http://mtgwiki.com/index.php?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8%A8%98%E9%8C%B2/172.31.56.17&feed=atom
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2024-03-29T00:35:42Z
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http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B0%8A%E5%A4%A7%E3%81%AA%E8%A9%A9%E4%BA%BA/Arrogant_Poet
尊大な詩人/Arrogant Poet
2022-01-29T20:44:07Z
<p>172.31.56.17: 詩人の羽ペン/Poet's Quillや本質の注入/Essence Infusionなどで絆魂を付与してやれば、ライフロスを補いながら攻撃力を底上げ出来る。</p>
<hr />
<div>{{#card:Arrogant Poet}}<br />
[[攻撃]]時に限り、[[ライフ]]を[[支払う]]ことで[[飛行]]を得る[[邪術師]]。<br />
<br />
積極的に攻撃して自分のライフを顧みない[[アグロ]]寄りの[[デッキ]]であれば、2[[マナ]]2/1飛行として扱える。攻撃が通りさえすれば互いのライフの減るスピードは同じであるため、先に勝ってしまえば問題ない。[[リミテッド]]における[[シルバークイル大学/Silverquill College]]([[白黒]])はアグロ系の[[アーキタイプ]]であるため2[[マナ]]の中では主戦力となりえる。[[ウィザーブルーム大学/Witherbloom College]]([[黒緑]])でもライフを得やすいという性質上、攻撃的な構築にする場合は一考の余地がある。<br />
<br />
[[詩人の羽ペン/Poet's Quill]]や[[本質の注入/Essence Infusion]]などで[[絆魂]]を付与してやれば、ライフロスを補いながら攻撃力を底上げ出来る。<br />
<br />
*[[飛行]]を得るのは2点の[[ライフ]]を[[支払う|支払]]った場合のみである。[[歓喜の天使/Angel of Jubilation]]や[[白金の帝像/Platinum Emperion]]などでライフを支払うことができない状況では、[[攻撃]]によって[[能力]]は[[誘発]]するが飛行を得ることはできない。[[身震いする発見/Thrilling Discovery]]、[[テンプレート]]も参照。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ストリクスヘイヴン:魔法学院]] - [[コモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89/Vorpal_Sword
ヴォーパル・ソード/Vorpal Sword
2022-01-29T15:52:49Z
<p>172.31.56.17: 年老いた骨齧り/Old Gnawbone</p>
<hr />
<div>{{#card:Vorpal Sword}}<br />
<br />
[[パワー]][[修整]]と[[接死]]を与え、[[プレイヤー]]の[[敗北条件|首を]][[勝利条件|はねる]]こともできる[[装備品]]。パワーを上げて素通しが痛くなり、接死で[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]にリスクを与えると効果自体は噛み合っている。<br />
<br />
ただし[[装備]][[コスト]]の[[色拘束]]がきつく、修整値が小さめな[[アグロ]]寄りの効果なのも考えると、それなりに[[黒マナ]]を安定して出せるようにしておきたいところ。<br />
<br />
特殊勝利はコストはマナのみ、条件も[[戦闘ダメージ]]を与えるのみと緩く、[[トランプル]]や[[回避能力]]と合わせると強力。ただし[[起動コスト]]が非常に[[重い|重く]]、[[起動]]に[[対応して]]クリーチャーを[[除去]]された場合、その後の立て直しが難しく大きな隙を晒すリスクがある。再装備にもマナがかかることを考えると、どちらかというと[[リミテッド]]向き。[[構築]]で狙う場合は専用に組むぐらいの感覚で行くべきか。<br />
<br />
登場時の[[スタンダード]]環境では[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]や[[年老いた骨齧り/Old Gnawbone]]と相性が良い。どちらも[[飛行]]持ちなうえに[[宝物]][[トークン]]を生成できるため、起動コストに必要なマナも賄える。ロマン[[コンボ]]の域を出ないが狙ってみるのも一興か。<br />
<br />
*[[フォーゴトン・レルム探訪]]の[[BOX特典カード]]<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/adventures-forgotten-realms-product-overview-2021-06-29 Adventures in the Forgotten Realms Product Overview]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035217/ 『フォーゴトン・レルム探訪』製品紹介](Feature [[2021年]]6月29日 [[Max McCall]]著)</ref>。<br />
<br />
==[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]において==<br />
原作[[TRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」においては、非常に強力かつ貴重な魔法の武器の一つ({{Gatherer|id=530498}})。この剣による攻撃がクリティカルした場合、敵は首をはねられてほとんどの場合即死する。ただし、この効果は最初から頭を持たない怪物(例えば[[ウーズ]]のようなもの)には意味がない。<br />
<br />
*さらなる元ネタは[[Lewis Carroll]]の「[[Wikipedia:ja:鏡の国のアリス|鏡の国のアリス]]」。作中の詩に登場する英雄が怪物ジャバウォックを討ち取るときに用いた武器がヴォーパル・ソードである。<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
==参考==<br />
*[[敗北条件]]<br />
*[[勝利条件#勝利条件カード一覧|勝利条件カード]]<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A2%93%E6%89%80%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB/Sepulcher_Ghoul
墓所のグール/Sepulcher Ghoul
2022-01-29T08:46:08Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Sepulcher Ghoul}}<br />
<br />
他の[[クリーチャー]]を[[生け贄]]に[[パンプアップ]]する[[ゾンビ]]。<br />
<br />
厳密には少々違うが[[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]の[[下位種]]のような存在。下がったのは[[タフネス]]だけで打点の効率は変わらない。ただし能力の[[起動]]が1[[ターン]]に1回限定となり、大きすぎる[[ファッティ]]を強引に倒すような真似は出来なくなっている。それでも同[[マナ]]域のクリーチャーであれば一方的に倒せる程度には膨れるし、相手によっては2、3マナ上位の相手とも相討ちが取れる。<br />
<br />
[[リミテッド]]であれば[[ダンジョン探索]]で得た[[ゴブリン]]・[[トークン]]などを餌に出来る他、[[ミルクルの死の僧侶/Death-Priest of Myrkul]]の[[強化]]も受けられる。とりあえず2マナ2/1というだけでも最低限の[[サイズ]]は持ち合わせているので序盤の主戦力も兼ねて[[ピック]]しておいてもよいだろう。<br />
<br />
[[構築]]では起動回数に制限がついたせいで小回りが利かず、[[サクり台]]としての信頼度は今ひとつ。[[黒]]の2マナ域には[[忘却の虚僧/Nullpriest of Oblivion]]や[[スカイクレイブの影/Skyclave Shade]]といった強力なクリーチャーが存在、[[ローテーション]]後はゾンビの[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を活用出来る[[カード]]も増えたが、[[穢れた敵対者/Tainted Adversary]]や[[ネファリアのグール呼び、ジャダー/Jadar, Ghoulcaller of Nephalia]]など、やはり強力なライバルが多数存在している。それらを押しのけて採用するほどの余地は基本的に無いか。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A2%93%E6%89%80%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB/Sepulcher_Ghoul
墓所のグール/Sepulcher Ghoul
2022-01-29T08:45:27Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Sepulcher Ghoul}}<br />
<br />
他の[[クリーチャー]]を[[生け贄]]に[[パンプアップ]]する[[ゾンビ]]。<br />
<br />
厳密には少々違うが[[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]の[[下位種]]のような存在。下がったのは[[タフネス]]だけで打点の効率は変わらない。素の打点は変わらない。ただし能力の[[起動]]が1[[ターン]]に1回限定となり、大きすぎる[[ファッティ]]を強引に倒すような真似は出来なくなっている。それでも同[[マナ]]域のクリーチャーであれば一方的に倒せる程度には膨れるし、相手によっては2、3マナ上位の相手とも相討ちが取れる。<br />
<br />
[[リミテッド]]であれば[[ダンジョン探索]]で得た[[ゴブリン]]・[[トークン]]などを餌に出来る他、[[ミルクルの死の僧侶/Death-Priest of Myrkul]]の[[強化]]も受けられる。とりあえず2マナ2/1というだけでも最低限の[[サイズ]]は持ち合わせているので序盤の主戦力も兼ねて[[ピック]]しておいてもよいだろう。<br />
<br />
[[構築]]では起動回数に制限がついたせいで小回りが利かず、[[サクり台]]としての信頼度は今ひとつ。[[黒]]の2マナ域には[[忘却の虚僧/Nullpriest of Oblivion]]や[[スカイクレイブの影/Skyclave Shade]]といった強力なクリーチャーが存在、[[ローテーション]]後はゾンビの[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を活用出来る[[カード]]も増えたが、[[穢れた敵対者/Tainted Adversary]]や[[ネファリアのグール呼び、ジャダー/Jadar, Ghoulcaller of Nephalia]]など、やはり強力なライバルが多数存在している。それらを押しのけて採用するほどの余地は基本的に無いか。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%8C%AE%E8%BA%AB%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3/Devoted_Paladin
献身のパラディン/Devoted Paladin
2022-01-29T08:21:27Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Devoted Paladin}}<br />
''Whisperのテキストには誤りがあります。フレイバー語はビーコン・オヴ・ホープが正式な表記です。''<br />
<br />
[[ETB]]で味方に[[全体強化]]と[[警戒]]を与える[[オーク]]・[[騎士]]。<br />
<br />
[[リミテッド]]では、硬直した盤面で出すことで防御を疎かにせずに総[[攻撃]]を行える。場合によっては[[エンドカード]]になることもあるだろうし、そうでなくとも[[ダメージレース]]を制しやすくなる。[[コモン]]なので入手も容易。[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]は見込めないが、[[マナカーブ]]の後半にこっそり置いておくといい仕事をしてくれるだろう。ただし[[回避能力]]を与える訳ではないので、元々[[トランプル]]などを持つ[[ファッティ]]や、[[軽い|軽量]][[クリーチャー]]を中心に[[ピック]]を狙って行きたいところ。<br />
<br />
[[構築]]では少々[[重い]]。優秀な[[除去]]も多数存在するので5[[マナ]]域まで横に並べ続けるのは難しく、優先度は低い。<br />
<br />
自分にも効果がある。通常は[[召喚酔い]]で意味は無いが、[[ブーツ・オヴ・スピード/Boots of Speed]]などを併用すれば出た[[ターン]]は5/5警戒として扱える。<br />
<br />
*[[地上クリーチャー]]になった代わりに一回り大きくなった[[暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle]]とも言える。<br />
*'''ビーコン・オヴ・ホープ'''/''Beacon of Hope''(希望の灯火)は、[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]の3レベル・パラディン呪文。周囲の味方の生存力を高めることができる。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]]<br />
__NOTOC__<br />
[[Category:テキストが正常でないカード]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89/Vorpal_Sword
ヴォーパル・ソード/Vorpal Sword
2022-01-29T07:41:26Z
<p>172.31.56.17: 黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon</p>
<hr />
<div>{{#card:Vorpal Sword}}<br />
<br />
[[パワー]][[修整]]と[[接死]]を与え、[[プレイヤー]]の[[敗北条件|首を]][[勝利条件|はねる]]こともできる[[装備品]]。パワーを上げて素通しが痛くなり、接死で[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]にリスクを与えると効果自体は噛み合っている。<br />
<br />
ただし[[装備]][[コスト]]の[[色拘束]]がきつく、修整値が小さめな[[アグロ]]寄りの効果なのも考えると、それなりに[[黒マナ]]を安定して出せるようにしておきたいところ。<br />
<br />
特殊勝利はコストはマナのみ、条件も[[戦闘ダメージ]]を与えるのみと緩く、[[トランプル]]や[[回避能力]]と合わせると強力。ただし[[起動コスト]]が非常に[[重い|重く]]、[[起動]]に[[対応して]]クリーチャーを[[除去]]された場合、その後の立て直しが難しく大きな隙を晒すリスクがある。再装備にもマナがかかることを考えると、どちらかというと[[リミテッド]]向き。[[構築]]で狙う場合は専用に組むぐらいの感覚で行くべきか。<br />
<br />
登場時の[[スタンダード]]環境では[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]と相性が良い。[[飛行]]持ちなうえに[[宝物]]トークンを生成できるため、起動コストに必要なマナも賄える。ロマンコンボの域を出ないが試してみるのも一興か。<br />
<br />
<br />
*[[フォーゴトン・レルム探訪]]の[[BOX特典カード]]。<br />
<br />
==[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]において==<br />
原作[[TRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」においては、非常に強力かつ貴重な魔法の武器の一つ。この剣による攻撃がクリティカルした場合、敵は首をはねられてほとんどの場合即死する。ただし、この効果は最初から頭を持たない怪物(例えば[[ウーズ]]のようなもの)には意味がない。<br />
<br />
*さらなる元ネタは[[Lewis Carroll]]の「鏡の国のアリス」。作中の詩に登場する英雄が怪物ジャバウォックを討ち取るときに用いた武器がヴォーパル・ソードである。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%81%AA%E9%8B%A4/Colossal_Plow
巨大な鋤/Colossal Plow
2022-01-29T05:40:35Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Colossal Plow}}<br />
<br />
[[攻撃]]すると地面を耕して[[白マナ]]3つと[[ライフ]]3点の恵みをもたらす[[機体]]。<br />
<br />
2[[マナ]]6/3と驚きの[[マナレシオ]]を誇るが、代わりに[[搭乗]][[コスト]]は6と[[領事府の弩級艦/Consulate Dreadnought]]と一位タイ。機体の[[パワー]]と搭乗コストが等しいため一見利用するメリットに乏しいが、[[カルドハイム]]ではデザイナーズ・[[コンボ]]として[[タフネス]]6を搭乗に使える[[巨大雄牛/Giant Ox]]が同時収録されている。パワーと[[マナ加速]]は強力だが[[タフネス]]は並で[[戦闘]]で打ち取られやすいため、[[練達のスカルド/Master Skald]]で[[回収]]して再び牛に牽かせて[[対戦相手]]を苦しめたい。<br />
<br />
[[ペナルティ能力]]がある代わりにマナレシオがよい[[クリーチャー]]と相性が良く、特に登場当時[[スタンダード]]で使えた[[死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger]]は、たった2マナで、[[生け贄]]に捧げられる前に、対応してこれに搭乗することができた。[[マナカーブ]]に沿って展開できる[[死の神、イーガン/Egon, God of Death]]とも相性は良好。これらの組み合わせを用いて高速で巨大な鋤を動かす[[デッキ]]、マルドゥ鋤が少数ながら存在した<ref>[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0034813/ 今週のCool Deck:マルドゥ・プラウ[鋤](スタンダード)] 岩SHOWの「デイリー・デッキ」 [[2021年]]2月26日 [[岩SHOW]]著</ref>。<br />
<br />
*[[カード名]]の「鋤」は、手で耕すための刃が柄に対し真っ直ぐに伸びた農耕具のことを指す。plowは牛やトラクターに引かせる「すき」のことで、通常は「犂」の字を当てる。{{Gatherer|id=503852}}や、[[巨大雄牛/Giant Ox]]との関係を見てもこちらが妥当であろう。[[中国語版]]では「巨犁」としている。[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]の記事も参照。<br />
<br />
*カルドハイムの[[セット・デザイン・チーム]]を率いた[[David Humpherys]]いわく、[[巨大雄牛/Giant Ox]]の搭乗先としてデザインされた機体<ref>[https://twitter.com/Grumpherys/status/1350215629291225088 Twitter](David Humpherys)</ref>。当初の案では[[緑マナ]]を出していたが、「白は機体との結びつきが強い」「対となる[[巨大雄牛/Giant Ox]]が白い」「農業・農具はフレーバー上は白い」「[[絵|カードイラスト]]の麦畑が平地らしい」といった理由から白マナを出す仕様に変更された<ref>[https://twitter.com/ChrisKMooney/status/1350298326789312513 Twitter](Chris Mooney)</ref>。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]]<br />
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%81%AA%E9%8B%A4/Colossal_Plow
巨大な鋤/Colossal Plow
2022-01-29T04:06:37Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Colossal Plow}}<br />
<br />
[[攻撃]]すると地面を耕して[[白マナ]]3つと[[ライフ]]3点の恵みをもたらす[[機体]]。<br />
<br />
2[[マナ]]6/3と驚きの[[マナレシオ]]を誇るが、代わりに[[搭乗]][[コスト]]は6と[[領事府の弩級艦/Consulate Dreadnought]]と一位タイ。機体の[[パワー]]と搭乗コストが等しいため一見利用するメリットに乏しいが、[[カルドハイム]]ではデザイナーズ・[[コンボ]]として[[タフネス]]6を搭乗に使える[[巨大雄牛/Giant Ox]]が同時収録されている。パワーと[[マナ加速]]は強力だが[[タフネス]]は並で[[戦闘]]で打ち取られやすいため、[[練達のスカルド/Master Skald]]で[[回収]]して再び牛に牽かせて[[対戦相手]]を苦しめたい。<br />
<br />
[[ペナルティ能力]]がある代わりにマナレシオがよい[[クリーチャー]]と相性が良く、特に登場当時[[スタンダード]]で使えた[[死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger]]は、たった2マナで、[[生け贄]]に捧げられる前に、対応してこれに搭乗することができた。[[マナカーブ]]に沿って展開できる[[死の神、イーガン/Egon, God of Death]]とも相性は良好。これらの組み合わせを用いて高速で巨大な鋤を動かす[[デッキ]]、マルドゥ鋤が少数ながら存在した。<br />
<br />
*[[カード名]]の「鋤」は、手で耕すための刃が柄に対し真っ直ぐに伸びた農耕具のことを指す。plowは牛やトラクターに引かせる「すき」のことで、通常は「犂」の字を当てる。{{Gatherer|id=503852}}や、[[巨大雄牛/Giant Ox]]との関係を見てもこちらが妥当であろう。[[中国語版]]では「巨犁」としている。[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]の記事も参照。<br />
<br />
*カルドハイムの[[セット・デザイン・チーム]]を率いた[[David Humpherys]]いわく、[[巨大雄牛/Giant Ox]]の搭乗先としてデザインされた機体<ref>[https://twitter.com/Grumpherys/status/1350215629291225088 Twitter](David Humpherys)</ref>。当初の案では[[緑マナ]]を出していたが、「白は機体との結びつきが強い」「対となる[[巨大雄牛/Giant Ox]]が白い」「農業・農具はフレーバー上は白い」「[[絵|カードイラスト]]の麦畑が平地らしい」といった理由から白マナを出す仕様に変更された<ref>[https://twitter.com/ChrisKMooney/status/1350298326789312513 Twitter](Chris Mooney)</ref>。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]]<br />
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B5%90%E9%9B%B2/Crow_Storm
カラスの嵐雲/Crow Storm
2022-01-29T00:34:21Z
<p>172.31.56.17: 逆裏対偶の誤記を訂正</p>
<hr />
<div><!-- {{#card:Crow Storm}} --><br />
{{カードテキスト<br />
|カード名=カラスの嵐雲/Crow Storm<br />
|コスト=(2)(青)<br />
|タイプ=ソーサリー<br />
|カードテキスト=《嵐雲のカラス/Storm Crow》という名前で飛行を持つ青の1/2の鳥(Bird)・クリーチャー・トークンを1体生成する。<br>ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにこれより前に唱えられた呪文1つにつきこれを1回コピーする。)<br />
|アーティスト=YW Tang<br />
|Gathererid=439420<br />
|背景=legal<br />
}}<br />
<br />
[[嵐雲のカラス/Storm Crow]]と[[キーワード能力]]の[[ストーム]]をかけたシャレ。嵐雲のカラスと[[カード名|同名]]・同性能の[[トークン]]を[[生成]]する[[ソーサリー]]。<br />
<br />
[[ルール文章]]自体はしごく真っ当であり、[[黒枠]]にも[[巣穴からの総出/Empty the Warrens]]というほぼ同じ内容の[[カード]]がすでに存在する。実在のカードと同名のトークンを生成するという特徴もあるが、[[カー砦/Kher Keep|既に何度か使われたデザイン]]であり目新しさはない。そのため一見ジョークとしての飛ばしっぷりは控えめではある。<br />
<br />
一方で、各種[[フォーマット]]で活躍し、一部では[[禁止カード]]にもなっている巣穴からの総出と同等の性能というわけで、[[カードパワー]]は折り紙付き。[[打点]]こそ下がっているが、トークンが[[タフネス]]2のうえ[[飛行]]持ちになり、しかも[[色]]がストーム系[[ギミック]]を大得意とする[[青]]になっている。総合的には強化されていると言ってよい。もし黒枠で存在していればそれこそ笑えない事態になっていただろう。[[ストーム値]]の名前の由来たるストームは、存在自体が[[銀枠]]級に壊れたメカニズムだったのだ、という[[R&D]]の反省や自虐が垣間見える一枚である。<br />
<br />
*[http://mtg-jp.com/publicity/0029930/ 専用のトークン・カード]が用意されているが、雷に撃たれている。<br />
<br />
==開発秘話==<br />
海外では、嵐雲のカラスはネタ的な人気があり([[嵐雲のカラス/Storm Crow]]の項も参照)、「嵐雲のカラスを生成するストーム呪文」という冗談がずっと流行っていたのを実現したものである。<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0029944/ 『Unstable』のスクラップ その1]</ref><br />
*[[デベロップ・チーム|デベロッパー]]に[[黒枠]]に入れられるか尋ねたところ、入れるつもりなら非常に保守的(控えめな性能)にする必要があり、プレイヤーが見て最悪だと思うようなカードになるだろうという回答だった。メカニズム的には[[銀枠]]らしからぬ能力だが、[[Unstable]]に入れることによって、より挑戦的な、プレイヤーが望む形のカードを提供できるようになった。<br />
<br />
==フレイバー・テキスト==<br />
本家嵐雲のカラス([[ポータル]]版以降)と同様、対句と押韻を交えた詩的な[[フレイバー・テキスト]]が与えられた。しかし銀枠だけあって内容が皮肉に満ちている。<br />
*1行目のcrowは「カラス」という意味の名詞。2行目は「(雄鶏が)鳴く、(赤ん坊が喜んで)叫ぶ」等を意味する動詞。<br />
*2行目のMurderは「殺人的」と同時に「カラスの群れ」を意味する掛詞である。[[カラスの群れ/Murder of Crows]]も参照。<br />
*「boon for a birder(鳥撃ちにとっては恩恵)」とあるので、嵐雲のカラスはトークン・カード共々撃墜される運命にあるようだ。<br />
<br />
{{フレイバーテキスト|Storm crow lonely, boon for a birder.<br>Storm crows together, likely a murder.}}<br />
{{フレイバーテキスト|嵐雲のカラスは孤独、鳥狩りの恵み。<br>嵐はともに鳴く、まるで殺し屋のように。}}<br />
<br />
==参考==<br />
<references/><br />
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%85%89%E3%81%AE%E5%8D%B5/Biolume_Egg
生物光の卵/Biolume Egg
2022-01-28T13:27:32Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Biolume Egg}}<br />
<br />
[[変身する両面カード]]のひとつ。[[第1面]]は[[防衛]]と[[占術]]2の[[ETB]][[能力]]を持つ[[海蛇]]・[[卵]]、[[第2面]]は[[中堅クリーチャー|中堅]][[サイズ]]の海蛇。<br />
<br />
[[ルフ鳥の卵/Rukh Egg]]をはじめ、[[死亡]]すると“孵化”するフレーバーの[[卵]][[クリーチャー]]はいくつか存在するが、これは条件がやや特殊で、何らかの[[効果]]によって[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られたとき限定になっている。[[壁 (俗語)|壁]]として適当なクリーチャーを[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]して討ち死にするだけで高[[コスト・パフォーマンス]]のクリーチャーが手に入るとはならず、別途生け贄に捧げる手段を用意しなければならないのが悩みどころ。<br />
<br />
[[変身]]後は4/4と[[マナレシオ]]がよくなり、[[島]]2つを生け贄に捧げると[[ブロックされない]]良質な[[クリーチャー]]になる。[[起動型能力]]はコストが[[重い|重く]]多用はできないものの、残り数点を削りきる際には便利。<br />
<br />
[[構築]]基準では変身してもゲームを決めきるような性能は持たず、単独では貧弱なことから基本的には[[リミテッド]]向けのカードである。ちょうど[[青黒]]には[[濫用]]メカニズムが割り当てられているため、生け贄に捧げる手段に困ることは少ないだろう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%81%90%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E4%BB%94%E7%AB%9C/Fearsome_Whelp
恐るべき仔竜/Fearsome Whelp
2022-01-28T10:02:27Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Fearsome Whelp / 恐るべき仔竜<br />
|コスト=(1)(赤)<br />
|タイプ=クリーチャー — ドラゴン(Dragon)<br />
|カードテキスト=飛行、速攻<br>あなたのアップキープの開始時に、あなたの手札にあるすべてのドラゴン(Dragon)・カードは「この呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる」を永久に得る。<br />
|PT=1/1<br />
|Gathererid=548266<br />
|アーティスト=Ilse Gort<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
<br />
自[[ターン]]の[[アップキープ]]を迎えるたび、[[手札]]の[[ドラゴン]]を[[永久に]][[軽い|軽く]]できる2[[マナ]]のドラゴン。[[速攻]]も持つ。<br />
<br />
[[コスト減少カード]]の一種だが、[[紙|テーブルトップ]]で一般的なそれとは異なり、アップキープまで維持できれば以降は[[除去]]されてもコスト減少が続く。そのため、この手の[[カード]]に頼った[[デッキ]]にありがちな除去された時に動きが大きく鈍るという事態が多少発生しづらくなっている。コスト減少は重複するため、複数ターンの維持ができればドラゴンと他の呪文を同一ターンに[[唱える]]といったことも狙いやすい。ただし[[誘発]]タイミングの都合上[[ドロー・ステップ]]に[[引く|引いた]]ばかりのドラゴンを即コスト軽減して出す、ということができないことは留意したい。<br />
<br />
実装時点の[[アルケミー]]では同じくドラゴンの早出しを促進する[[オーブ・オヴ・ドラゴンカインド/Orb of Dragonkind]]と併用可能であり、また同セットでは早く出すほど能力が有効に働きやすい[[街裂きの暴君/Town-razer Tyrant]]が登場しているため、[[ドラゴン (デッキ)|ドラゴンデッキ]]を組むのにうってつけの状況であると言える。<br />
<br />
*[[龍王の召使い/Dragonlord's Servant]]のような類似カードとは異なり、これ自身がドラゴンであるため[[ドラゴンの女王の寺院/Temple of the Dragon Queen]]のような[[部族カード]]が使いやすくなるのも利点。<br />
*[[アルケミー:イニストラード]]時点の[[MTGアリーナ]]では実装されていないが、ドラゴンの[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[部族]][[呪文]]にも対応した書式となっている。<br />
<br />
==[[再調整]]==<br />
実装時のテキストは以下の通り。<br />
{{カードテキスト<br />
|カード名=Fearsome Whelp / 恐るべき仔竜<br />
|コスト=(1)(赤)<br />
|タイプ=クリーチャー — ドラゴン(Dragon)<br />
|カードテキスト=飛行<br>あなたの終了ステップの開始時に、あなたの手札にあるすべてのドラゴン(Dragon)・カードは「この呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる」を永久に得る。<br />
|PT=1/1<br />
|背景=old<br />
}}<br />
<br />
[[2022年]]1月27日の再調整で、速攻が付いた代わりに[[誘発]]がアップキープ開始時になる修整を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-january-27-2022 Alchemy Rebalancing for January 27, 2022]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035749/ 2022年1月27日 アルケミー再調整告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。<br />
<br />
実装当時は[[戦場に出た]]ターン中に処理しないとコスト減少を止められなかったため、ドラゴンデッキの初動を爆発的かつ対処しづらいものにしており、それを問題視されての変更である。速攻はその埋め合わせとして、より[[戦闘]]に絡ませるために付けられた。<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
==参考==<br />
*[[コスト減少カード]]<br />
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%99%82%E3%82%92%E8%A7%A3%E3%81%99%E8%80%85%E3%80%81%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC/Teferi,_Time_Raveler
時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
2022-01-28T10:00:41Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Teferi, Time Raveler}}<br />
<br />
[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]としては4枚目の[[テフェリー]]。[[対戦相手]]が[[呪文]]を[[唱える|唱え]]られるタイミングを制限する[[常在型能力]]と、[[ソーサリー]]呪文の[[インスタントプレイ]]許可、[[パーマネント]]の[[バウンス]]&[[引く|ドロー]]の2種類の[[忠誠度能力]]を持つ。[[伝説のクリーチャー]]として[[カード]]化された[[ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir]]の面影を残している。<br />
<br />
;常在型能力<br />
:[[ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir]]と同様に、[[対戦相手]]に[[ソーサリー・タイミング]]での行動を強いる。<br />
:このカードの中心となる[[能力]]で、[[打ち消す|打ち消し]]の無力化をはじめとした対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]向けの能力。[[ミラーマッチ]]では先に着地させれば、「自分だけが打ち消しを行える」という、圧倒的な優位を確立しうる。[[荒野の再生/Wilderness Reclamation]]を中心とする[[ターボネクサス]]に対しても効果的。<br />
:ザルファーの魔道士、テフェリーと比べても3[[マナ]]と格段に[[軽い]]のが凶悪であり、対戦相手のデッキによっては[[投了]]ものであるこの能力を容易に設置できる。<br />
:この能力の性質により「打ち消されなければ出した[[ターン]]中に[[除去]]されにくく、ひいては次のターンに除去を持ち越すことになってしまう対戦相手の[[マナ]]の使い道を縛る」という、即時対処が基本となるプレインズウォーカーとして他にない極めて大きな強みを持つ。<br />
<br />
;+1能力<br />
:1[[ターン]]の間、[[ソーサリー]]呪文の[[インスタントプレイ]]を可能にする。<br />
:[[全体除去]]や[[手札破壊]]を対戦相手のターンに撃てるのは有用ではあるが、他2つの能力と比べるといささか地味で、[[忠誠度]]を上げるためだけに使う場面も多い。この能力があるからといって、無理に[[デッキ]]のソーサリー比率を高くする必要はない。[[白]]が得意とする単体[[追放]]ソーサリーや[[リセット]]ソーサリーとの相性は良好。<br />
:とはいえ、[[スタンダード]]の[[エスパー・ヒーロー]]における対戦相手のドロー直後の[[思考消去/Thought Erasure]]に始まり、[[プレイング]]面での活用の幅の広さは[[環境]]でも活用されている。常在型能力とあわせて[[風景の変容/Scapeshift]]などの重めのソーサリーを通す機会を伺うサポートとしても優秀で、特にテフェリー自身に除去や[[戦闘ダメージ]]が向いた隙を突く運用が効果的。<br />
<br />
;-3能力<br />
:[[アーティファクト]]か[[クリーチャー]]か[[エンチャント]]の[[バウンス]]+1[[引く|ドロー]]。<br />
:[[テンポ・アドバンテージ]]と[[カード・アドバンテージ]]に直結する、シンプルながら優秀な能力。3マナでバウンス+ドローのソーサリーと考えてもそれなりの性能である。<br />
:余裕があれば自分の[[ETB]]を使いまわす用途にも使うことができ、大量のアドバンテージを得られる。無論、相手のETB持ち[[パーマネント]]に使う際は注意。<br />
:何より、凶悪な常在型能力を持ち[[除去]]への対応を封じられるこのカード自身が除去能力を持っていることが大きく、序盤は[[クロック]]要員を確実に1体押し留めて[[プレイヤー]]ひいてはこのカードを守り、終盤は[[フィニッシャー]]に対処し、出し直されると困るものも対応不能の打ち消しで処理したりでき、常在型能力だけでは覆せない不利な形勢も自力で覆すことができる。<br />
:プレインズウォーカーは[[対象]]にできず、他の2つの能力もプレインズウォーカーを主体として[[ソーサリー・タイミング]]で動くデッキには効果が薄いため、それらにはやや相性が悪い。とはいえプレインズウォーカーが一般的に広く使う[[トークン]][[生成]]には強いので[[サイドボード|サイド]]アウトの判断はよく考えたい。<br />
<br />
3マナにして[[ゲーム]]を支配できる常在型能力を持ちながら盤面にも即時干渉できる、非常に強力なプレインズウォーカー。登場時の[[スタンダード]]では、各種[[プレインズウォーカー・コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期|プレインズウォーカー・コントロール]]から[[エスパー・ヒーロー]]や[[緑白青ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身+灯争大戦期|バント・ミッドレンジ]]といった[[ミッドレンジ]]デッキに至るまで、幅広く使われている。この活躍の影響で、一時期は環境から打ち消し呪文が大きく減少するほどであった。後に[[フラッシュ#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|フラッシュ]]が隆盛するなど一概に環境を定義し続けたわけではないものの、その存在感が失われたわけではなく、[[ローテーション]]後に至るまでほぼ常に環境の一角を支える存在であり続けている。<br />
<br />
その性質は[[モダン]]以下の環境でも非常に有効であり、同セットの[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]と並んで[[フォーマット]]を問わず使われる。[[モダンホライゾン2]]参入後のモダンでは、[[死せる生]]や[[続唱サイ]]などの[[続唱]]を戦略の主軸に据えたデッキに対して、[[メインデッキ]]から投入できる汎用性の高いメタカードとして幅広いデッキで採用されている。<br />
<br />
他方[[リミテッド]]では、存在するだけでカードアドバンテージを効率的に稼げるタイプではないので[[構築]]ほどの存在感はないながらも、誤算が少ない能力ではありデッキカラーが合えば採用には足る。<br />
<br />
*日本語名の読みは「ときを'''ほぐす'''もの」。<br />
<br />
==ルール==<br />
;常在型能力<br />
*何らかの[[効果]](例えば、対戦相手のこのカードの+1[[能力]])が対戦相手に[[インスタント・タイミング]]で[[呪文]]を[[唱える]]ことを認めていたとしても、この能力による制限の方が優先される。[[マジックの黄金律#「できない」は「できる」に勝つ|マジックの黄金律]]も参照。<br />
*[[約束の終焉/Finale of Promise]]や[[戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist]]などの、呪文や能力の[[解決中に呪文を唱える]]効果も[[ソーサリー・タイミング]]ではないため唱えることができなくなる。<br />
<br />
;-3能力<br />
*「最大」1つなので、[[対象]]を取らずに[[起動]]することも適正である。その場合、[[解決]]時には単に[[カード]]を1枚[[引く]]。<br />
*対象を取って起動し、その対象が解決時までに[[不正な対象]]になっていた場合、この能力は解決されず、カードを引くこともできない。<br />
<br />
==禁止指定==<br />
