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死者の原野/Field of the Dead
2020-01-15T14:42:42Z
<p>126.242.165.12: </p>
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<div>{{Otheruses|[[基本セット2020]]初出の[[土地]]・[[カード]]|同名の[[デッキ]]|死者の原野}}<br />
{{#card:Field of the Dead}}<br />
<br />
[[土地]]としての性能は[[タップイン]]・[[無色マナ]]と貧弱だが、土地を出すたびに[[名前]]の異なる7つ以上の土地を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態なら[[ゾンビ]]・[[トークン]]を[[生成]]する土地。<br />
<br />
一度条件を整えてしまえばあとは全ての土地にタダでトークンがついてくるため、長期戦において[[テンポ]]を損なわずに戦力を増強していくことができる。その一方で条件成立以後も後続の土地が必要となるため、消耗戦であってはならない。性質上、[[色]]の多い[[デッキ]]であるほど土地の種類を自然に増やせるので相性が良いが、[[スタンダード]]でも同時期に様々な[[多色地形]]が収録されているため、3色もあれば十分ではある。条件成立後も土地[[サーチ]][[呪文]]をトークン生成の種として活用できることもあり、[[ターボランド (用語)|ターボランド]]系デッキのフィニッシャーとして高い適性を持っている。<br />
<br />
スタンダードでわずかな期間ながら同居する[[風景の変容/Scapeshift]]との[[シナジー]]は絶大であり、7種類以上揃うようにサーチすれば出した土地の数×死者の原野の数だけゾンビが湧き出る[[コンボ]]が成立する(→[[スケープシフト#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|スケープシフトデッキ]])。風景の変容の退場後も、サーチ要員として用いられていた[[不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim]]に比重を置いた[[ゴロス・ランプ]]に形を変えて[[トップメタ]]に君臨し続けたが、早々に禁止指定となった。<br />
<br />
[[パイオニア]]においても、[[約束の刻/Hour of Promise]]と組み合わせた[[ランプ]]デッキが存在する→[[死者の原野#パイオニア|死者の原野]]。スタンダード期以上の安定性でトークン量産体制に入る事ができ、[[守護フェリダー/Felidar Guardian]]禁止後はフォーマットにおける[[アンフェアデッキ]]の代表として存在感を持っていた。<br />
<br />
[[モダン]]以下の環境でも[[原始のタイタン/Primeval Titan]]と共にデッキの中核を担うランプデッキが成立した(→[[死者の原野#モダン|死者の原野]])ほかに、[[ヴァラクート]]や[[Amulet Combo]]、[[土地単]]などのデッキの追加の勝ち手段として少数採用されている。<br />
<br />
[[リミテッド]]ではさすがに条件を満たすのが難しい。[[変則的な稀少度]]の[[コモン]]で[[隠れ家]]10種、[[レア]]で[[神殿]]5種が収録されているので種類は揃えられなくはないが、土地を伸ばしたりサーチする手段が少ないので相当な引きが求められる。[[エルフの開墾者/Elvish Reclaimer]]を生き残らせるのが最も現実的か。<br />
<br />
==禁止指定==<br />
[[2019年]]10月25日([[Magic: The Gathering Arena]]では10月24日、[[Magic Online]]では10月21日)より、[[スタンダード]]で[[禁止カード]]に指定される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/october-21-2019-banned-and-restricted-announcement October 21, 2019 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033235/ 2019年10月21日 禁止制限告知]</ref>。これを[[キーカード]]とする[[ゴロス・ランプ]]は勝率と使用率が高いだけでなく、長期戦において回避不可能な勝ち手段を持つことから、スタンダードの戦略の選択肢を狭めていた。また[[ゲーム]]がどれも似通った動きになること、土地なので対処が難しいこと、長期戦を推奨しゲームを長引かせることも問題視された。<br />
<br />
*当初、次回の禁止制限告知は11月18日とされていたが、これを10月21日に変更した上での異例の禁止告知となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/october-7-2019-banned-and-restricted-announcement October 7, 2019 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033145/ 2019年10月7日 禁止制限告知]</ref>。<br />
<br />
[[パイオニア]]においても、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の抑圧を理由に、2019年12月3日より禁止カードに指定された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/december-2-2019-pioneer-banned-announcement December 2, 2019 Pioneer Banned Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033494/ 2019年12月2日 パイオニア禁止告知]</ref>。<br />
<br />
==開発秘話==<br />
このカードは、[[スタンダード]]でほとんどプレイされていなかった[[風景の変容/Scapeshift]]に活躍の場を与える目的で作られたカードである。開発中には[[黒マナ]]を生み出す[[マナ能力]]が検討されたこともあったが、[[絵|イラスト]]の事情や[[統率者戦]]の[[固有色]]の問題から、無色マナを生み出すマナ能力に戻された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/play-design/m-files-core-set-2020-red-green-gold-and-more-2019-07-19 The M-Files: Core Set 2020 – Red, Green, Gold, and More]/[https://mtg-jp.com/reading/pd/0032803/ Mファイル『基本セット2020』編・赤、緑、多色、土地、その他](Play Design 2019年7月19日 [[Melissa DeTora]]著)</ref>。<br />
<br />
*結果として、スケープシフトが[[メタゲーム]]に食い込んだところまでは狙い通りの形となったが、風景の変容の退場後にも変わらず(それ以上に)猛威を振るってしまい、新環境開始直後の禁止指定という結果になってしまった。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==参考==<br />
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[レア]]<br />
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