火による戦い/Fight with Fire

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通常は対[[クリーチャー]][[火力]]だが、[[キッカー]]すると10点もの[[割り振る|割り振り]]火力と化す[[ソーサリー]]。
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キッカーなしではクリーチャー限定かつソーサリーと、取り回しにやや難があるが、3[[マナ]]にして5点という[[ダメージ]]の高さは魅力的。[[天使]]や[[ドラゴン]]級ですらこれ1枚で[[焼く|焼ける]]ため、半ば[[赤]]の[[除去|確定除去]]のような振る舞いを見せる。特に同セットの強力カードである[[黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer]]が狙えるのは嬉しい。そして、いざキッカーすれば[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]や[[プレイヤー]]にもダメージを飛ばせるようになり、[[エンドカード]]としても機能する。
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ソーサリー故の使い勝手の悪さこそあるものの、3マナの火力としてはかなり高水準な性能を持っており、[[構築]]/[[リミテッド]]問わず有用な一枚。特にリミテッドでは前述したとおり確定除去に近く、赤を使うなら必ず採用したい[[カード]]。
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参入時の[[スタンダード]]では、[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤単アグロ]]の[[サイドボード]]によく採用される。[[大型クリーチャー]]への除去として有用なことに加え、[[ラムナプ・レッド]]以降の赤単は4~5マナのカードの割合が高く[[土地]]も多めの[[ミッドレンジ]]寄りの構築が主流であり、長期戦になった場合や[[青白コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|青白コントロール]]に[[残骸の漂着/Settle the Wreckage]]を使われた場合など、9マナ貯まる状況も珍しくなく、キッカーして[[対戦相手]]を焼き殺すこともしばしば。
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また[[ラヴニカのギルド]]参入後は、キッカーしたこれを[[発展+発破/Expansion+Explosion|発展/Expansion]]で[[コピー]]して[[勝利]]する[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]も登場した。
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*[[マグマの裂け目/Magma Rift]]の[[上位互換]]。
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*使い勝手こそ異なるが、往年の[[ウルザの激怒/Urza's Rage]]の[[リメイク]]といった趣のカード。あちらが[[ウルザ/Urza]]の[[呪文]]を描いたものであるのに対し、こちらは老齢となった[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)|ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]の呪文である({{Gatherer|id=444352}})。
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*9マナ10点には[[焼尽の風/Searing Wind]]もある。そちらと比較するとソーサリーかつ[[ダブルシンボル]]だが、より柔軟性が上がっている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]

2020年1月8日 (水) 01:00時点における版


Fight with Fire / 火による戦い (2)(赤)
ソーサリー

キッカー(5)(赤)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(5)(赤)を支払ってもよい。)
クリーチャー1体を対象とする。火による戦いはそれに5点のダメージを与える。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに、望む数のクリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを対象とする。火による戦いはそれらに10点のダメージをあなたの望むように分割して与える。


通常は対クリーチャー火力だが、キッカーすると10点もの割り振り火力と化すソーサリー

キッカーなしではクリーチャー限定かつソーサリーと、取り回しにやや難があるが、3マナにして5点というダメージの高さは魅力的。天使ドラゴン級ですらこれ1枚で焼けるため、半ば確定除去のような振る舞いを見せる。特に同セットの強力カードである黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringerが狙えるのは嬉しい。そして、いざキッカーすればプレインズウォーカープレイヤーにもダメージを飛ばせるようになり、エンドカードとしても機能する。

ソーサリー故の使い勝手の悪さこそあるものの、3マナの火力としてはかなり高水準な性能を持っており、構築/リミテッド問わず有用な一枚。特にリミテッドでは前述したとおり確定除去に近く、赤を使うなら必ず採用したいカード

参入時のスタンダードでは、赤単アグロサイドボードによく採用される。大型クリーチャーへの除去として有用なことに加え、ラムナプ・レッド以降の赤単は4~5マナのカードの割合が高く土地も多めのミッドレンジ寄りの構築が主流であり、長期戦になった場合や青白コントロール残骸の漂着/Settle the Wreckageを使われた場合など、9マナ貯まる状況も珍しくなく、キッカーして対戦相手を焼き殺すこともしばしば。

またラヴニカのギルド参入後は、キッカーしたこれを発展/Expansionコピーして勝利するジェスカイ・コントロールも登場した。

参考

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