[[2020年]]8月3日より、[[スタンダード]]の[[禁止カード]]に指定される<ref name="N_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/august-8-2020-banned-and-restricted-announcement August 3, 2020 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034244/ 2020年8月3日 禁止制限告知](News [[2020年]]8月3日 [[Ian Duke]]著)</ref>。これまでもプレイパターンの反復化やプレイヤー同士のやり取りを少なくさせるこのカードは禁止指定の俎上にのせられてきたが、[[荒野の再生/Wilderness Reclamation]]デッキへの解答としてスタンダードに残されてきた。そのため荒野の再生が禁止カードに指定されると同時にこのカードもスタンダードから退場させる判断が成された。[[ローテーション]]まで残り2ヶ月ではあったが、[[Wikipedia:ja:2019新型コロナウイルス|2019新型コロナウイルス]]流行によりデジタルゲームの割合が増した結果スタンダードのプレイ数はむしろ増加しており、メタゲームに介入するには充分な理由であると判断された。<br />
<br />
同じく2020年8月3日より、[[ヒストリック]]で一時停止カード、[[ブロール]]で禁止カードに指定される<ref name="N_1" />。さらに2020年10月12日より、ヒストリックでは禁止カードに指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/october-12-2020-banned-and-restricted-announcement October 12, 2020 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034476/ 2020年10月12日 禁止制限告知](News 2020年10月12日 Ian Duke著)</ref>。2022年1月27日より[[再調整]]のうえヒストリックでは禁止解除された<ref name="N_2">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/january-25-2022-banned-and-restricted-announcement January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement][https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035744/ 2022年1月25日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。<br />
<br />
[[2021年]]2月15日より、[[パイオニア]]で禁止カードに指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/february-15-2021-banned-and-restricted-announcement February 15, 2021 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034792/ 2021年2月15日 禁止制限告知](News [[2021年]]2月15日 Ian Duke著)</ref>。パイオニアはスタンダードにおいて強力で象徴的だったカードを再び使用できるフォーマットだが、このカードは「強力で象徴的」と「圧倒的でつまらない」の間の境界線を踏み越えていると判断された。また、勝率・使用率ともに高い[[5色ニヴ=ミゼット#パイオニア|5色ニヴ=ミゼット]]を弱体化させるための措置でもある。<br />
<br />
==MTGアリーナにおける[[再調整]]==<br />
{{カードテキスト<br />
|カード名=Teferi, Time Raveler / 時を解す者、テフェリー<br />
|コスト=(2)(白)(青)<br />
|タイプ=伝説のプレインズウォーカー — テフェリー(Teferi)<br />
|カードテキスト=あなたのターン中、すべての対戦相手は呪文を唱えることができない。<br>[+1]:あなたの次のターンまで、あなたはソーサリー呪文をそれが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。<br>[-3]:アーティファクトかクリーチャーかエンチャント、最大1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。カードを1枚引く。<br />
|PT=5<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
2022年1月27日付けで[[MTGアリーナ]]においてヒストリックで使用できるカードに再調整が行われ、初期忠誠度が1上昇したかわりに[[マナ・コスト]]が(1)増加し、常在型能力が[[龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka]]と同じものになる修整を受けた<ref name="N_2" />。<br />
<br />
[[約束の終焉/Finale of Promise]]などを妨害しないようにし、コスト増加により[[ボードコントロール]]性能を低下させることで、単純な[[パワーカード]]から対[[コントロールデッキ]]に特化したカードへと変えることが狙いである。<br />
<br />
==関連カード==<br />
{{キャラクターを表すカード/テフェリー}}<br />
<br />
==開発秘話==<br />
テフェリーは[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の一員であることから[[レア]]になり、3つの能力を持つことが決まった。常在型能力とプラス能力は彼の時間操作能力を表すものとなり、マイナス能力は[[白青]]の得意とする[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]戦略と噛み合うものとなった。最終的にこのカードは[[青]][[単色]]に近いデザインとなったが、[[開発部]]はカード全体としての動きが気に入っており、かつテフェリーを白青にしたかったことから、そのまま印刷に至った<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/even-more-war-games-2019-05-06 Even More War Games]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032506/ さらにさらなる大戦のゲーム]([[Making Magic]] [[2019年]]5月6日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<br />
<br />
==ストーリー==<br />
[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の計画を阻止するため、[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の仲間たちとともに[[ラヴニカ/Ravnica]]へと渡った'''テフェリー'''/''Teferi''。<br />
<br />
詳細は[[テフェリー/Teferi]]を参照。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[レア]]<br />
*[[Secret Lair Drop Series#Teferi's Time Trouble|Secret Lair Drop Series: Teferi's Time Trouble]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC/Catti-brie_of_Mithral_Hall
ミスラル・ホールのキャッティ=ブリー/Catti-brie of Mithral Hall
2022-01-28T05:23:52Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Catti-brie of Mithral Hall}}<br />
<br />
[[攻撃]]するたびに[[つける|つけて]]いる[[装備品]]の数だけ[[+1/+1カウンター]]を得る[[伝説のクリーチャー]]。[[先制攻撃]]と[[到達]]の他、+1/+1カウンターを取り除いて[[レンジストライク]]を行う[[能力]]を持つ。<br />
<br />
2[[マナ]]2/2にメリット[[能力]]が2種と[[マナレシオ]]は良好。どちらも[[ブロック]]時に役立つ能力であり、[[テューンの指輪/Ring of Thune]]や[[戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle|領界の剣/Sword of the Realms]]のような[[装備]][[コスト]]が軽く[[警戒]]を与える装備品を付けると使い勝手が向上する。<br />
<br />
レンジストライクは[[緑白]]ならこれ自身の能力以外にもカウンターを乗せる手段は豊富。[[起動]]するとサイズが下がってしまい細かな取り回しも通じないため、主な用途は[[コンバット・トリック]]への牽制やブロックの手が回らない時などに絞られるか。装備品を組み込んだ[[デッキ]]への採用が主となるが、[[統率者]]とする場合は装備品を得意とする[[赤白]]とは違った[[構築]]を検討することになる。<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''キャッティ=ブリー'''/''Catti-brie''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のキャラクター。[[人間]]のファイター。女性({{Gatherer|id=531813}})。ミスラル・ホールの仲間たち/The Companions of the Hall([[ドリッズト・ドゥアーデン/Drizzt Do'Urden#ストーリー|ドリッズト・ドゥアーデン/Drizzt Do'Urden]]とその仲間たち)の一員。<br />
<br />
キャッティ=ブリーはアイスウィンド・デイル/Icewind Daleの人間の親のもとに生まれたが、[[ゴブリン]]の襲撃で両親を殺されたため、心優しき[[ドワーフ]]の王[[ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer#ストーリー|ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer]]に養子として育てられた。限りなく思えるほどの人生への熱意を持つキャッティ=ブリーは、開けた道を愛し、常に新たな体験を追い求めている。彼女は熟練のファイターにして才能ある[[射手]]であり、カージディア/Khazid'heaという名の知性ある剣と、タウルマリル/Taulmarilという名の魔法の弓を操る。<br />
<br />
===登場作品・登場記事===<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-adventures-forgotten-realms-2021-07-16 The Legends of Adventures in the Forgotten Realms]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035284/ 『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち](Feature [[2021年]]7月16日 [[James Wyatt]]著)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC/Holy_Avenger
ホーリィ・アヴェンジャー/Holy Avenger
2022-01-28T04:21:49Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Holy Avenger}}<br />
<br />
[[二段攻撃]]を持たせる[[装備品]]。[[戦闘ダメージ]]を与えるたびに[[手札]]から[[オーラ]]を[[つける|つけられる]]。<br />
<br />
単体の性能は[[色]]が限定され装備[[コスト]]も増加と[[炎叫びの杖/Fireshrieker]]未満。必然的に採用するならオーラの[[踏み倒し]]が前提となる。素通しならば第1[[戦闘ダメージ]]の時点で1枚つけられるため[[著大化/Colossification]]で本命の二撃目を叩きこむ、という動きも実現できるが、これ自身もオーラも単体では[[アドバンテージ]]に繋げにくく装備コストも重い点から、如何せん動きを見透かされやすいのが難点。<br />
<br />
*日本語版の[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート版]]には、[[ルール文章]]中の「二段攻撃」が「二'''弾'''攻撃」となっている[[誤植]]があり、訂正が出されている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035226/ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]7月9日)</ref>。<br />
*同じ二つ名を持つ[[聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avenger]]とは特に関係ない。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9/Belt_of_Giant_Strength
ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレングス/Belt of Giant Strength
2022-01-28T02:56:47Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Belt of Giant Strength}}<br />
<br />
[[装備]]した[[クリーチャー]]に[[巨人]]の力を与えて10/10にするベルト。元の[[パワー]]がある程度高くないと[[つける]]のも大変な[[装備品]]。<br />
<br />
[[巨像の鎚/Colossus Hammer]]の[[コスト]]が[[緑]]1マナ増え、装備コストと増える[[サイズ]]が変動するようになった。基本のパワーを参照する[[カード]]の常として[[+1/+1カウンター]]を使うクリーチャーとは相性が良く、1マナをパワー1以上に変換する[[パンプアップ]]を内蔵したクリーチャーも装備しやすい。単純に装備コストを踏み倒すのであれば巨像の鎚の方が便利な局面も多いが、こちらは踏み倒しに特化せずとも装備を見込める点や[[飛行]]を失わない特色があるため[[デッキ]]によっては優位に働くだろう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E4%BC%AF%E7%88%B5%E3%80%81%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%89/Storvald,_Frost_Giant_Jarl
フロスト・ジャイアントの伯爵、ストルヴァルド/Storvald, Frost Giant Jarl
2022-01-28T02:37:00Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Storvald, Frost Giant Jarl}}<br />
<br />
味方全体に[[護法]](3)を持たせる[[伝説のクリーチャー]]。[[ETB]]および[[攻撃]]時に[[クリーチャー]]1体か2体を7/7か1/1にする。<br />
<br />
[[巨人]]ではあるが[[統率者]]にする場合[[カルドハイム]]の巨人の[[アーキタイプ]]に含まれる[[赤]]を使用できないのは少々惜しい点。7マナが出る段階では護法3でも十分な[[除去耐性]]とは言い難いため、何らかの[[マナ加速]]を用いて早めに出したい。<br />
<br />
[[能力]]はかつての[[霜のタイタン/Frost Titan|タイタン・サイクル]]を想起させる条件で、クリーチャーによる[[戦闘]]を大きくサポートする。性質上[[トランプル]]持ちや[[+1/+1カウンター]]が本体になっているクリーチャーとは相性が良い。1/1になった相手のクリーチャーはそのままだとストルヴァルドへの[[チャンプブロック]]に当てられてしまうため、これ自身にトランプルを付与する手段があるとなお良いだろう。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキのサブ統率者}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''ストルヴァルド'''/''Storvald''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]に登場する[[巨人]]({{Gatherer|Storvald, Frost Giant Jarl}})。<br />
<br />
凍れるスヴァルドボルグの城塞から、ストルヴァルド伯爵はフロスト・ジャイアントの群れを率いて船出し、永遠の氷河期をもたらすと言われるアーティファクト、リング・オヴ・ウィンターを探し求めている。目標への到達には程遠いながら、このフロスト・ジャイアントの君主は北方の恐るべき脅威となっている。彼は残忍で冷酷、その思考は征服と支配から決して遠く離れることはない。<br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-adventures-forgotten-realms-2021-07-16 The Legends of Adventures in the Forgotten Realms]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035284/ 『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち]([[Daily MTG]] [[2021年]]7月16日 [[James Wyatt]]著)<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[神話レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%81%AE%E9%A8%8E%E7%8D%A3/Fey_Steed
フェイの騎獣/Fey Steed
2022-01-28T02:13:27Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Fey Steed}}<br />
<br />
[[攻撃]]するたびに他の[[攻撃クリーチャー]]に[[破壊不能]]を与える[[大鹿]]。自分の[[クリーチャー]]と[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[対戦相手]]から[[対象]]にされるたびに1[[引く|ドロー]]できる限定的な[[補償金/Reparations]][[能力]]も持つ。<br />
<br />
1つ目の能力は[[領事の盾護員/Consul's Shieldguard]]のコストが不要になった[[効果]]。クリーチャーとしての[[コスト]]や[[サイズ]]もそちらとほぼ同様となっている。積極的に使うのであれば[[パワー]]偏重や攻撃時に[[誘発]]する能力を持つクリーチャーを優先して入れたい。<br />
<br />
2つ目の能力は自身も含まれているため[[避雷針]]として役立つ。一方でフェイの騎獣が返り討ちにされる[[大型クリーチャー]]が[[戦場]]に出ている状況や[[全体除去]]には強みを生かしにくく、総じて相手を選ぶクリーチャーとなっている。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89/Phantom_Steed
ファントム・スティード/Phantom Steed
2022-01-28T01:39:48Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Phantom Steed}}<br />
<br />
[[ETB]]で味方[[クリーチャー]]1体を一時的に[[追放]]する[[イリュージョン|幻影]]の[[馬]]。[[除去]]されそうな味方を[[瞬速]]で救出し、さらに[[攻撃]]するたびに乗り手の[[コピー]]・[[トークン]]を[[攻撃している状態で戦場に出る|攻撃している状態で戦場に出す]]。<br />
<br />
[[栄光の守護者/Glorious Protector]]に近い除去対策を持つが、[[対象]]が単体になった分トークンの生成により[[打点]]も保てるのが特徴。ノーリスクで[[攻撃]]できる間は相手からすれば除去したかった脅威が残り続け、盤面の維持を[[戦闘]]以外の手段に依存する[[コントロール]]には強烈に刺さる。<br />
<br />
[[青]]の[[シングルシンボル]]としては十分な[[マナレシオ]]のため、除去対策に限らず[[ETB]]や[[PIG]]持ちを対象にして積極的に[[アドバンテージ]]を重ねていくのも有効。瞬速により隙を晒しにくい分、ファントム・スティード自身を保護しやすいのも利点となっている。<br />
<br />
*追放[[能力]]の基本的な[[ルール]]に関しては[[放逐する僧侶/Banisher Priest#ルール]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[一時的に追放するカード]]<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%83%A8%E5%93%81%E3%81%AE%E7%B5%84%E3%81%BF%E7%AB%8B%E3%81%A6/Assemble_from_Parts
部品の組み立て/Assemble from Parts
2022-01-27T23:19:33Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Assemble from Parts / 部品の組み立て<br />
|コスト=(黒)<br />
|タイプ=インスタント<br />
|カードテキスト=あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それは「(1)(黒)(黒),あなたの墓地にあるこのカードを追放する:これをあなたのライブラリーに加えて切り直す。4/4であり他のタイプに加えて黒のゾンビ(Zombie)であることを除きそれのコピーであるトークンを生成する。起動はソーサリーとしてのみ行う。」を永久に得る。<br />
|Gathererid=548251<br />
|アーティスト=Igor Krstic<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
<br />
[[墓地]]の[[クリーチャー]]1枚に[[永遠]]を与えるような[[インスタント]]。ただし[[追放]]した後に[[ライブラリー]]に戻り、[[能力]]も[[永久に]]与えられるため再利用が可能。<br />
<br />
1[[マナ]]と軽いがこれを[[唱えた]]段階では[[戦場]]に何の影響も及ぼさない。[[魔技]]や唱えた[[呪文]]数の参照を除けば、分割払いの4マナで4/4を[[リアニメイト]]する呪文と思っておいた方がいいだろう。再利用できる可能性を考えると、[[切削]]は一般的なリアニメイトカードよりも相性が良いと言える。<br />
<br />
この手のカードの常として[[サイズ]]アップ内蔵や[[パワー]]を参照するクリーチャーとは相性が良い。[[アルケミー]]の範囲では元々[[除去]]されやすい[[星の大魔導師、ヴァドリック/Vadrik, Astral Archmage]]がリアニメイトに加えて即座に4マナ軽減をもたらすようになるが、普通に使うと[[青黒赤]]の3[[色]]になる分の立ち回りを要求される。一方で安定して墓地に落とせるなら、あらゆる色のクリーチャーを[[黒]]のみで唱えられるようになる[[効果]]でもある点は留意しておきたい。<br />
<br />
*[[トークン]]化することを利用し、[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]で[[コピー]]するのも良いだろう。<br />
<br />
==[[再調整]]==<br />
実装時のテキストは以下の通り。<br />
{{カードテキスト<br />
|カード名=Assemble from Parts / 部品の組み立て<br />
|コスト=(黒)<br />
|タイプ=インスタント<br />
|カードテキスト=あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それは「(3)(黒),あなたの墓地にあるこのカードを追放する:これをあなたのライブラリーに加えて切り直す。4/4であり他のタイプに加えて黒のゾンビ(Zombie)であることを除きそれのコピーであるトークンを生成する。起動はソーサリーとしてのみ行う。」を永久に得る。<br />
|背景=old<br />
}}<br />
<br />
[[2022年]]1月27日の再調整で、与える[[起動コスト]]が(3)(黒)から(1)(黒)(黒)になる上方&下方修正を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-january-27-2022 Alchemy Rebalancing for January 27, 2022]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035749/ 2022年1月27日 アルケミー再調整告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。<br />
<br />
実装当時のコストでは4[[ターン]]目に擬似リアニメイト能力を[[起動]]することが困難であったため変更された。ただし、より[[黒]]の濃いデッキ[[構築]]を要求するようになっている。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
==参考==<br />
*[[コピーカード]]<br />
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%99%E3%81%AE%E7%A5%9E/The_Scarab_God
スカラベの神/The Scarab God
2022-01-27T20:59:02Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|[[破滅の刻]]初出の[[クリーチャー]]・[[カード]]|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|スカラベの神/The Scarab God (ストーリー)}}<br />
<br />
{{#card:The Scarab God}}<br />
<br />
[[アモンケット/Amonkhet]]の失われた[[神 (アモンケット・ブロック)|神々]]の一柱。[[青黒]]の[[神]]は、[[墓地]]から[[手札]]に[[戻す|戻る]][[能力]]に加え、[[ゾンビ]]の数を参照する[[ライフロス]]+[[占術]]の[[誘発型能力]]、そして[[墓地]]の[[クリーチャー]]を[[永遠衆/Eternal]]として復活させる変則型[[リアニメイト]]の[[起動型能力]]を持つ。<br />
<br />
[[回避能力]]は持たないものの、ライフロスと占術によって[[引く|ドロー]]の質を高めつつ[[ライフ]]を削っていくことができる。ゾンビの数を参照するため[[効果]]は盤面次第だが、リアニメイトによってゾンビの頭数を増やせるため、更地であっても数回[[起動]]すれば強力な効果を発揮する。<br />
<br />
リアニメイトは4[[マナ]]で4/4の[[トークン]]が出るだけでも十分だが、[[ETB]]能力持ちなどを[[対象]]にすることでより大きな[[アドバンテージ]]が得られる。また[[インスタント・タイミング]]で[[あなた|自分]]以外の墓地も対象に取れるため柔軟性も高く、[[墓地対策]]として[[対戦相手|相手]]の[[不朽]]や[[永遠]]持ちを奪う、相手の攻撃に合わせて[[ブロッカー]]を用意するなど使い方は幅広い。[[サイズ]]が4/4で固定されることは、メリットにもデメリットにもなりうる。[[小型クリーチャー]]を釣っても戦力になる反面、ETB能力や[[常在型能力]]を持たない[[大型クリーチャー]]を釣っても旨味は少ない。<br />
<br />
[[スタンダード]]では1[[ターン]]生き残れば勝ちに等しい[[ボード・アドバンテージ]]を得られる[[フィニッシャー]]として[[青黒コントロール/スタンダード/戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|青黒コントロール]]に採用される。また[[ティムール・エネルギー]]に[[黒]]をタッチしてこのカードを採用した4色エネルギーも存在する。ただ、[[イクサラン]]期になると[[打ち消す|打ち消し]]や[[追放]][[除去]]により露骨に対策されるようになった<ref>『マナバーン2018』(ホビージャパン、2017年11月30日初版)p.82-83 ISBN 9784798615776</ref>。<br />
<br />
*同様の効果を持つ[[カード]]として、同じく[[破滅の刻]]に収録された[[永遠の刻/Hour of Eternity]]や[[王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift]]が存在する。<br />
<br />
==ルール==<br />
*これの起動型能力により[[生成]]される[[トークン]]は、他の[[色]]の代わりに[[黒]]であり、他の[[クリーチャー・タイプ]]の代わりに[[ゾンビ]]であり、基本の[[P/T]]は4/4である。これらはそのトークンの[[コピー可能な値]]であり、他の効果によって[[コピー]]され得る。<br />
**[[永遠]]と違い、[[マナ・コスト]]はそのまま保持し、クリーチャー・タイプは上書きされることに注意。<br />
*トークンのコピー元のカードが「この[[パーマネント]]が[[戦場に出る|戦場に出た]]とき」に[[誘発]]する能力を持っていたなら、トークンもその能力を持つので、トークンが生成されたときにその能力が誘発することになる。同様に、トークンがコピーした「このパーマネントが戦場に出るに際し」や「このパーマネントは~状態で戦場に出る」の能力も機能する。<br />
*色、P/T、クリーチャー・タイプをコピー効果の一部で定義するので、元のカードのこれらの特性を定義する[[特性定義能力]]および[[色指標]]は[[コピー]]されない({{CR|707.9d}})。例えば[[黙示録の悪魔/Apocalypse Demon]]のトークンは、「黙示録の悪魔の[[パワー]]と[[タフネス]]は、それぞれあなたの墓地にあるカードの総数に等しい。」という能力を持たず4/4になる。<br />
*クリーチャー・カードが[[多面相の侍臣/Vizier of Many Faces]]のように他のクリーチャーのコピーとして戦場に出る能力を持っていた場合、そのコピー効果を適用したならスカラベの神によるコピー効果は上書きされる。黒の4/4のゾンビではなく、コピーした色とP/Tと[[クリーチャー・タイプ]]を持つ。<br />
*これの一つ目[[誘発型能力]]は、あなたが1体もゾンビをコントロールしていなくても誘発する。Xは、解決時のゾンビの数を見る。この誘発後に、これの[[起動型能力]]でゾンビを増やした場合、それも数える。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/破滅の刻の神}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''スカラベの神'''/''The Scarab God'' は[[アモンケット/Amonkhet]]の[[神 (アモンケット・ブロック)#ストーリー|神]]の一柱。かつて[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]に封印されていたが、ボーラスの再来と共に復活し、[[永遠衆/Eternal]]を率いる。<br />
<br />
詳細は[[スカラベの神/The Scarab God (ストーリー)]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
<references/><br />
*[[コピーカード]]<br />
*[[墓地対策カード]]<br />
*[[クリーチャー・タイプを変更するカード]]<br />
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[神話レア]]<br />
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[神話レア]]<br />
*[[Amonkhet Invocations]]<br />
*[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[神話レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3
アンコモン
2022-01-27T12:55:08Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>'''アンコモン'''(''Uncommon'')とは、[[レア]]と[[コモン]]の間にある[[稀少度]]、またその稀少度に属するカードのことである。<br />
<br />
==概要==<br />
[[エキスパンション・シンボル]]の色は{{Gatherer|id=490762|銀}}。[[新枠#基本セット2015以降のカード枠|基本セット2015以降のカード枠]]における稀少度の略号は「U」。原則として、15枚入りの[[ドラフト・ブースター]]1つにつき3枚封入されている。<br />
<br />
中間的な[[稀少度]]であるため、「やや複雑」な能力を持ったカードや、中途半端なカード、使い所の難しいカードなどが多い。そのため、[[シングルカード]]価格が高騰するカードと凋落するカードの落差が激しい。<br />
<br />
また、[[X火力]]など[[リミテッド]]への影響が大きいものや、[[色対策カード]]の多くはこの稀少度に含まれる。<br />
<br />
近年のほとんどの[[セット]]では各2[[色の組み合わせ]]ごとに、その色の組み合わせの[[ブースター・ドラフト|ドラフト]]・[[アーキタイプ]]を示す([[基柱カード]]となる)[[サイクル]]がこの稀少度に収録されている。これらは[[開発部]]用語で'''指針アンコモン'''/''Signpost Uncommon''と呼ばれている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/even-more-words-rd-2022-01-10 Even More Words with R&D]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035710/ 開発部語辞典2022]([[Making Magic]] [[2022年]]1月13日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<br />
<br />
==稀少度の変更==<br />
カードが[[再録]]される際、[[カードプール]]全体のパワーバランスや以前の活躍を考慮した上で稀少度が変更されることがあるが、アンコモンは中間的な稀少度であるため、必然的にその機会が多い。<br />
<br />
;過去のレアやコモンが、アンコモンへ移行した例<br />
*[[大天使/Archangel]](レア→アンコモン)<br />
*[[怨恨/Rancor]](コモン→アンコモン)<br />
*[[火の玉/Fireball]](コモン→アンコモン)<br />
*[[ネシアンのアスプ/Nessian Asp]](コモン→アンコモン)<br />
<br />
;過去のアンコモンが、レアやコモンへ移行した例<br />
*[[万物の声/Voice of All]](アンコモン→レア)<br />
*[[ペラッカのワーム/Pelakka Wurm]](アンコモン→レア)<br />
*[[砕土/Harrow]](アンコモン→コモン)<br />
*[[炎の精霊/Fire Elemental]](アンコモン→コモン)<br />
*[[対抗呪文/Counterspell]](アンコモン→コモン→アンコモン)<br />
==[[シングルカード]]価格が高騰したアンコモン==<br />
これらの共通点として、[[エターナル]]環境(特に[[レガシー]])で猛威を振るっていること、更に通常のカードセットでは[[再録]]されていないカードであることがあげられる。4枚[[積む|積み]]されることが多いため、出費も相当なものになる。<br />
*[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]<br />
*[[陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers]]<br />
*[[キマイラ像/Chimeric Idol]]<br />
*[[Elvish Spirit Guide]]<br />
*[[永遠の証人/Eternal Witness]]<br />
*[[致命的な一押し/Fatal Push]]<br />
*[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]<br />
*[[意志の力/Force of Will]]<br />
*[[ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter]]<br />
*[[マナ吸収/Mana Drain]]<br />
*[[流刑への道/Path to Exile]]<br />
*[[サイカトグ/Psychatog]]<br />
*[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]<br />
*[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]<br />
*[[森の知恵/Sylvan Library]]<br />
*[[不毛の大地/Wasteland]]<br />
*[[若き紅蓮術士/Young Pyromancer]]<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/developing-uncommons-2014-11-14 Developing Uncommons]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0011487/ アンコモンのデベロップ](Latest Development [[2014年]]11月14日 [[Sam Stoddard]]著)<br />
*[[コモン]]<br />
*[[レア]]<br />
*[[神話レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B8%8D%E6%B5%84%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%9A%97%E9%BB%92%E3%81%AE%E6%9B%B8/The_Book_of_Vile_Darkness
不浄なる暗黒の書/The Book of Vile Darkness
2022-01-27T11:11:29Z
<p>172.31.56.17: 現実の話を追記。</p>
<hr />
<div>{{#card:The Book of Vile Darkness}}<br />
2点以上の[[ライフ]]を[[失う|失った]][[ターン]]に2/2[[ゾンビ]]を生み出す[[伝説のアーティファクト]]。[[合体カード (俗称)|合体カード]]であり、[[アイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecna]]と[[ハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna]]が揃うと強大な[[神]][[ヴェクナ/Vecna]]が降臨する。<br />
<br />
[[誘発型能力]]の条件は[[スーサイド]]を得意とする[[黒]]にとっては達成しやすく、「アイ」や「ハンド」を使っても誘発可能。[[デッキ]]構成を工夫すれば簡単にゾンビを増やしていける。とはいえ[[トリプルシンボル]]の[[カード]]としてはやや物足りない性能なので、これ単体で運用するよりはあくまで合体までの時間稼ぎの手段として考えよう。<br />
<br />
合体後は下記の通り、合体元の[[アーティファクト]]の能力同士が噛み合った強力なクリーチャーとなる。[[除去耐性]]として[[破壊不能]]を持っているものの、[[バウンス]]など[[破壊]]以外の[[除去]]が致命傷になるので注意したい。ゾンビ生成を活かすならば[[あなた]]のターン(の、[[終了ステップ]]より前)に合体するのが一番だが、[[ソーサリー・タイミング]]の除去を警戒するのならば[[対戦相手]]のターン中に合体してもよいだろう。<br />
<br />
やはり問題は「どうやって揃えるか」だろう。「アイ」にも[[引く|ドロー]]能力があるが、それだけでは効率が悪い。ここは除去や[[手札破壊]]で時間を稼いだりドローや[[サーチ]]でパーツを揃える、と黒の[[色の役割]]を総動員させてコンプリートを目指したい。また、暗黒の書を普通には[[唱える|唱え]]にくくなるが、[[オズワルド・フィドルベンダー/Oswald Fiddlebender]]や[[発明品の唸り/Whir of Invention]]などの他[[色]]のアーティファクト支援カードを使うのも良いだろう。<br />
<br />
[[リミテッド]]では他のパーツが[[レア]]なのでまず揃わず、能動的に2点以上のライフを失うことも[[アンコモン]]以下だけでは難しい。一応、下記の方法ならばアンコモン以下だけでも自分から誘発可能だが、効率は悪いのでほぼ[[カスレア]]と考えてよいだろう。<br />
#[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]]を[[ダンジョン|探索]]する。黒だけでもでき一番現実的。<br />
#[[ファリダの火の玉/Farideh's Fireball]]で1-9を出す。<br />
#[[雇われた魔剣士/Hired Hexblade]]や[[罠を探す/Check for Traps]]、[[予備の短剣/Spare Dagger]](自分対象)を1ターン中に合計二回使う。<br />
#[[間に合わせの武器/Improvised Weaponry]]や[[マジック・ミサイル/Magic Missile]]を自分に撃つ。<br />
*[[死の囁き、シェスラ/Shessra, Death's Whisper]]は一見使えそうに見えるが、あちらの誘発タイミングも終了ステップの開始時なので噛み合わない。<br />
<br />
==ルール==<br />
;[[誘発型能力]]<br />
*この[[能力]]は失った[[ライフ]]の点数だけを見る。例えば[[あなた]]がこの[[ターン]]中に3点のライフを失い、2点のライフを得たなら、「2点以上のライフを失った」と見なされる。<br />
*この能力が[[誘発]]するには、[[あなた]]の[[戦闘後メイン・フェイズ]]が終わるまでに2点以上のライフを失っている必要がある。[[終了ステップ]]に入ってからライフを失っても、能力が遡って誘発することはない。<br />
<br />
;[[起動型能力]]<br />
*通常、ヴェクナは[[破壊不能]]と以下の4つの能力を持つ。<br />
**ヴェクナが戦場に出たとき、あなたはカード1枚を引き、2点のライフを失う。<br />
**あなたのアップキープの開始時に、あなたは「(2)を支払い、カード1枚を引き、2点のライフを失う。」を選んでもよい。<br />
**あなたのターンの戦闘の開始時に、ターン終了時まで、装備しているクリーチャーかあなたがコントロールしていて「ヴェクナ」という名前のクリーチャー1体は+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたの手札にあるカードの枚数に等しい。<br />
**あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたが2点以上のライフを失っていた場合、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体を生成する。<br />
*ヴェクナの[[生成]]時に、ヴェクナが持つ[[ETB]]能力(通常、それは「ヴェクナが戦場に出たとき、あなたはカード1枚を引き、2点のライフを失う。」)は誘発する。[[#オラクルの変遷]]も参照。<br />
