[次元/Plane]]を特定するような固有名詞が使われていない。これが功を奏し、後に[[Zendikar Expeditions]]や[[Secret Lair Drop Series#Dr. Lair's Secretorium Superdrop|Secret Lair Drop Series: Culture Shocks]]シリーズにて[[ラヴニカ/Ravnica]]以外の次元の風景を描いた[[絵|イラスト]]で収録された。ただし、[[本流のセット]]ではラヴニカ関連の[[カード・セット]]にしか収録されていない<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/building-allegiances-part-1-2019-01-02 BUILDING ALLEGIANCES, PART 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031637/ 献身の作り方 その1]</ref>。<br />
*[[タップインデュアルランド]]の[[上位互換]]。<br />
<br />
===利用===<br />
「2点のライフ」というデメリットが、使用するにあたって大きすぎる負担にはならないものの、何も考えずにホイホイと[[支払う|支払える]]ほどは気軽ではない、絶妙なバランスになっている。2枚目、3枚目と連続でアンタップインすると負担がどんどん大きくなっていくことから、複数種類のショックランドを併用するのにも大きなリスクが伴うようになっており、安易な多色化にも歯止めがかけられている。<br />
<br />
どんどん攻めていきたい[[アグロ]]などの[[デッキ]]では、[[テンポ]]を優先して積極的にアンタップインで使用される。しかしアグロ同士の対戦などではこの2点が明暗を分けることもままあり、特に[[火力]]や[[ドレイン]]と言ったライフを直接攻める手段のあるデッキとの対戦時にはそれを意識した駆け引きが必要となる。<br />
<br />
じっくり構えたい[[コントロール (デッキ)|コントロール]]では、[[タップイン]]でライフを温存するプレイングも多用されるが、もちろん緊急時にはアンタップインで使用する必要は出てくる。特にフェッチランドと併用する場合、すぐには起動せず[[対戦相手]]の[[ターン]]に持ち越して、「何か[[マストカウンター]]な[[呪文]]を使った場合はアンタップインして[[打ち消し]]を使う、そうでなければ[[終了ステップ]]に[[タップイン]]」というような二段構えの戦略が取られる。それを見越して「あえて呪文を無造作に使用し、[[アンタップイン]]を誘う」というような駆け引きが生まれることもしばしば。<br />
<br />
多色土地としての利用はもちろんだが、複数の基本土地タイプを持つ、という点のほうも同時に重視して採用される例もままある。[[ヴァラクート#モダン|スケープシフト]]では[[山]]の枚数を減らさずに多色化することに貢献し、[[アグロドメイン]]では[[部族の炎/Tribal Flames]]と併用されている。<br />
<br />
===他の[[多色土地]]との比較・[[シナジー|相性]]===<br />
他のアンタップインできる多色土地が、何か他の条件を必要としていることが多いことに対し、ショックランドはライフさえあれば単体で容易にアンタップインできる。この強みは大きく、多色土地の中では非常に高い評価を得ており、採用率も同様に高い。<br />
<br />
*無条件にアンタップインできる多色土地としては、先輩格である[[ペインランド]]もある。比較して、長期的に見てほとんどの場合でライフの出費が少なくて済み、また下記のシナジーもあることから、ショックランドのほうが高い評価を得ている。<br />
**ただし[[色マナ]]の需要がそこまで激しくないデッキの場合や、[[無色マナ]]が特別に必要なデッキの場合などで、ペインランドが優先されるケースもある。<br />
*同様に[[お休みランド]]と比較すると、色マナを出した後の反動がないため速度が落ちない利点がある。<br />
<br />
また[[基本土地タイプ]]を持つことから、それを利用できるカードとは総じて相性がよい。<br />
*特に最も併用されるのは[[フェッチランド]]である。[[スタンダード]]で共存したことこそないが、[[エクステンデッド]]や[[モダン]]では多色デッキの[[マナ基盤]]として広く利用されており、「1[[ターン]]目にフェッチランドからショックランドを出して[[ライフ]]17点でスタート」という動きがよく見られる。<br />
*また[[チェックランド]]との相性も非常によい。[[ラヴニカへの回帰ブロック]]と[[ラヴニカのギルド]]および[[ラヴニカの献身]]で再録された際はスタンダードでも共存しており、多色デッキのマナ基盤充実に大いに貢献した。[[モダン]]でも引き続き併用されている。<br />
<br />
反面、土地を何度も出し直す[[ギミック]]とは相性がやや悪い。また、上記の裏返しになるが、他の多色土地が条件を満たした場合にはリスクなしでアンタップインできるのに対し、ショックランドはどんな場合でもライフを支払わないとタップインになってしまうことから、特殊な構造のデッキや確実に長期戦になるデッキの場合に若干評価が下がる場合もある。<br />
*特に同時に[[ラヴニカ・ブロック]]で登場した[[バウンスランド]]とは相性が悪く、そちらが入るデッキでは枚数が抑えられる傾向にある。<br />
*例えば[[ランプ]]デッキの中盤以降、チェックランドならほぼ確実にアンタップインであるのに対し、ショックランドではやはりライフを支払わないとアンタップインできない。<br />
*また例えば[[サニー・サイド・アップ]]では、コンボ完成までの[[マナ基盤]]としては使えるが、[[幽霊街/Ghost Quarter]]で[[破壊]]して[[第二の日の出/Second Sunrise]]で戻す[[コンボ]]の際にはあまり有効でないため、枚数が極力抑えられる。<br />
<br />
==該当カード==<br />
{{サイクル/ラヴニカ・ブロックのショックランド}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/shocklands-then-and-now-2012-09-24 Shocklands Then and Now(新・旧イラストの紹介)] ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/ Daily MTG])<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/shocklands-then-and-now-ii-2013-02-19 Shocklands Then and Now II(新・旧イラストの紹介2)] (Daily MTG)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/captivating-covers-2013-05-09 Captivating Covers] (Daily MTG)<br />
<references /><br />
<br />
*[[2色土地]]<br />
*[[カードの俗称]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%8F%A3%E6%AD%A2%E3%82%81/Buy_Your_Silence
口止め/Buy Your Silence
2022-08-10T02:42:46Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Buy Your Silence}}<br />
<br />
[[土地]]でない[[パーマネント]]を[[追放]]する[[ソーサリー]]。[[白]]らしく、[[コントローラー]]への補填として[[宝物]]・[[トークン]]を[[生成]]させてしまう。[[現場保存/Secure the Scene]]の宝物版。<br />
<br />
[[幽閉/Minimus Containment]]にも似ているが、2[[マナ]][[重い]]ぶん[[オーラ]]でも[[疑似除去]]でもなく純粋な[[除去]]となっており追放なので後腐れもない。ただし追放したいなら、同[[スタンダード]][[環境]]では3[[マナ]]の[[仮初めの時間/Borrowed Time]]が存在。いくら[[神河:輝ける世界]]で[[エンチャント]]対策が増えたとはいえ、それを避けるためだけに5[[マナ]]という重い[[単体除去]]を選ぶのは決め手に欠ける。また6[[マナ]]域には[[告別/Farewell]]([[プレインズウォーカー]]は狙えないが[[全体除去]]、かつ[[墓地]]まで追放できる)なども存在。比較すると強みはあれどやや中途半端な印象は拭えない。<br />
<br />
[[リミテッド]]では現場保存と同様、[[シングルシンボル]]かつ[[コモン]]の追放除去として優秀。[[盾カウンター]]や[[置物]]への対策になるため、[[メインデッキ]]から採用する価値もある。<br />
<br />
*2022年時の白には珍しく、用途の問わない[[マナ加速]]としても使える。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[コモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E4%BA%8B%E6%95%85
土地事故
2022-08-10T02:21:58Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>'''土地事故'''(''Land Flood/Land Screw'')とは、[[土地]]ばかり引いて[[呪文]]がまったく来ない。または、土地がまったく引けず呪文が使えないという[[事故]]。俗に前者は「[[マナフラッド]]」、後者は「[[マナスクリュー]]」と呼ぶ。<br />
<br />
土地事故を起こさないようにするには、[[デッキ]]に入れる土地のバランスが重要である。どのような構成が理想であるかは、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の歴史の中で様々に研究されており、[[マナカーブ]]や[[ゼロックス]]などの理論が提唱されている。現代ではおおよそデッキ総枚数のうち40%前後を基準とし、デッキ全体の戦略や各パーツの特徴などで増減させるのがよいとされる。詳しくは後述。<br />
<br />
マジックの本質(の一部)が確率により成り立っている以上、事故が完全になくなるということはありえないため、ある程度は諦めて受け入れるほかない。一方で、土地事故は一方的でつまらないゲーム展開の原因となるため、マジックの歴史と共に土地事故は取り除かれ、減らされていった。具体的には[[マリガン]]のルール改良、[[土地破壊]]の弱体化、[[レジェンド・ルール]]の改良に伴う[[伝説の土地]]の使い勝手の向上などである。詳細は各項目を参照。<br />
<br />
*黎明期には「土地は20枚、その他40枚」という構成を([[関連書籍]]にも記載されていたため)よく見かけたが、現在では平均的には少ない数である。[[ウィニー]]のような[[軽い]]構成でなければ、まずマナスクリューに陥るだろう。<br />
**他にも、[[スターターデッキ]]の内訳から「土地は22枚」という地方もある。<br />
*俗に「同じ土地事故でも、マナスクリューよりはマナフラッドのほうがよい」とも言われる。スクリュー状態からようやく土地を1枚引いてもさほど[[展開]]が進まないのに対し、フラッド状態であれば1枚の[[重い]][[カード]]で一気に展開を進めることが可能であるため。[[戦場]]の状況次第であるためひとくくりにはできないが、理屈として覚えておく価値はある。<br />
**2マナあれば事足りるウィニーは勿論、3ターンキル以下ができる超速攻デッキ(特に[[マナ加速]]が入ったデッキ)なら土地を1枚引けば一気に展開できるのでスクリューの方がマシである。<br />
*「無作為なシャッフル」というのは「デッキ内が均等にバラけている」という意味ではないので、本当に無作為であれば、土地がやけに固まったり、同じカードばかり妙に連続して[[引く]]場合もあり得る。<br />
**完全に無作為で60枚中土地24枚の場合、平均すると「土地が2枚連続している箇所は(3枚以上を含めて)6~7、3枚は(4枚を含めて)1~2、4枚は0~1」とそこそこ多い。<br />
*「事故にならない[[切り直す|シャッフル]]」はいくつか存在するが、もれなく[[積み込み]]による[[違反行為]]であり、[[失格]]にもなりかねない。絶対に行わないこと。<br />
*[[Magic Online]]では、実際の[[カード]]を使った[[ゲーム]]より頻繁に起こると囁かれている。<br />
**しかし大抵の場合は、様々なゲームの記憶と同じく印象の問題である。実カードで事故を起こして負けても「自分のシャッフルのせいだな」で笑い飛ばす事もできる(そしてその手の記憶はあまり残らない)が、Magic Onlineだとシャッフルに人為的な不確定要素が無いことよりも、他人(プログラム)のシャッフルが原因で事故を起こしていることから、「プログラムのせいで負けた」という悪印象の方が残りやすい。<br />
***シャッフルの過程が視覚化されていないというのも、悪印象(不信感)が残りやすい理由の一つだろう。<br />
**実カードとMagic Onlineのシャッフルで事故率の乖離が激しい場合、まず自分のシャッフルに問題がないか疑うべきだろう。故意でなくとも、無意識的に多少の積み込みが生じている例は珍しくない。<br />
***たとえばゲームの終了後に、そのゲームで使っていた土地を均一間隔でデッキに戻す、などは無意識にやってしまいがちであるが、その後のシャッフルが不十分だと、土地が固まりにくいのは当然である。<br />
***シャッフル前に無意識で行われる程度の操作なら十分なシャッフルで解消できることがほとんどであるが、デッキ調整のための[[ソリティア]]や身内での対戦などの場合、大会などに比して(意識的・無意識的を問わず)シャッフルが不十分になってしまうのはよくあることである。機械的に確実に[[無作為に|無作為化]]しているMagic Onlineでは、このような「不十分さ」が出ることはない。<br />
***[[カジュアルプレイ]]が中心でMagic Onlineのシャッフルに不信感のある人は、大会の動画や[[切り直す]]の項で、大会ではどのようなシャッフルがなされているのかを見るのも参考になるだろう。<br />
*[[Magic: The Gathering Arena]]の1本先取試合 ([[BO]]1)では、[[初期手札]]で土地事故が起こりにくくなるような操作がバックグラウンドで行われている。<br />
**その内容は「7枚の手札を2つ作り、手札の土地比率がデッキ内の土地比率に近い方を初期手札とする」というもの。さらに[[2019年]]2月14日のアップデートで、2つではなく3つの手札候補から選ばれるよう上方修正された。<br />
***背景に、土地事故による「ゲームにならないゲーム」を減らす目的がある。<br />
<br />
==構築時の目安==<br />
===基本枚数===<br />
端的に言って、土地の枚数は'''デッキの30〜45%'''がよい。軽めのカードが多い速攻型デッキであれば少なめに、重めのカードを重視した中速~低速デッキならば多めにするとよい。<br />
<br />
具体的に、60枚のデッキなら速攻型の18〜コントロール型の26枚前後が妥当である。いわゆる「マナ食い虫」なデッキなら、28枚ほど入れることも。[[リミテッド]]の40枚デッキならば17枚前後、が基本となる。<br />
<br />
*これに当てはまらない、極めて特殊な構造の[[デッキ]]も存在する([[ドレッジ]]や[[The Spy]]や[[Charbelcher]]、[[土地単]]など)。<br />
<br />
===補助カードの有無による増減===<br />
[[マナ基盤]]の補助をするカードによって、土地の枚数も影響を受ける。<br />
<br />
具体的に、[[マナ・クリーチャー]]や[[マナ・アーティファクト]]などの[[マナ加速]]手段、土地用[[サーチカード]]、土地を[[アンタップ]]したり土地を一度[[手札]]に戻して出し直したりする手段、あるいは[[引く|ドロー]]カードなどがあれば、そのぶん土地の枚数を少なくすることができる。ただし一般的に、土地を減らした枚数よりも多くの補助カードを入れないと、土地を減らしすぎてマナスクリュー気味になる。<br />
<br />
*[[ヴィンテージ]]では[[SoloMoxen]]がフル投入されるため、土地12~18枚程度が標準となっている。<br />
*軽量ドローカードについての目安は[[ゼロックス]]理論と呼ばれる。これを突き詰めたデッキである[[ミラクルグロウ]]は、土地の枚数自体は10枚であるが、0~1マナで使用できるドローやサーチを20枚以上投入している。<br />
<br />
===戦略による目安===<br />
土地事故というのは基本的に序盤戦に起きるものである。よってゲーム開始から数ターンの動きを特に綿密に考えておく必要がある。<br />
<br />
具体的に、「デッキの主戦力が何マナ域であるか」、言い換えれば「ゲームが開始してから何[[ターン]]目まで安定して土地を出したいか」を考えると、土地の枚数が定めやすい。<br />
<br />
例えば、いわゆる[[ウィニー]]型のデッキであれば2~3マナあれば基本的に事足りるため、「3ターン目までに3枚土地を引く」ことができれば事故は回避できると言える。つまり、[[ゲーム開始時の手札|初期手札]]7枚+3ターン目までに引くカード2枚、あわせて9枚の中に3枚の土地があればよい。単純に割合で計算すれば、9枚中3枚、つまり1/3が土地であればいいのだから、デッキ全体で言えば60枚中20枚が土地であればよい、という計算になる。同じように、4ターン目までなら合計10枚中4枚、つまり土地の割合は40%なので60枚中24枚という計算になる。(いわゆる期待値)<br />
<br />
[[統率者戦]]においては[[統率者]]の[[マナ総量]]を参考にすると良いだろう。<br />
<br />
もちろん、[[タップイン]]の土地の有無や[[マナ・クリーチャー]]などの[[マナ加速]]の有無、デッキの[[アーキタイプ]]や[[色]]の数やバランス、[[対戦相手]]の[[手札破壊]]や[[土地破壊]]…など、影響を与える要因はまだまだ大量にあるため、厳密に計算していくともっと複雑になる。これ以上は計算で求めていくよりも、テストプレイや対戦を繰り返して体感で調整していくのがいいだろう。<br />
<br />
*上記はあくまで均等にばらけた状態を前提にした目安に過ぎない。前述通り、無作為とは必ずしも均等にばらけた状態ばかりではないので、マナスクリューやマナフラッドにぶれることは当然ある。<br />
**ちなみに、上記の計算は「単純に考える」だけで、実際に「安定して(80%の確率)」となると、フラッドには許容してスクリューを防ぐために「3ターン目までに3枚''以上''土地を引く」場合、80%の確率では25枚、85%だと27枚入れないといけない。<br />
**「安定して」ではなく「確実に」土地を出したいとなると、「3ターン目までに3枚土地を引く」場合、9枚中3枚の土地(逆に言えば呪文が6枚)となるので60-6=54枚あれば100%出せる。勿論、マナフラッド祭りは避けられない。<br />
<br />
<!--Nターン目にX枚の土地が欲しい、という計算はやや複雑になるので注意。--><br />
<!--*ちなみに、20枚にした場合は4枚目の土地を引く期待値は12枚中に4枚となる6ターン目となりそうな気もするが、9枚中3枚の3ターン目から1/3の確率(厳密には違うが)で土地を引くので5ターン目である。N枚中のX枚をそのまま分母、分子にした数とXを引く確率はイコールでないので注意。上のデッキ構築の目安は手札から土地が尽きるターンの期待値であり、これはそれに土地を引く期待値を加算したものなので体感的な違いがでる。--><br />
<!--間違っているようなら直す、いっそ消して簡略にするなどしてください--><br />
<br />
==参考==<br />
*[http://www15.atwiki.jp/magiconline/pages/151.html シャッフラーが壊れてる!なぜこんな具合の悪いシャッフルのシステムを使ってるの?](Magic Online Wiki for Japanese)<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/katerumagic/0015170/ 金子と塚本の「勝てる!マジック」 第10回:マナバランス その1]([[WotC]]日本公式サイト)<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/katerumagic/0015205/ 金子と塚本の「勝てる!マジック」 第11回:マナバランス その2](同上)<br />
*[[Mana Screw]]([[アンヒンジド]])<br />
*[[事故]]<br />
*[[色事故]]<br />
*[[土地破壊]]<br />
*[[マナカーブ]]<br />
*[[用語集]]<br />
*[[切り直す]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%EF%BC%95%E8%89%B2%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD
5色デッキ
2022-08-09T07:47:52Z
<p>60.36.122.53: リンク切れの修整</p>
<hr />
<div>'''5色デッキ'''(''5-Colored Decks'')とは、5[[色]]全ての[[カード]]を使って構築された[[デッキ]]のこと。<br />
<br />
==概要==<br />
すべての[[色]]を使うので、各色の[[パワーカード]]を使うことができる。さらに、各色の[[色の役割]]を扱えるため、あらゆることに対応が可能である。<br />
<br />
当然ながら色配分が最も難しく、ちょっとしたことで[[色事故]]に陥ってしまう。そのため、[[砕土/Harrow]]などの[[土地]]を揃える[[呪文]]や強力な[[多色土地]]が存在するような[[環境]]でなければ構築は難しい。<br />
<br />
5色デッキが活躍した時期としては、[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]などの優れた[[5色土地]]が多数存在した[[ミラージュ・ブロック]]期や、強力な[[所有地カード]]と[[多色カード]]が多数存在した[[インベイジョン・ブロック]]期、[[ヴィヴィッドランド]]擁する[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]期から[[多色]]推奨の[[アラーラの断片ブロック]]期が特に有名である。<br />
<br />
近年では[[フェッチランド]]と[[ショックランド]]・[[デュアルランド]]の組み合わせにより、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]でも見られるようになってきた。<br />
<br />
==ラヴニカのギルド~基本セット2021期==<br />
[[風景の変容/Scapeshift]]の[[ローテーション]][[落ちる|落ち]]により[[スケープシフト#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|スケープシフト]]は消滅したものの、[[不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim]]と[[死者の原野/Field of the Dead]]の組み合わせは依然として強力であり、これを中心に据えた[[白青黒赤緑|5色]]の[[ランプ]][[デッキ]]、'''ゴロス・ランプ'''(''Golos Ramp'')が引き続き環境に存在している。<br />
<br />
{{#card:Golos, Tireless Pilgrim}}<br />
{{#card:Field of the Dead}}<br />
<br />
詳細は[[ゴロス・ランプ]]を参照。<br />
<br />
死者の原野禁止後は、[[創案の火/Fires of Invention]]で[[マナ・コスト]]を踏み倒すことを前提にしつつ、通常プレイも視野に入れた'''5色ファイアーズ''' (''5C Fires'') が登場した。<br />
<br />
詳細は[[創案の火#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|創案の火]]を参照。<br />
<br />
==イクサラン・ブロック~基本セット2020期==<br />
[[チェックランド]]+[[ショックランド]]の組み合わせにより[[多色]]化が容易な環境であり、いくつかの5色デッキが存在する。<br />
<br />
[[ラヴニカのギルド]]参入後には、'''レインボーリッチ'''(''Rainbow Lich'')と呼ばれるすべての[[色]]の[[カード]]を使用した[[コンボデッキ]]が登場した。<br />
<br />
{{#card:Lich's Mastery}}<br />
{{#card:Chance for Glory}}<br />
{{#card:Nature's Spiral}}<br />
{{#card:The Mirari Conjecture}}<br />
<br />
詳細は[[レインボーリッチ]]を参照。<br />
<br />
また、ラヴニカのギルドから[[彩色の灯籠/Chromatic Lantern]]を獲得したことで、[[黒単色デッキ]]でありながら5色デッキでもある'''彩色黒単'''(''Chromatic Black'')が登場した。<br />
<br />
{{#card:Chromatic Lantern}}<br />
{{#card:Mastermind's Acquisition}}<br />
<br />
詳細は[[黒コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|黒コントロール]]を参照。<br />
<br />
[[基本セット2020]]参入後には、[[不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim]]のために5色化した'''5色スケープシフト'''(''5C Scapeshift'')が登場した。<br />
<br />
{{#card:Scapeshift}}<br />
{{#card:Golos, Tireless Pilgrim}}<br />
<br />
詳細は[[スケープシフト#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|スケープシフト]]を参照。<br />
<br />
==タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期==<br />
[[フェッチランド]]+[[バトルランド]]の組み合わせにより[[多色]]化が容易になったことで、[[タルキール覇王譚ブロック]]の強力な[[多色カード]]と[[戦乱のゼンディカー]]の[[収斂]]メカニズムを活用する[[白青黒赤緑|5色]]の[[ミッドレンジ]]ないし[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]が組まれるようになった。<br />
<br />
{{#card:Bring to Light}}<br />
{{#card:Siege Rhino}}<br />
<br />
特に[[白日の下に/Bring to Light]]を中心とした'''5色白日'''(''5-Color Bring to Light'')と呼ばれる[[フルタップ|タップアウト]]型の構成が多い。白日の下には[[全体除去]]や[[完全なる終わり/Utter End]]などの[[カード]]を必要に応じて[[シルバーバレット]]できるだけでなく、単純に[[カードパワー]]の高い[[包囲サイ/Siege Rhino]]を[[サーチ]]する手段としても強力である。泣き所である序盤の[[マナスクリュー]]を緩和しつつ、白日の下にや多彩な1枚[[挿す|挿し]]呪文を使い回す[[ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy]]も[[キーカード]]に挙げられる。<br />
<br />
===サンプルレシピ===<br />
*備考<br />
**[[プロツアー「戦乱のゼンディカー」]] 第127位、スタンダード部門8-2 ([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbfz 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptbfz15/ 参考])<br />
**使用者:[[Scott Lipp]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[スタンダード]]([[タルキール覇王譚ブロック]]+[[マジック・オリジン]]+[[戦乱のゼンディカー]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df314938}}<br />
<br />
*[[赤マナ]]を要求するカードは[[サイドボード]]の[[光輝の炎/Radiant Flames]]のみ(白日の下にの収斂を除く)。<br />
<br />
==テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期==<br />
[[魂剥ぎ/Soulflayer]]と[[彩色マンティコア/Chromanticore]]の[[コンボ]]を狙う[[墓地]]利用[[デッキ]]、'''彩色剥ぎ'''(''Chromantiflayer'')が存在する。<br />
<br />
{{#card:Mana Confluence}}<br />
{{#card:Chromanticore}}<br />
<br />
[[マナの合流点/Mana Confluence]]や[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]が[[白青黒赤緑|5色]]の[[マナ基盤]]を支えている。詳細は[[魂剥ぎ#スタンダード|魂剥ぎ]]を参照。<br />
<br />
また[[タルキール龍紀伝]]参入後には、[[精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon]]を[[積む]]ことで様々な[[色]]の[[ドラゴン]]をフル活用するデッキが登場した。<br />
<br />
{{#card:Haven of the Spirit Dragon}}<br />
{{#card:Dragonlord Ojutai}}<br />
<br />
大きく分けて[[青]]を中心とする[[コントロール (デッキ)|コントロール]]タイプと、[[緑]]を中心とする[[ミッドレンジ]]タイプの2種類がある。前者については[[青単ドラゴンコントロール]]、後者については[[ドラゴンメガモーフ]]を参照。<br />
<br />
==ラヴニカへの回帰ブロック構築==<br />
[[ラヴニカへの回帰ブロック構築]]では、[[迷路の終わり/Maze's End]]を[[キーカード]]とした[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が存在する。<br />
<br />
{{#card:Maze's End}}<br />
<br />
詳細は[[迷路の終わりコントロール]]を参照。<br />
<br />
==イニストラード・ブロック期==<br />
[[掘葬の儀式/Unburial Rites]]、[[追跡者の本能/Tracker's Instincts]]、[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]といった強力な[[フラッシュバック]][[呪文]]をふんだんに使うべく5色にまで[[色]]を増やした[[リアニメイト]][[デッキ]]、[[Frites]]が登場した。<br />
<br />
{{#card:Unburial Rites}}<br />
{{#card:Mulch}}<br />
<br />
特段[[多色土地]]や[[土地]][[サーチ]]の優秀な[[環境]]というわけではないが、[[緑]]を中心に他の4色を[[タッチ]]し、[[根囲い/Mulch]]や追跡者の本能で[[ライブラリー]]を掘り下げつつ[[マナ基盤]]を呼び込むという形で5色化を実現している。<br />
<br />
==アラーラの断片ブロック構築==<br />
[[残酷な根本原理/Cruel Ultimatum]]を[[エンドカード]]に据えた[[残酷コントロール#アラーラの断片ブロック構築|5色残酷コントロール]]が存在。特に[[続唱]]の[[アドバンテージ]]エンジンを搭載した[[続唱 (デッキ)#アラーラの断片ブロック構築|5色続唱コントロール]]が[[アラーラの断片ブロック構築]]の[[メタゲーム]]の一角をなした。<br />
<br />
{{#card:Cruel Ultimatum}}<br />
{{#card:Bloodbraid Elf}}<br />
<br />
また、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に寄せた形の5色デッキも存在する。<br />
<br />
{{#card:Woolly Thoctar}}<br />
{{#card:Sedraxis Specter}}<br />
<br />
同[[環境]]の[[黒赤緑ビートダウン#アラーラの断片ブロック期|ジャンドアグロ]]をベースに[[ナヤ/Naya]]や[[グリクシス/Grixis]]の[[パワーカード]]を詰め込んだ[[グッドスタッフ]][[デッキ]]で、[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]の続唱から[[長毛のソクター/Woolly Thoctar]]や[[セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter]]などにつないでゆく。<br />
<br />
5色の[[マナ基盤]]は[[タップイントライランド]]により補うことができる。<br />
<br />
===サンプルレシピ===<br />
*備考<br />
**[[プロツアーホノルル09]] ベスト4 ([http://coverage.mtg.ne.jp/pthon09/ 参考])<br />
**使用者:[[Conley Woods]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[アラーラの断片ブロック構築]]([[アラーラの断片]]+[[コンフラックス]]+[[アラーラ再誕]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df301999}}<br />
<br />
*[[WotC]]の特集記事「[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/pthon09/decktech8 Video Deck Tech: Five-Color Aggro with Conley Woods]」も参照のこと。<br />
<br />
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==<br />
[[反射池/Reflecting Pool]]と[[ヴィヴィッドランド]]などの[[多色土地]]を多用した[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]である[[クイックントースト]]が登場。<br />
<br />
{{#card:Vivid Creek}}<br />
{{#card:Reflecting Pool}}<br />
<br />
多色土地によって構成された[[マナ基盤]]から[[パワーカード]]を繰り出す。<br />
<br />
[[アラーラの断片ブロック]]参入後は[[残酷な根本原理/Cruel Ultimatum]]を活かした[[残酷コントロール#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|5色残酷コントロール]]と呼ばれるものが主流になった。<br />
<br />
{{#card:Cruel Ultimatum}}<br />
<br />
==インベイジョン・ブロック期==<br />
[[インベイジョン・ブロック]]の[[所有地カード]]をメインとした[[ドメイン]]が登場。<br />
<br />
{{#card:Harrow}}<br />
{{#card:Ordered Migration}}<br />
<br />
[[不屈の自然/Rampant Growth]]や[[砕土/Harrow]]で各種[[基本土地]]を集めて所有地カードを使用する。<br />
<br />
詳細は[[ドメイン]]のページを参照のこと。<br />
<br />
==テンペスト・ブロック期==<br />
[[nWo]]と呼ばれるタイプの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が活躍した。<br />
<br />
初期のものは[[自然の秩序/Natural Order]]と[[生ける屍/Living Death]]を核とした[[ナチュラルデス]]と呼ばれるタイプだった。<br />
<br />
{{#card:Natural Order}}<br />
<br />
[[エクソダス]]で超強力[[エンチャント]]・[[適者生存/Survival of the Fittest]]と[[繰り返す悪夢/Recurring Nightmare]]が登場すると、この2枚を組み合わせた[[ナイトメア・サバイバル]]が登場、[[世界選手権98]]を制した。<br />
<br />
{{#card:Survival of the Fittest}}<br />
{{#card:Recurring Nightmare}}<br />
<br />
繰り返す悪夢が[[禁止カード|禁止]]された後は、[[生ける屍/Living Death]]で代用した[[サバイバル・デス]]として生き延びた。<br />
<br />
{{#card:Living Death}}<br />
<br />
==ミラージュ・ブロック期==<br />
[[ビジョンズ]]で[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]、[[ウェザーライト]]で[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]という強力な[[5色土地]]を獲得。<br />
<br />
{{#card:Undiscovered Paradise}}<br />
{{#card:Gemstone Mine}}<br />
<br />
[[5CG]]や[[5CB]]など、多種多彩な[[デッキ]]が活躍した。<br />
<br />
==エクステンデッド(時のらせん期)==<br />
[[時のらせん]]期以降の[[エクステンデッド]]でも[[残酷コントロール#エクステンデッド|残酷コントロール]]の形で活躍している。<br />
<br />
{{#card:Cryptic Command}}<br />
{{#card:Cruel Ultimatum}}<br />
<br />
詳細は[[残酷コントロール#エクステンデッド|残酷コントロール]]を参照のこと。<br />
<br />
==エクステンデッド(ラヴニカ・ブロック参入後)==<br />
[[ラヴニカ・ブロック]]参入後の[[エクステンデッド]]でも、[[ショックランド]]と[[フェッチランド]]を組み合わせた[[デッキ]]がいくつも生み出された。<br />
<br />
初期には、[[ドメイン]]に[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]を[[サーチ]]&[[アドバンテージ]]用に採用した[[けちドメイン]]が登場。<br />
<br />
{{#card:Gifts Ungiven}}<br />
<br />
また、[[部族の炎/Tribal Flames]]や[[ガイアの力/Gaea's Might]]を使用した高速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]・[[アグロドメイン]]も登場した。<br />
<br />
{{#card:Tribal Flames}}<br />
{{#card:Gaea's Might}}<br />
<br />
==エクステンデッド(デュアルランド期)==<br />
古い[[エクステンデッド]]では[[デュアルランド]]が使用可能だったため、容易に5色デッキを組むことができた。<br />
<br />
{{#card:Survival of the Fittest}}<br />
{{#card:Squee, Goblin Nabob}}<br />
<br />
[[適者生存/Survival of the Fittest]]を[[キーカード]]とした[[サバイバル]]系[[デッキ]]が主流。[[ナイトメア・サバイバル]]や[[トレードウィンド・サバイバル]]などが活躍した。後に[[適者生存/Survival of the Fittest]]は[[禁止カード]]に指定され、これらのデッキは消滅した。<br />
<br />
ほかにも[[青]]を中心とした[[パーミッション]]デッキ([[D5C#エクステンデッド|5CU]])なども存在した。<br />
<br />
==モダン==<br />
フォーマット制定時から、[[グリセルシュート]]に[[太陽の拳/Fist of Suns]]を採用した'''Tin Fists'''が存在する。<br />
<br />
{{#card:Fist of Suns}}<br />
<br />
[[イクサラン]]参入後は、[[部族 (俗称)|部族デッキ]]専用の[[5色土地]]を使った[[人間 (デッキ)#モダン|5色人間]]が頭角を現した。<br />
<br />
{{#card:Cavern of Souls}}<br />
{{#card:Kitesail Freebooter}}<br />
<br />
==レガシー==<br />
[[フェッチランド]]と[[デュアルランド]]の組み合わせで[[レガシー]]でも活躍している。<br />
<br />
旧[[エクステンデッド]]と同様[[ATS]]や[[ナイトメア・サバイバル]]などの[[サバイバル]]系[[デッキ]]が主流。しかし[[神河救済]]で[[真髄の針/Pithing Needle]]が登場した後は、これらのデッキは若干押され気味になっている。<br />
<br />
==ヴィンテージ==<br />
[[ヴィンテージ]]には[[4CC]]とよばれる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が存在する。<br />
<br />
{{#card:Swords to Plowshares}}<br />
{{#card:Force of Will}}<br />
<br />
詳細は[[4CC]]を参照のこと。<br />
<br />
==代表的なデッキ==<br />
*[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]<br />
**[[5CG]](アイスエイジ~ミラージュ期)<br />
**[[5CB]]<br />
**[[5CW]]<br />
**[[5CR]]<br />
**[[アグロドメイン]]<br />
<br />
*[[コントロール (デッキ)|コントロール]]<br />
**[[5CG]](ミラージュ~テンペスト期)<br />
**[[D5C]]<br />
**[[nWo]]<br />
***[[ナチュラルデス]]<br />
***[[ナイトメア・サバイバル]]<br />
***[[サバイバル・デス]]<br />
**[[トレードウィンド・サバイバル]]<br />
***[[ATS]]<br />
**[[ドメイン]]<br />
***[[けちドメイン]]<br />
**[[4CC]]<br />
**[[クイックントースト]]<br />
**[[残酷コントロール|5色残酷コントロール]]<br />
<br />
*[[コンボ]]<br />
**[[再供給ファイア]]<br />
<br />
==参考==<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/variety/0004515/ 浅原晃の「デッキタイムトラベル!」 Part7 -5色デッキ]([[WotC]]、文:[[浅原晃]]) <br />
*[[単色デッキ]]<br />
*[[多色デッキ]]<br />
*[[色の役割]]<br />
*[[デッキカラー]]<br />
*[[用語集]]<br />
<br />
[[Category:5色デッキ|*]]<br />
[[Category:ビートダウンデッキ|*]]<br />
[[Category:コントロールデッキ|*]]<br />
[[Category:5色ビートダウンデッキ|*]]<br />
[[Category:5色コントロールデッキ|*]]<br />
[[Category:アラーラの断片ブロック構築デッキ|5しよくてつき]]<br />
[[Category:ラヴニカへの回帰ブロック構築デッキ|5しよくてつき]]<br />
[[Category:スタンダードデッキ|5しよくてつき]]<br />
[[Category:エクステンデッドデッキ|5しよくてつき]]<br />
[[Category:レガシーデッキ|5しよくてつき]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E8%9C%82%E8%B5%B7%E8%BB%8D%E3%81%AE%E7%84%A1%E6%B3%95%E8%80%85/Upriser_Renegade
蜂起軍の無法者/Upriser Renegade
2022-08-09T06:36:41Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Upriser Renegade}}<br />
<br />
[[あなた]]の他の[[改善]]された[[クリーチャー]]1体ごとに[[パワー]]が上がる[[人間]]・[[侍]]。<br />
<br />
他のクリーチャーを改善すると横にいるこのクリーチャーも強化されるため、効率良く自軍の総[[打点]]を伸ばしていくことができる。裏を返せば周りの改善されたクリーチャーを[[除去]]されると一気に戦力が低下してしまうということでもあり、かなりピーキーな[[カード]]と言えよう。<br />
<br />
[[リミテッド]]では改善を[[リミテッド#アーキタイプ|テーマ]]とする[[赤緑]]で活躍する。[[タフネス]]に[[修整]]が入らないぶん、クリーチャー戦が主体のリミテッドではどうしても一度の攻撃で相討ちになりがちなのでここぞという勝負時を見極めて[[攻撃]]したい。育ったパワーを活かし、[[鉄蹄の猪/Ironhoof Boar]]や[[青銅鎧の猪/Bronzeplate Boar]]の[[トランプル]]付与で強引に捻じ込むのもよいだろう。<br />
<br />
*日本語版のカードにはルール文章の「これでない」が抜けている[[誤訳/名訳|誤訳]]があり、訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035786/ 『神河:輝ける世界』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2022年]]2月10日)</ref>。蜂起軍の無法者が改善されていても、それ自身の能力では参照されない。<br />
**[[MTGアリーナ]]においても、誤訳されたままである。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[浅利の蜂起軍/The Asari Uprisers]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[アンコモン]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89
シールド
2022-08-09T00:20:57Z
<p>60.36.122.53: /* 土地の枚数 */</p>
<hr />
<div>{{情報ボックス/主な公式フォーマット}}<br />
'''シールド'''とは、<br />
<br />
#''Sealed Deck''。「シールドデッキ戦」。「封をされた」という意味。未開封の[[ブースターパック]]をその場で開け、40枚以上の[[デッキ]]を[[構築]]する対戦形式。[[リミテッド]]に分類され、[[認定大会]]でも多く行われている。本項で解説する。<br />
#''the "shield"''。「[[盾]]」「シールド({{CR|609.7b}})」。[[置換効果]]や[[軽減]]や[[再生]]のための概念。詳細はそれらのページを参照。<br />
<br />
==解説==<br />
ブースターパックから出てきた[[カード]]をそのままデッキ構築に用いるという性格上、すべての[[フォーマット]]の中でもっとも運の要素が大きい。<br />
<br />
各プレイヤーに同数同種の未開封の[[ドラフト・ブースター]]が配布され、これと[[基本土地]]を用いてデッキの構築を行う。詳細は[[#ルール]]を参照。<br />
<br />
*[[ルール適用度]]において競技レベル以上の場合、シールド戦では専用のデッキ登録用紙へ開封したカードすべてを記入する(この後、不正防止のために登録用紙とカードをランダムで別の参加者と交換する場合もある)。時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。<br />
<br />
==ルール==<br />
===用いるパックについて===<br />
シールドデッキの構成については[[イベント規定]]によって明記され、「7.2 リミテッドのイベントでのカードの使用」において2022年時点では'''個人戦は[[ドラフト・ブースター]]6パック'''の使用が推奨されている<ref>[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0006837/ マジック:ザ・ギャザリング イベント規定 2020年5月18日発効](mtg-jp.com)</ref>。実際にシールドイベントを行う際の[[カード・セット]]とパック数についてはイベント主催者に一任されているが、最新カードセットのドラフト・ブースター6パック構成で行われることがほとんどであり、[[公認大会]]・[[プレミアイベント]]も同様に開催されてきている。<br />
<br />
====過去のセットに関する備考====<br />
*現在の[[ドラフト・ブースター]]と同一の仕様を持った[[エルドレインの王権]]以前のブースターパック製品は「ドラフト・ブースター」という製品名を持たないが、イベント規定ではドラフト・ブースターとして扱う。<br />
*小型[[エキスパンション]]を使用する場合、「大型エキスパンション×2、小型エキスパンション×4」の構成で行うのが主流である。<br />
*[[タルキール覇王譚ブロック]]以前の1[[ブロック (総称)|ブロック]]3エキスパンションの頃は、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンションA×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンションA×2+小型エキスパンションB×2」で行われるのが主流であった。<br />
*[[トーナメントパック]]が発売されていた[[2009年]]2月([[コンフラックス]]の[[プレリリース・トーナメント]]・[[発売記念パーティ]])まではトーナメントパック×1、ブースターパック×2(トーナメントパックがない場合はブースターパック×5)で行われていた。カードのダブり方や、[[レア]]カードの強化などで戦術が違ってきている。<br />
*黎明期では、[[スターターデッキ]]に土地が入っているので、基本土地は各人最大5枚までしか追加で支給されなかった(例:[[山/Mountain]]2枚+[[沼/Swamp]]3枚はOK、山2枚+沼4枚はダメ)。<br />
**当時のスターターデッキには基本土地が各4~5枚しか封入されていなかった。2色デッキにするには追加支給分の5枚を足しても対応する色の基本土地が足りず、やむなく[[タッチ]]で3色目を入れる事が多かった。<br />
**トーナメントパックに変更後は基本土地が各6枚封入されるようになり、追加支給分の5枚を足せば17枚まで満たせるため2色で組みやすくなっている。<br />
**[[Magic Online]]でも、開始当初は基本土地の支給は一切なかった。そのため、タッチではない3色が基本だった。<br />
<br />
===デッキ構築のルール===<br />
[[デッキ]]構築ルール、および使用カードに関するルールは[[リミテッド#リミテッドでの構築ルール]]、[[リミテッド#リミテッドで使用できるカード]]を参照。<br />
<br />
==デッキ構築の定石==<br />
運の要素が強いとされるシールドでも構築の定石が存在し、以下にそれを記す。もっとも、「セットごとに収録カードが大きく変わる」というマジックの性質上、これらはある程度の指針に過ぎない。同じカードでも収録セットによって大きく評価が変わり([[ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome]]などが一例)、それに伴って優先すべきカード、構築の際の目標はガラリと変わる。実際、[[トーナメント]]で勝利を追い求めるなら定石の遵守よりカードプールと環境への理解・研究の方が重要であり、以下の定石は「あくまで定石」であることを念頭に置いて頂きたい。<br />
*表記はmtg-jp.com内の「[[渡辺雄也]]の「[https://mtg-jp.com/reading/watanabe/ リミテッドのススメ]」の[https://mtg-jp.com/reading/watanabe/0004605/ シールドのメモ帳]を参考にしている。<br />
<br />
===強いカードを使う===<br />
シールドでは配布された84枚([[変則的な稀少度]]によって[[基本土地]]枠に他のカードが封入される場合は最大90枚)の中からデッキを構築するフォーマットである。[[勝利]]を引き寄せる[[エンドカード]]は必ず入れるべきである。<br />
<br />
また、[[予言/Divination]]といったエンドカードをたぐり寄せる[[引く|ドロー]]カードや[[墓暴き/Disentomb]]といった[[除去]]されても再利用できるカードも重要である。<br />
<br />
===除去カードは重要===<br />
クリーチャーとの戦闘がメインであるため[[除去]]は必須とされる。ただし、[[垂直落下/Plummet]]といった除去が限定されるカードは[[サイドボード]]にしまっておくのが無難である。<br />
<br />
もし、除去が足りない場合は[[精神腐敗/Mind Rot]]といった[[手札破壊]]や[[本質の散乱/Essence Scatter]]といった[[打ち消す|カウンター]]で代用するとよい。<br />
<br />
===綺麗なマナカーブを===<br />
デッキ内の[[マナカーブ]]を留意することも重要である。3[[マナ]]を頂点とした放物線を描くようなマナカーブが理想的とされる。<br />
<br />
低マナに寄り過ぎると息切れをしやすく、逆だと序盤に押される危険性がある。<br />
<br />
===できるだけ2色で===<br />
一般にほとんどの[[マナ基盤]]が[[基本土地]]であるリミテッドでは2色で組むのが望ましいとされる。<br />
<br />
ただし、カードプールが貧弱だった場合、3色目を[[タッチ]]する程度にとどめ、[[不屈の自然/Rampant Growth]]などといった[[土地]][[サーチ]]や[[マナフィルター]]を活用するとよい。<br />
<br />
また、多色推奨環境([[インベイジョン]]や[[アラーラの断片]]や[[タルキール覇王譚]]など)の場合は3色が基準になり、4色や5色になることも珍しくない。特に、[[運命再編]]や[[ラヴニカのギルド]]など、[[変則的な稀少度]]の採用によって[[2色土地]]が容易に入手できる[[カード・セット]]を用いる場合は顕著。<br />
<br />
===土地の枚数===<br />
一般的には土地17枚、呪文23枚が適正とされる。上記の土地サーチやマナフィルターは土地1枚分として数える。<br />
<br />
ただし、5マナ以上を多めに使って[[重い|重く]]なってたり、[[パンプアップ]]など後半に余った分のマナを使えるカードが何枚か入っているなら土地18枚でも構わない。<br />
<br />
*[[ラヴニカ・ブロック]]では、[[印鑑]]などの[[マナ基盤]](特に[[バウンスランド]])が豊富だったため、[[カードプール]]によっては土地14~16枚でも充分に機能する場合があった。<br />
<br />
===先手を取るか、後手を取るか===<br />
カード・セットにもよるが、現在の基準では[[構築]]同様、[[先攻]]を取るのが無難である。<br />
<br />
*長年、シールドでは[[テンポ]]より[[カードパワー]]1枚分の強さが重要視され、[[カード・アドバンテージ]]を得られる[[後攻]]を取ることが有利とされてきた。しかし、[[ゼンディカー]]以降、低コストのカードであっても高いカードパワーを持つことが珍しくなくなっているため、後攻有利の理論が通用しにくくなっている。<br />
*[[マナ基盤]]がタイトな4色以上のデッキを組んだ場合など、カード・アドバンテージが重要であれば後攻の選択も十分有効な戦術である。<br />
<br />
==さまざまなバリエーション==<br />
===1パックシールド===<br />
ブースターパックを1つだけ使う、最もカードプールが狭いシールド。[[1パックシールド]]の項も参照。<br />
<br />
===3パックシールド===<br />
使用するブースターパックを3個で行うシールド。[[3パックシールド]]の項も参照。<br />
<br />
===4パックシールド===<br />
使用するブースターパックを4個で行うシールド。[[4パックシールド]]の項も参照。<br />
<br />
===8パックシールド===<br />
使用するブースターパックを8個で行うシールド。[[8パックシールド]]の項も参照。<br />
<br />
===スーパーシールド===<br />
使用する[[ブースターパック]]を通常の倍の12パックで行うシールド。[[スーパーシールド]]の項も参照。<br />
<br />
