注釈カード

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注釈カード(Reminder Card)とは、ゲームの状況を記憶する助けとするために、公式で配布されているマーカーである。

目次

解説

ブースターパックトークン・カードの枠に入っていることがある、マーカー用のカード。タルキール覇王譚から登場した。

そのカードセット特有の能力をわかりやすくするために存在する。

例えば、変異予示により裏向きになっているカードが2/2のクリーチャーであることは、一見して分かりづらい。裏向きのクリーチャーの上に変異や予示の注釈カードを置いておけば、クリーチャーであることやP/Tがわかりやすくなる上に、「カードが得体のしれない存在(変異クリーチャー/Morph Creature)に化けている」というストーリー上の雰囲気も出る。

また、追放領域にあるカードが、そこで効果がある能力を持っている場合、除去として追放されたカードなどと同じところに置いておくと混乱の元である。そのような場合、専用のカード置き場を作って注釈カードでそれを示すとわかりやすくなる。置き場はカードだけでなく、エネルギー・カウンターなどのプレイヤーが得るカウンターにもあると便利である。

ゲームの状況を表すために、注釈カードを使わなければならないというルールはない。トークンやカウンターのように、公式でなくとも何らかの物体を用意しなければならない、というものでもない。使うかどうかは、自分がわかりやすいか、対戦相手に(初心者であるなど)わかりやすくする必要があるか、そして遊ぶ上で雰囲気が出るかどうかで判断するといいだろう。

ルール

注釈カードのルールは、マジック・イベント規定におけるマーカーの規定に従う。詳しくはマーカーの記事を参照。

  • その領域にあるカードの枚数がわからないように置くことはできない。注釈カードで他のカードを隠したり、カードがどの領域のものか混乱させるような置き方をしてはならない。
    • 変異カードのようにカードの上に乗せるタイプのものは、下に正規のカードがあることがわかるように少しずらして置くといいだろう。
  • 注釈カードに書かれている文章は、あくまでわかりやすさのためであり、何の効果も及ぼさない。

一覧

特筆のない限り、ブースターパックトークン・カード枠に一定の確率で封入されている。

セット名 用途 文章 備考
タルキール覇王譚
タルキール龍紀伝
変異 あなたは裏向きクリーチャーにこの注釈カードを載せておくことができる。
変異を持つカードは、それを変異コストを支払うことで、いつでも表向きにしてよい。
運命再編 予示 あなたは予示された裏向きクリーチャーにこの注釈カードを載せておくことができる。
予示されたクリーチャー・カードは、それのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。裏向きのカードは、それの変異コストで表向きにしてもよい。
マスターズ25th 変異 あなたは裏向きクリーチャーにこの注釈カードを載せておくことができる。
変異を持つカードは、それを変異コストを支払うことで、いつでも表向きにしてよい。
タルキール覇王譚ブロックとはイラストが異なる
エルドレインの王権 進行中の出来事 出来事解決された後で、その追放したカードをここに置くことができる。あなたは追放領域からそのクリーチャーを唱えてもよい。
イコリア:巨獣の棲処 相棒 ゲームの開始に際し、あなたの開始時のデッキが相棒の条件を満たしているなら、ここにその相棒を持つカード1枚を置いてもよい。あなたはそれを1回のみここから唱えてもよい。 現在の相棒のルールとはテキストが異なる。詳細は相棒を参照

関連項目

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