*ヴェクナに与えられる能力は、[[追放]][[領域]]における[[カード]]を見る。したがって、何らかの[[パーマネント]]を[[アイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecna]]か[[ハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna]]の[[コピー]]にし、そのパーマネントを追放して不浄なる暗黒の書の能力を[[起動]]した場合、ヴェクナが通常とは異なる誘発型能力を持つこともあり得る。<br />
<br />
==[[オラクル]]の変遷==<br />
[[フォーゴトン・レルム探訪]]発売と同時に[[エラッタ]]が出されている。印刷された[[ルール文章]]は「『ヴェクナ』という名前で破壊不能を持つ黒の8/8の伝説のゾンビ・神・クリーチャー・トークン1体を生成する。それはそれらの追放されたカードのすべての誘発型能力を得る。」であった。<br />
<br />
デザインの意図としてはヴェクナの[[生成]]時に[[アイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecna]]の[[ETB]][[能力]]が[[誘発]]するはずであったが、このルール文章ではトークンが生成されてから(=[[戦場に出る|戦場に出て]]から)戦場に出たときの誘発型能力を得るため、誘発しないことになってしまう。そのため、最初から誘発型能力を持った状態で生成されるように修正された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/adventures-forgotten-realms-update-bulletin-2021-07-15 Adventures in the Forgotten Realms Update Bulletin]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035254/ 『フォーゴトン・レルム探訪』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](News [[2021年]]7月15日 [[Jess Dunks]]著)</ref>。<br />
<br />
==ストーリー==<br />
原作[[TRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」においては、'''不浄なる暗黒の書'''/''The Book of Vile Darkness''には2つの意味がある。<br />
*1つ目として、作品世界内における下級アーティファクト(定命の者ではほぼ作り出せないマジックアイテム)。口にする事も憚られる邪悪について書かれており、悪属性のクレリックが読み込んだ暁には新たな力を与える超自然の本。反対に善属性の者にとっては触ることさえ苦痛と堕落をもたらす。<br />
**「ヴェクナ」はD&D5版において不浄なる暗黒の書を記した[[ゾンビ|リッチ]]にして[[神]]。邪悪な秘密を司り、関連するキャンペーンにおいて黒幕を張った「グレイホーク」ワールドにおける最大の悪役である。彼はプレイヤーたちの活躍によって一度は滅ぼされるものの、何らかの手段で蘇り、グレイホークの万神殿において神の一柱に上り詰めた。グレイホークの各地には、ヴェクナを崇めるカルトが密かに存在するという。<br />
*2つ目としては、現実世界のダンジョンズ&ドラゴンズ用サプリメント本。作品世界における悪の性質、論理的ジレンマ、そして悪の組織や邪悪な英雄のためのオプションルールについて記載されている。<br />
**この本は「悪」に関わるメカニックとして[[デーモン|悪魔]]の憑依、[[拷問台/The Rack|拷問]]、[[Sacrifice|生贄の儀式]]、その他様々なる[[黒|論理の逸脱]]を含んだ内容であり、ダンジョンズ&ドラゴンズの本の中で『成人読者向け』のラベルが貼られた初めての製品となった。<br />
<br />
==関連カード==<br />
;能力が参照するカード<br />
*[[アイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecna]]<br />
*[[ハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna]]<br />
<br />
;対となるカード<br />
*[[高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deeds]]<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-adventures-forgotten-realms-2021-07-12 The Tokens of Adventures in the Forgotten Realms]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035263/ 『フォーゴトン・レルム探訪』のトークン]([[Daily MTG]] 2021年7月12日)<br />
*[[トリプルシンボルカード]]<br />
*[[合体カード (俗称)|合体カード]]<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[神話レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9C%9C%E3%81%AE%E5%8D%A0%E3%81%84%E5%B8%AB/Frost_Augur
霜の占い師/Frost Augur
2022-01-27T07:43:16Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Frost Augur}}<br />
<br />
[[クリーチャー化]]した[[占術の岩床/Scrying Sheets]]。<br />
<br />
疑似[[引く|ドロー]]効果が[[氷雪マナ]]1点で使用できるのは非常に強力。余った[[マナ]]でどんどん[[アドバンテージ]]を稼いでいける。<br />
[[カルドハイム]]には強力な氷雪[[カード]]が多く存在し、[[基本氷雪土地]]に加えてそれらも採用すれば、相当の確率でカードを[[手札に加える]]ことができる。<br />
また、[[P/T]]も[[システムクリーチャー]]としては1マナ1/2と十分な[[コスト・パフォーマンス]]を有している。<br />
<br />
登場時の[[スタンダード]]では氷雪ギミックを搭載した[[青単テンポ]]や[[黒緑青|スゥルタイ]][[氷雪コントロール]]に採用されている。<br />
<br />
リミテッドでは、基本氷雪土地が[[基本土地]]枠に封入されているとはいえ、[[構築]]ほどの安定性は見込めない。それでも、氷雪カードを多く[[ピック]]できれば、それなりの[[カード・アドバンテージ]]に繋げられる可能性がある。<br />
<br />
*カルドハイムのカードで唯一「[[氷雪パーマネント]]」ではなく「[[氷雪カード]]」を指定しており、同セット内では唯一の[[氷雪ソーサリー]]や[[氷雪インスタント]]にアクセス可能なカードである。<br />
**なお全[[カードプール]]に目を向けても同タイプに干渉できるのは、これと[[占術の岩床/Scrying Sheets]]と[[ロノムの大男/Ronom Hulk]]の3枚のみ。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/Magic:_The_Gathering_Arena
Magic: The Gathering Arena
2022-01-27T04:23:32Z
<p>172.31.56.17: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{Stub}}<br />
<br />
{{Magic: The Gathering Arena}}<br />
<br />
'''Magic: The Gathering Arena'''('''MTG Arena'''、'''MTG アリーナ''')は、[[マジック:ザ・ギャザリング]]の[[デジタルゲーム|デジタル]][[トレーディングカードゲーム]]。略称は'''アリーナ'''、'''MTGA'''など。[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]の後継にあたる。<br />
<br />
制作は[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の[[デジタル・チーム|Magic Digital Next(マジック・デジタル・ネクスト)チーム]]。<br />
<br />
==概要==<br />
[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]より無料ダウンロード。基本プレイ無料。ゲーム内課金あり。<br />
<br />
対応言語は英語、ブラジルポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、日本語、韓国語。<br />
<br />
[[フォーマット]]は'''[[スタンダード]]、[[リミテッド]]'''のほか、独自フォーマットの'''[[ヒストリック]]、[[アルケミー]]'''が中心で、他にも[[紋章]]などを使った期間限定イベントや[[ブロール]]なども。詳しくは[[#プレイモード]]参照。<br />
<br />
[[2019年]]以降、流行のeスポーツに合わせて[[マジック・プロリーグ]]や[[プロツアー]]の後継イベント『[[ミシックチャンピオンシップ]]』などが展開。[[2020年]]に発生した新型コロナウイルスのパンデミック以降、主要トーナメントはMTGAで展開される。<br />
<br />
==動作環境==<br />
対応プラットフォームはWindowsもしくはMacOSのPC、AndroidもしくはiOSのスマートフォン・タブレット。推奨動作環境などは[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]または[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト]を参照。<br />
<br />
*動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。<br />
*正常に動作しない場合、最新のVisualC++のランタイムをインストールすることで解消される場合がある<ref>[https://twitter.com/MTG_Arena/status/1017527773173354496 公式Twitter]</ref>。Microsoftのホームページから無料ダウンロード可能。<br />
*日本語版はうまくインストールできない場合がある。一度アンインストールした後に英語版を再インストールし、改めてゲーム内で言語設定を変更するとよい。<br />
<br />
==特徴==<br />
ゲーム部分以外のシステムは、流行している主要なデジタルTCGと近い。いわゆる「スタミナ制」ではなく、好きなだけ対戦を行うことができる。<br />
<br />
ゲーム勝利・デイリークエスト・ウィークリークエストを達成することでゲーム内通貨(ゴールド)を入手、ブースターパックを購入してコレクションを増やす、というもの。クエストによっては[[カード]]、[[ブースターパック]]、あるいは[[デッキ]]が貰える場合もある。<br />
<br />
対戦はランダムでマッチングしたプレイヤーと行う形式。[[シールド]]戦や、やや形は異なるが疑似的な[[ドラフト]]戦も行える。<br />
<br />
UIはより洗練され、デッキ名などを入力する以外はほぼマウスだけで操作可能。[[墓地]]や[[追放]][[領域]]から[[プレイ]]・[[起動]]できるカードを[[手札]]の横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。<br />
<br />
演出面も[[マジック・デュエルズ:オリジン|マジック・デュエルズ]]から強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[忠誠度能力]]を使用したり[[ダメージ]]を受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。<br />
<br />
[[Magic Online]]と比較すると[[カードプール]]は限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違い。<br />
<br />
===操作関連===<br />
ここで記されているキーコンフィグはデフォルト設定のもの。これらはメニュー右上にあるオプション→GamePlayから変更可能。<br />
<br />
====マナの支払い====<br />
[[マナ]]の[[支払う|支払い]]方法には、手動/自動で支払う方法が存在する。厳密な手動となると自分の[[マナ・プール]]に一旦マナを加えて、そこからさらにマナを支払うという形になるのだが、実際そのような煩わしい操作を要求されることは少ない。ざっくりと言うと、[[ゲーム]]中に設定の「ゲームプレイ」から「オートタップ」の項目を無効にすることでマナの支払いが手動になる(デフォルトは有効)が、その状態でも後述するように基本的にはセミオートで進行する。必ずしもオートタップの無効/有効がマナの支払いの手動/自動とイコール関係ではない。<br />
<br />
;プレイ可能な手札、起動できる能力の強調表示<br />
設定に関わらず、現時点で[[唱える]]ことが適正かつ唱えるための[[コスト]]が支払える呪文、およびプレイすることのできる土地は青枠で強調表示される。同様に戦場にあるパーマネント等も現在起動できるものは強調表示されるが、呪文を唱える際のマナ支払いと流れは変わらないため割愛する。<br />
<br />
;マナ支払い前の一時停止・自動支払い<br />
オートタップが無効の場合に呪文を唱えようとすると一時停止し、唱えるために必要なマナが画面中央に表示される。この一時停止の段階で確認ボタン(「~マナを支払って下さい」)をクリックすると、その場に限り自動で必要なマナが計算され支払われる。なおクリックする直前、つまり呪文や確認ボタンにマウスオーバーした際、タップ予定のパーマネントが黄枠で強調表示される。<br />
:この際できるだけ複数の[[色マナ]]、[[マナ・クリーチャー]]、[[マナ・アーティファクト]]を残すように支払い方が決定され、支払う過程に[[マナフィルター]]などの利用が必須であれば自動で起動される。直後の手札の状況も考慮して色マナを残したり、パワーの大きいマナ・クリーチャーを極力残すなど、プレイヤーに有利になるように計算してくれる一方、無色マナを生み出せる土地に別の使い道があっても基本的に残されない。<br />
:オートタップが有効の場合はこの確認が省略される。一時停止して自動で支払った場合と結果は変わらず、唱える過程でタップ予定のパーマネントが強調表示される点も同じ。しかし確認ボタンを押す過程が無いため、ちょっとしたマウスのドラッグ&ドロップやダブルクリックにも反応して唱えてしまい、巻き戻しが効かない。ゲームに慣れたら極力オートタップのチェックを外したままにしておきたい。<br />
<br />
;一時停止後の手動支払い<br />
マナの支払いの確認待ち中にパーマネントを1つずつタップしてマナを生み出すことで、完全に任意でマナを支払うこともできる。複数の色のマナを生み出せる土地などは、その都度生み出すマナを自分で選択する。<br />
:マナ・プールに十分なマナが加えられた時点で、確認なく一時停止が解除されて唱える処理が再開される。1マナ足りない状態でマナを複数生み出すなどし、余剰のマナが生まれた場合はマナ・プールに残る。逆にマナが不十分な間はいつでも唱える行動をキャンセルできる。[[分割カード]]の唱える側の選択を間違えたときなどに有効。<br />
:誤ってマナを生み出してしまった場合、それが土地のタップや[[マナ能力]]である限り、まだ他の操作やタップによる誘発等を挟んでいなければZキーで操作を戻すことができる。よって、一度唱える動作を挟んでしまうと余剰分のマナは戻せない。<br />
<br />
;事前によるマナ・プールの操作<br />
オートタップの有効/無効に関わらず、あらかじめマナを生み出してマナ・プールに加えておくこともできる。その状態で呪文を唱えるとマナ・プールにあるマナから優先的に支払われる。マナをある程度手動で加えておき足りない分を自動計算による支払いに任せる、という分割払いも可能なので、自動支払いがある程度予測できていれば最低限のクリックで望み通りの支払い方法を実現できるようになる。<br />
<br />
;その他<br />
*[[マナ・コスト]]に([[X]])を含むカードについては、唱える際にXの値を±で決定してから改めて支払い方を決定する。[[代替コスト]]や、[[召集]]などのマナ以外の支払い方法を持つカードについても、唱える際に改めて支払い方を決定する。<br />
<br />
*現時点の仕様では、対戦相手がコントロールする能力によってマナの支払いが求められたとき、操作のタイミング次第でマナ・プールから自動でマナが支払われない現象がある。生み出してしまったマナを元に戻すか、アバターの上部に色ごとのシンボルで表示されているマナ・プールのアイコンをクリックして完全手動でマナを支払おう。<br />
<br />
====ゲームの自動進行====<br />
MTGアリーナでは、基本的に何もできない状況であれば[[フェイズ]]・[[ステップ]]が自動で進行していく。例えば第1ターン目に[[土地]]のプレイを終えた後、手札に唱えられる(手札から起動できる)カードが無ければその場でターンが自動で終了する。これにより無用な待ち時間が少なくなり、スムーズにゲームが進行していく。<br />
<br />
手札に唱えることのできる[[インスタント]]・[[カード]]を持っていたり、[[起動型能力]]を[[起動]]できる状況であれば、[[インスタント・タイミング]]で行動できる各タイミングで確認を求められる。<br />
<br />
しかし上記のような状態であっても、一部の切り替わり目では確認を求められない。自動で特定のタイミングで[[優先権]]の放棄をしたくない場合や、呪文や能力が[[スタック]]上に乗ってから[[解決]]し始める前に[[対応して|レスポンス]]を行いたい場合は、進行の停止を予約したり、フル操作モードにする必要がある。<br />
<br />
;フェイズごとの進行停止<br />
右下のターン進行ボタンの上部に、各[[ターン]]のフェイズがどこまで進んでいるかを示すシンボルが表示されている。([[開始フェイズ]]、[[戦闘前メイン・フェイズ]]、[[戦闘フェイズ]]、[[戦闘後メイン・フェイズ]]、[[終了フェイズ]]の5つ。戦闘フェイズ中はさらに[[戦闘開始ステップ]]、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]、[[戦闘ダメージ・ステップ]]、[[戦闘終了ステップ]]の5つが展開される。)各フェイズのシンボルをクリックすることで、そこで進行を一時停止して優先権を得ることができる。ただしターンが経過すると一時停止指示は消えてしまうので、毎ターンその都度指示する必要がある。<br />
<br />
例えば以下のような操作を行いたい場合は、指定のフェイズをクリックして停止予約をしておく必要がある。<br />
:戦闘前メイン・フェイズに入る前に、開始フェイズ中に[[氷の干渉器/Icy Manipulator]]を起動して[[土地]]を[[タップ]]させたい。(開始フェイズをクリック)<br />
:戦闘フェイズに入る前に、戦闘前メイン・フェイズ中に[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]に対して[[ショック/Shock]]を唱えたい。(戦闘前フェイズをクリック)<br />
:対戦相手の終了ステップ開始前に、戦闘後メイン・フェイズの最後に自分の[[贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed]]に対して[[果敢な一撃/Defiant Strike]]を唱えたい。(戦闘後メイン・フェイズをクリック)<br />
<br />
以上のような停止予約は、後述する優先権の「オートパス」ボタンを押していても機能する。唱えられるインスタントを持っている為いちいち確認を求められるのが嫌だという場合に非常に有効。例えば相手のターン中に使用できるインスタントを複数所持しているが、いま自分は相手のターンエンド前に[[選択/Opt]]を唱える予定しかない、とか。<br />
<br />
;フル操作モード(Full Control Mode)<br />
対戦相手が使った呪文や能力に対する優先権の行使はその都度求められるが、自分が使った呪文や能力に対しては再び優先権を得ることができず、すぐに解決が開始されてしまう。より細かく手順を進行したい場合、あらかじめCtrlキーを押しておくことでフルコントロールモードとなり、自動で解決が始まらなくなる。またShift+Ctrlキーで常時フル操作モードにできる。<br />
<br />
例えば以下のような操作を行いたい場合は、フル操作モードをあらかじめ機能させておく必要がある。<br />
:自分が何か呪文を唱えて、それを[[解決]]し始める前に[[団体のギルド魔道士/League Guildmage]]の2つ目の能力を起動して[[コピー]]したい。(呪文を唱える前にフルコントロールモードにしておく)<br />
:相手が何か行動したとき、手順を進行する前に[[対応して|対応]]できる[[インスタント]]を持っているかのようにブラフを利かせたい。<br />
<br />
ただしこのモード下ではドロー前ですら確認を求められるようになるため、慣れない間は停止していることに気付かず時間を消費してしまわないようにしよう。<br />
<br />
;[[誘発型能力]]の[[解決]]順・[[置換効果]]の適用順<br />
複数の誘発型能力が同時に誘発した場合や、置換効果が適用される場合、初期状態ではそれらは自動決定された順番で解決・適用される。オプションの「誘発型能力の解決順を自動で決める/Auto Order Triggerd Abilities」「置換効果を自動で選択する/Auto Choose Replacement Effects」のチェックを外すことで、それぞれを任意に決定することが可能になる。<br />
*ゲームに慣れてきたら優先的にチェックを外しておきたい。<br />
<br />
;対応があるまで優先権をパス(Pass Until Response)・優先権のパス(Pass Priority)・ターンを渡す(Pass Turn)<br />
対戦相手の行動に対するレスポンスを求められた場合はEnterキー、各フェイズで優先権の行使を求められた場合はSpaceキー、そのターンを何もせずにすぐ終えたい場合はShitf+Enterキーで、それぞれパスできる。特にターンのパスは対戦画面右下にオレンジ色のボタンが表示されており、必要な時にオンにするだけでフェイズを進めずにすぐターンを終了することができる。相手のターンでは青いボタンで表示され、どちらもターン終了まで優先権を自動でパスする状態となる。<br />
<br />
相手がこの操作をした場合、一部の切り替わりタイミングで確認が飛ばされるようになるため、どうしても飛ばしたくないフェイズがあれば前述したフェイズごとの進行停止予約をしておきたい。<br />
<br />
===カード収集関連===<br />
====ゲーム内通貨====<br />
ゲーム内通貨は2種類存在する。<br />
*ゴールド(Gold)<br />
**主にデイリークエストやイベント参加で入手。<br />
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。<br />
<br />
*ジェム(Gem)<br />
**主に課金することでチャージできる。無課金でも、特定のプレイモードで少量獲得できる場合がある。<br />
**ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。<br />
<br />
*そのほか、新規[[カード・セット]]の事前予約として直接課金するケースがある。<br />
<br />
====ブースターパック====<br />
1000ゴールドで1パック、または3パック600ジェム(単価200ジェム)で購入できる。エキスパンションによっては、45パック一括購入で[[BOX特典カード]]が付いてくる。<br />
<br />
[[コモン]]5枚、[[アンコモン]]2枚、[[レア]]または[[神話レア]]1枚の8枚入り。<br />
<br />
ワイルドカードが出現することがあるほか、ブースターパックを開封することでポイントが蓄積し、一定量に達すると神話レア・レア・アンコモンのワイルドカードを手に入れることができる。<br />
<br />
*[[ドラフト・ブースター]]と[[開封比]]が違うため、([[ドミナリア]]の[[伝説の]]カード、[[灯争大戦]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]等)テーマに沿ったカードが入っていない事がある。<br />
<br />
====ワイルドカード====<br />
同[[稀少度|レアリティ]]の任意のカードと交換できる特別なカード。一種の交換チケットであり、[[神話レア]]、[[レア]]、[[アンコモン]]、[[コモン]]が存在する。<br />
<br />
初期状態でも一定量所持しており、最初から好きなカードをある程度デッキに入れて遊ぶことができる。<br />
<br />
パックを開けていくとゲージが溜まり入手できる他、パックに直接入っている事もある。<br />
<br />
====禁止カードの扱い====<br />
あるカードがスタンダード、もしくはアリーナ・スタンダード[[禁止カード]]に指定されたの場合、下記のような調整及び補償措置が取られる。<br />
*神話レア、レアの封入調整<br />
**アリーナ仕様ブースターパックでは、禁止された神話レア、レアは他の同レアリティのカードを全て4枚所持していた場合のみ出現する(リミテッド仕様ブースターパックは通常のまま)<br />
**禁止された神話レア、レアは報酬から獲得できるカードから除外される。<br />
**[[BOX特典カード]]が禁止カードに指定された場合、該当セットのBOX特典カードはそのセット内の別の神話レアに差し替えられた。<br />
***例えば、[[基本セット2019]]のBOX特典カード[[運命のきずな/Nexus of Fate]]のアリーナ・スタンダード禁止指定に伴い、特典カードは[[全知/Omniscience]]に差し替えられた。<br />
*補償措置<br />
**禁止カードに指定された時、ゲーム内で該当カードを所持しているプレイヤーに対しては同数の同[[稀少度]]のワイルドカードが加えられる。<br />
**禁止カードを含むデッキを使用して構築イベントに参加中のプレイヤーは、そのイベントに限りデッキをそのまま使用することが認められていた。<br />
<br />
====余剰カードと宝箱/The Vault====<br />
コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚目以降のレア、神話レアはジェムに変換される(後述)。コモンまたはアンコモンの5枚以降を入手したとき、それは宝箱/The Vaultポイントとして蓄積される。ポイントが100%になると画面右上に輝く宝箱が出現し、開けると神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。基本土地およびカードスタイルは1つ入手したら無制限に使えるようになる代わりに、宝箱ポイントが溜まることもない。<br />
<br />
宝箱ポイントへの変換レートは余剰カード1枚につきアンコモン0.3%、コモン0.1%。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。普通にプレイしていればパックの開封で手に入るワイルドカードの方が多いだろう。宝箱の進行状況は普段は確認できないが、100%を超えていると宝箱アイコンに現在の進行度が表示されるほか、output_log.txt内の"vaultProgress"項目でも確認できる。<br />
<br />
神話レア、レアについても当初は5枚目以降は宝箱の進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された:<br />
*アリーナ仕様ブースターパック開封時<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカード(禁止カード除く)が出現する。<br />
**禁止カード以外の、そのブースターパックから出現する同レアリティのカードを全てコンプリートしていた場合、同レアリティ禁止カードが出現する。それも全て4枚揃っていた(または該当カードはなかった)場合、ジェムに変換される。<br />
**再抽選の過程で神話レアからレアに格下げ、レアから神話レアに格上げされることはない。<br />
*リミテッド<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われない。<br />
**ドラフトピック終了後またはシールド開封後、コレクションで5枚以上持っているカードはジェムに変換される。<br />
**ジェムに変換後も、そのイベント内におけるカードプールはそのまま維持される。<br />
*報酬<br />
**すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われず、即座にジェムに変換される。<br />
*ジェムの変換レートはいずれも神話レア40ジェム、レア20ジェム。<br />
<br />
===デッキ編集関連===<br />
デッキ編集画面では、デッキ名の入力と基本的にクリック操作だけでカードをデッキに出し入れできる。ドラッグ&ドロップでも可。マウスホイールで素早くページ送りが可能。なおデッキ登録可能最大数は合計60デッキ。<br />
<br />
土地の自動調整機能(Auto-Suggest)によって使用しているカードに含まれる[[マナ・シンボル]]に合わせて24枚の[[基本土地]]がデッキに投入される。土地の枚数を変更しようとすると機能を無効にするか確認され、OKを押せば以後自動調整されなくなる。<br />
<br />
所持していないカードや、所持上限を超える枚数をデッキに入れようとした場合、ワイルドカードを使って交換するか確認される。一度交換すると操作を戻すことはできないので注意が必要。<br />
<br />
画面右上にはデッキに採用しているカードを[[マナ・コスト]]ごとに並べたグラフが表示されており、常に[[マナカーブ]]を確認しながらデッキを構築できるようになっている。またグラフをクリックすることでより詳細なデッキ分析も行える。<br />
<br />
[[サイドボード]]はタブを切り替えて編集する。また右上のボタンからデッキ編集画面のレイアウトを切り替えることができる。<br />
<br />
[[ドラフト]]時は、カードを[[ピック]]する段階で使わないカードをドラッグ&ドロップで直接サイドボードに放り込むことができる。<br />
<br />
====カードの検索====<br />
カード一覧では基本的に色順、マナ・コスト順、アルファベット順でカードが並んでいる。同名のカードは[[基本セット]]→[[エキスパンション]]順で並べられている。<br />
<br />
カードは一度に8枚ずつしか表示されないので手探りでデッキ構築しようとすると少々時間がかかる。そこで画面上部の検索欄やフィルタボタンを活用することで効率よく目的のカードを探し出すことができる。<br />
<br />
;検索欄<br />
画面左上の検索欄ではキーワードを入力してカードを絞り込める。検索方式は部分一致で、カード全体のどこかにキーワードが含まれていればそれらすべてを表示する。日本語に対応したことで<br />
*例えば「[[エルフ]]」と入力すると、[[クリーチャー・タイプ]]がエルフのカードのほか、エルフ・トークンを出すカードがヒットする。<br />
**言語設定が英語の場合、「elf」と入力するとカード名にS'''elf'''が含まれる[[無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion]]や[[ミシュラの自己複製機械/Mishra's Self-Replicator]]、[[ルール文章]]にits'''elf'''と書かれている[[裁きの一撃/Justice Strike]]などもヒットする。<br />
*キーワードをダブルクォーテーションマークで囲えば完全一致検索も可能。例えば「クリーチャー1体を対象とする。~はそれに2点のダメージを与える。」というルール文章を含むカードを検索すべく「deals 2 damage to target creature」と入力した場合、20点のダメージを与える[[絶滅の星/Star of Extinction]]や、それ自身がクリーチャーである[[ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer]]などもヒットしてしまう。その場合「'''"'''deals 2 damage to target creature'''"'''」と入力すれば[[シヴの火/Shivan Fire]]などの目的のカードを検索できる。<br />
*言語設定が日本語の場合、半角数字の「2」はルール文章のマナ・コスト、全角数字の「2」はルール文章の「2点」「2枚」「2体」などがヒットする。<br />
*「e:([[エキスパンション]]の略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」で[[ラヴニカのギルド]]のカードだけが表示される。<br />
<!-- 土地イラスト選択可能になり不要になった機能 *デッキを一端エクスポートし、基本土地のエキスパンションの略号とコレクション番号を正しく変更することで、[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。例えば[[平地/Plains]]の末尾を「(RIX) 192」から「(RNA) 260」に変更すれば{{Gatherer|id=440871|イクサランの相克版の平地}}{{Gatherer|id=460064|ラヴニカの献身版の平地}}に変更できる。<br />
**2019年2月15日以前は、検索欄で所定の手順を踏むことですべてのイラスト違いの基本土地を選択できた。--><br />
<!-- 使用不可能になった機能*「basic land」または[[基本土地]]の名前([[平地/Plains|Plains]]等)を入力し、その後フィルタ画面でリセットを押すことで[[絵|イラスト]]違いの基本土地を使用できる。--><br />
<br />
;簡易フィルタ<br />
[[マナ・シンボル]]等を押すことで簡易的に各[[色]]、[[無色]]、[[多色]]のカードを簡易的に絞り込むことができる。<br />
<br />
土地ボタンをクリックすると、土地だけを表示するモードに切り替えられる。そこで「SUGGEST LANDS」をクリックすることで、土地の自動調整機能(Auto-Suggest)の有効化・無効化を切り替えられる。<br />
<br />
;詳細フィルタ<br />
バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、[[マナ総量]]、[[稀少度|レアリティ]]、[[カード・タイプ]]、エキスパンション、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。<br />
<br />
;ズームアウト・イン<br />
虫メガネボタンから、一度に表示するカードを10(12)枚から21(27)枚に変更する。<br />
<br />
;作成モード<br />
デッキ編集画面で作成(Craft)ボタンをクリックすると作成モードに切り替わり、未所持カードも全て表示される。<br />
<br />
====デッキのエクスポート・インポート====<br />
デッキ一覧画面の下部のボタンからデッキの出力(エクスポート)、取り込み(インポート)ができる。<br />
<br />
エクスポート(EXPORT)を押すとクリップボードにデッキリストがコピーされる。その状態でメモ帳などのテキストエディタに貼り付けることでデッキリストをパソコンに保存できる。<br />
<br />
インポート(INPORT)を押すと、現在クリップボードにコピーされているデッキリストをデッキとして取り込むことができる。<br />
<br />
*[[ドミナリア]]版[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]4枚なら「4 ラノワールのエルフ (DAR) 168」または「4 Llanowar Elves (DAR) 168」といった規格になる。エキスパンションの略号や[[コレクター番号]]を含むため、[[Magic Online]]用のリストはそのままでは使用できない。<br />
*英語で出力されたリストは言語設定が英語でなければインポートできない。インポート後に言語設定を戻すのであれば問題ない。<br />
*[https://mtgarena.pro/deckbuilder/ MTG Arena Deckbuilder]や[https://www.mtggoldfish.com/ MTG Goldfish]など、アリーナ向けにデッキリストをコピーできるサイトも登場している。<br />
*[[バベル]]のような大量にカードを積んだデッキを組む場合、いちいちクリックで1枚ずつカードを入れていくのは非常に時間がかかるため、デッキリストからインポートするのが望ましい。<br />
<br />
====その他====<br />
*上限(250枚デッキ)を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。[[ネズミの群棲/Rat Colony]]のような[[4枚制限ルール#4枚制限を無視するカード|4枚制限ルールを無視するカード]]も同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。<br />
*デッキボックスには好きなカードの[[絵|イラスト]]を設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。<br />
*単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。<br />
<br />
==プレイモード==<br />
チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。<br />
<br />
初期の'''アリーナ・モード/Arena Play Mode'''では短時間で終わる[[BO|BO1]](1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作して'''すべてのモード/All Play Mode'''に切り替えることで[[サイドボード|サイドボーディング]]を扱うBO3(2本先取・3本勝負)のゲームが遊べる。<br />
<br />
*[[ゲームの外部]]を参照するカードの存在から、BO1でもサイドボードが利用できる。[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]以降、BO1のサイドボードは通常の15枚ではなく7枚の[[スロット]]となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-state-game-strixhaven-school-mages-2021-04-07 MTG Arena: State of the Game – Strixhaven: School of Mages](Magic Digital [[2021年]]4月7日 [[Jay Parker]]著)</ref>。<br />
<br />
フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。<br />
<br />
いくつかのモードでは戦績に応じてランクが変動し、各シーズンごとにランクに応じた報酬を獲得できる。各モードの日本語名称は一部仮訳。<br />
<br />
;現実の[[リミテッド]]との違い<br />
*[[ピック]]したカードがすぐに自身のコレクションに加えられる[[取りきり|ドラフト取りきり]]ルールである。<br />
*[[ブースター・ドラフト]]はAIあるいは他プレイヤーと行うが、対戦は'''全く別の卓の、同様の手順を済ませたプレイヤーとゲームを行う'''ことになる([[Magic Online]]のDraft Leagueと同様)。<br />
**そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々と[[プレイ]]されることもある。また、通常のドラフトならば卓内の[[カードプール]]全体の[[カードパワー]]が著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんど[[シールド]]戦に近い。<br />
**他の対戦相手が使っている[[色]]を読んで無理に[[デッキカラー]]を変更したり、危険なカードを[[カット]]しにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。<br />
*デッキ構築時間に特に制限はない。<br />
<br />
===Bot戦/Bot Match===<br />
ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。<br />
*例外的に、マスタリー報酬が達成完了するまで一部のクエストは練習でも進行できる。ただし勝利ボーナスはいずれも得られないため、よほどのことがない限り練習でのクエスト進行は推奨されない。<br />
<br />
===プレイ/Free Play===<br />
常時参加無料。構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。<br />
<br />
===[[マッチ]]・プレイ/Traditional Play===<br />
常時参加無料。構築したデッキで、サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチを行う。<br />
*このモードに限らず、マッチ/Traditional(伝統的な)と付くものは「サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチ制」であることを表している。<br />
<br />
===ランク戦/Ranked===<br />
常時参加無料。フリープレイと同じ1本勝負のルールだが、構築戦ランクに影響する。<br />
<br />
===マッチ・ランク戦/Traditional Ranked===<br />
常時参加無料。トラディショナルプレイと同じ2本先取のルールだが、構築戦ランクに影響する。<br />
<br />
===構築イベント/Constructed Event===<br />
参加費:500ゴールド または 95ジェム<br />
<br />
7勝または3敗するまで、構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。<br />
<br />
*全敗だと100ゴールドにアンコモン3枚(差し引き400ゴールドでアンコモン3枚入手)とやや損だが、4勝で500ゴールド、5勝でレア1枚以上が確定、7勝で1000ゴールドとなる。<br />
**4勝以下は、アンコモンは1枚目は5%・2~3枚目は1%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。<br />
**5勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は5%・3枚目は1%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)<br />
**6勝以上は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)<br />
**かつては、アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化した。<br />
<br />