===スタンダードシールド===<br />
現在[[スタンダード]]で使用できる[[エキスパンション]]から各1パックを使うシールド。[[グランプリ神戸12]]の[[サイドイベント]]で行われ、[[基本セット2012]]、[[ミラディンの傷跡]]、[[ミラディン包囲戦]]、[[新たなるファイレクシア]]、[[イニストラード]]、[[闇の隆盛]]が使われた。<br />
<br />
===デュプリケート・シールド===<br />
参加するプレイヤーが全員同じ[[カードプール]]を使うシールド。[[デュプリケート・シールド]]の項も参照。<br />
<br />
===デカデント・シールド===<br />
各[[エキスパンション]]のブースターパックを1つずつ使うシールド。[[デカデント・シールド]]の項も参照。<br />
<br />
===チーム・シールド===<br />
[[チーム戦|チーム]]・シールドでは、ブースターパック12パックで3人分のデッキを(以前はトーナメントパック2つとブースターパック4つ、[[世界選手権98]]では、[[第5版]]の[[スターターデッキ]]4つとブースターパック4つで4人分)作ることになる。基本土地を除き1人辺り約50枚と少ないが、カードプールが広いので[[単色デッキ]]や2色デッキが組みやすくなっている。 <br />
<br />
===双頭巨人戦シールド===<br />
[[双頭巨人戦]]のシールドは、ブースターパック8つで2人分のデッキを作って行う。ただし[[バトルボンド]]の双頭巨人戦シールドに限り、ブースターパックを8つではなく6つの使用が推奨されている。<br />
<br />
===Jumpstart===<br />
シールド戦に特化して作られた特殊セットの[[Jumpstart]]シリーズを2パック使うシールド。1パック内に基本土地も含めちょうど20枚入っており、2パックを合わせてすぐに対戦が可能。<br />
<br />
==脚注==<br />
===出典===<br />
<references /><br />
<br />
==関連リンク==<br />
*[http://web.archive.org/web/20090924024126/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/maki/20050730/index.html はじめてのシールドデッキ] ([[タカラトミー]]、文:[[真木孝一郎]])<br />
*[http://web.archive.org/web/20081024165833/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/takahashi/20080820/index.html 高橋 優太のリミテッドマニュアル:シールド構築編] ([[タカラトミー]]、文:[[高橋優太]])<br />
*[http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/howtobuildsealed.html 10項目で学ぶシールドデッキの作り方](文:[[Olivier Ruel]])<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/watanabe/0004605/ 第25回:シールドのメモ帳]([[渡辺雄也]]の「リミテッドのススメ」から)<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/special/0003882/ 藤田憲一の「スーパーシールド」も楽じゃない!?]<br />
<br />
==参考==<br />
*[[リミテッド]]<br />
*[[ドラフト]]<br />
*[[トーナメント用語]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E5%BA%84%E3%81%AE%E5%8F%A4%E8%80%81/Faeburrow_Elder
フェイ庄の古老/Faeburrow Elder
2022-08-09T00:03:21Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Faeburrow Elder}}<br />
<br />
[[あなた]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[パーマネント]]の[[色]]の数に応じて[[サイズ]]と生み出す[[マナ]]が増える[[マナ・クリーチャー]]。<br />
<br />
この[[カード]]自体が2色なので、単体でも2/2[[警戒]]、2点のマナを生み出すことができ、この時点で及第点の[[カードパワー]]は備えている。3色目で警戒つき[[多色]][[ラノワールの部族/Llanowar Tribe]]という十分に強力な[[クリーチャー]]となるため、無理に5色まで狙う必要はない。上がったサイズで適宜[[クロック]]を刻みながらマナを出せるのもマナ・クリーチャーとして小さくない利点。<br />
<br />
3マナのマナ・クリーチャーという時点でどうしても汎用性には欠けるが、この[[カード]]を基幹とした[[ランプ]]戦術を考えるに足る魅力を持ったカードと言える。[[スタンダード]]では直前の[[基本セット2020]]にて[[小走り犬/Scuttlemutt]]が[[再録]]されており、一気にフル性能に達する[[コンボ]]が実現可能なのも追い風。[[リミテッド]]は多色環境ではないため爆発力の発揮は難しいが、2色でも十分な性能なので色が合うなら採用に値するだろう。<br />
<br />
*同じ[[マナ能力]]を持ったクリーチャーには過去に[[花を手入れする者/Bloom Tender]]が存在した。<br />
<br />
==ルール==<br />
*[[色]]とは、[[白]]、[[青]]、[[黒]]、[[赤]]、[[緑]]の5つである。したがって得られる[[修整]]値は最大+5/+5であり、生み出せる[[マナ]]は最大5点である。<br />
**ちなみに、[[銀枠]]では[[ピンク]]、[[金]]、瞳の色と上限が増える。<br />
*「[[あなた]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[パーマネント]]」には、フェイ庄の古老自身も含まれる。したがって、通常は少なくとも白と緑が含まれる。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/エルドレインの王権のレアか神話レアの2色カード}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[レア]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E5%BA%84%E3%81%AE%E5%8F%A4%E8%80%81/Faeburrow_Elder
フェイ庄の古老/Faeburrow Elder
2022-08-09T00:02:25Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Faeburrow Elder}}<br />
<br />
[[あなた]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[パーマネント]]の[[色]]の数に応じて[[サイズ]]と生み出す[[マナ]]が増える[[マナ・クリーチャー]]。<br />
<br />
この[[カード]]自体が2色なので、単体でも2/2[[警戒]]、2点のマナを生み出すことができ、この時点で及第点の[[カードパワー]]は備えている。3色目で警戒つき[[多色]][[ラノワールの部族/Llanowar Tribe]]という十分に強力な[[クリーチャー]]となるため、無理に5色まで狙う必要はない。上がったサイズで適宜[[クロック]]を刻みながらマナを出せるのもマナ・クリーチャーとして小さくない利点。<br />
<br />
3マナのマナ・クリーチャーという時点でどうしても汎用性には欠けるが、この[[カード]]を基幹とした[[ランプ]]戦術を考えるに足る魅力を持ったカードと言える。[[スタンダード]]では直前の[[基本セット2020]]にて[[小走り犬/Scuttlemutt]]が[[再録]]されており、一気にフル性能に達する[[コンボ]]が実現可能なのも追い風。[[リミテッド]]は多色環境ではないため爆発力の発揮は難しいが、2色でも十分な性能なので色が合うなら採用に値するだろう。<br />
<br />
*同じ[[マナ能力]]を持ったクリーチャーには過去に[[花を手入れする者/Bloom Tender]]が存在した。<br />
<br />
==ルール==<br />
*[[色]]とは、[[白]]、[[青]]、[[黒]]、[[赤]]、[[緑]]の5つである。したがって得られる[[修整]]値は最大+5/+5であり、生み出せる[[マナ]]は最大5点である。<br />
**ちなみに、[[銀枠]]では[[ピンク]]、[[紫]]、瞳の色と上限が増える。<br />
*「[[あなた]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[パーマネント]]」には、フェイ庄の古老自身も含まれる。したがって、通常は少なくとも白と緑が含まれる。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/エルドレインの王権のレアか神話レアの2色カード}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[レア]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%99%82%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B0/Chronatog
時エイトグ/Chronatog
2022-08-08T23:54:34Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Chronatog}}<br />
<br />
時([[ターン]])を[[食べる|食べて]]しまう[[エイトグ]]。1/2から4/5へと巨大化するが、[[青]]にとってはターンが消えてしまうのは大問題。<br />
<br />
普通に使うには明らかに厳しいが、簡単にターンを[[飛ばす|飛ばせる]]という点が注目された。任意に、しかも恒久的にターンを飛ばし続けられるこの[[カード]]は、強力だが維持[[コスト]]のきつい[[パーマネント]]を維持し続けるのに非常に役立つ。特に、[[ステイシス]]デッキとの相性の良さから、[[クロノステイシス]]が誕生し、話題を呼んだ。<br />
<br />
*登場時のカードの表記では、ターンを飛ばすことが[[起動型能力]]の[[コスト]]となっていた({{Gatherer|id=3635|カード画像}})。現行の[[オラクル]]ではターンを飛ばすのは起動型能力の[[効果]]の一部であり、この起動型能力を[[押しつぶし/Squelch]]などで[[打ち消す|打ち消された]]場合にはターンは飛ばされない。<br />
*[[第6版]]のルール変更で弱体化した。それまでは[[パンプアップ]]に対応して2~4点[[火力]]が飛んできても[[状況起因処理]]の時には[[タフネス]]が5になり耐えられたが、[[スタック]]の導入によって強化前に焼かれるようになった。<br />
<br />
==関連カード==<br />
*[[時エイトグのトーテム像/Chronatog Totem]]<br />
<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/エイトグのメガサイクル}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[Chronatog Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])<br />
*[[ターン・フェイズ・ステップを飛ばすカード#ターン|ターンを飛ばすカード]]<br />
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[レア]]<br />
<br />
[[Category:ビジョンズの再録禁止カード|ときえいとく]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%AD%BB%E4%BD%93%E3%81%AE%E7%88%86%E7%99%BA/Corpse_Explosion
死体の爆発/Corpse Explosion
2022-08-08T14:12:53Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Corpse Explosion}}<br />
<br />
[[墓地]]の[[クリーチャー・カード]]を利用して、[[クリーチャー]]と[[プレインズウォーカー]]を燃やす[[全体火力]]。<br />
<br />
[[追放]]するクリーチャー・カードがないと使えないため[[ノンクリーチャー]]の[[コントロールデッキ]]では使いづらく、かといって[[ビートダウン]]や[[ミッドレンジ]]系デッキでは[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]などと同様に自分のクリーチャーも巻き込まれるので微妙に[[ディスシナジー]]な面がある。しかし、追放したクリーチャー次第では3マナの全体火力としては破格の[[ダメージ]]を発揮しうるのがこのカードの魅力である。[[頭でっかち]]なクリーチャーを採用し、[[切削]]や[[捨てる|ディスカード]]などで下準備をすることで効率良く運用したい。<br />
<br />
登場時のスタンダードにおいて、コントロールデッキ側が除去手段として使うには下準備が必要なく[[モード]]により汎用性も高い[[家の焼き払い/Burn Down the House]]が[[ローテーション]]を同じくしているのは逆風である。[[白ウィニー/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|白単アグロ]]や[[白赤ビートダウン|ボロス・アグロ]]など[[小型クリーチャー]]を並べる[[アグロ]]デッキは一定数[[環境]]に存在しているため、[[黒赤]]でそれらの対策をするならば採用の余地はあるか。<br />
<br />
[[リミテッド]]でももちろん有用。彼我のクリーチャーの質には差が生まれづらいので一方的に恩恵を得るのはやや難しいが、盤面を1枚(+墓地からもう1枚)でリセットできるため、不利な状況に陥った時を考えて[[ピック]]しておいて損はあるまい。<br />
<br />
*クリーチャーを要求する点で[[自然発火/Spontaneous Combustion]]に通じるものがある。そちらはマナコストは同じだが、墓地ではなく生け贄で、ダメージも3点固定と微妙に異なる。<br />
<br />
==[[ルール]]==<br />
*[[ダメージ]]は[[最後の情報]]を用いて決定される。<br />
**たとえば、[[あなた]]の[[墓地]]に[[年経た枝指/Old Stickfingers]]を含め5枚の[[クリーチャー・カード]]がある時に枝指を[[コスト]]とした場合、呪文の[[解決]]時には墓地のクリーチャー枚数は4枚となっているが、追放する直前の段階では枝指の[[パワー]]は5であったのでダメージも5点となる。<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/ニューカペナの街角のレアの友好色カード}}<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[レア]]<br />
__NOTOC__</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%82%92%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%82%89%E3%81%AF%E5%86%8D%E7%94%9F%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82
すべての人類を破壊する。それらは再生できない。
2022-08-07T03:31:17Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{Stub}}'''すべての人類を破壊する。それらは再生できない。'''は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]を題材としたマンガ。原作:[[伊瀬勝良]]/作画:[[横田卓馬]]/監修・協力:[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|WotC]]。<br />
<br />
==概要==<br />
[[月刊少年エース]]で連載中。KADOKAWAのWebコミックサイト[https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS01200699010000_68/ ComicWalker]でもWebコミックとして連載中。また、書籍版がKADOKAWAより単行本として出版されている。<br />
<br />
20世紀末を舞台に、中学生 '''神納はじめ'''と'''沢渡慧美'''とのマジックを通じての交流を描く90年代青春グラフィティ。タイトルは[[神の怒り/Wrath of God]]の[[ルール文章]]と、1999年に人類が滅ぶとされた「ノストラダムスの大予言」に由来する。<br />
<br />
マジックのプレイヤーを題材にした過去の漫画と比較すると、それらに見られたような現実離れした描写(オーバーテクノロジーな装置や、カードを用いる悪の組織など)を控えて、現実にどこかであり得たかも知れないプレイヤーの物語となっている。作中には背景やセリフとして、当時流行したグッズや音楽などが頻繁に登場し、特に主人公と同世代の読者にノスタルジーを感じさせる場面が多い。その一方で、当時は存在しなかったであろうマジック:ザ・ギャザリングのカードやキャラクターが看板やマスコットとして登場するなど、現在のプレイヤーをクスリとさせる場面も存在する。<br />
<br />
*物語の進行とともに時間が経過し、新セットが発売されたり[[スタンダード]]が[[ローテーション]]したりといった出来事が描かれる。<br />
**1話の時点での時系列は[[1998年]]の5月で、[[エクソダス]]発売を翌月に控えている。<br />
**2巻開始時点ではエクソダスはスタンダード使用可能となっており、[[アングルード]]発売直前となっている。<br />
**3巻では[[ウルザズ・サーガ]]の発売と、それによるローテーションが描かれている。<br />
**4巻は「[[MoMaの冬]]」の真っ最中である1998年末。[[グランプリ京都99]]への意気込みも語られる。<br />
**5巻では年が明けて1999年となる。グランプリ京都99においてそれぞれの戦いが繰り広げられる。<br />
*主人公たちが住む町は架空のもの(マジックの[[次元/Plane|次元]]が元ネタ)だが、[[渋谷DCIジャパントーナメントセンター]]のように当時実在した施設を訪れる話もある。また、[[真木孝一郎]]や[[齋藤友晴]]など実在のプレイヤーらしき人物も登場している。<br />
<br />
書籍版には[[プロモーション・カード]]が付属する。いずれも作中当時のイラストかつ[[新枠]]で[[プレミアム・カード]]という独特のデザインになっている。<br />
<br />
==書籍版==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!巻数!![[プロモーション・カード]]!!発売日!!ISBN!!備考<br />
|-<br />
|1||[[悪魔の布告/Diabolic Edict]]||2019年5月25日||ISBN 4041083532||<br />
|-<br />
|2||[[ショック/Shock]]||2019年8月26日||ISBN 4041086957||[[中村哲也]]が「[[デュエルファイター刃]]」のイラストを寄稿<br />
|-<br />
|3||[[強迫/Duress]]||2019年11月26日||ISBN 4041088542||<br />
|-<br />
|4||[[通電式キー/Voltaic Key]]||2020年3月26日||ISBN 4041088550||<br />
|-<br />
|5||[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]||2020年7月22日||ISBN 4041097347||[[金澤尚子]]が本作のメインキャラ達と[[レミィ・キルミスター]]のイラストを寄稿<br />
|-<br />
|6||[[輪作/Crop Rotation]]||2020年11月25日||ISBN 4041097355||<br />
|-<br />
|7||[[対抗呪文/Counterspell]]||2021年4月26日||ISBN 4041097363||<br />
|-<br />
|8||[[骨砕き/Bone Shredder]]||2021年8月26日||ISBN 4041117119||<br />
|-<br />
|9||[[解呪/Disenchant]]||2022年1月26日||ISBN 4041117127||<br />
|-<br />
|10||[[繁茂/Wild Growth]]||2022年6月24日||ISBN 4041125596||<br />
|-<br />
|}<br />
<br />
==製作背景==<br />
原作の伊瀬によると、ある日作画の横田から漫画の制作に誘われたので何も考えず二つ返事で了承したという<ref name="mana2020">『マナバーン2020』(ホビージャパン、2019年12月20日初版)p.80-82 ISBN 9784798620862</ref>。<br />
<br />
舞台である1990年代後半は単に伊瀬が好きな時代であり、資料は当時のCDや[[RPGマガジン]]、[[ゲームぎゃざ]]などを利用した。タイトルは「ノストラダムスの大予言」を意識し、それを2010年代によく見られるライトノベル風に仕上げたものであるという<ref name="mana2020"/>。<br />
<br />
----<br />
''注意:作品の内容に関する記述が以下には含まれています。''<br />
<br />
==主な登場人物==<br />
;神納はじめ(かのう はじめ)<br />
:神河市立ときわ木中学校の2年生。アニメやゲームが好きな、現代で言えば「中二病」のオタク。テストの成績は万年二位。[[黒ウィニー#テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期|黒ウィニー]]などの[[黒]]のデッキの使い手。学校では負け知らずだったが、カードショップでもある純喫茶「しぶやま」にて敗北を知り、同時により奥深いマジックの世界を知ることになる。携帯電話は持ってはいない。ファイナルファンタジー7が好きで(主人公である)「クラウド」を名乗ることも。ファイナルファンタジーの略称は「ファイファン」派。<br />
<br />
;沢渡慧美(さわたり えみ)<br />
:神納はじめと同じ中学に通う同級生。小学生の頃に転入し、以降学年トップの座をはじめから奪ったことから、はじめから一方的にライバル視されている。学力は全国クラスで、校内表彰も受けている。マジックのプレイヤーであることは学校どころか厳格な母親にも隠しているが、「しぶやま」での対戦中にはじめと遭遇し、はじめと秘密を共有することになる。「しぶやま」常連陣でもトップクラスの実力者。[[アーマースキン]]など[[白]]のデッキの使い手。携帯電話所有。水泳は苦手。<br />
<br />
;諏訪原八雲(すわばら やくも)<br />
:トーナメントセンターではじめや慧美たちと出会った。小柄で幼く見えるが、はじめ達と同じ中学2年生である。はじめと慧美にはそれぞれ同性だと思われているが……。[[黒]]のデッキを好み、トーナメントでは[[ナイトメア・サバイバル]]ではじめと慧美を圧倒した。神河の近くの景群に在住。携帯電話所有。トーナメントを通じて慧美と仲良くなり、電話番号を交換する。はじめ同様、ファイナルファンタジー7が好きで略称は「FF」派。デュエル中は目から光が消える。<br />
<br />
;来島卓(くるしま すぐる)<br />
:はじめと同じ学校に通う同級生で、中学入学以来の親友。[[打ち消す|カウンター]]や[[ロック]]を仕掛ける[[青]]のデッキを好み、はじめに青を[[タッチ]]させるヒントを与えた。マジックの醍醐味を[[コンボ]]に見出しており、後に[[MoMa]]をもってはじめの強大なライバルとして立ちはだかる。中学生にして彼女持ちの色男だが、実ははじめに負けず劣らずの中二病。1話から登場しているが、下の名前は14話でようやく明かされた。<br />
<br />
;渋山竜夫(しぶやま たつお)<br />
:純喫茶「しぶやま」の店長。眼鏡を掛け、無精髭を生やした恰幅の良い温厚な30代の男性。体格のせいか汗っかき。プラモ・アニメ・フィギュア・MTGと趣味の幅広い90年代的オタクであり、現在は父親から譲り受けた店舗をデュエルスペースとして開放している。既婚者。<br />
:*元ネタはもちろん[[シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon]]。<br />
<br />
;渋山 いと<br />
:名前のとおり、渋山の妻。結婚五年目。ロングヘアで細身だが出るところは出ているおっとりした美女。店長とは幼馴染。自動車免許を持っている。マジックは「たしなむ程度」と言うが、グランプリ京都99を控えたはじめにシールド戦と言う“弱点”を指摘できる力量の持ち主。<br />
<br />
;阿久井剛(あくい ごう)<br />
:愛称は「ゴブさん」。「しぶやま」の常連。キャスケット帽をかぶった長身、尖った耳と鷲鼻、細目が特徴の男性。サックスが吹ける。[[赤]]系、特に[[スライ]]デッキを好む。<br />
<br />
;鳥居祐爾(とりい ゆうじ)<br />
:愛称は「トリー」。「しぶやま」の常連。ロン毛のイケメンで合コンやナンパに精を出すが、実際にモテているかは不明。自動車免許を持っている。[[パンデモノート]]など[[アーティファクト]]主体のデッキを使う。<br />
<br />
;大楠主税(おおぐす ちから)<br />
:愛称は「社長」。「しぶやま」のオーナーにして常連。痩せぎすでぐるぐる眼鏡にバケットハット、店長よりも濃い無精髭が特徴。「しぶやま」ではいつもカレーを食べながらライトノベルを読んでいる。中国拳法(構えから詠春拳と思われる)の使い手。眼鏡の下の素顔は濃い目の美青年である。[[スパイクの誓い]]などの[[緑]]のデッキを使う。<br />
:*恐らくモデルは[[中村聡]]、名前は[[中島主税]]から。<br />
<br />
;白金久遠(しろがね くおん)<br />
:恵美の従兄弟で、彼女にマジックを教えた“師匠”とも言える少年。恵美からは「久(きゅう)ちゃん」と呼ばれている。DCIトーナメントセンターの常連で、他の常連から「恐るべき天才児(アンファン・テリブル)」と呼ばれる実力者。読書が趣味で女の子が苦手だが、はじめとは違う方向に拗らせており、恵美からは「変人」「面倒くさい」と評される。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[月刊少年エース]]<br />
*[[関連書籍]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/Magic:_The_Gathering_Arena
Magic: The Gathering Arena
2022-08-05T15:19:44Z
<p>60.36.122.53: /* ブースターパック */</p>
<hr />
<div>{{Stub}}<br />
<br />
{{Magic: The Gathering Arena}}<br />
<br />
'''Magic: The Gathering Arena'''('''MTG Arena'''、'''MTG アリーナ''')は、[[マジック:ザ・ギャザリング]]の[[デジタルゲーム|デジタル]][[トレーディングカードゲーム]]。略称は'''アリーナ'''、'''MTGA'''など。[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]の後継にあたる。<br />
<br />
制作は[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の[[デジタル・チーム|Magic Digital Next(マジック・デジタル・ネクスト)チーム]]。<br />
<br />
==概要==<br />
[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]より無料ダウンロード。基本プレイ無料。ゲーム内課金あり。<br />
<br />
対応言語は英語、ブラジルポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、日本語、韓国語。<br />
<br />
[[フォーマット]]は'''[[スタンダード]]、[[リミテッド]]'''のほか、独自フォーマットの'''[[ヒストリック]]、[[アルケミー]]、[[エクスプローラー]]'''が中心で、他にも[[紋章]]などを使った期間限定イベントや[[ブロール]]なども。詳しくは[[#プレイモード]]参照。<br />
