樹上の草食獣/Arboreal Grazer

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2020年2月24日 (月) 02:33時点におけるつらら (トーク | 投稿記録)による版
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Arboreal Grazer / 樹上の草食獣 (緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

到達
樹上の草食獣が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札から土地カード1枚をタップ状態で戦場に出してもよい。

0/3

ETB能力手札から土地戦場に出せる、タフネス偏重の軽量ビースト

エルフの開拓者/Elvish Pioneerの変種なのだが、基本土地に限定されていた先達と違いあらゆる土地に対応しており、多色デッキに採用できるようになっている。マナ・クリーチャーではないが序盤の展開を加速させることが可能で、除去されても増やした土地が戦場に残る点では、登場時のスタンダードで同居するラノワールのエルフ/Llanowar Elvesよりも安定していると言える。一方で自身からマナを出せず、引いた土地の枚数以上にマナを増やすことはできないという欠点もある。

マナでなく土地の数自体が重要となりやすいターボランド戦略と相性が良く、登場時のスタンダードではターボゲートスケープシフトの最序盤を支えている。稀にだがシミック・ネクサスでも採用されている。ローテーション後もすぐに金のガチョウ/Gilded Gooseというライバルが登場したが、食物シナジーを用いない場合はこちらが使われる・併用されることも多い。

モダンにおいても、同じく土地の数が重要なスケープシフトタイタン・フィールドアミュレット・タイタンで採用されることがある。

1マナ0/3到達と本体のサイズも良く、赤単スライ青単テンポ等の小型クリーチャー主体のデッキに対する防壁として有用。機会は少ないが、防衛持ちではないので攻撃にも参加できる。

リミテッドでも序盤の展開を早めつつエイヴンの永遠衆/Aven Eternalなど主要なコモン飛行持ちを止めることができるため守りに役立つ。特にプレインズウォーカーを多めに確保した低速な戦略を取るなら、プレインズウォーカーをいち早く出させ、そのプレインズウォーカーをしっかり守ってくれるありがたい存在となる。

参考

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