===マッチ構築戦/Traditional Constructed===<br />
参加費:1,000ゴールド または 190ジェム<br />
<br />
5勝または2敗するまで、構築したデッキで2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。<br />
<br />
*全敗だとアンコモン3枚でゴールドはなしと損だが、1勝で500ゴールド、2勝で1000ゴールドと元が取れ、5勝で2100ゴールドとなる。<br />
**全敗は、アンコモンは5%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。<br />
**1~2勝は、アンコモンは1枚目は15%・2~3枚目は5%でレアに変化。<br />
**3~4勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は15%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)<br />
**5勝は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は15%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)<br />
<br />
===クイック・[[ドラフト]]/Quick Draft===<br />
参加費:5,000ゴールド または 750ジェム<br />
<br />
15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。ブースターパック1~2つ(勝利数に応じて2つ貰える確率上昇。7勝で確定2つ)と、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。<br />
<br />
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。<br />
**6勝以上で参加ジェムをペイできる。<br />
*サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ[[構築]]が求められる。例えば本来サイドボード向けである[[垂直落下/Plummet]]を、最初から[[メインデッキ]]に複数[[積む]]ことも選択肢に入ってくる。<br />
*アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。<br />
<br />
===プレミア・ドラフト/Premier Drift===<br />
参加費:10,000ゴールド または 1,500ジェム<br />
<br />
[[Magic Online]]のDraft Leagueのような、AIの代わりに7人のプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。<br />
<br />
*使用セットが同じ場合でも、プレミア・ドラフトとクイック・ドラフト間のマッチングはしません。<br />
*ゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。全敗0勝でも250ジェム分以上の価値が等しいもの(50ジェム+パック1つ+3パック分ドラフトしたカード)を獲得できる。<br />
**5勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、ジェムでの参加費を回収できる。<br />
<br />
===マッチ・[[ドラフト]]/Traditional Draft===<br />
参加費:1,500ジェム<br />
<br />
15枚入りパック3つを受け取ってプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って5勝または2敗するまで、BO3のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。<br />
<br />
[[ピック]]したカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。<br />
*2020年4月30日に対人ドラフトの実装まで、マッチ・ドラフトのドラフト相手は全てAIだったが、対人ドラフトの実装とともにBO3ドラフトは、プレイヤーとドラフトに変更された。<br />
<br />
===[[シールド]]/Sealed===<br />
参加費:2,000ジェム<br />
<br />
15枚入りパック6つを受け取り、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のゲームを行う。ブースターパック3つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。<br />
<br />
受け取ったカードはすぐにコレクションに加えられる。<br />
<br />
*全敗0でもパック6つ+パック3つ+200ジェム(パック1つ相当)を獲得でき、それは参加費2,000ジェム(パック10個相当)と価値が等しく、トータルでは損をしないように見える。<br />
**参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン10~11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば(ワイルド込みで差し引きアンコモン5枚、コモン30枚の得&レア/神話レア1枚の損)勝てなくとも損はしない。<br />
*6勝以上で参加ジェムをペイできる。<br />
<br />
===指名対戦/Direct Challenge===<br />
ユーザーIDを指定して、特定の友人と対戦ができるモード。<br />
<br />
#設定のボタンの並びにある対戦マーク(剣が交差しているマーク)をクリックすると、対戦オプションの設定・対戦相手指定・デッキ選択画面が画面右に展開される。<br />
#互いのユーザーIDを教え合い、入力欄に対戦相手のユーザーID(ユーザー名#12345)を入力。<br />
#デッキを選択し、PLAYをクリックすると待機画面に移行。<br />
#双方が待機状態になったら対戦が開始される。<br />
<br />
*オプションでは「1本先取または3本先取」「先攻/後攻の指定」が可能。実装当初は1本先取のみ、先攻/後攻ランダムだった。<br />
*デッキの最低枚数が60枚以上であること以外フォーマットの制限はない。自分はスタンダード、相手はシングルトンなど好きなようにデッキを選択できる。<br />
*プレイヤーランクに影響を与えない。<br />
*デイリークエストやウィークリークエストの報酬条件に影響しない。<br />
*対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。<br />
*ユーザーIDは履歴として保存されるため、再入力する必要はない。続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。<br />
*オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。<br />
<br />
===期間限定イベント===<br />
<!--期間限定イベントを網羅するのでしたら、クローズドβ時代のものや、当時の景品などを含めた正確な情報が必要です。また、今後増え続けるであろうイベントを逐一更新し、ルールや景品の仕様が変わったならその都度保守する手間もありますので、責任を持って加筆するのでないのなら、「一例」としての記述に留めてください--><br />
上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。水曜木曜に開催される'''ミッドウィーク・マジック'''もそのひとつ。<br />
<br />
[[モミール・ベーシック]]の[[スタンダード]]版である「モミールの狂気」、オープンβ版リリース記念のスタンダード[[ハイランダー]]戦の「Welcome Weekend Singleton」、スタンダード限定[[パウパー]]等、[[Magic Online]]や現実の非公式[[フォーマット]]に近いものから、[[職工]]や[[激変]]といったアリーナオリジナルフォーマット、[[続唱]]や[[宝物]]の生成などが毎ターン行われる、[[紋章]]の付いたアリーナ限定のかなり特殊なルールまで様々。ほとんどが週末イベントだが、長期間行われるイベントもわずかに存在する。<br />
*以前は限定スタイルを入手できたが、スタイルの希少性に対し期間が短すぎることが不評で開催頻度は落ちた。今後は不定期に開催するとも告知されている。<br />
<br />
全てのイベントを列挙するとキリがないため、一例としての紹介とする。<br />
<br />
==収録カード==<br />
[[イクサラン]]以降の[[本流のセット]](番外カードも含む)が[[テーブルトップ]]より1週間早く追加される。<br />
<br />
[[破滅の刻]]以前の本流のセットや[[サプリメント・セット]]のカードは基本的に追加されないが、[[Jumpstart]]のように一部カードを差し替えて導入されたり、[[ヒストリック・アンソロジー]]や[[カラデシュリマスター]]のように独自の[[再録]]セットや[[Jumpstart: Historic Horizons]]のようにアリーナオリジナルのカードを加えたオリジナルセットとして追加されることもある。イベントとチュートリアル限定のカードも存在する。いずれもアート・スタイルを考慮しなければワイルドカードを消費して入手できる。<br />
<br />
具体的にどのようなカードが収録されているかは[[ヒストリック#使用可能カードセット]]を参照。<br />
<br />
*クローズドβ版のみ、[[カラデシュ]]から~[[基本セット2019]]までのスタンダード・リーガルのカード(とアリーナ限定カード)が収録されている。<br />
*[[紙]]のカードでは英語版しか存在しないカードであっても、各対応言語ごとに[[カード名]]や[[ルール文章]]が翻訳される。<br />
*アリーナオリジナルのセットも[[Gatherer]]に記載されるが、実装から記載までに間が空く。<br />
<br />
===MTGアリーナ限定カード===<br />
イベントとチュートリアルで登場する完全新規カード。[[エキスパンション・シンボル]]は大文字のA。一部のカードがBO1ルールでのみ使用可能であり、ワイルドカードで作成することもできる。<br />
<br />
アリーナオリジナルのカード一覧および使用可否については、[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|カード個別評価:Magic: The Gathering Arenaオリジナルカード]]の項を参照。<br />
<br />
イベントとチュートリアルでのみ登場する既存のカードについては割愛する。<br />
<br />
===新規プレイヤー用[[構築済みデッキ]]===<br />
ゲームを開始すると、新規プレイヤー用の[[構築済みデッキ]]が入手できる。[[フォーマット]]はBO1[[スタンダード]]に準拠しており、BO1で使用可能なMTGアリーナ限定カードが含まれることがある。<br />
<br />
スタンダードの[[ローテーション]]に合わせてデッキ内容はアップデートされ、再配布される。<br />
<!-- <br />
''※2019年3月のアップデートによるマスターツリー実装で、以下の情報は古いものとなっている。2色デッキの内容は変わらないものの、入手方法が変更となった。また、単色デッキの内容が変更され、入手時はアップデート以前よりもデッキパワーが弱いものの、マスタリーツリーを進行させることでアップデート以前よりもやや強いデッキが完成する。今後も初心者への導線は変更される可能性があり、現在の情報でもほぼ代用可能なので、古い情報のまま記載する。''<br />
<br />
'''Starting Deck'''は、新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキ。チュートリアル後に5つ[[単色デッキ]]が与えられ、さらにクエストをこなすことで10個の2色デッキを入手できる。これらのクエストはゲームに敗北しても進行するので、何はともあれまずはデッキのアンロックを目指すとよい。<br />
<br />
*配信当初は5つまでしか配布されないことになっていたが、ユーザーからのフィードバックを受けて10個全てが配信されるようになった。<br />
*[[2018年]]11月16日より[[白青]]デッキの[[アーティファクト攻勢/Artifacts Attack]]が[[翼と爪/Wing and Claw]]に変更された。<br />
<br />
2色デッキの入手パターンは以下のように順番が決まっている。例えば最初に赤黒デッキの[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]]を手に入れたら、その次は[[オーラの威光/Auras of Majesty]]になる。<br />
*パターン1:(RB)→(WG)→(WB)→(GU)→(UR)→残りの5種<br />
*パターン2:(GU)→(RW)→(RB)→(WG)→(UB)→残りの5種<br />
*パターン3:(WB)→(UR)→(RG)→(WU)→(BG)→残りの5種<br />
*パターン4:(RG)→(BG)→(UB)→(WU)→(RW)→残りの5種<br />
<br />
*単色デッキ<br />
**[[戦略的突撃/Tactical Assault]](W)<br />
**[[秘儀での発明/Arcane Inventions]](U)<br />
**[[墓地の一撃/Graveyard Bash]](B)<br />
**[[ドラゴンの火/Dragon's Fire (Starting Deck)|ドラゴンの火/Dragon's Fire]](R)<br />
**[[森の力/Forest's Might]](G)<br />
*2色デッキ<br />
**[[翼と爪/Wing and Claw]](WU)<br />
**[[板歩きの刑/Walk the Plank (Starting Deck)|板歩きの刑/Walk the Plank]](UB)<br />
**[[混沌と狂騒/Chaos and Mayhem]](BR)<br />
**[[原初の憤怒/Primal Fury]](RG)<br />
**[[オーラの威光/Auras of Majesty]](GW)<br />
**[[永遠の口渇/Eternal Thirst (Starting Deck)|永遠の口渇/Eternal Thirst]](WB)<br />
**[[群生する苗木/Saproling Swarm]](BG)<br />
**[[密林の秘密/Jungle Secrets]](GU)<br />
**[[魔道士の怒り/Wrath of Mages]](UR)<br />
**[[数の力/Strength in Numbers (Starting Deck)|数の力/Strength in Numbers]](RW)<br />
--><br />
<br />
過去に配布されていた構築済みデッキについては[[構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena内限定セット]]を参照。<br />
<br />
==アバター==<br />
プロフィール画面からプレイヤー自身の外見を変更できる。イラストは主に[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]や[[伝説のクリーチャー]]であるキャラクターが選ばれている。アップデートで追加されていき、イベント報酬やストアでの購入、特典コードの入力などで入手できる。<br />
<br />
チュートリアル中や指名対戦で対戦相手を待つ際は、顔を判別できないローブ姿の「冒険者/Adventurer」アバターが使用される。この冒険者アバターは後に一般販売され、常時使用する事が可能になった。<br />
<br />
現在実装されているアバターの一覧は、ゲーム内の「プロフィール」タブの「アバター変更」を参照。<br />
<!-- <br />
<br />
サービス開始時点では12種類選択可能で、以後アップデートで追加されていく。<br />
===初期アバター===<br />
全12種類<br />
<br />
;[[アジャニ/Ajani]]<br />
:アジャニは、[[レオニン/Leonin]]としての獰猛さと正義感との狭間で苦しんでいます。彼は[[ナヤ/Naya]]で生まれましたが、白色変異のレオニンが群れに受け入れられることは決してなく、家族から見捨てられたも同然に育ちました。<br />
<br />
;[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]<br />
:繊細さは美徳ではありません――少なくとも、チャンドラ・ナラーにとっては。彼女は自信に満ち、熱烈で、反抗的なプレインズウォーカーであり紅蓮術を専門としています――炎と、炎と、更なる炎の呪文を。<br />
<br />
;[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]]<br />
:自身を無敵にする強力な戦闘魔術の使い手にして、忠義に篤く心身ともに不屈でありカリスマ性にあふれるギデオンは、無辜の者を守るべく戦いに身を投じることを躊躇いません。<br />
<br />
;[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]<br />
:ジェイスは幻影、欺瞞、そして読心の呪文、精神魔術の達人です。その力をもって彼は敵の魔術を打ち消し、もしくは敵の呪文を利用して自滅させます。<br />
<br />
;[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)|ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]<br />
:ヤヤ・バラードは[[ドミナリア/Dominaria]]に生まれ、その過去と現在の両方において名を知られています。向こう見ずであった[[特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage|若い頃]]、彼女はその傑出した紅蓮術の腕前を高値で売っていました。<br />
<br />
;[[カーン/Karn]]<br />
:元々は兵器として造られたカーンは、[[白青黒赤緑|5色]]すべてのマナを扱うことができます。この[[銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem|銀のゴーレム]]は、時空を渡る能力を持つプレインズウォーカーであり、強力なアーティファクトにして[[アージェンタム/Argentum|世界の創造者]]でもある頼もしい味方です。<br />
<br />
;[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]<br />
:美しく、狡猾、そしてあまりにも野心的、リリアナは暗黒の屍術の達人です。その呪文は死者を蘇らせ、生きている者を腐敗させます。<br />
<br />
;[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]<br />
:活気に溢れ、献身的に、そして大地と深く結びついてニッサ・レヴェインは精霊の魔術を振るいます。彼女は[[次元/Plane]]のマナの力線と繋がり、大地へと命を与えます。<br />
<br />
;[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]<br />
:[[ドラゴン|龍]]を崇拝するサルカン・ヴォルは[[タルキール/Tarkir]]出身です。龍の憤怒と捕食者としての威厳に取りつかれたサルカンは、この頂点捕食者を崇める[[ラッカ・マー/Rakka Mar (ストーリー)|悪名高いシャーマン]]の一団に入信するほどでした。<br />
<br />
;[[テフェリー/Teferi]]<br />
:テフェリーは、若くして魔法の神童と知られる存在でした。時間魔法の才能と悪ふざけを好む一面を持ち、テフェリーは[[アカデミー/Academy]]で最も名高く、かつ[[問題児/Disruptive Student|当惑をもたらす生徒]]の一人でした。<br />
<br />
;[[テゼレット/Tezzeret]]<br />
:テゼレットは青のアーティファクト魔法を専門とし、アーティファクトを作成、操作するだけなく、ときには命を吹き込みます。彼の身体は、魔法の合金である[[エーテリウム/Etherium]]で強化されています。<br />
<br />
;[[ビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)|ビビアン・リード/Vivien Reid]]<br />
:[[スカラ/Skalla|ビビアンの故郷の次元]]は、森林に住む人々とそれを取り巻く先進的な文明で大きく分かたれていました。彼女は森林に住む生物を保護する「スマラグディ」側に所属していました。<br />
<br />
===追加アバター===<br />
====[[ラヴニカの献身]]期====<br />
2019年3月27日のアップデート追加 全12種類<br />
<br />
;[[アングラス/Angrath]](500ジェム/3000ゴールド)<br />
:アングラスは、まるで[[イクサラン/Ixalan|檻の中]]で解き放たれる時を待つ獣のように、絶え間ない苛立ちに急かされています。これは荒々しい気性を焚きつけられ、彼は[[太陽帝国/The Sun Empire]]の沿岸都市へと終わらない略奪へ向かうのです。その攻撃性を乗組員が誠心誠意支えます。<br />
<br />
;[[ファートリ/Huatli]](500ジェム/3000ゴールド)<br />
:戦闘能力と弁論の才能に秀でたファートリは、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の高貴な地位に匹敵するまで駆け上りました。彼女は皇帝の命令を受け、[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|黄金の都]]や[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を探す冒険の旅に赴いているとともに、太陽帝国の[[戦場の詩人、ファートリ/Huatli, Warrior Poet|戦場詩人]]という地位を確固たるものとしています。<br />
<br />
;[[ヴァニファール/Vannifar]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[シミック連合/The Simic Combine]]の指導者であるヴァニファールは、肉体を[[ウーズ]]に改造した[[エルフ]]です。そのため皮膚から酸素を取り込むことができ、また脳の各部位を交代で休ませられるため、睡眠を必要としません。彼女自身も、自身が優れた生命体であると考えています。<br />
<br />
;[[ケイヤ/Kaya]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:生命は生者のためのもの、ケイヤはそう強く信じています。生者はその人生に最善を尽くし、生きているうちに臨むものを追い求め、そして死の前には安らぎを見出すべきなのだと。未練を残したまま死んだのなら、それは十中八九その者の過ちなのだと。<br />
<br />
;[[ヴラスカ/Vraska]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:謎に満ちた[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]であるヴラスカは、[[ゴルゴン]]らしい、一連の死の呪文を操り、暗殺や隠密行動、そして[[ヴラスカの石睨/Vraska's Stoneglare|石化]]に関わる魔法を得意としています。そして……[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy|戦利品]]を持ち帰るのが大好きです<br />
<br />
;[[ドビン・バーン/Dovin Baan (ストーリー)|ドビン・バーン/Dovin Baan]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ドビンは、あらゆる機構や機械の欠陥を明確に目で見ることができます。わずかな精査だけでドビンは完璧な分析を提供し、特定の機械の弱点を指摘し、短所を浮き彫りにし、そして驚くべき正確さでそれがいつ、どのように壊れるのかを予測します。<br />
<br />
;[[トロスターニ/Trostani]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]の指導者にして、「世界魂」[[マット・セレズニア/Mat'Selesnya]]の代弁者たるトロスターニは、それぞれがセレズニアの価値観(生命、秩序、調和)を体現した3体の[[ドライアド]]の融合体です。<br />
<br />
;[[ラザーヴ/Lazav]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:謎に包まれた[[多相の戦士]]であるラザーヴについては、ほとんど知られていません。この[[ディミーア家/House Dimir]]の指導者は、現実を捻じ曲げ、周りの魔法すべてを引き寄せることができると言われています。<br />
<br />
;[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade (ストーリー)|ドムリ・ラーデ/Domri Rade]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ドムリの野生の[[クリーチャー]]に対する親近感は、彼が元来持つ規則や階級、権力者に対する不信感に基づくものです。彼は[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]の[[戦士]]たちの多くが得意とする、[[ビースト|獣]]を狩って倒すことに関しての才能はほとんど持ち合わせていませんでしたが、そうした獣を召喚し、命令に従わせ、力を増幅させる呪文を紡ぎ出すことができます。<br />
<br />
;[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:聡明にして予測不可能、大胆不敵なラル・ザレックは、ラヴニカの若き魔道士として常にその限界(および周囲の我慢の限界)を試していました。明晰で恐れ知らずの彼は、[[正確な稲妻/Precision Bolt|雷]]や[[嵐の行使/Command the Storm|嵐]]の混沌とした力を制御することにかけて天性の才能を持ちます。そんな彼は、[[イゼット団/The Izzet]]独特の狂気にのめり込んでいくのです。<br />
<br />
;[[オレリア/Aurelia]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]の指導者たるオレリアは、「真の正義」とは既存の法を執行するだけでなく、すべての[[ラヴニカ/Ravnica]]市民が平等かつ温かい関係を築けることにあると主張しています。<br />
<br />
;[[ラクドス/Rakdos]](ギルド・セット収録 3000ジェム)<br />
:ラクドスは[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]の指導者である[[デーモン]]です。彼は究極のエンターテイナーであり、その風貌すらも凄惨なパフォーマンス・アートとなります。9メートルを超える威容を誇るラクドスは、常にスポットライトを求めます。彼が舞台に上がるたびに、「[[名演撃/Showstopper|名演撃]]」が繰り広げられるのです。<br />
<br />
====[[灯争大戦]]期====<br />
2019年5月2日のアップデート追加 全1種類<br />
<br />
;[[龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God]](『ボーラスの本質』セット収録 4000ジェム)<br />
:[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン]]にして世界の暴君、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]は多元宇宙最古の生命体として知られています。彼は悪逆なる破壊の力そのものであり、邪魔をするいかなるものも打ち砕きます。 --><br />
<br />
==その他==<br />
*スタンダードで使用可能な新セットは、紙での発売日よりもひと足早く実装され、いち早く遊ぶことができる。<br />
*[[ラヴニカのギルド]]以降の各種製品([[ブースターパック]]や[[構築済みデッキ]]など)には、Magic: The Gathering Arenaで使用できるシリアルコードが封入されているものがある<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-open-all-starting-september-27-2018-09-19 MTG Arena Open to All Starting September 27]([[Magic Digital]] [[2018年]]9月19日 [[Chris Cao]]著)</ref>。以下はその一例。また、キャンペーンなどで配布されるコードも存在する。いずれも入力期限が設けられており、1アカウントにつき1回まで使用可能。公式サイトの[https://magic.wizards.com/en/promotions Promotions]も参照のこと。<br />
**[[プレリリース・トーナメント]]で配布される[[プレリリース・パック]]には、MTGアリーナで使用すると[[シールド]]戦が1回遊べるコードが封入されている。<br />
**[[プレインズウォーカーデッキ]]には、MTGアリーナで同じデッキを使用可能になるコードが封入されている。<br />
**[[Gift Pack2018]]には、同セット収録の新規カード5枚が入手できるコードが封入されている。<br />
*言語を日本語にすると、一部の漢字が正常に表示されない不具合がある。<br />
<br />
==主な変遷==<br />
詳細は公式パッチノート等を参照。<br />
<br />
アメリカ現地時間の[[2017年]]8月3日に初めて情報が公開され<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/893173352474566657 That digital game we are working on has a real name now: Magic: The Gathering Arena!](Magic: The Gathering公式Twitter 2017年8月3日)</ref>、同年12月4日よりクローズドβテスト開始<ref name="ガジェット通信">[https://getnews.jp/archives/2212578 「マジック:ザ・ギャザリング」のオンライン版「MTG アリーナ」が正式ローンチ決定! 今秋以降にmacOS版にも対応予定!](ガジェット通信 2019年9月27日)</ref>。翌年[[2018年]]9月27日からオープンβ版がリリースされ<ref name="ガジェット通信" />、誰でも遊べるようになった。<br />
<br />
[[2019年]]2月15日のアップデートで日本語と韓国語に対応。<br />
<br />
2019年7月2日、[[基本セット2020]]追加と共にマスタリーシステムが実装。<br />
<br />
2019年9月27日、[[エルドレインの王権]]先行追加と同時に正式ローンチ(v1.0)となり<ref name="mtg-jp.com 2019年9月27日">[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033118/ MTGアリーナ:パッチノート 1.0 (2019年9月27日)](mtg-jp.com 2019年9月27日)</ref>、クローズドβ以降初めて[[ローテーション]]が行われ、ローテーション落ちしたカードが使用できる「'''[[ヒストリック]]'''」フォーマットが追加された<ref name="mtg-jp.com 2019年9月27日" />。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/mtgarena 公式サイト(英語)]/[https://mtg-jp.com/mtgarena/ 日本公式サイト](無料ダウンロード)<br />
**[https://magic.wizards.com/en/mtgarena/faq MTG Arena Public FAQS(英語)] 必要スペック等も記載<br />
**[https://mtgarena.community.gl/forums MTG Arena Forums(英語)]<br />
**[https://twitter.com/mtg_arena 公式Twitterアカウント(@MTG_Arena)]<br />
*[[デジタルゲーム]]<br />
<br />
[[Category:コンピューターゲーム]]<br />
[[Category:Magic: The Gathering Arena|*]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%9F%E3%83%BC
アルケミー
2022-01-27T04:09:11Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|[[フォーマット]]|[[デッキタイプ]]|青黒コントロール#アルケミー型}}<br />
{{Magic: The Gathering Arena}}<br />
'''アルケミー'''/''Alchemy''は、[[構築]][[フォーマット]]の1つ。[[Magic: The Gathering Arena]]上での公式フォーマット。<br />
*[[アーチエネミー戦]](および[[アーチエネミー]])/Archenemyは、英単語としての字面が似ているが別物。そちらは[[カジュアル変種ルール]]。<br />
<br />
==解説==<br />
[[2021年]]12月9日より開始されたMTGアリーナ上での公式フォーマット。<br />
<br />
[[デジタル]]主体の[[プレイヤー]]向け。ユーザーのコンテンツの消費速度や常に新鮮で進化し続ける[[メタゲーム]]への期待に応えるために、[[スタンダード]][[環境]]を基本として[[カード]]の[[再調整]]やデジタル専用の機能を取り入れた[[サプリメント・セット]]を加えることで魅力的な環境を提供することを目的とする。<br />
<br />
デジタル限定カードだけでなく、[[紙|テーブルトップ]]に存在するカードに対しても[[エラッタ#パワーレベル・エラッタ|パワーレベル・エラッタ]]となる再調整が行われる。意図したバランスを超えてメタゲームに多大な影響を与えているカードについては下方修正(ナーフ/Nerf)を、プレイヤーは楽しんでいるのにパワーレベルの点で足りていないカードについては少しだけ強くする上方修正(バフ/Buff)を加える。下方の例として[[ドロー]]が[[占術]]に変更された[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]や、上方の例として自身や[[効果]]に[[トランプル]]が追加された[[世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor]]がある。[[ETB]]のトークンが減った代わりに[[搭乗]]コストも2に減った[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]などの下方と上方を同時に調整したものもある。これらの調整は[[ヒストリック]]にも適用される。<br />
<br />
再調整カードは内部的には[[名前]]に「A-」がつきスタンダード用のカードとは別個のカードとして存在するが、入手についてはそれぞれが同期するようになる。「A-」が付くのはインポートとエクスポートの時のみでゲーム上では元の名前のままなので、名前を指定する効果などへの影響は無い。<br />
<br />
==使用可能カードセット==<br />
[[2021年]]12月9日現在、以下の[[セット]]に含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。<br />
<br />
*[[ゼンディカーの夜明け]]<br />
*[[カルドハイム]]<br />
*[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]<br />
*[[フォーゴトン・レルム探訪]]<br />
*[[イニストラード:真夜中の狩り]]<br />
*[[イニストラード:真紅の契り]]<br />
*[[アルケミー:イニストラード]]<br />
*[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|アリーナ基礎セット]]<br />
<!--<br />
==禁止カード==<br />
<br />
==主なデッキ・その他==<br />
*[[アルケミーの変遷]]を参照<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
--><br />
==公式特集ページ==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-state-game-alchemy-2021-12-02 MTG Arena: State of the Game]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035646/ MTGアリーナ:ゲーム更新情報――「アルケミー」]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/introducing-alchemy-new-way-play-mtg-arena-2021-12-02 Introducing Alchemy: A New Way to Play MTG Arena]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035672/ 新たなMTGアリーナ体験「アルケミー」登場]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-philosophy-2021-12-02 Alchemy Rebalancing Philosophy]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035647/ アルケミーにおける再調整の理念]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/designing-alchemy-2021-12-08 Designing for Alchemy]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035670/ アルケミー向けデザイン]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月8日)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[フォーマット]]<br />
*[[ヒストリック]]<br />
*[[構築]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%9F%E3%83%BC
アルケミー
2022-01-27T04:08:46Z
<p>172.31.56.17: /* 参考 */</p>
<hr />
<div>{{Otheruses|[[フォーマット]]|[[デッキタイプ]]|青黒コントロール#アルケミー型}}<br />
{{Magic: The Gathering Arena}}<br />
'''アルケミー'''/''Alchemy''は、[[構築]][[フォーマット]]の1つ。[[Magic: The Gathering Arena]]上での公式フォーマット。<br />
*[[アーチエネミー戦]](および[[アーチエネミー]])/Archenemyは、英単語としての字面が似ているが別物。そちらは[[カジュアル変種ルール]]。<br />
<br />
==解説==<br />
[[2021年]]12月9日より開始されたMTGアリーナ上での公式フォーマット。<br />
<br />
[[デジタル]]主体の[[プレイヤー]]向け。ユーザーのコンテンツの消費速度や常に新鮮で進化し続ける[[メタゲーム]]への期待に応えるために、[[スタンダード]][[環境]]を基本として[[カード]]の[[再調整]]やデジタル専用の機能を取り入れた[[サプリメント・セット]]を加えることで魅力的な環境を提供することを目的とする。<br />
<br />
デジタル限定カードだけでなく、[[紙|テーブルトップ]]に存在するカードに対しても[[エラッタ#パワーレベル・エラッタ|パワーレベル・エラッタ]]となる再調整が行われる。意図したバランスを超えてメタゲームに多大な影響を与えているカードについては下方修正(ナーフ/Nerf)を、プレイヤーは楽しんでいるのにパワーレベルの点で足りていないカードについては少しだけ強くする上方修正(バフ/Buff)を加える。下方の例として[[ドロー]]が[[占術]]に変更された[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]や、上方の例として自身や[[効果]]に[[トランプル]]が追加された[[世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor]]がある。[[ETB]]のトークンが減った代わりに[[搭乗]]コストも2に減った[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]などの下方と上方を同時に調整したものもある。これらの調整は[[ヒストリック]]にも適用される。<br />
<br />
再調整カードは内部的には[[名前]]に「A-」がつきスタンダード用のカードとは別個のカードとして存在するが、入手についてはそれぞれが同期するようになる。「A-」が付くのはインポートとエクスポートの時のみでゲーム上では元の名前のままなので、名前を指定する効果などへの影響は無い。<br />
<br />
==使用可能カードセット==<br />
[[2021年]]12月9日現在、以下の[[セット]]に含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。<br />
<br />
*[[ゼンディカーの夜明け]]<br />
*[[カルドハイム]]<br />
*[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]<br />
*[[フォーゴトン・レルム探訪]]<br />
*[[イニストラード:真夜中の狩り]]<br />
*[[イニストラード:真紅の契り]]<br />
*[[アルケミー:イニストラード]]<br />
*[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|アリーナ基礎セット]]<br />
<!--<br />
==禁止カード==<br />
<br />
==主なデッキ・その他==<br />
*[[アルケミーの変遷]]を参照<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
--><br />