<br />
[[2019年]]以降、流行のeスポーツに合わせて[[マジック・プロリーグ]]や[[プロツアー]]の後継イベント『[[ミシックチャンピオンシップ]]』などが展開。[[2020年]]に発生した新型コロナウイルスのパンデミック以降、主要トーナメントはMTGAで展開される。<br />
<br />
==動作環境==<br />
対応プラットフォームはWindowsもしくはMacOSのPC、AndroidもしくはiOSのスマートフォン・タブレット。推奨動作環境などは[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]を参照。<br />
<br />
*動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。<br />
*正常に動作しない場合、最新のVisualC++のランタイムをインストールすることで解消される場合がある<ref>[https://twitter.com/MTG_Arena/status/1017527773173354496 公式Twitter]</ref>。Microsoftのホームページから無料ダウンロード可能。<br />
*日本語版はうまくインストールできない場合がある。一度アンインストールした後に英語版を再インストールし、改めてゲーム内で言語設定を変更するとよい。<br />
<br />
==特徴==<br />
ゲーム部分以外のシステムは、流行している主要なデジタルTCGと近い。いわゆる「スタミナ制」ではなく、好きなだけ対戦を行うことができる。<br />
<br />
ゲーム勝利・デイリークエスト・ウィークリークエストを達成することでゲーム内通貨(ゴールド)を入手、ブースターパックを購入してコレクションを増やす、というもの。クエストによっては[[カード]]、[[ブースターパック]]、あるいは[[デッキ]]が貰える場合もある。<br />
<br />
対戦はランダムでマッチングしたプレイヤーと行う形式。[[シールド]]戦や、やや形は異なるが疑似的な[[ドラフト]]戦も行える。<br />
<br />
UIはより洗練され、デッキ名などを入力する以外はほぼマウスだけで操作可能。[[墓地]]や[[追放]][[領域]]から[[プレイ]]・[[起動]]できるカードを[[手札]]の横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。<br />
<br />
演出面も[[マジック・デュエルズ:オリジン|マジック・デュエルズ]]から強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[忠誠度能力]]を使用したり[[ダメージ]]を受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。<br />
<br />
[[Magic Online]]と比較すると[[カードプール]]は限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違い。<br />
<br />
===操作関連===<br />
ここで記されているキーコンフィグはデフォルト設定のもの。これらはメニュー右上にあるオプション→GamePlayから変更可能。<br />
<br />
====マナの支払い====<br />
[[マナ]]の[[支払う|支払い]]方法には、手動/自動で支払う方法が存在する。厳密な手動となると自分の[[マナ・プール]]に一旦マナを加えて、そこからさらにマナを支払うという形になるのだが、実際そのような煩わしい操作を要求されることは少ない。ざっくりと言うと、[[ゲーム]]中に設定の「ゲームプレイ」から「オートタップ」の項目を無効にすることでマナの支払いが手動になる(デフォルトは有効)が、その状態でも後述するように基本的にはセミオートで進行する。必ずしもオートタップの無効/有効がマナの支払いの手動/自動とイコール関係ではない。<br />
<br />
;プレイ可能な手札、起動できる能力の強調表示<br />
設定に関わらず、現時点で[[唱える]]ことが適正かつ唱えるための[[コスト]]が支払える呪文、およびプレイすることのできる土地は青枠で強調表示される。同様に戦場にあるパーマネント等も現在起動できるものは強調表示されるが、呪文を唱える際のマナ支払いと流れは変わらないため割愛する。<br />
<br />
;マナ支払い前の一時停止・自動支払い<br />
オートタップが無効の場合に呪文を唱えようとすると一時停止し、唱えるために必要なマナが画面中央に表示される。この一時停止の段階で確認ボタン(「~マナを支払って下さい」)をクリックすると、その場に限り自動で必要なマナが計算され支払われる。なおクリックする直前、つまり呪文や確認ボタンにマウスオーバーした際、タップ予定のパーマネントが黄枠で強調表示される。<br />
:この際できるだけ複数の[[色マナ]]、[[マナ・クリーチャー]]、[[マナ・アーティファクト]]を残すように支払い方が決定され、支払う過程に[[マナフィルター]]などの利用が必須であれば自動で起動される。直後の手札の状況も考慮して色マナを残したり、パワーの大きいマナ・クリーチャーを極力残すなど、プレイヤーに有利になるように計算してくれる一方、無色マナを生み出せる土地に別の使い道があっても基本的に残されない。<br />
:オートタップが有効の場合はこの確認が省略される。一時停止して自動で支払った場合と結果は変わらず、唱える過程でタップ予定のパーマネントが強調表示される点も同じ。しかし確認ボタンを押す過程が無いため、ちょっとしたマウスのドラッグ&ドロップやダブルクリックにも反応して唱えてしまい、巻き戻しが効かない。ゲームに慣れたら極力オートタップのチェックを外したままにしておきたい。<br />
<br />
;一時停止後の手動支払い<br />
マナの支払いの確認待ち中にパーマネントを1つずつタップしてマナを生み出すことで、完全に任意でマナを支払うこともできる。複数の色のマナを生み出せる土地などは、その都度生み出すマナを自分で選択する。<br />
:マナ・プールに十分なマナが加えられた時点で、確認なく一時停止が解除されて唱える処理が再開される。1マナ足りない状態でマナを複数生み出すなどし、余剰のマナが生まれた場合はマナ・プールに残る。逆にマナが不十分な間はいつでも唱える行動をキャンセルできる。[[分割カード]]の唱える側の選択を間違えたときなどに有効。<br />
:誤ってマナを生み出してしまった場合、それが土地のタップや[[マナ能力]]である限り、まだ他の操作やタップによる誘発等を挟んでいなければZキーで操作を戻すことができる。よって、一度唱える動作を挟んでしまうと余剰分のマナは戻せない。<br />
<br />
;事前によるマナ・プールの操作<br />
オートタップの有効/無効に関わらず、あらかじめマナを生み出してマナ・プールに加えておくこともできる。その状態で呪文を唱えるとマナ・プールにあるマナから優先的に支払われる。マナをある程度手動で加えておき足りない分を自動計算による支払いに任せる、という分割払いも可能なので、自動支払いがある程度予測できていれば最低限のクリックで望み通りの支払い方法を実現できるようになる。<br />
<br />
;その他<br />
*[[マナ・コスト]]に([[X]])を含むカードについては、唱える際にXの値を±で決定してから改めて支払い方を決定する。[[代替コスト]]や、[[召集]]などのマナ以外の支払い方法を持つカードについても、唱える際に改めて支払い方を決定する。<br />
<br />
*現時点の仕様では、対戦相手がコントロールする能力によってマナの支払いが求められたとき、操作のタイミング次第でマナ・プールから自動でマナが支払われない現象がある。生み出してしまったマナを元に戻すか、アバターの上部に色ごとのシンボルで表示されているマナ・プールのアイコンをクリックして完全手動でマナを支払おう。<br />
<br />
====ゲームの自動進行====<br />
MTGアリーナでは、基本的に何もできない状況であれば[[フェイズ]]・[[ステップ]]が自動で進行していく。例えば第1ターン目に[[土地]]のプレイを終えた後、手札に唱えられる(手札から起動できる)カードが無ければその場でターンが自動で終了する。これにより無用な待ち時間が少なくなり、スムーズにゲームが進行していく。<br />
<br />
手札に唱えることのできる[[インスタント]]・[[カード]]を持っていたり、[[起動型能力]]を[[起動]]できる状況であれば、[[インスタント・タイミング]]で行動できる各タイミングで確認を求められる。<br />
<br />
しかし上記のような状態であっても、一部の切り替わり目では確認を求められない。自動で特定のタイミングで[[優先権]]の放棄をしたくない場合や、呪文や能力が[[スタック]]上に乗ってから[[解決]]し始める前に[[対応して|レスポンス]]を行いたい場合は、進行の停止を予約したり、フル操作モードにする必要がある。<br />
<br />
;フェイズごとの進行停止<br />
右下のターン進行ボタンの上部に、各[[ターン]]のフェイズがどこまで進んでいるかを示すシンボルが表示されている。([[開始フェイズ]]、[[戦闘前メイン・フェイズ]]、[[戦闘フェイズ]]、[[戦闘後メイン・フェイズ]]、[[終了フェイズ]]の5つ。戦闘フェイズ中はさらに[[戦闘開始ステップ]]、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]、[[戦闘ダメージ・ステップ]]、[[戦闘終了ステップ]]の5つが展開される。)各フェイズのシンボルをクリックすることで、そこで進行を一時停止して優先権を得ることができる。ただしターンが経過すると一時停止指示は消えてしまうので、毎ターンその都度指示する必要がある。<br />
<br />
例えば以下のような操作を行いたい場合は、指定のフェイズをクリックして停止予約をしておく必要がある。<br />
:戦闘前メイン・フェイズに入る前に、開始フェイズ中に[[氷の干渉器/Icy Manipulator]]を起動して[[土地]]を[[タップ]]させたい。(開始フェイズをクリック)<br />
:戦闘フェイズに入る前に、戦闘前メイン・フェイズ中に[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]に対して[[ショック/Shock]]を唱えたい。(戦闘前フェイズをクリック)<br />
:対戦相手の終了ステップ開始前に、戦闘後メイン・フェイズの最後に自分の[[贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed]]に対して[[果敢な一撃/Defiant Strike]]を唱えたい。(戦闘後メイン・フェイズをクリック)<br />
<br />
以上のような停止予約は、後述する優先権の「オートパス」ボタンを押していても機能する。唱えられるインスタントを持っている為いちいち確認を求められるのが嫌だという場合に非常に有効。例えば相手のターン中に使用できるインスタントを複数所持しているが、いま自分は相手のターンエンド前に[[選択/Opt]]を唱える予定しかない、とか。<br />
<br />
;フル操作モード(Full Control Mode)<br />
対戦相手が使った呪文や能力に対する優先権の行使はその都度求められるが、自分が使った呪文や能力に対しては再び優先権を得ることができず、すぐに解決が開始されてしまう。より細かく手順を進行したい場合、あらかじめCtrlキーを押しておくことでフルコントロールモードとなり、自動で解決が始まらなくなる。またShift+Ctrlキーで常時フル操作モードにできる。<br />
<br />
例えば以下のような操作を行いたい場合は、フル操作モードをあらかじめ機能させておく必要がある。<br />
:自分が何か呪文を唱えて、それを[[解決]]し始める前に[[団体のギルド魔道士/League Guildmage]]の2つ目の能力を起動して[[コピー]]したい。(呪文を唱える前にフルコントロールモードにしておく)<br />
:相手が何か行動したとき、手順を進行する前に[[対応して|対応]]できる[[インスタント]]を持っているかのようにブラフを利かせたい。<br />
<br />
ただしこのモード下ではドロー前ですら確認を求められるようになるため、慣れない間は停止していることに気付かず時間を消費してしまわないようにしよう。<br />
<br />
;[[誘発型能力]]の[[解決]]順・[[置換効果]]の適用順<br />
複数の誘発型能力が同時に誘発した場合や、置換効果が適用される場合、初期状態ではそれらは自動決定された順番で解決・適用される。オプションの「誘発型能力の解決順を自動で決める/Auto Order Triggerd Abilities」「置換効果を自動で選択する/Auto Choose Replacement Effects」のチェックを外すことで、それぞれを任意に決定することが可能になる。<br />
*ゲームに慣れてきたら優先的にチェックを外しておきたい。<br />
<br />
;対応があるまで優先権をパス(Pass Until Response)・優先権のパス(Pass Priority)・ターンを渡す(Pass Turn)<br />
対戦相手の行動に対するレスポンスを求められた場合はEnterキー、各フェイズで優先権の行使を求められた場合はSpaceキー、そのターンを何もせずにすぐ終えたい場合はShitf+Enterキーで、それぞれパスできる。特にターンのパスは対戦画面右下にオレンジ色のボタンが表示されており、必要な時にオンにするだけでフェイズを進めずにすぐターンを終了することができる。相手のターンでは青いボタンで表示され、どちらもターン終了まで優先権を自動でパスする状態となる。<br />
<br />
相手がこの操作をした場合、一部の切り替わりタイミングで確認が飛ばされるようになるため、どうしても飛ばしたくないフェイズがあれば前述したフェイズごとの進行停止予約をしておきたい。<br />
<br />
===カード収集関連===<br />
====ゲーム内通貨====<br />
ゲーム内通貨は2種類存在する。<br />
*ゴールド(Gold)<br />
**主にデイリークエストやイベント参加で入手。<br />
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。<br />
<br />
*ジェム(Gem)<br />
**主に課金することでチャージできる。<br />
***無課金でも、特定のプレイモードで獲得できる(基本的に少量だが、勝利数によっては2000ジェム超えもある)他、極稀にストアの日替わり商品としてゴールドで購入できる。<br />
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。<br />
<br />
*そのほか、新規[[カード・セット]]の事前予約やチャリティー商品(主にスリーブ)として直接課金するケースがある。<br />
<br />
====ブースターパック====<br />
1000ゴールドで1パック、または3パック600ジェム(単価200ジェム)で購入できる。エキスパンションによっては、45パック一括購入で[[BOX特典カード]]が付いてくる。<br />
<br />
[[コモン]]5枚、[[アンコモン]]2枚、[[レア]]または[[神話レア]]1枚の8枚入り。<br />
<br />
ワイルドカードが出現することがあるほか、ブースターパックを開封することでポイントが蓄積し、一定量に達すると神話レア・レア・アンコモンのワイルドカードを手に入れることができる。<br />
<br />
*[[ドラフト・ブースター]]と[[開封比]]が違うため、([[ドミナリア]]の[[伝説の]]カード、[[灯争大戦]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]等)テーマに沿ったカードが入っていない事がある。<br />
*同様の理由で、Magic Onlineでは可能だった「賞品として入手したパックを元手にリミテッドの参加費用に充てる」事もできない。<br />
<br />
[[ニューカペナの街角]](実際はプレオーダー1週間前の[[2022年]]3月31日)からは'''神話パック'''(''Mythic Booster Pack'')が導入された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035925/ MTGアリーナニュース(2022年3月30日)](mtg-jp.com 2022年3月30日)</ref>。名の通り、[[レア]]の枠から[[神話レア]]かワイルドカードしか封入されていない。ほぼ確実に神話レアが入手できる分、価格も1300ゴールド(10パックで2600ジェム)と3割増しになっている。<br />
<br />
====ワイルドカード====<br />
同[[稀少度|レアリティ]]の任意のカードと交換できる特別なカード。一種の交換チケットであり、[[神話レア]]、[[レア]]、[[アンコモン]]、[[コモン]]が存在する。<br />
<br />
初期状態でも一定量所持しており、最初から好きなカードをある程度デッキに入れて遊ぶことができる。<br />
<br />
パックに直接入っている事もあるが、パックを開けていくとゲージが溜まり(3パック毎にアンコモン⇒レアと貰え、5周目毎にレアの替わりに神話レアが貰える)コモン以外なら確実に入手できる。<br />
<br />
*ちなみに、封入率はコモン1/3、アンコモン1/5、レア及び神話レアが1/30となっている<ref>[https://magic.wizards.com/ja/mtgarena/drop-rates 報酬体系]</ref>。<br />
<br />
====禁止カードの扱い====<br />
あるカードがスタンダード、もしくはアリーナ・スタンダード[[禁止カード]]に指定されたの場合、下記のような調整及び補償措置が取られる。<br />
*神話レア、レアの封入調整<br />
**アリーナ仕様ブースターパックでは、禁止された神話レア、レアは他の同レアリティのカードを全て4枚所持していた場合のみ出現する(リミテッド仕様ブースターパックは通常のまま)<br />
**禁止された神話レア、レアは報酬から獲得できるカードから除外される。<br />
**[[BOX特典カード]]が禁止カードに指定された場合、該当セットのBOX特典カードはそのセット内の別の神話レアに差し替えられた。<br />
***例えば、[[基本セット2019]]のBOX特典カード[[運命のきずな/Nexus of Fate]]のアリーナ・スタンダード禁止指定に伴い、特典カードは[[全知/Omniscience]]に差し替えられた。<br />
*補償措置<br />
**禁止カードに指定された時、ゲーム内で該当カードを所持しているプレイヤーに対しては同数の同[[稀少度]]のワイルドカードが加えられる。<br />
**禁止カードを含むデッキを使用して構築イベントに参加中のプレイヤーは、そのイベントに限りデッキをそのまま使用することが認められていた。<br />
<br />
====余剰カードと宝箱/The Vault====<br />
コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚目以降のレア、神話レアはジェムに変換される(後述)。コモンまたはアンコモンの5枚以降を入手したとき、それは宝箱/The Vaultポイントとして蓄積される。蓄積量は保有ワイルドカード数と同じ場所に表示される。ポイントが100%になると宝箱を開けることができ、神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。基本土地およびカードスタイルは1つ入手したら無制限に使えるようになる代わりに、宝箱ポイントが溜まることもない。<br />
<br />
宝箱ポイントへの変換レートは余剰カード1枚につきアンコモン0.3%、コモン0.1%。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。普通にプレイしていればパックの開封で手に入るワイルドカードの方が多いだろう。<br />
<br />
神話レア、レアについても当初は5枚目以降は宝箱の進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された:<br />
*アリーナ仕様ブースターパック開封時<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカード(禁止カード除く)が出現する。<br />
**禁止カード以外の、そのブースターパックから出現する同レアリティのカードを全てコンプリートしていた場合、同レアリティ禁止カードが出現する。それも全て4枚揃っていた(または該当カードはなかった)場合、ジェムに変換される。<br />
**再抽選の過程で神話レアからレアに格下げ、レアから神話レアに格上げされることはない。<br />
*リミテッド<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われない。<br />
**ドラフトピック終了後またはシールド開封後、コレクションで5枚以上持っているカードはジェムに変換される。<br />
**ジェムに変換後も、そのイベント内におけるカードプールはそのまま維持される。<br />
*報酬<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われず、即座にジェムに変換される。<br />
*ジェムの変換レートはいずれも神話レア40ジェム、レア20ジェム。<br />
<br />
===デッキ編集関連===<br />
デッキ編集画面では、デッキ名の入力と基本的にクリック操作だけでカードをデッキに出し入れできる。ドラッグ&ドロップでも可。マウスホイールで素早くページ送りが可能。なおデッキ登録可能最大数は合計60デッキ。<br />
<br />
土地の自動調整機能(Auto-Suggest)によって使用しているカードに含まれる[[マナ・シンボル]]に合わせて24枚の[[基本土地]]がデッキに投入される。土地の枚数を変更しようとすると機能を無効にするか確認され、OKを押せば以後自動調整されなくなる。<br />
<br />
所持していないカードや、所持上限を超える枚数をデッキに入れようとした場合、ワイルドカードを使って交換するか確認される。一度交換すると操作を戻すことはできないので注意が必要。<br />
<br />
画面右上にはデッキに採用しているカードを[[マナ・コスト]]ごとに並べたグラフが表示されており、常に[[マナカーブ]]を確認しながらデッキを構築できるようになっている。またグラフをクリックすることでより詳細なデッキ分析も行える。<br />
<br />
[[サイドボード]]はタブを切り替えて編集する。また右上のボタンからデッキ編集画面のレイアウトを切り替えることができる。<br />
<br />
[[ドラフト]]時は、カードを[[ピック]]する段階で使わないカードをドラッグ&ドロップで直接サイドボードに放り込むことができる。<br />
<br />
====カードの検索====<br />
カード一覧では基本的に色順、マナ・コスト順、アルファベット順でカードが並んでいる。同名のカードは[[基本セット]]→[[エキスパンション]]順で並べられている。<br />
<br />
カードは一度に8枚ずつしか表示されないので手探りでデッキ構築しようとすると少々時間がかかる。そこで画面上部の検索欄やフィルタボタンを活用することで効率よく目的のカードを探し出すことができる。<br />
<br />
;検索欄<br />
画面左上の検索欄ではキーワードを入力してカードを絞り込める。検索方式は部分一致で、カード全体のどこかにキーワードが含まれていればそれらすべてを表示する。日本語に対応したことで<br />
*例えば「[[エルフ]]」と入力すると、[[クリーチャー・タイプ]]がエルフのカードのほか、エルフ・トークンを出すカードがヒットする。<br />
**言語設定が英語の場合、「elf」と入力するとカード名にS'''elf'''が含まれる[[無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion]]や[[ミシュラの自己複製機械/Mishra's Self-Replicator]]、[[ルール文章]]にits'''elf'''と書かれている[[裁きの一撃/Justice Strike]]などもヒットする。<br />
*キーワードをダブルクォーテーションマークで囲えば完全一致検索も可能。例えば「クリーチャー1体を対象とする。~はそれに2点のダメージを与える。」というルール文章を含むカードを検索すべく「deals 2 damage to target creature」と入力した場合、20点のダメージを与える[[絶滅の星/Star of Extinction]]や、それ自身がクリーチャーである[[ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer]]などもヒットしてしまう。その場合「'''"'''deals 2 damage to target creature'''"'''」と入力すれば[[シヴの火/Shivan Fire]]などの目的のカードを検索できる。<br />
*言語設定が日本語の場合、半角数字の「2」はルール文章のマナ・コスト、全角数字の「2」はルール文章の「2点」「2枚」「2体」などがヒットする。<br />
*「e:([[エキスパンション]]の略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」で[[ラヴニカのギルド]]のカードだけが表示される。<br />
<!-- 土地イラスト選択可能になり不要になった機能 *デッキを一端エクスポートし、基本土地のエキスパンションの略号とコレクション番号を正しく変更することで、[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。例えば[[平地/Plains]]の末尾を「(RIX) 192」から「(RNA) 260」に変更すれば{{Gatherer|id=440871|イクサランの相克版の平地}}{{Gatherer|id=460064|ラヴニカの献身版の平地}}に変更できる。<br />
**2019年2月15日以前は、検索欄で所定の手順を踏むことですべてのイラスト違いの基本土地を選択できた。--><br />
<!-- 使用不可能になった機能*「basic land」または[[基本土地]]の名前([[平地/Plains|Plains]]等)を入力し、その後フィルタ画面でリセットを押すことで[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。--><br />
<br />
;簡易フィルタ<br />
[[マナ・シンボル]]等を押すことで簡易的に各[[色]]、[[無色]]、[[多色]]のカードを簡易的に絞り込むことができる。<br />
<br />
土地ボタンをクリックすると、土地だけを表示するモードに切り替えられる。そこで「SUGGEST LANDS」をクリックすることで、土地の自動調整機能(Auto-Suggest)の有効化・無効化を切り替えられる。<br />
<br />
;詳細フィルタ<br />
バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、[[マナ総量]]、[[稀少度|レアリティ]]、[[カード・タイプ]]、エキスパンション、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。<br />
<br />
;ズームアウト・イン<br />
虫メガネボタンから、一度に表示するカードを10(12)枚から21(27)枚に変更する。<br />
<br />
;作成モード<br />
デッキ編集画面で作成(Craft)ボタンをクリックすると作成モードに切り替わり、未所持カードも全て表示される。<br />
<br />
====デッキのエクスポート・インポート====<br />
デッキ一覧画面の下部のボタンからデッキの出力(エクスポート)、取り込み(インポート)ができる。<br />
<br />
エクスポート(EXPORT)を押すとクリップボードにデッキリストがコピーされる。その状態でメモ帳などのテキストエディタに貼り付けることでデッキリストをパソコンに保存できる。<br />
<br />
インポート(INPORT)を押すと、現在クリップボードにコピーされているデッキリストをデッキとして取り込むことができる。<br />
<br />
*[[ドミナリア]]版[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]4枚なら「4 ラノワールのエルフ (DAR) 168」または「4 Llanowar Elves (DAR) 168」といった規格になる。エキスパンションの略号や[[コレクター番号]]を含むため、[[Magic Online]]用のリストはそのままでは使用できない。<br />
*英語で出力されたリストは言語設定が英語でなければインポートできない。インポート後に言語設定を戻すのであれば問題ない。<br />
*[https://mtgarena.pro/deckbuilder/ MTG Arena Deckbuilder]や[https://www.mtggoldfish.com/ MTG Goldfish]など、アリーナ向けにデッキリストをコピーできるサイトも登場している。<br />
*[[バベル]]のような大量にカードを積んだデッキを組む場合、いちいちクリックで1枚ずつカードを入れていくのは非常に時間がかかるため、デッキリストからインポートするのが望ましい。<br />
<br />
====その他====<br />
