殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder King

提供：MTG Wiki

他のクリーチャーを利用した二つの起動型能力を持つ伝説のクリーチャー。

本体火力能力によって攻撃を通しづらい小型クリーチャーでも打点に変えることができるのが便利。自身の回収もできるため、除去耐性や打ち消しへの耐性もある。2マナ2/2とこれ自身の性能も悪くないため、クリーチャーの頭数を用意しやすい黒赤ビートダウンに採用するのがよいだろう。

• 屍術士の備蓄品/Necromancer's Stockpileとは、地味ながらも堅実なシナジーを形成する。トークン生成能力により手札と墓地を行き来させることが容易になり、黒マナを2点含む4マナで1ドローという動きが可能になる。また、火力能力の生け贄要員の確保も容易になる。
• 相性のよい墓所這い/Gravecrawlerが入れ替わりでスタンダード落ちする事になったので、併用できる機会に恵まれなかったのが悔やまれた。しかしその後、タルキール覇王譚にて墓所這いと使用感の似ている血に染まりし勇者/Bloodsoaked Championが登場したので、こちらをパートナーとしてもよいだろう。

ルール

• 2番目の起動型能力は、これ自身が墓地にあるときにだけ機能する能力である(CR:113.6k)。
  • ルール文章中の「殺人王、ティマレット」とは、これ自身を意味する(CR:201.4)。墓地にあるティマレットの能力を起動することで、墓地にあるそのティマレット自身を手札に戻す能力である。戦場にいるティマレットの能力で、墓地にある別のティマレットを回収するという能力ではない。
  • 1番目の起動型能力と違って「『他の』クリーチャー」となっていないが、これ自身が戦場にあるときには起動することができないため、自身を生け贄に捧げることはできない。

関連カード

• 殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder King
• 死より選ばれしティマレット/Tymaret, Chosen from Death

ストーリー

ティマレット/Tymaretは蘇りし者/The Returnedの都市国家オドゥノス/Odunosの実質的な指導者。人間には殺人王/The Murder Kingの異名で知られている。

詳細はティマレット/Tymaretを参照。

参考

• 墓地にある間に機能する能力を持つカード
• カード個別評価：テーロス - レア