==公式特集ページ==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-state-game-alchemy-2021-12-02 MTG Arena: State of the Game]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035646/ MTGアリーナ:ゲーム更新情報――「アルケミー」]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/introducing-alchemy-new-way-play-mtg-arena-2021-12-02 Introducing Alchemy: A New Way to Play MTG Arena]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035672/ 新たなMTGアリーナ体験「アルケミー」登場]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-philosophy-2021-12-02 Alchemy Rebalancing Philosophy]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035647/ アルケミーにおける再調整の理念]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/designing-alchemy-2021-12-08 Designing for Alchemy]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035670/ アルケミー向けデザイン]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月8日)<br />
<br />
==主なデッキ・その他==<br />
*[[アルケミーの変遷]]を参照<br />
==参考==<br />
*[[フォーマット]]<br />
*[[ヒストリック]]<br />
*[[構築]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%85%AB%E3%83%84%E5%B0%BE%E5%8D%8A/Eight-and-a-half-tails
八ツ尾半/Eight-and-a-half-tails
2022-01-27T00:48:15Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|ストーリー用語|[[カード]]|八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails}}<br />
<br />
'''八ツ尾半'''/''Eight-and-a-half-tails''は[[神河物語]]に登場する高位の[[狐|狐人]]。「八ツ尾半」と呼ばれる以前の名は知恵鼻(ちえばな)。<br />
<br />
両親はとても高い社会的地位にあったわけではないが、金銭面的余裕があったようで、幼少の彼はいい環境に恵まれていたようだ。故に、さまざまな知識を身に付けた。<br />
<br />
やがて成長していく中で、彼は尻尾の数を増やしていった。狐人は尾が多いほど高位であるとされ、生まれたときは一本だが、何らかの行いをすると増えていく。そして、「九尾の狐」と称される狐人が最高位とされる。<br />
;尻尾の獲得<br />
:2本目は、幼い頃に知り合いの高僧の子を知略によって助けたとき。<br />
:3本目は、幼い頃に怪我をした侍を手当てしたが助からず、僧になることを決意したとき。<br />
:4本目は、修行を重ねる日々をすごしていた時。<br />
:5本目は、師のもとで修行をしていた時代、実践的な術を成功させたとき。<br />
:6本目は、疫病に倒れながらも村人を助け、目が覚めたとき。<br />
:7本目は、初めて[[神/Kami]]と話したとき。<br />
:8本目は、弟子の鉄之爪が僧ではなく侍になる決心をして彼の元を去り、一人修行に励んだとき。<br />
:9本目は、彼が狐人の精神的な指導者になったとき。<br />
狐人の中でもっとも有名な存在となった九尾の賢者は、[[神の乱/Kami War]]が始まると、彼は「苦行」と称して神が蹂躙した村や場所を訪れて旅をする。<br />
<br />
実は神の乱に一枚噛んでいる部分があり、[[永岩城の君主、今田/Konda, Lord of Eiganjo#ストーリー|今田剛史/Daimyo Takeshi Konda]]に依頼されて現し世と隠り世を薄く引き延ばす技術(それは[[奪われし御物/That Which Was Taken]]を今田が手に入れるためのもの)を与えた。そして、かつての弟子であった鉄之爪が神の乱によって死んだことに責任を感じ、自身が九尾の高僧であることに対し疑問を抱いて、小刀で尾を一本裂いて半分にした。<br />
<br />
これより、彼は「八ツ尾半」と呼ばれるようになるが、やはり苦行の日々を今もなお続けている。<br />
<br />
==登場カード==<br />
*[[八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails]]<br />
==参考==<br />
*[[背景世界/ストーリー用語]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E5%A4%A9%E5%95%93/Alrund%27s_Epiphany
アールンドの天啓/Alrund's Epiphany
2022-01-27T00:29:43Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Alrund's Epiphany}}<br />
<br />
1/1[[飛行]]が2体おまけで付いてくる[[追加のターン]]獲得[[ソーサリー]]。[[支払う]][[マナ]]の合計は増えるが[[予顕]]で1[[ターン]]早く[[唱える|唱え]]られる。<br />
<br />
[[時間のねじれ/Time Warp]]+[[深夜の出没/Midnight Haunting]]が6~7マナで唱えられるということで[[コスト・パフォーマンス]]は良好。ターンは追加するもののそれ以上の働きができなかった時間のねじれに比べ、[[チャンプブロック]]要員を2体確保することで[[アグロ]]相手にさらに1ターン稼ぐことができるようになっている。また実質的に[[速攻]]を持つ飛行[[クロック]]を展開できるため、残り少ない[[ライフ]]を削り切ったり[[忠誠度]]の低い[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を攻め落としたりするのにも有用。<br />
<br />
予顕によって[[追放]][[領域]]に逃せるために[[手札破壊]]に対して強く、追加ターンによる事実上の[[キャントリップ]]と速攻、そして[[回避能力]]を持つトークンを複数生成する性質も相まってこれ自体も「除去に強い[[フィニッシャー]]」と言える。特に[[打ち消す]]以外の方法で対処が難しい性能、様々な[[アドバンテージ]]を広げる「[[通し|通った]]ら勝ち」な性質から[[ミッドレンジ]]や[[黒]]に対して非常に強い。後に[[禁止カード|禁止]]される際にも『事実上のタイムリミット』として働く性質を問題視された。<br />
<br />
追加ターンは時間経過で[[アドバンテージ]]を得られる[[パーマネント]]([[英雄譚]]やプレインズウォーカー等)と相性が良く、登場時の[[スタンダード]]でそれを実現できる[[出現の根本原理/Emergent Ultimatum]]との組み合わせは[[スゥルタイ根本原理]]を成立させた。[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]後は[[ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari]]や[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]からこれに繋げる[[青赤ビートダウン#エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期|イゼット・ドラゴン]]も登場。<br />
<br />
[[ローテーション]]後も[[青赤コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|イゼット・ドラゴン]]で採用されるほか、新たにこれ自体を[[キーカード]]に据えた[[イゼット天啓]]や[[アゾリウス天啓]]が登場した。イゼット天啓では[[感電の反復/Galvanic Iteration]]で[[コピー]]し、追加の2ターンと4体の[[トークン]]を獲得する動きを狙う。アゾリウス天啓では勝ち手段である[[ストリクスヘイヴンの競技場/Strixhaven Stadium]]の強力な相方で、追加のターンと飛行持ちトークンで一気に得点[[カウンター (目印)|カウンター]]を稼ぐとともに、10点目に必要な[[戦闘ダメージ]]要員を確保できる。[[世界選手権21]]でも優勝したイゼット・ドラゴンを含む半数以上のデッキが天啓を採用し、[[禁止カード]]の候補として注視されていた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035507/ 2021年10月13日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2021年]]10月13日)</ref>。<br />
<br />
*4ターン連続で唱えた場合、2→4→6→8とトークンの[[攻撃]]だけでぴったり20点のライフを削り切ることができる。<br />
<br />
==禁止指定==<br />
[[紙|テーブルトップ]]では[[2022年]]1月25日、[[Magic Online]]、[[MTGアリーナ]]では2022年1月27日よりスタンダードで[[禁止カード]]に指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/january-25-2022-banned-and-restricted-announcement January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement][https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035744/ 2022年1月25日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。<br />
<br />
上記の天啓系[[デッキ]]による支配率は極端に高いわけではないものの、環境から中速以下のデッキを弾き出して長い間[[メタゲーム]]を停滞させてしまっていること、ならびに追加ターンの連続獲得という阻止しにくく不満が溜まりがちなプレイパターンを受けての禁止指定である。[[重い]]カードでありながら[[手札破壊]]による対策が困難な点も問題視された。<br />
<br />
==MTGアリーナにおける[[再調整]]==<br />
{{カードテキスト<br />
|カード名=Alrund's Epiphany / アールンドの天啓<br />
|コスト=(5)(青)(青)<br />
|タイプ=ソーサリー<br />
|カードテキスト=このターンに続いて追加の1ターンを行う。この呪文が予顕されていたなら、飛行を持つ青の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークン2体を生成する。アールンドの天啓を追放する。<br>予顕(5)(青)(青)<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
[[2021年]]12月9日、[[Magic: The Gathering Arena]]において、[[アルケミー]]の実装と同時にアルケミーと[[ヒストリック]]で使用できるカードに再調整が行われた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-philosophy-2021-12-02 Alchemy Rebalancing Philosophy]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035647/ アルケミーにおける再調整の理念]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)</ref>。アールンドの天啓を連打したり感電の反復でコピーすることで盤面が空の状態からでも勝利できることから、その効率を落とすために予顕コストが引き上げられ、予顕から唱えなければトークンが生成されないよう下方修正された。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/カルドハイムの神話レアの予顕カード}}<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034738/ 『カルドハイム』のトークン]([[Daily MTG]] [[2021年]]1月20日)<br />
*[[ターン・フェイズ・ステップを追加するカード]]<br />
*[[アールンド/Alrund]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[神話レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E5%A4%A9%E5%95%93/Alrund%27s_Epiphany
アールンドの天啓/Alrund's Epiphany
2022-01-26T20:22:28Z
<p>172.31.56.17: 表現のちょっとした修整</p>
<hr />
<div>{{#card:Alrund's Epiphany}}<br />
<br />
1/1[[飛行]]が2体おまけで付いてくる[[追加のターン]]獲得[[ソーサリー]]。[[支払う]][[マナ]]の合計は増えるが[[予顕]]で1[[ターン]]早く[[唱える|唱え]]られる。<br />
<br />
[[時間のねじれ/Time Warp]]+[[深夜の出没/Midnight Haunting]]が6~7マナで唱えられるということで[[コスト・パフォーマンス]]は良好。ターンは追加するもののそれ以上の働きができなかった時間のねじれに比べ、[[チャンプブロック]]要員を2体確保することで[[アグロ]]相手にさらに1ターン稼ぐことができるようになっている。また実質的に[[速攻]]を持つ飛行[[クロック]]を展開できるため、残り少ない[[ライフ]]を削り切ったり[[忠誠度]]の低い[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を攻め落としたりするのにも有用。<br />
<br />
予顕によって[[追放]][[領域]]に逃せるために[[手札破壊]]に対して強く、追加ターンによる事実上の[[キャントリップ]]と速攻、そして[[回避能力]]を持つトークンを複数生成する性質も相まってこれ自体も「除去に強い[[フィニッシャー]]」と言える。特に[[打ち消し]]以外で対処が難しい性能、様々な[[アドバンテージ]]を広げる「通ったら勝ち」な性質から[[ミッドレンジ]]や[[黒]]に対して非常に強い。後に[[禁止カード|禁止]]される際にも『事実上のタイムリミット』として働く性質を問題視された。<br />
<br />
追加ターンは時間経過で[[アドバンテージ]]を得られる[[パーマネント]]([[英雄譚]]やプレインズウォーカー等)と相性が良く、登場時の[[スタンダード]]でそれを実現できる[[出現の根本原理/Emergent Ultimatum]]との組み合わせは[[スゥルタイ根本原理]]を成立させた。[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]後は[[ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari]]や[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]からこれに繋げる[[青赤ビートダウン#エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期|イゼット・ドラゴン]]も登場。<br />
<br />
[[ローテーション]]後も[[青赤コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|イゼット・ドラゴン]]で採用されるほか、新たにこれ自体を[[キーカード]]に据えた[[イゼット天啓]]や[[アゾリウス天啓]]が登場した。イゼット天啓では[[感電の反復/Galvanic Iteration]]で[[コピー]]し、追加の2ターンと4体の[[トークン]]を獲得する動きを狙う。アゾリウス天啓では勝ち手段である[[ストリクスヘイヴンの競技場/Strixhaven Stadium]]の強力な相方で、追加のターンと飛行持ちトークンで一気に得点[[カウンター (目印)|カウンター]]を稼ぐとともに、10点目に必要な[[戦闘ダメージ]]要員を確保できる。[[世界選手権21]]でも優勝したイゼット・ドラゴンを含む半数以上のデッキが天啓を採用し、[[禁止カード]]の候補として注視されていた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035507/ 2021年10月13日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2021年]]10月13日)</ref>。<br />
<br />
*4ターン連続で唱えた場合、2→4→6→8とトークンの[[攻撃]]だけでぴったり20点のライフを削り切ることができる。<br />
<br />
==禁止指定==<br />
[[テーブルトップ]]では[[2022年]]1月25日、[[MO]]、[[MTGアリーナ]]では2022年1月27日よりスタンダードで[[禁止カード]]に指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/january-25-2022-banned-and-restricted-announcement January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement][https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035744/ 2022年1月25日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。<br />
<br />
上記の天啓系[[デッキ]]による支配率は極端に高いわけではないものの、環境から中速以下のデッキを弾き出して長い間[[メタゲーム]]を停滞させてしまっていること、ならびに追加ターンの連続獲得という阻止しにくく不満が溜まりがちなプレイパターンを受けての禁止指定である。[[重い]]カードでありながら[[手札破壊]]による対策が困難な点も問題視された。<br />
<br />
==MTGアリーナにおける[[再調整]]==<br />
{{カードテキスト<br />
|カード名=Alrund's Epiphany / アールンドの天啓<br />
|コスト=(5)(青)(青)<br />
|タイプ=ソーサリー<br />
|カードテキスト=このターンに続いて追加の1ターンを行う。この呪文が予顕されていたなら、飛行を持つ青の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークン2体を生成する。アールンドの天啓を追放する。<br>予顕(5)(青)(青)<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
[[2021年]]12月9日、[[Magic: The Gathering Arena]]において、[[アルケミー]]の実装と同時にアルケミーと[[ヒストリック]]で使用できるカードに再調整が行われた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-philosophy-2021-12-02 Alchemy Rebalancing Philosophy]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035647/ アルケミーにおける再調整の理念]([[Daily MTG]] [[2021年]]12月2日)</ref>。アールンドの天啓を連打したり感電の反復でコピーすることで盤面が空の状態からでも勝利できることから、その効率を落とすために予顕コストが引き上げられ、予顕から唱えなければトークンが生成されないよう下方修正された。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/カルドハイムの神話レアの予顕カード}}<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034738/ 『カルドハイム』のトークン]([[Daily MTG]] [[2021年]]1月20日)<br />
*[[ターン・フェイズ・ステップを追加するカード]]<br />
*[[アールンド/Alrund]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[神話レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%95%8F%E6%8D%B7%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%9D%E6%B3%A5%E3%80%81%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%83%90%E3%83%B3/Ragavan,_Nimble_Pilferer
敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer
2022-01-26T18:38:39Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Ragavan, Nimble Pilferer}}<br />
<br />
[[カーリ・ゼヴ/Kari Zev]]の相棒である[[猿]]。これまでも[[航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider]]が[[生成]]する[[クリーチャー]]・[[トークン]]として[[ゲーム]]に登場していたが、単体で[[カード]]化された。<br />
<br />
[[対戦相手]]に手を出すたびに[[宝物]]をせっせと掠め、[[ライブラリーの一番上|ライブラリートップ]]を[[衝動的ドロー|拝借]]してくるとんでもない[[ウィニー]]。さらに総量2[[マナ]]で[[疾駆]]を扱えるため相手の[[戦場]]が空いた瞬間に[[速攻]]で確実な窃盗が行える。さながらこの[[サボタージュ能力]]は[[もぎ取り刃/Prying Blade]]、[[義賊/Robber of the Rich]]、[[ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout]]らを1枚にまとめあげたような概観をしているが、この性能にしてたった1[[マナ]]でサイズ2/1と[[モダン]]&[[エターナル]]限定カードならではの非常に高い[[コスト・パフォーマンス]]を持つ。[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]が遠い彼方に見える。<br />
<br />
[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない状況を作り出すことができれば、毎[[ターン]][[マナ・アドバンテージ]]と疑似的な[[ハンド・アドバンテージ]]を得ることができる。1[[ターン]]目に[[唱える]]だけで大きなプレッシャーを放ち、このカードの殴る道を開け続ける事ができればそのまま勝利できると言ってもあながち見当違いではないだろう。サボタージュ能力で得る宝物トークンは対戦相手と[[デッキカラー]]が異なっていて折角盗んだカードを唱えられない状況を回避できるほか、疾駆のコストが実質的に1マナで済むという事でもあり、3つの能力ががっちり噛み合っている。<br />
<br />
[[除去耐性]]や[[回避能力]]等は一切ないため、[[壁 (俗語)|壁]]は越えられないし[[除去]]での対処自体は容易。しかし、これ自体は1マナのクリーチャーであり、2マナ以上のカードと1:1交換されると[[テンポ・アドバンテージ]]を奪えるため、それなりに対処方法にも気を使わせることができる。<br />
<br />
[[モダン]]では[[赤]]軸の[[アグロ]]全般、[[ジャンドコントロール|ジャンド]]、新型の[[アグロドメイン|版図Zoo]]など、1[[ターン]]目に[[赤マナ]]を用意できる[[デッキ]]全般で既に幅広く試用されている。登場早々それらのデッキの1ターン目の最良の動きとして定着した。赤軸で低マナ域で完結する[[フェアデッキ]]ならほとんどで候補に挙がるぐらいだが、純正の[[バーン]]では採用しないパターンが多い。<br />
<br />
[[レガシー]]ではマナ総量が小さなカードが中心になる[[フォーマット]]であるという都合上、実質的なカードパワーはモダンよりも遥かに上回り、特に[[青赤デルバー]]のような[[クロック・パーミッション]]では主役を務めている。それらのデッキでよく採用される[[ピッチスペル|ピッチ]][[打ち消す|カウンター]]との相性が非常によく、ピッチカウンターがこれを除去から守り、これがピッチコストによって失われたアドバンテージを回復しつつ追加のアドバンテージを稼ぐ。<br />
<br />
このカードを主軸としたクロック・パーミッションデッキは、[[イゼット・ラガバン]]と呼ばれる。カウンターモンキーの名も著名。<br />
<br />
*通称'''猿'''/Monkey。あまりにもそのまんまであるが登場以来、世界的に幅広く定着した。[[クリーチャー・タイプ]]の[[猿]]自体は昔からあるがそこまで構築で有名なカードが無いのもそのまま定着した理由であろう。<br />
*追放したカードは唱えられるだけであり、[[土地]]や[[マナ・コストの無いカード]]はプレイできない。<br />
<br />
==禁止指定==<br />
[[テーブルトップ]]では[[2022年]]1月25日、[[MO]]では2022年1月27日よりレガシーで[[禁止カード]]に指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/january-25-2022-banned-and-restricted-announcement January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement][https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035744/ 2022年1月25日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。ピッチカウンターや1マナ[[ドローソース]]を筆頭に「猿を援護しやすく、猿でめくれても美味しい」カードが支配率が高いフォーマットという事もあり、モダンを超えるカードパワーを押し付けていたのが理由。<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''ラガバン'''/''Ragavan''は[[カラデシュ/Kaladesh]]に住む[[猿]]。雄。密航した飛空船で[[カーリ・ゼヴ/Kari Zev]]と出会い、彼女の相棒にして[[海賊|空賊]]の一員となった。<br />
<br />
詳細は[[ラガバン/Ragavan]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
<references /><br />
*[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[神話レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/Vorinclex_(%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC)
ヴォリンクレックス/Vorinclex (ストーリー)
2022-01-26T17:16:58Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>'''ヴォリンクレックス'''/''Vorinclex''は[[ミラディンの傷跡ブロック]]、[[カルドハイム]]のキャラクター。[[カード]]としては[[新たなるファイレクシア]]の[[飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger]]が初出。 <br />
<br />
==解説==<br />
[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]における[[法務官/Praetor]]の一人。[[緑]][[マナ]]に列する派閥「[[悪意の大群/Vicious Swarm]]」を率いる。男性。<br />
<br />
二つ名は「飢餓の声/Voice of Hunger」。<br />
<br />
白板で覆われた頭部と襟部が特徴的な、獣人の骨のような姿をしている([http://media.wizards.com/images/magic/som/factionwars/hotspots/lg/131597d.jpg 参考])。接触した他者を自らの肉体に取り込む能力を持ち、例え有機組織が破壊されても骨格と金属部分さえ残っていれば肉体の復元が可能。<br />
<br />
かつての英雄[[グリッサ/Glissa]]を完成へと導き、己の派閥の右腕とした。ただし彼は放任主義であり、グリッサが実質的な派閥の長になっている。[[白]]の法務官[[エリシュ・ノーン/Elesh Norn]]からは下劣な欲求しか持たない御しやすい存在と認識されている。<br />
<br />
==経歴==<br />
===[[カルドハイム]]===<br />
[[カルドハイム]]の物語が始まる一ヶ月以上前、いかなる手段を用いたかは不明だが、[[久遠の闇/Blind Eternities]]を越え[[カルドハイム/Kaldheim]]の[[ブレタガルド/Bretagard]]へと到来する。[[次元/Plane]]間移動により損傷するものの、森の獣たちを吸収し肉体を再構成する。<br />
<br />
洞窟の一画を拠点としていたところ、セヴァルグ/Sevalgr村の行方不明事件を調査していた[[ケイヤ/Kaya]]と遭遇、交戦する。その最中に[[神]][[アールンド/Alrund]]が姿を現したことで[[マイコシンス/Mycosynth|菌類のような金属]]へと飛び込み、別の領界/Realmへと逃走した。<br />
<br />
その後は[[世界樹/The World Tree]]内部へと侵入。聖域を守る神[[エシカ/Esika]]を打ち倒すと世界樹の樹液――神々の力の源を奪い取り、虚空に現れた謎の円に入ると新ファイレクシアへと帰還した。<br />
<br />
==登場==<br />
===登場カード===<br />
{{キャラクターを表すカード/ヴォリンクレックス}}<br />
<br />
====[[イラスト]]に登場====<br />
;[[ミラディン包囲戦]]<br />
:[[法務官の相談/Praetor's Counsel]]<br />
;[[カルドハイム]]<br />
:[[ケイヤの猛攻/Kaya's Onslaught]]、[[騙し屋の崩落/Fall of the Impostor]]<br />
<br />
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====<br />
;[[ミラディンの傷跡]]<br />
:[[秘宝の腐敗/Relic Putrescence]]、 [[ヴィリジアンのお祭り騒ぎ/Viridian Revel]]、 [[マイアの繁殖者/Myr Propagator]]<br />
;[[ミラディン包囲戦]]<br />
:[[忍び寄る腐食/Creeping Corrosion]]、 [[不自然な捕食/Unnatural Predation]]、 [[襞金屑ワーム/Quilled Slagwurm]]、 [[絡み森の大男/Tangle Hulk]]<br />
;[[新たなるファイレクシア]]<br />
:[[マイコシンスの悪鬼/Mycosynth Fiend]]、 [[有毒の蘇生/Noxious Revival]]、[[腐敗したヒストリクス/Rotted Hystrix]]、 [[呪文滑り/Spellskite]]、[[とどろくタナドン/Thundering Tanadon]]、 [[生命の接合者/Vital Splicer]]<br />
<br />
===登場作品・登場記事===<br />
;[[ミラディンの傷跡ブロック]]<br />
*MIRRODIN BESIEGED PLAYER'S GUIDE([[ミラディン包囲戦]] [[ファットパック]]付属)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/phyrexia-strong-and-scattered-2011-01-26 Phyrexia: The Strong and the Scattered]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003933/ ファイレクシア、強くそして分かたれたもの]([[ウィザーズ社]]公式・文:[[Doug Beyer]])<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/planeswalkers-guide-new-phyrexia-vicious-swarm-2011-04-27 A Planeswalker's Guide to New Phyrexia: The Vicious Swarm(旧:A Planeswalker's Guide to New Phyrexia, Part 4)] / [https://web.archive.org/web/20121108005320/http://mtg-jp.com/reading/translated/001474/ プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その4(元記事消失によりInternet Archive)](Savor the Flavor 2011年4月27日 Magic Creative Team著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/getting-know-praetors-2011-05-10 Getting to Know the Praetors]/[https://web.archive.org/web/20121108005236/http://mtg-jp.com/reading/translated/001505/ 法務官と知り合おう](元記事消失によりInternet Archive)(Savor the Flavor 2011年5月11日 Doug Beyer著)<br />
*NEW PHYREXIA PLAYER'S GUIDE([[新たなるファイレクシア]] ファットパック付属)<br />
<br />
;[[カルドハイム]]<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-1-travelers-2021-01-07 Episode 1: Travelers]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034701/ メインストーリー第1話:旅人たち](Magic Story [[2021年]]1月7日 [[Roy Graham]]著、「怪物」として)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-kaldheim-2021-01-21 The Legends of Kaldheim]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034739/ カルドハイムの伝説たち](Feature 2021年1月21日 [[Ari Zirulnik]] and [[Jenna Helland]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-5-battle-kaldheim-2021-02-03 Episode 5: The Battle for Kaldheim]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034767/ メインストーリー第5話:決戦、カルドハイム](Magic Story 2021年2月3日 Roy Graham著)<br />
<br />
==参考==<br />
*[[背景世界/ストーリー用語]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9D%99%E5%AF%82/Serenity
静寂/Serenity
2022-01-26T07:43:10Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Serenity}}<br />
<br />
タイムラグはあるが、広域版[[解呪/Disenchant]]のようなカード。<br />
<br />
[[エンチャント]]なので、[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]で引っ張ってこられるのがポイント。逆に、効果発揮前にしばらく[[戦場]]にとどまるので、これ自体を除去されるなど相手に対処されやすいのが弱点。<br />
<br />
実際に壊すまでに時間がかかる分、[[マナ・コスト]]がかなり安く設定されている。その安さを買われ、[[親和 (デッキ)|親和]]対策としても注目された。<br />
<br />
現在では[[レガシー]]の赤黒[[リアニメイト]]などを始めとするデッキに、[[白]]を[[タッチ]]した形で[[サイドボード]]に使われる。邪魔な置物をどかせる上に、[[ウルザの物語/Urza's Saga]]の対策にもなる。<br />
<br />
<br />
*自身の能力により、当然自身をも[[破壊]]することになる。もっとも、対応してこれを[[バウンス]]などすれば、回避することも可能ではある。<br />
*何らかの方法でこれ自身を破壊されなくすれば、毎[[ターン]]エンチャント&[[アーティファクト]]の一掃できるが、通常はあまり意味はないだろう。<br />
*後に、これを単純な呪文に変更しタイムラグなどの弱点をなくしたバリエーションとして、[[浄化/Purify]]が作られている。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[レア]]<br />
*[[カード個別評価:第6版]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9B%B2%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E5%B1%B1%E3%80%81%E9%9B%B2%E5%B8%AF%E5%B2%B3/Untaidake,_the_Cloud_Keeper
雲を守る山、雲帯岳/Untaidake, the Cloud Keeper
2022-01-26T00:38:05Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Untaidake, the Cloud Keeper}}<br />
<br />
一度に2[[マナ]]を生み出すことができる[[伝説の土地]]。これ自体が[[伝説の]][[カード]]であること、[[タップイン]]、[[ライフ]]の[[支払う|支払い]]、用途が伝説の[[呪文]]に限定、と厳しい制限がついている。<br />
<br />
[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]や[[Mishra's Workshop]]といった例もあるため、デザインにかなり気を遣ったようだが、遣い過ぎた感もある。伝説の呪文は多くの種類を[[デッキ]]に投入するのが難しく、使途がそれに限定されているのは非常に厄介。<br />
<br />
*[[イクサラン]]発売に伴う[[オラクル]]変更によりすべての[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[伝説の]]カードとなった事で少々注目を浴びた。<br />
*伝説のクリーチャーまたはプレインズウォーカーである統率者がキーとなる[[統率者戦]]および[[ブロール]]では、それらを早い段階で[[唱える|唱え]]られるようになるこのカードは一考の価値がある。[[無色マナ]]しか生み出さないため[[色拘束]]が強い統率者では使いづらい面もあるが、[[統率者税]]の支払いにはもってこい。<br />
<br />
==関連カード==<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/神河物語の無色の伝説の土地}}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[2マナランド]]<br />
*[[複数マナを出せる土地カード]]<br />
*[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%BC%91%E7%9C%A0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%88
休眠エンチャント
2022-01-25T12:16:29Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>'''休眠エンチャント'''(''Sleeping Enchantment'')とは、[[ウルザ・ブロック]]で登場した[[エンチャント]]のシステム。<br />
最初はエンチャントだが、特定の条件を満たすと[[クリーチャー化]]する。<br />
<br />
{{#card:Hidden Guerrillas}}<br />
<br />
条件はさまざまだが、多くは[[対戦相手]]の何らかの行動や状態になっており、意図的にクリーチャー化するのは難しい。<br />
その代わりどれもが[[コスト]]の割に強力なクリーチャーであり、条件が厳しいほどその傾向が強い。<br />
<br />
[[赤]]以外の各色に存在しており、[[黒]]は数が少ない。<br />
基本的に[[白]]は「オパールの(Opal)」、[[青]]は「仮装の(Veiled)」、[[黒]]は「隠れ潜む(Lurking)」、[[緑]]は「隠れたる(Hidden)」の単語を[[カード名]]に含む。<br />
[[オパール色の輝き/Opalescence]]のカード名はこれにちなんでいる。<br />
<br />
ほとんどがエンチャントがテーマである[[ウルザ・ブロック]]のものだが、回顧エキスパンションの[[時のらせん]]でも1枚が新たに登場している。<br />
<br />
*これによりクリーチャー化した場合に[[召喚酔い]]に影響されるかは、あなたが当該パーマネントをターンの最初からコントロールしていたかで決まる(クリーチャー化していた時期は関係ない)。[[召喚酔い]]の記事を参照。<br />
*普通のクリーチャーを休眠エンチャント化する[[魂の彫刻家/Soul Sculptor]]というカードもある。<br />
*[[隠れ潜む邪悪/Lurking Evil]]もこの一種だが、クリーチャー化の条件が能動的であり、含まないことも多い。<br />
*クリーチャー化した後に条件を満たさなくなってもエンチャントに戻ることは無い。ただし、エンチャントに戻る[[能力]]を持つものもいる。<br />
*あくまでエンチャント・カードであり、クリーチャー・カードではないことに注意。例えば、クリーチャーを[[リアニメイト]]するカードではリアニメイトできない。<br />
*当時、[[青]]のものは比較的使いづらかった。ほとんどが「対戦相手が呪文を[[かけるのに成功したとき]]」で、打ち消した場合はクリーチャー化しなかったためである。<br />
<br />
==休眠エンチャント一覧==<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
!カード名||コスト||サイズ||備考<br />
|-<br />
!colspan="4"|[[白]]<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手がクリーチャー呪文を唱えたとき<br />
|-<br />
|[[オパールの立身像/Opal Acrolith]]||2W||2/4||(0):エンチャントに戻る<br />
|-<br />
|[[オパールの大天使/Opal Archangel]]||4W||5/5||飛行、警戒<br />
|-<br />
|[[オパールの女人像/Opal Caryatid]]||W||2/2||<br />
|-<br />
|[[オパールのチャンピオン/Opal Champion]]||2W||3/3||先制攻撃<br />
|-<br />
|[[オパールのガーゴイル/Opal Gargoyle]]||1W||2/2||飛行<br />
|-<br />