*上限(250枚デッキ)を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。[[ネズミの群棲/Rat Colony]]のような[[4枚制限ルール#4枚制限を無視するカード|4枚制限ルールを無視するカード]]も同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。<br />
*デッキボックスには好きなカードの[[絵|イラスト]]を設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。<br />
*単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。<br />
<br />
==プレイモード==<br />
チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。<br />
<br />
初期の'''アリーナ・モード/Arena Play Mode'''では短時間で終わる[[BO|BO1]](1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作して'''すべてのモード/All Play Mode'''に切り替えることで[[サイドボード|サイドボーディング]]を扱うBO3(2本先取・3本勝負)のゲームが遊べる。<br />
<br />
*[[ゲームの外部]]を参照するカードの存在から、BO1でもサイドボードが利用できる。[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]以降、BO1のサイドボードは通常の15枚ではなく7枚の[[スロット]]となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-state-game-strixhaven-school-mages-2021-04-07 MTG Arena: State of the Game – Strixhaven: School of Mages](Magic Digital [[2021年]]4月7日 [[Jay Parker]]著)</ref>。<br />
<br />
フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。<br />
<br />
いくつかのモードでは戦績に応じてランクが変動し、各シーズンごとにランクに応じた報酬を獲得できる。各モードの日本語名称は一部仮訳。<br />
<br />
;現実の[[リミテッド]]との違い<br />
*[[ピック]]したカードがすぐに自身のコレクションに加えられる[[取りきり|ドラフト取りきり]]ルールである。<br />
*[[ブースター・ドラフト]]はAIあるいは他プレイヤーと行うが、対戦は'''全く別の卓の、同様の手順を済ませたプレイヤーとゲームを行う'''ことになる([[Magic Online]]のDraft Leagueと同様)。<br />
**そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々と[[プレイ]]されることもある。また、通常のドラフトならば卓内の[[カードプール]]全体の[[カードパワー]]が著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんど[[シールド]]戦に近い。<br />
**他の対戦相手が使っている[[色]]を読んで無理に[[デッキカラー]]を変更したり、危険なカードを[[カット]]しにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。<br />
*デッキ構築時間に特に制限はない。<br />
<br />
===Bot戦/Bot Match===<br />
ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。<br />
*例外的に、マスタリー報酬が達成完了するまで一部のクエストは練習でも進行できる。ただし勝利ボーナスはいずれも得られないため、よほどのことがない限り練習でのクエスト進行は推奨されない。<br />
<br />
===プレイ/Free Play===<br />
常時参加無料。構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。<br />
<br />
===[[マッチ]]・プレイ/Traditional Play===<br />
常時参加無料。構築したデッキで、サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチを行う。<br />
*このモードに限らず、マッチ/Traditional(伝統的な)と付くものは「サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチ制」であることを表している。<br />
<br />
===ランク戦/Ranked===<br />
常時参加無料。フリープレイと同じ1本勝負のルールだが、構築戦ランクに影響する。<br />
<br />
===マッチ・ランク戦/Traditional Ranked===<br />
常時参加無料。トラディショナルプレイと同じ2本先取のルールだが、構築戦ランクに影響する。<br />
<br />
===構築イベント/Constructed Event===<br />
参加費:500ゴールド または 95ジェム<br />
<br />
7勝または3敗するまで、構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。<br />
<br />
*全敗だと100ゴールドにアンコモン3枚(差し引き400ゴールドでアンコモン3枚入手)とやや損だが、4勝で500ゴールド、5勝でレア1枚以上が確定、7勝で1000ゴールドとなる。<br />
**4勝以下は、アンコモンは1枚目は5%・2~3枚目は1%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。<br />
**5勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は5%・3枚目は1%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)<br />
**6勝以上は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)<br />
**かつては、アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化した。<br />
<br />
===マッチ構築戦/Traditional Constructed===<br />
参加費:1,000ゴールド または 190ジェム<br />
<br />
5勝または2敗するまで、構築したデッキで2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。<br />
<br />
*全敗だとアンコモン3枚でゴールドはなしと損だが、1勝で500ゴールド、2勝で1000ゴールドと元が取れ、5勝で2100ゴールドとなる。<br />
**全敗は、アンコモンは5%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。<br />
**1~2勝は、アンコモンは1枚目は15%・2~3枚目は5%でレアに変化。<br />
**3~4勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は15%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)<br />
**5勝は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は15%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)<br />
<br />
===クイック・[[ドラフト]]/Quick Draft===<br />
参加費:5,000ゴールド または 750ジェム<br />
<br />
15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。ブースターパック1~2つ(勝利数に応じて2つ貰える確率上昇。7勝で確定2つ)と、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。<br />
<br />
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。<br />
**6勝以上で参加ジェムをペイできる。<br />
*サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ[[構築]]が求められる。例えば本来サイドボード向けである[[垂直落下/Plummet]]を、最初から[[メインデッキ]]に複数[[積む]]ことも選択肢に入ってくる。<br />
*アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。<br />
<br />
===プレミア・ドラフト/Premier Drift===<br />
参加費:10,000ゴールド または 1,500ジェム<br />
<br />
[[Magic Online]]のDraft Leagueのような、AIの代わりに7人のプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。<br />
<br />
*使用セットが同じ場合でも、プレミア・ドラフトとクイック・ドラフト間のマッチングはしません。<br />
*ゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。全敗0勝でも250ジェム分以上の価値が等しいもの(50ジェム+パック1つ+3パック分ドラフトしたカード)を獲得できる。<br />
**5勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、ジェムでの参加費を回収できる。<br />
<br />
===マッチ・[[ドラフト]]/Traditional Draft===<br />
参加費:1,500ジェム<br />
<br />
15枚入りパック3つを受け取ってプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って5勝または2敗するまで、BO3のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。<br />
<br />
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。<br />
*2020年4月30日に対人ドラフトの実装まで、マッチ・ドラフトのドラフト相手は全てAIだったが、対人ドラフトの実装とともにBO3ドラフトは、プレイヤーとドラフトに変更された。<br />
<br />
===[[シールド]]/Sealed===<br />
参加費:2,000ジェム<br />
<br />
15枚入りパック6つを受け取り、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のゲームを行う。ブースターパック3つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。<br />
<br />
受け取ったカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*全敗0でもパック6つ+パック3つ+200ジェム(パック1つ相当)を獲得でき、それは参加費2,000ジェム(パック10個相当)と価値が等しく、トータルでは損をしないように見える。<br />
**参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン10~11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば(ワイルド込みで差し引きアンコモン5枚、コモン30枚の得&レア/神話レア1枚の損)勝てなくとも損はしない。<br />
*6勝以上で参加ジェムをペイできる。<br />
<br />
===指名対戦/Direct Challenge===<br />
ユーザーIDを指定して、特定の友人と対戦ができるモード。<br />
<br />
#設定のボタンの並びにある対戦マーク(剣が交差しているマーク)をクリックすると、対戦オプションの設定・対戦相手指定・デッキ選択画面が画面右に展開される。<br />
#互いのユーザーIDを教え合い、入力欄に対戦相手のユーザーID(ユーザー名#12345)を入力。<br />
#デッキを選択し、PLAYをクリックすると待機画面に移行。<br />
#双方が待機状態になったら対戦が開始される。<br />
<br />
*オプションでは「1本先取または3本先取」「先攻/後攻の指定」が可能。実装当初は1本先取のみ、先攻/後攻ランダムだった。<br />
*デッキの最低枚数が60枚以上であること以外フォーマットの制限はない。自分はスタンダード、相手はシングルトンなど好きなようにデッキを選択できる。<br />
*プレイヤーランクに影響を与えない。<br />
*デイリークエストやウィークリークエストの報酬条件に影響しない。<br />
*対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。<br />
*ユーザーIDは履歴として保存されるため、再入力する必要はない。続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。<br />
*オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。<br />
<br />
===期間限定イベント===<br />
<!--期間限定イベントを網羅するのでしたら、クローズドβ時代のものや、当時の景品などを含めた正確な情報が必要です。また、今後増え続けるであろうイベントを逐一更新し、ルールや景品の仕様が変わったならその都度保守する手間もありますので、責任を持って加筆するのでないのなら、「一例」としての記述に留めてください--><br />
上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。水曜木曜に開催される'''ミッドウィーク・マジック'''もそのひとつ。<br />
<br />
[[モミール・ベーシック]]の[[スタンダード]]版である「モミールの狂気」、オープンβ版リリース記念のスタンダード[[ハイランダー]]戦の「Welcome Weekend Singleton」、スタンダード限定[[パウパー]]等、[[Magic Online]]や現実の[[非公式フォーマット]]に近いものから、[[職工]]や[[激変]]といったアリーナオリジナルフォーマット、[[続唱]]や[[宝物]]の生成などが毎ターン行われる、[[紋章]]の付いたアリーナ限定のかなり特殊なルールまで様々。ほとんどが週末イベントだが、長期間行われるイベントもわずかに存在する。<br />
*以前は限定スタイルを入手できたが、スタイルの希少性に対し期間が短すぎることが不評で開催頻度は落ちた。今後は不定期に開催するとも告知されている。<br />
<br />
全てのイベントを列挙するとキリがないため、一例としての紹介とする。<br />
<br />
==収録カード==<br />
[[イクサラン]]以降の[[本流のセット]](番外カードも含む)が[[テーブルトップ]]より1週間早く追加される。<br />
<br />
[[破滅の刻]]以前の本流のセットや[[サプリメント・セット]]のカードは基本的に追加されないが、[[Jumpstart]]のように一部カードを差し替えて導入されたり、[[ヒストリック・アンソロジー]]や[[カラデシュリマスター]]のように独自の[[再録]]セットや[[Jumpstart: Historic Horizons]]のようにアリーナオリジナルのカードを加えたオリジナルセットとして追加されることもある。イベントとチュートリアル限定のカードも存在する。いずれもアート・スタイルを考慮しなければワイルドカードを消費して入手できる。<br />
<br />
具体的にどのようなカードが収録されているかは[[ヒストリック#使用可能カードセット]]を参照。<br />
<br />
*クローズドβ版のみ、[[カラデシュ]]から~[[基本セット2019]]までのスタンダード・リーガルのカード(とアリーナ限定カード)が収録されている。<br />
*[[紙]]のカードでは英語版しか存在しないカードであっても、各対応言語ごとに[[カード名]]や[[ルール文章]]が翻訳される。<br />
*アリーナオリジナルのセットも[[Gatherer]]に記載されるが、実装から記載までに間が空く。<br />
<br />
===MTGアリーナ限定カード===<br />
イベントとチュートリアルで登場する完全新規カード。[[エキスパンション・シンボル]]は大文字のA。一部のカードがBO1ルールでのみ使用可能であり、ワイルドカードで作成することもできる。<br />
<br />
アリーナオリジナルのカード一覧および使用可否については、[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|カード個別評価:Magic: The Gathering Arenaオリジナルカード]]の項を参照。<br />
<br />
イベントとチュートリアルでのみ登場する既存のカードについては割愛する。<br />
<br />
===新規プレイヤー用[[構築済みデッキ]]===<br />
ゲームを開始すると、新規プレイヤー用の[[構築済みデッキ]]が入手できる。[[フォーマット]]はBO1[[スタンダード]]に準拠しており、BO1で使用可能なMTGアリーナ限定カードが含まれることがある。<br />
<br />
スタンダードの[[ローテーション]]に合わせてデッキ内容はアップデートされ、再配布される。<br />
<br />
ただ、単色デッキ5種に関しては限定カードがスタンダードで使用できなくなり[[アルケミー]]準拠に、アルケミーや[[ヒストリック]]でしか使用できなくなった([https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035895/ 参照])。<br />
<br />
<!-- <br />
''※2019年3月のアップデートによるマスターツリー実装で、以下の情報は古いものとなっている。2色デッキの内容は変わらないものの、入手方法が変更となった。また、単色デッキの内容が変更され、入手時はアップデート以前よりもデッキパワーが弱いものの、マスタリーツリーを進行させることでアップデート以前よりもやや強いデッキが完成する。今後も初心者への導線は変更される可能性があり、現在の情報でもほぼ代用可能なので、古い情報のまま記載する。''<br />
<br />
'''Starting Deck'''は、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ[[単色デッキ]]が与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。これらのクエストはゲームに敗北しても進行するので、何はともあれまずはデッキのアンロックを目指すとよい。<br />
<br />
*配信当初は5つまでしか配布されないことになっていたが、ユーザーからのフィードバックを受けて10個全てが配信されるようになった。<br />
*[[2018年]]11月16日より[[白青]]デッキの[[アーティファクト攻勢/Artifacts Attack]]が[[翼と爪/Wing and Claw]]に変更された。<br />
<br />
2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]]を手に入れたら、その次は[[オーラの威光/Auras of Majesty]]になる。<br />
*パターン1:(RB)→(WG)→(WB)→(GU)→(UR)→残りの5種<br />
*パターン2:(GU)→(RW)→(RB)→(WG)→(UB)→残りの5種<br />
*パターン3:(WB)→(UR)→(RG)→(WU)→(BG)→残りの5種<br />
*パターン4:(RG)→(BG)→(UB)→(WU)→(RW)→残りの5種<br />
<br />
*単色デッキ<br />
**[[戦略的突撃/Tactical Assault]](W)<br />
**[[秘儀での発明/Arcane Inventions]](U)<br />
**[[墓地の一撃/Graveyard Bash]](B)<br />
**[[ドラゴンの火/Dragon's Fire (Starting Deck)|ドラゴンの火/Dragon's Fire]](R)<br />
**[[森の力/Forest's Might]](G)<br />
*2色デッキ<br />
**[[翼と爪/Wing and Claw]](WU)<br />
**[[板歩きの刑/Walk the Plank (Starting Deck)|板歩きの刑/Walk the Plank]](UB)<br />
**[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]](BR)<br />
**[[原初の憤怒/Primal Fury]](RG)<br />
**[[オーラの威光/Auras of Majesty]](GW)<br />
**[[永遠の口渇/Eternal Thirst (Starting Deck)|永遠の口渇/Eternal Thirst]](WB)<br />
**[[群生する苗木/Saproling Swarm]](BG)<br />
**[[密林の秘密/Jungle Secrets]](GU)<br />
**[[魔道士の怒り/Wrath of Mages]](UR)<br />
**[[数の力/Strength in Numbers (Starting Deck)|数の力/Strength in Numbers]](RW)<br />
--><br />
<br />
過去に配布されていた構築済みデッキについては[[構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena内限定セット]]を参照。<br />
<br />
==アバター==<br />
プロフィール画面からプレイヤー自身の外見を変更できる。イラストは主に[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や[[伝説のクリーチャー]]であるキャラクターが選ばれている。アップデートで追加されていき、イベント報酬やストアでの購入、特典コードの入力などで入手できる。<br />
<br />
チュートリアル中や指名対戦で対戦相手を待つ際は、顔を判別できないローブ姿の「冒険者/Adventurer」アバターが使用される。この冒険者アバターは後に一般販売され、常時使用する事が可能になった。<br />
<br />
現在実装されているアバターの一覧は、ゲーム内の「プロフィール」タブの「アバター変更」を参照。<br />
<!-- <br />
<br />
サービス開始時点では12種類選択可能で、以後アップデートで追加されていく。<br />
===初期アバター===<br />
全12種類<br />
<br />
;[[アジャニ/Ajani]]<br />
:アジャニは、[[レオニン/Leonin]]としての獰猛さと正義感との狭間で苦しんでいます。彼は[[ナヤ/Naya]]で生まれましたが、白色変異のレオニンが群れに受け入れられることは決してなく、家族から見捨てられたも同然に育ちました。<br />
<br />
;[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]<br />
:繊細さは美徳ではありません――少なくとも、チャンドラ・ナラーにとっては。彼女は自信に満ち、熱烈で、反抗的なプレインズウォーカーであり紅蓮術を専門としています――炎と、炎と、更なる炎の呪文を。<br />
<br />
;[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]<br />
:自身を無敵にする強力な戦闘魔術の使い手にして、忠義に篤く心身ともに不屈でありカリスマ性にあふれるギデオンは、無辜の者を守るべく戦いに身を投じることを躊躇いません。<br />
<br />
;[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]<br />
:ジェイスは幻影、欺瞞、そして読心の呪文、精神魔術の達人です。その力をもって彼は敵の魔術を打ち消し、もしくは敵の呪文を利用して自滅させます。<br />
<br />
;[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)|ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]<br />
:ヤヤ・バラードは[[ドミナリア/Dominaria]]に生まれ、その過去と現在の両方において名を知られています。向こう見ずであった[[特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage|若い頃]]、彼女はその傑出した紅蓮術の腕前を高値で売っていました。<br />
<br />
;[[カーン/Karn]]<br />
:元々は兵器として造られたカーンは、[[白青黒赤緑|5色]]すべてのマナを扱うことができます。この[[銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem|銀のゴーレム]]は、時空を渡る能力を持つプレインズウォーカーであり、強力なアーティファクトにして[[アージェンタム/Argentum|世界の創造者]]でもある頼もしい味方です。<br />
<br />
;[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]<br />
:美しく、狡猾、そしてあまりにも野心的、リリアナは暗黒の屍術の達人です。その呪文は死者を蘇らせ、生きている者を腐敗させます。<br />
<br />
;[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]<br />
:活気に溢れ、献身的に、そして大地と深く結びついてニッサ・レヴェインは精霊の魔術を振るいます。彼女は[[次元/Plane]]のマナの力線と繋がり、大地へと命を与えます。<br />
<br />
;[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]<br />
:[[ドラゴン|龍]]を崇拝するサルカン・ヴォルは[[タルキール/Tarkir]]出身です。龍の憤怒と捕食者としての威厳に取りつかれたサルカンは、この頂点捕食者を崇める[[ラッカ・マー/Rakka Mar (ストーリー)|悪名高いシャーマン]]の一団に入信するほどでした。<br />
<br />
;[[テフェリー/Teferi]]<br />
:テフェリーは、若くして魔法の神童と知られる存在でした。時間魔法の才能と悪ふざけを好む一面を持ち、テフェリーは[[アカデミー/Academy]]で最も名高く、かつ[[問題児/Disruptive Student|当惑をもたらす生徒]]の一人でした。<br />
<br />
;[[テゼレット/Tezzeret]]<br />
:テゼレットは青のアーティファクト魔法を専門とし、アーティファクトを作成、操作するだけなく、ときには命を吹き込みます。彼の身体は、魔法の合金である[[エーテリウム/Etherium]]で強化されています。<br />
<br />
;[[ビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)|ビビアン・リード/Vivien Reid]]<br />
:[[スカラ/Skalla|ビビアンの故郷の次元]]は、森林に住む人々とそれを取り巻く先進的な文明で大きく分かたれていました。彼女は森林に住む生物を保護する「スマラグディ」側に所属していました。<br />
<br />
===追加アバター===<br />
====[[ラヴニカの献身]]期====<br />
2019年3月27日のアップデート追加 全12種類<br />
<br />
;[[アングラス/Angrath]](500ジェム/3000ゴールド)<br />
:アングラスは、まるで[[イクサラン/Ixalan|檻の中]]で解き放たれる時を待つ獣のように、絶え間ない苛立ちに急かされています。これは荒々しい気性を焚きつけられ、彼は[[太陽帝国/The Sun Empire]]の沿岸都市へと終わらない略奪へ向かうのです。その攻撃性を乗組員が誠心誠意支えます。<br />
<br />
;[[ファートリ/Huatli]](500ジェム/3000ゴールド)<br />
:戦闘能力と弁論の才能に秀でたファートリは、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の高貴な地位に匹敵するまで駆け上りました。彼女は皇帝の命令を受け、[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|黄金の都]]や[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を探す冒険の旅に赴いているとともに、太陽帝国の[[戦場の詩人、ファートリ/Huatli, Warrior Poet|戦場詩人]]という地位を確固たるものとしています。<br />
