灯争大戦

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テーマは「[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の戦争」。総勢36名([[BOX特典カード]]の[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge]]を含めれば37名)ものプレインズウォーカーが[[カード]]化され、これまで([[神話レア]]導入前の[[ローウィン]]を除き)神話レアでしか収録されてこなかった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]](以下PW)が、[[レア]]と[[アンコモン]]に渡って収録されている。セット内及び将来のデザイン空間を確保するため、灯争大戦のPWは[[エンチャント]]のように[[戦場]]で常に機能する[[能力]]を持ち、アンコモンのPWカードは[[起動コスト]]が[[忠誠度]]マイナスのみの1つの[[忠誠度能力]]、レアのPWカードは2つの忠誠度能力を持つ。他にも[[基本セット2011]]のように各PWの呪文を表したカードも収録。[[コモン]]にもPWに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にPWテーマを行き渡らせている。
 
テーマは「[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の戦争」。総勢36名([[BOX特典カード]]の[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge]]を含めれば37名)ものプレインズウォーカーが[[カード]]化され、これまで([[神話レア]]導入前の[[ローウィン]]を除き)神話レアでしか収録されてこなかった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]](以下PW)が、[[レア]]と[[アンコモン]]に渡って収録されている。セット内及び将来のデザイン空間を確保するため、灯争大戦のPWは[[エンチャント]]のように[[戦場]]で常に機能する[[能力]]を持ち、アンコモンのPWカードは[[起動コスト]]が[[忠誠度]]マイナスのみの1つの[[忠誠度能力]]、レアのPWカードは2つの忠誠度能力を持つ。他にも[[基本セット2011]]のように各PWの呪文を表したカードも収録。[[コモン]]にもPWに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にPWテーマを行き渡らせている。
  
また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ[[市民]]」もテーマの一つとなっている。[[規律の絆/Bond of Discipline|絆サイクル]]をはじめ、[[ギルド/Guild]]の垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、[[多色カード]]であってもギルドの[[透かし]]は一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱った[[カード・セット]]でギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、[[フェザー/Fether]]、[[フブルスプ/Fblthp]]、[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]]など、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。
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また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ[[市民]]」もテーマの一つとなっている。[[規律の絆/Bond of Discipline|絆サイクル]]をはじめ、[[ギルド/Guild]]の垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、[[多色カード]]であってもギルドの[[透かし]]は一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱った[[カード・セット]]でギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、[[フェザー/Feather‎]]、[[フブルスプ/Fblthp]]、[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]]など、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。
  
 
セット固有のメカニズムとして、ボーラスが[[アモンケット/Amonkhet]]で創り上げた[[ゾンビ]]の[[軍団]]、[[永遠衆/Eternal|戦慄衆/Dreadhorde]]を表す[[キーワード処理]]、[[動員]]が登場。動員やPWをサポートする[[増殖]]が再登場している。[[混成カード]]、[[有色アーティファクト]]、[[機体]]も収録されており、特に[[有色]]機体は初登場となる。また名前は付いていないが[[獰猛]]と同じ[[パワー]]4以上のクリーチャーがいれば強化されるカードが[[赤]]と[[緑]]に割り当てられている。
 
セット固有のメカニズムとして、ボーラスが[[アモンケット/Amonkhet]]で創り上げた[[ゾンビ]]の[[軍団]]、[[永遠衆/Eternal|戦慄衆/Dreadhorde]]を表す[[キーワード処理]]、[[動員]]が登場。動員やPWをサポートする[[増殖]]が再登場している。[[混成カード]]、[[有色アーティファクト]]、[[機体]]も収録されており、特に[[有色]]機体は初登場となる。また名前は付いていないが[[獰猛]]と同じ[[パワー]]4以上のクリーチャーがいれば強化されるカードが[[赤]]と[[緑]]に割り当てられている。

2019年4月29日 (月) 12:25時点における版

灯争大戦/War of the Spark
シンボル ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの角とプレインズウォーカー・シンボル
略号 WAR
発売日 :2019年5月3日
M:TGA:2019年4月25日
セット枚数 全264+11種類