|[[オパールの守護者/Opal Guardian]]||WWW||3/4||飛行、プロテクション(赤)<br />
(時のらせん)<br />
|-<br />
|[[オパールのタイタン/Opal Titan]]||2WW||4/4||唱えられた呪文の色に対するプロテクション<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|あなたのライフが10点以下であるとき<br />
|-<br />
|[[オパールの報復者/Opal Avenger]]||2W||3/5||<br />
|-<br />
!colspan="4"|[[青]]<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手が呪文を唱えたとき<br />
|-<br />
|[[鳥のヴェール/Veil of Birds]]||U||1/1||飛行<br />
|-<br />
|[[仮装の亡霊/Veiled Apparition]]||1U||3/3||[[アップキープ・コスト]](1)(青)<br />
|-<br />
|[[仮装の歩哨/Veiled Sentry]]||U||*/*||唱えられた呪文の点数に等しいパワーとタフネス<br />
|-<br />
|[[仮装の大海蛇/Veiled Serpent]]||2U||4/4||防御側に[[島]]がない限り攻撃できない<br />
サイクリング(2)<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|いずれかのプレイヤーの手札にカードが1枚もないとき<br />
|-<br />
|[[仮装のクロコダイル/Veiled Crocodile]]||2U||4/4||<br />
|-<br />
!colspan="4"|[[黒]]<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手のライフが10点以下であるとき<br />
|-<br />
|[[隠れ潜むジャッカル/Lurking Jackals]]||B||3/2||<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|クリーチャーが戦場から対戦相手の墓地に置かれたとき<br />
|-<br />
|[[隠れ潜むスカージ/Lurking Skirge]]||1B||3/2||飛行<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|あなたのライフの半分(端数切り上げ)を支払う<br />
|-<br />
|[[隠れ潜む邪悪/Lurking Evil]]||BBB||4/4||飛行<br />
|-<br />
!colspan="4"|[[緑]]<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手がエンチャント呪文を唱えたとき<br />
|-<br />
|[[隠れたる古木/Hidden Ancients]]||1G||5/5||<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手がインスタント呪文を唱えたとき<br />
|-<br />
|[[隠れたるテナガザル/Hidden Gibbons]]||G||4/4||<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手がアーティファクト呪文を唱えたとき<br />
|-<br />
|[[隠れたるゲリラ/Hidden Guerrillas]]||G||5/3||トランプル<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手が基本でない土地をプレイしたとき<br />
|-<br />
|[[隠れたる獣群/Hidden Herd]]||G||3/3||<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手がパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているとき<br />
|-<br />
|[[隠れたる捕食者/Hidden Predators]]||G||4/4||<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手が飛行を持つクリーチャー呪文を唱えたとき<br />
|-<br />
|[[隠れたる蜘蛛/Hidden Spider]]||G||3/5||[[到達]]<br />
|-<br />
!colspan="4" style="background:#eeeeff"|対戦相手が土地をプレイするたび<br />
|-<br />
|[[隠れたる雄ジカ/Hidden Stag]]||1G||3/2||あなたが土地をプレイするたび、エンチャントに戻る<br />
|}<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カードの俗称]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%94%9F%E4%BD%93%E8%9E%8D%E5%90%88%E5%B8%BD/Grafted_Skullcap
生体融合帽/Grafted Skullcap
2022-01-25T10:36:06Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Grafted Skullcap}}<br />
<br />
デメリット付きの[[引く|ドロー]]用[[アーティファクト]]。[[コスト]]なしに毎[[ターン]][[引く|引き]]増しできるが、[[終了ステップ]]開始時に[[手札]]を[[捨てる|捨て]]なくてはならない。<br />
<br />
[[バーン]]や[[ウィニー]]によく採用される。これ自体が4[[マナ]]で、バーンやウィニー[[デッキ]]に投入した場合、これを出す頃には手札がほとんどないということがよくあり、デメリットが気にならないからである。<br />
<br />
手札が空になることが利点になる[[カード]]との併用も考えられる。特に有名なのは、[[罠の橋/Ensnaring Bridge]]や[[精神嵐の冠/Mindstorm Crown]]との[[シナジー]]。これらを採用したバーンデッキである[[バーニングブリッジ]]が[[インベイジョン・ブロック]]期の[[スタンダード]]に存在した。<br />
<br />
かなり後世のシステムになるが、[[暴勇]]ともシナジーを持つ。ただし確実に暴勇の条件を達成できるのはあくまで対戦相手のターン中であり、自分のターン中に関してはその限りではないことに注意。<br />
<br />
*[[共鳴者]]として使うことも一応可能だが、カードを捨てられるタイミングが限られているのでその目的での使い勝手は良くない。大抵は素直に[[ドローエンジン]]として使うことになるだろう。<br />
*[[カード名]]に含まれる「Graft」は、後の[[移植]]で使われている。[[融合する武具/Grafted Wargear]]も同様。<br />
<br />
==関連カード==<br />
*[[精神の渦/Psychic Vortex]] - [[青]]4マナ[[エンチャント]]。[[累加アップキープ]]のコストとしてドローする。手札だけでなく[[土地]]も1つ[[生け贄に捧げ]]させられる。([[ウェザーライト]])<br />
*[[リサイクル/Recycle]] - [[緑]]6マナエンチャント。捨てるのではなく[[手札の上限]]が2枚になる。[[ドロー・ステップ]]自体は飛ばされ、あなたが呪文を唱えるたび追加1ドロー。([[テンペスト]])<br />
**[[有り余る無/Null Profusion]] - リサイクルが[[黒]]にカラーシフト。([[次元の混乱]])<br />
*[[研ぎすまされた知覚/Heightened Awareness]] - 青5マナエンチャント。手札を捨てるのは[[ETB]]の1回のみ。([[プロフェシー]])<br />
*[[瓶詰めの回廊/Bottled Cloister]] - 4マナアーティファクト。捨てるのではなく[[一時的に追放するカード|一時的に追放]]。([[ラヴニカ:ギルドの都]])<br />
*[[龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker]] - 赤5マナ[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の奥義。追加ドローは2枚。([[タルキール覇王譚]])<br />
*[[強欲なドラゴン/Avaricious Dragon]] - 赤4マナクリーチャー。生体融合帽を内蔵した[[クリーチャー]]。([[マジック・オリジン]])<br />
*[[夜更かし/Midnight Oil]] - 黒4マナのエンチャント。捨てるのではなく手札の上限が減っていく。([[カラデシュ]])<br />
*[[創造の歌/Song of Creation]] - [[赤緑青]]4マナのエンチャント。追加ドローでなく、あなたが呪文を唱えるたび2ドローする。土地も1回多くプレイできる。([[イコリア:巨獣の棲処]])<br />
*[[執着の呪い/Curse of Obsession]] - 赤5マナの[[呪い]]。追加ドローが2枚の生体融合帽。([[イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ]])<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[レア]]<br />
*[[カード個別評価:第7版]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%B3/Uktabi_Orangutan
ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan
2022-01-24T16:46:30Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Uktabi Orangutan}}<br />
<br />
[[緑]]を代表するアンチ[[アーティファクト]]の[[クリーチャー]]。<br />
<br />
3[[マナ]]2/2という、クリーチャーとして悪くない性能に加えこの[[能力]]。デメリットの少ないアーティファクト[[破壊]]があまり無かった当時の緑にとっては非常に貴重。[[ビジョンズ]]に多く登場した[[187クリーチャー]]の中でも、[[ネクラタル/Nekrataal]]や[[大クラゲ/Man-o'-War]]と並び人気の高い[[カード]]である。[[nWo]]など多くのデッキで採用され、「ウータン」「猿」と呼ばれ親しまれた。<br />
<br />
[[エクステンデッド]]では[[ミラディン]]追加から[[ラヴニカ:ギルドの都]]の[[ローテーション]]まで[[同型再版]]の[[ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman]]と同居していた。[[エルフ]]という[[部族カード]]の影響を受けやすい[[クリーチャー・タイプ]]になっているが、[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]などを回避するため、あえてウークタビー・オランウータンを使うことも多かった。<br />
<br />
*{{Gatherer|id=14690|イラスト}}の後方に交尾中に見える猿が映っていることから、欧米では“Sex Monkey”と呼ばれている([[ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman]]を“Mox Monkey”と呼ぶことに対する洒落)。このカードのパロディである[[Uktabi Kong]]の{{Gatherer|id=73976|イラスト}}や[[能力]]もこれにちなんでいる。<br />
<br />
==関連カード==<br />
[[ETB]]でアーティファクトを破壊する能力を持ったクリーチャー。特記しない限り3マナ。<br />
*[[新緑の使者/Verduran Emissary]] - [[キッカー]]で[[赤]][[マナ]]を支払えばアーティファクト破壊。([[インベイジョン]])<br />
*[[荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage]] - 新緑の使者と同じ[[モード]]を含むマルチキッカー。([[プレーンシフト]])<br />
*[[ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman]] - 同型再版。([[ミラディン]])<br />
*[[ヴィティアの背教者/Vithian Renegades]] - [[赤緑]]の[[多色カード]]。([[アラーラ再誕]])<br />
*[[躁の蛮人/Manic Vandal]] - 赤にカラーシフト。赤のものはそちらの項を参照。([[基本セット2011]])<br />
*[[酸の巣の蜘蛛/Acid Web Spider]] - 5マナ[[到達]]。[[装備品]]しか破壊できないが任意。([[ミラディンの傷跡]])<br />
*[[ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter]] - [[感染]]付き。([[ミラディン包囲戦]])<br />
*[[再利用の賢者/Reclamation Sage]] - 任意で[[エンチャント]]も破壊できる。このタイプのクリーチャーはそちらの項を参照。([[基本セット2015]])<br />
*[[刻み角/Manglehorn]] - 破壊が任意になり相手のアーティファクトを[[タップイン]]させる[[上位互換]]。([[アモンケット]])<br />
*[[鋸刃の投げ手/Sawblade Slinger]] - 4マナ。モードの片方。([[イニストラード:真紅の契り]])<br />
==参考==<br />
*[[カード名百科事典#オランウータン|オランウータン]]([[カード名百科事典]])<br />
*[[ウークタビー/Uktabi]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:第6版]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%81%AE%E4%BF%A1%E5%A5%89%E8%80%85/Toralf%27s_Disciple
トラルフの信奉者/Toralf's Disciple
2022-01-24T15:14:09Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Toralf's Disciple / トラルフの信奉者<br />
|コスト=(2)(赤)<br />
|タイプ=クリーチャー — 人間(Human)・戦士(Warrior)<br />
|カードテキスト=速攻<br>トラルフの信奉者が攻撃するたび、《稲妻/Lightning Bolt》という名前のカード4枚をあなたのライブラリーに創出し、その後ライブラリーを切り直す。<br />
|PT=3/3<br />
|Gathererid=548271<br />
|アーティスト=Olivier Bernard<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
<br />
[[攻撃]]する度に[[稲妻/Lightning Bolt]]を4枚[[ライブラリー]]に[[創出]]する[[人間]]・[[戦士]]。<br />
<br />
[[速攻]]を持っているためすぐに[[能力]]が[[誘発]]し、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上でも最高クラスの[[火力]]がライブラリーに創出される。強力な能力だが単体では[[アドバンテージ]]に繋がらないため、別途[[引く|ドロー]]で引き込むなどして[[対戦相手]]に投げつけたい。火力で[[ブロッカー]]を排除すればさらに稲妻を増やせるため、これを採用するのであれば相当前のめりな[[アグロ]]になるだろう。<br />
<br />
*[[全体火力]]が欲しい時や[[破壊不能]]、迅速な対処が求められる[[タフネス]]4以上の[[クリーチャー]]がいる状況などにおいては創出が仇となる場合もあり、[[真鍮の災い魔/Brazen Scourge]]などの[[上位互換]]という訳ではない。だがおおよそ3/3速攻が入る[[デッキ]]は前のめりなアグロデッキのはずなので、残り数点を押し込める利点の方が大きくなりやすいだろう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[トラルフ/Toralf]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%9A%E5%85%83%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E8%AD%A6%E5%91%8A/Behold_the_Multiverse
多元宇宙の警告/Behold the Multiverse
2022-01-24T05:53:53Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Behold the Multiverse}}<br />
<br />
[[予顕]]を持つ[[占術]]付きの[[ドロー]]・[[インスタント]]。<br />
<br />
[[天才の片鱗/Glimmer of Genius]]の[[エネルギー・カウンター]]獲得能力を予顕に置き換えたような性能。[[ライブラリー操作]]からの2ドローであり、[[手札]]の量も質も高めることができるシンプルかつ強力なドローソース。<br />
<br />
予顕を持つことも重要で、[[マナスクリュー]]を起こした場合でも2ターン目に予顕できていれば、3ターン目に[[唱える]]ことでかなりの高確率で[[土地]]を引き込んでリカバリーすることができる。さらに、[[襲来の予測/Saw It Coming]]と同じ予顕コストであり、(1)(青)が支払える状態を保っておくことで非常に強力な[[ブラフ]]を構えることができるのも強み。<br />
<br />
[[スタンダード]]では、[[青]]入りのデッキ全般に、大抵は襲来の予測とセットで採用される。特筆すべき例として、このカードを採用した[[青赤]][[クロック・パーミッション]]が登場直後の[[トーナメント]]で結果を残している。→[[青赤ビートダウン#エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期]]<br />
<br />
[[ローテーション]]後は[[記憶の氾濫/Memory Deluge]]という競合相手が登場。[[フラッシュバック]]で複数回使える・より深くデッキを掘れるという利点から[[イゼット天啓]]など[[コントロール]]デッキではそちらが優先されているが、こちらはより小回りが効く点を活かせる[[テンポ]]デッキ向けとして差別化はできる。<br />
<br />
*亜種については[[霊感/Inspiration]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[多元宇宙/Multiverse]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[コモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%9A%E5%85%83%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E8%AD%A6%E5%91%8A/Behold_the_Multiverse
多元宇宙の警告/Behold the Multiverse
2022-01-24T05:53:25Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Behold the Multiverse}}<br />
<br />
[[予顕]]を持つ[[占術]]付きの[[ドロー]]・[[インスタント]]。<br />
<br />
[[天才の片鱗/Glimmer of Genius]]の[[エネルギー・カウンター]]獲得能力を予顕に置き換えたような性能。[[ライブラリー操作]]からの2ドローであり、[[手札]]の量も質も高めることができるシンプルかつ強力なドローソース。<br />
<br />
予顕を持つことも重要で、[[マナスクリュー]]を起こした場合でも2ターン目に予顕できていれば、3ターン目に[[唱える]]ことでかなりの高確率で[[土地]]を引き込んでリカバリーすることができる。さらに、[[襲来の予測/Saw It Coming]]と同じ予顕コストであり、(1)(青)が支払える状態を保っておくことで非常に強力な[[ブラフ]]を構えることができるのも強み。<br />
<br />
[[スタンダード]]では、[[青]]入りのデッキ全般に、大抵は襲来の予測とセットで採用される。特筆すべき例として、このカードを採用した[[青赤]][[クロック・パーミッション]]が登場直後の[[トーナメント]]で結果を残している。→[[青赤ビートダウン#エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期]]<br />
<br />
[[ローテーション]]後は[[記憶の氾濫/Memory Deluge]]という競合相手が登場。[[フラッシュバック]]で複数回使える・より深くデッキを掘れるという利点から[[イゼット天啓]]などコントロールデッキではそちらが優先されているが、こちらはより小回りが効く点を活かせる[[テンポ]]デッキ向けとして差別化はできる。<br />
<br />
*亜種については[[霊感/Inspiration]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[多元宇宙/Multiverse]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[コモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB/Asmoranomardicadaistinaculdacar
アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar
2022-01-23T16:29:25Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|[[モダンホライゾン2]]初出の[[クリーチャー]]・[[カード]]|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar (ストーリー)|[[統率者レジェンズ]]の没[[カード]]|Asmoranomardicadaistinaculdacar}}<br />
<br />
{{#card:Asmoranomardicadaistinaculdacar}}<br />
<br />
[[Granite Gargoyle]]の[[フレイバー・テキスト]]などで有名なキャラクターが[[伝説のクリーチャー]]として登場。下記の理由により、特殊な[[代替コスト]]によって[[唱える]]必要がある。[[戦場に出る|戦場に出た]]とき自著の[[地獄料理書/The Underworld Cookbook]]を[[サーチ]]することができ、[[食物]]2つを使って[[奈落の王/Lord of the Pit]]でないと耐えられないような強烈な料理を提供する[[伝説の]][[人間]]・[[ウィザード]]。<br />
<br />
唱えるために特殊な条件が課されているものの、実質1[[マナ]]3/3の非常に[[マナレシオ]]の高い[[クリーチャー]]。[[通りの悪霊/Street Wraith]]と合わせれば1ターン目から唱えるのも難しくない。特に[[回避能力]]は持たないが、[[ETB]]で[[共鳴者]]となる地獄料理書をサーチし、あちらのレシピで作った[[食物]][[トークン]]を使ってクリーチャー[[除去]]ができるため、[[戦場]]に出てからも活躍が見込める。<br />
<br />
[[モダン]]において登場当初から[[食物 (デッキ)|アスモー・フード]]の主力として活躍している。<br />
==[[ルール]]==<br />
*ルールについては[[マナ・コストの無いカード]]も参照。<br />
*一番目の[[常在型能力]]は単に[[代替コスト]]を定義しているだけで、タイミングの許諾や制限には通常通り従う必要がある。<br />
*アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身は[[カード]]を[[捨てる]]ことを指示しない。あなたは何か他の方法でカードを捨てる必要がある。また[[マッドネス]]とは異なり、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身を捨ててもそれを[[唱える]]ことはできない。<br />
*[[起動型能力]]の[[ダメージ]]の[[発生源]]は[[対象]]の[[クリーチャー]]自身である。<br />
**そのクリーチャーが[[絆魂]]や[[接死]]のようにダメージの結果を変更する能力を持つなら機能するし、ダメージを与えたときの[[誘発型能力]]も[[誘発]]する。<br />
**[[真理の声/Voice of Truth]]のように、そのクリーチャーが自身と同じ[[特性]]に対する[[プロテクション]]を持っている場合、ダメージが[[軽減]]されてしまう。<br />
*カード名を指定する場合、このカードであることがわかりさえすれば正確である必要はない([[マジック・イベント規定]]3.6)。名前が覚えられなくとも心配はない。<br />
<br />
==カード名==<br />
[[カード名]]の長さは、登場時点で[[銀枠]]を除き英語、日本語共にトップ([[各種カードランキング]])。その長すぎるカード名対策として、さまざまな工夫がされている。<br />
<br />
*[[マナ・コスト]]を入れるスペースがないため、代替コストによって唱えるようになっている。<br />
*上記の通り、3番目の能力は発生源が特殊である。「食べた料理がダメージを与えている」ということを明瞭にするためでもあろうが、「クリーチャー1体を対象とする。アスモラノマルディカダイスティナカルダカールはそれに6点のダメージを与える」となって[[文章欄]]を圧迫するのを防ぐためでもあると思われる。1番目の能力は、もとより「この呪文」という[[テンプレート]]になっているため問題なく、2番目の誘発型能力は他に記法がないためそのまま書かれている。<br />
<br />
長い名前ではあるが1単語なので、[[銀枠]]との[[シナジー]]はあまりない。文字数を参照するにしても[[Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental]]がある以上、見劣りしてしまう。<br />
*OMRSTPLRLCNSWMTCTHTALCNEEより優位な点としては、タフネス3なので[[Stone-Cold Basilisk]]の[[バジリスク能力]]の影響を受けず[[ブロック]]し続けられることぐらいか。<br />
<br />
==関連カード==<br />
*[[地獄料理書/The Underworld Cookbook]]<br />
<br />
===サイクル===<br />
{{サイクル/モダンホライゾン2のレアの2色カード}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
'''アスモラノマルディカダイスティナカルダカール'''/''Asmoranomardicadaistinaculdacar'' は人間の女性。魔導士であり[[地獄料理書/The Underworld Cookbook (ストーリー)|地獄料理書/The Underworld Cookbook]]の著者。<br />
<br />
詳細は[[アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar (ストーリー)]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[サーチカード]]<br />
*[[マナ・コストの無いカード]]<br />
*[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%92%E3%83%A2%E3%82%B9/Llanowar_Behemoth
ラノワールのビヒモス/Llanowar Behemoth
2022-01-23T08:06:39Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Llanowar Behemoth}}<br />
<br />
[[クリーチャー]]を1体[[タップ]]するごとに+1/+1の[[修整]]を得られるクリーチャー。[[戦闘]]に参加させたくない[[システムクリーチャー]]や、[[攻撃]]に参加しても[[破壊]]される[[小型クリーチャー]]を無駄なく利用することができる。<br />
<br />
ただし、[[回避能力]]がないことは大きな欠点。いくら強化しても[[チャンプブロック]]によって[[ダメージ]]を通せない、という状況になりやすい。<br />
<br />
その点、[[リミテッド]]では強力。5[[マナ]]4/4の時点で充分な性能だが、やはり[[能力]]が堅固。チャンプブロックを強要できる盤面では、着実に[[アドバンテージ]]を稼いでくれる。<br />
<br />
*[[ブロッカー]]にするなら単体で5/5として使える。<br />
*初出時は'''ビヒモス'''/''Behemoth''という特有の[[クリーチャー・タイプ]]を持っていた。しかし、その後に登場した「ビヒモス」と名のつくカードにはビヒモスのクリーチャー・タイプが与えられず、[[第9版]]に[[再録]]される際に、このカードもビヒモスから[[エレメンタル]]に変更された。<br />
*[[第8版]]の日本語版カードには「ターン終了時まで'''+1/+'''の修整を受ける。」と[[タフネス]]の[[修整]]値が欠落している[[誤植]]がある。<br />
<br />
== 関連カード ==<br />
===主な類似カード・変形版===<br />
[[アンタップ状態]]の自分のクリーチャーをタップする事で[[パンプアップ]]するクリーチャー。特記しない限り+1/+1修整。<br />
*[[Vodalian War Machine]] - (1)(青)(青)0/4[[防衛]]。[[マーフォーク]]のタップで+2/+1修整。[[攻撃制限]]の解除も可能。ただし[[戦場を離れ]]たとき、タップしたマーフォークも巻き添えになる。([[フォールン・エンパイア]])<br />
*[[ケルドの闘車/Keldon Battlewagon]] - (5)0/3[[トランプル]]の[[アーティファクト・クリーチャー]]。タップしたクリーチャーの[[パワー]]の値だけパワーに修整。戦闘終了後、これを[[生け贄に捧げる]]。([[プロフェシー]])<br />
**[[発奮する巨人/Impelled Giant]] - (4)(赤)(赤)の3/3。タップに使えるのが赤のクリーチャーのみになったが、[[ブロック制限]]と[[生け贄に捧げる|生け贄]]の[[ペナルティ能力|ペナルティ]]が無くなったケルドの闘車。([[イーブンタイド]])<br />
*[[根の血族の同盟者/Root-Kin Ally]] - (4)(緑)(緑)の3/3[[召集]]。2体ずつタップする必要があるが、+2/+2修整。([[ラヴニカ:ギルドの都]])<br />
*[[苔橋のトロール/Mossbridge Troll]] - (5)(緑)(緑)の5/5疑似[[破壊不能]]。タップしたクリーチャーのパワーの合計値が10以上である必要があるが、+20/+20修整。([[シャドウムーア]])<br />
*[[トーパの苦行者/Topan Ascetic]] - (2)(緑)2/2の[[下位種]]。([[アラーラの断片]])<br />
*[[茨噛み付き/Bramblesnap]] - (1)(緑)1/1トランプル。([[エルドラージ覚醒]])<br />
*[[オドゥノスの黒樫/Black Oak of Odunos]] - (2)(黒)0/5[[防衛]]。[[起動コスト]]に(黒)が必要。([[神々の軍勢]])<br />
*[[オラーズカの暴君、クメーナ/Kumena, Tyrant of Orazca]] - (1)(青)(緑)2/4[[伝説の]]マーフォーク。マーフォークを5体タップで各マーフォークに[[+1/+1カウンター]]を置く。([[イクサランの相克]])<br />
*[[レーデヴの勇者/Ledev Champion]] - (1)(緑)(白)2/2。[[攻撃]]時にしか使えない[[誘発型能力]]。(3)(緑)(白)で1/1[[絆魂]][[トークン]]の[[生成]]も出来る。([[ラヴニカのギルド]])<br />
*[[包囲戦の打撃者/Siege Striker]] - (2)(白)1/1[[二段攻撃]]。攻撃時にしか使えない誘発型能力。([[基本セット2021]])<br />
タップするわけでは無いが、攻撃に参加させなかったクリーチャー数を[[アタッカー]]1体への修整値に変換できる点では、[[賛美]]や[[結び蔦の聖騎士/Knotvine Paladin]]などの能力も使用感としては近しい。<br />
==参考==<br />
*[[タップ・アウトレット]]<br />
*[[カード名百科事典#ビヒモス|ビヒモス]]([[カード名百科事典]])<br />
*[[ラノワール/Llanowar]]([[背景世界/ストーリー用語]])<br />
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:第9版]] - [[アンコモン]]<br />
*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B8%8D%E6%84%89%E5%BF%AB%E3%81%AA%E6%8B%B7%E5%95%8F%E8%80%85%E3%80%81%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88/Tibalt,_Wicked_Tormentor
不愉快な拷問者、ティボルト/Tibalt, Wicked Tormentor
2022-01-23T02:53:46Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{カードテキスト<br />
|カード名=Tibalt, Wicked Tormentor / 不愉快な拷問者、ティボルト<br />
|コスト=(3)(赤)(赤)<br />
|タイプ=伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt)<br />
|カードテキスト=[+1]:(赤)(赤)を加える。不愉快な拷問者、ティボルトの呪文書から、カード1枚をドラフトし、それを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードを唱えてもよい。<br>[+1];クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。それのコントローラーが「不愉快な拷問者、ティボルトはそのプレイヤーに3点のダメージを与える。」を選ばないかぎり、不愉快な拷問者、ティボルトはそれに3点のダメージを与える。あなたはカードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、カード1枚を引く。<br>[-X]:「このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ赤の1/1のデビル(Devil)・クリーチャー・トークンX体を生成する。<br />
|PT=3<br />
|Gathererid=548270<br />
|アーティスト=PINDURSKI<br />
|背景=arena<br />
}}<br />
<br />
[[アルケミー:イニストラード]]で登場した[[ティボルト]]。[[忠誠度能力]]は[[マナ加速]]と[[呪文書からドラフト]]、[[懲罰者カード|懲罰]][[火力]]と[[ルーター|かき回し]]、[[デビル]]・[[トークン]]の生成。<br />
<br />
;1つ目の+1能力<br />
:[[赤マナ]]2点を生み、デビルのカードが収められた呪文書から1枚ドラフトする。<br />
:[[衝動的ドロー]]相当とは言え、[[マナ加速]]と[[カード・アドバンテージ]]を両方得られるのは強力。ティボルトを[[戦場に出す|戦場に出した]]あとにすぐに[[起動]]しても2[[マナ]]から[[唱える|唱え]]られる選択肢はかなり多く、[[繋がれた粗暴者/Chained Brute]]辺りを呼び出せばティボルトを守るための[[ブロッカー]]としてもかなり信頼度が高い。<br />
<br />
;2つ目の+1能力<br />
:[[クリーチャー]]または[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]への火力か、[[プレイヤー]]への[[ダメージ]]かを[[対戦相手]]に選ばせた上でのかき回し。<br />
:対戦相手に選択権があるため、基本的にはこちらの望んだ結果にはならない。しかし対戦相手の選択を見てからかき回しができるため、対戦相手がクリーチャーへの火力を選んだなら不要になった[[除去]]を[[捨てる]]とか、自身へのダメージを選んだならトドメを刺すための本体火力を探しに行くといったことができる。1回の起動で2つのアクションを取れる柔軟性を活かしたい。<br />
<br />
;-X能力<br />
:[[イニストラード/Innistrad|イニストラード]]でしばしば見られるデビル・トークンの生成。<br />
:ティボルトが戦場に出てただちにこれを全力で起動したとすると3体を生み出すことができ、[[家の焼き払い/Burn Down the House]]と比べてもそう悪くない性能。2つのプラス[[能力]]がいずれも対戦相手のライフか戦力を責め立てるものになっているので、それらを何度か繰り返した後にたまった[[忠誠度]]をすべてトークンに変換すれば充分に[[フィニッシャー]]たり得る。もちろん、[[X]]の値を調整してティボルトを戦場に残しつつトークンを生み出す運用も可能。<br />
<br />
総合的には[[コントロール (デッキ)|コントロール]]か[[ミッドレンジ]]の[[デッキ]]でアドバンテージ源兼フィニッシャーの役割が妥当だろう。どの能力も「マナ加速とドラフト」「いずれかへの火力とかき回し」「火力に変換可能なクリーチャー」と2アクション以上の役割を持っているため、採用できる範囲は幅広い。強いて言うならば初期忠誠度の低さがやや気になるが、上述の通り自身を守る方法も持っているため、自己完結性が高い強力なプレインズウォーカー。<br />
<br />
==[[ルール]]==<br />
;1つ目の+1能力<br />
<br />
:*以下の[[呪文書からドラフト]]する。<br />
:**[[繋がれた粗暴者/Chained Brute]]<br />
:**[[護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils]]<br />
:**[[祭り壊し/Festival Crasher]]<br />
:**[[炉の小悪魔/Forge Devil]]<br />
:**[[激情の悪魔/Frenzied Devils]]<br />
:**[[騒乱の道化/Havoc Jester]]<br />
:**[[地獄乗り/Hellrider]]<br />
:**[[引きずり鬼/Hobblefiend]]<br />
:**[[燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils]]<br />
:**[[罪を誘うもの/Sin Prodder]]<br />
:**[[悪意あるいたずら者/Spiteful Prankster]]<br />
:**[[ティボルトの憤怒鬼/Tibalt's Rager]]<br />
:**[[松明の悪鬼/Torch Fiend]]<br />
:**[[硫黄の蛮人/Brimstone Vandal]]<br />
:**[[小悪魔の遊び/Devil's Play]]<br />
<br />
;2つ目の+1能力<br />
:これを起動するためには[[対象]]となるクリーチャーかプレインズウォーカーが必要である。対戦相手がクリーチャーもプレインズウォーカーも[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していない場合、対戦相手にダメージを与える目的で起動することは不可能となる。<br />
==関連カード==<br />
{{キャラクターを表すカード/ティボルト}}<br />
<br />
==ストーリー==<br />
詳細は[[ティボルト/Tibalt]]を参照。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[神話レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%82%BF%E6%A9%8B%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB/Clackbridge_Troll
カタカタ橋のトロール/Clackbridge Troll
2022-01-23T02:19:30Z
<p>172.31.56.17: オールプレイ能力の定義は「どのプレイヤーも起動してよい」とされている起動型能力であること。</p>
<hr />
<div>{{#card:Clackbridge Troll}}<br />
5[[マナ]]で8/8に加えて[[速攻]]と[[トランプル]]という、強烈な[[マナレシオ]]を持つ[[トロール]]。[[ETB]][[能力]]で[[対戦相手]]のもとで[[ヤギ]]・[[トークン]]を[[生成]]する上、[[戦闘開始ステップ|戦闘開始時]]に[[クリーチャー]]を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られると[[タップ]]され[[攻撃]]を制限されてしまうが、その場合でも[[ライフ]]と[[カード]]の[[アドバンテージ]]を得ることができる。<br />
<br />
[[全体火力]]と組み合わせれば邪魔されずに攻撃が可能。あるいは、[[静寂をもたらすもの/Hushbringer]]でETB能力を封じればトークン生成自体が行われない。<br />
ただし[[除去耐性]]があるわけではないので、最悪の場合は対戦相手に[[チャンプブロック]]要員を与えるだけで終わってしまうことも。<br />
<br />
対戦相手の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]下で[[死亡]]しやすい脆弱なクリーチャーを一度に複数体生み出せるのはユニークな点であり、それを逆手に取った利用法も考えられる。[[虐殺のワーム/Massacre Wurm]]と組み合わせることで、ヤギ3体を虐殺し6点の[[ライフロス]]、[[タフネス]]2以上のクリーチャーがいなければトロールが素[[通し]]になり8点ダメージの合計14点。[[怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate]]を噛ませれば、-2能力を[[起動]]後虐殺のワームを[[唱える]]ことで同一ターン内で確実に[[コンボ]]を決めることができる<ref>[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0034572/ ゴルガリ・ワーム:BO1は別のゲーム?(スタンダード)](岩SHOWの「デイリー・デッキ」2020年11月17日)</ref>。<br />
<br />
*生け贄に捧げた時のドローは強制である点に注意。[[不死の騎士/Deathless Knight]]や[[呪術師のほうき/Sorcerer's Broom]]などで継続的にクリーチャーを供給されると[[ライブラリーアウト]]しかねない。<br />
<br />
==ルール==<br />
*[[攻撃している状態で戦場に出る]]ことができれば、クリーチャーを生け贄に捧げるタイミングが発生しないので確実に攻撃ができる。<br />
*生け贄に捧げることを選べるのは[[コントローラー]]の[[戦闘開始ステップ]]なので、[[戦闘後メイン・フェイズ]]に[[戦場]]に出せば、次の対戦相手のターンに[[ブロッカー]]として立たせておくことができる。<br />
<br />
==開発秘話==<br />
モチーフは、ノルウェーの童話『[[Wikipedia:ja:三びきのやぎのがらがらどん|三びきのやぎのがらがらどん]]』に登場する「橋の下に住むトロール」。草を求めて橋を渡る三匹のヤギを食べようとするが、一番大きなヤギにやっつけられてしまう。<br />