<br />
;[[ヴァニファール/Vannifar]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[シミック連合/The Simic Combine]]の指導者であるヴァニファールは、肉体を[[ウーズ]]に改造した[[エルフ]]です。そのため皮膚から酸素を取り込むことができ、また脳の各部位を交代で休ませられるため、睡眠を必要としません。彼女自身も、自身が優れた生命体であると考えています。<br />
<br />
;[[ケイヤ/Kaya]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:生命は生者のためのもの、ケイヤはそう強く信じています。生者はその人生に最善を尽くし、生きているうちに臨むものを追い求め、そして死の前には安らぎを見出すべきなのだと。未練を残したまま死んだのなら、それは十中八九その者の過ちなのだと。<br />
<br />
;[[ヴラスカ/Vraska]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:謎に満ちた[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]であるヴラスカは、[[ゴルゴン]]らしい、一連の死の呪文を操り、暗殺や隠密行動、そして[[ヴラスカの石睨/Vraska's Stoneglare|石化]]に関わる魔法を得意としています。そして……[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy|戦利品]]を持ち帰るのが大好きです<br />
<br />
;[[ドビン・バーン/Dovin Baan (ストーリー)|ドビン・バーン/Dovin Baan]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ドビンは、あらゆる機構や機械の欠陥を明確に目で見ることができます。わずかな精査だけでドビンは完璧な分析を提供し、特定の機械の弱点を指摘し、短所を浮き彫りにし、そして驚くべき正確さでそれがいつ、どのように壊れるのかを予測します。<br />
<br />
;[[トロスターニ/Trostani]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]の指導者にして、「世界魂」[[マット・セレズニア/Mat'Selesnya]]の代弁者たるトロスターニは、それぞれがセレズニアの価値観(生命、秩序、調和)を体現した3体の[[ドライアド]]の融合体です。<br />
<br />
;[[ラザーヴ/Lazav]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:謎に包まれた[[多相の戦士]]であるラザーヴについては、ほとんど知られていません。この[[ディミーア家/House Dimir]]の指導者は、現実を捻じ曲げ、周りの魔法すべてを引き寄せることができると言われています。<br />
<br />
;[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade (ストーリー)|ドムリ・ラーデ/Domri Rade]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ドムリの野生の[[クリーチャー]]に対する親近感は、彼が元来持つ規則や階級、権力者に対する不信感に基づくものです。彼は[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]の[[戦士]]たちの多くが得意とする、[[ビースト|獣]]を狩って倒すことに関しての才能はほとんど持ち合わせていませんでしたが、そうした獣を召喚し、命令に従わせ、力を増幅させる呪文を紡ぎ出すことができます。<br />
<br />
;[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:聡明にして予測不可能、大胆不敵なラル・ザレックは、ラヴニカの若き魔道士として常にその限界(および周囲の我慢の限界)を試していました。明晰で恐れ知らずの彼は、[[正確な稲妻/Precision Bolt|雷]]や[[嵐の行使/Command the Storm|嵐]]の混沌とした力を制御することにかけて天性の才能を持ちます。そんな彼は、[[イゼット団/The Izzet]]独特の狂気にのめり込んでいくのです。<br />
<br />
;[[オレリア/Aurelia]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]の指導者たるオレリアは、「真の正義」とは既存の法を執行するだけでなく、すべての[[ラヴニカ/Ravnica]]市民が平等かつ温かい関係を築けることにあると主張しています。<br />
<br />
;[[ラクドス/Rakdos]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ラクドスは[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の指導者である[[デーモン]]です。彼は究極のエンターテイナーであり、その風貌すらも凄惨なパフォーマンス・アートとなります。9メートルを超える威容を誇るラクドスは、常にスポットライトを求めます。彼が舞台に上がるたびに、「[[名演撃/Showstopper|名演撃]]」が繰り広げられるのです。<br />
<br />
====[[灯争大戦]]期====<br />
2019年5月2日のアップデート追加 全1種類<br />
<br />
;[[龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God]](『ボーラスの本質』セット収録 4000ジェム)<br />
:[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン]]にして世界の暴君、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]は多元宇宙最古の生命体として知られています。彼は悪逆なる破壊の力そのものであり、邪魔をするいかなるものも打ち砕きます。 --><br />
<br />
==その他==<br />
*[[基本土地タイプ]]による[[マナ能力]]({{CR|305.6}})は紙のカードでは[[注釈文]]として{{Gatherer|id=482910|印刷される}}が、MTGAでは通常の[[ルール・テキスト]]であるかのように{{Gatherer|id=547771|表示されている}}。これは機能変化ではなく単にわかりやすさを優先した表示に過ぎず、依然として基本土地タイプによってそのマナ能力を有している。通常のルール・テキストと見分けがつかないため、[[能力]]を失わせる[[効果]]などが作用する際、挙動を勘違いしないよう注意。<br />
*スタンダードで使用可能な新セットは、紙での発売日よりもひと足早く実装され、いち早く遊ぶことができる。<br />
*[[ラヴニカのギルド]]以降の各種製品([[ブースターパック]]や[[構築済みデッキ]]など)には、Magic: The Gathering Arenaで使用できるシリアルコードが封入されているものがある<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-open-all-starting-september-27-2018-09-19 MTG Arena Open to All Starting September 27]([[Magic Digital]] [[2018年]]9月19日 [[Chris Cao]]著)</ref>。以下はその一例。また、キャンペーンなどで配布されるコードも存在する。いずれも入力期限が設けられており、1アカウントにつき1回まで使用可能。公式サイトの[https://magic.wizards.com/en/promotions Promotions]も参照のこと。<br />
**[[プレリリース・トーナメント]]で配布される[[プレリリース・パック]]には、MTGアリーナで使用すると[[シールド]]戦が1回遊べるコードが封入されている。<br />
**[[プレインズウォーカーデッキ]]には、MTGアリーナで同じデッキを使用可能になるコードが封入されている。<br />
**[[Gift Pack2018]]には、同セット収録の新規カード5枚が入手できるコードが封入されている。<br />
*言語を日本語にすると、一部の漢字が正常に表示されない不具合がある。<br />
<br />
==主な変遷==<br />
詳細は公式パッチノート等を参照。<br />
<br />
アメリカ現地時間の[[2017年]]8月3日に初めて情報が公開され<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/893173352474566657 That digital game we are working on has a real name now: Magic: The Gathering Arena!](Magic: The Gathering公式Twitter 2017年8月3日)</ref>、同年12月4日よりクローズドβテスト開始<ref name="ガジェット通信">[https://getnews.jp/archives/2212578 「マジック:ザ・ギャザリング」のオンライン版「MTG アリーナ」が正式ローンチ決定! 今秋以降にmacOS版にも対応予定!](ガジェット通信 2019年9月27日)</ref>。翌年[[2018年]]9月27日からオープンβ版がリリースされ<ref name="ガジェット通信" />、誰でも遊べるようになった。<br />
<br />
[[2019年]]2月15日のアップデートで日本語と韓国語に対応。<br />
<br />
2019年7月2日、[[基本セット2020]]追加と共にマスタリーシステムが実装。<br />
<br />
2019年9月27日、[[エルドレインの王権]]先行追加と同時に正式ローンチ(v1.0)となり<ref name="mtg-jp.com 2019年9月27日">[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033118/ MTGアリーナ:パッチノート 1.0 (2019年9月27日)](mtg-jp.com 2019年9月27日)</ref>、クローズドβ以降初めて[[ローテーション]]が行われ、ローテーション落ちしたカードが使用できる「'''[[ヒストリック]]'''」フォーマットが追加された<ref name="mtg-jp.com 2019年9月27日" />。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]/[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト](無料ダウンロード)<br />
**[https://magic.wizards.com/en/mtgarena/faq MTG Arena Public FAQS(英語)] 必要スペック等も記載<br />
**[https://mtgarena.community.gl/forums MTG Arena Forums(英語)]<br />
**[https://twitter.com/mtg_arena 公式Twitterアカウント(@MTG_Arena)]<br />
*[[デジタルゲーム]]<br />
<br />
[[Category:コンピューターゲーム]]<br />
[[Category:Magic: The Gathering Arena|*]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E9%80%86%E8%BB%A2/Narset%27s_Reversal
ナーセットの逆転/Narset's Reversal
2022-08-05T08:07:19Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{#card:Narset's Reversal}}<br />
<br />
[[双つ術/Twincast]]の亜種。[[コピー]]元になった[[呪文]]は[[手札]]に[[戻す|戻り]][[解決]]されない。<br />
<br />
双つ術は自分の[[呪文]]を[[コピー]]して効果を2倍にすることができたが、これで同じ結果を得ようとすると戻した[[呪文]]を改めて[[唱える|唱え]]なおす必要がある。手間とマナはかかるが、元の呪文2回分の[[効果]]に加えて呪文を唱えた回数を2回水増しでき、[[果敢]]やその他呪文を唱えることで[[誘発]]する[[能力]]のサポートになるという利点もある。また、[[対戦相手]]の[[打ち消す|打ち消し]]を空振りさせたり呪文の[[対象の変更|対象を変更]]したりする呪文としての運用もできる。<br />
<br />
対戦相手の[[呪文]]に使用する場合は、[[呪文乗っ取り/Spelljack]]のような呪文の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]奪取に近くなる。解決後に再度使用されてしまう可能性があるが、対象の呪文の[[マナ・コスト]]が大きいほど[[テンポ・アドバンテージ]]が得られるし、[[唱える]]際に[[追加コスト]]を[[支払う]]呪文であれば効果はなお高い。<br />
<br />
手札破壊に対しては[[確定カウンター]]のように機能する。特に手札を見て選ぶタイプは対戦相手の手札を覗けるうえに対象にしたカード以外を捨てさせる選択肢もあるため、普通にカウンターするより効果が高い。[[思考のひずみ/Thought Distortion]]に対する回答にもなる他、[[双つ術/Twincast]]→[[差し戻し/Remand]]では(対象不適切により)できなかった[[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]]返し(指定:頭蓋の摘出)も可能である。<br />
<br />
*[[等時の王笏/Isochron Scepter]]にこれを[[刻印]]し、[[時間のねじれ/Time Warp]]などの[[追加ターン]]獲得呪文を唱え続ければ[[無限ターン]]。[[モダン]]や[[レガシー]]ではかなり悠長だが、[[統率者戦]]などでは十分狙える[[コンボ]]。<br />
<br />
==ルール==<br />
*[[呪文]]を[[コピー]]することのルールについては[[双つ術/Twincast]]を参照。<br />
*対象の呪文をスタックから取り除くため、それは解決されない。これは[[打ち消す|打ち消し]]ではなく単なる領域移動である。そのため[[打ち消されない]]呪文にも機能する。<br />
*効果の処理はカードに書かれている順番と異なり、コピー→コピーした呪文の対象を選び直す→手札に戻す、の順で行う。<br />
**より後に書かれている指示が、その前の指示を修正することがある({{CR|608.2c}})。コピーは対象を選び直してからスタックに置かれる({{CR|707.10c}})ため、手札に戻すより先に処理される。<br />
**ナーセットの逆転が対象としていた呪文を、ナーセットの逆転が生成したコピー呪文の対象として選ぶことができる。コピーの対象を選び直す段階では、まだその呪文はスタック上にあり、適正な対象として選ぶことができる。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[コピーカード]]<br />
*[[ナーセット/Narset]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[レア]]</div>
60.36.122.53
http://mtgwiki.com/wiki/Magic:_The_Gathering_Arena
Magic: The Gathering Arena
2022-08-05T06:51:01Z
<p>60.36.122.53: </p>
<hr />
<div>{{Stub}}<br />
<br />
{{Magic: The Gathering Arena}}<br />
<br />
'''Magic: The Gathering Arena'''('''MTG Arena'''、'''MTG アリーナ''')は、[[マジック:ザ・ギャザリング]]の[[デジタルゲーム|デジタル]][[トレーディングカードゲーム]]。略称は'''アリーナ'''、'''MTGA'''など。[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]の後継にあたる。<br />
<br />
制作は[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の[[デジタル・チーム|Magic Digital Next(マジック・デジタル・ネクスト)チーム]]。<br />
<br />
==概要==<br />
[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]より無料ダウンロード。基本プレイ無料。ゲーム内課金あり。<br />
<br />
対応言語は英語、ブラジルポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、日本語、韓国語。<br />
<br />
[[フォーマット]]は'''[[スタンダード]]、[[リミテッド]]'''のほか、独自フォーマットの'''[[ヒストリック]]、[[アルケミー]]、[[エクスプローラー]]'''が中心で、他にも[[紋章]]などを使った期間限定イベントや[[ブロール]]なども。詳しくは[[#プレイモード]]参照。<br />
<br />
[[2019年]]以降、流行のeスポーツに合わせて[[マジック・プロリーグ]]や[[プロツアー]]の後継イベント『[[ミシックチャンピオンシップ]]』などが展開。[[2020年]]に発生した新型コロナウイルスのパンデミック以降、主要トーナメントはMTGAで展開される。<br />
<br />
==動作環境==<br />
対応プラットフォームはWindowsもしくはMacOSのPC、AndroidもしくはiOSのスマートフォン・タブレット。推奨動作環境などは[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]を参照。<br />
<br />
*動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。<br />
*正常に動作しない場合、最新のVisualC++のランタイムをインストールすることで解消される場合がある<ref>[https://twitter.com/MTG_Arena/status/1017527773173354496 公式Twitter]</ref>。Microsoftのホームページから無料ダウンロード可能。<br />
*日本語版はうまくインストールできない場合がある。一度アンインストールした後に英語版を再インストールし、改めてゲーム内で言語設定を変更するとよい。<br />
<br />
==特徴==<br />
ゲーム部分以外のシステムは、流行している主要なデジタルTCGと近い。いわゆる「スタミナ制」ではなく、好きなだけ対戦を行うことができる。<br />
<br />
ゲーム勝利・デイリークエスト・ウィークリークエストを達成することでゲーム内通貨(ゴールド)を入手、ブースターパックを購入してコレクションを増やす、というもの。クエストによっては[[カード]]、[[ブースターパック]]、あるいは[[デッキ]]が貰える場合もある。<br />
<br />
対戦はランダムでマッチングしたプレイヤーと行う形式。[[シールド]]戦や、やや形は異なるが疑似的な[[ドラフト]]戦も行える。<br />
<br />
UIはより洗練され、デッキ名などを入力する以外はほぼマウスだけで操作可能。[[墓地]]や[[追放]][[領域]]から[[プレイ]]・[[起動]]できるカードを[[手札]]の横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。<br />
<br />
演出面も[[マジック・デュエルズ:オリジン|マジック・デュエルズ]]から強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[忠誠度能力]]を使用したり[[ダメージ]]を受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。<br />
<br />
[[Magic Online]]と比較すると[[カードプール]]は限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違い。<br />
<br />
===操作関連===<br />
ここで記されているキーコンフィグはデフォルト設定のもの。これらはメニュー右上にあるオプション→GamePlayから変更可能。<br />
<br />
====マナの支払い====<br />
[[マナ]]の[[支払う|支払い]]方法には、手動/自動で支払う方法が存在する。厳密な手動となると自分の[[マナ・プール]]に一旦マナを加えて、そこからさらにマナを支払うという形になるのだが、実際そのような煩わしい操作を要求されることは少ない。ざっくりと言うと、[[ゲーム]]中に設定の「ゲームプレイ」から「オートタップ」の項目を無効にすることでマナの支払いが手動になる(デフォルトは有効)が、その状態でも後述するように基本的にはセミオートで進行する。必ずしもオートタップの無効/有効がマナの支払いの手動/自動とイコール関係ではない。<br />
<br />
;プレイ可能な手札、起動できる能力の強調表示<br />
設定に関わらず、現時点で[[唱える]]ことが適正かつ唱えるための[[コスト]]が支払える呪文、およびプレイすることのできる土地は青枠で強調表示される。同様に戦場にあるパーマネント等も現在起動できるものは強調表示されるが、呪文を唱える際のマナ支払いと流れは変わらないため割愛する。<br />
<br />
;マナ支払い前の一時停止・自動支払い<br />
オートタップが無効の場合に呪文を唱えようとすると一時停止し、唱えるために必要なマナが画面中央に表示される。この一時停止の段階で確認ボタン(「~マナを支払って下さい」)をクリックすると、その場に限り自動で必要なマナが計算され支払われる。なおクリックする直前、つまり呪文や確認ボタンにマウスオーバーした際、タップ予定のパーマネントが黄枠で強調表示される。<br />
:この際できるだけ複数の[[色マナ]]、[[マナ・クリーチャー]]、[[マナ・アーティファクト]]を残すように支払い方が決定され、支払う過程に[[マナフィルター]]などの利用が必須であれば自動で起動される。直後の手札の状況も考慮して色マナを残したり、パワーの大きいマナ・クリーチャーを極力残すなど、プレイヤーに有利になるように計算してくれる一方、無色マナを生み出せる土地に別の使い道があっても基本的に残されない。<br />
:オートタップが有効の場合はこの確認が省略される。一時停止して自動で支払った場合と結果は変わらず、唱える過程でタップ予定のパーマネントが強調表示される点も同じ。しかし確認ボタンを押す過程が無いため、ちょっとしたマウスのドラッグ&ドロップやダブルクリックにも反応して唱えてしまい、巻き戻しが効かない。ゲームに慣れたら極力オートタップのチェックを外したままにしておきたい。<br />
<br />
;一時停止後の手動支払い<br />
マナの支払いの確認待ち中にパーマネントを1つずつタップしてマナを生み出すことで、完全に任意でマナを支払うこともできる。複数の色のマナを生み出せる土地などは、その都度生み出すマナを自分で選択する。<br />
:マナ・プールに十分なマナが加えられた時点で、確認なく一時停止が解除されて唱える処理が再開される。1マナ足りない状態でマナを複数生み出すなどし、余剰のマナが生まれた場合はマナ・プールに残る。逆にマナが不十分な間はいつでも唱える行動をキャンセルできる。[[分割カード]]の唱える側の選択を間違えたときなどに有効。<br />
:誤ってマナを生み出してしまった場合、それが土地のタップや[[マナ能力]]である限り、まだ他の操作やタップによる誘発等を挟んでいなければZキーで操作を戻すことができる。よって、一度唱える動作を挟んでしまうと余剰分のマナは戻せない。<br />
<br />
;事前によるマナ・プールの操作<br />
オートタップの有効/無効に関わらず、あらかじめマナを生み出してマナ・プールに加えておくこともできる。その状態で呪文を唱えるとマナ・プールにあるマナから優先的に支払われる。マナをある程度手動で加えておき足りない分を自動計算による支払いに任せる、という分割払いも可能なので、自動支払いがある程度予測できていれば最低限のクリックで望み通りの支払い方法を実現できるようになる。<br />
<br />
;その他<br />
*[[マナ・コスト]]に([[X]])を含むカードについては、唱える際にXの値を±で決定してから改めて支払い方を決定する。[[代替コスト]]や、[[召集]]などのマナ以外の支払い方法を持つカードについても、唱える際に改めて支払い方を決定する。<br />
<br />
*現時点の仕様では、対戦相手がコントロールする能力によってマナの支払いが求められたとき、操作のタイミング次第でマナ・プールから自動でマナが支払われない現象がある。生み出してしまったマナを元に戻すか、アバターの上部に色ごとのシンボルで表示されているマナ・プールのアイコンをクリックして完全手動でマナを支払おう。<br />
<br />
====ゲームの自動進行====<br />
MTGアリーナでは、基本的に何もできない状況であれば[[フェイズ]]・[[ステップ]]が自動で進行していく。例えば第1ターン目に[[土地]]のプレイを終えた後、手札に唱えられる(手札から起動できる)カードが無ければその場でターンが自動で終了する。これにより無用な待ち時間が少なくなり、スムーズにゲームが進行していく。<br />
<br />
手札に唱えることのできる[[インスタント]]・[[カード]]を持っていたり、[[起動型能力]]を[[起動]]できる状況であれば、[[インスタント・タイミング]]で行動できる各タイミングで確認を求められる。<br />
<br />
しかし上記のような状態であっても、一部の切り替わり目では確認を求められない。自動で特定のタイミングで[[優先権]]の放棄をしたくない場合や、呪文や能力が[[スタック]]上に乗ってから[[解決]]し始める前に[[対応して|レスポンス]]を行いたい場合は、進行の停止を予約したり、フル操作モードにする必要がある。<br />
<br />
;フェイズごとの進行停止<br />
右下のターン進行ボタンの上部に、各[[ターン]]のフェイズがどこまで進んでいるかを示すシンボルが表示されている。([[開始フェイズ]]、[[戦闘前メイン・フェイズ]]、[[戦闘フェイズ]]、[[戦闘後メイン・フェイズ]]、[[終了フェイズ]]の5つ。戦闘フェイズ中はさらに[[戦闘開始ステップ]]、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]、[[戦闘ダメージ・ステップ]]、[[戦闘終了ステップ]]の5つが展開される。)各フェイズのシンボルをクリックすることで、そこで進行を一時停止して優先権を得ることができる。ただしターンが経過すると一時停止指示は消えてしまうので、毎ターンその都度指示する必要がある。<br />
<br />
例えば以下のような操作を行いたい場合は、指定のフェイズをクリックして停止予約をしておく必要がある。<br />
:戦闘前メイン・フェイズに入る前に、開始フェイズ中に[[氷の干渉器/Icy Manipulator]]を起動して[[土地]]を[[タップ]]させたい。(開始フェイズをクリック)<br />
:戦闘フェイズに入る前に、戦闘前メイン・フェイズ中に[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]に対して[[ショック/Shock]]を唱えたい。(戦闘前フェイズをクリック)<br />
:対戦相手の終了ステップ開始前に、戦闘後メイン・フェイズの最後に自分の[[贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed]]に対して[[果敢な一撃/Defiant Strike]]を唱えたい。(戦闘後メイン・フェイズをクリック)<br />
<br />
以上のような停止予約は、後述する優先権の「オートパス」ボタンを押していても機能する。唱えられるインスタントを持っている為いちいち確認を求められるのが嫌だという場合に非常に有効。例えば相手のターン中に使用できるインスタントを複数所持しているが、いま自分は相手のターンエンド前に[[選択/Opt]]を唱える予定しかない、とか。<br />
<br />
;フル操作モード(Full Control Mode)<br />
対戦相手が使った呪文や能力に対する優先権の行使はその都度求められるが、自分が使った呪文や能力に対しては再び優先権を得ることができず、すぐに解決が開始されてしまう。より細かく手順を進行したい場合、あらかじめCtrlキーを押しておくことでフルコントロールモードとなり、自動で解決が始まらなくなる。またShift+Ctrlキーで常時フル操作モードにできる。<br />
<br />
例えば以下のような操作を行いたい場合は、フル操作モードをあらかじめ機能させておく必要がある。<br />
