有色アーティファクト

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有色アーティファクト/Colored artifactとは、その名の通りを持っているアーティファクトのことである。


Transguild Courier / ギルド渡りの急使 (4)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

ギルド渡りの急使はすべての色である。

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Onyx Goblet / 縞瑪瑙のゴブレット (2)(黒)
アーティファクト

(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失う。



Moltensteel Dragon / 溶鉄鋼のドラゴン (4)(赤/Φ)(赤/Φ)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ドラゴン(Dragon)

((赤/Φ)は(赤)でも2点のライフでも支払うことができる。)
飛行
(赤/Φ):溶鉄鋼のドラゴンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

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概要

初めて登場した有色アーティファクトはディセンションギルド渡りの急使/Transguild Courierで、マナ・コストには色のついたマナ・シンボルは登場しないが特性定義能力により色を持っている(一時期のオラクルでは色指標に変更されていたが、のちに元に戻された)。その後、未来予知にてマナ・コストに色のついたマナ・シンボルを含むサルコマイトのマイア/Sarcomite Myrが登場。シャドウムーアでは単色混成マナ・シンボルにより色を持つ刈り取りの王/Reaper Kingが登場した。

そして、アラーラの断片ブロックにてエスパー/Esperのテーマに選ばれたことにより一気に数を増やし、以降は様々なカード・セットで扱われるようになった。現在では落葉樹メカニズムに位置付けられており、頻出こそしないものの、度々新カードが登場している。

  • 色を持つアーティファクトというコンセプトには、ギルド渡りの急使よりも前に合金のゴーレム/Alloy Golemが存在する。しかしこちらは戦場に出る際の能力により色を持つため、戦場以外の領域などでは無色である。
  • 印刷様式は、内枠が無色アーティファクトと同じ文章欄などは他の有色カードに準じる。すなわち、1色ならばその色2色ならそれぞれの色を縦に半分ずつ3色以上なら金である。
    • ギルド渡りの急使はこの様式に決定される前のカードであるため、内枠も他の多色に準じて金色で印刷されている(カード画像)。
  • 有色アーティファクトが落葉樹に引き上げられたのはカラデシュ・ブロックの反省からである。強力なアーティファクトが無色であるためにどんなデッキにでも入ることで、アーティファクトに焦点を当てたセットで何度も大問題を引き起こしてきたため、その解決策となることが期待された。さらに常盤木に引き上げる可能性も示されている。[1]

参考

  1. Core Than Meets the Eye/目に見えるよりもっと『基本』(Making Magic 2019年6月24日 Mark Rosewater著)
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