<br />
当初は、[[対戦相手]]に[[攻撃クリーチャー]]1体につき1点の[[ライフ]]を[[支払う]]よう求める[[能力]]を持っていたが、これが『三びきのやぎのがらがらどん』のトロールだと気づくプレイヤーは少なかったので、[[ヤギ]]を含むデザインに変更された。同じく3体の[[トークン]]を[[生成]]する[[亜麻色の侵入者/Flaxen Intruder]]や[[狼の獲物/Wolf's Quarry]]と差別化するため、トークンは[[対戦相手]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]下で生成されるようになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-check-part-1-2019-09-23 Eldraine Check, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033107/ エルドレイン・チェック その1]([[Making Magic]] [[2019年]]9月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。<br />
<br />
*ただし、童話のようにヤギがトロールを返り討ちにするのは困難。例えば[[高潔のあかし/Righteousness]]1枚では相打ちにすら届かない。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033092/ 『エルドレインの王権』のトークン]([[Daily MTG]] 2019年9月19日)<br />
*[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[レア]]<br />
__NOTOC__</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%88%86%E8%A3%82/Bifurcate
分裂/Bifurcate
2022-01-22T22:30:19Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Bifurcate}}<br />
<br />
すでに[[戦場]]に出ている[[クリーチャー]]1体と同じ[[名前]]の[[カード]]を、[[ライブラリー]]から直接[[戦場に出す]]、その[[カード名]]の通りクリーチャーを分裂させるイメージの[[ソーサリー]][[呪文]]。[[クローン/Clone]]の機能を[[緑]]で再現したものと言える。<br />
<br />
もとになるクリーチャーを戦場に用意しておく必要はあるが、4[[マナ]]でどんなクリーチャーでも[[リクルート]]できるので弱いカードではない。それなりの[[重い|重さ]]と制圧力を持つクリーチャーを追加で戦場に送りこめば[[勝利]]はぐっと近くなるだろう。<br />
<br />
しかし重く強力な[[フィニッシャー]]を[[サーチ]]するカードとしては、そもそも1枚目は自力で[[引く|ドロー]]して自力で[[唱える|唱えて]]おかないといけないためあまり意味がなく、またそれだけ強力ならば2体に増やしても[[オーバーキル]]になるだけという場合も多い。自分のクリーチャーを分裂させるだけなら、本家である[[青]]は後の1マナ軽い[[鏡像/Mirror Image]]でもやってのけられてしまう点からも、やはりマナ効率のよくない呪文であり、実際あまり使われてはいなかった。<br />
<br />
[[リミテッド]]では頭数を増やすことに意味があるので悪くはないが、今度はサーチするクリーチャーの質が問題になる。人気の強力クリーチャーをそうそう何枚も[[ピック]]できるはずもない。そこそこのクリーチャーをとりあえず戦場に出すものだと割り切って使っていく必要がある。<br />
<br />
*[[対象]]をとる[[呪文]]なので、いわゆる[[立ち消え]]が発生する可能性もあるので注意。<br />
*[[マスクス・ブロック]]の[[緑]]の強力クリーチャーの代名詞ともいえる[[ブラストダーム/Blastoderm]]と[[はじける子嚢/Saproling Burst]]のどちらも[[対象]]にできない点が残念。<br />
*[[リス対立]]で[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]を追加するのに使われたことがあったが、[[スカイシュラウドの密猟者/Skyshroud Poacher]]の登場後は完全にお株を奪われた。<br />
<br />
==関連カード==<br />
*[[擬態の仮面/Mask of the Mimic]] - (青)[[インスタント]]。追加コストとしてクリーチャー1体の[[生け贄]]が必要な「分裂」。([[ストロングホールド]])<br />
*[[群れでの狩り/Pack Hunt]] - (3)(緑)。戦場には出せず[[手札]]に加えるのみだが、3枚まで探せる。([[ネメシス]])<br />
*[[あと戻りの映像/Retraced Image]] - (青)ソーサリー。ライブラリーからでなく、[[手札]]から同名の[[パーマネント]]を出す分裂。([[トーメント]])<br />
*[[朗々たる根本原理/Clarion Ultimatum]] - (緑)(緑)(白)(白)(白)(青)(青)[[根本原理]][[サイクル#カード群|サイクル]]の1枚。パーマネント5つを[[タップイン]]で「分裂」させる。([[アラーラの断片]])<br />
*[[分裂の操作/Mitotic Manipulation]] - (1)(青)(青)。対象を取らず、ライブラリーの上7枚のいずれか1枚と同名のパーマネントを「分裂」させる。([[ミラディン包囲戦]])<br />
*[[二重の詠唱/Doubling Chant]] - (5)(緑)。対象を取らず、自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャーすべてを「分裂」させる。([[基本セット2012]])<br />
単に戦場のクリーチャーを[[コピー]]して出せるものは[[コピーカード]]の項を参照。<br />
==参考==<br />
*[[サーチカード]]<br />
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/Bag_of_Devouring
バッグ・オヴ・ディヴァウアリング/Bag of Devouring
2022-01-21T07:06:35Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Bag of Devouring}}<br />
<br />
[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]た[[アーティファクト]]と[[クリーチャー]]を飲み込んでおき、後で[[手札]]に取り戻せるアーティファクト。[[捨てる|捨てた]]手札ではなく生け贄に対応した[[保有の鞄/Bag of Holding]]の亜種といえる。<br />
<br />
ただし全部を取り出せる保証はなく、戻ってくる数は10面[[サイコロ]]の出目次第。また保有の鞄の[[ルーター]][[能力]]の代わりに、アーティファクトかクリーチャーを生け贄に捧げてカードを[[引く]]能力を持つ。<br />
<br />
置いてある間は生け贄の[[墓地]]利用ができなくなるため一概に生け贄ギミックと好相性とは限らない点には注意。[[色]][[マナ]]ではあるものの[[ほぞ]]である点や生け贄なら勝手に飲み込んでくれる点から、エンチャントは対象外だが[[エスパー・スタックス]]のような[[デッキ]]に向いている。<br />
<br />
*バッグ・オヴ・ディヴァウアリング/Bag of Devouring(貪り食う鞄)は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]に登場する魔法のアイテム(と見せかけた罠)。外界の存在が仕掛けた罠と言われ、[[保有の鞄/Bag of Holding]]だと思って冒険者が中に放り込んだアイテムを異次元へと持ち去ってしまう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E8%A3%95%E7%A6%8F%E3%81%AA%E8%B2%A1%E5%B8%83/Bucknard%27s_Everfull_Purse
バックナードの裕福な財布/Bucknard's Everfull Purse
2022-01-21T06:40:20Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Bucknard's Everfull Purse}}<br />
<br />
[[起動]]1[[マナ]]で最大4個の[[宝物]]が出てくる財布。ただし使うと右側の[[プレイヤー]]に渡ってしまう。<br />
<br />
上振れに期待して[[ビッグ・マナ]]、もしくは[[アーティファクト]]や[[宝物]]、[[サイコロ]]と[[シナジー]]がある[[デッキ]]に入れるのが主な使い道となるか。起動した[[ターン]]に回収すれば一方的に恩恵を得られるが、これのためだけに[[バウンス]]を使うのはムダが多いため、狙うなら[[子守り大トカゲ/Brooding Saurian]]や[[滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner]]のような[[オーナー]]を参照する[[カード]]との組み合わせが効果的。<br />
<br />
また[[喜劇の天才、ブリム/Blim, Comedic Genius]]と併用すると、自分が殴られなくとも1点[[ライフロス]]、1枚[[ハンデス]]の呪いの財布と化す。本来は渡された方が起動しなければ[[置物]]になって終わりだが、この状況なら自然と全員がサイコロを振る対戦を演出できるだろう。右側のプレイヤーには泣いてもらおう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%87%91%E5%B1%9E%E5%B1%B1%E7%BE%8A/Caprichrome
金属山羊/Caprichrome
2022-01-21T02:59:51Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Caprichrome}}<br />
<br />
「[[アーティファクト]]の[[貪食]]1」という、貪食の特殊なバリエーションを持つ[[有色アーティファクト]]・[[クリーチャー]]・[[ヤギ]]。<br />
<br />
貪食しない素のスペックは[[瞬速]]による隙の少なさこそあるが、4[[マナ]]で2/2[[警戒]]だけでは寂しい。瞬速を活かして[[除去]]の[[対象]]になった[[アーティファクト]]や[[チャンプブロック]]に使った[[アーティファクト・クリーチャー]]を素材にするなど、可能な限り[[アドバンテージ]]を失わない形で貪食して[[サイズ]]を補いたい。<br />
<br />
*英語の[[名前]]は、Capricorn/やぎ座と、Chrome/クロム(原子番号 24 の金属元素)の合成語。<br />
*アーティファクトの貪食は、通常の貪食と異なりアーティファクトでないクリーチャーを[[生け贄に捧げる]]ことはできない。<br />
*“[[カード]]([[紙]])を食べるから”という理由でGoat/山羊のアナグラムから名づけられた[[エイトグ/Atog]]のある意味では最も関連性の高い亜種ともいえる。[[色]]や[[タイプ]]、食べる挙動などは大きく異なるが、“食べる”というフレーバーに関してはより“らしく”なっているといえるだろう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[アンコモン]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E8%A1%9D%E5%8B%95%E7%9A%84%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC
衝動的ドロー
2022-01-21T01:41:20Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{Otheruses|主に[[赤]]に割り当てられた[[効果]]の俗称|[[衝動/Impulse]]風の[[引く|ドロー]][[効果]]|濾過}}<br />
'''衝動的ドロー'''(''impulsive draw'')は、[[赤]]の[[カード]]が持つ「[[ライブラリーの一番上]]のカードを[[追放]]し、一定期間だけそれを[[プレイ]]することを許可する」[[能力]]の俗称。<br />
<br />
{{#card:Abbot of Keral Keep}}<br />
<br />
==解説==<br />
初めて登場したのは[[エルキンの壷/Elkin Bottle]]の能力。その後それを元ネタとして[[基本セット2014]]の[[紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster]]が作られ、以降は赤の能力として継続的にこの能力を持ったカードが作られている。<br />
<br />
[[色の役割]]における赤の役割の少なさを補うために赤に移行された能力で、本来は赤の役割ではない[[引く|ドロー]]を期間を区切って一時的なものにすることで赤らしさを保ち、[[カラーパイ]]に反さないようになっている。[[紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster#開発秘話]]も参照。<br />
<br />
「あなたのライブラリーの一番上からN枚のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはこれにより追放されたカードをプレイしてもよい。」が基本的な効果だが、カードによっては追放したカードをプレイできる期限が違ったり、土地はプレイできないものがある。<br />
<br />
*[[続唱]]や[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]の1つ目の能力もある意味衝動的ドローの亜種と言えるが、ルール的挙動や使い勝手はかなり異なる。<br />
*語感から誤解があるかもしれないが、[[衝動/Impulse]]風のドローではない。衝動/Impulse風のドロー[[効果]]を持つカードについては'''[[濾過]]'''の項を参照のこと。<br />
**このことについて[[Mark Rosewater]]は「([[青]]のカードにこの[[カード名|名前]]が使われたのは)誤りであり、初期のマジックでは[[カラーパイ#色の哲学と関係性|色の哲学]]への理解が進んでいなかった」と述べている<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/116237604418/if-red-is-supposed-to-be-the-impulsive-color-why Blogatog](Mark RosewaterのBlog 2015年4月12日)</ref>。<br />
<br />
==ルール==<br />
*「そのカードを[[プレイ]]してもよい。」とは、そのカードが土地であればプレイしてもよく、呪文であれば[[唱える|唱えてもよい]]という意味である。「そのカードを唱えてもよい。」という[[効果]]の場合、追放された土地カードをプレイすることはできない。<br />
*手札からではなく追放領域からプレイできる以外の、土地のプレイと呪文を唱えることに関する手順や制限はすべて従わなければならない。<br />
**土地のプレイは、あなたの[[メイン・フェイズ]]の間で、[[スタック]]が空であり、あなたがまだ土地をプレイしていないならプレイすることができる。他の効果によって土地のプレイ回数が増えてない限り、手札から1枚、追放領域から1枚といったプレイングはできない。<br />
**呪文は、[[インスタント]]以外はあなたの[[メイン・フェイズ]]の間で、[[スタック]]が空のときに唱えることができる。[[マナ・コスト]]を含む[[コスト]]も[[支払う]]必要がある。<br />
*唱えた呪文は、[[解決]]されれば通常通り[[パーマネント呪文]]は[[戦場]]に出て、インスタントか[[ソーサリー]]ならば[[墓地]]に置かれる。<br />
*示された期間が終わってもプレイされていないカードは、追放されたままになる。<br />
<br />
==主なカード==<br />
特記しない限り1枚追放で、使用期限はそのターン終了時まで。'''太字'''は使用期限が「次のあなたのターン終了時まで」持続する。[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]ものは[[野生の呼び声/Call of the Wild]]の項を参照。<br />
*[[紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster]] - 4マナ[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の+1[[忠誠度能力]]。([[基本セット2014]])<br />
**[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]] - 4マナプレインズウォーカーの+1忠誠度能力。([[カラデシュ]])<br />
**[[炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan]] - 4マナプレインズウォーカーの+1忠誠度能力。([[灯争大戦]])<br />
**[[炎の心、チャンドラ/Chandra, Heart of Fire]] - 5マナプレインズウォーカーの+1忠誠度能力。手札を全て捨て3枚追放。([[基本セット2021]])<br />
**[[勝負服纏い、チャンドラ/Chandra, Dressed to Kill]] - 3マナプレインズウォーカーの+1忠誠度能力。赤いカードしかプレイできない。([[イニストラード:真紅の契り]])<br />
*[[予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker]] - 3マナ[[二段攻撃]][[トランプル]][[クリーチャー]]の[[サボタージュ能力]]。([[ニクスへの旅]])<br />
**[[激憤の巫師/Ire Shaman]] - [[変異]]コスト(赤)のクリーチャーの[[変異誘発型能力]]。([[タルキール龍紀伝]])<br />
**[[夢の略奪者/Dream Pillager]] - 7マナクリーチャーのサボタージュ能力。[[与える|与えた]][[戦闘ダメージ]]と同枚数追放。呪文しかプレイできない。([[統率者2015]])<br />
**[[流城の密教信者/Stromkirk Occultist]] - 3マナトランプルクリーチャーのサボタージュ能力。[[マッドネス]](1)(赤)。([[異界月]])<br />
**[[グロータグの夜走り/Grotag Night-Runner]] - 3マナクリーチャーのサボタージュ能力。([[ゼンディカーの夜明け]])<br />
*[[衝動的な行動/Act on Impulse]] - 3[[マナ]][[ソーサリー]]。3枚追放。([[基本セット2015]])<br />
**[[ジェスカの意志/Jeska's Will]] - 衝動的な行動に別モードが付いた[[上位互換]]。([[統率者レジェンズ]])<br />
*[[前哨地の包囲/Outpost Siege]] - 4マナ[[エンチャント]]。[[モード]]の片方で、[[アップキープ]]に[[誘発]]。([[運命再編]])<br />
*'''[[溶岩との融和/Commune with Lava]]''' - ([[X]])(赤)(赤)の[[インスタント]]でX枚追放。(タルキール龍紀伝)<br />
*[[ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep]] - 2マナクリーチャーの[[ETB]][[能力]]。([[マジック・オリジン]])<br />
*[[騒乱の発端、グレンゾ/Grenzo, Havoc Raiser]] - 2マナクリーチャー。自分のクリーチャーが[[プレイヤー]]に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーの[[ライブラリー]]から追放。[[色マナ]]は無視できる。([[コンスピラシー:王位争奪]])<br />
**[[鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer]] - 4マナ[[海賊]]。あなたの海賊が1体以上プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのライブラリーから追放。色マナは無視できる。(統率者レジェンズ)<br />
**[[表現の学部長、ナサーリ/Nassari, Dean of Expression]] - 5マナクリーチャー。あなたのアップキープに誘発。各対戦相手のライブラリーの上から1枚ずつ追放。色マナは無視できる。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])<br />
**[[敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer]] - 1マナ[[疾駆]]コスト(1)(赤)クリーチャーのサボタージュ能力。防御プレイヤーのライブラリーから1枚追放。さらに[[宝物]]を生成。([[モダンホライゾン2]])<br />
**'''[[君は囚人を見つけた/You Find Some Prisoners]]''' - 2マナインスタント。対戦相手のライブラリーの上3枚から1枚を追放。色マナは無視できる。モードの片方。([[フォーゴトン・レルム探訪]])<br />
**[[歓待の呪い/Curse of Hospitality]] - 3マナ呪いエンチャント版グレンゾ。コントローラー問わずつけられているプレイヤーを攻撃するクリーチャー全般に及ぶ。トランプルも付与。(イニストラード:真紅の契り)<br />
*[[独創の火花/Spark of Creativity]] - 1マナのソーサリー。1枚追放し、そのカードの[[マナ総量]]分の[[ダメージ]]を[[対象]]のクリーチャーに与えるか、そうしないならプレイしてもよい。(カラデシュ)<br />
*[[神託者の大聖堂/Oracle's Vault]] - 4マナ[[アーティファクト]]の[[タップ能力]]。通常はマナ・コストを支払う必要があるが、条件を満たせば[[マナ・コストを支払うことなく唱える|マナ・コストを支払うことなく]]プレイできる。([[アモンケット]])<br />
*[[ヴァンスの爆破砲/Vance's Blasting Cannons]] - 4マナ[[伝説のエンチャント]]。アップキープに誘発。呪文のみ。([[イクサラン]])<br />
*[[闇住まいの神託者/Dark-Dweller Oracle]] - 2マナクリーチャーの起動型能力。[[起動]]コスト(1)とクリーチャー1体の生け贄。([[基本セット2019]])<br />
**'''[[ブレイヤの見習い/Breya's Apprentice]]''' - 3マナ[[有色アーティファクト]]・クリーチャーのタップ能力。アーティファクト1つの生け贄が起動コスト。(モダンホライゾン2)<br />
**[[富豪の世継ぎ/Scion of Opulence]] - 3マナクリーチャーの起動型能力。起動コスト(赤)とアーティファクト2つの生け贄。([[イニストラード:真紅の契り統率者デッキ]])<br />
*[[力の頂点/Apex of Power]] - 10マナのソーサリー。7枚追放。[[フリースペル]]。呪文のみ。(基本セット2019)<br />
*'''[[舞台照らし/Light Up the Stage]]''' - 3マナ[[絢爛]]コスト(赤)のソーサリー。2枚追放。([[ラヴニカの献身]])<br />
*'''[[未来を点火/Ignite the Future]]''' - 4マナ[[フラッシュバック]](6)(赤)のソーサリー。3枚追放。[[墓地]]から唱えるとマナ・コストを支払うことなくプレイできる。([[統率者2019]])<br />
*'''[[僻境への脱出/Escape to the Wilds]]''' - [[赤緑]]5マナソーサリー。5枚追放。このターン、土地を1つ追加でプレイできる。(エルドレインの王権)<br />
*[[猛然たる顕現/Furious Rise]] - 3マナエンチャント。あなたの[[終了ステップ]]に、パワーが4以上のクリーチャーをコントロールしている場合に1枚追放。期限はこの方法で別のカードが追放されるまで。([[テーロス還魂記]])<br />
*'''[[地盤の巨人/Tectonic Giant]]''' - 4マナクリーチャーの誘発型能力。攻撃時か対戦相手の呪文の対象となった時。ライブラリーの上2枚から1枚を追放。モードの片方。(テーロス還魂記)<br />
**[[タスケーリの火歩き/Tuskeri Firewalker]] - 3マナクリーチャー。起動コスト(1)でこれが攻撃したターンに1回のみ[[起動]]可。([[カルドハイム]])<br />
**[[献身的な塵語り/Ardent Dustspeaker]] - 5マナクリーチャーの誘発型能力。これが攻撃するたびあなたの墓地のインスタントかソーサリーを1枚ライブラリーに戻した場合。2枚追放。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)<br />
**[[再鍛の刃、ラエリア/Laelia, the Blade Reforged]] - 3マナ[[速攻]]クリーチャーの誘発型能力。これが攻撃するたび。([[統率者2021]])<br />
**[[混沌の媒介者/Chaos Channeler]] - 4マナクリーチャーの誘発型能力。これが攻撃するたび。20面[[ダイス]]の出目によって1~3枚追放する。(フォーゴトン・レルム探訪)<br />
*[[マグマの媒介者/Magmatic Channeler]] - 2マナクリーチャーのタップ能力。手札を1枚捨てライブラリーの上2枚から1枚を追放。(ゼンディカーの夜明け)<br />
*[[ヴァラクートの探検/Valakut Exploration]] - 3マナエンチャント。[[上陸]]で誘発。プレイせず終了ステップを迎えた場合、追放したカードは墓地に送られ各対戦相手に1点ダメージ。(ゼンディカーの夜明け)<br />
*'''[[魂火の噴火/Soulfire Eruption]]''' - 9マナのソーサリー。好きな数の[[任意の対象]]ごとに1枚ずつ追放。対象にはそれぞれその追放したカードのマナ総量分ダメージ。(統率者レジェンズ)<br />
*[[幽体の兵長、ベル・ボルカ/Bell Borca, Spectral Sergeant]] - [[白赤]]4マナクリーチャー。アップキープに誘発。これのパワーはこのターン追放されたカード中最大のマナ総量に等しい。(統率者レジェンズ)<br />
*[[豊潤の角杯、ハーンフェル/Harnfel, Horn of Bounty]] - 5マナの[[有色]][[伝説のアーティファクト]]。起動コストとして手札1枚を捨て、2枚を追放。(カルドハイム)<br />
*'''[[スカルドの決戦/Showdown of the Skalds]]''' - 白赤4マナの[[英雄譚]]エンチャント。第Ⅰ章で4枚追放。(カルドハイム)<br />
*'''[[炎巨人の憤怒/Fire Giant's Fury]]''' - 2マナソーサリー。対象の[[巨人]]に+2/+2[[修整]]と[[トランプル]]に加え、与えたダメージ枚数分追放するサボタージュ能力を付与。(カルドハイム)<br />
*[[表現の反復/Expressive Iteration]] - [[青赤]]2マナのソーサリー。ライブラリーの上3枚から1枚を追放、さらに1枚は手札、1枚をライブラリーの下に送る。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)<br />
*[[電位式リレー/Galvanic Relay]] - 3マナソーサリー。[[ストーム]]付き。プレイできる期間が「次のあなたのターンの間」と変則的。(モダンホライゾン2)<br />
*[[願い/Wish]] - 3マナのソーサリー。ライブラリーからでなく[[サイドボード]]からプレイできる、いわば衝動的[[願い]]。(フォーゴトン・レルム探訪)<br />
*[[バード・クラス/Bard Class]] - 赤緑2マナ[[クラス]]・エンチャント。レベル3時限定。[[伝説]]の呪文を唱えるたび2枚追放。(フォーゴトン・レルム探訪)<br />
*'''[[秘本に縛られし者、プロスパー/Prosper, Tome-Bound]]''' - [[赤黒]]4マナクリーチャー。あなたの終了ステップに誘発。追放領域のカードを唱えるたび宝物を生成。([[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]])<br />
*[[ヴォルダーレンの末裔、フロリアン/Florian, Voldaren Scion]] - 赤黒3マナクリーチャー。あなたの[[戦闘後メイン・フェイズ]]開始時に、対戦相手が失ったライフ分、自分のライブラリーを見て1枚を追放。([[イニストラード:真夜中の狩り ]])<br />
*[[炎の媒介者/Flame Channeler]] - 2マナ[[変身する両面カード]]クリーチャーの第2面。起動コスト(1)と、あなたの呪文がダメージを与えるたびこれに乗る炎カウンター1つを取り除いて起動。(イニストラード:真夜中の狩り)<br />
*[[霊炎貯蔵器/Geistflame Reservoir]] - 3マナの有色アーティファクトのタップ能力。起動コスト(1)(赤)。(イニストラード:真夜中の狩り)<br />
*'''[[無謀なる衝動/Reckless Impulse]]''' - 2マナソーサリー。2枚追放。(イニストラード:真紅の契り)<br />
*[[通電の幻想家/Voltaic Visionary]] - 2マナ[[両面カード]]クリーチャーの第1面のタップ能力。ただしあなたに2点ダメージを与える。追放したカードをプレイすると[[変身]]してしまうので一度まで。(イニストラード:真紅の契り)<br />
*[[苛まれし預言者、エルス/Eruth, Tormented Prophet]] - 青赤3マナクリーチャー。あなたのドローを全て2枚の衝動的ドローに置換してしまう。(イニストラード:真紅の契り)<br />
==脚注==<br />
<references/><br />
<br />
==参考==<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/working-your-core-2013-07-08 Working Your Core]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0006608/ 『基本』的な働き](Making Magc [[2013年]]7月8日 [[Mark Rosewater]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/every-fire-begins-spark-2013-07-01 Every Fire Begins with a Spark]/[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E5%A4%A7%E7%81%AB%E3%82%82%E7%81%AF%E3%81%8B%E3%82%89-2013-07-11 どんな大火も灯から](Making Magic 2013年7月11日 [[Dave Guskin]]著)<br />
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/hooked-draconics-part-1-2015-03-16 Hooked on Draconics, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014511/ 龍詞に魅せられて その1](Making Magc [[2015年]]3月16日 Mark Rosewater著)<br />
*[[色の役割]]<br />
*[[用語集]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88/Death_Tyrant
デス・タイラント/Death Tyrant
2022-01-21T01:39:23Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>{{#card:Death Tyrant}}<br />
<br />
[[スケルトン]]になってしまった[[ビホルダー]]。[[墓地]]から復活する[[能力]]と[[威迫]]を持ち、[[あなた]]の[[ターン]]の[[戦闘]]に参加した[[クリーチャー]]が[[死亡]]するとネガティヴ・エナジー・コーンで2/2[[ゾンビ]]として蘇らせる。<br />
<br />
[[トークン]]生成の条件と威迫が噛み合っており、[[チャンプブロック]]や[[ブロック]]後の[[除去]]等による[[コンバット・トリック]]で長期的な[[クロック]]を加速させるくらいならこれを素通しする、という戦況を作りやすい。さらに十分な[[サイズ]]を持ちながら[[マナ]]のみで[[リアニメイト]]できるのは珍しく、トークンが[[タップイン]]ではないおかげでリアニメイトまでの時間稼ぎとして機能するのも強み。<br />
<br />
また[[攻撃]]したクリーチャーを[[生け贄]]にしてもトークンが生成されるため、[[起動]]が[[ソーサリー]]限定でなければ[[サクリファイス]]とも相性が良い。トークンであっても能力の対象に含まれるのも大きく、一見すると[[チャンプアタック]]という際も相手は対応に迷うことになるだろう。<br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%A0
コードネーム
2022-01-20T03:52:22Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>'''コードネーム'''(''Code Names'')とは、製作段階にある[[カード・セット]]の仮称で、[[開発部]]で主に用いるためにある。<br />
<br />
コードネームに用いられている言葉と、そのセットの正式名称や内容は基本的に無関係である。<br />
<br />
==アライアンス==<br />
'''[[アライアンス]]''' - Quack(クワック)<br />
<br />
*Mac OSのファイルフォルダを開いた時の音に由来<ref name="MM_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/codename-game-2002-08-12-0 Codename of the Game]([[Making Magic]] [[2002年]]8月12日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。本来はアヒルの鳴き声を示す。<br />
<br />
==[[ミラージュ・ブロック]]==<br />
'''[[ミラージュ]]''' - Sosumi<br />
<br />
*Mac OSのシステムビープ音が由来。<br />
<br />
'''[[ビジョンズ]]''' - Mirage Jr.(ミラージュジュニア)<br />
<br />
*ミラージュを分割したために「ミラージュの子」という意味。最初から構想が定まっていたために当初はコードネームがなかった<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
'''[[ウェザーライト]]''' - Mochalatte(モカラテ)<br />
<br />
*本来存在しないコーヒーの名。開発会議がスターバックスで多く行われていたことに由来<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[テンペスト・ブロック]]==<br />
'''[[テンペスト]]''' - Bogavhati(ボガヴァティ)<br />
<br />
*本来は[[毒カウンター]]を用いる[[土地]]の名であったが、没になった後、「有毒沼」というコンセプトがテンペストの概念としてピッタリだとして名づけられた<ref name="MM_1" />。<br />
*なお、[[ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal]]の名はこのコードネームから取られている。<br />
<br />
'''[[ストロングホールド]]''' - Rachimulot(レイチムロート)<br />
<br />
*開発中に脱稿した[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]の同名のカードの写真から<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
'''[[エクソダス]]''' - Gorgonzola(ゴルゴンゾーラ)<br />
<br />
*開発部の「ゴルゴンゾーラ・チーズのような拡大をしよう」という冗談が由来<ref name="MM_1" />。<br />
*このセットから初めてただの語感やジョーク的意味でコードネームを選び始めた。<br />
<br />
==[[ウルザ・ブロック]]==<br />
'''[[ウルザズ・サーガ]]''' - Armadillo(アルマジロ)<br />
<br />
'''[[ウルザズ・レガシー]]''' - Guacamole(グアカモーレ)<br />
<br />
'''[[ウルザズ・デスティニー]]''' - Chimichanga(チミチャンガ)<br />
<br />
*いずれもメキシコの名物料理。アルマジロの肉に、グアカモーレはアボガドのディップ、チミチャンガは揚げたブリトーのこと。<br />
*語感の良さからArmadilloを思いつき、後の2セットもそれに倣った<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[マスクス・ブロック]]==<br />
'''[[メルカディアン・マスクス]]''' - Archimedes([[Wikipedia:ja:アルキメデス|アルキメデス]]、古代ギリシャの数学者・物理学者・発明家)<br />
<br />
'''[[ネメシス]]''' - Euripides([[Wikipedia:ja:エウリピデス|エウリピデス]]、古代ギリシャの悲劇詩人)<br />
<br />
'''[[プロフェシー]]''' - Dionysius(ディオニシオス、古代ギリシャの軍人)<br />
<br />
*Archimedesは[[Mark Rosewater]]の恋人(後の妻)Loraが提案。それに倣い古代ギリシャの著名人の名前がつけられた<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[インベイジョン・ブロック]]==<br />
'''[[インベイジョン]]''' - Beijing(北京)<br />
<br />
'''[[プレーンシフト]]''' - Hong Kong(香港)<br />
<br />
'''[[アポカリプス]]''' - Shanghai(上海)<br />
<br />
*中国の都市名から(恐らくは開発部スタッフ[[Mike Elliott]]が)選択。当初は別の都市名がつけられていたが、アメリカ人には発音が難しい物があり変更されたとのこと<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[オデッセイ・ブロック]]==<br />
'''[[オデッセイ]]''' - Argon(アルゴン)<br />
<br />
'''[[トーメント]]''' - Boron(ホウ素)<br />
<br />
'''[[ジャッジメント]]''' - Carbon(炭素)<br />
<br />
*ABC順に名前をつけることで各セットの順序が感覚的にわかりやすくなるということで、元素名からABC順に選ばれた名前がつけられた<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[オンスロート・ブロック]]==<br />
'''[[オンスロート]]''' - Manny(マニー)<br />
<br />
'''[[レギオン]]''' - Moe(モー)<br />
<br />
'''[[スカージ]]''' - Jack(ジャック)<br />
<br />
*ABC順のコードネームが好評だったことから、単語の並びから順番が自然にわかるものをコードネームに採用することになった。開発部主任[[Bill Rose]]が自動車用品店「Pep Boys」の宣伝用キャラクターの名前から命名<ref name="MM_1" />。<br />
*「Pep Boys」のない地域で育った人間には逆に順番がわかりにくいと不評だった<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[ミラディン・ブロック]]==<br />
'''[[ミラディン]]''' - Bacon(ベーコン)<br />
<br />
'''[[ダークスティール]]''' - Lettuce(レタス)<br />
<br />
'''[[フィフス・ドーン]]''' - Tomato(トマト)<br />
<br />
*「BLTサンド(上記3つの具を挟んだ定番サンドイッチ)」から命名された。<br />
<br />
==[[神河ブロック]]==<br />
'''[[神河物語]]''' - Earth(土)<br />
<br />
'''[[神河謀叛]]''' - Wind(風)<br />
<br />
'''[[神河救済]]''' - Fire(火)<br />
<br />
*70年代にヒットしたソウル・バンド、[[Wikipedia:ja:アース・ウィンド・アンド・ファイアー|Earth, Wind & Fire]]から。<br />
*当初は"Blood," "Sweat," and "Tears"(血と汗と涙)と名付けられていたが、連続する大型エキスパンションがどちらも「B」から始まるのを避けるために変更された<ref name="MM_1" />。<br />
**こちらはその後戦乱のゼンディカー・ブロックのコードネームに採用された。<br />
<br />
==[[ラヴニカ・ブロック]]==<br />
'''[[ラヴニカ:ギルドの都]]''' - Ctrl(コントロール)<br />
<br />
'''[[ギルドパクト]]''' - Alt(オルト)<br />
<br />
'''[[ディセンション]]''' - Delete(デリート)<br />
<br />
*ウィンドウズの強制終了ショートカットキー。<br />
*Ctrlがゲーム用語の[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]と紛らわしいとされた。後述する[[時のらせん]]のコードネームにも紛らわしさがあったことから、以降のコードネームのつけ方には気を使うようになった<ref name="FA_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/coldsnap-qa-2005-10-26 Coldsnap Q&A]/[http://web.archive.org/web/20100109193558/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/product/20051105/index.html コールドスナップのQ&A(Internet Archive)](Feature Article [[2005年]]10月26日 [[Randy Buehler]]著)</ref>。<br />
<br />
==コールドスナップ==<br />
'''[[コールドスナップ]]''' - Splat(スプレィト)<br />
<br />
*水が落ちたときのパシャッというただの擬音。<br />
*時のらせんのコードネームを擬音で表すに際して統一した。<br />
<br />
==[[時のらせんブロック]]==<br />
'''[[時のらせん]]''' - Snap(スナップ)<br />
<br />
'''[[次元の混乱]]''' - Crackle(クラックル)<br />
<br />
'''[[未来予知]]''' - Pop(ポップ)<br />
<br />
*シリアルで有名なケロッグ社のマスコットキャラクター。当時のCMでは三人の名前がリズム良く呼ばれるのが定番だったという。<br />
*Snapが直前のセットの正式名である[[コールドスナップ]]と紛らわしいとされた<ref name="FA_1" />。<br />