:自分が何か呪文を唱えて、それを[[解決]]し始める前に[[団体のギルド魔道士/League Guildmage]]の2つ目の能力を起動して[[コピー]]したい。(呪文を唱える前にフルコントロールモードにしておく)<br />
:相手が何か行動したとき、手順を進行する前に[[対応して|対応]]できる[[インスタント]]を持っているかのようにブラフを利かせたい。<br />
<br />
ただしこのモード下ではドロー前ですら確認を求められるようになるため、慣れない間は停止していることに気付かず時間を消費してしまわないようにしよう。<br />
<br />
;[[誘発型能力]]の[[解決]]順・[[置換効果]]の適用順<br />
複数の誘発型能力が同時に誘発した場合や、置換効果が適用される場合、初期状態ではそれらは自動決定された順番で解決・適用される。オプションの「誘発型能力の解決順を自動で決める/Auto Order Triggerd Abilities」「置換効果を自動で選択する/Auto Choose Replacement Effects」のチェックを外すことで、それぞれを任意に決定することが可能になる。<br />
*ゲームに慣れてきたら優先的にチェックを外しておきたい。<br />
<br />
;対応があるまで優先権をパス(Pass Until Response)・優先権のパス(Pass Priority)・ターンを渡す(Pass Turn)<br />
対戦相手の行動に対するレスポンスを求められた場合はEnterキー、各フェイズで優先権の行使を求められた場合はSpaceキー、そのターンを何もせずにすぐ終えたい場合はShitf+Enterキーで、それぞれパスできる。特にターンのパスは対戦画面右下にオレンジ色のボタンが表示されており、必要な時にオンにするだけでフェイズを進めずにすぐターンを終了することができる。相手のターンでは青いボタンで表示され、どちらもターン終了まで優先権を自動でパスする状態となる。<br />
<br />
相手がこの操作をした場合、一部の切り替わりタイミングで確認が飛ばされるようになるため、どうしても飛ばしたくないフェイズがあれば前述したフェイズごとの進行停止予約をしておきたい。<br />
<br />
===カード収集関連===<br />
====ゲーム内通貨====<br />
ゲーム内通貨は2種類存在する。<br />
*ゴールド(Gold)<br />
**主にデイリークエストやイベント参加で入手。<br />
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。<br />
<br />
*ジェム(Gem)<br />
**主に課金することでチャージできる。<br />
***無課金でも、特定のプレイモードで獲得できる(基本的に少量だが、勝利数によっては2000ジェム超えもある)他、極稀にストアの日替わり商品としてゴールドで購入できる。<br />
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。<br />
<br />
*そのほか、新規[[カード・セット]]の事前予約やチャリティー商品(主にスリーブ)として直接課金するケースがある。<br />
<br />
====ブースターパック====<br />
1000ゴールドで1パック、または3パック600ジェム(単価200ジェム)で購入できる。エキスパンションによっては、45パック一括購入で[[BOX特典カード]]が付いてくる。<br />
<br />
[[コモン]]5枚、[[アンコモン]]2枚、[[レア]]または[[神話レア]]1枚の8枚入り。<br />
<br />
ワイルドカードが出現することがあるほか、ブースターパックを開封することでポイントが蓄積し、一定量に達すると神話レア・レア・アンコモンのワイルドカードを手に入れることができる。<br />
<br />
*[[ドラフト・ブースター]]と[[開封比]]が違うため、([[ドミナリア]]の[[伝説の]]カード、[[灯争大戦]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]等)テーマに沿ったカードが入っていない事がある。<br />
<br />
[[ニューカペナの街角]](実際はプレオーダー1週間前の[[2022年]]3月31日)からは'''神話パック'''(''Mythic Booster Pack'')が導入された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035925/ MTGアリーナニュース(2022年3月30日)](mtg-jp.com 2022年3月30日)</ref>。名の通り、[[レア]]の枠から[[神話レア]]かワイルドカードしか封入されていない。ほぼ確実に神話レアが入手できる分、価格も1300ゴールド(10パックで2600ジェム)と3割増しになっている。<br />
<br />
====ワイルドカード====<br />
同[[稀少度|レアリティ]]の任意のカードと交換できる特別なカード。一種の交換チケットであり、[[神話レア]]、[[レア]]、[[アンコモン]]、[[コモン]]が存在する。<br />
<br />
初期状態でも一定量所持しており、最初から好きなカードをある程度デッキに入れて遊ぶことができる。<br />
<br />
パックに直接入っている事もあるが、パックを開けていくとゲージが溜まり(3パック毎にアンコモン⇒レアと貰え、5周目毎にレアの替わりに神話レアが貰える)コモン以外なら確実に入手できる。<br />
<br />
*ちなみに、封入率はコモン1/3、アンコモン1/5、レア及び神話レアが1/30となっている<ref>[https://magic.wizards.com/ja/mtgarena/drop-rates 報酬体系]</ref>。<br />
<br />
====禁止カードの扱い====<br />
あるカードがスタンダード、もしくはアリーナ・スタンダード[[禁止カード]]に指定されたの場合、下記のような調整及び補償措置が取られる。<br />
*神話レア、レアの封入調整<br />
**アリーナ仕様ブースターパックでは、禁止された神話レア、レアは他の同レアリティのカードを全て4枚所持していた場合のみ出現する(リミテッド仕様ブースターパックは通常のまま)<br />
**禁止された神話レア、レアは報酬から獲得できるカードから除外される。<br />
**[[BOX特典カード]]が禁止カードに指定された場合、該当セットのBOX特典カードはそのセット内の別の神話レアに差し替えられた。<br />
***例えば、[[基本セット2019]]のBOX特典カード[[運命のきずな/Nexus of Fate]]のアリーナ・スタンダード禁止指定に伴い、特典カードは[[全知/Omniscience]]に差し替えられた。<br />
*補償措置<br />
**禁止カードに指定された時、ゲーム内で該当カードを所持しているプレイヤーに対しては同数の同[[稀少度]]のワイルドカードが加えられる。<br />
**禁止カードを含むデッキを使用して構築イベントに参加中のプレイヤーは、そのイベントに限りデッキをそのまま使用することが認められていた。<br />
<br />
====余剰カードと宝箱/The Vault====<br />
コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚目以降のレア、神話レアはジェムに変換される(後述)。コモンまたはアンコモンの5枚以降を入手したとき、それは宝箱/The Vaultポイントとして蓄積される。蓄積量は保有ワイルドカード数と同じ場所に表示される。ポイントが100%になると宝箱を開けることができ、神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。基本土地およびカードスタイルは1つ入手したら無制限に使えるようになる代わりに、宝箱ポイントが溜まることもない。<br />
<br />
宝箱ポイントへの変換レートは余剰カード1枚につきアンコモン0.3%、コモン0.1%。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。普通にプレイしていればパックの開封で手に入るワイルドカードの方が多いだろう。<br />
<br />
神話レア、レアについても当初は5枚目以降は宝箱の進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された:<br />
*アリーナ仕様ブースターパック開封時<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカード(禁止カード除く)が出現する。<br />
**禁止カード以外の、そのブースターパックから出現する同レアリティのカードを全てコンプリートしていた場合、同レアリティ禁止カードが出現する。それも全て4枚揃っていた(または該当カードはなかった)場合、ジェムに変換される。<br />
**再抽選の過程で神話レアからレアに格下げ、レアから神話レアに格上げされることはない。<br />
*リミテッド<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われない。<br />
**ドラフトピック終了後またはシールド開封後、コレクションで5枚以上持っているカードはジェムに変換される。<br />
**ジェムに変換後も、そのイベント内におけるカードプールはそのまま維持される。<br />
*報酬<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われず、即座にジェムに変換される。<br />
*ジェムの変換レートはいずれも神話レア40ジェム、レア20ジェム。<br />
<br />
===デッキ編集関連===<br />
デッキ編集画面では、デッキ名の入力と基本的にクリック操作だけでカードをデッキに出し入れできる。ドラッグ&ドロップでも可。マウスホイールで素早くページ送りが可能。なおデッキ登録可能最大数は合計60デッキ。<br />
<br />
土地の自動調整機能(Auto-Suggest)によって使用しているカードに含まれる[[マナ・シンボル]]に合わせて24枚の[[基本土地]]がデッキに投入される。土地の枚数を変更しようとすると機能を無効にするか確認され、OKを押せば以後自動調整されなくなる。<br />
<br />
所持していないカードや、所持上限を超える枚数をデッキに入れようとした場合、ワイルドカードを使って交換するか確認される。一度交換すると操作を戻すことはできないので注意が必要。<br />
<br />
画面右上にはデッキに採用しているカードを[[マナ・コスト]]ごとに並べたグラフが表示されており、常に[[マナカーブ]]を確認しながらデッキを構築できるようになっている。またグラフをクリックすることでより詳細なデッキ分析も行える。<br />
<br />
[[サイドボード]]はタブを切り替えて編集する。また右上のボタンからデッキ編集画面のレイアウトを切り替えることができる。<br />
<br />
[[ドラフト]]時は、カードを[[ピック]]する段階で使わないカードをドラッグ&ドロップで直接サイドボードに放り込むことができる。<br />
<br />
====カードの検索====<br />
カード一覧では基本的に色順、マナ・コスト順、アルファベット順でカードが並んでいる。同名のカードは[[基本セット]]→[[エキスパンション]]順で並べられている。<br />
<br />
カードは一度に8枚ずつしか表示されないので手探りでデッキ構築しようとすると少々時間がかかる。そこで画面上部の検索欄やフィルタボタンを活用することで効率よく目的のカードを探し出すことができる。<br />
<br />
;検索欄<br />
画面左上の検索欄ではキーワードを入力してカードを絞り込める。検索方式は部分一致で、カード全体のどこかにキーワードが含まれていればそれらすべてを表示する。日本語に対応したことで<br />
*例えば「[[エルフ]]」と入力すると、[[クリーチャー・タイプ]]がエルフのカードのほか、エルフ・トークンを出すカードがヒットする。<br />
**言語設定が英語の場合、「elf」と入力するとカード名にS'''elf'''が含まれる[[無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion]]や[[ミシュラの自己複製機械/Mishra's Self-Replicator]]、[[ルール文章]]にits'''elf'''と書かれている[[裁きの一撃/Justice Strike]]などもヒットする。<br />
*キーワードをダブルクォーテーションマークで囲えば完全一致検索も可能。例えば「クリーチャー1体を対象とする。~はそれに2点のダメージを与える。」というルール文章を含むカードを検索すべく「deals 2 damage to target creature」と入力した場合、20点のダメージを与える[[絶滅の星/Star of Extinction]]や、それ自身がクリーチャーである[[ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer]]などもヒットしてしまう。その場合「'''"'''deals 2 damage to target creature'''"'''」と入力すれば[[シヴの火/Shivan Fire]]などの目的のカードを検索できる。<br />
*言語設定が日本語の場合、半角数字の「2」はルール文章のマナ・コスト、全角数字の「2」はルール文章の「2点」「2枚」「2体」などがヒットする。<br />
*「e:([[エキスパンション]]の略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」で[[ラヴニカのギルド]]のカードだけが表示される。<br />
<!-- 土地イラスト選択可能になり不要になった機能 *デッキを一端エクスポートし、基本土地のエキスパンションの略号とコレクション番号を正しく変更することで、[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。例えば[[平地/Plains]]の末尾を「(RIX) 192」から「(RNA) 260」に変更すれば{{Gatherer|id=440871|イクサランの相克版の平地}}{{Gatherer|id=460064|ラヴニカの献身版の平地}}に変更できる。<br />
**2019年2月15日以前は、検索欄で所定の手順を踏むことですべてのイラスト違いの基本土地を選択できた。--><br />
<!-- 使用不可能になった機能*「basic land」または[[基本土地]]の名前([[平地/Plains|Plains]]等)を入力し、その後フィルタ画面でリセットを押すことで[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。--><br />
<br />
;簡易フィルタ<br />
[[マナ・シンボル]]等を押すことで簡易的に各[[色]]、[[無色]]、[[多色]]のカードを簡易的に絞り込むことができる。<br />
<br />
土地ボタンをクリックすると、土地だけを表示するモードに切り替えられる。そこで「SUGGEST LANDS」をクリックすることで、土地の自動調整機能(Auto-Suggest)の有効化・無効化を切り替えられる。<br />
<br />
;詳細フィルタ<br />
バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、[[マナ総量]]、[[稀少度|レアリティ]]、[[カード・タイプ]]、エキスパンション、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。<br />
<br />
;ズームアウト・イン<br />
虫メガネボタンから、一度に表示するカードを10(12)枚から21(27)枚に変更する。<br />
<br />
;作成モード<br />
デッキ編集画面で作成(Craft)ボタンをクリックすると作成モードに切り替わり、未所持カードも全て表示される。<br />
<br />
====デッキのエクスポート・インポート====<br />
デッキ一覧画面の下部のボタンからデッキの出力(エクスポート)、取り込み(インポート)ができる。<br />
<br />
エクスポート(EXPORT)を押すとクリップボードにデッキリストがコピーされる。その状態でメモ帳などのテキストエディタに貼り付けることでデッキリストをパソコンに保存できる。<br />
<br />
インポート(INPORT)を押すと、現在クリップボードにコピーされているデッキリストをデッキとして取り込むことができる。<br />
<br />
*[[ドミナリア]]版[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]4枚なら「4 ラノワールのエルフ (DAR) 168」または「4 Llanowar Elves (DAR) 168」といった規格になる。エキスパンションの略号や[[コレクター番号]]を含むため、[[Magic Online]]用のリストはそのままでは使用できない。<br />
*英語で出力されたリストは言語設定が英語でなければインポートできない。インポート後に言語設定を戻すのであれば問題ない。<br />
*[https://mtgarena.pro/deckbuilder/ MTG Arena Deckbuilder]や[https://www.mtggoldfish.com/ MTG Goldfish]など、アリーナ向けにデッキリストをコピーできるサイトも登場している。<br />
*[[バベル]]のような大量にカードを積んだデッキを組む場合、いちいちクリックで1枚ずつカードを入れていくのは非常に時間がかかるため、デッキリストからインポートするのが望ましい。<br />
<br />
====その他====<br />
*上限(250枚デッキ)を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。[[ネズミの群棲/Rat Colony]]のような[[4枚制限ルール#4枚制限を無視するカード|4枚制限ルールを無視するカード]]も同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。<br />
*デッキボックスには好きなカードの[[絵|イラスト]]を設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。<br />
*単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。<br />
<br />
==プレイモード==<br />
チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。<br />
<br />
初期の'''アリーナ・モード/Arena Play Mode'''では短時間で終わる[[BO|BO1]](1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作して'''すべてのモード/All Play Mode'''に切り替えることで[[サイドボード|サイドボーディング]]を扱うBO3(2本先取・3本勝負)のゲームが遊べる。<br />
<br />
*[[ゲームの外部]]を参照するカードの存在から、BO1でもサイドボードが利用できる。[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]以降、BO1のサイドボードは通常の15枚ではなく7枚の[[スロット]]となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-state-game-strixhaven-school-mages-2021-04-07 MTG Arena: State of the Game – Strixhaven: School of Mages](Magic Digital [[2021年]]4月7日 [[Jay Parker]]著)</ref>。<br />
<br />
フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。<br />
<br />
いくつかのモードでは戦績に応じてランクが変動し、各シーズンごとにランクに応じた報酬を獲得できる。各モードの日本語名称は一部仮訳。<br />
<br />
;現実の[[リミテッド]]との違い<br />
*[[ピック]]したカードがすぐに自身のコレクションに加えられる[[取りきり|ドラフト取りきり]]ルールである。<br />
*[[ブースター・ドラフト]]はAIあるいは他プレイヤーと行うが、対戦は'''全く別の卓の、同様の手順を済ませたプレイヤーとゲームを行う'''ことになる([[Magic Online]]のDraft Leagueと同様)。<br />
**そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々と[[プレイ]]されることもある。また、通常のドラフトならば卓内の[[カードプール]]全体の[[カードパワー]]が著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんど[[シールド]]戦に近い。<br />
**他の対戦相手が使っている[[色]]を読んで無理に[[デッキカラー]]を変更したり、危険なカードを[[カット]]しにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。<br />
*デッキ構築時間に特に制限はない。<br />
<br />
===Bot戦/Bot Match===<br />
ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。<br />
*例外的に、マスタリー報酬が達成完了するまで一部のクエストは練習でも進行できる。ただし勝利ボーナスはいずれも得られないため、よほどのことがない限り練習でのクエスト進行は推奨されない。<br />
<br />
===プレイ/Free Play===<br />
常時参加無料。構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。<br />
<br />
===[[マッチ]]・プレイ/Traditional Play===<br />
常時参加無料。構築したデッキで、サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチを行う。<br />
*このモードに限らず、マッチ/Traditional(伝統的な)と付くものは「サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチ制」であることを表している。<br />
<br />
===ランク戦/Ranked===<br />
常時参加無料。フリープレイと同じ1本勝負のルールだが、構築戦ランクに影響する。<br />
<br />
===マッチ・ランク戦/Traditional Ranked===<br />
常時参加無料。トラディショナルプレイと同じ2本先取のルールだが、構築戦ランクに影響する。<br />
<br />
===構築イベント/Constructed Event===<br />
参加費:500ゴールド または 95ジェム<br />
<br />
7勝または3敗するまで、構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。<br />
<br />
*全敗だと100ゴールドにアンコモン3枚(差し引き400ゴールドでアンコモン3枚入手)とやや損だが、4勝で500ゴールド、5勝でレア1枚以上が確定、7勝で1000ゴールドとなる。<br />
**4勝以下は、アンコモンは1枚目は5%・2~3枚目は1%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。<br />
**5勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は5%・3枚目は1%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)<br />
**6勝以上は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)<br />
**かつては、アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化した。<br />
<br />
===マッチ構築戦/Traditional Constructed===<br />
参加費:1,000ゴールド または 190ジェム<br />
<br />
5勝または2敗するまで、構築したデッキで2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。<br />
<br />
*全敗だとアンコモン3枚でゴールドはなしと損だが、1勝で500ゴールド、2勝で1000ゴールドと元が取れ、5勝で2100ゴールドとなる。<br />
**全敗は、アンコモンは5%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。<br />
**1~2勝は、アンコモンは1枚目は15%・2~3枚目は5%でレアに変化。<br />
**3~4勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は15%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)<br />
**5勝は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は15%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)<br />
<br />
===クイック・[[ドラフト]]/Quick Draft===<br />
参加費:5,000ゴールド または 750ジェム<br />
<br />
15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。ブースターパック1~2つ(勝利数に応じて2つ貰える確率上昇。7勝で確定2つ)と、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。<br />
<br />
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。<br />
**6勝以上で参加ジェムをペイできる。<br />
*サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ[[構築]]が求められる。例えば本来サイドボード向けである[[垂直落下/Plummet]]を、最初から[[メインデッキ]]に複数[[積む]]ことも選択肢に入ってくる。<br />
*アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。<br />
<br />
===プレミア・ドラフト/Premier Drift===<br />
参加費:10,000ゴールド または 1,500ジェム<br />
<br />
[[Magic Online]]のDraft Leagueのような、AIの代わりに7人のプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。<br />
<br />
*使用セットが同じ場合でも、プレミア・ドラフトとクイック・ドラフト間のマッチングはしません。<br />
*ゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。全敗0勝でも250ジェム分以上の価値が等しいもの(50ジェム+パック1つ+3パック分ドラフトしたカード)を獲得できる。<br />
**5勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、ジェムでの参加費を回収できる。<br />
<br />
===マッチ・[[ドラフト]]/Traditional Draft===<br />
参加費:1,500ジェム<br />
<br />
15枚入りパック3つを受け取ってプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って5勝または2敗するまで、BO3のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。<br />
<br />
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。<br />
*2020年4月30日に対人ドラフトの実装まで、マッチ・ドラフトのドラフト相手は全てAIだったが、対人ドラフトの実装とともにBO3ドラフトは、プレイヤーとドラフトに変更された。<br />
<br />
===[[シールド]]/Sealed===<br />
参加費:2,000ジェム<br />
<br />
15枚入りパック6つを受け取り、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のゲームを行う。ブースターパック3つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。<br />
<br />
受け取ったカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*全敗0でもパック6つ+パック3つ+200ジェム(パック1つ相当)を獲得でき、それは参加費2,000ジェム(パック10個相当)と価値が等しく、トータルでは損をしないように見える。<br />