灯争大戦/War of the Sparkは、スタンダードフォーマット用のエキスパンション2019年5月3日発売予定。キャッチコピーは「最後の戦いを目撃せよ/Be there when it ends」。

目次

概要

ラヴニカのギルドラヴニカの献身に続き、ラヴニカ/Ravnicaを舞台とする。ゲートウォッチ/The Gatewatchニコル・ボーラス/Nicol Bolasとの最終決戦が描かれる三部作の最終作であり、アラーラの断片ブロックから続いた大修復/The Mending後のニコル・ボーラスの野望を描いた一連の物語の完結編。

テーマは「プレインズウォーカー/Planeswalkerの戦争」。総勢36名(BOX特典カード橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridgeを含めれば37名)ものプレインズウォーカーがカード化され、これまで(神話レア導入前のローウィンを除き)神話レアでしか収録されてこなかったプレインズウォーカーカード(以下PW)が、レアアンコモンに渡って収録されている。セット内及び将来のデザイン空間を確保するため、灯争大戦のPWはエンチャントのように戦場で常に機能する能力を持ち、アンコモンのPWカードは起動コスト忠誠度マイナスのみの1つの忠誠度能力、レアのPWカードは2つの忠誠度能力を持つ。他にも基本セット2011のように各PWの呪文を表したカードも収録。コモンにもPWに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にPWテーマを行き渡らせている。

また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ市民」もテーマの一つとなっている。絆サイクルをはじめ、ギルド/Guildの垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、多色カードであってもギルドの透かしは一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱ったカード・セットでギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、フェザー/Feather‎フブルスプ/Fblthp虐殺少女/Massacre Girlなど、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。

セット固有のメカニズムとして、ボーラスがアモンケット/Amonkhetで創り上げたゾンビ軍団戦慄衆/Dreadhordeを表すキーワード処理動員が登場。動員やPWをサポートする増殖が再登場している。混成カード有色アーティファクト機体も収録されており、特に有色機体は初登場となる。また名前は付いていないが獰猛と同じパワー4以上のクリーチャーがいれば強化されるカードがに割り当てられている。

日本オリジナルアートプレインズウォーカー

日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本人イラストレーター描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入される[7][8]

  • 通常版に比べて文章欄までイラストが拡張され、より派手になっている。またすべてのオリジナルアート版にプレミアム・カード仕様が存在する。
  • 基本セット2020シーズン中の各言語のプレリリースパックにも、4パックに1つの割合でいずれかのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カード(パックの言語に依らず日本語版のみ)がプレリリース・カードとして封入されている。

登場したプレインズウォーカー達

表記順はステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたちより。また、上述の通り各プレインズウォーカーに関連するカードが最低1枚収録されている(いずれもBOX特典カードでのみ収録されているテゼレット/Tezzeret除く)。