<br />
==[[ローウィン・ブロック]]==<br />
'''[[ローウィン]]''' - Peanut(ピーナツ)<br />
<br />
'''[[モーニングタイド]]''' - Butter(バター)<br />
<br />
*次の小ブロックの大型エキスパンションjellyとセットで、お決まりの三連句、とでも言うもの。<br />
<br />
==[[シャドウムーア・ブロック]]==<br />
'''[[シャドウムーア]]''' - Jelly(ゼリー)<br />
<br />
'''[[イーブンタイド]]''' - Doughnut(ドーナッツ)<br />
<br />
==[[アラーラの断片ブロック]]==<br />
'''[[アラーラの断片]]''' - Rock(石)<br />
<br />
'''[[コンフラックス]]''' - Paper(紙)<br />
<br />
'''[[アラーラ再誕]]''' - Scissors(ハサミ)<br />
<br />
*じゃんけんの手から。<br />
<br />
==[[ゼンディカー・ブロック]]==<br />
'''[[ゼンディカー]]''' - Live<br />
<br />
'''[[ワールドウェイク]]''' - Long<br />
<br />
'''[[エルドラージ覚醒]]''' - Prosper<br />
<br />
*「Live long and Prosper」で「長寿と繁栄を」という挨拶文。アメリカのTVドラマ『[[Wikipedia:ja:スタートレック|スタートレック]]』シリーズに出てくる有名な台詞。<br />
<br />
==[[ミラディンの傷跡ブロック]]==<br />
'''[[ミラディンの傷跡]]''' - Lights<br />
<br />
'''[[ミラディン包囲戦]]''' - Camera<br />
<br />
'''[[新たなるファイレクシア]]''' - Action<br />
<br />
*映画の撮影を開始する際のお決まりの三連句、「Lights, Camera, Action!」から。<br />
*ミラディンの傷跡ブロックの企画の一部として、第3セットの情報公開の際、このセットの仮称は「Action」、正式名称は「清純なるミラディン」と「新たなるファイレクシア」のいずれかであるという形で発表された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/announcing-action-2010-12-09 Announcing Action]/[https://web.archive.org/web/20160416144823/http://archive.mtg-jp.com/publicity/010204/ "Action"の告知(Internet Archive)](Magic Arcana [[2010年]]12月9日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。<br />
<br />
==[[イニストラード・ブロック]]==<br />
'''[[イニストラード]]''' - Shake<br />
<br />
'''[[闇の隆盛]]''' - Rattle<br />
<br />
'''[[アヴァシンの帰還]]''' - Roll<br />
<br />
*エルビス・プレスリーの楽曲から。<br />
<br />
==[[ラヴニカへの回帰ブロック]]==<br />
'''[[ラヴニカへの回帰]]''' - Hook(釣り針)<br />
<br />
'''[[ギルド門侵犯]]''' - Line(釣り糸)<br />
<br />
'''[[ドラゴンの迷路]]''' - Sinker(おもり)<br />
<br />
*「hook, line, and sinker」で「鵜呑みにする」という慣用句。由来は「魚が針も糸もおもりも飲み込んでしまう」という意味から。<br />
<br />
==[[テーロス・ブロック]]==<br />
'''[[テーロス]]''' - Friends<br />
<br />
'''[[神々の軍勢]]''' - Romans<br />
<br />
'''[[ニクスへの旅]]''' - Countrymen<br />
<br />
*シェイクスピア「[[Wikipedia:ja:ジュリアス・シーザー(シェイクスピア)|ジュリアス・シーザー]]」からの引用。<br />
<br />
==[[タルキール覇王譚ブロック]]==<br />
'''[[タルキール覇王譚]]''' - Huey(ヒューイ)<br />
<br />
'''[[運命再編]]''' - Dewey(デューイ)<br />
<br />
'''[[タルキール龍紀伝]]''' - Louie(ルーイ)<br />
<br />
*ディズニーのキャラクター、アヒルの三つ子[[Wikipedia:ja:ヒューイ・デューイ・ルーイ|ヒューイ・デューイ・ルーイ]]から。<br />
*発音が韻を踏んでいる上に綴りがバラバラであること、ディズニーに詳しくない人間にとっては3つの順番が分かりにくいことから、Mark Rosewaterは問題のあるコードネームだったと述べている<ref name="MM_2">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/phooey-2015-05-11 Phooey]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014907/ フーイ](Making Magic [[2015年]]5月11日 Mark Rosewater著)</ref>。<br />
*熊異(2[[マナ]]2/2版の[[変異]])の実験のため、タルキール覇王譚をコピーしたもう1つのセットがテストされていた。このセットのコードネームは、第4のアヒル(ヒューイ・デューイ・ルーイは誤って4匹で描かれることがあった)の俗称に因んで「Phooey」とされた<ref name="MM_2" />。<br />
<br />
==[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]==<br />
'''[[戦乱のゼンディカー]]''' - Blood(血)<br />
<br />
'''[[ゲートウォッチの誓い]]''' - Sweat(汗)<br />
<br />
*アメリカの音楽アーティスト、[[Wikipedia:ja:ジョニー・キャッシュ|ジョニー・キャッシュ]]のアルバム「Blood, Sweat and Tears」、あるいはそれをそのまま拝借したアメリカのロック・バンド、[[Wikipedia:ja:ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ|Blood, Sweat & Tears]]から。<br />
*これらは神河ブロックのコードネーム候補でもあった。<br />
*1ブロック2セット制移行に伴い、Tearsは次のブロックへと移動した。<br />
<br />
==[[イニストラードを覆う影ブロック]]==<br />
'''[[イニストラードを覆う影]]''' - Tears(涙)<br />
<br />
'''[[異界月]]''' - Fears(恐怖)<br />
<br />
*イギリスのバンド、[[Wikipedia:ja:ティアーズ・フォー・フィアーズ|Tears for Fears]]から。<br />
<br />
==[[カラデシュ・ブロック]]==<br />
'''[[カラデシュ]]''' - Lock<br />
<br />
'''[[霊気紛争]]''' - Stock<br />
<br />
*「lock, stock, and barrel」で「どれもこれも」「一切合切」という意味の成句。lockは装薬の点火装置、stockは[[Wikipedia:ja:銃床|銃床]]、barrelは[[Wikipedia:ja:銃砲身|銃身]]で、「銃のどのパーツも」の意から。<br />
*1ブロック2セット制移行に伴い、Barrelは次のブロックへと移動した。<br />
<br />
==[[アモンケット・ブロック]]==<br />
'''[[アモンケット]]''' - Barrel(樽)<br />
<br />
'''[[破滅の刻]]''' - Laughs(笑い、楽しみ)<br />
<br />
*第2セットのコードネームは当初Monkeys(猿)だったが、変更された。<br />
*「a barrel of laughs」で「面白い人」「面白いこと」の意。現代では文字通りの意味ではなく、皮肉として使われることが多い。<br />
*「more fun than a barrel of monkeys」で「最高に楽しい」という意味の成句。または樽の中に入った猿を繋げて遊ぶおもちゃ、[[Wikipedia:en:Barrel of Monkeys (game)|Barrel of Monkeys]]から。<br />
<br />
==[[イクサラン・ブロック]]==<br />
'''[[イクサラン]]''' - Ham(ハム)<br />
<br />
'''[[イクサランの相克]]''' - Eggs(卵)<br />
<br />
*ham and eggsで、ハムを添えた卵料理のこと。日本語のハムエッグ(ハム付きの目玉焼き)のほか、ハム付きの炒り卵を含む。<br />
<br />
==[[ドミナリア]]〜[[灯争大戦]]==<br />
'''[[ドミナリア]]''' - Soup(スープ)<br />
<br />
'''[[Salad|2018年夏(開発中止)]]''' - Salad(サラダ)<br />
<br />
'''[[ラヴニカのギルド]]''' - Spaghetti(スパゲッティ)<br />
<br />
'''[[ラヴニカの献身]]''' - Meatballs(ミートボール)<br />
<br />
'''[[灯争大戦]]''' - Milk(牛乳)<br />
<br />
'''2019年夏(開発中止)''' - Cookies(クッキー)<br />
<br />
*イクサラン・ブロックと合わせて、2つずつがそれぞれ朝食・昼食・夕食・夜食の定番メニューとなっている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/145236724828/its-been-a-while-since-we-last-learned-new-code It's been a while since we last learned new code...]([[Blogatog]] [[2016年]]5月31日)</ref>。<br />
*ブロック制の廃止と基本セットの復活に伴い、SaladとCookiesは開発中止になった。<br />
*spaghetti and meatballsもしくはspaghetti with meatballsで、ミートボールの入ったスパゲッティのこと([[Wikipedia:ja:スパゲッティ・ウィズ・ミートボール|参考]])。<br />
<br />
==[[エルドレインの王権]]〜==<br />
'''[[エルドレインの王権]]''' - Archery(アーチェリー)<br />
<br />
'''[[テーロス還魂記]]''' - Baseball(野球)<br />
<br />
'''[[イコリア:巨獣の棲処]]''' - Cricket(クリケット)<br />
<br />
'''[[ゼンディカーの夜明け]]''' - Diving(ダイビング)<br />
<br />
'''[[カルドハイム]]''' - Equestrian(乗馬の)<br />
<br />
'''[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]''' - Fencing(フェンシング)<br />
<br />
'''[[フォーゴトン・レルム探訪]]''' - Zebra(シマウマ)<ref name="BA_1">[https://markrosewater.tumblr.com/post/648826497241694208/hi-mark-what-were-the-codenames-for-the Hi Mark, what were the codenames for the...](Blogatog [[2021年]]4月18日)</ref><br />
<br />
'''[[イニストラード:真夜中の狩り]]''' - Golf(ゴルフ)<br />
<br />
'''[[イニストラード:真紅の契り]]''' - Clubs(クラブ)<ref name="BA_1" /><br />
<br />
'''[[神河:輝ける世界]]''' - Hockey(ホッケー)<br />
<br />
'''[[ニューカペナの街角]]''' - Ice Skating(アイススケート)<br />
<br />
'''未発表''' - Judo(柔道)<br />
<br />
'''未発表''' - Kayaking(カヤック)<br />
<br />
'''未発表''' - Lacrosse(ラクロス)<br />
<br />
'''未発表''' - Marathon(マラソン)<br />
<br />
'''未発表''' - Netball([[Wikipedia:ja:ネットボール|ネットボール]])<br />
<br />
'''未発表''' - Offroading(オフロード走行)<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/648788046599356416/how-far-ahead-are-you-working-on-projects-compared How far ahead are you working on projects compared...](Blogatog 2021年4月18日)</ref><br />
<br />
'''未発表''' - Polo([[Wikipedia:ja:ポロ|ポロ]])<br />
<br />
'''未発表''' - Quilting<br />
<br />
'''未発表''' - Rugby(ラグビー)<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/673845890924118016/with-the-4-sets-we-get-each-year-along-with-the With the 4+ sets we get each year, along with the...](Blogatog [[2022年]]1月19日)</ref><br />
*ここから、特定のテーマに沿った単語が頭文字のアルファベット順に採用されるようになった。最初のテーマはスポーツ<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/160142121793/new-codenames New Codenames](Blogatog [[2017年]]4月30日)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/strixhaven-vision-design-handoff-document-part-1-2021-04-19 Strixhaven Vision Design Handoff Document, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034997/ 『ストリクスヘイヴン』展望デザイン提出文書 その1](Making Magic 2021年4月19日 Mark Rosewater著)</ref>。<br />
**ZebraとClubsは本来の計画から外れて企画されたセットであり(この辺りの事情は[[基本セット]]の項目を参照)、この規則から外れている。<br />
<br />
==[[サプリメント・セット]]==<br />
'''[[プレインチェイス]]''' - Hopscotch([[Wikipedia:ja:ホップスコッチ|ホップスコッチ]])<br />
<br />
'''[[統率者 (カードセット)|統率者]]''' - Bedlam(大混乱、大騒ぎ)<br />
<br />
'''[[Modern Masters]]''' - Picasso([[Wikipedia:ja:パブロ・ピカソ|ピカソ]])<br />
<br />
'''[[コンスピラシー]]''' - Hydra([[ハイドラ]])<br />
<br />
'''[[モダンホライゾン]]''' - Decadence(退廃)<br />
<br />
'''[[Mystery Booster]]''' - Whirlpool(渦巻)<br />
<br />
'''[[統率者レジェンズ]]''' - Chevron([[Wikipedia:ja:シェブロン (紋章学)|山形紋]])<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[用語集]]</div>
172.31.56.17
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%A0
コードネーム
2022-01-20T03:50:03Z
<p>172.31.56.17: </p>
<hr />
<div>'''コードネーム'''(''Code Names'')とは、製作段階にある[[カード・セット]]の仮称で、[[開発部]]で主に用いるためにある。<br />
<br />
コードネームに用いられている言葉と、そのセットの正式名称や内容は基本的に無関係である。<br />
<br />
==アライアンス==<br />
'''[[アライアンス]]''' - Quack(クワック)<br />
<br />
*Mac OSのファイルフォルダを開いた時の音に由来<ref name="MM_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/codename-game-2002-08-12-0 Codename of the Game]([[Making Magic]] [[2002年]]8月12日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。本来はアヒルの鳴き声を示す。<br />
<br />
==[[ミラージュ・ブロック]]==<br />
'''[[ミラージュ]]''' - Sosumi<br />
<br />
*Mac OSのシステムビープ音が由来。<br />
<br />
'''[[ビジョンズ]]''' - Mirage Jr.(ミラージュジュニア)<br />
<br />
*ミラージュを分割したために「ミラージュの子」という意味。最初から構想が定まっていたために当初はコードネームがなかった<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
'''[[ウェザーライト]]''' - Mochalatte(モカラテ)<br />
<br />
*本来存在しないコーヒーの名。開発会議がスターバックスで多く行われていたことに由来<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[テンペスト・ブロック]]==<br />
'''[[テンペスト]]''' - Bogavhati(ボガヴァティ)<br />
<br />
*本来は[[毒カウンター]]を用いる[[土地]]の名であったが、没になった後、「有毒沼」というコンセプトがテンペストの概念としてピッタリだとして名づけられた<ref name="MM_1" />。<br />
*なお、[[ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal]]の名はこのコードネームから取られている。<br />
<br />
'''[[ストロングホールド]]''' - Rachimulot(レイチムロート)<br />
<br />
*開発中に脱稿した[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]の同名のカードの写真から<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
'''[[エクソダス]]''' - Gorgonzola(ゴルゴンゾーラ)<br />
<br />
*開発部の「ゴルゴンゾーラ・チーズのような拡大をしよう」という冗談が由来<ref name="MM_1" />。<br />
*このセットから初めてただの語感やジョーク的意味でコードネームを選び始めた。<br />
<br />
==[[ウルザ・ブロック]]==<br />
'''[[ウルザズ・サーガ]]''' - Armadillo(アルマジロ)<br />
<br />
'''[[ウルザズ・レガシー]]''' - Guacamole(グアカモーレ)<br />
<br />
'''[[ウルザズ・デスティニー]]''' - Chimichanga(チミチャンガ)<br />
<br />
*いずれもメキシコの名物料理。アルマジロの肉に、グアカモーレはアボガドのディップ、チミチャンガは揚げたブリトーのこと。<br />
*語感の良さからArmadilloを思いつき、後の2セットもそれに倣った<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[マスクス・ブロック]]==<br />
'''[[メルカディアン・マスクス]]''' - Archimedes([[Wikipedia:ja:アルキメデス|アルキメデス]]、古代ギリシャの数学者・物理学者・発明家)<br />
<br />
'''[[ネメシス]]''' - Euripides([[Wikipedia:ja:エウリピデス|エウリピデス]]、古代ギリシャの悲劇詩人)<br />
<br />
'''[[プロフェシー]]''' - Dionysius(ディオニシオス、古代ギリシャの軍人)<br />
<br />
*Archimedesは[[Mark Rosewater]]の恋人(後の妻)Loraが提案。それに倣い古代ギリシャの著名人の名前がつけられた<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[インベイジョン・ブロック]]==<br />
'''[[インベイジョン]]''' - Beijing(北京)<br />
<br />
'''[[プレーンシフト]]''' - Hong Kong(香港)<br />
<br />
'''[[アポカリプス]]''' - Shanghai(上海)<br />
<br />
*中国の都市名から(恐らくは開発部スタッフ[[Mike Elliott]]が)選択。当初は別の都市名がつけられていたが、アメリカ人には発音が難しい物があり変更されたとのこと<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[オデッセイ・ブロック]]==<br />
'''[[オデッセイ]]''' - Argon(アルゴン)<br />
<br />
'''[[トーメント]]''' - Boron(ホウ素)<br />
<br />
'''[[ジャッジメント]]''' - Carbon(炭素)<br />
<br />
*ABC順に名前をつけることで各セットの順序が感覚的にわかりやすくなるということで、元素名からABC順に選ばれた名前がつけられた<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[オンスロート・ブロック]]==<br />
'''[[オンスロート]]''' - Manny(マニー)<br />
<br />
'''[[レギオン]]''' - Moe(モー)<br />
<br />
'''[[スカージ]]''' - Jack(ジャック)<br />
<br />
*ABC順のコードネームが好評だったことから、単語の並びから順番が自然にわかるものをコードネームに採用することになった。開発部主任[[Bill Rose]]が自動車用品店「Pep Boys」の宣伝用キャラクターの名前から命名<ref name="MM_1" />。<br />
*「Pep Boys」のない地域で育った人間には逆に順番がわかりにくいと不評だった<ref name="MM_1" />。<br />
<br />
==[[ミラディン・ブロック]]==<br />
'''[[ミラディン]]''' - Bacon(ベーコン)<br />
<br />
'''[[ダークスティール]]''' - Lettuce(レタス)<br />
<br />
'''[[フィフス・ドーン]]''' - Tomato(トマト)<br />
<br />
*「BLTサンド(上記3つの具を挟んだ定番サンドイッチ)」から命名された。<br />
<br />
==[[神河ブロック]]==<br />
'''[[神河物語]]''' - Earth(土)<br />
<br />
'''[[神河謀叛]]''' - Wind(風)<br />
<br />
'''[[神河救済]]''' - Fire(火)<br />
<br />
*70年代にヒットしたソウル・バンド、[[Wikipedia:ja:アース・ウィンド・アンド・ファイアー|Earth, Wind & Fire]]から。<br />
*当初は"Blood," "Sweat," and "Tears"(血と汗と涙)と名付けられていたが、連続する大型エキスパンションがどちらも「B」から始まるのを避けるために変更された<ref name="MM_1" />。<br />
**こちらはその後戦乱のゼンディカー・ブロックのコードネームに採用された。<br />
<br />
==[[ラヴニカ・ブロック]]==<br />
'''[[ラヴニカ:ギルドの都]]''' - Ctrl(コントロール)<br />
<br />
'''[[ギルドパクト]]''' - Alt(オルト)<br />
<br />
'''[[ディセンション]]''' - Delete(デリート)<br />
<br />
*ウィンドウズの強制終了ショートカットキー。<br />
*Ctrlがゲーム用語の[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]と紛らわしいとされた。後述する[[時のらせん]]のコードネームにも紛らわしさがあったことから、以降のコードネームのつけ方には気を使うようになった<ref name="FA_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/coldsnap-qa-2005-10-26 Coldsnap Q&A]/[http://web.archive.org/web/20100109193558/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/product/20051105/index.html コールドスナップのQ&A(Internet Archive)](Feature Article [[2005年]]10月26日 [[Randy Buehler]]著)</ref>。<br />
<br />
==コールドスナップ==<br />
'''[[コールドスナップ]]''' - Splat(スプレィト)<br />
<br />
*水が落ちたときのパシャッというただの擬音。<br />
*時のらせんのコードネームを擬音で表すに際して統一した。<br />
<br />
==[[時のらせんブロック]]==<br />
'''[[時のらせん]]''' - Snap(スナップ)<br />
<br />
'''[[次元の混乱]]''' - Crackle(クラックル)<br />
<br />
'''[[未来予知]]''' - Pop(ポップ)<br />
<br />
*シリアルで有名なケロッグ社のマスコットキャラクター。当時のCMでは三人の名前がリズム良く呼ばれるのが定番だったという。<br />
*Snapが直前のセットの正式名である[[コールドスナップ]]と紛らわしいとされた<ref name="FA_1" />。<br />
<br />
==[[ローウィン・ブロック]]==<br />
'''[[ローウィン]]''' - Peanut(ピーナツ)<br />
<br />
'''[[モーニングタイド]]''' - Butter(バター)<br />
<br />
*次の小ブロックの大型エキスパンションjellyとセットで、お決まりの三連句、とでも言うもの。<br />
<br />
==[[シャドウムーア・ブロック]]==<br />
'''[[シャドウムーア]]''' - Jelly(ゼリー)<br />
<br />
'''[[イーブンタイド]]''' - Doughnut(ドーナッツ)<br />
<br />
==[[アラーラの断片ブロック]]==<br />
'''[[アラーラの断片]]''' - Rock(石)<br />
<br />
'''[[コンフラックス]]''' - Paper(紙)<br />
<br />
'''[[アラーラ再誕]]''' - Scissors(ハサミ)<br />
<br />
*じゃんけんの手から。<br />
<br />
==[[ゼンディカー・ブロック]]==<br />
'''[[ゼンディカー]]''' - Live<br />
<br />
'''[[ワールドウェイク]]''' - Long<br />
<br />
'''[[エルドラージ覚醒]]''' - Prosper<br />
<br />
*「Live long and Prosper」で「長寿と繁栄を」という挨拶文。アメリカのTVドラマ『[[Wikipedia:ja:スタートレック|スタートレック]]』シリーズに出てくる有名な台詞。<br />
<br />
==[[ミラディンの傷跡ブロック]]==<br />
'''[[ミラディンの傷跡]]''' - Lights<br />
<br />
'''[[ミラディン包囲戦]]''' - Camera<br />
<br />
'''[[新たなるファイレクシア]]''' - Action<br />
<br />
*映画の撮影を開始する際のお決まりの三連句、「Lights, Camera, Action!」から。<br />
*ミラディンの傷跡ブロックの企画の一部として、第3セットの情報公開の際、このセットの仮称は「Action」、正式名称は「清純なるミラディン」と「新たなるファイレクシア」のいずれかであるという形で発表された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/announcing-action-2010-12-09 Announcing Action]/[https://web.archive.org/web/20160416144823/http://archive.mtg-jp.com/publicity/010204/ "Action"の告知(Internet Archive)](Magic Arcana [[2010年]]12月9日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。<br />
<br />
==[[イニストラード・ブロック]]==<br />
'''[[イニストラード]]''' - Shake<br />
<br />
'''[[闇の隆盛]]''' - Rattle<br />
<br />
'''[[アヴァシンの帰還]]''' - Roll<br />
<br />
*エルビス・プレスリーの楽曲から。<br />
<br />
==[[ラヴニカへの回帰ブロック]]==<br />
'''[[ラヴニカへの回帰]]''' - Hook(釣り針)<br />
<br />
'''[[ギルド門侵犯]]''' - Line(釣り糸)<br />
<br />
'''[[ドラゴンの迷路]]''' - Sinker(おもり)<br />
<br />
*「hook, line, and sinker」で「鵜呑みにする」という慣用句。由来は「魚が針も糸もおもりも飲み込んでしまう」という意味から。<br />
<br />
==[[テーロス・ブロック]]==<br />
'''[[テーロス]]''' - Friends<br />
<br />
'''[[神々の軍勢]]''' - Romans<br />
<br />
'''[[ニクスへの旅]]''' - Countrymen<br />
<br />
*シェイクスピア「[[Wikipedia:ja:ジュリアス・シーザー(シェイクスピア)|ジュリアス・シーザー]]」からの引用。<br />
<br />
==[[タルキール覇王譚ブロック]]==<br />
'''[[タルキール覇王譚]]''' - Huey(ヒューイ)<br />
<br />
'''[[運命再編]]''' - Dewey(デューイ)<br />
<br />
'''[[タルキール龍紀伝]]''' - Louie(ルーイ)<br />
<br />
*ディズニーのキャラクター、アヒルの三つ子[[Wikipedia:ja:ヒューイ・デューイ・ルーイ|ヒューイ・デューイ・ルーイ]]から。<br />
*発音が韻を踏んでいる上に綴りがバラバラであること、ディズニーに詳しくない人間にとっては3つの順番が分かりにくいことから、Mark Rosewaterは問題のあるコードネームだったと述べている<ref name="MM_2">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/phooey-2015-05-11 Phooey]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014907/ フーイ](Making Magic [[2015年]]5月11日 Mark Rosewater著)</ref>。<br />
*熊異(2[[マナ]]2/2版の[[変異]])の実験のため、タルキール覇王譚をコピーしたもう1つのセットがテストされていた。このセットのコードネームは、第4のアヒル(ヒューイ・デューイ・ルーイは誤って4匹で描かれることがあった)の俗称に因んで「Phooey」とされた<ref name="MM_2" />。<br />
<br />
==[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]==<br />
'''[[戦乱のゼンディカー]]''' - Blood(血)<br />
<br />
'''[[ゲートウォッチの誓い]]''' - Sweat(汗)<br />
<br />
*アメリカの音楽アーティスト、[[Wikipedia:ja:ジョニー・キャッシュ|ジョニー・キャッシュ]]のアルバム「Blood, Sweat and Tears」、あるいはそれをそのまま拝借したアメリカのロック・バンド、[[Wikipedia:ja:ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ|Blood, Sweat & Tears]]から。<br />
*これらは神河ブロックのコードネーム候補でもあった。<br />
*1ブロック2セット制移行に伴い、Tearsは次のブロックへと移動した。<br />
<br />
==[[イニストラードを覆う影ブロック]]==<br />
'''[[イニストラードを覆う影]]''' - Tears(涙)<br />
<br />
'''[[異界月]]''' - Fears(恐怖)<br />
<br />
*イギリスのバンド、[[Wikipedia:ja:ティアーズ・フォー・フィアーズ|Tears for Fears]]から。<br />
<br />
==[[カラデシュ・ブロック]]==<br />
'''[[カラデシュ]]''' - Lock<br />
<br />
'''[[霊気紛争]]''' - Stock<br />
<br />
*「lock, stock, and barrel」で「どれもこれも」「一切合切」という意味の成句。lockは装薬の点火装置、stockは[[Wikipedia:ja:銃床|銃床]]、barrelは[[Wikipedia:ja:銃砲身|銃身]]で、「銃のどのパーツも」の意から。<br />
*1ブロック2セット制移行に伴い、Barrelは次のブロックへと移動した。<br />
<br />
==[[アモンケット・ブロック]]==<br />
'''[[アモンケット]]''' - Barrel(樽)<br />
<br />
'''[[破滅の刻]]''' - Laughs(笑い、楽しみ)<br />
<br />
*第2セットのコードネームは当初Monkeys(猿)だったが、変更された。<br />
*「a barrel of laughs」で「面白い人」「面白いこと」の意。現代では文字通りの意味ではなく、皮肉として使われることが多い。<br />
*「more fun than a barrel of monkeys」で「最高に楽しい」という意味の成句。または樽の中に入った猿を繋げて遊ぶおもちゃ、[[Wikipedia:en:Barrel of Monkeys (game)|Barrel of Monkeys]]から。<br />
<br />
==[[イクサラン・ブロック]]==<br />
'''[[イクサラン]]''' - Ham(ハム)<br />
<br />
'''[[イクサランの相克]]''' - Eggs(卵)<br />
<br />
*ham and eggsで、ハムを添えた卵料理のこと。日本語のハムエッグ(ハム付きの目玉焼き)のほか、ハム付きの炒り卵を含む。<br />
<br />
==[[ドミナリア]]〜[[灯争大戦]]==<br />
'''[[ドミナリア]]''' - Soup(スープ)<br />
<br />
'''[[Salad|2018年夏(開発中止)]]''' - Salad(サラダ)<br />
<br />
'''[[ラヴニカのギルド]]''' - Spaghetti(スパゲッティ)<br />
<br />
'''[[ラヴニカの献身]]''' - Meatballs(ミートボール)<br />
<br />
'''[[灯争大戦]]''' - Milk(牛乳)<br />
<br />
'''2019年夏(開発中止)''' - Cookies(クッキー)<br />
<br />
*イクサラン・ブロックと合わせて、2つずつがそれぞれ朝食・昼食・夕食・夜食の定番メニューとなっている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/145236724828/its-been-a-while-since-we-last-learned-new-code It's been a while since we last learned new code...]([[Blogatog]] [[2016年]]5月31日)</ref>。<br />
*ブロック制の廃止と基本セットの復活に伴い、SaladとCookiesは開発中止になった。<br />
*spaghetti and meatballsもしくはspaghetti with meatballsで、ミートボールの入ったスパゲッティのこと([[Wikipedia:ja:スパゲッティ・ウィズ・ミートボール|参考]])。<br />
<br />
==[[エルドレインの王権]]〜==<br />
'''[[エルドレインの王権]]''' - Archery(アーチェリー)<br />
<br />
'''[[テーロス還魂記]]''' - Baseball(野球)<br />
<br />
'''[[イコリア:巨獣の棲処]]''' - Cricket(クリケット)<br />
<br />
'''[[ゼンディカーの夜明け]]''' - Diving(ダイビング)<br />
<br />
'''[[カルドハイム]]''' - Equestrian(乗馬の)<br />
<br />
'''[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]''' - Fencing(フェンシング)<br />
<br />
'''[[フォーゴトン・レルム探訪]]''' - Zebra(シマウマ)<ref name="BA_1">[https://markrosewater.tumblr.com/post/648826497241694208/hi-mark-what-were-the-codenames-for-the Hi Mark, what were the codenames for the...](Blogatog [[2021年]]4月18日)</ref><br />
<br />
'''[[イニストラード:真夜中の狩り]]''' - Golf(ゴルフ)<br />
<br />
'''[[イニストラード:真紅の契り]]''' - Clubs(クラブ)<ref name="BA_1" /><br />
<br />
'''[[神河:輝ける世界]]''' - Hockey(ホッケー)<br />
<br />
'''[[ニューカペナの街角]]''' - Ice Skating(アイススケート)<br />
<br />
'''未発表''' - Judo(柔道)<br />
<br />
'''未発表''' - Kayaking(カヤック)<br />
<br />
'''未発表''' - Lacrosse(ラクロス)<br />
<br />
'''未発表''' - Marathon(マラソン)<br />
<br />
'''未発表''' - Netball([[Wikipedia:ja:ネットボール|ネットボール]])<br />
<br />
'''未発表''' - Offroading(オフロード走行)<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/648788046599356416/how-far-ahead-are-you-working-on-projects-compared How far ahead are you working on projects compared...](Blogatog 2021年4月18日)</ref><br />
<br />
'''未発表''' - Polo([[Wikipedia:ja:ポロ|ポロ]])<br />
<br />
'''未発表''' - Quilting<br />
<br />
'''未発表''' - Rugby(ラグビー)<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/673845890924118016/with-the-4-sets-we-get-each-year-along-with-the With the 4+ sets we get each year, along with the...](Blogatog [[2022年]]1月19日)</ref><br />
*ここから、特定のテーマに沿った単語が頭文字のアルファベット順に採用されるようになった。最初のテーマはスポーツ<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/160142121793/new-codenames New Codenames](Blogatog [[2017年]]4月30日)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/strixhaven-vision-design-handoff-document-part-1-2021-04-19 Strixhaven Vision Design Handoff Document, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034997/ 『ストリクスヘイヴン』展望デザイン提出文書 その1](Making Magic 2021年4月19日 Mark Rosewater著)</ref>。<br />
**ZebraとClubsは本来の計画から外れて企画されたセットであり(この辺りの事情は[[基本セット]]の項目を参照)、この規則から外れている。<br />
<br />
==[[サプリメント・セット]]==<br />
'''[[プレインチェイス]]''' - Hopscotch([[Wikipedia:ja:ホップスコッチ|ホップスコッチ]])<br />
<br />
'''[[統率者 (カードセット)|統率者]]''' - Bedlam(大混乱、大騒ぎ)<br />
<br />
'''[[Modern Masters]]''' - Picasso([[Wikipedia:ja:パブロ・ピカソ|ピカソ]])<br />
<br />
'''[[コンスピラシー]]''' - Hydra([[ハイドラ]])<br />
<br />
'''[[モダンホライゾン]]''' - Decadence(退廃)<br />
<br />
'''[[Mystery Booster]]''' - Whirlpool(渦巻)<br />
<br />
'''[[統率者レジェンズ]]''' - Chevron([[Wikipedia:ja:シェブロン (紋章学)|山形紋]])<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[用語集]]</div>
172.31.56.17