**参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン10~11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば(ワイルド込みで差し引きアンコモン5枚、コモン30枚の得&レア/神話レア1枚の損)勝てなくとも損はしない。<br />
*6勝以上で参加ジェムをペイできる。<br />
<br />
===指名対戦/Direct Challenge===<br />
ユーザーIDを指定して、特定の友人と対戦ができるモード。<br />
<br />
#設定のボタンの並びにある対戦マーク(剣が交差しているマーク)をクリックすると、対戦オプションの設定・対戦相手指定・デッキ選択画面が画面右に展開される。<br />
#互いのユーザーIDを教え合い、入力欄に対戦相手のユーザーID(ユーザー名#12345)を入力。<br />
#デッキを選択し、PLAYをクリックすると待機画面に移行。<br />
#双方が待機状態になったら対戦が開始される。<br />
<br />
*オプションでは「1本先取または3本先取」「先攻/後攻の指定」が可能。実装当初は1本先取のみ、先攻/後攻ランダムだった。<br />
*デッキの最低枚数が60枚以上であること以外フォーマットの制限はない。自分はスタンダード、相手はシングルトンなど好きなようにデッキを選択できる。<br />
*プレイヤーランクに影響を与えない。<br />
*デイリークエストやウィークリークエストの報酬条件に影響しない。<br />
*対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。<br />
*ユーザーIDは履歴として保存されるため、再入力する必要はない。続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。<br />
*オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。<br />
<br />
===期間限定イベント===<br />
<!--期間限定イベントを網羅するのでしたら、クローズドβ時代のものや、当時の景品などを含めた正確な情報が必要です。また、今後増え続けるであろうイベントを逐一更新し、ルールや景品の仕様が変わったならその都度保守する手間もありますので、責任を持って加筆するのでないのなら、「一例」としての記述に留めてください--><br />
上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。水曜木曜に開催される'''ミッドウィーク・マジック'''もそのひとつ。<br />
<br />
[[モミール・ベーシック]]の[[スタンダード]]版である「モミールの狂気」、オープンβ版リリース記念のスタンダード[[ハイランダー]]戦の「Welcome Weekend Singleton」、スタンダード限定[[パウパー]]等、[[Magic Online]]や現実の[[非公式フォーマット]]に近いものから、[[職工]]や[[激変]]といったアリーナオリジナルフォーマット、[[続唱]]や[[宝物]]の生成などが毎ターン行われる、[[紋章]]の付いたアリーナ限定のかなり特殊なルールまで様々。ほとんどが週末イベントだが、長期間行われるイベントもわずかに存在する。<br />
*以前は限定スタイルを入手できたが、スタイルの希少性に対し期間が短すぎることが不評で開催頻度は落ちた。今後は不定期に開催するとも告知されている。<br />
<br />
全てのイベントを列挙するとキリがないため、一例としての紹介とする。<br />
<br />
==収録カード==<br />
[[イクサラン]]以降の[[本流のセット]](番外カードも含む)が[[テーブルトップ]]より1週間早く追加される。<br />
<br />
[[破滅の刻]]以前の本流のセットや[[サプリメント・セット]]のカードは基本的に追加されないが、[[Jumpstart]]のように一部カードを差し替えて導入されたり、[[ヒストリック・アンソロジー]]や[[カラデシュリマスター]]のように独自の[[再録]]セットや[[Jumpstart: Historic Horizons]]のようにアリーナオリジナルのカードを加えたオリジナルセットとして追加されることもある。イベントとチュートリアル限定のカードも存在する。いずれもアート・スタイルを考慮しなければワイルドカードを消費して入手できる。<br />
<br />
具体的にどのようなカードが収録されているかは[[ヒストリック#使用可能カードセット]]を参照。<br />
<br />
*クローズドβ版のみ、[[カラデシュ]]から~[[基本セット2019]]までのスタンダード・リーガルのカード(とアリーナ限定カード)が収録されている。<br />
*[[紙]]のカードでは英語版しか存在しないカードであっても、各対応言語ごとに[[カード名]]や[[ルール文章]]が翻訳される。<br />
*アリーナオリジナルのセットも[[Gatherer]]に記載されるが、実装から記載までに間が空く。<br />
<br />
===MTGアリーナ限定カード===<br />
イベントとチュートリアルで登場する完全新規カード。[[エキスパンション・シンボル]]は大文字のA。一部のカードがBO1ルールでのみ使用可能であり、ワイルドカードで作成することもできる。<br />
<br />
アリーナオリジナルのカード一覧および使用可否については、[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|カード個別評価:Magic: The Gathering Arenaオリジナルカード]]の項を参照。<br />
<br />
イベントとチュートリアルでのみ登場する既存のカードについては割愛する。<br />
<br />
===新規プレイヤー用[[構築済みデッキ]]===<br />
ゲームを開始すると、新規プレイヤー用の[[構築済みデッキ]]が入手できる。[[フォーマット]]はBO1[[スタンダード]]に準拠しており、BO1で使用可能なMTGアリーナ限定カードが含まれることがある。<br />
<br />
スタンダードの[[ローテーション]]に合わせてデッキ内容はアップデートされ、再配布される。<br />
<br />
ただ、単色デッキ5種に関しては限定カードがスタンダードで使用できなくなり[[アルケミー]]準拠に、アルケミーや[[ヒストリック]]でしか使用できなくなった([https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035895/ 参照])。<br />
<br />
<!-- <br />
''※2019年3月のアップデートによるマスターツリー実装で、以下の情報は古いものとなっている。2色デッキの内容は変わらないものの、入手方法が変更となった。また、単色デッキの内容が変更され、入手時はアップデート以前よりもデッキパワーが弱いものの、マスタリーツリーを進行させることでアップデート以前よりもやや強いデッキが完成する。今後も初心者への導線は変更される可能性があり、現在の情報でもほぼ代用可能なので、古い情報のまま記載する。''<br />
<br />
'''Starting Deck'''は、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ[[単色デッキ]]が与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。これらのクエストはゲームに敗北しても進行するので、何はともあれまずはデッキのアンロックを目指すとよい。<br />
<br />
*配信当初は5つまでしか配布されないことになっていたが、ユーザーからのフィードバックを受けて10個全てが配信されるようになった。<br />
*[[2018年]]11月16日より[[白青]]デッキの[[アーティファクト攻勢/Artifacts Attack]]が[[翼と爪/Wing and Claw]]に変更された。<br />
<br />
2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]]を手に入れたら、その次は[[オーラの威光/Auras of Majesty]]になる。<br />
*パターン1:(RB)→(WG)→(WB)→(GU)→(UR)→残りの5種<br />
*パターン2:(GU)→(RW)→(RB)→(WG)→(UB)→残りの5種<br />
*パターン3:(WB)→(UR)→(RG)→(WU)→(BG)→残りの5種<br />
*パターン4:(RG)→(BG)→(UB)→(WU)→(RW)→残りの5種<br />
<br />
*単色デッキ<br />
**[[戦略的突撃/Tactical Assault]](W)<br />
**[[秘儀での発明/Arcane Inventions]](U)<br />
**[[墓地の一撃/Graveyard Bash]](B)<br />
**[[ドラゴンの火/Dragon's Fire (Starting Deck)|ドラゴンの火/Dragon's Fire]](R)<br />
**[[森の力/Forest's Might]](G)<br />
*2色デッキ<br />
**[[翼と爪/Wing and Claw]](WU)<br />
**[[板歩きの刑/Walk the Plank (Starting Deck)|板歩きの刑/Walk the Plank]](UB)<br />
**[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]](BR)<br />
**[[原初の憤怒/Primal Fury]](RG)<br />
**[[オーラの威光/Auras of Majesty]](GW)<br />
**[[永遠の口渇/Eternal Thirst (Starting Deck)|永遠の口渇/Eternal Thirst]](WB)<br />
**[[群生する苗木/Saproling Swarm]](BG)<br />
**[[密林の秘密/Jungle Secrets]](GU)<br />
**[[魔道士の怒り/Wrath of Mages]](UR)<br />
**[[数の力/Strength in Numbers (Starting Deck)|数の力/Strength in Numbers]](RW)<br />
--><br />
<br />
過去に配布されていた構築済みデッキについては[[構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena内限定セット]]を参照。<br />
<br />
==アバター==<br />
プロフィール画面からプレイヤー自身の外見を変更できる。イラストは主に[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や[[伝説のクリーチャー]]であるキャラクターが選ばれている。アップデートで追加されていき、イベント報酬やストアでの購入、特典コードの入力などで入手できる。<br />
<br />
チュートリアル中や指名対戦で対戦相手を待つ際は、顔を判別できないローブ姿の「冒険者/Adventurer」アバターが使用される。この冒険者アバターは後に一般販売され、常時使用する事が可能になった。<br />
<br />
現在実装されているアバターの一覧は、ゲーム内の「プロフィール」タブの「アバター変更」を参照。<br />
<!-- <br />
<br />
サービス開始時点では12種類選択可能で、以後アップデートで追加されていく。<br />
===初期アバター===<br />
全12種類<br />
<br />
;[[アジャニ/Ajani]]<br />
:アジャニは、[[レオニン/Leonin]]としての獰猛さと正義感との狭間で苦しんでいます。彼は[[ナヤ/Naya]]で生まれましたが、白色変異のレオニンが群れに受け入れられることは決してなく、家族から見捨てられたも同然に育ちました。<br />
<br />
;[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]<br />
:繊細さは美徳ではありません――少なくとも、チャンドラ・ナラーにとっては。彼女は自信に満ち、熱烈で、反抗的なプレインズウォーカーであり紅蓮術を専門としています――炎と、炎と、更なる炎の呪文を。<br />
<br />
;[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]<br />
:自身を無敵にする強力な戦闘魔術の使い手にして、忠義に篤く心身ともに不屈でありカリスマ性にあふれるギデオンは、無辜の者を守るべく戦いに身を投じることを躊躇いません。<br />
<br />
;[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]<br />
:ジェイスは幻影、欺瞞、そして読心の呪文、精神魔術の達人です。その力をもって彼は敵の魔術を打ち消し、もしくは敵の呪文を利用して自滅させます。<br />
<br />
;[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)|ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]<br />
:ヤヤ・バラードは[[ドミナリア/Dominaria]]に生まれ、その過去と現在の両方において名を知られています。向こう見ずであった[[特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage|若い頃]]、彼女はその傑出した紅蓮術の腕前を高値で売っていました。<br />
<br />
;[[カーン/Karn]]<br />
:元々は兵器として造られたカーンは、[[白青黒赤緑|5色]]すべてのマナを扱うことができます。この[[銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem|銀のゴーレム]]は、時空を渡る能力を持つプレインズウォーカーであり、強力なアーティファクトにして[[アージェンタム/Argentum|世界の創造者]]でもある頼もしい味方です。<br />
<br />
;[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]<br />
:美しく、狡猾、そしてあまりにも野心的、リリアナは暗黒の屍術の達人です。その呪文は死者を蘇らせ、生きている者を腐敗させます。<br />
<br />
;[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]<br />
:活気に溢れ、献身的に、そして大地と深く結びついてニッサ・レヴェインは精霊の魔術を振るいます。彼女は[[次元/Plane]]のマナの力線と繋がり、大地へと命を与えます。<br />
<br />
;[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]<br />
:[[ドラゴン|龍]]を崇拝するサルカン・ヴォルは[[タルキール/Tarkir]]出身です。龍の憤怒と捕食者としての威厳に取りつかれたサルカンは、この頂点捕食者を崇める[[ラッカ・マー/Rakka Mar (ストーリー)|悪名高いシャーマン]]の一団に入信するほどでした。<br />
<br />
;[[テフェリー/Teferi]]<br />
:テフェリーは、若くして魔法の神童と知られる存在でした。時間魔法の才能と悪ふざけを好む一面を持ち、テフェリーは[[アカデミー/Academy]]で最も名高く、かつ[[問題児/Disruptive Student|当惑をもたらす生徒]]の一人でした。<br />
<br />
;[[テゼレット/Tezzeret]]<br />
:テゼレットは青のアーティファクト魔法を専門とし、アーティファクトを作成、操作するだけなく、ときには命を吹き込みます。彼の身体は、魔法の合金である[[エーテリウム/Etherium]]で強化されています。<br />
<br />
;[[ビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)|ビビアン・リード/Vivien Reid]]<br />
:[[スカラ/Skalla|ビビアンの故郷の次元]]は、森林に住む人々とそれを取り巻く先進的な文明で大きく分かたれていました。彼女は森林に住む生物を保護する「スマラグディ」側に所属していました。<br />
<br />
===追加アバター===<br />
====[[ラヴニカの献身]]期====<br />
2019年3月27日のアップデート追加 全12種類<br />
<br />
;[[アングラス/Angrath]](500ジェム/3000ゴールド)<br />
:アングラスは、まるで[[イクサラン/Ixalan|檻の中]]で解き放たれる時を待つ獣のように、絶え間ない苛立ちに急かされています。これは荒々しい気性を焚きつけられ、彼は[[太陽帝国/The Sun Empire]]の沿岸都市へと終わらない略奪へ向かうのです。その攻撃性を乗組員が誠心誠意支えます。<br />
<br />
;[[ファートリ/Huatli]](500ジェム/3000ゴールド)<br />
:戦闘能力と弁論の才能に秀でたファートリは、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の高貴な地位に匹敵するまで駆け上りました。彼女は皇帝の命令を受け、[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|黄金の都]]や[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を探す冒険の旅に赴いているとともに、太陽帝国の[[戦場の詩人、ファートリ/Huatli, Warrior Poet|戦場詩人]]という地位を確固たるものとしています。<br />
<br />
;[[ヴァニファール/Vannifar]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[シミック連合/The Simic Combine]]の指導者であるヴァニファールは、肉体を[[ウーズ]]に改造した[[エルフ]]です。そのため皮膚から酸素を取り込むことができ、また脳の各部位を交代で休ませられるため、睡眠を必要としません。彼女自身も、自身が優れた生命体であると考えています。<br />
<br />
;[[ケイヤ/Kaya]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:生命は生者のためのもの、ケイヤはそう強く信じています。生者はその人生に最善を尽くし、生きているうちに臨むものを追い求め、そして死の前には安らぎを見出すべきなのだと。未練を残したまま死んだのなら、それは十中八九その者の過ちなのだと。<br />
<br />
;[[ヴラスカ/Vraska]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:謎に満ちた[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]であるヴラスカは、[[ゴルゴン]]らしい、一連の死の呪文を操り、暗殺や隠密行動、そして[[ヴラスカの石睨/Vraska's Stoneglare|石化]]に関わる魔法を得意としています。そして……[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy|戦利品]]を持ち帰るのが大好きです<br />
<br />
;[[ドビン・バーン/Dovin Baan (ストーリー)|ドビン・バーン/Dovin Baan]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ドビンは、あらゆる機構や機械の欠陥を明確に目で見ることができます。わずかな精査だけでドビンは完璧な分析を提供し、特定の機械の弱点を指摘し、短所を浮き彫りにし、そして驚くべき正確さでそれがいつ、どのように壊れるのかを予測します。<br />
<br />
;[[トロスターニ/Trostani]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]の指導者にして、「世界魂」[[マット・セレズニア/Mat'Selesnya]]の代弁者たるトロスターニは、それぞれがセレズニアの価値観(生命、秩序、調和)を体現した3体の[[ドライアド]]の融合体です。<br />
<br />
;[[ラザーヴ/Lazav]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:謎に包まれた[[多相の戦士]]であるラザーヴについては、ほとんど知られていません。この[[ディミーア家/House Dimir]]の指導者は、現実を捻じ曲げ、周りの魔法すべてを引き寄せることができると言われています。<br />
<br />
;[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade (ストーリー)|ドムリ・ラーデ/Domri Rade]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ドムリの野生の[[クリーチャー]]に対する親近感は、彼が元来持つ規則や階級、権力者に対する不信感に基づくものです。彼は[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]の[[戦士]]たちの多くが得意とする、[[ビースト|獣]]を狩って倒すことに関しての才能はほとんど持ち合わせていませんでしたが、そうした獣を召喚し、命令に従わせ、力を増幅させる呪文を紡ぎ出すことができます。<br />
<br />
;[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:聡明にして予測不可能、大胆不敵なラル・ザレックは、ラヴニカの若き魔道士として常にその限界(および周囲の我慢の限界)を試していました。明晰で恐れ知らずの彼は、[[正確な稲妻/Precision Bolt|雷]]や[[嵐の行使/Command the Storm|嵐]]の混沌とした力を制御することにかけて天性の才能を持ちます。そんな彼は、[[イゼット団/The Izzet]]独特の狂気にのめり込んでいくのです。<br />
<br />
;[[オレリア/Aurelia]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]の指導者たるオレリアは、「真の正義」とは既存の法を執行するだけでなく、すべての[[ラヴニカ/Ravnica]]市民が平等かつ温かい関係を築けることにあると主張しています。<br />
<br />
;[[ラクドス/Rakdos]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ラクドスは[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の指導者である[[デーモン]]です。彼は究極のエンターテイナーであり、その風貌すらも凄惨なパフォーマンス・アートとなります。9メートルを超える威容を誇るラクドスは、常にスポットライトを求めます。彼が舞台に上がるたびに、「[[名演撃/Showstopper|名演撃]]」が繰り広げられるのです。<br />
<br />
====[[灯争大戦]]期====<br />
2019年5月2日のアップデート追加 全1種類<br />
<br />
;[[龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God]](『ボーラスの本質』セット収録 4000ジェム)<br />
:[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン]]にして世界の暴君、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]は多元宇宙最古の生命体として知られています。彼は悪逆なる破壊の力そのものであり、邪魔をするいかなるものも打ち砕きます。 --><br />
<br />
==その他==<br />
*[[基本土地タイプ]]による[[マナ能力]]({{CR|305.6}})は紙のカードでは[[注釈文]]として{{Gatherer|id=482910|印刷される}}が、MTGAでは通常の[[ルール・テキスト]]であるかのように{{Gatherer|id=547771|表示されている}}。これは機能変化ではなく単にわかりやすさを優先した表示に過ぎず、依然として基本土地タイプによってそのマナ能力を有している。通常のルール・テキストと見分けがつかないため、[[能力]]を失わせる[[効果]]などが作用する際、挙動を勘違いしないよう注意。<br />
*スタンダードで使用可能な新セットは、紙での発売日よりもひと足早く実装され、いち早く遊ぶことができる。<br />
*[[ラヴニカのギルド]]以降の各種製品([[ブースターパック]]や[[構築済みデッキ]]など)には、Magic: The Gathering Arenaで使用できるシリアルコードが封入されているものがある<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-open-all-starting-september-27-2018-09-19 MTG Arena Open to All Starting September 27]([[Magic Digital]] [[2018年]]9月19日 [[Chris Cao]]著)</ref>。以下はその一例。また、キャンペーンなどで配布されるコードも存在する。いずれも入力期限が設けられており、1アカウントにつき1回まで使用可能。公式サイトの[https://magic.wizards.com/en/promotions Promotions]も参照のこと。<br />
**[[プレリリース・トーナメント]]で配布される[[プレリリース・パック]]には、MTGアリーナで使用すると[[シールド]]戦が1回遊べるコードが封入されている。<br />
**[[プレインズウォーカーデッキ]]には、MTGアリーナで同じデッキを使用可能になるコードが封入されている。<br />
**[[Gift Pack2018]]には、同セット収録の新規カード5枚が入手できるコードが封入されている。<br />
*言語を日本語にすると、一部の漢字が正常に表示されない不具合がある。<br />
<br />
==主な変遷==<br />
詳細は公式パッチノート等を参照。<br />
<br />
アメリカ現地時間の[[2017年]]8月3日に初めて情報が公開され<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/893173352474566657 That digital game we are working on has a real name now: Magic: The Gathering Arena!](Magic: The Gathering公式Twitter 2017年8月3日)</ref>、同年12月4日よりクローズドβテスト開始<ref name="ガジェット通信">[https://getnews.jp/archives/2212578 「マジック:ザ・ギャザリング」のオンライン版「MTG アリーナ」が正式ローンチ決定! 今秋以降にmacOS版にも対応予定!](ガジェット通信 2019年9月27日)</ref>。翌年[[2018年]]9月27日からオープンβ版がリリースされ<ref name="ガジェット通信" />、誰でも遊べるようになった。<br />
<br />
[[2019年]]2月15日のアップデートで日本語と韓国語に対応。<br />
<br />
2019年7月2日、[[基本セット2020]]追加と共にマスタリーシステムが実装。<br />
<br />
2019年9月27日、[[エルドレインの王権]]先行追加と同時に正式ローンチ(v1.0)となり<ref name="mtg-jp.com 2019年9月27日">[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033118/ MTGアリーナ:パッチノート 1.0 (2019年9月27日)](mtg-jp.com 2019年9月27日)</ref>、クローズドβ以降初めて[[ローテーション]]が行われ、ローテーション落ちしたカードが使用できる「'''[[ヒストリック]]'''」フォーマットが追加された<ref name="mtg-jp.com 2019年9月27日" />。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]/[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト](無料ダウンロード)<br />
**[https://magic.wizards.com/en/mtgarena/faq MTG Arena Public FAQS(英語)] 必要スペック等も記載<br />
**[https://mtgarena.community.gl/forums MTG Arena Forums(英語)]<br />
**[https://twitter.com/mtg_arena 公式Twitterアカウント(@MTG_Arena)]<br />
*[[デジタルゲーム]]<br />
<br />
[[Category:コンピューターゲーム]]<br />
[[Category:Magic: The Gathering Arena|*]]</div>
60.36.122.53