キャラクター名 カード名 プレインズウォーカーの呪文
サムト/Samut 暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher サムトの疾走/Samut's Sprint
ニコル・ボーラス/Nicol Bolas 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God ボーラスの占い師/Augur of Bolas
アショク/Ashiok 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render アショクの潜伏者/Ashiok's Skulker
カズミナ/Kasmina 謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor カズミナの変成/Kasmina's Transmutation
ドムリ・ラーデ/Domri Rade ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas ドムリの待ち伏せ/Domri's Ambush
テヨ・ベラダ/Teyo Verada 盾魔道士、テヨ/Teyo, the Shieldmage テヨの光盾/Teyo's Lightshield
ラル・ザレック/Ral Zarek 嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit ラルの発露/Ral's Outburst
タミヨウ/Tamiyo 伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales タミヨウの天啓/Tamiyo's Epiphany
カーン/Karn 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator カーンの拠点/Karn's Bastion
ヤヤ・バラード/Jaya Ballard 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage ヤヤの挨拶/Jaya's Greeting
ティボルト/Tibalt 無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator ティボルトの憤怒鬼/Tibalt's Rager
放浪者/The Wanderer 放浪者/The Wanderer 放浪者の一撃/Wanderer's Strike
キオーラ/Kiora ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner キオーラの堰破り/Kiora's Dambreaker
ソリン・マルコフ/Sorin Markov 復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord ソリンの渇き/Sorin's Thirst
テフェリー/Teferi 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler テフェリーの時間改変/Teferi's Time Twist
アングラス/Angrath 混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos アングラスの暴力/Angrath's Rampage
ドビン・バーン/Dovin Baan 支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control ドビンの拒否権/Dovin's Veto
アジャニ/Ajani 寛大なる者、アジャニ/Ajani, the Greathearted アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
アーリン・コード/Arlinn Kord 群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack アーリンの狼/Arlinn's Wolf
オブ・ニクシリス/Ob Nixilis 憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Hate-Twisted オブ・ニクシリスの残虐/Ob Nixilis's Cruelty
ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu 野生造り、ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu, Wildcrafter 忠実な相棒、モーウー/Mowu, Loyal Companion
ファートリ/Huatli 太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart ファートリの猛竜/Huatli's Raptor
サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol 主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless サルカンの浄化/Sarkhan's Catharsis
サヒーリ・ライ/Saheeli Rai 崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer サヒーリの銀翼/Saheeli's Silverwing
ナーセット/Narset 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils ナーセットの逆転/Narset's Reversal
ナヒリ/Nahiri 石の嵐、ナヒリ/Nahiri, Storm of Stone ナヒリの石刃/Nahiri's Stoneblades
ウギン/Ugin 人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable ウギンの召喚体/Ugin's Conjurant
ダブリエル・ケイン/Davriel Cane はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage ダブリエルの影忘/Davriel's Shadowfugue
ヴラスカ/Vraska 群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence ヴラスカの懐刀/Vraska's Finisher
ケイヤ/Kaya 死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead ケイヤ式幽体化/Kaya's Ghostform
ジェイス・ベレレン/Jace Beleren 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries ジェイスの勝利/Jace's Triumph
ギデオン・ジュラ/Gideon Jura 黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade ギデオンの勝利/Gideon's Triumph
リリアナ・ヴェス/Liliana Vess 戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General リリアナの勝利/Liliana's Triumph
ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World ニッサの勝利/Nissa's Triumph
チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar 炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan チャンドラの勝利/Chandra's Triumph
ビビアン・リード/Vivien Reid 野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds ビビアンのアーク弓/Vivien's Arkbow
テゼレット/Tezzeret 橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge

イベント

プレリリース

2019年4月27日、28日(イギリスとアイルランドのみ4月26日~28日)に開催される。

前述の通り、グランプリロンドン19は灯争大戦のプレリリース・グランプリとなり、ミシックチャンピオンシップロンドン19ブースター・ドラフト部門は灯争大戦のブースター・ドラフトとなる(構築ラヴニカの献身までのモダン)。

マジック初心者体験会
ドラフト・ウィークエンド

共に2019年5月4日、5日に開催される。

スタンダード・ショーダウン

2019年5月12日より6月15日まで行われる。

プレインズウォーカー・ウィークエンド

2019年5月26日、27日の間に開催される。ドラフトシールド形式で行われ、プレインズウォーカーのみどのマナ唱えてもよいという特別ルールが追加される。

構築済みデッキ

プレインズウォーカーデッキ

パッケージ・イラスト

注目のストーリー

今回は特にストーリーに注力したセットのため注目のストーリーも3章に分かれており、また表記がなくてもストーリーの重要なカットを表すカードも多い。どのカードがどの章のシーンかはStory Scenes[9]を参照。

注目の第1章
注目の第2章
注目の第3章

開発スタッフ

War of the Spark Creditsを参照。

公式特集ページ

製品情報

開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

その他。

背景設定

広報

動画

マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル

脚注

  1. European War of the Spark Test(News 2019年2月19日)
  2. Mythic Championship II Format and the London Test(News 2019年2月21日)
  3. No More MSRP(News 2019年2月21日)
  4. Ravnica (Magic: The Gathering): War of the Spark(Amazonの販売リンク)
  5. Magic the Gathering Newsletter(Penguin Random House社サイト)
  6. The Planeswalker Tournament(Feature 2019年4月10日)
  7. Japanese Alternate-Art Planeswalkers(News 2019年4月23日)
  8. あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー (こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)
  9. War of the Spark Story Scenes

参考

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